JP2727773B2 - ジョセフソン集積回路の製造方法 - Google Patents

ジョセフソン集積回路の製造方法

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JP2727773B2 JP3030329A JP3032991A JP2727773B2 JP 2727773 B2 JP2727773 B2 JP 2727773B2 JP 3030329 A JP3030329 A JP 3030329A JP 3032991 A JP3032991 A JP 3032991A JP 2727773 B2 JP2727773 B2 JP 2727773B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、次世代超高速スーパー
・コンピュータを構成することが期待されているジョセ
フソン集積回路の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ラッチング・メカニズムに基づくジョセ
フソン集積回路は、交流電源バイアス方式であり、これ
を比較的大規模(500ゲート以上)に、かつ高速(1
ギガHz以上)に駆動しようとすると、インピーダンス
の低い超伝導部とインピーダンスの高い外部電源配線と
の間に、LCフィルタ・タイプなどのインピーダンス・
トランスフォーマが必要となる。また、常温の外部信号
配線から極低温のジョセフソン・デバイス部に比較的低
い電流レベルの高速信号を高い信頼性をもって入力する
には、外部信号配線とジョセフソン・デバイス部との間
に常温部からの熱雑音をカットするLCフィルタなどが
必要である。上記のインピーダンス・トランスフォーマ
やフィルタには、よい機能を得るためにインダクタ,キ
ャパシタ及び抵抗体で構成されたLCR回路を用いるこ
とが多い。
【0003】ところが、これらのLCR回路は、通常の
ジョセフソン素子とは素子構造及び製造プロセスが異な
るため、通常のジョセフソン素子と同じチップ上に集積
回路的に構成することができず、LCR回路とジョセフ
ソン素子はマルチ・チップ接続をとっている。
【0004】また近年では、ジョセフソン素子のなかに
も人工的に構成したキャパシタンス回路要素を積極的に
利用するものが現われてきた。しかし、それらの試作デ
バイスでは、キャパシタがジョセフソン・デバイス・プ
ロセスの中では形成しにくいので、キャパシタだけ素子
に外付けというハイブリッド構成を採用していることが
多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】マルチ・チップ接続や
キャパシタだけ外付けという方法では、それらのボンデ
ィング部で、設計外の寄生のインダクタンスやキャパシ
タンスが発生することが避けられないし、それらは値を
制御して作ることが難しい。それだけでなく、ボンディ
ング部で超伝導コンタクトをとることも難しいことが多
く、そこで有限の抵抗を発生してしまう。
【0006】これらの難点は、ジョセフソン素子をマイ
クロ波領域(1ギガHz以上)の高周波で駆動しようと
するとき、その妨げになる。また、デバイスの動作マー
ジンの低下にもつながる。
【0007】そこで本発明の目的は、従来技術において
ボンディング部で発生した寄生の回路要素を除去したジ
ョセフソン集積回路の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るジョセフソン集積回路の製造方法にお
いては、キャパシタ形成工程と、抵抗体層形成工程と、
配線層形成工程とを含み、キャパシタをオン・チップで
有するジョセフソン集積回路(ジョセフソン接合を回路
要素として有する集積回路)の製造方法であって、キャ
パシタ形成工程は、ウェハ基板上に超伝導グラウンド・
プレーンとしてニオブ(Nb)を全面に堆積し、加工し
て第1の超伝導配線とし、その上に絶縁体を第1の超伝
導配線と同じ膜厚でウェハ全面に堆積したあと、平坦化
することによって第1の絶縁体パターンを形成し、次に
陽極酸化によってニオブ表面にキャパシタの誘電体層と
して第2の絶縁体パターンとなるニオブ酸化膜(Nb2
5)を形成し、次に、キャパシタの面積を規定する第
3の絶縁体パターンを形成し、次に、ウェハ全面に超伝
導体を堆積し、加工することによって第2の超伝導配線
であるキャパシタ上部電極を形成するものであり、抵抗
体層形成工程は、抵抗体層をウェハ全面に堆積し、加工
して抵抗体配線を形成し、次に、エッチングに対する抵
抗体配線の保護層となる第5の絶縁体パターンを形成す
るものであり、配線層形成工程は、第1の超伝導配線の
上部にある絶縁体層をエッチングして第1の超伝導配線
と次に形成する第3の超伝導配線との電気的接続をとる
