JP2726053B2 - 画像読取り装置 - Google Patents

画像読取り装置

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JP2726053B2 JP63115827A JP11582788A JP2726053B2 JP 2726053 B2 JP2726053 B2 JP 2726053B2 JP 63115827 A JP63115827 A JP 63115827A JP 11582788 A JP11582788 A JP 11582788A JP 2726053 B2 JP2726053 B2 JP 2726053B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は画像読取り装置に関し、特に、原稿を読み取
った多値データをディザ処理して中間調画像の読み取り
を行う画像読取り装置に関する。
(従来の技術) 近時、画像読取り装置(所謂、スキャナ装置)の普及
につれて中間調画像の読み取り処理が要求され、いわゆ
るガンマ処理とディザ処理を組合わせて中間調画像の読
み取りを行うスキャナ装置が出現している。
従来のこのようなスキャナ装置としては、例えば、第
5図に示すようなものがある。
第5図において、スキャナ装置1はCCD(Charge Coup
led Device)2で読み取ったアナログデータをビデオAM
P3で増幅し、A/D変換器4で多値の画像データに変換す
る。この画像データはガンマ処理回路5に入力され、ガ
ンマ特性テーブルに基づいてガンマ処理が施される。ガ
ンマ処理回路5はROM(Read Only Memory)を備え、こ
のROMに特性テーブルとして例えば、第6図に破線、実
線および一点鎖線で示すような特性を有するガンマ特性
データを格納している。このガンマ特性テーブルのう
ち、スキャナ装置1のCPU(Central Processing Unit)
(図示略)からのパターン切換信号により特定のガンマ
特性テーブルが選定される。このガンマ処理回路5に画
像データがROMのアドレスデータとして入力され、その
アドレスに対応するガンマ出力をディジタルの画像デー
タとしてコンパレータ6に出力する。コンパレータ6は
ガンマ処理回路5から入力される画像データをROM7から
入力される閾値と比較して2値の画像データに変換して
出力し、ROM7には数種類のディザパターンデータが格納
されている。ROM7にはスキャナ装置1のCPUからのパタ
ーン切換信号とカウンタ8からのアドレス指定信号が入
力されており、パターン切換信号によりディザパターン
の選定が行われる。ROM7は選定されたディザパターンの
閾値をカウンタ8からのアドレス指定信号によるアドレ
ス指定に従ってコンパレータ6に出力する。すなわち、
コンパレータ6、ROM7およびカウンタ8は全体として画
像データにディザ処理を施すディザ処理回路9を構成す
る。
したがって、CCD2で読み取られA/D変換器4でA/D変換
された画像データはガンマ処理回路5でガンマ特性処理
が施され、ディザ処理回路9でディザ処理が施されて中
間調を表示する画像データとして出力される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の画像読取り装置にあ
っては、ガンマ処理回路5やディザ処理回路9はそのガ
ンマ特性データやディザパターンデータをROMにデータ
テーブルとして有しているため、これらガンマ特性デー
タやディザパターンデータの種類を多くすることができ
ず、原稿の画像に適した中間調処理を行うことができな
いという問題があった。
すなわち、ガンマ特性データやディザパターンデータ
がスキャナ装置1のROM内に格納されていたため、格納
できるデータの種類の数がROMの容量により制限され、
多くの種類のデータを格納しようとすれば、ROMの容量
を増加させなければならず、スキャナ装置1のコストが
高くなる。
したがって、原稿の画像に適したガンマ特性データと
ディザパターンデータを多種類のデータの中から組合わ
せ使用することができず、中間調画像の読取処理におい
て改良の余地があった。
(発明の効果) そこで本発明は、画像読取り装置の接続される外部処
理装置のホスト装置からガンマ特性データとディザパタ
ーンデータを受け取り、これらのデータに基づいて画像
データに中間調処理を施すことにより、ガンマ特性デー
タやディザパターンデータ格納用のROMを削減して画像
読取り装置のコストを低減するとともに、原稿画像に適
したガンマ特性データとパターンデータに基づいて中間
調処理を施して中間調画像の読取画像の画質を向上させ
ることを目的としている。
(発明の構成) 本発明は、上記目的を達成するため、ディザ処理に必
要なディザパターンデータを記憶するディザパターンテ
ーブルを有し、該ディザパターンテーブル内のパターン
データに基づいて画像データをディザ処理するディザ処
理手段と、前記ディザ処理手段によりディザ処理を施し
た画像データを外部処理装置へ伝送するインターフェイ
