JP2726701B2 - リモートコントロール装置 - Google Patents
リモートコントロール装置Info
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- JP2726701B2 JP2726701B2 JP1139970A JP13997089A JP2726701B2 JP 2726701 B2 JP2726701 B2 JP 2726701B2 JP 1139970 A JP1139970 A JP 1139970A JP 13997089 A JP13997089 A JP 13997089A JP 2726701 B2 JP2726701 B2 JP 2726701B2
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- JP
- Japan
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- rack
- racks
- engagement
- remote control
- reference position
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 14
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000001846 repelling effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はリモートコントロール装置に係り、特に1つ
の制御対象を互いに離間した2つの場所から例えばブッ
シュプルケーブルなどを用いて遠隔操作するリモートコ
ントロール装置に関する。
の制御対象を互いに離間した2つの場所から例えばブッ
シュプルケーブルなどを用いて遠隔操作するリモートコ
ントロール装置に関する。
[従来の技術] 例えば小型船舶において、ブリッジおよびキャビンの
2ケ所からエンジンのシフト操作とスロットル操作を行
なう場合、一方の操作部において例えば暖機モードにし
ている時には別の操作部からはシフト操作を行なえない
ようにするとともに一方の操作部においてシフト操作の
みを行なう状態の時は別の操作部からは暖機モードに操
作することができないようにしたものが従来提案されて
いる。このものは、一対の往復動可能なラックのうちい
ずれか一方が基準位置から移動した状態において他方の
ラックをロックするロック手段が設けられて、このロッ
ク手段は、各ラックに設けられた凹部と、両ラックのい
ずれか一方が基準位置から移動した状態において他方の
ラックの前記凹部と嵌合する方向に押されることによこ
の他方のラックの移動を阻止するローラやボールなどの
係合端子を持つロック用部材と、を備えている。すなわ
ち、各ラックが基準位置にある時には、係合端子がそれ
ぞれ各ラックの凹部に離脱可能に嵌入してロックされて
いない状態であり、一方のラックが基準位置から移動さ
れると嵌入していた係合端子が凹部から外れて他のラッ
ク側に移動する。これによって他のラックに例え力が加
わっても、他のラックの凹部内に係合部材を一方のラッ
クによって脱不能に保持することによって、他のラック
をロックするものである。
2ケ所からエンジンのシフト操作とスロットル操作を行
なう場合、一方の操作部において例えば暖機モードにし
ている時には別の操作部からはシフト操作を行なえない
ようにするとともに一方の操作部においてシフト操作の
みを行なう状態の時は別の操作部からは暖機モードに操
作することができないようにしたものが従来提案されて
いる。このものは、一対の往復動可能なラックのうちい
ずれか一方が基準位置から移動した状態において他方の
ラックをロックするロック手段が設けられて、このロッ
ク手段は、各ラックに設けられた凹部と、両ラックのい
ずれか一方が基準位置から移動した状態において他方の
ラックの前記凹部と嵌合する方向に押されることによこ
の他方のラックの移動を阻止するローラやボールなどの
係合端子を持つロック用部材と、を備えている。すなわ
ち、各ラックが基準位置にある時には、係合端子がそれ
ぞれ各ラックの凹部に離脱可能に嵌入してロックされて
いない状態であり、一方のラックが基準位置から移動さ
れると嵌入していた係合端子が凹部から外れて他のラッ
ク側に移動する。これによって他のラックに例え力が加
わっても、他のラックの凹部内に係合部材を一方のラッ
クによって脱不能に保持することによって、他のラック
をロックするものである。
[発明が解決しようとする課題] ところで、このリモートコントロール装置の作動はケ
ーブルを介して被駆動側装置、例えばエンジン側のシフ
トレバーやスロットルレバーに伝達されるが、このケー
ブルの長さが長くなる場合、ケーブルが湾曲して延在す
る場合、もしくは急激な遠隔操作が行なわれる場合等に
ケーブルの移動摩擦増大によってケーブルに加えられる
荷重効率が悪化し、これに打ち勝つために大きな荷重を
リモートコントロール装置に加える必要がある。例え
ば、一方のスロットルレバーあるいは一方のシフトレバ
ーを操作してリモートコントロール装置の一対の可動ラ
ックの一方が基準位置から移動してロック用部材が一部
