JP2728641B2 - 分岐式シールド掘進機および分岐式シールド工法 - Google Patents

分岐式シールド掘進機および分岐式シールド工法

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JP2728641B2
JP2728641B2 JP2379895A JP2379895A JP2728641B2 JP 2728641 B2 JP2728641 B2 JP 2728641B2 JP 2379895 A JP2379895 A JP 2379895A JP 2379895 A JP2379895 A JP 2379895A JP 2728641 B2 JP2728641 B2 JP 2728641B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は分岐式シールド掘進機
(以下、単に掘進機という)および該掘進機を用いた分
岐式シールド掘進法(以下、単に掘進法という)に関す
る。さらに詳しくは、大径シールド機によって所定距離
だけ掘進したのち、該大径シールド機から小径シールド
機を分岐させてより小径で掘進することができる掘進機
に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近年
トンネルや共同溝等の工事をシールド工法によって行う
ことが多くなっている。そして、たとえば所定距離掘進
したのち方向を変えて分岐トンネル等を掘進する場合、
通常はその分岐点において立坑を堀り、そこから不要機
材を搬出するとともに分岐掘進用の機材を搬入する必要
がある。
【0003】しかしながら、とくに都市部では地上のみ
ならず地下の建造物や交通網が輻輳しているため、立坑
の建造が困難な場合が多い。そこで中間立坑や到達立坑
を設ける必要なく屈曲トンネル等を掘進することができ
る掘進機が待望されている。
【0004】すなわち、二基の掘進機を一体化し、一方
の掘進機によって所定距離の横方向トンネルを掘削した
のち、この一方の掘進機から分離して他方の掘進機によ
って今までとは異なる方向に掘進していくものである。
【0005】かかる分岐式掘進機に近い例として、特開
平3−191196号公報または特開平4−20698
号公報に記載されたものが知られている。
【0006】この掘進機は実質的水平方向における分岐
掘進を行うものではなく、立坑を掘進したのちにそこか
ら分岐して横方向に掘進するものである。すなわちこの
掘進機は、球面シール体内に一台の分岐掘進機(横坑用
掘進機)を収容し、この球面シール体を立坑用掘進機の
先端部内に収容したものであり、立坑用掘進機のカッタ
ーディスクによって所定の立坑を掘削したのち、上記分
岐掘進機を立坑用掘進機から分離し、その中心軸がほぼ
水平方向(横方向)に向くように分岐掘進機を回転させ
る。しかるのち、分岐掘進機によって横坑を掘削するも
のである。
【0007】しかしながら、上記掘進機をいわばほぼ水
平方向における屈曲トンネルの掘削に用いたとしても、
上記分岐掘進機と立坑用掘進機とはトンネル中の土圧が
加わった状態で分離しなければならないため、分離作業
は困難なものとなる。また、上記分離作業のほとんどを
遠隔操作で行わなければならないため、これが作業の困
難性をさらに助長する。また、大径シールド機に球体が
組み込まれ、この球体内にさらに小径シールド機が保持
されるため、大径シールド機に対する直径差の大きな小
径シールド機しか適用しえないこととなる。
【0008】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたものであり、上記従来の掘進機とはまったく異な
る方式によって一方の掘進機から他方の掘進機を容易に
分離させて分岐掘進を可能ならしめた分岐式掘進機を提
供し、さらに、かかる分岐式掘進機を用いた効率のよい
分岐式掘進法をも提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の掘進機は、大径
シールド機と、該大径シールド機内に収容された、大径
シールド機から分岐して掘進しうる小径シールド機とか
らなる分岐式シールド掘進機であって、上記小径シール
ド機が、そのカッターディスクが取り外された状態で、
且つその駆動装置と大径シールド機のカッターディスク
とが離脱可能に連結された状態で、大径シールド機に離
脱可能に保持されており、さらに小径シールド機が、大
径シールド機内を実質的に水平面内で移動および回転し
うるように構成されており、大径シールド機の外郭に、
小径シールド機のカッターディスクによって切削可能な
