JP2729179B2 - デスクスタンド - Google Patents

デスクスタンド

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JP2729179B2
JP2729179B2 JP3144437A JP14443791A JP2729179B2 JP 2729179 B2 JP2729179 B2 JP 2729179B2 JP 3144437 A JP3144437 A JP 3144437A JP 14443791 A JP14443791 A JP 14443791A JP 2729179 B2 JP2729179 B2 JP 2729179B2
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均 小池
力 塩谷
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MATSUKUSU KK
Shibaura Machine Co Ltd
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MATSUKUSU KK
Toshiba Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は製図板などの被照明部
に取り付けてその上面を照明するデスクスタンドに関す
る。
【0002】
【従来技術】この種のデスクスタンドにおいては、図1
8に示すように、ほぼコ字状に屈曲する支持アーム1の
基端部にバイス2が、先端部に灯具3がそれぞれ取り付
けられ、バイス2を前下がりに傾斜した被照明部として
の製図板aの左側の縁部に取り付けて固定し、支持アー
ム1により灯具3を製図板aの上面側にその左右方向に
沿うように配置させ、この灯具3に設けられたランプ4
の光で製図板aの上面を照明するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この図18に示すデス
クスタンドにおいては、バイス2を製図板aの左側の縁
部に取り付けて使用するタイプのものであるが、製図の
作業上の点からバイス2を製図板aの後端の縁部に取り
付けたい場合が生じる。しかし図18に示す従来のデス
クスタンドにおいては、バイス2に支持アーム1が固定
状態に設けられているから、バイス2を製図板aの後端
の縁部に取り付けると、灯具3が製図板aの前後方向に
配置し適正に使用することができず、したがってこのよ
うな場合には、それに適応するバイスを備える別個のデ
スクスタンドを用意しなければならない難点がある。
【0004】この発明はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、バイスを製図板の
左側の縁部に取り付ける場合でも、後端の縁部に取り付
ける場合でも、常に灯具を適正な状態に配置させて使用
することができるデスクスタンドを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明はこのような目
的を達成するために、支持アームの基端部にバイスが、
先端部に灯具がそれぞれ取り付けられ、前記バイスを製
図板などの被照明部の縁部に固定して前記支持アームに
より前記灯具を被照明部の上面側に配置させるデスクス
タンドにおいて、前記バイスが被照明部に対する固定部
を有したバイス本体と、前記支持アームの基端部を支持
したベースとで構成され、前記ベースが前記バイス本体
に対して水平で少なくとも90度以上の範囲に亘って回
転自在に取り付けられ、前記バイス本体に前記ベースの
回転中心を中心とする同一円周上に位置して円弧状の係
合孔が形成され、この係合孔の内側部にその長手方向に
沿って凹凸歯が形成され、この係合孔の内部に係合駒が
設けられ、この係合駒から前記ベースに亘って締めねじ
が挿入され、この係合駒に前記係合孔の凹凸歯と係脱自
在に噛合する凹凸歯が形成され、前記締めねじを締め付
けることにより前記係合駒の凹凸歯と係合孔の凹凸歯と
が噛合し、前記締めねじを緩めることにより前記係合駒
の凹凸歯と係合孔の凹凸歯との噛合が解除してベースの
回転が可能になるようにしたものである。
【0006】
【作用】被照明部としての例えば製図板の左側の縁部に
取り付けられたバイスを製図板の後端の縁部に移し変え
る場合には、バイス本体に対してベースの向きを90°
変換する。これにより支持アームの延出方向が90°変
換するから、バイスを製図板の後端の縁部に移し変えて
も灯具が製図板の左右方向に沿って平行に配置する。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例について説明する。
