JP2725683B2 - 可変長符号化及び復号化方式 - Google Patents

可変長符号化及び復号化方式

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 画像信号等の可変長符号化分野において用いられる多
層構造の可変長符号化及び復号化方式に関し、 多層構造の可変長符号化及び復号化方式における多層
構造バッファメモリの有効利用を目的とし、 各バッファメモリの情報占有量に応じて各バッファメ
モリの接続制御して各バッファメモリへの書込み情報調
整することにより各バッファメモリ間の情報占有量の偏
りを小さくする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は画像信号等の可変長符号化分野において用い
られる多層構造の可変長符号化及び復号化方式に関す
る。
〔従来の技術〕
近年、HDTV(商品位のTV)、TV会議、TV電話など各種
動画像の経済的伝送を対象とした高能率符号化及び復号
化装置が開発されつつある。このような装置において
は、高い符号化効率を得るために可変長符号化復号化が
行われることが多い。TV電話を対象としたものなどにお
いてはたとえば100Mb/Sから64Kb/Sへのように1/1500の
圧縮を行うため、可変長符号化復号化方式はできるだけ
符号化効率が高い、すなわち少ないビット数で符号化す
る必要がある。また、可変長符号化及び復号化器は非常
に高速で動作させる必要があるため、処理速度を低くす
る必要がある。
たとえば、符号器は、第11A図に示すように、画像信
号をA/D変換するA/D変換器1、現在の一画面(フレー
ム)分の画像信号データを記憶するフレームメモリ2、
フレームメモリ2のデータとA/D変換器1からの新たな
画面の画像データとの差分を量子化する量子化部3、量
子化された差分を時系列的にたとえばハフマン符号化す
る可変符号化部4(2,3,4全体を符号化部と呼ぶ)、及
び伝送路の速度にデータ出力を一致させるバッファリン
グのためのバッファメモリ5より構成され、この符号化
された信号が伝送路等へ送出される。たとえば、量子化
レベル及び割当てられる符号の例は第1表のごとくであ
る。
他方、復号器は、第11B図に示すように、やはりバッ
ファリングを行うためのメモリバッファ6、第11A図の
可変長符号化部4と逆変換を行う可変長復号化部7、第
10A図の量子化部3と逆動作する逆量子化部8、 一画面分の画像信号データを記憶するフレームメモリ9
(7,8,9全体を複号化部と呼ぶ)、及びフレームメモリ
9のデータと逆量子化部6との和をD/A変換して画像信
号を再生するD/A変換器10により構成される。
上述の符号器及び復号器においては、伝送路の速度に
合わせてバッファリングを行う場合、バッファメモリの
情報占有量をフィードバックすることにより量子化部の
量子化特性及び可変長符号化部の符号変換テーブルを変
更し、これにより、バッファメモリの情報占有量を適正
にする。たとえば、第12図に示すように、バッファメモ
リ5の情報占有量BOCに応じて可変長符号化部4の符号
変換テーブルを変更して量子化部の発生情報量を制御す
る。
第12図の可変長符号化方式を上述のHDTV等を対象とし
た高能率符号化に適用する場合には、第13図に示すよう
に、多層化たとえば2層化して画像信号等の処理量を増
大させる。
第13図においては、同一の符号化部4−1,4−2、同
一のバッファメモリ5−1,5−2、及び多重化部11を設
けて、層1(たとえば輝度信号)のディジタルデータD1
及び層2(たとえば色信号)のディジタルデータD2を多
重化する。この場合、各バッファメモリ5−1,5−2の
情報占有量BOC1,BOC2に応じて各符号化部4−1,4−2を
独立に変更してバッファメモリ5−1,5−2の情報占有
量を適正化することは困難であるために、和演算部12に
よるバッファメモリ5−1,5−2の情報占有量BOC1,BOC2
の和BOC1+BOC2により2つの符号化部4−1,4−2を同
一に制御することが行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述の2層化されたバッファメモリ5
−1,5−2の総情報占有量BOC1+BOC2で符号化部4−1,4
−2の発生情報量をフィードバック制御することはバッ
ファメモリ5−1,5−2の情報占有量BOC1,BOC2に偏りが
ない場合には問題がないが、偏りがある場合には問題が
ある。
すなわち、各バッファメモリ5−1,5−2の情報占有
量BOC1,BOC2はその容量に対してある許容範囲たとえば1
0%〜90%で使用される。情報占有量が最大限90%を超