実質的にコンクリートからなる閉塞壁材によって閉塞さ
れた、小径シールド機用の通過口が形成されてなること
を特徴としている。
【0010】前記大径シールド機内に小径シールド機が
載置され且つ移動および回転しうる架台を装備し、前記
小径シールド機の下面に、上記架台上を摺動しうる摺動
部材を着脱自在に設けるのが、小径シールド機をその上
下方向に変位させずに大径シールド機内を移動させうる
ので、各種作業を容易に実施しうる点で好ましい。
【0011】また、前記大径シールド機の天井部におけ
る一部位および床部における前記一部位から鉛直下方の
一部位それぞれに、進退可能の小径シールド機回転軸用
の支軸を設け、小径シールド機の外表面における二部位
に上記支軸が係合しうるボスを設けるのが小径シールド
機を容易に水平面内で回転させうるため、各種作業を容
易に実施しうる点で好ましい。その場合、前記両支軸と
両ボスとを、実質的に前記通過口の中心位置を含み且つ
大径シールド機の中心軸に垂直な面内に配設するのが、
小径シールド機を閉塞壁材に向けて前進させるための段
取りが容易となる点で好ましい。
【0012】前記大径シールド機内部に、前記閉塞壁材
の実質的に周縁にわたって円筒状のシール部材を装着可
能に構成し、該円筒状のシール部材をその内径側を小径
シールド機が通過しうる大きさにし、かつその内周面全
周にわたって、通過する小径シールド機の外周面との間
隙を閉塞しうる膨出可能なパッキンを設けるのが、小径
シールド機が大径シールド機を貫通して分岐するときに
大径シールド機内に外部の土砂や水が侵入するのを防止
しうる点で好ましい。
【0013】前記小径シールド機の内周側に、前記駆動
装置によって回転駆動されうるリング部材を配設し、該
リング部材に大径シールド機のバルクヘッドを連結し、
該バルクヘッドに連結部材を介して大径シールド機のカ
ッターディスクを連結することにより、バルクヘッドを
回転式にすることもできる。
【0014】または、小径シールド機内周側に、前記駆
動装置によって回転駆動されうるリング部材を配設し、
該リング部材に連結部材を介して大径シールド機のカッ
ターディスクを連結し、前記リング部材の内周側に大径
シールド機のバルクヘッドをブラケットを介して小径シ
ールド機に固定することにより、バルクヘッドを非回転
式にすることもできる。
【0015】かかるバルクヘッド非回転式の掘進機にお
いては、バルクヘッドに大径シールド機のコピーカッタ
ー用ロータリージョイント、スクリュウコンベア、マン
ホール、送水管および排泥管等を固設することができ、
その結果、かかる機材の支持部材を簡易なものとするこ
とができ、しかも、かかる機材の配置の自由度が向上す
るので好ましい。
【0016】本発明のシールド掘進法は、(1) 大径シー
ルド機のカッターディスクと小径シールド機の駆動装置
との連結を解除すると同時に、大径シールド機による小
径シールド機の保持を解除する工程と、(2) その下面に
摺動板を有する小径シールド機を、大径シールド機内に
装備された摺動架台上を後退させる工程と、(3) 大径シ
ールド機のカッターチャンバ内に薬液または固化液を注
入してカッターチャンバ内の土砂を固化する工程と、
(4) 上記摺動架台上で小径シールド機を作業スペースが
確保される方向に回転させ、その前端にバルクヘッドお
よびカッターディスクを装着する工程と、(5) 小径シー
ルド機の前端を、大径シールド機の外郭に形成された小
径シールド機用の円形通過口を閉塞する閉塞壁材に向く
方向に回転させる工程と、(6) 上記閉塞壁材の内側に小
径シールド機が通過しうる円筒状のエントランスパッキ
ンを装着する工程と、(7) 上記エントランスパッキンに
よって、通過する小径シールド機外周面との間隙を閉塞
しつつ、セグメントを組み立てながら小径シールド機を
前進させて、小径シールド機によって上記閉塞壁材を切
削貫通して掘進する工程とからなることを特徴としてい
る。
【0017】そして、前記工程(4) において、小径シー
ルド機を回転させるまえに、小径シールド機の頂部近傍
における一部位および該一部位から鉛直下方の最下部近
傍の一部位それぞれに形成されたボスに、大径シールド
機の天井部における一部位および床部における前記一部
位から鉛直下方の一部位それぞれに、進退可能に装備さ
れた小径シールド機回転軸用の支軸を係合させる工程を
付加し、前記工程(7)において、小径シールド機を前進
させるまえに、上記ボスと支軸との係合を解除する工程
を付加するのが、小径シールド機を容易に水平面内で回
転させうる点で好ましい。
【0018】また、前記セグメントを組み立てる工程
(7) において、小径シールド機にストロークの比較的短
