JP2727891B2 - エレベーターかご室 - Google Patents

エレベーターかご室

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JP2727891B2 JP4276801A JP27680192A JP2727891B2 JP 2727891 B2 JP2727891 B2 JP 2727891B2 JP 4276801 A JP4276801 A JP 4276801A JP 27680192 A JP27680192 A JP 27680192A JP 2727891 B2 JP2727891 B2 JP 2727891B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、かご床に照明装置が
設けられたエレベーターかご室に関する。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5は、例えば実開昭59−1
56072号公報に示された従来のエレベーターかご室
を示す図で、図4はエレベーターかご室の横断平面図、
図5は図4の要部縦断面図である。図において、(1)は
互いに離れた開口部(2)を有するかご床、(3)は開口部
(2)の下方に形成された凹所で、かご床(1)を支持する床
梁(4)により側面が、また下梁(5)により底部(6)が構成
されている。(7)は底部(6)に装着されて開口部(2)対応
位置に配置された白熱灯からなる光源体、(8)開口部(2)
に嵌合状態に配置されてかご床(1)に支持された硝子製
の透光照明板である。
【0003】従来のエレベーターかご室は上記のように
構成され、かご床(1)の凹所(3)に設けられた光源体(7)
により開口部(2)、透光照明板(8)を介して脚光照明が形
成されエレベーターかご室内が照明される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターかご室では、硝子製の透光照明板(8)により
かご床(1)の一部が構成されるが、硝子は衝撃力、尖っ
たものによる荷重に対して弱い。このため透光照明板
(8)の面積が小さく制約されて安全性が確保される。し
たがって、広い透光照明板(8)による脚光を得る設計が
困難になるという問題点があった。
【0005】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、広い透光照明板による脚光照明
を得る設計が容易にできるエレベーターかご室を得るこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明に係るエレベーターかご室においては、表面に開
口する凹所を有するかご床と、かご床の凹所底部に設け
られた光源体と、凹所底部に設けられた支持部材により
周縁部が支持されて光源体に対面して光源体の上に配置
された合成樹脂製の透光板と、この透光板の上に設けら
れて上面がかご床表面対応位置に配置された硝子製の透
光照明板と、この透光照明板の縁部端面及び縁部下面に
対向して形成されて透光照明板及び支持部材の間に介装
された緩衝材とが設けられる。
【0007】また、この発明の請求項2記載の発明に係
るエレベーターかご室においては、表面に開口する凹所
を有するかご床と、かご床の凹所底部に設けられた光源
体と、凹所底部に設けられた支持部材により周縁部が支
持されて光源体に対面して光源体の上に配置された合成
樹脂製の透光板と、この透光板の上に配置された間隔片
と、この間隔片に支持されて透光板との間に空所を形成
し上面がかご床表面対応位置に配置された硝子製の透光
照明板と、この透光照明板の縁部端面及び縁部下面に対
向して形成されて透光照明板及び支持部材の間に介装さ
れた緩衝材とが設けられる。
【0008】
【作用】上記のように構成されたこの発明の請求項1記
載の発明は、硝子製の透光照明板に作用する荷重が透光
照明板及び合成樹脂製の透光板によって支持される。ま
た、上記のように構成されたこの発明の請求項2記載の
発明は、硝子製の透光照明板及び合成樹脂製の透光板の
間に空所が形成され、光源体による熱が透光照明板に伝
わりにくくなって、透光照明板に発生する熱応力が減少
する。
【0009】
【実施例】実施例1. 図1は、この発明の一実施例を示すエレベーターかご室
の要部縦断面図である。図において、(1)は比較的に広