のラックに支持されることにより他方のラックの凹部内
にボール等の係合端子が保持されている状態から、前記
一方のラックを基準位置に戻そうとする場合、あるいは
一方のシフトレバーを操作して基準位置を越えて移動す
る場合、前述のように摩擦に打ち勝つ大きな荷重をこの
一方のラックに作用させると、ロックされている他方の
ラックにも大きな移動荷重が中間ギアを介して作用す
る。この大きな荷重は他方のラックの凹部に係合する係
合端子によって支えられる。前記一方のラックが基準位
置まで移動すると凹部から係合端子に作用する荷重が大
きい分ロック用部材全体が押され該一方のラックの凹部
内に他端の係合端子が侵入することとなる。
ーブルを介して被駆動側装置、例えばエンジン側のシフ
トレバーやスロットルレバーに伝達されるが、このケー
ブルの長さが長くなる場合、ケーブルが湾曲して延在す
る場合、もしくは急激な遠隔操作が行なわれる場合等に
ケーブルの移動摩擦増大によってケーブルに加えられる
荷重効率が悪化し、これに打ち勝つために大きな荷重を
リモートコントロール装置に加える必要がある。例え
ば、一方のスロットルレバーあるいは一方のシフトレバ
ーを操作してリモートコントロール装置の一対の可動ラ
ックの一方が基準位置から移動してロック用部材が一部
のラックに支持されることにより他方のラックの凹部内
にボール等の係合端子が保持されている状態から、前記
一方のラックを基準位置に戻そうとする場合、あるいは
一方のシフトレバーを操作して基準位置を越えて移動す
る場合、前述のように摩擦に打ち勝つ大きな荷重をこの
一方のラックに作用させると、ロックされている他方の
ラックにも大きな移動荷重が中間ギアを介して作用す
る。この大きな荷重は他方のラックの凹部に係合する係
合端子によって支えられる。前記一方のラックが基準位
置まで移動すると凹部から係合端子に作用する荷重が大
きい分ロック用部材全体が押され該一方のラックの凹部
内に他端の係合端子が侵入することとなる。
すなわち、係合端子に他方の凹部から中間ギアを介す
る大きな力が作用する状態下で、係合端子は回転しつつ
他方の凹部から少しづつ外れる。と同時に他方のラック
は少しづつ移動し、他方のラックの凹部は基準位置から
少しづつずれる。
る大きな力が作用する状態下で、係合端子は回転しつつ
他方の凹部から少しづつ外れる。と同時に他方のラック
は少しづつ移動し、他方のラックの凹部は基準位置から
少しづつずれる。
この時一方のラックにおいては凹部側から他端の係合
端子に押し戻そうとする力は作用しないので、凹部に他
端の係合端子が侵入する。そして、一方のラックの凹部
に他端の係合端子が完全に係合する状態の時には他方の
ラックの凹部は基準位置から完全にずれており、ロック
用部材が元に戻ることがなくなり、一方のラックはロッ
クされることとなる。すなわち遠隔操作が不能になる不
具合が生じる。
端子に押し戻そうとする力は作用しないので、凹部に他
端の係合端子が侵入する。そして、一方のラックの凹部
に他端の係合端子が完全に係合する状態の時には他方の
ラックの凹部は基準位置から完全にずれており、ロック
用部材が元に戻ることがなくなり、一方のラックはロッ
クされることとなる。すなわち遠隔操作が不能になる不
具合が生じる。
ここで、両端の各係合端子をラック側に向けて付勢す
るばね等の弾発部材の弾発力を増大することにより、係
合端子を凹部より外れにくくすることも考えられるが、
このようにするとロック用部材がラック表面をすべる際
の摩擦が大きくなり、遠隔操作荷重が増大するという不
具合がある。
るばね等の弾発部材の弾発力を増大することにより、係
合端子を凹部より外れにくくすることも考えられるが、
このようにするとロック用部材がラック表面をすべる際
の摩擦が大きくなり、遠隔操作荷重が増大するという不
具合がある。
本発明は、このような従来技術に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、前記ケーブルに加えられ
る荷重効率が悪化し、大きな荷重をリモートコントロー
ル装置に加える必要がある場合にも、遠隔操作不能とい
う不具合のないリモートコントロール装置を提供するに
ある。
で、その目的とするところは、前記ケーブルに加えられ
る荷重効率が悪化し、大きな荷重をリモートコントロー
ル装置に加える必要がある場合にも、遠隔操作不能とい
う不具合のないリモートコントロール装置を提供するに
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、このような目的を達成するために、互いに
ギア部を対向させて往復動自在に設けられた第1および
第2の可動ラックと、第1および第2のラックのギア部
に噛み合いかつラックの長手方向に転動可能な中間ギア
と、前記各可動ラックにそれぞれ接続される遠隔操作力
伝達部材と、第1および第2のラックの対のうちいずれ
か一方が基準位置から移動した状態において他方のラッ
クをロックするロック手段と、を具備したリモートコン
トロール装置において、ロック手段は、前記一対の各ラ
ックにそれぞれ臨む少なくとも一対の係合端子と、各ラ
ックにそれぞれ設けられ、各ラックが基準位置にあると
きに前記係合端子を離脱可能に嵌入させる凹部と、前記
一対の係合端子を各ラックに向って付勢する弾発手段