い小型推進ジャッキを取り付け、小型軽量のセグメント
を組み立てつつ該小型推進ジャッキによって小径シール
ド機を前進させ、小径シールド機が前記閉塞壁材を切削
貫通してからストロークの比較的長い推進ジャッキに取
り替え、エレクタを小径シールド機内に組付け、エレク
タによってセグメントを組み立てつつ小径シールド機を
前進させるのが、大径シールド機から分岐させる工法と
して好ましい。一方、本工程(7) において、両シールド
機の直径差があまり大きくない場合等、予め小径シール
ド機にその後胴、テールプレートおよびテールシールを
組付けていない場合は、上記推進ジャッキの取り替えお
よびエレクタの組付けとともに、小径シールド機の後端
部に上記後胴等を組付けをおこなうのが好ましい。
【0019】
【作用】本発明の掘進機によれば、分岐掘進前におい
て、小径シールド機が大径シールド機に保持されている
ときには小径シールド機にはバルクヘッドとカッターデ
ィスクは装着されておらず、その駆動装置は大径シール
ド機のカッターディスクを回転するために用いられる。
当初の掘進は、大径シールド機によってなされ、分岐掘
進は大径シールド機から分離した小径シールド機によっ
てなされる。小径シールド機は大径シールド機による保
持が解除されたのち、自身のバルクヘッドとカッターデ
ィスクとを装着され、大径シールド機の閉塞壁材を貫通
して分岐トンネル等を掘削する。このように、分岐時に
は小径シールド機が自身のカッターディスクによって、
切削しやすい閉塞壁材を切削貫通するだけであるため、
とくに土圧などによる大きな障害はない。また、両シー
ルド機の一体時には、上述のごとく小径シールド機にバ
ルクヘッドとカッターディスクとが装着されていないた
め、その全長が比較的短い。また、両シールド機の直径
差が小さい場合には一般に後胴、テールプレートおよび
テールシールも装着しないので全長はさらに短くなる。
このように、大径シールド機と直径差の比較的小さい小
径シールド機をも収容することができる。小径シールド
機へのカッターディスク等の装着は大径シールド機内で
なされるため、とくに遠隔操作等の必要がなく容易であ
る。
【0020】なお、両シールド機の直径差が甚だしく大
きい場合には、都合に応じて小径シールド機に後胴等を
装着したままで大径シールド機内へ収容することもでき
る。
【0021】かかる掘進機を用いた掘進法によっても、
もちろん上記と同様の作用が奏される。
【0022】
【実施例】つぎに、図面を参照しつつ本発明の掘進機の
実施例を説明する。
【0023】図1は本発明の掘進機の一実施例を示す側
面断面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図1の
掘進機における小径シールド機の摺動板の一例を示す斜
視図、図4は図1の掘進機における小径シールド機の摺
動板の他の例を示す斜視図、図5は図1の掘進機の要部
を示す平面断面図、図6は小径シールド機の分離直前に
おける図1の掘進機を示す側面断面図、図7〜12は図
1の掘進機の小径シールド機の分岐動作を示す説明図、
図13は図1の掘進機の分岐時における完全装備の状態
にある小径シールド機を示す側面断面図、図14および
図15は図1の掘進機の小径シールド機の分岐動作を示
す平面断面図、図16は図1の大径シールド機における
小径シールド機通過用のエントランスパッキンの動作を
示す断面図、図17〜19はそれぞれ本発明を泥水式掘
進機に適用した場合の送排泥管の配管例を示す断面図、
図20は本発明の掘進機の他の実施例を示す側面断面図
である。
【0024】図1において、1は掘進機であり、大径シ
ールド機2内に同軸状に小径シールド機3が収容されて
いる。但し、図示の小径シールド機3は単独で掘進しう
る状態には装備されていない(完全装備された小径シー
ルド機は図13に示される)。小径シールド機3は、小
径シールド機用のバルクヘッド、カッターディスク、エ
レクタ等が取り外された状態で大径シールド機2に保持
されている。すなわち、小径シールド機3の前端の回転
リング部4が大径シールド機2のバルクヘッド5に連結
され、後端が大径シールド機2の固定用リブ6にボルト
止めされている。したがって、小径シールド機用の回転
駆動装置7はそのギアリング8を回転することにより、
フランジ9で上記回転リング部4と連結されている上記
バルクヘッド5を、ひいてはバルクヘッド5と連結され
ている大径シールド機2のカッターディスク10を回転
することになる。このように、両シールド機2、3が一
体に保持されているときには小径シールド機3の回転駆
動装置7が大径シールド機2のカッターディスク10回
