JP2729589B2 - 篩分機付払出し装置 - Google Patents

篩分機付払出し装置

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JP2729589B2 JP7150644A JP15064495A JP2729589B2 JP 2729589 B2 JP2729589 B2 JP 2729589B2 JP 7150644 A JP7150644 A JP 7150644A JP 15064495 A JP15064495 A JP 15064495A JP 2729589 B2 JP2729589 B2 JP 2729589B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉱石や石灰石などのよ
うな原料の篩分け及び払出し用の回転ローラを有するロ
ールスクリーンを備えた篩分機付払出し装置に関し、特
に、メンテナンス性等が改善された篩分機付払出し装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば石灰石などの原料は、採掘された
後篩分けが行なわれ、次に細かく破砕されて製品に仕上
げられる。この篩分け工程は、原料に含まれている泥分
や粘土分などの粉分を抜き取る役目も担っている。原料
に泥分や粘土分などの粉分が多く含まれていると、原料
を破砕するときに粉分による緩衝作用によって、原料の
破砕効率が低下したり、粉分が破砕装置(クラッシャ)
など設備の各構成部品の隙間に入り込んで、故障の原因
となるおそれがあるため、これらの粉分を抜き取ること
が必要なのである。
【0003】従来、このような原料の篩分け及び払出し
には、各種の装置が用いられているが、そのうちの一つ
として複数の回転ローラを適宜な間隔で配列したロール
スクリーンが用いられている。ロールスクリーンは、大
量処理、省エネ、省スペースなどの特長がある。ロール
スルクリーンは、次のような回転ローラの自浄作用によ
って、回転ローラに付着した粉分が掻き落とされるよう
になっている。
【0004】すなわち、自浄作用とは、回転ローラの間
隔に近いサイズの粗い原料が、隣接する回転ローラの間
に留まったままで、回転ローラの回転によって回転ロー
ラとは反対側に回転し、その先端で回転ローラに付着し
ている粉分が掻き落とされたり、原料が流れるときに原
料の鋭利な角によって回転ローラに付着している粉分が
掻き落とされるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のロール
スクリーンは、回転ローラを回転自在に支持するための
軸受け部が、土台となるフレームに固定されていたの
で、回転ローラが原料との接触によって磨耗したときに
は、フレームから軸受け部を取り外すと共に、回転ロー
ラから軸受け部及び駆動用のスプロケットを取り外し
て、回転ローラを交換しなければならなかったので、交
換作業が面倒で保守性が低下するという問題があった。
【0006】したがって、従来、鉱石や石灰石などのよ
うな原料の粗篩(スカルピング)においては、鉱石等の
有用成分の他に泥分や粘土分などの粉分が多く含まれて
いるので、仮に、上記ロールスクリーンの如き装置を使
用するとその保守点検や修理等が極めて頻繁となってし
まい、実際において使用することが出来ないのが現状で
あった。
【0007】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、回転ローラの交換が容易で保守性を向上
させることが可能であり、特に、鉱石等の有用成分の他
に泥分や粘土分などの付着性の粉分が多く含まれている
付着性原料の篩分けをも可能にする篩分機付払出し装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、外
部から供給された原料を蓄積して排出するホッパと、前
記ホッパから排出された前記原料を搬送するため振動す
るパンデッキと、前記パンデッキによって搬送された前
記原料を篩分けするためのロールスクリーンとを具備し
た篩分機付払出し装置において、前記ロールスクリーン
複数の回転ローラ所定個数ずつ組にして回転自在に
支持した支持部を持つ複数のユニットロールスクリーン
として構成され、該各ユニットが前記篩分機付払出し装
置のフレームに着脱自在に取り付けられていることを特
徴とする篩分機付払出し装置によって達成することがで
きる。
【0009】本発明の上記目的は、外部から供給された
原料を蓄積して排出するホッパと、前記ホッパから排出
された前記原料を搬送するため振動するパンデッキと、