と、を備え、各係合端子は回転不能に保持されている構
成を有する。
ギア部を対向させて往復動自在に設けられた第1および
第2の可動ラックと、第1および第2のラックのギア部
に噛み合いかつラックの長手方向に転動可能な中間ギア
と、前記各可動ラックにそれぞれ接続される遠隔操作力
伝達部材と、第1および第2のラックの対のうちいずれ
か一方が基準位置から移動した状態において他方のラッ
クをロックするロック手段と、を具備したリモートコン
トロール装置において、ロック手段は、前記一対の各ラ
ックにそれぞれ臨む少なくとも一対の係合端子と、各ラ
ックにそれぞれ設けられ、各ラックが基準位置にあると
きに前記係合端子を離脱可能に嵌入させる凹部と、前記
一対の係合端子を各ラックに向って付勢する弾発手段
と、を備え、各係合端子は回転不能に保持されている構
成を有する。
本発明はさらに、前述の構成において、前記各可動ラ
ックの摺動合面であって前記凹部とは反対側の面に、転
動体を配置し、かつこの摺動合面の少なくともいずれか
一方に、各ラックが基準位置にあるときに前記転動体を
嵌入させる第2の凹部を設けたものである。
ックの摺動合面であって前記凹部とは反対側の面に、転
動体を配置し、かつこの摺動合面の少なくともいずれか
一方に、各ラックが基準位置にあるときに前記転動体を
嵌入させる第2の凹部を設けたものである。
[作用] 従来のロック部材の端部、すなわちラックの凹部への
係合端子はボールやローラであったため、この係合端子
は回転しながら凹部から離脱する。これに対し、本発明
のように係合端子を回転不能に保持することにより、係
合端子は凹部壁面および該係合端子を案内保持する壁面
に対して摺動し、従来の場合のころがり摩擦よりすべり
摩擦が大きいことから、係合端子が凹部から容易に離脱
するのを防止できる。
係合端子はボールやローラであったため、この係合端子
は回転しながら凹部から離脱する。これに対し、本発明
のように係合端子を回転不能に保持することにより、係
合端子は凹部壁面および該係合端子を案内保持する壁面
に対して摺動し、従来の場合のころがり摩擦よりすべり
摩擦が大きいことから、係合端子が凹部から容易に離脱
するのを防止できる。
また、ラックの前記凹部とは反対側の摺動面に転動体
および第2の凹部を設ける構造を更に追加すれば、ロッ
クされているラックの不用意な移動がさらに確実に防止
でき、ラックの移動必要時には転動体の転動により遠隔
操作荷重が低減され、両係合端子を付勢する弾発部材の
弾発力を大きくしても不都合が生じなくなる。
および第2の凹部を設ける構造を更に追加すれば、ロッ
クされているラックの不用意な移動がさらに確実に防止
でき、ラックの移動必要時には転動体の転動により遠隔
操作荷重が低減され、両係合端子を付勢する弾発部材の
弾発力を大きくしても不都合が生じなくなる。
[実施例] 以下、本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。
第1図には小型船舶例えば船外機に本発明を適用した
実施例が示されている。この実施例において、リモート
コントロール装置10はシフト切換装置11とスロットル切
換装置12を有し、両者の入力端は、例えばデッキに配置
される第1操作部13と例えばキャビンに配置される第2
操作部14とに接続され、これら操作部を選択的に操作す
ることにより船外機のシフトレバー15、スロットルレバ
ー16を操作する。
実施例が示されている。この実施例において、リモート
コントロール装置10はシフト切換装置11とスロットル切
換装置12を有し、両者の入力端は、例えばデッキに配置
される第1操作部13と例えばキャビンに配置される第2
操作部14とに接続され、これら操作部を選択的に操作す
ることにより船外機のシフトレバー15、スロットルレバ
ー16を操作する。
第3図に示すように、リモートコントロール装置10の
シフト切換装置11は、その本体壁面に沿って、長手方向
に移動自在に保持された第1のラック17と第2のラック
18を備え、これら第1のラック17と第2のラック18はギ
ア部19、20を対向させた状態で互いに平衡に配置されて
いる。第1のラック17には、第1操作部13のシフト操作
レバー21に一端を接続されたブッシュプル形式の第1ケ
ーブル22のコア23が接続され、一方第2のラック18に
は、第2操作部14のシフト操作レバー24に一端が接続さ
れた第2ケーブル25のコア26が接続されている。
シフト切換装置11は、その本体壁面に沿って、長手方向
に移動自在に保持された第1のラック17と第2のラック
18を備え、これら第1のラック17と第2のラック18はギ
ア部19、20を対向させた状態で互いに平衡に配置されて
いる。第1のラック17には、第1操作部13のシフト操作
レバー21に一端を接続されたブッシュプル形式の第1ケ
ーブル22のコア23が接続され、一方第2のラック18に
は、第2操作部14のシフト操作レバー24に一端が接続さ
れた第2ケーブル25のコア26が接続されている。
27は両ギア部19,20にラックの長手方向に転動可能に
噛み合う第1の中間ギアであり、この第1の中間ギア27
はリンク28を介してその長手方向への移動がアーム29に
伝達され、アーム29はピン30の回りに揺動する。このア