転駆動用に兼用されている。11a、11bはそれぞれ
回転リング部4と小径シールド機3の非回転部分とのあ
いだをシールするシール部材であり、11cは大径シー
ルド機2の非回転部分とバルクヘッド5とのあいだをシ
ールするシール部材であり、11dは大径シールド機2
のバルクヘッド5と土砂排出用のスクリュウコンベア1
2のハウジングパイプ12aとのあいだをシールするシ
ール部材である。したがって、バルクヘッド5は回転す
るがスクリュウコンベアのハウジングパイプ12aは固
定されている。12bはスクリュウコンベア12の支持
台である。13はエレクタである。14はスクリュウコ
ンベア12の先端に接続された攪拌板であり、カッター
チャンバ15内の土砂をスクリュウコンベア12によっ
て搬出するに先立って、その土砂をばらばらにするもの
である。16は水をジェットとして噴出するためのノズ
ルである。このノズル16からのジェット水によってカ
ッターチャンバ内の土砂をさらに柔らかくしてスクリュ
ウコンベア12による土砂搬出を容易にするものであ
る。17a、17bはそれぞれ固化液注入管であり、1
8は加泥管である。
【0025】図1と図2とを併せて参照すれば明らかな
ように、小径シールド機3は大径シールド機2内に設け
られた架台19上に載置された状態で上述のごとく大径
シールド機2に保持されている。架台19は脚部19a
と台板19bとから構成されている。そして、小径シー
ルド機3の下面には上記架台19上を摺動しうるように
摺動板20が着脱自在に取り付けられている。小径シー
ルド機3を架台19上に載置したのは、小径シールド機
3を大径シールド機2から分離したのち、そのカッター
ディスク等を装着するスペースまで移動させ、大径シー
ルド機2を貫通する位置まで移動および回転させるのを
容易にするためである。また、この摺動板20を着脱自
在としたのは、小径シールド機3が大径シールド機2か
ら分岐して単独で掘進するときには取り外す必要がある
からである。
【0026】図2に示される摺動板20は、図3にその
詳細が示されているように、小径シールド機3の下面に
平行に取り付けられた二本の公知のH型鋼20aと、こ
の二本のH型鋼20aの下面にわたして取り付けられた
一枚の板部材20bとから構成されている。
【0027】図4には他の構造の摺動板21が示されて
いる。この摺動板21は、小径シールド機3の外周面と
ほぼ同等の曲率に湾曲された上板21aと、その下にス
ペーサ21bを介して取り付けられた一枚の底板21c
とから構成されている。
【0028】いずれの摺動板20、21も、小径シール
ド機3が大径シールド機2を貫通する直前には小径シー
ルド機3への固定が外され、ついで大径シールド機2に
固定される。そうすることにより、この摺動板20、2
1は、小径シールド機3が大径シールド機2を貫通する
方向に移動するときの案内部材となる。
【0029】図2において、22は後述の小径シールド
機3用の回転支軸であり、図示のごとく天井頂部から横
へずれた位置に配設されている。もちろん、床側の回転
支軸22もそれだけずれている。小径シールド機3の外
周面における上端および下端の各一部位には、上記回転
支軸22が係合しうるボス23が固設されている(図1
3も併せて参照)。したがって、回転支軸22とボス2
3とを係合させるために、同軸状の小径シールド機3を
横方向に移動させる。これは、後述するように、小径シ
ールド機3へのバルクヘッドやカッターディスクの装着
作業を容易にするためのスペースを確保するためであ
る。しかし、小径シールド機と大径シールド機との直径
差が大きいときには、とくにこのような横方向移動は必
要としない。また、上記回転支軸22の大径シールド機
2軸方向の位置は、ちょうど後述の通過口25(ひいて
は後述の閉塞壁材24)の中心に対応する位置である。
【0030】26は大径シールド機2用に配設された複
数個の推進ジャッキであり、カッターディスク回転用の
回転駆動装置7も複数個配設されている。
【0031】図5には、図1に示す大径シールド機2を
その中心軸を含む水平面で切った断面(平面断面)の要
部が示されている。24は大径シールド機2のスキンプ
レート2aの一部に形成された閉塞壁材である。この閉
塞壁材24は、大径シールド機2のスキンプレート2a
の一部に小径シールド機3通過用に形成された、その直
径が小径シールド機3の外径より若干大きい通過口25
を閉塞するものであり、大径シールド機の軸方向に見た
場合は図2に示される形状を呈している。この閉塞壁材
24は、いわば大径シールド機2の内面の曲率に沿うよ
うに湾曲された円板状を呈している。また、閉塞壁材2
4は後述のように小径シールド機3のカッターディスク
