JP2729200B2 - リフト装置 - Google Patents

リフト装置

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JP2729200B2
JP2729200B2 JP15415894A JP15415894A JP2729200B2 JP 2729200 B2 JP2729200 B2 JP 2729200B2 JP 15415894 A JP15415894 A JP 15415894A JP 15415894 A JP15415894 A JP 15415894A JP 2729200 B2 JP2729200 B2 JP 2729200B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両などの点検や整備
などの際、床下などに埋設されて車両や同部品などを昇
降させるためのリフト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、上記ような用途に用いられるリフ
ト装置として、昇降部を多段にしたもの、特に2段式に
したものが提案されている。このような2段式の場合、
埋設するためのピット深さが浅くて済み、設備コストの
低減が期待できるという利点が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2段式
の場合、次のような改善すべき問題点があった。つま
り、2段式では、一般に第1のラムを外側シリンダ内に
摺動自在に収納させると共に、第2のラムをこの第1の
ラム内に摺動自在に収納させている。そして、その作動
にあたっては、油圧を掛けたとき、最初第1のラムが最
上端まで上昇し、その後、第2のラムが最上端まで上昇
するようになっており、また、下降時には、逆に最初第
2のラムが最下端まで下降し、次に、第1のラムが最下
端まで下降するようになっている。
【0004】ところが、このような作動順序に従って、
正確に作動するには、第2のラムに重い荷重が掛かって
いるか、あるいは無荷重状態でも第2のラム側が十分に
重い場合であって、第2のラム側の構成部分が軽くて、
かつ無荷重状態の場合には、上昇時に第1のラムよりも
先に第2のラムが上昇するという事態が生じるようにな
る。例えば、車両の整備作業において、車両の底面部か
らミッションなどの部品を取り外す場合、無荷重状態の
第2のラムが先に上昇して第1のラムを途中(中間)で
止めた場合を考えると、後から取り外されたミッション
部品などが第2のラムに載せられると、第1のラムが自
重によるフローティング状態にあることから第2のラム
がその重さに勝り沈降し、その油量分だけ第1のラムが
上昇して釣り合うという現象が生じる。この結果、リフ
ト装置の受け台高さが作業中に変位することになって、
大変危険な状況となる。
【0005】このような不都合を解消するため、第2の
ラム側の構成部分を故意に重くする方法も考えられる
が、構造的に無理が生じ易く、また、コスト上昇を招く
という問題がある。そこで、第1のラムと第2のラムの
間に故意に摩擦抵抗を増大させるパッキンなどの部品を
入れて、第2のラムの上昇を抑えるという方法も考えら
れるが、この場合だと、第2のラムが無荷重状態の場
合、スムーズに下降しないという新たな問題が生じる。
【0006】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
なされたもので、基本的には、多段式でありながら、第
1のラムと第2のラムとの作動順位が、当該第2のラム
側のの軽重に関わらず、いかなる場合においても、正確
に作動するようにしたリフト装置を提供せんとするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】かゝる本発明の構成は、
少なくとも第1のラムと第2のラムを有するリフト装置
であって、前記第1のラムは外側シリンダ内に摺動自在
に収納させると共に、前記第2のラムは前記第1のラム
内に摺動自在に収納させる一方、前記第1のラムの底部
には、前記外側シリンダ内の油圧室と当該第1のラム内
の油圧室間に連通された通路径の異なる2本の通路を設
け、かつ、当該各通路内には、第1の弁と第2の弁を組
み込むと共に、前記第1のラムの昇降時当該第1のラム
の底部から垂下される脚部の長さが異なる各弁開成部材
をそれぞれ嵌装させ、前記第1のラムの降下時、前記各
弁開成部材の脚部が時差をもって前記外側シリンダ内の
底面に当接されることによって、順次前記第1の弁と第
2の弁が開成されるようにしたリフト装置にある。
【0008】
【作用】このように構成された本発明では、第1の弁と
第2の弁の作動圧の設定とこれらの各弁を開成させる脚
部の長さが異なる各弁開成部材によって、第1のラムと
第2のラムとの作動順位が常に正確に作動される。
【0009】
【実施例】図1は、本発明に係るリフト装置の一実施例
