JP2729143B2 - 光センサの配線構造 - Google Patents
光センサの配線構造Info
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- JP2729143B2 JP2729143B2 JP32914893A JP32914893A JP2729143B2 JP 2729143 B2 JP2729143 B2 JP 2729143B2 JP 32914893 A JP32914893 A JP 32914893A JP 32914893 A JP32914893 A JP 32914893A JP 2729143 B2 JP2729143 B2 JP 2729143B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical sensor
- fdd
- terminal
- wiring structure
- thin plate
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光センサの配線構造に関
し、特にフレキシブルディスク装置に使用される磁気ヘ
ッドキャリッジの0トラック位置検出センサの配線構造
に関する。
し、特にフレキシブルディスク装置に使用される磁気ヘ
ッドキャリッジの0トラック位置検出センサの配線構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】フレキシブルディスク装置(以下、Fl
exible Disk Drive:FDDという)
は、磁気ヘッドが0トラックに移動しているか否かの検
出、FDDに記録媒体が装着されているか否かの検出、
さらには、記録媒体への書き込み禁止の有無の検出など
を行うために、各種の動作検出機構を備えている。
exible Disk Drive:FDDという)
は、磁気ヘッドが0トラックに移動しているか否かの検
出、FDDに記録媒体が装着されているか否かの検出、
さらには、記録媒体への書き込み禁止の有無の検出など
を行うために、各種の動作検出機構を備えている。
【0003】従来のFDDの0トラック位置検出に使用
されている光センサは、図3の展開斜視図に示すよう
に、光センサの一種であるフォトインタラプタ(以下、
Photo−interrupter:P/Iという)
10と、印刷配線を施した取付け基板52およびPVC
線70とから構成されている。そして、P/I10は取
付け基板52の孔51に挿入したP/I10の端子13
と、そのリード線となる複数本(通常は4本)のPVC
線70とを取付け基板52の銅箔部53に半田付けによ
り接続し保持される。また、このPVC線70の他端の
半田付け部71をFDDの回路基板に接続する際には、
リード線であるPVC線70を保持しながら半田付けを
行う。
されている光センサは、図3の展開斜視図に示すよう
に、光センサの一種であるフォトインタラプタ(以下、
Photo−interrupter:P/Iという)
10と、印刷配線を施した取付け基板52およびPVC
線70とから構成されている。そして、P/I10は取
付け基板52の孔51に挿入したP/I10の端子13
と、そのリード線となる複数本(通常は4本)のPVC
線70とを取付け基板52の銅箔部53に半田付けによ
り接続し保持される。また、このPVC線70の他端の
半田付け部71をFDDの回路基板に接続する際には、
リード線であるPVC線70を保持しながら半田付けを
行う。
【0004】図4は、図3のP/I10をFDDに実装
した状態を示す部分断面図である。P/I10を半田付
けした取付け基板52は、図4に示すように、FDD構
造体11に設けられたスリット12に装着されるが、こ
れらは複数の部品より構成されており、各部品の寸法精
度の累積誤差を修正するために、スリット12には適度
な余裕が設けてある。そして、FDDのヘッドキャリッ
ジ60に設けられているセクター部61は、P/I10
の検出部と係合するように配置されている。これによ
り、ヘッドキャリッジ60は駆動機構(図示せず)に駆
動されて矢印の方向に往復移動する。そして、P/I1
0は、ヘッドキャリッジ60が0トラック位置に移動し
たとき、PVC線70を介して検出信号を出力する。
した状態を示す部分断面図である。P/I10を半田付
けした取付け基板52は、図4に示すように、FDD構
造体11に設けられたスリット12に装着されるが、こ
れらは複数の部品より構成されており、各部品の寸法精
度の累積誤差を修正するために、スリット12には適度
な余裕が設けてある。そして、FDDのヘッドキャリッ
ジ60に設けられているセクター部61は、P/I10
の検出部と係合するように配置されている。これによ
り、ヘッドキャリッジ60は駆動機構(図示せず)に駆
動されて矢印の方向に往復移動する。そして、P/I1
0は、ヘッドキャリッジ60が0トラック位置に移動し
たとき、PVC線70を介して検出信号を出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光セン
サの配線構造は、小型化の要請が強いFDD装置では、
光センサを実装する場所に制約があるという欠点があ
る。また、PVC線70に代えてFFC(フレキシブル
・フラット・ケーブル)やFPC(フレキシブル・プリ
ンテッド・サーキット)など使用する場合には、材料費
が高価になうという欠点がある。
サの配線構造は、小型化の要請が強いFDD装置では、