ーム29の揺動する自由端には前記船外機のシフトレバー
15に接続されたシフトケーブル31のコア32が接続され
る。
噛み合う第1の中間ギアであり、この第1の中間ギア27
はリンク28を介してその長手方向への移動がアーム29に
伝達され、アーム29はピン30の回りに揺動する。このア
ーム29の揺動する自由端には前記船外機のシフトレバー
15に接続されたシフトケーブル31のコア32が接続され
る。
リモートコントロール装置10のスロットル切換装置12
は、第4図に示すように、前記シフト切換装置11と実質
的に同様な構造を有している。すなわち、第3のラック
33と第4のラック34が互いにギア部35、36を対向させて
平行に配置されている。第3のラック33には、第2操作
部14のスロットル操作レバー37に接続された第3ケーブ
ル38のコア39が接続され、一方第4のラック34には、第
1操作部13のスロットルレバー40に接続された第4ケー
ブル41のコア42が接続されている。ギア部35、36に転動
可能に噛合されて長手方向に移動し得る第2の中間ギア
43は、リンク44を介してアーム45をピン46の回りに揺動
可能とし、アーム45の自由端には船外機のスロットルレ
バー16に接続されたスロットルケーブル47のコア48が接
続されている。
は、第4図に示すように、前記シフト切換装置11と実質
的に同様な構造を有している。すなわち、第3のラック
33と第4のラック34が互いにギア部35、36を対向させて
平行に配置されている。第3のラック33には、第2操作
部14のスロットル操作レバー37に接続された第3ケーブ
ル38のコア39が接続され、一方第4のラック34には、第
1操作部13のスロットルレバー40に接続された第4ケー
ブル41のコア42が接続されている。ギア部35、36に転動
可能に噛合されて長手方向に移動し得る第2の中間ギア
43は、リンク44を介してアーム45をピン46の回りに揺動
可能とし、アーム45の自由端には船外機のスロットルレ
バー16に接続されたスロットルケーブル47のコア48が接
続されている。
第2図、第5図、第6図に示すように、第1のラック
17と第2のラック18の間には一方のラックの基準位置か
らの移動により他方のラックをロックするための第1ロ
ック手段50が設けられている。第1ロック手段50は両ラ
ックにまたがって配置されたロック用部材を備え、この
ロック用部材は、円柱状のロッド51と、ロッド51の両端
側にそれぞれ複数個づつ設けられたボール52と、これら
ボール52をそれぞれロッド51の端面から離間された方向
に付勢するコイルばね53と、それぞれのボール52の端部
に位置する係合端子54、55とからなる。係合端子54、55
はそれぞれ第1のラック17、第2のラック18に臨み、こ
れに対応してこれらラックの一側面には凹部56、57が形
成されている。この凹部56、57は、両ラックが移動スト
ローク中央の基準位置、すなわちニュートラル位置にあ
るときに、それぞれ係合端子54、55を嵌入させる位置に
設けられている。特に、第5、6図に示すように、凹部
56、57は断面略コ型に形成されるとともに、その開口端
に向かって幅広に形成され、少なくとも係合端子54、55
の径よりも充分に広く開口するようになっている。従っ
て、両ラックが基準位置もしくはこの基準位置からやや
ずれた位置にあるときにも、係合端子54、55はコイルば
ね53の付勢力によって弾発的に凹部56、57に嵌入する。
ロッド51の端面とボール52との間には係合端子54、55の
うちいずれか一方が第1のラック17、第2のラック18に
乗り上げることのできる寸法の間隙が確保される。いず
れか一方のラック、例えばラック18に力を作用させる
と、係合端子55がコイルばね53の付勢力に打ち勝ってラ
ック上に乗り上がる。なお、この時他方のラック17には
中間ギア27を介して同じ力が作用するが第1ケーブル22
の摩擦力の存在により係合端子54と凹部56の間の力は係
合端子55及び凹部57の間に作用する力より小さい。ロッ
ク用部材は前記間隙を満たしながら他方の係合端子側に
移動し、この他方の係合端子をこれが嵌入する凹部に押
し付ける。
17と第2のラック18の間には一方のラックの基準位置か
らの移動により他方のラックをロックするための第1ロ
ック手段50が設けられている。第1ロック手段50は両ラ
ックにまたがって配置されたロック用部材を備え、この
ロック用部材は、円柱状のロッド51と、ロッド51の両端
側にそれぞれ複数個づつ設けられたボール52と、これら
ボール52をそれぞれロッド51の端面から離間された方向
に付勢するコイルばね53と、それぞれのボール52の端部
に位置する係合端子54、55とからなる。係合端子54、55
はそれぞれ第1のラック17、第2のラック18に臨み、こ
れに対応してこれらラックの一側面には凹部56、57が形
成されている。この凹部56、57は、両ラックが移動スト
ローク中央の基準位置、すなわちニュートラル位置にあ
るときに、それぞれ係合端子54、55を嵌入させる位置に
設けられている。特に、第5、6図に示すように、凹部
56、57は断面略コ型に形成されるとともに、その開口端
に向かって幅広に形成され、少なくとも係合端子54、55
の径よりも充分に広く開口するようになっている。従っ