第1のコンタクト・ホールを形成し、次に、超伝導体を
ウェハ全面に堆積し、加工して第3の超伝導配線とし、
絶縁体を第3の超伝導配線の厚みだけウェハ全面に堆積
し、平坦化することによって第6の絶縁体パターンを形
成し、次に、その上に第5の超伝導配線である接合下部
電極,接合トンネル・バリア層,及び第6の超伝導配線
である接合上部電極からなる3層接合構造を形成した
後、平坦化及び接合の頭出しを行って第7の絶縁体パタ
ーンを形成し、次に、第3の超伝導配線と次に形成する
第7の超伝導配線との電気的接続をとるため第7の絶縁
層にエッチングで第2のコンタクト・ホールを形成し、
次に、超伝導体をウェハ全面に堆積し、加工して第7の
超伝導配線を形成するものである。
【0009】また、第2の超伝導配線の膜厚を、第3の
絶縁体の膜厚と次に形成する第4の絶縁体の膜厚の合計
の膜厚とし、加えて、抵抗体配線をエッチング加工した
後、その上に絶縁体を抵抗体配線の膜厚だけウェハ全面
に堆積し、平坦化することによって第4の絶縁体パター
ンを形成し、加えて、第5の絶縁体パターンを形成した
後、第4の絶縁体層をエッチングして第2の超伝導配線
と次に形成する第3の超伝導配線との電気的接続をとる
第3のコンタクト・ホールを形成するものである。
【0010】また、第6の絶縁体パターンを形成した
後、超伝導体を第1のコンタクト・ホールの深さだけウ
ェハ全面に堆積し、加工して、第3のコンタクト・ホー
ルを覆うように第4の超伝導配線を形成するものであ
る。
【0011】
【作用】LCR回路がジョセフソン素子とオン・チップ
で信頼性良く形成されることによって、それらのボンテ
ィング部で寄生のインダクタンス,キャパシタンス,及
びレジスタンスが発生することがなくなる。
【0012】また、LCR回路が超伝導集積回路で形成
されることになる。超伝導グラウンド・プレーンのマイ
スナー効果から通常の配線のインダクタンスは低下し、
超伝導グラウンド・プレーンを除去した部分にメアンダ
形インダクタを形成することによってインダクタの設定
はより集中定数的になる。通常の配線が超伝導になるの
で、抵抗は人工的に設定した純抵抗だけになり、抵抗の
設定はほとんど集中定数的になる。
【0013】これらの作用は、ジョセフソン・デバイス
のマイクロ波領域の高周波での駆動を容易にする。ま
た、デバイスの動作マージンの向上に大きく寄与する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて記載す
る。
【0015】(実施例1)図1は、本発明に係るジョセ
フソン集積回路の実施例1を示す断面図である。図にお
いて、本発明に係るジョセフソン集積回路の製造方法に
おいては、第1の工程として、ウェハ基板上に超伝導グ
ラウンド・プレーン(GNDプレーン)としてニオブ
(Nb)を全面に500nm堆積し、レジストでパター
ニングした後エッチングによって加工して第1の超伝導
配線(S1)1とし、レジストを除去せずにその上にS
iO2などの絶縁体を第1の超伝導配線(S1)1と同じ
膜厚500nmでウェハ全面に堆積したあと、リフト・
オフ平坦化することによって第1の絶縁体パターン(I
1)9を形成し、次に陽極酸化によってニオブ表面にキ
ャパシタの誘電体層として第2の絶縁体パターン
(I2)10となるニオブ酸化膜(Nb25)を35n
m形成した。
【0016】第2の工程として、第2の絶縁体パターン
10となるニオブ酸化膜上にレジストでパターニングし
た後、SiO2などの絶縁体をウェハ全面に200nm
堆積し、リフト・オフすることによってキャパシタの面
積を規定する第3の絶縁体パターン(I3)11を形成
した。
【0017】第3の工程として、ウェハ全面にニオブな
どの超伝導体を250nm堆積し、レジストでパターニ
ングした後エッチングで加工することによって第2の超
伝導配線(S2)2であるキャパシタ上部電極を形成し
た。
【0018】第4の工程として、モリブデン(Mo)な
どの抵抗体層をウェハ全面に80nm堆積し、レジスト
でパターニングした後エッチングによって加工して抵抗
体配線(R)8を形成した。
【0019】第5の工程として、レジストでパターニン
グした後SiO2などの絶縁体をウェハ全面に60nm
堆積しリフト・オフすることによって、エッチングに対
する抵抗体配線(R)8の保護層となる第5の絶縁体パ
ターン(I5)13を形成した。
【0020】第6の工程として、レジストでパターニン
グした後、第1の超伝導配線(S1)1の上部にある絶
縁体層をテーパ・エッチして第1の超伝導配線(S1
1と次に形成する第3の超伝導配線(S3)3との電気
的接続をとる第1のコンタクト・ホール(GBCホー
ル)を形成する。
【0021】第7の工程としてニオブなどの超伝導体を