光センサを実装する場所に制約があるという欠点があ
る。また、PVC線70に代えてFFC(フレキシブル
・フラット・ケーブル)やFPC(フレキシブル・プリ
ンテッド・サーキット)など使用する場合には、材料費
が高価になうという欠点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、機械的な動作
を検出する光センサと、この光センサの端子が貫通する
孔を設け前記光センサを固着する第1のモールド部と、
前記光センサの端子に接続する複数の薄板導体の両端部
を露出させ、かつ所定の間隔で保持するようにインサー
ト成形した第2のモールド部とを備え、前記光センサの
固着面と反対面には前記複数の薄板導体の一端が露出す
るように固着され、かつ前記孔を貫通した前記光センサ
の端子と前記複数の薄板導体の前記一端とが半田付けさ
れるようにしたことを特徴とする。また、前記第1のモ
ールド部および前記第2のモールド部は、前記複数の薄
板導体とともに一体化成形してもよい。
を検出する光センサと、この光センサの端子が貫通する
孔を設け前記光センサを固着する第1のモールド部と、
前記光センサの端子に接続する複数の薄板導体の両端部
を露出させ、かつ所定の間隔で保持するようにインサー
ト成形した第2のモールド部とを備え、前記光センサの
固着面と反対面には前記複数の薄板導体の一端が露出す
るように固着され、かつ前記孔を貫通した前記光センサ
の端子と前記複数の薄板導体の前記一端とが半田付けさ
れるようにしたことを特徴とする。また、前記第1のモ
ールド部および前記第2のモールド部は、前記複数の薄
板導体とともに一体化成形してもよい。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示す展開斜視図であ
る。本発明の光センサの配線構造は、図1に示すよう
に、例えば、FDDの0トラック位置検出部は、P/I
10と、このP/I10を保持するモールド部A20
と、リード線となる複数の薄板導体40と、モールド部
B30とから構成され、複数の薄板導体40は、それぞ
れの間隔を維持し、かつ両端を露出させた状態でモール
ド部B30によりインサート成形される。また、モール
ド部A20は、P/I10を保持し、かつ接続するため
の孔50を有している。
る。図1は、本発明の一実施例を示す展開斜視図であ
る。本発明の光センサの配線構造は、図1に示すよう
に、例えば、FDDの0トラック位置検出部は、P/I
10と、このP/I10を保持するモールド部A20
と、リード線となる複数の薄板導体40と、モールド部
B30とから構成され、複数の薄板導体40は、それぞ
れの間隔を維持し、かつ両端を露出させた状態でモール
ド部B30によりインサート成形される。また、モール
ド部A20は、P/I10を保持し、かつ接続するため
の孔50を有している。
【0008】そして、P/I10と薄板導体40とを接
続するには、まず、P/I10の端子13をモールド部
A20の孔50に貫通させるとともに、モールド部A2
0のP/I10が固着する面と反対面に薄板導体40の
一端の露出部を孔50の周囲で露出させ、端子13と薄
板導体40とがそれぞれ対応するように配置し後、半田
付けにより接続する。これにより、P/I10はモール
ド部A20に保持される。
続するには、まず、P/I10の端子13をモールド部
A20の孔50に貫通させるとともに、モールド部A2
0のP/I10が固着する面と反対面に薄板導体40の
一端の露出部を孔50の周囲で露出させ、端子13と薄
板導体40とがそれぞれ対応するように配置し後、半田
付けにより接続する。これにより、P/I10はモール
ド部A20に保持される。
【0009】図2は、図1のP/I10をFDDに実装
した状態を示す部分断面図である。P/I10を保持し
たモールド部A20は、図2に示すように、FDD構造
体11に設けられたスリット12に装着されるが、スリ
ット12はモールド部A20の位置調整が容易でかつ安
定するように適度な余裕が設けてある。そして、従来例
と同様に、FDDのヘッドキャリッジ60に設けられて
いるセクター部61は、P/I10の検出部と係合する
ように配置されている。これにより、ヘッドキャリッジ
60は駆動機構(図示せず)に駆動されて矢印の方向に
往復移動する。そして、P/I10は、ヘッドキャリッ
ジ60が0トラック位置に移動したとき、薄板導体40
を介して検出信号を出力する。
した状態を示す部分断面図である。P/I10を保持し
たモールド部A20は、図2に示すように、FDD構造
体11に設けられたスリット12に装着されるが、スリ
ット12はモールド部A20の位置調整が容易でかつ安
定するように適度な余裕が設けてある。そして、従来例
と同様に、FDDのヘッドキャリッジ60に設けられて
いるセクター部61は、P/I10の検出部と係合する
ように配置されている。これにより、ヘッドキャリッジ
60は駆動機構(図示せず)に駆動されて矢印の方向に
往復移動する。そして、P/I10は、ヘッドキャリッ
ジ60が0トラック位置に移動したとき、薄板導体40
を介して検出信号を出力する。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、光センサ
をFDDの0トラックセンサとして使用する場合、P/
Iをヘッドキャリッジの方向に平行に移動して調整を行
うが、その際にFDD構造体の取付け部(例えば、案内