ス手段とを有する画像読取り装置において、外部処理装
置から伝送されたガンマ特性データとディザパターンデ
ータとを前記インターフェイス手段を介して受け取り、
該ガンマ特性データに基づいて該ディザパターンデータ
を補正し、補正したディザパターンデータを前記ディザ
パターンテーブルに記憶させるディザパターンデータ作
成手段を設け、該ディザパターンデータ作成手段は、受
け取ったガンマ特性データの特性により補正後の画像デ
ータレベルが補正前のレベルより高くなる場合には、該
ガンマ特性データを逆補正してガンマ補正後のディザ閾
値が補正前のディザ閾値より小さくなる特性とした後に
ディザパターンデータを補正することを特徴とするもの
である。
以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示す図である。
第1図において、11は画像読取り装置を構成するスキ
ャナ装置であり、スキャナ装置11はI/F回路12を介して
ワードプロセッサやパーソナルコンピュータ等のホスト
装置に接続される。
スキャナ装置11はラインイメージセンサとしてのCCD1
3、ビデオAMP14、A/D変換器15、コンパレータ16、RAM1
7、カウンタ18、CPU19、出力ポート20、ROM21、RAM22、
I/Oポート23、24等を備えており、I/F回路12を介して読
み取った画像データをホスト装置に出力するとともに、
後述するようにホスト装置からガンマ特性データやディ
ザパターンデータを受け取る。
CCD13は光源から原稿に投射された光の反射光を受光
して画素毎に分割し、光電変換してアナログの画素デー
タとしてビデオAMP14に出力する。ビデオAMP14はCCD13
からの画素データを増幅してA/D変換器15に出力し、A/D
変換器15は入力された画素データを多値の画像データに
変換してコンパレータ16に出力する。コンパレータ16は
A/D変換器15から入力される画像データをRAM17から入力
される閾値と比較し、2値の画像データとしてI/F回路1
2を介してホスト装置に出力する。RAM17にはディザパタ
ーンテーブルが格納され、このディザパターンテーブル
はCPU19で作成されて出力ポート20を介してRAM17に格納
される。RAM17はカウンタ18からのアドレス指定信号に
よりアドレス指定されたデータをディザパターンテーブ
ルから読み出し、コンパレータ16に閾値として出力す
る。
コンパレータ16はROM21に格納されたプログラムに従
ってスキャナ装置11の各部を制御してスキャナ装置11と
してのシーケンスを実行するとともに、本発明のディザ
パターンテーブルの作成および中間調処理を実行し、RA
M22にはワークエリアが形成される。すなわち、CPU19は
I/F回路12およびOR回路23を介してホスト装置から入力
されるガンマ特性データとディザパターンデータに基づ
いてディザパターンテーブルを作成し、RAM17に格納す
る。このとき、CPU19は、ホスト装置から受け取ったデ
ィザパターンデータをガンマ特性データにより補正して
ディザパターンテーブルを作成するか、ホスト装置から
入力されるガンマ特性データが、第2図(a)に示すよ
うに、補正後の画像データレベルが高くなる特性をもっ
ていたとすると、このガンマ特性データを、第2図
(b)に示すように、破線で示す1:1の直線に対して逆
補正してガンマ補正後のディザ閾値が補正前のディザ閾
値より小さくなる特性とした後にディザパターンデータ
をガンマ特性パターンで補正している。これは、ガンマ
特性パターンにより画像データ自体を補正するのではな
く、画像データと比較して画像データを2値化する閾値
としてのディザパターンデータを補正するからである。
ホスト装置からI/F回路12およびOR回路23を介して送
られるガンマ特性データおよびディザパターンデータは
それぞれデータ列として転送され、RAM22に領域区分し
て格納される。例えば、第3図に示すようなディザパタ
ーンデータを転送する場合は、7、8、9、10、6、
1、……14、13というデータ列として転送され、RAM22
の所定領域にアドレス指定されて格納される。同様にガ
ンマ特性データもデータ列として転送され、RAM22の別
の領域にアドレス指定されて格納される。
次に、作用を説明する。
スキャナ装置11で中間調画像を読み取るには、まず、
中間調処理を施すためのディザパターンテーブルをRAM1
7に作成し、このディザパターンテーブルで決定した閾
値とCCD13で読み取った画像データとを比較する。
以下、この中間調画像の読取処理を第4図に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。
CPU19はホスト装置からのディザパターンデータの転
送があるかどうかチェックし(ステップP1)、ホスト装
置からのディザパターンデータの転送が有るときには、
受け取ったディザパターンデータをアドレス指定してRA
M22に格納する(ステップP2)。次に、ホスト装置から
のガンマ特性データの転送があるかどうかチェックし
(ステップP3)、有るときには受け取ったガンマ特性デ