て、両ラックが基準位置もしくはこの基準位置からやや
ずれた位置にあるときにも、係合端子54、55はコイルば
ね53の付勢力によって弾発的に凹部56、57に嵌入する。
ロッド51の端面とボール52との間には係合端子54、55の
うちいずれか一方が第1のラック17、第2のラック18に
乗り上げることのできる寸法の間隙が確保される。いず
れか一方のラック、例えばラック18に力を作用させる
と、係合端子55がコイルばね53の付勢力に打ち勝ってラ
ック上に乗り上がる。なお、この時他方のラック17には
中間ギア27を介して同じ力が作用するが第1ケーブル22
の摩擦力の存在により係合端子54と凹部56の間の力は係
合端子55及び凹部57の間に作用する力より小さい。ロッ
ク用部材は前記間隙を満たしながら他方の係合端子側に
移動し、この他方の係合端子をこれが嵌入する凹部に押
し付ける。
ここで、係合端子54、55は、従来のボールやローラと
は異なり、半球状の先端から円柱状の胴部が一体化され
た構造となっており、従ってラック凹部56、57に対して
進退する際に回転不能に保持され、凹部から不用意に離
脱するのを防止している。
は異なり、半球状の先端から円柱状の胴部が一体化され
た構造となっており、従ってラック凹部56、57に対して
進退する際に回転不能に保持され、凹部から不用意に離
脱するのを防止している。
また、各ラック17、18の裏面、すなわち凹部56、57の
ある表面とは反対側の面には転動体としてのニードルロ
ーラ84、85と不図示の板ばね状のバックアップスプリン
グが各々凹部86、87に収納されており、各ラックが案内
壁面に沿って移動する際にその移動を円滑にしている。
すなわち、ニードルローラ84、85は凹部86、87に収納さ
れた状態において各ラックより僅かに突出し、案内壁面
に沿って回転し、コイルばね53の弾発力を支持する。一
方該案内壁面には、各ラックが基準位置にあるときに凹
部86、87と整合してニードルローラ84、85を受け入れる
ニードルローラの半径寸法より浅い凹部88、89が形成さ
れる。ラックが基準位置にある時ニードルローラ84、85
はバックアップスプリングによって凹部88、89側に突出
する。これによりラックが基準位置から不用意に移動し
ないことをさらに確保している。
ある表面とは反対側の面には転動体としてのニードルロ
ーラ84、85と不図示の板ばね状のバックアップスプリン
グが各々凹部86、87に収納されており、各ラックが案内
壁面に沿って移動する際にその移動を円滑にしている。
すなわち、ニードルローラ84、85は凹部86、87に収納さ
れた状態において各ラックより僅かに突出し、案内壁面
に沿って回転し、コイルばね53の弾発力を支持する。一
方該案内壁面には、各ラックが基準位置にあるときに凹
部86、87と整合してニードルローラ84、85を受け入れる
ニードルローラの半径寸法より浅い凹部88、89が形成さ
れる。ラックが基準位置にある時ニードルローラ84、85
はバックアップスプリングによって凹部88、89側に突出
する。これによりラックが基準位置から不用意に移動し
ないことをさらに確保している。
一方、第3のラック33と第4のラック34との間にも第
1ロック手段50と全く同様な構造の第2ロック手段60が
設けられ、そのロック用部材はロッド61と、ボール62
と、コイルばね63と、係合端子64、65とからなり、一方
第3のラック33、第4のラック34の表面にも凹部66、67
がそれぞれ形成されている。また、各ラックの裏面にも
同様に転動体としてのニードルロック90、91、不図示の
バックアップスプリング、凹部92、93が配置され、一方
その案内壁面に同様に凹部94、95が形成されている。
1ロック手段50と全く同様な構造の第2ロック手段60が
設けられ、そのロック用部材はロッド61と、ボール62
と、コイルばね63と、係合端子64、65とからなり、一方
第3のラック33、第4のラック34の表面にも凹部66、67
がそれぞれ形成されている。また、各ラックの裏面にも
同様に転動体としてのニードルロック90、91、不図示の
バックアップスプリング、凹部92、93が配置され、一方
その案内壁面に同様に凹部94、95が形成されている。
第1のラック17と第3のラック33および第2のラック
18と第4のラック34は互いに背中合せの状態で配置され
ており、これらの間にはそれぞれ第3ロック手段68と第
4ロック手段70が設けられている。第3ロック手段68は
装置本体に保持されるとともに第1のラック17と第3の
ラック33の背面にそれぞれ臨むローラ71、72をローラ用
部材として備え、第1のラック17と第3のラック33のそ
れぞれの背面には、これらが基準位置にあるときにロー
ラ71、72をそれぞれ嵌入させ得る凹部73、74が形成され
ている。凹部73、74も、第5、6図に示すように、断面
略コ型に形成されるとともに、各凹部73、74よりも充分
に広い開口幅を有するようにテーパ状に開いている。ロ
ーラ71と72との間には間隙が残されており、その一方が
第1のラック17と第3のラック33のいずれか一方の表面
に乗り上がり得るとともに他方をその凹部に対して押し
付けるようになっている。前記第4ロック手段70も第3
ロック手段68と全く同様の構造であり、ロック用部材と