溝など)に合わせて、モールド部を任意の形状に成形で
き、P/Iの接続が1回の半田付けで済むため、組立工
数を削減でき、また、リード線にインサート成形により
一体化した薄板導体を用いるためFFCやFPCよりも
廉価であり、材料費を低減できるという効果がある。さ
らに、2つのモールド部は薄板導体とともに一体化成形
することができる。
をFDDの0トラックセンサとして使用する場合、P/
Iをヘッドキャリッジの方向に平行に移動して調整を行
うが、その際にFDD構造体の取付け部(例えば、案内
溝など)に合わせて、モールド部を任意の形状に成形で
き、P/Iの接続が1回の半田付けで済むため、組立工
数を削減でき、また、リード線にインサート成形により
一体化した薄板導体を用いるためFFCやFPCよりも
廉価であり、材料費を低減できるという効果がある。さ
らに、2つのモールド部は薄板導体とともに一体化成形
することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す展開斜視図である。
【図2】図1のP/I10をFDDに実装した状態を示
す部分断面図である。
す部分断面図である。
【図3】従来例を示す展開斜視図である。
【図4】図3のP/I10をFDDに実装した状態を示
す部分断面図である。
す部分断面図である。
10 P/I(フォトインタラプタ) 11 FDD構造体 12 スリット 13 端子 20 モールド部A 30 モールド部B 40 薄板導体 50,51 孔 52 取付け基板 53 銅箔部 60 ヘッドキャリッジ 61 セクター部 70 PVC線 71 半田付け部
Claims (2)
- 【請求項1】 機械的な動作を検出する光センサと、こ
の光センサの端子が貫通する孔を設け前記光センサを固
着する第1のモールド部と、前記光センサの端子に接続
する複数の薄板導体の両端部を露出させ、かつ所定の間
隔で保持するようにインサート成形した第2のモールド
部とを備え、前記光センサの固着面と反対面には前記複
数の薄板導体の一端が露出するように固着され、かつ前
記孔を貫通した前記光センサの端子と前記複数の薄板導
体の前記一端とが半田付けされるようにしたことを特徴
とする光センサの配線構造。 - 【請求項2】 前記第1のモールド部および前記第2の
モールド部は、前記複数の薄板導体とともに一体化成形
されていることを特徴とする請求項1記載の光センサの
配線構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32914893A JP2729143B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 光センサの配線構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32914893A JP2729143B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 光センサの配線構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07182808A JPH07182808A (ja) | 1995-07-21 |
JP2729143B2 true JP2729143B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=18218183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32914893A Expired - Fee Related JP2729143B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 光センサの配線構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2729143B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001068187A (ja) * | 1999-08-24 | 2001-03-16 | Yazaki Corp | フラット回路体 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP32914893A patent/JP2729143B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001068187A (ja) * | 1999-08-24 | 2001-03-16 | Yazaki Corp | フラット回路体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07182808A (ja) | 1995-07-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971118 |
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S531 | Written request for registration of change of domicile |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
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