前記パンデッキによって搬送された前記原料を篩分けす
るためのロールスクリーンとを具備した篩分機付払出し
装置において、前記ロールスクリーンを構成する回転ロ
ーラはその両端のシャフトがフレームの嵌着溝に上側か
回転不能形状で挿入嵌着可能に構成されており、前記
シャフト間に設けられたローラ部分が該シャフトにベア
リングを介して回転自在に支持されており、かつ前記ロ
ーラ部分には駆動手段にて駆動されるスプロケットが取
り付けられていることを特徴とする篩分機付払出し装置
によっても達成することができる。
【0010】
【作用】本発明においては、回転ローラが所定数ごとに
一体化されてユニットとしてまとめられ、これが装置の
フレームに着脱自在に取付けられている。したがって、
例えば回転ローラのローラ部が磨耗してこれを交換する
場合は、ユニットを取り外してローラ部を交換でき、ロ
ールスクリーン全体を分解する必要がないので、交換作
業が容易になり保守性を向上させることが可能になる。
【0011】また、前記ロールスクリーンを構成する回
転ローラはその両端のシャフトがフレームの嵌着溝に上
側から挿入嵌着可能に構成されていると共に、前記シャ
フト間に設けられたローラ部分が該シャフトに回転自在
に支持され、かつローラ部分には駆動手段にて駆動され
るスプロケットが取り付けられていることにより、回転
ローラのフレームに対する固定は、シャフトと嵌合溝と
の簡単な嵌合によりおこなわれているので、回転ローラ
の着脱は極めて容易である。
【0012】
【実施例】次に、本発明に係わる付着性原料用篩分機付
払出し装置の実施例について、図1乃至図6を参照して
詳細に説明する。図1は本発明に係わる篩分機付払出し
装置を示す側面図、図2は図1のA矢視図、図3は図1
のB−B断面図、図4は回転ローラの駆動方法を示す
図、図5は付着性原料用篩分機付払出し装置の動作を示
す図、図6は別の実施例を示す図である。
【0013】図1に示すように、本発明による篩分機付
払出し装置1は、外部から供給された原料37(図5)
を蓄積して排出するためのホッパ11が設けられ、その
排出側にパンデッキ12が配置されている。パンデッキ
12は原料37を搬送するためのもので、図2に示すよ
うに枠部13の上に、原料37の後方からの落下を防止
するため後端部が高くなっている平板14が設けられて
いる。
【0014】パンデッキ12の排出側には、原料37を
篩分け及び払い出すため、ユニット式ロールスクリーン
15が配置されている。このユニット式ロールスクリー
ン15は、複数個のロールスクリーン、本例では第1ユ
ニットロールスクリーン15A、第2ユニットロールス
クリーン15B及び第3ユニットロールスクリーン15
Cによって構成されている。各ユニットロールスクリー
ン15A〜15Cは、複数個、例えばそれぞれ4個の回
転ローラ16A,16B,16Cによって構成され、こ
れらが同一面上に所定の間隔で配置されている。
【0015】図1には、3個のユニットロールスクリー
ン15A〜15Cが示されているが、4個以上又は2個
とすることができる。また、各ユニットロールスクリー
ン15A〜15Cの回転ローラ16A〜16Cは、5個
以上又は3個以下とすることができる。ユニット式ロー
ルスクリーン15は、図2に示すように各回転ローラ1
6A〜16Cに、それぞれ同一幅の円周溝19が複数設
けられている。各回転ローラ16A〜16Cの円周溝1
9は、原料37の流れ方向に沿って整合配置されてお
り、隣接する回転ローラ16A〜16Cの円周溝19、
19によって形成される隙間20が篩目となる。すなわ
ち、回転ローラ16A〜16Cの篩目(隙間20)より
大きな原料37中の原石は、回転ローラ16A〜16C
によって最後まで搬送されて払い出される。また、原料
37中の隙間20より小さな原石及び泥分や粘土分など
の粉分は、隙間20を通って落下する。
【0016】これらの回転ローラ16A〜16Cは、パ
ンデッキ12を支持する側部17、18に、軸受けを介
して回転自在に取付けられている。パンデッキ12及び
ユニット式ロールスクリーン15上にある原料37が側
方に落下するのを防止するため、側部17、18の上端
が、パンデッキ12及びユニット式ロールスクリーン1
5より高くなっている。
【0017】パンデッキ12の両側の側部17、18に
は、発振手段、本例では偏心板21、22が配置されて
いる。これらの偏心板21、22の重心39からずれた
位置にある回転中心が、側部17、18に回転自在に取
付けられた回転軸23の両端に取付けられている。回転
軸23の片側の偏心板22より外側には、プーリ24が
取付けられている。
