JP2728250B2 - バンドソーにおける鋸刃破断防止装置 - Google Patents

バンドソーにおける鋸刃破断防止装置

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JP2728250B2 JP62335752A JP33575287A JP2728250B2 JP 2728250 B2 JP2728250 B2 JP 2728250B2 JP 62335752 A JP62335752 A JP 62335752A JP 33575287 A JP33575287 A JP 33575287A JP 2728250 B2 JP2728250 B2 JP 2728250B2
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はバンドソーにおける鋸刃破断防止装置に関す
るものである。 (従来の技術) 一般に帯鋸盤によって棒材等のワークを切断するとき
には、帯鋸刃の摩耗、帯鋸刃の走行速度、切込量等、種
々の切削条件により帯鋸刃に撓み等が生じて切曲りが生
じやすい。それ故に帯鋸盤によって棒材等のワークを切
断する場合には、帯鋸刃のねじれ量を検出して切曲り量
を求めている。ところが、ワークの寸法等の切削条件が
異なる場合には切曲り量の正確な予測が不可能となり、
切曲り限度内に帯鋸刃のねじれ量があるか否かを判定す
ることができない。そこで、かかる不都合を解消するた
め、帯鋸刃のねじれ量を検出して取り出した信号を切曲
り量に対応する信号に変換させる切曲り検出装置が必要
になり、従来からこのような切曲り検出装置が用いられ
ている。第6図はかかる切曲り検出装置の一例を示すブ
ロック図である。この図において、a乃至dはマニュア
ル(手動)調節部で、aは校正用強制変位量調整部、b
は零調整及びゲイン調整部、cはゲイン調整部、dは補
正分調整部である。eはローラ検出部で、このローラ検
出部eは帯鋸刃のねじれに追従した検知手段の変位をセ
ンサによって検出させる。fはワーク幅検出部で、この
ワーク幅検出部では、ワーク幅が最大又は最小になる値
を検出する。gは変位量検出部で、この変位量検出部g
ではローラ検出部eで検出された変位量を校正用強制変
位量調整部aで校正して校正後のローラ変位量を検出す
る。hは電圧変換部で、この電圧変換部hでは変位量検
出部gで得た変位量に基づき零調整及びゲイン調整部h
で零調整及びゲイン調整をし、前記ローラ変位量を電圧
に変換する。iは電圧変換部で、この電圧変換部iでは
ワーク幅検出部fで検出したワーク幅に基づきゲイン調
整部cでゲイン調整を行ない、前記ワーク幅を電圧に変
換する。jは掛け算部で、ここでは電圧変換部hで電圧
に変換された前記ローラ変位量と電圧変換部iで電圧に
変換されたワーク幅の掛け算をし補正前の切曲り量を求
める。 Kは補正部で、ここでは掛け算jして求められた切曲
り量に基づいて補正分調整部dを調整することにより補
正後の切曲り量を得る。 (発明が解決しようとする問題点) かかる装置ではワークの寸法等の切削条件が異なる場
合でも切曲り量の予測が可能になり、切曲り限度内に帯
鋸刃のねじれ量があるか否かの判定をすることが可能に
なる。 しかし、この装置には校正用強制変位量調整部a等の
多くのマニュアル(手動)調整箇所があり、組立時や使
用時にそれらの手動調整をしなければならない。 また、この装置ではそれら手動調整箇所が多いために
組立時や使用時に(1)ローラ検出部eの調整及びメー
タの零調整誤差、(2)ローラ検出部eにおけるコント
ロール部のオペアンプ零調整及びゲイン調整誤差、
(3)メータの指針読取り誤差、及び(4)ワーク幅検
出部fにおけるコントロール部のオペアンプゲイン調整
誤差が蓄積される。このため、この装置では経時的な変
化につれて上記誤差が大きくなり、掛け算部jで得られ
る補正前の切曲り量も実際の切曲り量とは異なったもの
になる。それ故、かかる装置では掛け算部jで得られた
切曲り量に基いて補正部kで補正をしても正確な切曲り
量を得る事ができないという不都合が生じる。また、か
かる装置では上記のように調整箇所が多く、それらの調
