JPH11104566A - 建設廃棄物用集塵装置のゴミ回収装置 - Google Patents

建設廃棄物用集塵装置のゴミ回収装置

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JPH11104566A
JPH11104566A JP9270052A JP27005297A JPH11104566A JP H11104566 A JPH11104566 A JP H11104566A JP 9270052 A JP9270052 A JP 9270052A JP 27005297 A JP27005297 A JP 27005297A JP H11104566 A JPH11104566 A JP H11104566A
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refuse
construction waste
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Yoshiyuki Tezuka
由行 手塚
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洋一 木内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイクロンやノックアウトボックス等を使用
せずに建設廃棄物の細粒分を回収すると共に、集塵機の
吸引能力の低下を生じさせないような建設廃棄物のゴミ
回収装置を提供する。 【解決手段】 建設廃棄物Gを破砕しこれを回収して再
生利用する際に、建設廃棄物Gに混ざっているゴミや破
砕の際に発生するほこり等を除去すべく吸込みダクト3
7、39、41によりゴミ等を吸込んで、途中に設けら
れているゴミ回収装置45によりゴミ等を除去する。ゴ
ミ回収装置45は所定の大きさの空間を有すると共に網
部材53が、吸込まれたゴミ等の流れから偏心した位置
を中心として回転するので、ゴミ等は網部材の全周にわ
たって付着するので、この付着したゴミ等をゴミ除去エ
アー吹出しノズル62より吐出するエアーにより網部材
53から取除く。取除かれたゴミ等は、ゴミ貯蔵部61
に堆積する。このゴミ貯蔵部61に堆積したゴミ等は、
開閉ゲート65を開けて取除かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は建設廃棄物用集塵
装置のゴミ回収装置に係り、さらに詳しくは、建設廃棄
物を破砕して再利用する破砕設備に使用される建設廃棄
物用集塵装置のゴミ回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、建設廃棄物としての例えばア
スファルト・コンクリート、コンクリート塊は、リサイ
クル法の指定副産物に指定され再生利用を促進するよう
に定められているが、前記廃棄物を再生利用する場合、
廃棄物を破砕して路盤材等に使用されるのが一般的であ
る。また、アスファルト・コンクリートの場合には、路
盤材以外にアスファルト合材として加熱されるのが一般
的である。
【0003】しかしながら、このアスファルト・コンク
リート、コンクリート塊が各現場より工場(破砕設備)
に入荷される場合、このアスファルト・コンクリート、
コンクリート塊に木屑、ビニール袋、軍手等のゴミが混
入されている場合が多く、このゴミが再生利用する際に
問題となり、再生利用の妨げとなっている。
【0004】このため、混入された木屑、ビニール袋、
軍手等のゴミは、アスファルト・コンクリート、コンク
リート塊に混入されたまま破砕設備を通過し、アスファ
ルト・コンクリート、コンクリート塊と一緒に破砕され
た後、ベルトコンベアで搬送され、この搬送の際、例え
ばベルトコンベア上で作業者の目視によりゴミを除去す
るか、または破砕された後、オーバーサイズの篩で除去
されている。さらに、除去されずに残ったゴミは、破砕
設備の途中に設けられた水力選別機または複数の集塵装
置によって製品と分別されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、水力選別機においてはゴミ