い開口部(2)を有するかご床、(3)は開口部(2)の下方に
形成された凹所で、高さ方法の中間に段(41)が形成され
てかご床(1)を支持する床梁からなる支持部材(4)により
側面が、また支持部材(4)の下面に配置された下梁(5)に
より底部(6)が構成されている。(7)は底部(6)に装着さ
れて開口部(2)対応位置に配置された蛍光灯からなる光
源体、(8)は開口部(2)に嵌合状態に配置された硝子製の
透光照明板である。(9)は床梁(4)の段(41)及び段(41)か
ら上方の側面に設けられた緩衝材、(10)は周縁部が緩衝
材(9)に支持された強化プラスチック等の合成樹脂製の
透光板であり、上面に透光照明板(8)が載置されてい
る。
【0010】上記のように構成されたエレベーターかご
室は、かご床(1)の凹所(3)に設けられた光源体(7)によ
り開口部(2)、透光照明板(8)、透光板(10)を介して脚光
照明が形成されエレベーターかご室内が照明される。そ
して、かご床(1)の透光照明板(8)の上に作用する荷重が
透光照明板(8)及び透光板(10)により支持されるため安
全性が向上する。また、傷がつきにくい硝子製の透光照
明板(8)がかご床(1)の表面に配置され、衝撃力や尖った
ものによる荷重に対して強い合成樹脂製の透光板(10)が
透光照明板(8)の下側に設けられる。
【0011】これによって、硝子製の透光照明板(8)が
乗客の悪戯等によって万一破損した場合には、透光照明
板(8)上の乗客の荷重が透光板(10)によって支持され
る。したがって、かご床(1)の開口部(2)を広げて広い面
積の透光照明板(8)及び透光板(10)を配置しても、安全
性を確保することができ透光照明板(8)の面積が小さく
制約されることがなく、広い透光照明板(8)による脚光
照明を容易に構成することができる。
【0012】なお、硝子製の透光照明板(8)と合成樹脂
製の透光板(10)の上下位置を相互に入替えて硝子製の透
光照明板(8)の上に合成樹脂製の透光板(10)を配置し
て、硝子製の透光照明板(8)に直接傷等がつかないよう
にして、硝子製の透光照明板(8)を保護して脚光照明の
安全度を増すことも可能である。
【0013】実施例2. 図2及び図3も、この発明の他の実施例を示す図で、図
2はエレベーターかご室の要部縦断面図、図3は図2の
要部縦断側面図である。各図において、(1)は比較的に
広い開口部(2)を有するかご床、(3)は開口部(2)の下方
に形成された凹所で、かご床(1)を支持する床梁(11)又
は下梁(5)から立設された支持部材(4)により側面が、ま
た支持部材(4)の下面に配置された下梁(5)により底部
(6)が構成されている。(7)は底部(6)に装着されて開口
部(2)対応位置に配置された蛍光灯からなる光源体、(8)
は開口部(2)に嵌合状態に配置された硝子製の透光照明
板である。
【0014】(9)は支持部材(4)の上面に設けられた緩衝
材、(10)は周縁部が緩衝材(9)に支持された強化プラス
チック等の合成樹脂製の透光板、(12)は横断面L字状を
なす緩衝材からなる間隔片で、合成樹脂製の透光板(10)
の支持部材(4)に沿う縁部の上に互いに離れて設けられ
てL字の屈折部内側により硝子製の透光照明板(8)の縁
部を支持し透光照明板(8)及び透光板(10)の間に空所(1
3)を形成する。
【0015】上記のように構成されたエレベーターかご
室は、かご床(1)の凹所(3)に設けられた光源体(7)によ
り開口部(2)、透光照明板(8)、透光板(10)を介して脚光
照明が形成されエレベーターかご室内が照明される。そ
して、透光照明板(8)及び透光板(10)の間には間隔片(1
2)により空気の流通可能な空所(13)が構成される。一
方、硝子製の透光照明板(8)と合成樹脂製の透光板(10)
の熱膨張係数は異なるので、光源体(7)の発熱量が大き
いときに熱による透光照明板(8)及び透光板(10)の反り
が異なり透光照明板(8)及び透光板(10)それぞれに無理
な荷重が加わることになる。
【0016】しかし、透光照明板(8)及び透光板(10)の
間に緩衝材からなる間隔片(12)が設けてあるので、透光
照明板(8)及び透光板(10)の反りを逃がし熱による内部
応力を少なくすることができる。また、透光照明板(8)
及び透光板(10)の間に空所(13)が構成され、光源体(7)
の熱の伝導が少なくなり熱による内部応力が減少して熱