によって切削可能なコンクリート素材から形成されてい
る。このコンクリート素材は、たとえばカーボン繊維、
ガラス繊維またはアラミド繊維等に樹脂を含浸したもの
を補強材としてコンクリート中に備えたものである。し
たがって、大径シールド機2による掘進中は外部の土圧
や水圧に対して充分な強度を有するものである。図2お
よび図5に示す閉塞壁材24は、前記推進ジャッキ26
を配備するためのスペース(いわばトンネル)27が形
成されている。小径シールド機3がこの閉塞壁材24を
貫通するときには推進ジャッキ26を外して上記トンネ
ル27から除去することになる。なお、この閉塞壁材2
4の存在によって、そのトンネル27内に配備される推
進ジャッキ26は他の推進ジャッキ26(図1参照)よ
りもその長さが長くされている。
【0032】叙上のごとく構成された掘進機1によっ
て、所定距離のトンネルを掘削したのちには、その小径
シールド機3を大径シールド機2から分岐させるのであ
るが、その際にまず、図1に示す固化液注入管17a、
17bから大径シールド機2のカッターチャンバ15内
に薬液や固化液を注入し、カッターチャンバ15内の土
砂を固化する。これは、スクリュウコンベアの取り外し
に伴って土砂が流入することを防止するためである。つ
いで、小径シールド機3の前端と大径シールド機2のバ
ルクヘッド5、および後端と大径シールド機2の固定用
リブ6それぞれの連結を解除して大径シールド機2によ
る小径シールド機3の保持を解除する。そののち、図6
に示すように(図1と比較)、スクリュウコンベア1
2、推進ジャッキ26、固定用リブ6等を除去する。こ
の状態にすれば小径シールド機3を架台19上に摺動さ
せることができる。
【0033】図7〜図12に小径シールド機3の分岐動
作の概略を示す。理解容易のため、各図には両シールド
機2、3のスキンプレート、架台19、摺動板20およ
び前述の回転支軸22等、説明に必要な部品のみ示して
いる。
【0034】まず、図7には小径シールド機3が大径シ
ールド機2に同軸状に保持された状態が示されている。
【0035】小径シールド機3の保持が解除されたの
ち、図8に示すように小径シールド機3は架台19上を
後方に移動させられる。
【0036】つぎに、図9に示すように小径シールド機
3を、そのボス23がちょうど上記回転支軸22の位置
に来るように横方向に移動させ、回転支軸22をボス2
3に係合する。
【0037】つぎに、図10に示すように小径シールド
機3を90°以上回転させ、上述したようにバルクヘッ
ド28とカッターディスク29等を装着するとともに、
後述のエントランスパッキン30を緩く嵌合する。
【0038】つぎに、図11に示すように小径シールド
機3を回転させて大径シールド機2の中心軸に対して直
角の方向に向ける。このとき、小径シールド機3の中心
軸はちょうど前記閉塞壁材24(ひいては通過口25)
の中心に一致している。
【0039】つぎに、回転支軸22とボス23との係合
を解除したのち、図12に示すように、摺動板20を小
径シールド機3から切り離すとともに、こんどは架台1
9に固定する。そして、固定された摺動板20を案内部
材としてその上を、小径シールド機3を摺動させつつ前
進させ、そのカッターディスク29によって大径シール
ド機2の前記閉塞壁材24を切削し、貫通して分岐させ
る。大径シールド機2は土中に残留してしまう。
【0040】小径シールド機3が大径シールド機2から
分岐するときの詳細断面図を図14および図15に示
す。小径シールド機3の構成部品については図13も併
せて参照すれば明解である。
【0041】まず、図14に示すように、大径シールド
機2内に反力受け31を取り付ける。小径シールド機3
にはまず短いストロークの小型推進ジャッキ32を組み
込み、またカッターチャンバ33内の土砂を排出するた
めの排出バルブ34および圧送ポンプ35を取り付け
る。そして、上記反力受け31を押しつつ前記閉塞壁材
24に向かって前進し、鋼板製の小型で軽量のセグメン
トSsを組み立てていく。この小型セグメントSsを組
み立てるときには、それが軽量且つ小型であることによ
りとくにエレクタは必要としない。つぎに、小径シール
ド機3の外周に緩く嵌合されていた(図10参照)エン
トランスパッキン30を、上記閉塞壁材24の外周に固
設されているエントランスパッキン取付用の円筒状フラ
ンジ部材36に固定する。そして、小径シールド機3が
上記閉塞壁材24を切削することにより、予め大径シー
ルド機2のスキンプレート2aに形成されていた通過口
25が開口され、小径シールド機3は外部に向かって掘
進を開始する。なお、本実施例では、図14に示す工程