と再使用可能な細粒分が一緒に集塵され、なおかつ水処
理の装置が必要となり装置が複雑大型化してしまい又集
塵機でゴミを集塵すると、破砕された細粒分もゴミと一
緒に集塵されてしまう。このため再使用可能な細粒分
は、一次集塵機のノックアウトボックスまたはサイクロ
ンでゴミを集塵し、細粒分はバグフィルタにより集塵さ
れて再使用するようになっているが、一次集塵機で集塵
したゴミには細粒分も混入するので再使用ができなくな
り、細粒分を再使用するようにするためには複数の集塵
機が必要になり、措置が大型化するという問題がある。
【0006】また、ブロアにより吸込まれたゴミ、およ
び破砕されたゴミが集塵機の風量調整ダンパーやダクト
の曲り部分等に引っ掛かったり、そのゴミによる流速の
変動により細粒分、特に細粒分の大きめのものがダクト
内に堆積することがあり、ブロアの吸引能力の低下が生
じるという問題がある。
【0007】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、サイクロンやノック
アウトボックス等を使用せずに建設廃棄物の細粒分を回
収すると共に、集塵機の吸引能力の低下を生じさせない
ような建設廃棄物のゴミ回収装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明の建設廃棄物用集塵装置のゴ
ミ回収装置は、建設廃棄物を破砕して再生利用するべく
破砕された建設廃棄物からほこりやゴミを吸い取る建設
廃棄物用集塵装置のゴミ回収装置であって、前記破砕さ
れた建設廃棄物から微細又は軽量なゴミを吸込む吸込み
ダクトの途中位置において所定以上の大きさのゴミを付
着させるべく前記吸込まれたゴミの流れに直交する面内
で回転自在に設けられた回転回収体を、備えてなること
を特徴とするものである。
【0009】従って、建設廃棄物を破砕しこれを回収し
て再生利用する際に、建設廃棄物に混ざっているゴミや
破砕の際に発生するほこり等を除去すべく吸込みダクト
によりゴミ等を吸込み、吸込みダクトの途中に設けられ
ている回転回収体により再利用可能な細粒分を除いたゴ
ミ等を除去する。
【0010】請求項2による発明の建設廃棄物用集塵装
置のゴミ回収装置は、請求項1の建設廃棄物用集塵装置
のゴミ回収装置において、前記回転回収体が、所定の大
きさの空間を有すると共に前記吸込まれたゴミの流れに
対して偏心した位置において回転駆動される網部材であ
ること、を特徴とするものである。
【0011】従って、所定の大きさの空間を有する網部
材が、吸込まれたゴミ等の流れから偏心した位置を中心
として回転するので、ゴミ等は各々の空間を有する各ブ
ロックの網部材に付着する。
【0012】請求項3による発明の建設廃棄物用集塵装
置のゴミ回収装置は、請求項1または2記載の建設廃棄
物用集塵装置のゴミ回収装置において、前記回転回収体
の外側ケーシングと回転回収体に複数の網取付用シール
プレートを有し、その網取付用シールプレートと外側ケ
ーシングの隙間を非常に少なくしたことを特徴とするも
のである。
【0013】従って、吸込みダクトより流入する細粒分
を含んだゴミは、細粒分は網を通過し所定の大きさのゴ
ミは各ブロックごとに移動し、外側ケーシングと網取付
用シールプレートの隙間を少なくしたことによって吸込
みエアーの影響が少なくなり網部材よりゴミの剥落が容
易になる。
【0014】請求項4による発明の建設廃棄物用集塵装
置のゴミ回収装置は、請求項1、2または3記載の建設
廃棄物用集塵装置のゴミ回収装置において、前記回転回
収体の近傍に設けこの回転回収体に付着したゴミを除去
するための圧縮空気を吹き付ける吐出口を、備えてなる
ことを特徴とするものである。
【0015】従って、網取付用シールプレートに取付け
た網部材の各々にわたって付着しているゴミ等を、この
網部材の近傍に設けられている圧縮空気を吹き付ける吐
出口より圧縮空気を吹き付けることにより網部材から取
除く。
【0016】請求項5による発明の建設廃棄物用集塵装
置のゴミ回収装置は、請求項1、2、3または4記載の
建設廃棄物用集塵装置のゴミ回収装置において、前記圧
縮空気を回転回収体の回転回数または時間サイクルによ
り断続して吹付けることを特徴とするものである。