を示したものである。同図において、1は第1のラム、
2は第2のラム、3は外側シリンダである。第1のラム
1は有底の筒体からなり、同じく有底の筒体からなる外
側シリンダ3内に摺動自在に収納されている。第2のラ
ム2は上部を閉じた筒体からなり、第1のラム1内に摺
動自在に収納されている。この第1のラム1の底部1a
には、2個の弁機構が内蔵されたバルブブロック4が装
着されている。
【0010】一方、上記外側シリンダ3内の油圧室5に
は、ポンプ7を通じて油タンク8が接続されている。さ
らに、この油タンク8の配管部分で、ポンプ7と外側シ
リンダ3内の油圧室5間には、油逃し弁9、ポンプリリ
ーフ弁10が接続されている。そしてまた、上記第2の
ラム2の閉じた上部には、エア抜き弁11が装着され、
さらにその上には、車両のミッションなどの部品である
荷重物が積載される適当な受け台12が取り付けられて
いる。
【0011】上記バルブブロック4の構造は、図2に示
した如くである。つまり、このバルブブロック4内に
は、外側シリンダ3の油圧室5と第1のラム1の油圧室
6との間に連通された通路径の異なる2本の通路20,
30が設けてある。そして、これらの各通路20,30
内にはまた、第1の弁40と第2の弁50を組み込み、
さらに、これらの各弁40,50の通路下方部分には、
第1のラム1の昇降時、当該第1のラム1の底部1aか
ら垂下される、長さの異なる脚部60a,70aを有す
る各弁開成部材60,70が嵌め込んである。
【0012】上記第1の弁40及び第2の弁50は、ほ
ぼ同一の構造からなり、上記2本の通路20,30の図
中上側の拡径部(太径部)20a,30aに収容された
バルブボール41,51と、当該バルブボール41,5
1の図中上側に挿入されたコイルスプリングなどの弾性
体42,52とで構成されている。この各弾性体42,
52は、通路20,30の拡径部20a,30aの開口
部分に装着された油通過用の貫通孔43a,53を有す
る埋込み形のナット部材43,53によって圧縮された
状態で圧入されている。このため、常時バルブボール4
1,51を細径部20b,30bとの境界部分である段
部20c,30cに対して押し付けている。つまり、常
時閉塞方向に押圧するようになっている。
【0013】上記各弁開成部材60,70も、ほぼ同一
構造、例えば拡径の頭部60b,70bに対して上述し
た細径の脚部60a,70aを有する構造からなる。本
例の場合、中空のパイプ体で形成し、この中空部分を油
通路として利用するようになっている。なお、このよう
な弁開成部材60,70の機能からすると、油通路とな
る溝が長手方向に刻設された溝付きの棒状体や通路との
間に油通路用の隙間が生じる細径の棒状体などで、弁開
成部材60,70を構成することもできる。
【0014】そして、これらの各弁開成部材60,70
の頭部60b,70bは、上記バルブボール41,51
に対峙する一方、当該頭部60b,70bの下側は、細
径部20b,30b部分のさらに細径化された最細径部
20d,30d部分の段部20e,30eに当接され
て、移動規制されるようになっている。そしてまた、そ
の脚部60a,70aは、上記最細径部20d,30d
から貫通されて、その下端が、第1のラム1の昇降時、
当該第1のラム1の底部1aから垂下されるようになっ
ている。これらの脚部60a,70aの長さは、図2に
示したように、より細い弁開成部材60の脚部60aの
方が弁開成部材70の脚部70aより若干長く(長さ=
L)してある。
【0015】次に、このように構成される本発明のリフ
ト装置の作動について述べる。例えば、車両の整備作業
において、車両の底面部からミッションなどの部品を着
脱する場合の作動について述べる。先ず、ピット内など
に設置されたリフト装置を車両下の所望の底面部まで移
動させ、当初第2のラム2の受け台12を空の状態で上
昇させる。
【0016】この作動にあっては、ポンプ7を駆動させ
て、油を外側シリンダ3の油圧室5内に導入し、油圧P
を第1のラム1の底部1aに掛ける。これによって、当
該第1のラム1は、図1に示したように、外側シリンダ
3内を摺動しながら上昇する。この上昇は、外側シリン
ダ3の油圧室5内が作動油で充満されるまで行われる。
そして、第1のラム1が所望のストロークだけ上昇して
伸び切ると、外側シリンダ3の油圧室5内の油圧がさら
に高まり、それまで、閉じていたバルブブロック4の第
1の弁40及び第2の弁50が弾性体42,52の押圧
力に抗して開成されるようになる。
【0017】これらの各弁40,50の開成によって、
バルブブロック4の通路20,30を通じて、油は第1
のラム1の油圧室6内に導かれ、結局図3に示したよう
に、当該第2のラム2の上昇が開始される。この第2の
ラム2の上昇は、当該第2のラム2が無荷重であるた
め、これを押し上げる力に相当する油圧は小さくてよ
く、上記ミッションなどの部品下に達したら適当なとこ
ろで停めればよい。その状態は、図3のように、第2の