から図15に示す工程にかけて、小径シールド機3の前
進に応じて後胴37、テールプレート38およびテール
シール39(これらの構造部品については図13も併せ
て参照)をその順に、小径シールド機3の後端部に組付
けていく。ただし、小径シールド機が大径シールド機に
比較してその直径が大変小さい場合は、これら構造部品
37、38、39の少なくとも一個は予め組み込んだう
えで大径シールド機内に収容しておくこともできる。
【0042】つぎに、図15に示すように、長いストロ
ークの通常の推進ジャッキ40に取り替え、エレクタ4
1を搬入し、通常サイズのセグメントSoを組立ててい
く。
【0043】なお、エレクタ41の搬入は、図示されて
いないが、組み立て済の小型セグメントSsの一部を開
放して行う。
【0044】図16には上記エントランスパッキン30
の要部の断面が示されている。エントランスパッキン3
0の内周面に全周にわたって溝42が形成されており、
この溝42には、その中に水を圧入するための給水口4
3が設けられている。そして、この溝42は全周にわた
ってゴム素材等からなる可撓性の閉止板44によって閉
止されており、閉止板44の外側には全周にわたってシ
ール片45が取り付けられている。このシール片45は
ポリウレタン樹脂またはゴム素材等からなる可撓性の板
材45aの中に、多数枚の短冊状金属片45bが全周に
わたって整列状態で埋め込まれている。シール片45は
この短冊状金属片45bによって必要なシール圧が生じ
るようにその剛性が高められている。図16(a)はエ
ントランスパッキン30の非作動状態を示し、図16
(b)は作動状態を示す。図16(b)には、水を溝4
2内へ圧入することにより、閉止板44の膨出に伴って
シール片45が起立し、小径シールド機3の外周面に当
接した状態が示されている。
【0045】こうすることによって、エントランスパッ
キン30の内周面と小径シールド機3の外周面との間隙
が閉塞され、外部の地下水や土砂が大径シールド機2内
へ侵入することが防止される。なお、図示のスペーサ4
6を介在させることに限定されることはなく、溝42の
底部に直接閉止板44を取り付けてもよい。
【0046】叙上の実施例では、スクリュウコンベアに
よってカッターチャンバ内の土砂を搬出する、いわゆる
土圧式の掘進機を例にとっているが、とくに土圧式に限
定されることはなく、カッターチャンバ内に水を注入し
て土砂を泥水化し、これを配管を通して吸い取り搬出す
る、いわゆる泥水式の掘進機にも適用しうることは明ら
かである。泥水式の場合はたとえば図17および図18
に示すような配管を採用することができる。両図におい
て47は送水管であり、48は排泥管である。
【0047】また、図19に示すように、小径シールド
機3が分岐するときには両配管47、48を小径シール
ド機3に連結すればよい。
【0048】また、叙上の実施例では、大径シールド機
2のバルクヘッド5は回転式であるが、本発明ではとく
に回転式に限定されることはない。たとえば、図20に
示される大径シールド機51のバルクヘッド52は固定
式にされている(図1を比較参照)。図20において、
バルクヘッド52の外周側には別途円輪部材53が配設
されており、この円輪部材53は回転駆動装置7のピニ
オン7aに噛合するギアリング8に固定された回転リン
グ部4に接続されている。したがって、回転駆動装置7
によって円輪部材53が回転駆動され、それによって連
結部材54を介してカッターディスク10が回転させら
れる。バルクヘッド52は固定ブラケット55および接
続用のフランジ56によって回転駆動装置7とともに小
径シールド機3に固定されている。57a、57bはそ
れぞれ回転リング部4とバルクヘッド52を含む固定側
とのあいだに配設されたシール部材である。このよう
に、バルクヘッド52が固定されているため、スクリュ
ウコンベア58およびマンホール59等を任意の位置に
配設することができる。さらに、本図のような土圧式で
はなく、泥水式のシールド機の場合には、排泥管や送水
管等(図示されていない)をバルクヘッド52に固定す
ることも可能である。さらに、図示のごとく、、コピー
カッター60用のロータリージョイント61をバルクヘ
ッド52に設置することもできる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、大径シールド機に対し
て直径差が小さい小径シールド機をも分岐式として大径
シールド機内に組み込むことができ、小径シールド機の
大径シールド機からの分離、分岐を遠隔操作によらない
ため的確な作業が可能となる。
【0050】さらに、掘進機到達後の分岐地点における
