JP3140583U - ナンバープレート用照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ナンバープレートの厚みを小さくする照明でナンバー部を光らすナンバープレート用照明器具を提供する。
【解決手段】文字や数字の2つの字列がある透光材でできたナンバープレートと複数個のLED素子5、51を有する2枚の配線基板4、41とからなり、開口端がある断面U字状の不透光材でできた本体3の内底面30でこれらの字列B1の境界位置に対応する位置に2枚の配線基板4、41を離間して立設し、ナンバープレートを保持可能とする環状の枠体2を本体3の開口端31に載置してなるナンバープレート用照明器具1において、複数個のLED素子5、51を配線基板4、41の配線パターン面に立設してLED素子5、51がナンバープレートの字列とほぼ平行に対面させて、ナンバープレートとLED素子5、51との間に光拡散プレート7を本体3の開口端にシール材を介して設けてナンバープレートの字列を均一に光らす。
【選択図】図4
【解決手段】文字や数字の2つの字列がある透光材でできたナンバープレートと複数個のLED素子5、51を有する2枚の配線基板4、41とからなり、開口端がある断面U字状の不透光材でできた本体3の内底面30でこれらの字列B1の境界位置に対応する位置に2枚の配線基板4、41を離間して立設し、ナンバープレートを保持可能とする環状の枠体2を本体3の開口端31に載置してなるナンバープレート用照明器具1において、複数個のLED素子5、51を配線基板4、41の配線パターン面に立設してLED素子5、51がナンバープレートの字列とほぼ平行に対面させて、ナンバープレートとLED素子5、51との間に光拡散プレート7を本体3の開口端にシール材を介して設けてナンバープレートの字列を均一に光らす。
【選択図】図4
Description
本考案は、照明でナンバー部を光らす車両用のナンバープレート用照明器具に関する。
従来、均一な内部照明用の簡素かつ信頼性の高い構造を備えた車両用のバックライト式ナンバープレートとして特許文献1のような車両用の照明式ナンバープレート(10)は、対向する主前面および主後面(14、16)ならびにその間の側面(18、20、22、24)を有する光導路(12)と、光導路(12)を照らすために、光導路(12)の少なくとも1つの側面(20)の少なくとも一部に沿って配置された細長い光源(26)と、を具備している。さらに、照明式ナンバープレート(10)は光透過性再帰反射フィルム(50)および表示(56、58)を具備し、光透過性再帰反射フィルム(50)および表示(56、58)は光導路(12)の前面(14)の前側に配置される車両用の照明式ナンバープレート用照明器具が提案されている。
特許文献2のように、フレーム110と、その正面に装着されるプレート170と、プレート170の後方との間に距離を置くミラー150と、フレー110ムの少なくともの一側の内側に配置される多数個のLEDランプ140と、LEDランプ140に向き合う光誘導板160とを備えることで、光誘導板160により多数個のLEDランプ140の光線をプレート170とミラー150に誘導することにより、光度が高く均質なLEDランプ使用の表示板が提案されている。
しかし、上記特許文献1の提案では、車両用の照明式ナンバープレート用照明器具における光源が側面に沿って配置されており、光源の配置が偏在しているので、そのナンバープレート全体にわたって均一に光らないため、車両用の照明式ナンバープレート用照明器具全体の厚みを大きくする必要があり、また、特許文献2の提案においても光誘導板によりLEDランプの光線をプレートとミラーに誘導する構成で、車両用の照明式ナンバープレート用照明器具全体の厚みを小さくすることはできないという問題がある。
そこで、本考案は、上記問題点を解消してナンバープレート用照明器具の厚みを小さくする照明でナンバープレート全体にわたって均一に光らすナンバープレート用照明器具を提供することを目的とする。
本考案の請求項1記載のナンバープレート用照明器具は、文字や数字の2つの字列がある透光材でできたナンバープレートと複数個のLED素子を有する2枚の配線基板とからなり、開口端のある断面U字状の不透光材でできた本体の内底面でこれら2つの字列の境界位置に対応する位置に前記2枚の配線基板を離間して立設し、前記ナンバープレートを保持可能とする環状の枠体を前記本体の開口端に載置してなるナンバープレート用照明器具であって、複数個のLED素子を配線基板の配線パターン面に立設して前記LED素子がナンバープレートの前記字列とほぼ平行に対面させて、前記ナンバープレートと前記LED素子との間に光拡散プレートを前記本体の開口端にシール材を介して設けてなることを特徴とする。