【0008】図1ないし図5に第1の実施例を示し、図
5において11がバイス、12が支持アーム、13が灯
具で、バイス11は図1および図2に示すように、バイ
ス本体14と、このバイス本体14の下面に水平に設け
らたベース15とで構成されている。
【0009】バイス本体14は一端部に断面コ字形に形
成された固定部16を有し、この固定部16の下面から
その内側に向かって締付ねじ17,17が螺挿され、こ
れら締付ねじ17,17の下端部に操作摘み18,18
が、上端部に押圧板19,19がそれぞれ取り付けられ
ている。そして固定部16を被照明部としての製図板a
の縁部に嵌着し、この縁部の下面を締付ねじ17,17
を介して押圧板19,19で締め付けることにより、バ
イス本体14を製図板aに固定することができるもので
ある。
【0010】バイス本体14のほぼ中央部には円形の開
口20が形成され、またベース15の上面のほぼ中央部
にその開口20に対応する円形の突起21が形成され、
この突起21が前記開口20に回動自在に嵌合されてい
る。そして前記突起21の上端面に、この突起21より
も外径寸法の大きい止め板22がねじ23,23を介し
て取り付け固定され、これによりベース15がバイス本
体14に対して回転自在に支持されている。
【0011】ベース15の下面にはホルダー27がねじ
28,28を介して取り付け固定され、このホルダー2
7内に支持アーム12の下端側の端部が挿脱自在に挿入
され、この支持アーム12の端部がホルダー27の下面
から螺挿されたねじ29,29の締め付けによりホルダ
ー27に係止されている。
【0012】バイス本体14には、前記突起21を境に
する固定部16の反対側で、かつ突起21を中心とする
90°以上の角度の円周上に位置して円弧状の係合孔3
0が形成され、この係合孔30の途中に係合駒31が嵌
着されている。係合孔30の内側部には段部32が形成
され、この段部32の上に前記係合駒31が配置し、ま
たこの係合駒31の下面とベース15の上面との間にス
プリング33が介装され、このスプリング33により係
合駒31が上方に弾性的に付勢されている。係合駒31
の上面からは締めねじ34が挿入され、この締めねじ3
4の先端部が係合孔30を通してベース15に螺合し、
この締めねじ34により係合駒31が前記スプリング3
3に抗して下方に押圧されている。
【0013】係合孔30の内側部における段部32の上
面にはその長手方向に沿って並列するように鋸歯状の凹
凸歯35,35が形成され、また前記係合駒31の下面
にその凹凸歯35,35に対応する鋸歯状の凹凸歯36
が形成され、これら凹凸歯35,35と36が互いに噛
合し、これによりバイス本体14に対するベース15の
回転止めが図られている。
【0014】一方、支持アーム12の上端側の端部に設
けられた灯具13の内部には、図5に示すように、例え
ば直管形の蛍光ランプ38が設けられ、またこの灯具1
3は支持アーム12に対してその長手方向にスライド可
能に支持されている。
【0015】このように構成されたデスクスタンドにお
いては、図5(A)に示すように、バイス11を製図板
aの左側の縁部に取り付けて使用する場合と、図5
(B)に示すように、製図板aの後端の縁部に取り付け
て使用する場合とに使い分けることができる。
【0016】図5(A)の場合には、バイス11の端縁
から支持アーム12が延出して灯具13が製図板aの左
右方向に沿って配置するのに対して、図5(B)の場合
には、し、支持アーム12の延出方向が90°変換され
てバイス11の側縁から延出し、これにより灯具13が
製図板aの左右方向に沿う適正な状態に支持されてい
る。
【0017】図1および図2は、バイス11を製図板a
の左側の縁部に取り付けたときの状態を示し、この状態
から支持アーム12の延出方向を変換する場合には、ま
ず締めねじ34を緩める。これに応じて係合駒31がス
プリング33の付勢力で上昇して係合孔30から離脱
し、これにより係合孔30の凹凸歯35,35と係合駒
31の凹凸歯36との噛合が解除してベース15の回転
が可能となる。したがってこの状態でベース15をバイ
ス本体14に対して回転させ、図2中に鎖線で示すよう
に支持アーム12の延出方向を90°変換する。そして
こののち、締めねじ34を締め付ける。これに応じて係
合駒31がスプリング33に抗して下降し、この係合駒
31が係合孔30内に嵌合して係合孔30の凹凸歯3
5,35に係合駒31の凹凸歯36が噛合し、これによ
りベース15がバイス本体14に対して固定される。
【0018】したがってこの状態でバイス11を製図板
aの左側の側縁からその後端の側縁に移し変えることに
より、図(B)に示す形態でデスクスタンドを使用する
ことができる。
【0019】ところで、デスクスタンドを図5(A)や