立坑の構築が不要となり、しかも、一般の曲率の大きな
屈曲掘進に必要とされる地盤改良や特殊形状のセグメン
トが不要となる。その結果、工事期間や建造コスト上で
大きな改善が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の掘進機の一実施例を示す側面断面図で
ある。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1の掘進機における小径シールド機の摺動板
の一例を示す斜視図である。
【図4】図1の掘進機における小径シールド機の摺動板
の他の例を示す斜視図である。
【図5】図1の掘進機の要部を示す平面断面図である。
【図6】小径シールド機の分離直前における図1の掘進
機を示す側面断面図である。
【図7】図1の掘進機の小径シールド機の分岐動作を示
す説明図である。
【図8】図1の掘進機の小径シールド機の分岐動作を示
す説明図である。
【図9】図1の掘進機の小径シールド機の分岐動作を示
す説明図である。
【図10】図1の掘進機の小径シールド機の分岐動作を
示す説明図である。
【図11】図1の掘進機の小径シールド機の分岐動作を
示す説明図である。
【図12】図1の掘進機の小径シールド機の分岐動作を
示す説明図である。
【図13】図1の掘進機の分岐時における、完全装備の
状態にある小径シールド機を示す側面断面図である。
【図14】図1の掘進機の小径シールド機の分岐動作を
示す平面断面図である。
【図15】図1の掘進機の小径シールド機の分岐動作を
示す平面断面図である。
【図16】図1の大径シールド機における小径シールド
機通過用のエントランスパッキンの動作を示す断面図で
あり、(a)は非作動状態を示し、(b)は作動状態を
示す。
【図17】本発明を泥水式掘進機に適用した場合の送排
泥管の一配管例を示す断面図である。
【図18】本発明を泥水式掘進機に適用した場合の送排
泥管の他の配管例を示す断面図である。
【図19】本発明を泥水式掘進機に適用した場合の送排
泥管のさらに他の配管例を示す断面図である。
【図20】本発明の掘進機の他の実施例を示す側面断面
図である。
【符号の説明】
1・・・掘進機 2、51・・・大径シールド機 3・・・小径シールド機 4・・・回転リング部 5、52・・・バルクヘッド 10・・・カッターディスク 19・・・架台 20・・・摺動板 21・・・摺動板 22・・・回転支軸 23・・・ボス 24・・・閉塞壁材 28・・・バルクヘッド 29・・・カッターディスク 30・・・エントランスパッキン Ss・・・セグメント So・・・セグメント

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大径シールド機と、該大径シールド機内
    に収容された、大径シールド機から分岐して掘進しうる
    小径シールド機とからなる分岐式シールド掘進機であっ
    て、上記小径シールド機が、そのカッターディスクが取
    り外された状態で、且つその駆動装置と大径シールド機
    のカッターディスクとが離脱可能に連結された状態で、
    大径シールド機に離脱可能に保持されており、さらに小
    径シールド機が、大径シールド機内を実質的に水平面内
    で移動および回転しうるように構成されており、大径シ
    ールド機の外郭に、小径シールド機のカッターディスク
    によって切削可能な実質的にコンクリートからなる閉塞
    壁材によって閉塞された、小径シールド機用の通過口が
    形成されてなる分岐式シールド掘進機。
  2. 【請求項2】 前記大径シールド機内に小径シールド機
    が載置され且つ移動および回転しうる架台が装備されて
    おり、前記小径シールド機の下面に、上記架台上を摺動
    しうる摺動部材が着脱自在に設けられてなる請求項1記
    載の分岐式シールド掘進機。
  3. 【請求項3】 前記大径シールド機の天井部における一
    部位および床部における前記一部位から鉛直下方の一部
    位それぞれに、進退可能の小径シールド機回転軸用の支
    軸が設けられ、小径シールド機の外表面における二部位
    に上記支軸が係合しうるボスが設けられてなる請求項1
    記載の分岐式シールド掘進機。
  4. 【請求項4】 前記両支軸と両ボスが、実質的に前記通
    過口の中心位置を含み且つ大径シールド機の中心軸に垂
    直な面内に配設されてなる請求項3記載の分岐式シール
    ド掘進機。
  5. 【請求項5】 前記大径シールド機内部に、前記閉塞壁
    材の実質的に周縁にわたって円筒状のシール部材が装着