してロック75、76を備えるとともに、第2のラック18と
第4のラック34の背面にそれぞれ凹部77、78が形成され
ている。
18と第4のラック34は互いに背中合せの状態で配置され
ており、これらの間にはそれぞれ第3ロック手段68と第
4ロック手段70が設けられている。第3ロック手段68は
装置本体に保持されるとともに第1のラック17と第3の
ラック33の背面にそれぞれ臨むローラ71、72をローラ用
部材として備え、第1のラック17と第3のラック33のそ
れぞれの背面には、これらが基準位置にあるときにロー
ラ71、72をそれぞれ嵌入させ得る凹部73、74が形成され
ている。凹部73、74も、第5、6図に示すように、断面
略コ型に形成されるとともに、各凹部73、74よりも充分
に広い開口幅を有するようにテーパ状に開いている。ロ
ーラ71と72との間には間隙が残されており、その一方が
第1のラック17と第3のラック33のいずれか一方の表面
に乗り上がり得るとともに他方をその凹部に対して押し
付けるようになっている。前記第4ロック手段70も第3
ロック手段68と全く同様の構造であり、ロック用部材と
してロック75、76を備えるとともに、第2のラック18と
第4のラック34の背面にそれぞれ凹部77、78が形成され
ている。
次に以上の構成の実施例の作動について説明する。
まず第1操作部13および第2操作部14のシフト操作レ
バー21、24がニュートラル位置にあり、スロットル操作
レバー40、37が閉じ位置にあるとき、各ラックは基準位
置にあり、従って各ロック手段の係合端子およびロー
ラ、ならびにニードルローラはそれぞれの凹部に離脱可
能に嵌入しており、全てのラックはロック解除状態とな
っている。
バー21、24がニュートラル位置にあり、スロットル操作
レバー40、37が閉じ位置にあるとき、各ラックは基準位
置にあり、従って各ロック手段の係合端子およびロー
ラ、ならびにニードルローラはそれぞれの凹部に離脱可
能に嵌入しており、全てのラックはロック解除状態とな
っている。
今、第3図(A)に示すように第2操作部14のシフト
操作レバー24をニュートラルN位置から前進位置に押し
倒すと、第2ケーブル25が押し出されて第2のラック18
を押し込み、これによって第1ロック手段50の係合端子
55が第2のラック18の凹部57から外れて第2のラック18
の表面に乗り上がる。これにより、第1ロック手段50の
他方の係合端子54が強く凹部56に押し込まれ、これによ
って第1のラック17をロックする。また同時に、第4ロ
ック手段70のローラ75が凹部77から外れて第2のラック
18の背面に乗り上がり、これによって他方のローラ76を
第4のラック34の凹部78に強く押し付けて第4のラック
34をロックする。
操作レバー24をニュートラルN位置から前進位置に押し
倒すと、第2ケーブル25が押し出されて第2のラック18
を押し込み、これによって第1ロック手段50の係合端子
55が第2のラック18の凹部57から外れて第2のラック18
の表面に乗り上がる。これにより、第1ロック手段50の
他方の係合端子54が強く凹部56に押し込まれ、これによ
って第1のラック17をロックする。また同時に、第4ロ
ック手段70のローラ75が凹部77から外れて第2のラック
18の背面に乗り上がり、これによって他方のローラ76を
第4のラック34の凹部78に強く押し付けて第4のラック
34をロックする。
また、逆に第1操作部13のシフト操作レバー21を図の
N位置からF位置に倒すと、第1のラック17が押し出さ
れて第1ロック手段50の係合端子54を第1のラック17の
表面上に乗り上げさせ、これによって、第2のラック18
をロックするとともに第3のラック33をロックする。そ
の状態が第5図(B)および第6図(B)に示されてい
る。
N位置からF位置に倒すと、第1のラック17が押し出さ
れて第1ロック手段50の係合端子54を第1のラック17の
表面上に乗り上げさせ、これによって、第2のラック18
をロックするとともに第3のラック33をロックする。そ
の状態が第5図(B)および第6図(B)に示されてい
る。
第3図(A)に示す場合のように、第2のラック18が
押し出されて第1のラック17がロックされると、第1の
中間ギア27も同方向に押し出されてアーム29を回動し、
シフトケーブル31を介して船外機のシフトレバー15を前
進位置に切り変える。
押し出されて第1のラック17がロックされると、第1の
中間ギア27も同方向に押し出されてアーム29を回動し、
シフトケーブル31を介して船外機のシフトレバー15を前
進位置に切り変える。
次に第3図(B)に示すように、第2操作部14のシフ
ト操作レバー24を後進位置(B位置)に押し倒すと、第
2ケーブル25を介して第2のラック18は引き込まれ、同
様にして基準位置から外れることになって第1のラック
17および第4のラック34をロックする。これに伴い、第
1の中間ギア27は第2のラック18と同方向に転動してア
ーム29を逆に揺動させ、シフトケーブル31を介してシフ
トレバー15を後進位置に切り換える。
ト操作レバー24を後進位置(B位置)に押し倒すと、第
2ケーブル25を介して第2のラック18は引き込まれ、同
様にして基準位置から外れることになって第1のラック