【0018】一方、偏心板22の図中左下には、モータ
25が配置されている。モータ25の回転軸26には、
プーリ27が取付けられている。そして、中心軸23の
プーリ24と、モータ25のプーリ27にベルト28が
巻回されている。これによって、偏心板21、22がモ
ータ25で回転駆動される。偏心板21、22は回転中
心が重心39からずれているので、回転することによっ
て側部17、18、したがって、パンデッキ12に振動
が発生する。なお、ユニット式ロールスクリーン15の
回転ローラ16A〜16Cに振動を加えることもでき
る。
【0019】なお、発振手段の上記説明並びに図示の構
造では、実際には振動は回転運動となり、原料の払出し
が上手く出来ないために振動を直線運動とする工夫がな
されている。これは、便宜上図示は省略するが、例えば
回転軸を2本に分け、それらをギヤ等を介して互いに逆
転するようにして振動を直線運動を生じるように構成さ
れている。
【0020】ユニット式ロールスクリーン15の流出端
の回転ローラ16Cには、側部18の外側に配置された
モータ29が、継手30を介して連結されている。回転
ローラ16A〜16Cに振動が加えられる場合は、継手
30として自在継手例えばユニバーサルジョイント30
を使用することができる。ユニバーサルジョイントを使
用することによって、回転ローラ16A〜16Cが振動
しても、モータ25の回転力を回転ローラ16A〜16
Cに確実に伝達することができる。
【0021】各回転ローラ16A〜16Cは、図3に示
すようにフレームである側部17、18に取付けられて
いる。側部17、18には載置板30が横設され、その
上に回転ローラ16A〜16Cの両側を支持する支持部
31(片側のみ図示)の底板32が、ボルト33によっ
て取付けられている。底板32の図中の右側には、縦板
34が立設されている。縦板34の内側には、内板35
が設けられている。縦板34及び内板35は、4個の回
転ローラ16A〜16Cを取付けるだけの大きさになっ
ている。
【0022】縦板34の外側には、所定の間隔で4個の
ベアリングボックス36が取付けられている。ベアリン
グボックス36内のベアリング37には、シャフト38
がはめ込まれている。シャフト38の外端部には、スプ
ロケット39が取付けられている。シャフト38の内端
部には、中空のローラ40がはめ込まれている。ローラ
40には、所定の間隔でリング41が固着されている。
リング41によって、上述の溝19が形成されている。
シャフト38とローラ40は、例えばシュパンリングな
どの摩擦締結部材42によって、着脱自在に固定されて
いる。ローラ40の端部には、原料37がローラ40の
内部に入るのを防止するため、蓋43がビスなどで取付
けられている。ベアリングボックス36とスプロケット
39は、カバー44によって被覆されており、原料37
が入り込むのを防止している。
【0023】ローラ40の直下には、ローラ40との間
に所定の隙間を形成するクリーナ45が配置されてい
る。クリーナ45は、平板で櫛歯状に形成されている。
ローラ40に付着した泥分や粘土分などの粉分は、クリ
ーナ45によって強制的に掻き落とされる。ローラ40
とクリーナ45の隙間は、回収する原料37の要求粒
度、原料水分などに応じて簡単に調整することができ
る。
【0024】このように構成される回転ローラ16A〜
16Cは、図1に示すように、第1ユニットロールスク
リーン15Aとして4個の回転ローラ16Aが、支持部
31に取付けられている。同様に、第2ユニットロール
スクリーン15Bとして、4個の回転ローラ16Bが支
持部31に取付けられ、第3ユニットロールスクリーン
16Cとして、4個の回転ローラ16Cが支持部31に
取付けられている。各ユニットロールスクリーン15A
〜15Cは、ボルト33を抜くことによって側部17、
18から簡単に取り外すことができる。また、各ユニッ
トロールスクリーン15A〜15Cを取り外した後、摩
擦締結部材42を取り外すことによって、ローラ40を
簡単に交換することができる。
【0025】各回転ローラ16A〜16Cは、図4にも
示すように両側に上述のスプロケット39が設けられ、
片方のスプロケット39と右隣のスプロケット39にチ
ェーン46が巻装され、もう片方のスプロケット39と
左隣のスプロケット39にチェーン46が巻装されてい
る。そして、流入端の回転ローラ16Aから流出端の回
転ローラ16Cにかけて、徐々に回転数が増加するよう
に、スプロケット39の歯数が設定されている。これに
よって、複数の回転ローラ16A〜16Cで原料37を
確実に払い出すことが可能になる。