図5(B)に示すように、前下がりに傾斜する製図板a
に取り付けて使用する場合、灯具13の重量で支持アー
ム12の中間の起立部分に比較的大きな回転モーメント
が加わり、このような回転モーメントで灯具13が製図
板aの傾斜方向に沿って右下がりに傾斜する。このよう
な傾斜は灯具13を支持アーム12から大きく伸長させ
た場合に顕著に現れる。
【0020】そこで、このような場合においては、次の
ようにしてその右下がりの傾斜を修正する。すなわち、
前述の操作と同様に締めねじ34を緩めて係合駒31の
凹凸歯36と係合孔30の凹凸歯35,35との噛合を
解除してベース15を回転可能にし、この状態でその傾
斜に相当する分、ベース15を図2における反時計方向
に回転させ、この位置で締めねじ34を再び締め付け、
係合駒31の凹凸歯36を係合孔30の凹凸歯35,3
5に噛合させてベース15を固定する。これにより灯具
13の右下がりの傾斜が修正され、灯具13が製図板a
の左右方向に沿って平行な適正な配置状態となる。次に
第2の実施例について、図6ないし図8を参照して説明
する。
【0021】前記第1の実施例においては、係合孔30
の段部32の上面に凹凸歯35,35を、係合駒31の
下面にその凹凸歯35,35に対応する凹凸歯36を形
成するようにしたが、この第2の実施例においては、係
合孔30における段部32の上方側の内側面に凹凸歯3
5,35が、係合駒31の両端部にその凹凸歯35,3
5に対応する凹凸歯36,36が形成され、これら凹凸
歯35,35と36,36が互いに噛合し、このような
噛合によりバイス本体14に対するベース15の回転止
めが図られている。
【0022】このような構成においても、前記第1の実
施例と同様に、係合孔30の凹凸歯35,35と係合駒
31の凹凸歯36,36との噛合を解除してベース15
をバイス本体14に対して回転させることにより支持ア
ーム12の延出方向を90°変換することができる。
【0023】図9および図10は第3の実施例を示し、
この第3の実施例においては、ベース15の上面に突設
された突起21がバイス本体14の上面の上方に一定の
高さ突出している。そしてこの突起21の上端面に止め
板22が取り付けられ、この止め板22の下面とバイス
本体14の上面との間に遊びの隙間Lが確保され、また
前記止め板22の外周にねじ40が形成され、このねじ
40を介して止め板22の外周に袋ナットからなる締め
ナット41が螺着され、この締めナット41の締め付け
によりベース15がバイス本体14の下面に密着するよ
うに支持されている。なお、42は締めナット41の上
面に突設されたその操作用の摘みである
【0024】バイス本体14の下面には、突起21を中
心とする90°以上の範囲に亘る同一円周上に位置して
多数の小さな円形の係合凹部43…が互いに近接して並
ぶように形成されている。そしてベース15の上面に前
記凹部43に対応する一つの係合突起44が形成され、
この係合突起44が前記係合凹部43…のうちの一つに
嵌合し、これによりベース15の回転止めが図られてい
る。
【0025】このような構成においては、締めナット4
1を緩めると、遊びの隙間Lに基づいてベース15が下
降し、この下降により係合突起44が係合凹部43から
離脱し、これによりベース15の回転が可能となる。そ
してベース15をバイス本体14に対して所望の角度回
転させ、その位置で締めナット41を締め付けると、ベ
ース15が上昇し、係合突起44がいずれかの係合凹部
43に係合し、これによりベース15の回転が不能とな
る。
【0026】したがってこのような操作によりベース1
5の向きをほぼ90°変換することにより、バイス11
を図5(A)に示すように製図板aの左側の端部に取り
付ける場合でも、図5(B)に示すように製図板aの後
端の縁部に取り付ける場合でも、灯具13を製図板aの
左右方向に沿って平行に配置させることができる。そし
て灯具13が右下がりに傾斜するような場合には、ベー
ス15の向きの角度を微調整することにより傾斜を修正
することができる。なお、係合凹部43を長円状とし、
係合突起44をその長円状の係合凹部43に合致する長
円状としてもよい。
【0027】図11および図12は第4の実施例を示
し、この第4の実施例においては、ベース15の上面に
多角形、例えば正四角形の突起21が形成され、またバ
イス本体14には前記突起21が嵌合可能な矩形部47
とこの矩形部47に連なり前記突起21が回転自在に介
入することが可能な円形部48とで構成された開口20
が形成されている。そして前記突起21が前記矩形部4
7を通してバイス本体14の上面側に突出し、かつこの
突起21の上端面に止め板22が取り付けられ、この止
め板22の外周に締めナット41が螺着され、この締め