17および第4のラック34をロックする。これに伴い、第
1の中間ギア27は第2のラック18と同方向に転動してア
ーム29を逆に揺動させ、シフトケーブル31を介してシフ
トレバー15を後進位置に切り換える。
次に第4図に示すように、第1操作部13のスロットル
操作レバー40をその閉じ位置(C位置)から開き位置
(O位置)に操作すると第4ケーブル41がブッシュ方向
に押し出されることにより、第4のラック34が基準位置
から外れて押し出される。これにより、第2ロック手段
60の係合端子65が第4のラック34の凹部67から外れて第
4のラック34上に乗り上がり、これに伴って他方の係合
端子64が第3のラック33の凹部66に強く押し付けられて
第3のラック33をロックする。また同時に第4ロック手
段70のロック76が第4のラック34の凹部78から外れて第
4のラック34の背面上に乗り上がり、これによって、他
方のローラ75を凹部77に強く押し付けて第2のラック18
をロックする。
操作レバー40をその閉じ位置(C位置)から開き位置
(O位置)に操作すると第4ケーブル41がブッシュ方向
に押し出されることにより、第4のラック34が基準位置
から外れて押し出される。これにより、第2ロック手段
60の係合端子65が第4のラック34の凹部67から外れて第
4のラック34上に乗り上がり、これに伴って他方の係合
端子64が第3のラック33の凹部66に強く押し付けられて
第3のラック33をロックする。また同時に第4ロック手
段70のロック76が第4のラック34の凹部78から外れて第
4のラック34の背面上に乗り上がり、これによって、他
方のローラ75を凹部77に強く押し付けて第2のラック18
をロックする。
第3のラック33がロックされることにより第2の中間
ギア43は第4のラック34と同方向に転動し、アーム45を
揺動させてスロットルケーブル47を介し、船外機のスロ
ットルレバー16を押し出して開き位置に切り換える。
ギア43は第4のラック34と同方向に転動し、アーム45を
揺動させてスロットルケーブル47を介し、船外機のスロ
ットルレバー16を押し出して開き位置に切り換える。
逆に第2操作部14のスロットル操作レバー37をC位置
からO位置に操作すると、第5図(A)、第6図(A)
に示すように前述と同様の挙動を第3のラック33が呈
し、これによって第2ロック手段60の係合端子64と第3
ロック手段68のローラ72を第3のラック33の上面にそれ
ぞれ押し上げ、第4のラック34、第1のラック17をロッ
クする。
からO位置に操作すると、第5図(A)、第6図(A)
に示すように前述と同様の挙動を第3のラック33が呈
し、これによって第2ロック手段60の係合端子64と第3
ロック手段68のローラ72を第3のラック33の上面にそれ
ぞれ押し上げ、第4のラック34、第1のラック17をロッ
クする。
ここで、係合端子54、55、64、65は、従来と異なり回
転不能に保持されて各凹部に対してすべりながら進退す
るため、ころがり摩擦より大きなすべり摩擦が作用する
ため、不用意に凹部から外れるようなことがなくなる。
転不能に保持されて各凹部に対してすべりながら進退す
るため、ころがり摩擦より大きなすべり摩擦が作用する
ため、不用意に凹部から外れるようなことがなくなる。
特にこの実施例では、さらに転動体としてのニードル
ローラ84、85、90、91が各ラックの摺動する面に設けら
れているので、各ラックは案内壁面に対してころがり接
触で移動し、移動荷重が低減する。また、各ラックが基
準位置にあるときには各ニードルローラは各ラックとそ
の案内壁面の凹部86、87、88、89・・・に嵌まり込み、
その基準位置をより確実に節度感をもって保持する。
ローラ84、85、90、91が各ラックの摺動する面に設けら
れているので、各ラックは案内壁面に対してころがり接
触で移動し、移動荷重が低減する。また、各ラックが基
準位置にあるときには各ニードルローラは各ラックとそ
の案内壁面の凹部86、87、88、89・・・に嵌まり込み、
その基準位置をより確実に節度感をもって保持する。
次に第7図には本発明における係合端子および凹部の
他の実施例が示され、この実施例では、係合端子96は、
断面三角形状の先端から角柱状の胴部が一体化された構
造となっており、これに対応してラック側の凹部97も断
面三角形状となっている。この構成によっても係合端子
96は凹部97に対して回転せずに進退する挙動を呈する。
他の実施例が示され、この実施例では、係合端子96は、
断面三角形状の先端から角柱状の胴部が一体化された構
造となっており、これに対応してラック側の凹部97も断
面三角形状となっている。この構成によっても係合端子
96は凹部97に対して回転せずに進退する挙動を呈する。
[効果] 以上説明したように、本発明によれば、ロック手段の
係合端子を回転不能に保持したので、ケーブルに加えら
れる荷重効率が悪化して大きな荷重をリモートコントロ
ール装置に加える必要がある場合にも、遠隔操作不能と
いう事態を防止できるという効果がある。
係合端子を回転不能に保持したので、ケーブルに加えら
れる荷重効率が悪化して大きな荷重をリモートコントロ
ール装置に加える必要がある場合にも、遠隔操作不能と
いう事態を防止できるという効果がある。