【0026】次に、この篩分機付払出し装置1の動作に
ついて説明する。図5に示すように、ホッパ11に収容
された原料37がパンデッキ12に排出される。パンデ
ッキ12は、偏心板21、22の回転によって図中の左
下側から右上側の方向に振動が加えられており、これに
よって、原料37がユニット式ロールスクリーン15側
に搬送される。パンデッキ12の原料37の搬送量は、
振動数又は振幅を変えることによって調整することがで
きる。
【0027】パンデッキ12によって搬送された原料3
7は、ユニット式ロールスクリーン15の第1ユニット
ロールスクリーン15A〜第3ユニットロールスクリー
ン15Cに供給される。各ユニットロールスクリーン1
5A〜15Cの回転ローラ16A〜16Cは、流入側か
ら排出側にかけて回転数が徐々に増速されているので、
円周溝19間の隙間20(篩目)より大きな原料37中
の原石は、確実に搬送されて製品40として払い出され
る。隙間20より小さな原料37中の原石や粉分は、隙
間20から落下して篩分けられる。
【0028】また、隣接する回転ローラ16A〜16C
の回転数に差があるので、隙間20より僅かに大きくて
回転ローラ16A〜16Cの間に残留した原料37中の
原石は、回転ローラ16A〜16Cと反対側に回転す
る。このとき、残留している原石とその両側の回転ロー
ラ16A〜16との間の摩擦が大きくなり、原石の角部
が削り取られて原石が小さくなる。これによって、残留
していた原料37が隙間20から落下して除去される。
また、原石と回転ローラ16A〜16Cとの摩擦によっ
て、回転ローラ16A〜16Cや原石に付着した泥分や
粘土分などの粉分が掻き落とされる。したがって、回転
ローラ16A〜16の目詰まりがなく、大きさが予め設
定された範囲内の製品40を得ることができる。
【0029】原料37に含まれる粉分の変化、特に細粒
や水分が多くなると、このような粉分の自浄作用が期待
できなくなり、回転ローラ16A〜16Cの粉分の付着
が多くなる。この場合には、回転ローラ16A〜16C
に付着した粉分が、クリーナ45によって掻き落とされ
て強制的に除去されるので、篩分け性能が低下するのを
防止できる。
【0030】また、各回転ローラ16A〜16Cのロー
ラ40が原料37との接触によって磨耗した場合は、各
ユニットロールスクリーン15A〜15C(図1)を取
り外して、摩擦締結部材42(図3)を取り外すことに
より、ベアリングボックス36及びスプロケット39な
どを分解することなく、別のローラ40と簡単に交換す
ることができる。したがって、交換作業の手間を省くこ
とができ、保守性の向上を図ることができる。
【0031】上述のように、本発明による篩分機付払出
し装置1においては、原料37の篩分け及び払出しにユ
ニット式ロールスクリーン15が用いられているので、
原料37が回転ローラ16A〜16Cの間に滞留するこ
となく、所定の範囲の大きさの製品40の篩分け及び払
出しを、確実に行なうことができる。また、原料粒度及
び水分量の変化に対しても篩分け性能を低下させずに、
安定した原料の払出し及び粗篩(スカルピング)が可能
なので、例えば土砂、粘土を多く含む原料や、表土(剥
土)や、建設残土などの払出し及び篩分けによる粗粒原
料(原石)の回収に適用することができる。
【0032】上述の実施例では、回転ローラ16A〜1
6Cのスプロケット39を側部17、18の外側に設け
シャフト38もスプロケット39と共に回転するような
構成について説明したが、本発明は図6及び図7に示す
ようにシャフト51が回転することなく側部17(フレ
ーム)の嵌着溝17aに嵌まり込む構成とすることもで
きる。この実施例の場合、側部17の嵌着溝17aの幅
Wがシャフト51の直径Dよりも小さく構成されてお
り、シャフト51には嵌着溝17aの幅Wに対応して該
嵌着溝17aに嵌まり込み可能な平坦部51aが設けら
れており、図7に示すように側部17の嵌着溝17aに
シャフト51が回転しないようにはめ込まれ、シャフト
51の上側を位置規制するように、押さえ板70がボル
ト71により取り付けられている。このシャフト51に
は以下述べるように中空のローラ部分55が回転自在に
取り付けらている。
【0033】スプロケット50(チェーン60等により
駆動される部分)には、ベアリングボックス52が固定
され、その内側にベアリング53が取付けられている。
ベアリング53には、シャフト51がはめ込まれる。ベ
アリングボックス52の端面には、ボルト54によって
中空のローラ55が固定される。したがって、シャフト
51は回転出来ないように取り付けられていても、スプ
ロケット50とローラ部分55は一体的の回転すること