ナット41の締め付けによりベース15がバイス本体1
4に支持されている。
【0028】このような構成においては、締めナット4
1を僅かに緩めると、ベース15がバイス本体14に対
してスライド可能となるから、この状態でベース15を
スライドして突起21を矩形部47から円形部48に移
行させる。この移行によりベース15の回転が可能とな
るから、この状態でベース15を回転させてその向きを
ほぼ90度変換する。そしてベース15の向きを変換し
たのちに、ベース15を再びスライドして突起21を円
形部48から矩形部47に移行させる。これによりベー
ス15の回転が不能となるから、この状態で締めナット
41を締め付けてベース15をバイス本体14に固定す
る。
【0029】このようにしてベース15の向きを90°
変換することにより、バイス11を図5(A)に示すよ
うに製図板aの左側の端部に取り付ける場合でも、図5
(B)に示すように製図板aの後端の縁部に取り付ける
場合でも、灯具13を製図板aの左右方向に沿って平行
に配置させることができる。
【0030】図13および図14は第5の実施例を示
し、この第5の実施例においては、ベース15の上面に
多角形、例えば正四角形の突起21aと、この突起21
aの上面にこの突起21aの外周に内接する円形の突起
21bが一体に形成されている。バイス本体14には前
記正四角形の突起21aに対応する正四角形の開口20
が形成され、この開口20に前記突起21aが嵌合し、
また前記円形の突起21bの上端面に止め板22が取り
付けられ、この止め板22の下面とバイス本体14の上
面との間に遊びの隙間Lが確保され、止め板22の外周
に締めナット41が螺着され、この締めナット41の締
め付けによりベース15がバイス本体14に支持されて
いる。
【0031】このような構成においては、締めナット4
1を緩めると、遊びの隙間Lに基づいてベース15が下
降し、この下降により正四角形の突起21aが正四角形
の開口20から離脱してベース15の回転が可能となる
から、この状態でベース15を回転させてその向きを9
0°変換する。そしてこののち締めナット41を締め付
けると、ベース15が上昇し、正四角形の突起21aが
開口20に嵌合し、これによりベース15の回転が不能
となる。
【0032】このようにベース15の向きを90°変換
することにより、バイス11を図5(A)に示すように
製図板aの左側の端部に取り付ける場合でも、図5
(B)に示すように製図板aの後端の縁部に取り付ける
場合でも、灯具13を製図板aの左右方向に沿って平行
に配置させることができる。
【0033】図15および図16は第6の実施例を示
し、この第6の実施例においては、バイス本体14の上
面に浅底の凹部50が形成され、この凹部50の中央部
にねじ孔51が、また各側縁部にスリット状の透孔52
…がそれぞれ穿設されている。この凹部50内には支持
板53が嵌着され、この支持板53には中央部に小径の
透孔54が穿設されているとともに、両側縁にその下方
に突出するL状の支持片55,55が互いに対向して形
成されている。そして前記支持片55,55が凹部50
の互いに対向した側縁に形成された前記透孔52,52
を通してその下方に突出し、また支持板53の上面側か
ら透孔54を通して前記ねじ孔51に締めねじ56が螺
挿されている。
【0034】ベース15は帯板状に形成され、このベー
ス15の両側縁が前記支持片55,55の内側に挿入さ
れ、このベース15が締めねじ56の締め付けにより下
方に押圧され、前記支持片55,55を介してバイス本
体14に支持されている。
【0035】このような構成においては、締めねじ56
をねじ孔51から抜き取り、さらに支持片55,55の
内側からベース15を抜き取る。ついで、支持板53を
凹部50から抜き取り、この支持板53を90°回転し
て支持片55,55の向きを変換する。そしてこの状態
で支持片55,55を凹部50の前記とは別の透孔5
2,52に挿入して支持板53を凹部50内に嵌着し、
この支持板53における支持片55,55の内側にベー
ス15を挿入してその両側縁を支持片55,55に係合
させる。こののち支持板53の上面側から透孔54を通
してねじ孔51に締めねじ56を螺挿し、この締めねじ
56の締め付けによりその先端でベース15を下方に押
圧して固定する。
【0036】このような手順でベース15の向きを90
°変換することができ、したがってバイス11を図5
(A)に示すように製図板aの左側の端部に取り付ける
場合でも、図5(B)に示すように製図板aの後端の縁
部に取り付ける場合でも、灯具13を製図板aの左右方
向に沿って平行に配置させることができる。
【0037】図17は第7の実施例を示し、この第7の
実施例においては、前記第6の実施例と同様に支持板5