【0017】従って、網取付用シールプレートに取付け
た網部材の各々にわたって付着しているゴミ等を定期的
に網部材より取除く。
【0018】請求項6による発明の建設廃棄物用集塵装
置のゴミ回収装置は、請求項1、23または5記載の建
設廃棄物用集塵装置のゴミ回収装置において、前記回転
回収体の近傍に設けこの回転回収体に付着したゴミを除
去するために吸込みブロアの吐出しエアの一部を、回転
回収体に吹付ける吐出口に備えてなることを特徴とする
ものである。
【0019】従って、網取付用シールプレートに取付け
た網部材の各々にわたって付着したゴミ等をこの網部材
の近傍に設けられている吸込みブロアの吐出しエアの一
部を吹付けることにより網部材から取除く。
【0020】請求項7による発明の建設廃棄物用集塵装
置のゴミ回収装置は、請求項1、23、4、5または6
記載の建設廃棄物用集塵装置のゴミ回収装置において、
前記回転回収体が除去したゴミを落下させて堆積させる
べく気密を保持して設けられたゴミ貯蔵部と、このゴミ
貯蔵部に堆積したゴミを除去するために開閉自在に設け
られた蓋と、を備えてなることを特徴とするものであ
る。
【0021】従って、回転する網部材に付着させること
により除去されたゴミ等は、網部材から除去されて気密
を保持することにより、貯蔵部よりの吸込みエアーの影
響が少なくなりゴミの落下が容易になりゴミ貯蔵部に堆
積する。このゴミ貯蔵部に堆積したゴミ等は、蓋を開け
て取除かれる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0023】図4には、アスファルト・コンクリート、
コンクリート塊等の建設廃棄物の処理の全体的な流れが
示されている。図4において、原石Sは原石ホッパー1
に投入された後、振動グリズリーフィーダー3に送られ
る。この振動グリズリーフィーダー3にて例えば粒径が
40〜50mmより小さいものと大きいものとに分けら
れて、40〜50mmより小さい粒径の原石Sはベルト
コンベア5、7を経て製品ストックヤード9Aにストッ
クされる。
【0024】前記振動グリズリーフィーダー3にて分け
られた40〜50mmより大きい粒径の原石Sは一次ク
ラッシャー11へ投入され、破砕されてベルトコンベア
13へ送られる。アスファルト・コンクリート、コンク
リート塊等の建設廃棄物からなる切削材Gは切削材ホッ
パー15に投入された後、前記ベルトコンベア13へ送
られる。
【0025】前記ベルトコンベア13に送られた一次ク
ラッシャー11で破砕された砕石を切削材Gはこのベル
トコンベア13で搬送され、二次クラッシャー17に送
られる。この二次クラッシャー17で細粒分に破砕され
た後、ベルトコンベア19、21を経て振動篩い23に
送られる。この振動篩い23で一定の大きさに振るい分
けられて一定の大きさより細かい細粒分はベルトコンベ
ア25を経て製品ストックヤード9Bにストックされ
る。
【0026】前記振動篩い23で振るい分けられた一定
の大きさより大きい細粒分はベルトコンベア27を経て
前記ベルトコンベア13に搬送され、さらに再度二次ク
ラッシャー17へ送られて破砕される。前記製品ストッ
クヤード9A、9Bにストックされた製品は、アスファ
ルト再生プラント、又は路盤材として使用される。
【0027】例えばベルトコンベア13又は21の上方
にはシュート29が設けられている。従って、ベルトコ
ンベア19又は27上の建設廃棄物の細粒分およびゴミ
は、ベルトコンベア19又は27の走行移動によってベ
ルトコンベア19又は27から落されてシュート29を
経て、ベルトコンベア21又は13に移送されるもので
ある。
【0028】前記ベルトコンベア19とシュート29と
の間およびベルトコンベア27とシュート29との間に
は、微細又は軽量なゴミを吸込む吸込みフード31が取
付けてあり、その構造は、特開平6−198210号公
報に詳細に記載されており、集塵装置のゴミ回収装置を
除いたものであるので説明を省略する。
【0029】また、前記振動篩い23の構成も特開平6
−198210号公報に記載されているものと同じもの
なので詳細な説明を省略する。この振動篩い23により
一定以上の大きな細粒分が分別されて前述のようにベル