整をしながらワークを切断しなければないらいので、ワ
ークの切断に多くの時間がかかり、ワークを切断するた
めの作業コストが嵩んでしまうという不都合も生じる。 そこで、本発明はディジタル処理方式によりオートキ
ャリブレーション(自動校正)をする補正演算手段を備
えることにより、設定が容易になり、従来のアナログ回
路による調整を用いずに常に正確な切曲り量を検出する
ことができるようにすると共に、調整工数を大幅に削減
することができるようにすることを目的とする。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、バンド
ソーにおける帯鋸刃のねじれに追従する検出部材の変位
量を検出する変位量検出部と、前記帯鋸刃によって切断
されるワークの幅を検出するワーク幅検出部と、上記変
位量検出部の検出値とワーク幅検出部の検出値に基いて
変位量補正係数およびワーク幅補正量を演算する補正演
算処理部と、前記変位量検出部の現在の検出値と前記ワ
ーク幅検出部の検出値と前記補正演算処理部において演
算した変位量補正係数およびワーク幅補正量とに基いて
ワークの切断中における実際の切曲り量を演算する切曲
り量計算処理部と、この切曲り量計算処理部において演
算された切曲り量を表示する表示部と、を備えてなるも
のである。 (実施例) 次に本発明の一実施例を第1図乃至第3図に基づいて
説明する。第1図は本発明の一実施例を適用する帯鋸盤
と鋸刃破断防止装置の例、第2図はその鋸刃破断防止装
置の検出部を中心とした概要図で、第1図において、帯
鋸盤1における基台2上には、ワークWを緊締自在にす
るバイス機構3が装着されていると共に、ハウジング4
がヒンジピン5を介して昇降可能に装着されている。ま
た、ハウジング4内には左右に離隔して配置されている
駆動ホイール6と従動ホイール7が回転可能に内装さ
れ、この駆動ホイール6と従動ホイール7にはエンドレ
スの帯鋸刃8が掛け回されている。また、基台2とハウ
ジング4間にはハウジング4を昇降させるためのシリン
ダ9が設けられている。またハウジング4の中央部に設
けた梁部材10には固定側ガイドブラケット11と移動側ガ
イドブラケット12が設けられていて、第2図に示すよう
にワークの径に応じて移動側ガイドブラケット12を移動
させることができるようになっている。上記帯鋸盤1は
シリンダ9に圧油を供給することにより、ハウジング4
がヒンジピン5を中心に回動し上昇するが、シリンダ9
内の圧油を排出することにより、自重で下降し、その下
降時に帯鋸刃8でもってワークWの切断を行なうもので
ある。また、鋸刃破断防止装置13はワークWに対面した
側の面に装着され、オートキャリブレーション機能等に
より常に正確な切曲り量を検出等し、鋸刃がねじれによ
り破断されないようにするものである。 次に第2図の鋸刃破断防止装置について説明する。第
2図において、符号14はローラ変位量を検出するローラ
変位量検出部である。検知棒15には軸承16を介して支軸
17が回動可能に支承されている。検知棒15は帯鋸刃8の
走行方向(第2図において左右方向)に水平に延伸され
るようになっており、検知棒15の下端面が回転可能な検
出ローラ18に取付けられている。また、固定インサート
19a,19bは帯鋸刃8の両側を案内狹持するようになって
いる。上記検知棒15の支軸17より上方の上端部側面には
螺杆20が位置調節可能に螺合され、また螺杆20は検知棒
15と平行な棒21の上端部側面に螺合されている。棒21の
上端には、磁性体等で形成されたチップ22が端部をわず
かに突出させて図示省略のネジ等によって位置調節可能
に取付けられている。また、チップ22の先端と相対して
磁気に感応するマグネセンサ検出ヘッド23が設けられて
いる。デテクタ24はマグネセンサ検出ヘッド23で検知し
たローラ変位量を検出し増幅部25aへ検出信号を送出せ
るもので、このデテクタ24では前記ローラ変位量が負
(−)側のときには機械の前方から見て前方への切曲り
量、また該変位量が正(+)側のときには機械の前方か
ら見て後方への切曲り量が検出できるようになってい
る。また、ワーク幅検出部26は、ワークWの径に応じて