本考案の請求項2記載の車両用のナンバープレート用照明器具は、本考案の請求項1記載のナンバープレート用照明器具において、前記光拡散プレートは緩衝リングを介してナンバープレート側である上段の光拡散プレートと本体の内底面側である下段の光拡散プレートとからなり、前記上段の光拡散プレートの下面には複数個のLED素子と対面する領域に光拡散処理がされた第1の光拡散部と前記上段の光拡散プレートの上面には複数個のLED素子と対面する位置に各LED素子に対応して複数個の光拡散処理がされた第2の光拡散部とを有することを特徴とする。
本考案の請求項3記載の車両用のナンバープレート用照明器具は、本考案の請求項1記載のナンバープレート用照明器具において、前記光拡散プレートは緩衝リングを介してナンバープレート側である上段の光拡散プレートと本体の内底面側である下段の光拡散プレートとからなり、前記上段の光拡散プレートの下面には複数個のLED素子と対面する領域に光拡散処理がされた第1の光拡散部と前記上段の光拡散プレートの上面には複数個のLED素子と対面する位置に各LED素子に対応して複数個の光拡散処理がされた第2の光拡散部とを有することを特徴とする。
本考案の車両用のナンバープレート用照明器具は、文字や数字の2つの字列がある透光材でできたナンバープレートと複数個のLED素子を有する2枚の配線基板とからなり、開口端のある断面U字状の不透光材でできた本体の内底面でこれら2つの字列の境界位置に対応する位置に前記2枚の配線基板を離間して立設し、前記ナンバープレートを保持可能とする環状の枠体を前記本体の開口端に載置してなるナンバープレート用照明器具であって、複数個のLED素子を配線基板の配線パターン面に立設して前記LED素子がナンバープレートの前記字列とほぼ平行に対面させて、前記ナンバープレートと前記LED素子との間に光拡散プレートを前記本体の開口端にシール材を介して設けているので、ナンバープレート全体にわたって均一に光らす薄型のナンバープレート用照明器具を提供することができる。さらに、前記光拡散プレートは緩衝リングを介してナンバープレート側である上段の光拡散プレートと本体の内底面側である下段の光拡散プレートとからなり、前記上段の光拡散プレートの下面には複数個のLED素子と対面する領域に光拡散処理がされた第1の光拡散部と前記上段の光拡散プレートの上面には複数個のLED素子と対面する位置に各LED素子に対応して複数個の光拡散処理がされた第2の光拡散部とを有することにより、LED素子からナンバープレートの字列をさらに均一に光らすことができる。また、前記光拡散プレートは緩衝リングを介してナンバープレート側である上段の光拡散プレートと本体の内底面側である下段の光拡散プレートとからなり、前記上段の光拡散プレートの下面には複数個のLED素子と対面する領域に光拡散処理がされた第1の光拡散部と前記上段の光拡散プレートの上面には複数個のLED素子と対面する位置に各LED素子に対応して複数個の光拡散処理がされた第2の光拡散部とを有することにより、ナンバープレート全体にわたって均一に光らす薄型のナンバープレート用照明器具を提供することができる
本考案の実施形態を図1から図6に基づいて以下、説明する。
図1は、本考案のナンバーブロックAの平面図で、透光材でできた長方形のナンバープレートBには、その中間部に文字や数字の2つの字列B1が表示されており、隅部付近の両端にナンバープレート取付用孔B2が形成されている。このナンバープレートBはナンバープレート用照明器具1の枠体2に設けられている。なお、破線で示す部分は図4に示すナンバープレート用照明器具1の内部に設けた複数個のLED素子5、51を有する離間した2枚の配線基板4、41である。
図2は、図1のナンバーブロックAからナンバープレートBを除去した平面図である。ナンバープレートBに対応した環状の枠体2には、隅部付近の両端にプレート載置金具15が設けられている。このプレート載置金具15はナンバープレートBを保持できるようにナンバープレートBを載置するもので、ナンバープレート取付用孔11が形成されている。このプレート載置金具15の下方には光拡散プレート7が図4に示す一端が開口した断面U字状の不透光材でできている本体3の開口端を閉塞するように設けられている。