トコンベア27へ搬送されてベルトコンベア13に至
る。
【0030】前記ベルトコンベア21と振動篩い23と
の間には、微細又は軽量なゴミを吸い込む吸い込みフー
ドが取付けてあり、その構造は、特開平6−19821
0号公報に詳細を記載されており、集塵装置のゴミ回収
装置を除いたものであるので詳細な説明を省略する。
【0031】この発明に係る建設廃棄物用の集塵装置3
3は前記吸込みフードより吹込まれた微細又は軽量なゴ
ミを回収する装置である。よって前記ベルトコンベア2
1に振動篩い23との間より吸込む方式での実施例を説
明する。図1〜図3を参照するに、この集塵装置33で
は、前記振動篩い23のほぼ中央位置より下流側上方に
吸込みフード35が設けられており、この吸込みフード
35はダクト37、39、41により吸込みブロア43
に連結されている。前記ダクト39部分にはこの発明に
係る建設廃棄物用集塵装置のゴミ回収装置45が設けら
れており、前記ダクト39とダクト41の間にはバグフ
ィルタ47が設けられている。
【0032】前記ゴミ回収装置45の円形部分49には
偏心した位置に穴51が設けられており、前記ダクト3
9が接続されている。この円形部分49の内部には所定
の大きさの空間を有する回転回収体である網部材53が
網取付用シールプレート54に取付けてあり、網取付用
シールプレート54により各々の空間を有するブロック
となっている。その網取付用シールプレート54はリン
グ状の支持円筒55に固定されでおり、円形部分49の
ケーシングと網取付用シールプレート54およびリーグ
状の支持円筒55は隙間を非常に少なくてして各々ブロ
ック内の気密性を高めている。リング状の支持円筒55
は回転軸56により回転自在に軸支されており、モータ
57により回転駆動されるようになっている。
【0033】前記円形部分49において回転する前記網
部材53の接線方向下方には、密封されたゴミ貯蔵部で
ある直線部分61が設けられている。この直線部分61
の上方において前記網部材53に近接した位置には、ゴ
ミ除去用吐出エアー吹き出しノズル62が設けられてい
る。このゴミ除去用吐出エアー吹き出しノズル62は接
続管63に接続し吸込みブロア43の排出口67に接続
しており吐出エアーが取り出される様に接続されてい
る。また、接続管63の途中に開閉弁64が設けられて
いる。前記直線部分61の下端には蓋65が開閉自在に
設けられている。この蓋65は常時閉じられており、内
部にたまったゴミを取出す際に開けるようになってい
る。
【0034】上記構成により、吸込みブロア43が作動
すると、ダクト37、39、41を介して吸込みフード
35から空気が吸込まれて、吸込みブロア43に設けら
れている排気口67から排気する。
【0035】このとき、振動篩い23の上方に設けられ
ている吸込みフード35から振動篩い23の振動により
浮き上がった細粒分Cやゴミが吸込まれ、ダクト37を
通ってゴミ回収装置45に導かれる。このゴミ回収装置
45を通過する際に、吸込まれた空気に含まれる所定の
大きさよりも大きなゴミが網部材53の前面(図1中右
側面)に引っ掛かる。この網部材53の後方から前方へ
向かって、前記吸込みブロア43の吐出側から接続管6
3を介してゴミ除去用エアー吐出しノズル62からエア
ーは吐出されているので、この網部材53の前面に引っ
掛かっているゴミが除去される。除去されたゴミは貯蔵
部分が気密性を上げているので、吸込みエアー等の影響
を受けないから自然落下して直線部分61を通り蓋又は
気密性を良くした開閉ゲート65部分にたまるので、蓋
又は開閉ゲート65を開けてゴミを取出して除去する。
【0036】一方、ゴミ回収装置45の網部材53を透
過した空気はダクト39を通ってバグフィルタ47に至
り、このバグフィルタ47により前記網部材53を透過
した細かな細粒分Cを回収する。バグフィルタ47を通
った空気はほこり等が除去されてきれいになっており、
吸込みブロア43の排気口67から放出される。
【0037】以上の結果から、集塵装置33を小型化す
ることができ、設置場所の選択範囲が広がる。また、ゴ
ミを回収するゴミ回収装置45は、ゴミが発生しない箇
所に設けることができるため、この装置の局部より発生