移動側ガイドブラケット12を移動した時のワーク幅が抵
抗可変手段27であるポテンショメータで電圧に変換され
るように構成されている。ワーク幅補正部28は後述する
中央処理部31(第3図)内に備えられている補正部で、
このワーク幅補正部28には抵抗可変手段27から増幅部25
bを経て供給される電気信号と、ローラ変位量検出部14
から増幅部25aを経て供給される電気信号に基づいてワ
ーク幅の補正がされるようになっている。 次に、第3図の装置について説明する。第3図は本発
明の一実施例を示す全体構成図である。第3図におい
て、符号29はディップスイッチ(DIP−SW)で、このス
イッチの切換えによってモード選択、インチ/mm切換、
バンドソーの機種選択及びタイマ設定を中央処理部31に
対してする。タイマ設定は切曲り量が設定値を超えてか
ら切削中止信号を図示省略の装置駆動部に供給させるま
での時間を設定するものである。また、入力データ取込
処理部30はA/D変換器から成り、増幅器25a,25bで増幅さ
れたローラ変位量信号とワーク幅検出信号(アナログ信
号)をディジタル信号に変換し、その変換された両信号
に基づいて中央処理部31で補正演算処理や切曲り量計算
処理等をする。中央処理部31は補正演算処理部31aと切
曲り量計算処理部31b等から成り、補正演算処理部31aに
は入力データ取込処理部30から送出されるローラ変位
量、ワーク幅(その最大値と最小値)、切曲り量(その
最大値と最小値)に相当する各電気信号が入力され、こ
れらの信号に基づいて補正値が校正(オートキャリブレ
ーション)されるようになっている。切曲り量計算処理
部31bにはワークWを加工する時に、随時、ワーク幅検
出部26とローラ変位量検出部14で検出されたワーク幅及
びローラ変位量が入力データ取込処理部30等を経て入力
され、ワーク加工時における切曲り量が算出できるよう
になっている。また、前記中央処理部31には動作電圧供
給部32から動作電圧が供給されるようになっている。表
示警報コントロール処理部33は表示部34及び警報器35の
動作を制御するもので、前記切曲り量計算処理部31bで
算出された切曲り量を表示部34に表示させ、また任意に
変更可能な設定値以上になると警報器35を作動させるよ
うになっている。表示部34はオートキャル時のデータN
O.及びエラーコードを7セグメントLEDに表示するもの
である。E2PROM36は入力値を保存す不揮発性のメモリで
ある。また操作スイッチ37は中央処理部31に対して切曲
り量の設定、切曲り検出ON/OFF設定及び表示データの選
択させるものである。 尚、上記ディップスイッチ29のモード選択によって補
正量計算時のオートキャルモード、入力データ取込処理
部30の出力確認のためのモニタモード及び切削中の切曲
りを算出するオペレーションモードへ切換えられるよう
になっている。 本装置は上記構成により、従来のアナログ回路による
調整を用いずに正確な切曲り量を検出し、調整工数を大
幅に削減できるようにするものである。 次に本実施例の動作について第1図乃至第3図を参照
しながら説明する。 帯鋸盤によって棒材等のワークを切断するときには、
帯鋸刃のねじれ量をローラ変位量検出部14で検出すると
共に、ワーク幅Wをワーク幅検出部26で検出する。そし
て、その検出信号(アナログ信号)を入力データ取込処
理部30でディジタル信号に変換する。次に、変換された
信号を中央処理部31の補正演算処理部31aと切曲り量計
算処理部31bで処理する。そして、両処理部31a,31bで処
理されて得られた切削中の切曲り量に相当する信号を表
示警報コントロール処理部33を経て表示部34に表示す
る。また、該切削中の切曲り量に相当する信号が予め表
示警報コントロール処理部33に設定しておいたレベルを
超える場合には、警報器35を鳴動させて切削作業者に鋸
刃が破断される状態に近づいていることを知らせ、注意
を喚起させる。 次に、上記中央処理部31内の補正演算処理31と切曲り
量計算処理部31bの具体的な処理手順の例について第4
図及び第5図のフローチャートと上記第1乃至第3図を
参照して説明する。 最初に補正演算処理部31aの処理手順について説明す