ータをアドレス指定してRAM22に格納する(ステップ
P4)。転送のあったディザパターンデータやガンマ特性
データの格納が完了し、読取開始指令が入力されると
(ステップP5)、まず、RAM22に格納したディザパター
ンデータを先頭から1データ読み出す(ステップP6)。
このディザパターンデータに対応するガンマ特性データ
をRAM22から読み出し(ステップP7)、このガンマ特性
データを前述の逆補正した値でディザパターンデータを
補正して補正後ディザパターンデータとしてRAM17のデ
ィザテーブルの先頭に格納する(ステップP8)。次い
で、RAM17のディザテーブルポインタを1だけアップし
(ステップP9)、全てのディザパターンデータをRAM17
に書き込んだかチェックし(ステップP10)、完了して
いないときにはステップP6に戻って、RAM17のディザパ
ターンテーブルに全てのディザパターンデータを書き込
むまで同様の処理を繰り返す。RAM17への全てのディザ
パターンデータの書き込みが完了すると(ステップ
P10)、CCD13による読取動作を開始し(ステップ
P11)、読み取った画像データをコンパレータ16でRAM17
のディザパターンテーブルからの閾値に基づいて2値化
処理する。
したがって、スキャナ装置11としては多種類のディザ
パターンテーブルやガンマ特性データを記憶していなく
ても、原稿の画像に適したディザパターンテーブルを作
成し、適切な中間調処理を施すことができる。その結
果、スキャナ装置11のコストを低減することができると
ともに、中間調画像の読取画像の画質をより一層向上さ
せることができる。
なお、上記実施例においては、ディザパターンデータ
とガンマ特性データの全てをホスト装置から転送される
ものとしたが、これに限るものではなく、スキャナ装置
11のROM21に数種類のディザパターンデータやガンマ特
性データを記憶させておき、ホスト装置から転送されて
きたディザパターンデータをスキャナ装置11のROM21の
ガンマ特性データの1つで補正して補正後ディザパター
ンテーブルを作成したり、ROM21内のディザパターンデ
ータをROM21内のガンマ特性データで補正して補正後デ
ィザパターンテーブルを作成する等するものであっても
よい。
この場合、スキャナ装置11のROM21内のいずれのデー
タを使用するかは、ホスト装置からのアドレス指定ある
いはデータの種類毎に付与したIDの指定等により行うこ
とができる。
(効果) 本発明によれば、ガンマ特性データやディザパターン
データ格納用のROMを削減するとともに、原稿画像に適
したガンマ特性データとディザパターンデータに基づい
て中間調処理を施すことができ、画像読取り装置のコス
トを低減することができるとともに、中間調画像の読取
画像の画質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の画像読取り装置であるスキャ
ナ装置の一実施例を示す図であり、第1図はそのスキャ
ナ装置の回路ブロック図、第2図(a)(b)はそのガ
ンマ特性データの特性曲線を示し、第2図(a)は画像
データ補正用の特性曲線、第2図(b)はディザ中間調
画像補正用の特性曲線、第3図はディザパターンテーブ
ルの一例を示す図、第4図はディザパターンテーブル作
成処理を示すフローチャートである。 第5、6図は従来のスキャナ装置を示す図であり、第5
図はその回路ブロック図、第6図はそのガンマ特性デー
タの特性曲線を示す図である。 11……スキャナ装置、12……I/F回路、13……CCD、15…
…A/D変換切換、16……コンパレータ、17……RAM、19…
…CPU、21……ROM、22……RAM。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディザ処理に必要なディザパターンデータ
    を記憶するディザパターンテーブルを有し、該ディザパ
    ターンテーブル内のパターンデータに基づいて画像デー
    タをディザ処理するディザ処理手段と、前記ディザ処理
    手段によりディザ処理を施した画像データを外部処理装
    置へ伝送するインターフェイス手段とを有する画像読取
    り装置において、 外部処理装置から伝送されたガンマ特性データとディザ
    パターンデータとを前記インターフェイス手段を介して
    受け取り、該ガンマ特性データに基づいて該ディザパタ
    ーンデータを補正し、補正したディザパターンデータを
    前記ディザパターンテーブルに記憶させるディザパター
    ンデータ作成手段を設け、 該ディザパターンデータ作成手段は、受け取ったガンマ
    特性データの特性により補正後の画像データレベルが補
    正前のレベルより高くなる場合には、該ガンマ特性デー
    タを逆補正してガンマ補正後のディザ閾値が補正前のデ
    ィザ閾値より小さくなる特性とした後にディザパターン
    データを補正することを特徴とする画像読取り装置。
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