    可能に構成されており、該円筒状のシール部材がその内
    径側を小径シールド機が通過しうる大きさであり、かつ
    その内周面全周にわたって、通過する小径シールド機の
    外周面との間隙を閉塞しうる膨出可能なパッキンが設け
    られてなる請求項1記載の分岐式シールド掘進機。
  6. 【請求項6】 小径シールド機内周側に、前記駆動装置
    によって回転駆動されうるリング部材が配設されてお
    り、該リング部材に大径シールド機のバルクヘッドが連
    結され、該バルクヘッドに連結部材を介して大径シール
    ド機のカッターディスクが連結されてなる請求項1記載
    の分岐式シールド掘進機。
  7. 【請求項7】 小径シールド機内周側に、前記駆動装置
    によって回転駆動されうるリング部材が配設されてお
    り、該リング部材に連結部材を介して大径シールド機の
    カッターディスクが連結されており、前記リング部材の
    内周側に大径シールド機のバルクヘッドがブラケットを
    介して小径シールド機に固定されてなる請求項1記載の
    分岐式シールド掘進機。
  8. 【請求項8】 前記バルクヘッドに、大径シールド機の
    コピーカッター用ロータリージョイント、スクリュウコ
    ンベア、マンホール、送水管および排泥管のうち、少な
    くとも前記ロータリージョイントが固設されてなる請求
    項7記載の分岐式シールド掘進機。
  9. 【請求項9】 トンネルの分岐掘進を行うに際して、
    (1) 大径シールド機のカッターディスクと小径シールド
    機の駆動装置との連結を解除すると同時に、大径シール
    ド機による小径シールド機の保持を解除する工程と、
    (2) その下面に摺動板を有する小径シールド機を、大径
    シールド機内に装備された摺動架台上を後退させる工程
    と、(3) 大径シールド機のカッターチャンバ内に薬液ま
    たは固化液を注入してカッターチャンバ内の土砂を固化
    する工程と、(4) 上記摺動架台上で小径シールド機を作
    業スペースが確保される方向に回転させ、その前端にバ
    ルクヘッドおよびカッターディスクを装着する工程と、
    (5) 小径シールド機の前端を、大径シールド機の外郭に
    形成された小径シールド機用の円形通過口を閉塞する閉
    塞壁材に向く方向に回転させる工程と、(6) 上記閉塞壁
    材の内側に小径シールド機が通過しうる円筒状のエント
    ランスパッキンを装着する工程と、(7) 上記エントラン
    スパッキンによって、通過する小径シールド機外周面と
    の間隙を閉塞しつつ、セグメントを組み立てながら小径
    シールド機を前進させて、小径シールド機によって上記
    閉塞壁材を切削貫通して掘進する工程とからなる分岐式
    シールド掘進法。
  10. 【請求項10】 前記工程(4) において、小径シールド
    機を回転させるまえに、小径シールド機の頂部近傍にお
    ける一部位および該一部位から鉛直下方の最下部近傍の
    一部位それぞれに形成されたボスに、大径シールド機の
    天井部における一部位および床部における前記一部位か
    ら鉛直下方の一部位それぞれに、進退可能に装備された
    小径シールド機回転軸用の支軸を係合させる工程が付加
    され、前記工程(7) において、小径シールド機を前進さ
    せるまえに、上記ボスと支軸との係合を解除する工程が
    付加されてなる請求項9記載の分岐式シールド掘進法。
  11. 【請求項11】 前記セグメントを組み立てる工程(7)
    において、小径シールド機にストロークの比較的短い小
    型推進ジャッキを取り付け、小型軽量のセグメントを組
    み立てつつ該小型推進ジャッキによって小径シールド機
    を前進させ、小径シールド機が前記閉塞壁材を切削貫通
    してからストロークの比較的長い推進ジャッキに取り替
    え、エレクタを小径シールド機内に組付け、エレクタに
    よってセグメント組み立てつつ小径シールド機を前進さ
    せる工程が付加されてなる請求項9記載の分岐式シール
    ド掘進法。
  12. 【請求項12】 前記セグメントを組み立てる工程(7)
    において、小径シールド機の後端部にその後胴、テール
    プレートおよびテールシールを組付ける工程が付加され
    てなる請求項11記載の分岐式シールド掘進法。
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