る。 今、帯鋸盤によって棒材等のワークを切断しようとす
る場合に、先ず切曲り量の補正演算をスタートする(ス
テップ1)。そして、ディプスイッチ29のモード選択ス
イッチをオートキャルモードに設定する(ステップ
2)。次に、ローラ変位量検出部14のローラ変位量が0
のときにおける電圧VOを入力し、操作スイッチ37の切曲
り検出ON/OFF設定スイッチを1回押して設定条件を確定
し(ステップ3,4)、確定した設定条件『電圧VO』をE2P
ROM36に記憶する。そして、鋸刃とローラ2間に例えば
0.4mmのスペーサを入れローラ変位量0.4mmにおける電圧
Vを入力し、切曲り検出設定ON/OFF設定スイッチを押し
て設定条件を確定し(ステップ5,6)、確定した設定条
件『ローラ変位量0.4mm』をE2PROM36に記憶する。 また、上記ステップ3と同時に(または図示を省略す
るがステップ6につづけて)ワーク幅検出部26でワーク
幅が最大値になるときのRmaxを得るため、移動側ガイド
ブラケット12(第2図)をRmax値まで移動させてRmax値
をポテンショメータ27で測定する。そして切曲り検出ON
/OFF設定スイッチを押して設定条件を確定する(ステッ
プ7〜9)。そして、その設定条件をE2PROM36に記憶す
る。次に、ワーク幅検出部26でワーク幅最小値Rminを入
力するため、移動側ガイドブラケット12をRmin値まで移
動させて、Rmin値をポデンショメータ27で測定する。そ
して切曲り検出ON/OFF設定スイッチを押して設定条件を
確定する(ステップ10〜12)。そして、その設定条件を
E2PROM36に記憶する。 次に、上記設定条件が確実に上記E2PROM36に記憶され
ているか否かを確認する(ステップ13)。 設定条件が確実にE2PROM36に記憶されていないと判断
された場合には上記ステップ1に戻り、再び同様に設定
をし直す。また、ステップ13において、上記処理が確実
に実行されたと判断された場合には、R=Rmax,R=Rmin
のときの各切曲り量C2,C1よりRmax,Rminにおける補正量
K,R0を求め、そのK,R0をE2PROM36に記憶する(ステップ
14,15)。R=Rmax,R=Rminのときの切曲り量C2,C1は次
の式で求める。 C2=K(V−V0)・[{(C2−C1)/(Rmax−Rmin)}
・Rmax+R0]…(1) C1=K(V−V0)・[{(C2−C1)/(Rmax−Rmin)}
・Rmin+R0]…(2) でなお、 K:ローラ変位量補正係数 V:ローラ変位量(出力電圧) V0:オフセット電圧(ローラ変位量“0"における出力電
圧) C1:Rmin時の切曲り量(ローラ変位“0.4mm"時) C2:Rmax時の切曲り量(ローラ変位“0.4mm"時) Rmin:ワーク幅最大値(ポテンショメータの値) Rmax:ワーク幅最小値(ポテンショメータの値) R0:ワーク幅補正量 R:実際のワーク幅(ボテンショメータの値) である。 また(1)、(2)式より補正値は K:1/(V−V0) …(3) R0=(C1Rmax−C2Rmin)/(Rmax−Rmin) …(4) になり、未知数であるK,R0[(3),(4)]が求ま
る。 そして、オペレーションモード(切削中)には上記計
算式に基づいて第5のフローチャートのようにして切曲
り量が算出される。 まず、切曲り量の算出をスタートする(ステップ1
6)。 次に、ローラ変位量をローラ検出部14で検出する(ス
テップ17)。そして、検出されたローラ変位量を電圧値
に変換する(ステップ18)。また、ワーク幅をワーク幅
検出部26で検出する(ステップ19)。そして検出された
ワーク幅を抵抗値で表わす(ステップ20)。次に、ステ
ップ18とステップ20より電圧値と抵抗値の積より実際の
切曲り量をC=K(V−V0)[{(C2−C1)/(Rmax−
Rmin)}・R+R0]より算出する(ステップ21)。 このようにして、オペレーションモードにすることに
より切曲り量が算出できる。 尚、切曲り量C1,C2はバンドソーの機種別に決定され
るている値で、上記E2PROM36に記憶される。 更に、モニターモード時には、入力データ取込処理部