するほこり等による故障を防止することができる。さら
に、ゴミ回収装置45に開閉可能な点検口を取り付ける
ことができるようにすれば、維持・補修が容易になる。
【0038】図5には別の実施の形態が示されている。
この集塵装置69では、前述の図1に示されている集塵
装置33において水平なダクト39の途中位置に設けら
れているゴミ回収装置45の代わりに、吸込みフード3
5のすぐ上にある垂直なダクト37にゴミ回収装置71
を設けたものである。
【0039】従って、図6および図7に示されているよ
うに、ゴミ回収装置71の円形部分73は水平に設けら
れており、この円形部分73に接続されている直線部分
75は円形部分73に直交して下方に設けられている。
この円形部分73と直線部分75との接続位置には、網
部材53により回収されたゴミを直線部分75に落下さ
せるための開口部77(図7中ハッチング部分)が設け
られている。
【0040】その他の構造は前述の集塵装置33のもの
と同様なので、同じ部位には同じ符号を付して重複する
説明は省略する。
【0041】なお、このゴミ回収装置71では、上述し
た実施の形態と同様取付用シールプレート54と外側ケ
ーシングである円形部分73との隙間を非常に小さくし
てあるので、回転している網部材53に垂直なダクト3
7に接続した流入口51によりゴミが付着し網取付用シ
ールプレートで仕切られたブロックが開口部分77に移
動することにより、網部材53に付着したゴミを吸込み
エアーの影響をなくし剥離させて直線部分75に落下さ
せるようにしているが、前述の図1に示したゴミ回収装
置45と同様に、図8に示されているように、エアー吐
出口79aを下向きに有するゴミ除去用エアー吐出ノズ
ル79を前記開口部77の上方に設けて、図示省略のコ
ンプレッサー等の圧縮機からの圧縮空気によりゴミを剥
離させるようにしてもよい。
【0042】なお、この発明は前述の実施の形態に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よる建設廃棄物用集塵装置のゴミ回収装置では、建設廃
棄物を破砕しこれを回収して再生利用する際に、建設廃
棄物に混ざっているゴミや破砕の際に発生するほこり等
を除去すべく吸込みダクトによりゴミ等を吸込んで、吸
込みダクトの途中に設けられている回転回収体によりゴ
ミ等を除去するので、コンパクトな装置によりゴミ等の
除去を行うことができる。また、装置がコンパクトなの
で、所望の場所に取付けることが可能である。
【0044】請求項2の発明による建設廃棄物用集塵装
置のゴミ回収装置では、所定の大きさの空間を有すると
共に網部材が、吸込まれたゴミ等の流れから偏心した位
置を中心として回転するので、ゴミ等は網部材の各々に
わたって付着する。このため、コンパクトな装置により
ゴミ等の除去を長時間行うことができる。
【0045】請求項3の発明による建設廃棄物用集塵装
置のゴミ回収装置では、吸込みダクトより流入する細粒
分を含んだゴミは、細粒分は網を通過し所定の大きさの
ゴミは網取付用シールプレートにより仕切られた各ブロ
ックごとに移動し、外側ケーシングと網取付プレートの
隙間を少なくしたことによって吸込みエアーの影響が少
なくなり網部材よりゴミの剥落が容易になる。
【0046】請求項4の発明による建設廃棄物用集塵装
置のゴミ回収装置では、網取付プレートに取付けた網部
材の各々にわたって付着しているゴミ等を、この網部材
の近傍に設けられている圧縮空気を吹き付ける吐出口よ
り圧縮空気を吹き付けることにより網部材から取除くの
で、長時間連続してゴミ等の除去を行うことができる。
【0047】請求項5の発明による建設廃棄物用集塵装
置のゴミ回収装置では、圧縮空気を回転回数または時間
サイクルにより断続的に網部材に吹付けるので、網部材
の各々にわたって付着しているゴミ等を定期的に網部材
より取除いて回収することができる。このため、ランニ
ングコストを下げることができる。
【0048】請求項6の発明による建設廃棄物用集塵装
置のゴミ回収装置では、吸込みブロアの吐出しエアの一
部を利用して網部材に吹付けるので、網部材に付着した
ゴミを効率良く取除くことができ、圧縮機等が不要とな