ウェハ全面に350nm堆積し、レジストでパターニン
グした後エッチングで加工して第3の超伝導配線
(S3)3を形成し、レジストを除去せずにSiO2など
の絶縁体を第3の超伝導配線(S3)3の厚み350n
mだけウェハ全面に堆積し、リフト・オフ平坦化するこ
とによって第6の絶縁体パターン(I6)14を形成し
た。
【0022】第8の工程として、その上に第5の超伝導
配線(S5)5である150nmの接合下部電極、10
nmの接合トンネル・バリア層(J)16、及び第6の
超伝導配線(S6)6である300nmの接合上部電極
からなる3層接合構造を形成した後、エッチ・バック法
で平坦化及び接合の頭出しを行って第7の絶縁体パター
ン(I7)15を形成した。
【0023】第9の工程として、第3の超伝導配線(S
3)3と次に形成する第7の超伝導配線(S7)7との電
気的接続をとるため、第7の絶縁層(I7)15にテー
パ・エッチで第2のコンタクト・ホール(BCCホー
ル)を形成した。
【0024】第10の工程として、ニオブなどの超伝導
体をウェハ全面に400nm堆積し、レジストでパター
ニングした後エッチングで加工して第7の超伝導配線
(S7)7を形成した。
【0025】以上の方法でキャパシタを無理なくコンパ
クトにジョセフソン集積回路の素子構造の中に取り入れ
ることができ、ジョセフソン素子及びLCR回路がとも
に正常動作した。
【0026】(実施例2)図2は、本発明の実施例2を
示す断面図である。本実施例は、図2に示すように、第
2の超伝導配線(S2)2の膜厚を、第3の絶縁体
(I3)11の膜厚200nmと次に形成する第4の絶
縁体(I4)12の膜厚80nmの合計の膜厚280n
mとし、さらに、抵抗体配線(R)8を形成した後、レ
ジストを除去せずその上にSiO2などの絶縁体を抵抗
体配線の膜厚80nmだけウェハ全面に堆積し、リフト
・オフすることによって第4の絶縁体パターン(I4
12を形成し、さらに、第5の絶縁体パターン(I5
13を形成した後、レジストでパターニングした後、第
4の絶縁体層(I4)12をテーパ・エッチして第2の
超伝導配線(S2)2と次に形成する第3の超伝導配線
(S3)3との電気的接続をとる第3のコンタクト・ホ
ール(EBCホール)を形成した。
【0027】抵抗体配線がリフト・オフ平坦化された結
果、その上部配線を形成する際での段差が少なくなり、
下地の段差による線間及び層間のリークが低減された。
また、第1の超伝導配線1と第3の超伝導配線3の間に
介在する絶縁層が2層になり、配線1と配線3間の絶縁
性が大幅に向上した。また、第2の超伝導配線2と第3
の超伝導配線3とのコンタクト抵抗がなくなった。これ
は、第2の超伝導配線に抵抗体が拡散することがなくな
ったためである、と考えられる。
【0028】(実施例3)図3は、本発明の実施例3を
示す断面図である。本実施例は図3に示すように、第6
の絶縁体パターン(I6)14を形成した後、ニオブな
どの超伝導体を第1のコンタクト・ホールGBCの深さ
315nmだけウェハ全面に堆積し、レジストでパター
ニングした後エッチング加工して、第1のコンタクト・
ホール(GBC)を覆うように第4の超伝導配線
(S4)4を形成した。
【0029】その結果、ジョセフソン接合部を平坦化す
る際の下地の平坦性が大幅に向上し、ジョセフソン接合
の平坦化及び頭出しプロセスの信頼性が大幅に向上し
た。また、配線4はGBCホールの段差部において、配
線5を形成する際のクリーニング及びエッチング加工か
らのダメージから配線3を保護する効果を示し、配線3
の断線を防ぐ効果もあった。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の方法により
LCR回路がジョセフソン素子とオン・チップで信頼性
よく形成されるようになった。従って、LRC回路と通
常のジョセフソン素子とのボンディング部で寄生のイン
ダクタンス,キャパシタンス,及びレジスタンスが発生
することがなくなった。
【0031】また、LCR回路が超伝導集積回路で形成
されることになった。超伝導グラウンド・プレーンのマ
イスナー効果から通常の配線のインダクタンスは低下
し、超伝導グラウンド・プレーンを除去した部分にメア
ンダ形インダクタを形成することによってインダクタの
設定はより集中定数的になった。通常の配線が超伝導に
なるので、抵抗は人工的に設定した純抵抗だけになり、
抵抗の設定はほとんど集中定数的になった。
【0032】これらの作用は、ジョセフソン・デバイス
のマイクロ波領域の高周波での駆動を容易にした。ま
た、デバイスの動作マージンの向上に大きく寄与した。
従って、本発明は、ジョセフソン集積回路の発展に寄与
すること大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における素子構造を示す断面