30により出力するワーク幅及びローラ変位量に相当する
2値化信号が中央処理部31と表示警報コントロール処理
部33を経て表示部34に表示され、入力データ取込処理部
30の出力が正常であることを確認することができる。 従って、本オペレーションモードにすることにより、
鋸刃が破断される状態に近づき、ワークの切断が円滑に
行なわれなくになったことが表示部34または警報器35よ
りわかったときには、作業者は迅速にこれに対処するこ
とができる。 以上のように、本装置を用いることにより、ディジタ
ル処理方式によりオートキャリブレーションによる補正
演算を容易にすることができ、またアナログ調整回路等
を用いないので、調整工数を大幅に削減することができ
る。 [発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、バンドソーにおける帯鋸刃(8)のね
じれに追従する検出部材の変位量を検出する変位量検出
部(14)と、前記帯鋸刃(8)によって切断されるワー
ク(W)の幅を検出するーク幅検出部(26)と、上記変
位量検出部(14)の検出値とワーク幅検出部(26)の検
出値に基いて変位量補正係数(K)およびワーク幅補正
量(R0)を演算する補正演算処理部と、前記変位量検出
部(14)の現在の検出値と前記ワーク幅検出部(26)の
検出値と前記補正演算処理部において演算した変位量補
正係数(K)およびワーク幅補正量(R0)とに基いてワ
ーク(W)の切断中における実際の切曲り量(C)を演
算する切曲り量計算処理部と、この切曲り量計算処理部
において演算された切曲り量(C)を表示する表示部
(34)と、を備えてなるものである。 上記構成より明らかなように、本発明においては、帯
鋸刃8のねじれに追従する検出部材の変位量を検出する
変位量検出部14の検出値とワークWの幅を検出するワー
ク幅検出部26の検出値とに基いて変位量補正係数Kおよ
びワーク幅補正量R0が補正演算処理部において演算さ
れ、この変位量補正係数Kおよびワーク幅補正量R0と前
記ワーク幅検出部26の検出値並びに前記変位量検出部14
の現在の検出値に基いて実際の切曲り量Cが切曲り量計
算処理部において演算され、その切曲り量Cが表示部34
に表示されるものであるから、本発明によれば、従来の
ごときアナログ回路が不要になり、かつ各種調整を少な
くすることができ、また常に正確な切曲り量を表示でき
るものである。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示す図、第4図
及び第5図は本発明の一実施例を示すフローチャート、
第6図は従来の切曲り量の検出及び補正を行なう装置の
例を示すブロック図である。 1…帯鋸盤、14…ローラ変位量検出部、26…ワーク幅検
出部、31a…補正演算処理部、31b…切曲り量計算部、33
…表示警報コントロール処理部、37…操作スイッチ。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.バンドソーにおける帯鋸刃(8)のねじれに追従す
    る検出部材の変位量を検出する変位量検出部(14)と、
    前記帯鋸刃(8)によって切断されるワーク(W)の幅
    を検出するワーク幅検出部(26)と、上記変位量検出部
    (14)の検出値とワーク幅検出部(26)の検出値に基い
    て変位量補正係数(K)およびワーク幅補正量(R0)を
    演算する補正演算処理部と、前記変位量検出部(14)の
    現在の検出値と前記ワーク幅検出部(26)の検出値と前
    記補正演算処理部において演算した変位量補正係数
    (K)およびワーク幅補正量(R0)とに基いてワーク
    (W)の切断中における実際の切曲り量(C)を演算す
    る切曲り量計算処理部と、この切曲り量計算処理部にお
    いて演算された切曲り量(C)を表示する表示部(34)
    と、を備えてなることを特徴とするバンドソーにおける
    鋸刃破断防止装置。
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