図3は、ナンバープレートB、枠体2および光拡散プレート7を除去し、枠体2を開閉するヒンジ部は省略した状態で、LED素子5、51を設けた本体3の平面図である。本体3は平面図において長方形状で開口端のある断面U字状の不透光材でできている。この本体3の内底面30には支持リブ6、6、6が突設しており、複数個のLED素子5、51を有する2枚の配線基板4、41がこれら支持リブ6、6、6にて挟持され接着剤で固着されて本体3の内底面30に離間して立設するようにしている。この場合、図1に示すナンバープレートBの文字や数字の2つの字列B1の境界位置に2枚の配線基板4、41は本体3の内底面30に離間して立設している。複数個のLED素子5、51は2枚の配線基板4、41のそれぞれの配線パターン面に立設しており、複数個のLED素子5、51が図1に示すナンバープレートBの文字や数字の字列B1とほぼ平行に対面している。
また、本体3の内底面30の隅部付近の両端にナンバープレート取付用孔12が形成されている。さらに、本体3の内底面30の他の隅部付近には、リード線引き出し孔10が形成されており、各LED素子5、51や電気部品が外部の電池電源(図示せず)とリード線9から電源の供給ができるように、このリード線9がリード線引き出し孔10から前記電池電源に連結されている。
図4は、ナンバープレートBを有する枠体2および光拡散プレート7を備え、枠体2を開閉する状態であって、LED素子5、51を設けた本体3の断面図である。図1に示すナンバープレートBとLED素子5、51との間に光拡散プレート7が本体3の開口端縁31にシール材14を介して設けられている。光拡散プレート7の複数個のLED素子5、51と対面する位置にはシルク印刷や粗面加工した光拡散処理部8が形成されている。また、枠体2はヒンジ部13を介して本体3に閉じた状態から矢印P方向に開き、破線で示す開いた状態にできる。
図5および図6において、光拡散プレート7は両端にナンバープレート取付用孔17を有する乳白色アクリル樹脂でできており、光拡散プレート7には本体3の内底面31側である下面には複数個のLED素子5、51と対面する領域にシルク印刷や粗面加工で光拡散処理がされた第1の光拡散部81と、ナンバープレートB側である上面には複数個のLED素子5、51と対面する位置に各LED素子5、51に対応して複数個のシルク印刷や粗面加工で光拡散処理がされた第2の光拡散部82が形成されている。
このようにして、本考案のナンバープレート用照明器具1は、本体3の開口端に光拡散プレート7を介してナンバープレートBのある枠体2を閉じてナンバープレートブロックAを構成して、光拡散プレート7を介したLED照明の構成でナンバープレートBの字列B1を均一に光らすのである。
次に、図7および図8を用いて光拡散プレートの異なる実施形態を用いたナンバープレート用照明器具の実施形態を以下、説明する。
光拡散プレートは離間した2枚の光拡散プレート、すなわち、ナンバープレートB側である上段の光拡散プレート71と本体3の内底面30側である下段の光拡散プレート72からなり、何れも乳白色アクリル樹脂でできている。上段の光拡散プレート71と下段の光拡散プレート72とは緩衝リング16を介して離間している。上段の光拡散プレート71の下面には複数個のLED素子4、41と対面する領域に光拡散処理がされた第1の光拡散部81および上面には複数個のLED素子4、41と対面する位置に各LED素子4、41に対応して複数個の光拡散処理がされた第2の光拡散部82がそれぞれ形成されている。なお、上段の光拡散プレート71と下段の光拡散プレート72のそれぞれには図示しないが、図5に示すと同様にそれぞれの両端にナンバープレート取付用孔を有している。
図8は、上段の光拡散プレート71と下段の光拡散プレート72とを用いて図4のようにナンバープレートを除去した断面図を示し、各符号は図1から図4に示す符号と同じであるので、説明を省略するが、同様な構成にしてナンバーブロックAを構成する。この場合、上段の光拡散プレート71と下段の光拡散プレート72とは緩衝リング16を介して離間しているので、複数個のLED素子4、41からの光がより一層拡散されてさらに均一にナンバープレートBの字列B1を光らすことができる。
1 ナンバープレート用照明器具
2 枠体
3 本体
30 内底面
31 開口端縁
4、41 配線基板
5、51 LED素子
6 支持リブ
7 光拡散プレート
71 上段の光拡散プレート
72 下段の光拡散プレート
81 第1の光拡散部
82 第2の光拡散部
9 リード線
10 リード線引き出し孔
11 ナンバープレート取付用孔
12 ナンバープレート取付用孔
13 ヒンジ部
14 シーリング材
15 プレート載置金具
16 緩衝リング
17 ナンバープレート取付用孔
A ナンバーブロック
B ナンバープレート
B1 字列
B2 ナンバープレート取付用孔
2 枠体
3 本体
30 内底面
31 開口端縁
4、41 配線基板