図である。
【図2】本発明の実施例2における素子構造を示す断面
図である。
【図3】本発明の実施例3における素子構造を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 第1の超伝導配線(S1) 2 キャパシタの上部電極である第2の超伝導配線(S
2) 3 第3の超伝導配線(S3) 4 第4の超伝導配線(S4) 5 接合の下部電極である第5の超伝導配線(S5) 6 接合の上部電極である第6の超伝導配線(S6) 7 第7の超伝導配線(S7) 8 抵抗体配線(R) 9 第1の絶縁パターン(I1) 10 ニオブ陽極酸化膜からなる第2の絶縁体パターン
(I2) 11 第3の絶縁体パターン(I3) 12 第4の絶縁体パターン(I4) 13 第5の絶縁体パターン(I5) 14 第6の絶縁体パターン(I6) 15 第7の絶縁体パターン(I7) 16 接合トンネル・バリア層(J)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 39/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャパシタ形成工程と、抵抗体層形成工
    程と、配線層形成工程とを含み、キャパシタをオン・チ
    ップで有するジョセフソン集積回路(ジョセフソン接合
    を回路要素として有する集積回路)の製造方法であっ
    て、 キャパシタ形成工程は、ウェハ基板上に超伝導グラウン
    ド・プレーンとしてニオブ(Nb)を全面に堆積し、加
    工して第1の超伝導配線とし、その上に絶縁体を第1の
    超伝導配線と同じ膜厚でウェハ全面に堆積したあと、平
    坦化することによって第1の絶縁体パターンを形成し、
    次に陽極酸化によってニオブ表面にキャパシタの誘電体
    層として第2の絶縁体パターンとなるニオブ酸化膜(N
    25)を形成し、次に、キャパシタの面積を規定する
    第3の絶縁体パターンを形成し、次に、ウェハ全面に超
    伝導体を堆積し、加工することによって第2の超伝導配
    線であるキャパシタ上部電極を形成するものであり、 抵抗体層形成工程は、抵抗体層をウェハ全面に堆積し、
    加工して抵抗体配線を形成し、次に、エッチングに対す
    る抵抗体配線の保護層となる第5の絶縁体パターンを形
    成するものであり、 配線層形成工程は、第1の超伝導配線の上部にある絶縁
    体層をエッチングして第1の超伝導配線と次に形成する
    第3の超伝導配線との電気的接続をとる第1のコンタク
    ト・ホールを形成し、次に、超伝導体をウェハ全面に堆
    積し、加工して第3の超伝導配線とし、絶縁体を第3の
    超伝導配線の厚みだけウェハ全面に堆積し、平坦化する
    ことによって第6の絶縁体パターンを形成し、次に、そ
    の上に第5の超伝導配線である接合下部電極,接合トン
    ネル・バリア層,及び第6の超伝導配線である接合上部
    電極からなる3層接合構造を形成した後、平坦化及び接
    合の頭出しを行って第7の絶縁体パターンを形成し、次
    に、第3の超伝導配線と次に形成する第7の超伝導配線
    との電気的接続をとるため第7の絶縁層にエッチングで
    第2のコンタクト・ホールを形成し、次に、超伝導体を
    ウェハ全面に堆積し、加工して第7の超伝導配線を形成
    するものであることを特徴とするジョセフソン集積回路
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 第2の超伝導配線の膜厚を、第3の絶縁
    体の膜厚と次に形成する第4の絶縁体の膜厚の合計の膜
    厚とし、加えて、抵抗体配線をエッチング加工した後、
    その上に絶縁体を抵抗体配線の膜厚だけウェハ全面に堆
    積し、平坦化することによって第4の絶縁体パターンを
    形成し、加えて、第5の絶縁体パターンを形成した後、
    第4の絶縁体層をエッチングして第2の超伝導配線と次
    に形成する第3の超伝導配線との電気的接続をとる第3
    のコンタクト・ホールを形成することを特徴とする請求
    項1に記載のジョセフソン集積回路の製造方法。
  3. 【請求項3】 第6の絶縁体パターンを形成した後、超
    伝導体を第1のコンタクト・ホールの深さだけウェハ全
    面に堆積し、加工して、第3のコンタクト・ホールを覆
    うように第4の超伝導配線を形成することを特徴とする
    請求項2に記載のジョセフソン集積回路の製造方法。
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