のために生じる透光板(10)の劣化等を防ぎ安全性を向上
することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の請求項1
記載の発明は、表面に開口する凹所を有するかご床と、
かご床の凹所底部に設けられた光源体と、凹所底部に設
けられた支持部材により周縁部が支持されて光源体に対
面して光源体の上に配置された合成樹脂製の透光板と、
この透光板の上に設けられて上面がかご床表面対応位置
に配置された硝子製の透光照明板と、この透光照明板の
縁部端面及び縁部下面に対向して形成されて透光照明板
及び支持部材の間に介装された緩衝材とを設けたもので
ある。
【0018】これによって、硝子製の透光照明板に作用
する荷重が透光照明板及び合成樹脂製の透光板によって
支持され、硝子製の透光照明板が破損した場合には、透
光照明板上の荷重が透光板によって支持される。したが
って、かご床の開口部を広げて広い面積の透光照明板及
び透光板を配置しても、容易に安全性を確保することが
でき広い透光照明板等による脚光照明を実現する効果が
ある。また、透光照明板及び支持部材の間に緩衝材が設
けられるので、エレベーターのかご床に発生する振動に
よって透光照明板等が加振されて不快な振動音が発生す
る不具合を防止する効果がある。
【0019】また、以上説明したようにこの発明の請求
項2記載の発明は、表面に開口する凹所を有するかご床
と、かご床の凹所底部に設けられた光源体と、凹所底部
に設けられた支持部材により周縁部が支持されて光源体
に対面して光源体の上に配置された合成樹脂製の透光板
と、この透光板の上に配置された間隔片と、この間隔片
に支持されて透光板との間に空所を形成し上面がかご床
表面対応位置に配置された硝子製の透光照明板と、この
透光照明板の縁部端面及び縁部下面に対向して形成され
て透光照明板及び支持部材の間に介装された緩衝材と
設けたものである。
【0020】これによって、硝子製の透光照明板及び合
成樹脂製の透光板の間に空所が形成され、光源体の熱に
よる透光照明板等の温度上昇が少なくなって、透光照明
板等に発生する熱による内部応力が減少して熱のために
生じる透光照明板等の劣化を防ぎ安全性を向上する効果
がある。また、透光照明板及び支持部材の間に緩衝材が
設けられるので、エレベーターのかご床に発生する振動
によって透光照明板等が加振されて不快な振動音が発生
する不具合を防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すエレベーターかご室
の要部縦断面図。
【図2】この発明の実施例2を示すエレベーターかご室
の要部縦断面図。
【図3】図2の要部縦断側面図。
【図4】従来のエレベーターかご室を示す要部横断平面
図。
【図5】図4の要部縦断面図。
【符号の説明】
1 かご床 3 凹所 4 支持部材 6 底部 7 光源体 8 透光照明板9 緩衝材 10 透光板 12 間隔片(緩衝材) 13 空所

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に開口する凹所を有するかご床と、
    上記凹所の底部に設けられた光源体と、上記底部に設け
    られた支持部材により周縁部が支持されて上記光源体に
    対面して上記光源体の上に配置された合成樹脂製の透光
    板と、この透光板の上に設けられて上面が上記かご床表
    面対応位置に配置された硝子製の透光照明板と、この透
    光照明板の縁部端面及び縁部下面に対向して形成されて
    上記透光照明板及び支持部材の間に介装された緩衝材と
    を備えたエレベーターかご室。
  2. 【請求項2】 表面に開口する凹所を有するかご床と、
    上記凹所の底部に設けられた光源体と、上記底部に設け
    られた支持部材により周縁部が支持されて上記光源体に
    対面して上記光源体の上に配置された合成樹脂製の透光
    板と、この透光板の上に配置された間隔片と、この間隔
    片に支持されて上記透光板との間に空所を形成し上面が
    上記かご床表面対応位置に配置された硝子製の透光照明
    板と、この透光照明板の縁部端面及び縁部下面に対向し
    て形成されて上記透光照明板及び支持部材の間に介装さ
    れた緩衝材とを備えたエレベーターかご室。
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