5、51 LED素子
6 支持リブ
7 光拡散プレート
71 上段の光拡散プレート
72 下段の光拡散プレート
81 第1の光拡散部
82 第2の光拡散部
9 リード線
10 リード線引き出し孔
11 ナンバープレート取付用孔
12 ナンバープレート取付用孔
13 ヒンジ部
14 シーリング材
15 プレート載置金具
16 緩衝リング
17 ナンバープレート取付用孔
A ナンバーブロック
B ナンバープレート
B1 字列
B2 ナンバープレート取付用孔
Claims (3)
- 文字や数字の2つの字列がある透光材でできたナンバープレートと複数個のLED素子を有する2枚の配線基板とからなり、開口端のある断面U字状の不透光材でできた本体の内底面でこれら2つの字列の境界位置に対応する位置に前記2枚の配線基板を離間して立設し、前記ナンバープレートを保持可能とする環状の枠体を前記本体の開口端に載置してなるナンバープレート用照明器具であって、複数個のLED素子を配線基板の配線パターン面に立設して前記LED素子がナンバープレートの前記字列とほぼ平行に対面させて、前記ナンバープレートと前記LED素子との間に光拡散プレートを前記本体の開口端にシール材を介して設けてなることを特徴とする車両用のナンバープレート用照明器具。
- 前記光拡散プレートの本体の内底面側である下面には複数個のLED素子と対面する領域に光拡散処理がされた第1の光拡散部と、前記光拡散プレートのナンバープレート側である上面には複数個のLED素子と対面する位置に各LED素子に対応して複数個の光拡散処理がされた第2の光拡散部とを有することを特徴とする請求項1記載の車両用のナンバープレート用照明器具。
- 前記光拡散プレートは緩衝リングを介してナンバープレート側である上段の光拡散プレートと本体の内底面側である下段の光拡散プレートとからなり、前記上段の光拡散プレートの下面には複数個のLED素子と対面する領域に光拡散処理がされた第1の光拡散部と前記上段の光拡散プレートの上面には複数個のLED素子と対面する位置に各LED素子に対応して複数個の光拡散処理がされた第2の光拡散部とを有することを特徴とする請求項1記載の車両用のナンバープレート用照明器具。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007010199U JP3140583U (ja) | 2007-12-18 | 2007-12-18 | ナンバープレート用照明器具 |
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JP2007010199U JP3140583U (ja) | 2007-12-18 | 2007-12-18 | ナンバープレート用照明器具 |
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JP3140583U true JP3140583U (ja) | 2008-04-03 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3140583U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2010070956A1 (ja) * | 2008-12-16 | 2012-05-24 | ポリマテック株式会社 | キーシート、遮光性導光シート、押釦スイッチおよびキーシートの製造方法 |
-
2007
- 2007-12-18 JP JP2007010199U patent/JP3140583U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2010070956A1 (ja) * | 2008-12-16 | 2012-05-24 | ポリマテック株式会社 | キーシート、遮光性導光シート、押釦スイッチおよびキーシートの製造方法 |
JP5543370B2 (ja) * | 2008-12-16 | 2014-07-09 | ポリマテック・ジャパン株式会社 | 遮光性導光シートおよびその製造方法 |
US8827528B2 (en) | 2008-12-16 | 2014-09-09 | Polymatech Co., Ltd. | Key sheet, lightproof light guiding sheet, pushbutton switch, and method of manufacturing key sheet |
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