り、又ランニングコストを下げることができる。
【0049】請求項7の発明による建設廃棄物用集塵装
置のゴミ回収装置では、回転する網部材に付着させるこ
とにより除去されたゴミ等は、ゴミ貯蔵部の下部気密性
がよいため、下部よりの吸込みエアーの影響が少なくゴ
ミは自然落下し網部材から除去されてゴミ貯蔵部に堆積
するので、長時間連続してゴミ等の除去を行うことがで
きる。また、このゴミ貯蔵部に堆積したゴミ等は、蓋を
開けて容易に取除かれるので、維持補修が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る建設廃棄物用集塵装置のゴミ回
収装置を示す斜視図である。
【図2】図1中II−II位置における断面図である。
【図3】図2中III 方向から見た断面図である。
【図4】建設廃棄物の処理の全体的な流れを示す流れ図
である。
【図5】別の実施の形態に係る図1に相当する図であ
る。
【図6】図5中VI−VI線に沿った断面図である。
【図7】図6中VII −VII 位置から見た平面図である。
【図8】図7の変形例である。
【符号の説明】
31、33 集塵装置 45、71 ゴミ回収装置 35 吸込みフード 37、39、41 吸込みダクト 49、73 円形部分(外側ケーシング) 53 網部材(回転回収体) 54 網取付用プレート 61、75 直線部分(ゴミ貯蔵部) 62、79 エアー吹出しノズル(吐出口) 65 蓋又は開閉ゲート 69 集塵装置 G 切削材(建設廃棄物)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設廃棄物を破砕して再生利用すべく破
    砕された建設廃棄物からほこりやゴミを吸い取る建設廃
    棄物用集塵装置のゴミ回収装置であって、前記破砕され
    た建設廃棄物から微細又は軽量なゴミを吸込む吸込みダ
    クトの途中位置において所定以上の大きさのゴミを付着
    させるべく前記吸込まれたゴミの流れに直交する面内で
    回転自在に設けられた回転回収体を、備えてなることを
    特徴とする建設廃棄物用集塵装置のゴミ回収装置。
  2. 【請求項2】 前記回転回収体が、所定の大きさの空間
    を有すると共に前記吸込まれたゴミの流れに対して偏心
    した位置において回転駆動される網部材であること、を
    特徴とする請求項1記載の建設廃棄物用集塵装置のゴミ
    回収装置。
  3. 【請求項3】 前記回転回収体の外側ケーシングと回転
    回収体に複数の網取付用シールプレートを有し、その網
    取付用シールプレートと外側ケーシングの隙間を非常に
    少なくしたことを特徴とする請求項1または2記載の建
    設廃棄物用集塵装置のゴミ回収装置。
  4. 【請求項4】 前記回転回収体の近傍に設けこの回転回
    収体に付着したゴミを除去するための圧縮空気を吹付け
    る吐出し口を、備えてなることを特徴とする請求項1、
    2または3記載の建設廃棄物用集塵装置のゴミ回収装
    置。
  5. 【請求項5】 前記圧縮空気を回転回収体の回転回数ま
    たは時間サイクルにより断続して吹付けることを特徴と
    する請求項1、2、3または4記載の建設廃棄物用集塵
    装置のゴミ回収装置。
  6. 【請求項6】 前記回転回収体の近傍に設けこの回転回
    収体に付着したゴミを除去するために吸込みブロアの吐
    出しエアの一部を、回転回収体に吹付ける吐出口に備え
    てなることを特徴とする請求項1、2、3または5記載
    の建設廃棄物用集塵装置のゴミ回収装置。
  7. 【請求項7】 前記回転回収体が除去したゴミを落下さ
    せて堆積させるべく気密を保持して設けられたゴミ貯蔵
    部と、このゴミ貯蔵部に堆積したゴミを除去するために
    開閉自在に設けられた蓋と、を備えてなることを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5または6記載の建設廃棄
    物用集塵装置のゴミ回収装置。
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