ラム2が伸び切った状態でもよく、あるいは途中でもよ
い。このような作動から、上記各弁40,50の弾性体
42,52のバネ圧は、上述したように、第1のラム1
が所定のストロークだけ上昇して伸び切った後に開成さ
れる圧力に設定しておくものとする。
【0018】上記第2のラム2の停止によって、油の供
給が絶たれるため、第1のラム1の油圧室6の油圧と上
記外側シリンダ3の油圧室5との油圧とがバランスし
て、上記バルブブロック4の各弁40,50は閉じられ
る。つまり、第2のラム2の停止位置及びこの状態は安
定して確保される。
【0019】この状態で、第2のラム2の受け台12部
分に上記ミッションなどの部品を載せ、この後、油逃し
弁9を開成させれば、先ず、外側シリンダ3の油圧室5
内の油が排出されるため、第1のラム1が所定のストロ
ークだけ下降する。この下降時、第1のラム1の底部1
aが外側シリンダ3内の底面に接近してくると、先ず、
上記弁開成部材60の比較的長い脚部60aが当該外側
シリンダ3内の底面に当接して、第1の弁40が開成さ
れる。引き続き、弁開成部材70の短めの脚部70aが
当該外側シリンダ3内の底面に当接して、第2の弁50
も開成される。これによって、第1のラム1の油圧室6
内の油も排出されるため、第2のラム2が下降する。所
定の部分まで下降したら、そのまま状態でミッションな
どの部品の整備を行うか、あるいは取り外せばよい。
【0020】この下降時、第1の弁40が先に開成され
て、細径の通路20から油が徐々に排出されるため、第
2のラム2は下降ショックなどもなく、ゆっくり下降す
る。一種のクッション作用が得られる。その後、第2の
弁50も開成されるため、これら両弁40,50の開成
によって、油の排出量が多くなり、急速な下降が得られ
る。つまり、当初ショックを和らげる形でやや遅くゆっ
くり下降するものの、その後、迅速に下降するというほ
ぼ理想的な下降形態が得られる。
【0021】次に、このミッションなどの部品を車両側
に戻す場合であるが、この場合は、第2のラム2の受け
台12部分に当該ミッションなどの部品を載せて、上記
と同様、リフト作動させばよい。このとき、第2のラム
2側は当然上記部品の積載によって極めて重いため、殆
ど問題なく、第1のラム1が上昇した後に第2のラム2
が上昇することになる。また、この際、第2のラム2に
は上記部品の積載によって、大きな油圧が掛けられるわ
けであるが、それが当該リフト装置の持ち上げ能力以上
になると、ポンプリリーフ弁10が開成されて、油圧の
低下が図られる。
【0022】このような第2のラム2からミッションな
どの部品を車両側に移して、取り付けた場合、第2のラ
ム2は無荷重の空の状態となるものの、バルブブロック
4の第1の弁40及び第2の弁50が閉じているため、
自重によって下降することはない。この状態で、油逃し
弁9を開成させれば、先ず、外側シリンダ3の油圧室5
内の油が排出されるため、やはり第1のラム1が所定の
ストロークだけ下降する。そして、この下降が外側シリ
ンダ3内の底面に接近してくると、上述したように、各
弁開成部材60,70の作用によって、第1の弁40及
び第2の弁50が開成されて、第2のラム2も所定の部
分まで下降する。
【0023】この第1の弁40及び第2の弁50の開成
にあたって、第1のラム1の油圧室6の内圧は、それま
で荷重が積載されていた関係上極めて高い状態に維持さ
れているため、第2の弁50では、バルブボール51が
大きい分だけ受圧面積が大きく、大きな力で閉塞されて
いる。これに対して、第1の弁40では、バルブボール
41が小さい分だけ受圧面積が小さく、比較的小さな力
で閉塞されている。したがって、無荷重時における第2
のラム2及び第1のラム1の下降時には、これらの各ラ
ムの自重が、初めに上記弁開成部材60に掛かるのみで
あるが、バルブボール41の閉塞力が小さいため、容易
に開成される。このようにして、一旦第1のラム1の内
圧が下がると、大きな閉塞力で押圧されているバルブボ
ール51の開成も容易に行われ、迅速な第1のラム1の
下降が得られる。つまり、第1の弁40と第2の弁50
の協同作業によって、第1のラム1内の内圧が相当高く
とも何ら問題なく、上述したように、一種のクッション
作用を伴って、ほぼ理想的な下降形態が得られる。ま
た、各弁40,50の開成時における、油の移動時、上
記弁開成部材60,70の中空のパイプ体の中空部分が
油通路として利用されるため、極めてスムーズな油の流
通が得られる。
【0024】なお、上記実施例では、2段式の場合の説
明であったが、本発明はこれに限定されず、例えば、図
4に示したように、第1のラム1に相当するさらに多く
のラム1A〜1Bを設けて、より多くの多段とすること
も可能である。この場合も、各ラム1A〜1Bの底部に
は、本発明の特徴とする、2個の弁機構が内蔵されたバ
ルブブロック4を設けるため、上記実施例と同様の効果