3に形成された支持片55,55を介してベース15が
支持されているが、締めねじ56が支持板53の中央部
に螺合し、その先端が凹部50の上面に当接し、この締
めねじ56の締め付けによりベース15が支持片55,
55とバイス本体14との間に挾持されてベース15が
バイス本体14に固定されている。
【0038】このような構成においても、締めねじ56
を緩め、支持片55,55とバイス本体14との間から
ベース15を抜き取り、さらに支持板53を凹部50か
ら抜き取り、この支持板53の向きを90°変換し、こ
ののちこの支持板53を凹部50に嵌着し、この支持板
53における支持片55,55の内側にベース15を挿
入し、締めねじ56を締め付けてベース15を固定する
ことにより、バイス11を製図板の左側の端部に取り付
けて使用する場合と、バイス11を製図板の後端の縁部
に取り付けて使用する場合とに適応することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、バイスを製図板などの被照明部の左側の縁部
に取り付ける場合でも、後端の縁部に取り付ける場合で
も、常に灯具を被照明部の左右方向に沿って平行な適正
状態に配置させて使用することができ、また支持アーム
に加わる回転モーメントで灯具が右下がりに傾斜するよ
うな場合にその傾斜を容易にかつ的確に修正することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例によるデスクスタンド
のバイスの断面図。
【図2】そのバイスの平面図。
【図3】そのバイスに設けられた係合駒の断面図。
【図4】その係合駒の下面図。
【図5】デスクスタンドの製図板への取り付け形態を示
す斜視図。
【図6】この発明の第2の実施例によるデスクスタンド
のバイスの平面図。
【図7】そのバイスに設けられた係合駒の断面図。
【図8】その係合駒の下面図。
【図9】この発明の第3の実施例によるデスクスタンド
のバイスの断面図。
【図10】そのバイスの平面図。
【図11】この発明の第4の実施例によるデスクスタン
ドのバイスの断面図。
【図12】そのバイスの平面図。
【図13】この発明の第5の実施例によるデスクスタン
ドのバイスの断面図。
【図14】そのバイスの平面図。
【図15】この発明の第6の実施例によるデスクスタン
ドのバイスの分解状態の斜視図。
【図16】そのバイスの組立状態における要部の断面
図。
【図17】この発明の第7の実施例によるデスクスタン
ドのバイスの要部の断面図。
【図18】従来のデスクスタンドを製図板に取り付けた
状態の斜視図。
【符号の説明】
11…バイス 12…支持アーム 13…灯具 14…バイス本体 15…ベース 16…固定部 30…係合孔 31…係合駒 34…締めねじ 35…凹凸歯 36…凹凸歯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−201303(JP,A) 実開 昭51−22882(JP,U) 実開 昭62−37825(JP,U) 実開 昭54−113172(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持アームの基端部にバイスが、先端部
    に灯具がそれぞれ取り付けられ、前記バイスを製図板な
    どの被照明部の縁部に固定して前記支持アームにより前
    記灯具を被照明部の上面側に配置させるデスクスタンド
    において、前記バイスが被照明部に対する固定部を有し
    たバイス本体と、前記支持アームの基端部を支持したベ
    ースとで構成され、前記ベースが前記バイス本体に対し
    て水平で少なくとも90度以上の範囲に亘って回転自在
    に取り付けられ、前記バイス本体に前記ベースの回転中
    心を中心とする同一円周上に位置して円弧状の係合孔が
    形成され、この係合孔の内側部にその長手方向に沿って
    凹凸歯が形成され、この係合孔の内部に係合駒が設けら
    れ、この係合駒から前記ベースに亘って締めねじが挿入
    され、この係合駒に前記係合孔の凹凸歯と係脱自在に噛
    合する凹凸歯が形成され、前記締めねじを締め付けるこ
    とにより前記係合駒の凹凸歯と係合孔の凹凸歯とが噛合
    し、前記締めねじを緩めることにより前記係合駒の凹凸
    歯と係合孔の凹凸歯との噛合が解除してベースの回転が
    可能になることを特徴とするデスクスタンド。
JP3144437A 1991-06-17 1991-06-17 デスクスタンド Expired - Lifetime JP2729179B2 (ja)

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