また、転動体を設ける構成により、係合端子を弾発す
る弾発手段の弾発力を大きくしてもラックの移動が円滑
であるという効果がある。
る弾発手段の弾発力を大きくしてもラックの移動が円滑
であるという効果がある。
第1図は本発明に係るリモートコントロール装置の一実
施例を示す斜視図、第2図は同実施例におけるロック手
段を示す分解斜視図、第3図(A)(B)はそれぞれ異
なる操作状況におけるシフト切換装置を示す平面図、第
4図は同スロットル切換装置を示す平面図、第5図
(A)(B)は第2図に示したロック手段のそれぞれの
縦断面図であり、異なった作動状態を示しており、第6
図(A)(B)は第2図に示したロック手段の横断面展
開図でありそれぞれ異なった状態を示しており、第7図
は係合端子の他の実施例を示す拡大断面図である。 10……リモートコントロール装置 17、18……可動ラック,27……中間ギア 50……ロック手段,53、63……コイルばね 54、55、64、65、96……係合端子 56、57、66、67、97……凹部 84、85、90、91……ニードルローラ
施例を示す斜視図、第2図は同実施例におけるロック手
段を示す分解斜視図、第3図(A)(B)はそれぞれ異
なる操作状況におけるシフト切換装置を示す平面図、第
4図は同スロットル切換装置を示す平面図、第5図
(A)(B)は第2図に示したロック手段のそれぞれの
縦断面図であり、異なった作動状態を示しており、第6
図(A)(B)は第2図に示したロック手段の横断面展
開図でありそれぞれ異なった状態を示しており、第7図
は係合端子の他の実施例を示す拡大断面図である。 10……リモートコントロール装置 17、18……可動ラック,27……中間ギア 50……ロック手段,53、63……コイルばね 54、55、64、65、96……係合端子 56、57、66、67、97……凹部 84、85、90、91……ニードルローラ
Claims (2)
- 【請求項1】互いにギア部を対向させて往復動自在に設
けられた第1および第2の可動ラックと、第1および第
2のラックのギア部に噛み合いかつラックの長手方向に
転動可能な中間ギアと、前記各可動ラックにそれぞれ接
続される遠隔操作力伝達部材と、第1および第2のラッ
クの対のうちいずれか一方が基準位置から移動した状態
において他方のラックをロックするロック手段と、を具
備したリモートコントロール装置において、ロック手段
は、前記一対のラックにそれぞれ臨む少なくとも一対の
係合端子と、各ラックにそれぞれ設けられ、各ラックが
基準位置にあるときに前記係合端子を離脱可能に嵌入さ
せる凹部と、前記一対の係合端子を各ラックに向って付
勢する弾発手段と、を備え、各係合端子は回転不能に保
持されているリモートコントロール装置。 - 【請求項2】前記各可動ラックの摺動合面であって前記
凹部とは反対側の面に、転動体を配置し、かつこの摺動
合面の少なくともいずれか一方に、各ラックが基準位置
にあるときに前記転動体を嵌入させる第2の凹部を設け
た請求項1記載のリモートコントロール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1139970A JP2726701B2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | リモートコントロール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1139970A JP2726701B2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | リモートコントロール装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH039041A JPH039041A (ja) | 1991-01-16 |
JP2726701B2 true JP2726701B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=15257911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1139970A Expired - Lifetime JP2726701B2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | リモートコントロール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2726701B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6030990B2 (ja) * | 2013-04-12 | 2016-11-24 | 日野自動車株式会社 | 電動ブレーキシステム |
-
1989
- 1989-06-01 JP JP1139970A patent/JP2726701B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH039041A (ja) | 1991-01-16 |
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