が得られる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るリフト装置によれば、少なくとも第1のラムと第
2のラムを有するリフト装置であって、前記第1のラム
は外側シリンダ内に摺動自在に収納させると共に、前記
第2のラムは前記第1のラム内に摺動自在に収納させる
一方、前記第1のラムの底部には、前記外側シリンダ内
の油圧室と当該第1のラム内の油圧室間に連通された通
路径の異なる2本の通路を設け、かつ、当該各通路内に
は、第1の弁と第2の弁を組み込むと共に、前記第1の
ラムの昇降時当該第1のラムの底部から垂下される脚部
の長さが異なる各弁開成部材をそれぞれ嵌装させ、前記
第1のラムの降下時、前記各弁開成部材の脚部が時差を
もって前記外側シリンダ内の底面に当接されることによ
って、順次前記第1の弁と第2の弁が開成されるように
してあるため、上記第1の弁と第2の弁の作動圧の設定
とこれらの各弁を開成させる脚部の長さが異なる各弁開
成部材によって、第2のラムの軽重に関係なく、第1の
ラムと第2のラムとの作動順位が常に正確に維持され
る。
【0026】したがって、リフト装置の受け台高さが作
業中に変位することなく、安定して維持され、高い安全
性が得られる。つまり、中間位置のラムがフローティン
グ状態をとることがなく、安全な作業性が確保される。
【0027】また、第1の弁と第2の弁の通路径の異な
る通路と脚部の長さが異なる各弁開成部材の相互作用に
よって、極めてスムーズな下降形態が得られる。つま
り、当初ショックを和らげる形でやや遅くゆっくりした
下降から始ままものの、その後、迅速に下降するという
理想的な下降形態が得られ、下降時間な必要以上に長く
なるという弊害が生じることもない。
【0028】さらに、構成部分がすべて機械的な部分か
らなり、組み込みなども簡単で、かつ、故障などの懸念
もなく、優れた経済性が得られる。
【0029】もちろん、多段式であることから、ピット
の深さは浅くてよく、設備コストの低減が可能である。
さらに、小型のリフト装置として、ピット内に移動可能
に懸架するなどして使用するようにすれば、当該リフト
装置の下部を作業者や工具などを容易にくぐり抜けるな
どのことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリフト装置の第1のラムが少々上
昇した状態の一実施例を示した部分縦断面図である。
【図2】本発明に係るリフト装置のバルブブロックの内
部構造を示した拡大縦断面図である。
【図3】本発明に係るリフト装置の第1のラム及び第2
のラムが伸び切った状態の一実施例を示した縦断面図で
ある。
【図4】本発明に係るリフト装置の他の実施例を示した
概略説明図である。
【符号の説明】
1 第1のラム 2 第2のラム 3 外側シリンダ 4 バルブブロック 5,6 油圧室 7 ポンプ 8 油タンク 9 油逃し弁 10 ポンプリリーフ弁 20,30 通路 40 第1の弁 50 第2の弁 60,70 弁開成部材
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 勇 福島県いわき市好間工業団地2番3 オ リオンテクノ株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−239097(JP,A) 実開 昭61−113794(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1のラムと第2のラムを有
    するリフト装置であって、前記第1のラムは外側シリン
    ダ内に摺動自在に収納させると共に、前記第2のラムは
    前記第1のラム内に摺動自在に収納させる一方、 前記第1のラムの底部には、前記外側シリンダ内の油圧
    室と当該第1のラム内の油圧室間に連通された通路径の
    異なる2本の通路を設け、 かつ、当該各通路内には、第1の弁と第2の弁を組み込
    むと共に、前記第1のラムの昇降時当該第1のラムの底
    部から垂下される脚部の長さが異なる各弁開成部材をそ
    れぞれ嵌装させ、前記第1のラムの降下時、前記各弁開
    成部材の脚部が時差をもって前記外側シリンダ内の底面
    に当接されることによって、順次前記第1のと第2の弁
    が開成されるようにしたことを特徴とするリフト装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の弁及び第2の弁は、前記通路
    内にあって当該通路を開閉させるバルブボールと当該バ
    ルブボールを閉塞方向に押圧する弾性体とからなること
    を特徴とする請求項1記載のリフト装置。
JP15415894A 1994-06-13 1994-06-13 リフト装置 Expired - Lifetime JP2729200B2 (ja)

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