ができる。
【0034】このような構成においては、押さえ板70
を取り外すだけでローラ55を外すことが可能であり、
ベアリングボックス52及びスプロケット50を分解す
ることなく、ボルト71を取り外すだけで回転ローラ8
0を交換することができ、交換作業を極めて容易にする
ことが可能になる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の篩分機付払
出し装置は、ロールスクリーンの複数の回転ローラが、
所定数ごとに一体化されてユニットになっており、この
ユニットがフレームに着脱自在に取付けられているの
で、回転ローラが原料との接触によって摩擦したときや
その他メンテナンス時において、ユニットを取り外すだ
けで全体を分解することなく回転ローラを極めて簡単に
交換することができるので、交換作業が容易になり保守
性が向上する。
【0036】また、本発明は、ロールスクリーンを構成
する回転ローラが両端にシャフトを有し、このシャフト
がフレームの嵌着溝に上側から挿入嵌着可能に構成され
ていると共に、シャフト間に設けられたローラ部分が該
シャフトに回転自在に支持され、かつローラ部分には駆
動手段にて駆動されるスプロケットが取り付けられてい
ることにより、回転ローラのフレームに対する固定は、
シャフトと嵌合溝との簡単な嵌合によりおこなわれてい
るので、回転ローラの着脱は極めて容易であり、保守点
検等が極めて容易となる。
【0037】したがって、本発明によれば、特に、鉱石
等の有用成分の他に泥分や粘土分などの付着性の粉分が
多く含まれている原料の粗篩も可能にするロールスクリ
ーンタイプの篩分機付払出し装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる篩分機付払出し装置の側面図で
ある。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】回転ローラの駆動方法を示す図である。
【図5】篩分機付払出し装置の動作を説明する図であ
る。
【図6】回転ローラの別の実施例の断面図である。
【図7】図6に示した実施例の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 篩分機付払出し装置 11 ホッパ 12 パンデッキ 15 ユニット式ロールスクリーン 15A 第1ユニットロールスクリーン 15B 第2ユニットロールスクリーン 15C 第3ユニットロールスクリーン 16A〜16C 回転ローラ 20 隙間 21、22 偏心板 25、29 モータ 30 ユニバーサルジョイント 36、52 ベアリングボックス 39、50 スプロケット 40 ローラ 45 クリーナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−34777(JP,U) 実開 平7−14893(JP,U) 実開 平5−86441(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給された原料を蓄積して排出
    するホッパと、 前記ホッパから排出された前記原料を搬送するため振動
    するパンデッキと、 前記パンデッキによって搬送された前記原料を篩分けす
    るためのロールスクリーンとを具備した篩分機付払出し
    装置において、 前記ロールスクリーン複数の回転ローラ所定個数ず
    つ組にして回転自在に支持した支持部を持つ複数のユニ
    ットロールスクリーンとして構成され、該各ユニットが
    前記篩分機付払出し装置のフレームに着脱自在に取り付
    けられていることを特徴とする篩分機付払出し装置。
  2. 【請求項2】 外部から供給された原料を蓄積して排出
    するホッパと、 前記ホッパから排出された前記原料を搬送するため振動
    するパンデッキと、 前記パンデッキによって搬送された前記原料を篩分けす
    るためのロールスクリーンとを具備した篩分機付払出し
    装置において、 前記ロールスクリーンを構成する回転ローラはその両端
    のシャフトがフレームの嵌着溝に上側から回転不能形状
    挿入嵌着可能に構成されており、前記シャフト間に設
    けられたローラ部分が該シャフトにベアリングを介して
    回転自在に支持されており、かつ前記ローラ部分には駆
    動手段にて駆動されるスプロケットが取り付けられてい
    ることを特徴とする篩分機付払出し装置。
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