えると、バッファメモリがオーバフローする可能性があ
り、他方、情報占有量が最小限10%未満となると、バッ
ファメモリがアンダーフローする可能性がある。
第14図(A),(B)に示すように、各バッファメモ
リ5−1,5−2の情報占有量BOC1,BOC2に偏りがなく、BO
C1≒BOC2であれば、バッファメモリ5−1,5−2の総情
報占有量BOC1+BOC2も第14図(C)に示すように10%〜
90%の範囲で制御可能である。
他方、第15図(A),(B)に示すごとく、情報占有
量BOC1,BOC2に偏りがある場合であって、バッファメモ
リ5−1の情報占有量BOC1が最小限10%に近く、バッフ
ァメモリ5−2の情報占有量BOC2が最大限90%に近くと
も、その総情報占有量BOC1+BOC2は第15図(C)に示す
ごとくほぼ50%で全く適正値となっている。すなわち、
各バッファメモリ5−1,5−2の情報占有量BOC1,BOC2を
許容範囲10〜90%に制御するためには、総情報占有量BO
C1+BOC2はより狭い許容範囲たとえば40%〜60%で制御
しなければならず、この結果、バッファメモリの使用効
率が低下するという課題がある。
このような課題は多層構造の復号器においても同様で
ある。
したがって、本発明の目的は、多層構造の可変長符号
化及び復号化方式において多層構造のバッファメモリの
使用効率を向上させることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上述の課題を解決するための手段は第1A図、第1B図、
第1C図、第1D図に示される。
第1A図は、n層構造の可変長符号化方式を示す。n層
の符号化部4−1,4−2,…,4−nは、n層(n≧2)の
量子化された各ディジタルデータD1,D2,…,Dnに所定変
換テーブルにより符号を割当てることにより情報を発生
する。また、バッファメモリ5−1,5−2,…,5−nは該
n層の符号化部4−1,4−2,…,4−nの発生情報を順次
格納して送出する。ここで、バッファメモリ5−1,5−
2,…,5−nの情報占有量BOC1,BOC2,…BOCnの和BOC1+BO
C2+…+BOCnに応じて各符号化部4−1,4−2,…,4−n
の変換テーブルを変更して発生情報量をフィードバック
制御する。書込みバッファメモリ選択部21は各バッファ
メモリ5−1,5−2,…,5−nの情報占有量に応じてn層
の符号化部4−1,4−2,…4−nに対してn層のバッフ
ァメモリ5−1,5−2,…,5−nを選択し、各バッファメ
モリ5−1,5−2,…,5−n内における情報占有量を適正
化せしめ、記憶部22はバッファメモリ選択部21の選択状
態を記憶する。また、読出しバッファメモリ選択部23は
選択状態記憶部22の選択状態に応じてn層のバッファメ
モリ5−1,5−2,…,5−nから読出されるディジタルデ
ータを所定の層の順序に再配列して送出するものであ
る。
第1B図もまたn層構造の可変長符号方式を示す。第1B
図においては、第1A図の選択状態、記憶部22の代りに層
識別符号付加部51を付加する。すなわち、層識別符号付
加部51は、n層のディジタルデータD1,D2,…,Dnに各n
層を識別する符号を付加するものであり、したがって、
符号化部4−1,4−2,…,4−n、から送出される符号デ
ータD1′,D2′,…,Dn′には層識別符号が含まれる。こ
の結果、第1A図の読出しバッファ選択部23は不要とな
り、その代りにバッファメモリ5−1,5−2,…,5−nか
ら読出されるデータを単純に交互に多重化する多重化部
52が設けられる。したがって、多重化部52から送出され
るデータは必しも層順序となっておらず、バッファメモ
リ5−1,5−2,…,5−nに格納されている順序となって
いる。
第1C図もまたn層の可変長符号化方式を示す。第1C図
においては、第1A図の構成要素に情報量検出部71を付加
し、さらに、書込みバッファ選択部21が異なる。すなわ
ち、検出部71は各n層の符号化部4−1,4−2,…,4−n
の発生情報を一時的に格納し且つ該各n層の発生情報量
を検出する。この結果、該情報量検出部71により検出さ
れたn層の発生情報量及び各バッファメモリ5−1,5−
2,…,5−nの情報占有量に応じてn層の符号化部4−1,
4−2,…,4−nに対してn層のバッファメモリ5−1,5−
2,…,5−nを選択し、各バッファメモリ内における情報
占有量を適正化せしめるものである。
第1D図もまたn層の可変長符号化方式を示す。第1D図
においては、第1B図の構成要素に情報量検出部71を付加
し、さらに、書込みバッファ選択部21が異なる。すなわ
ち、情報量検出部71は各n層の符号化部4−1,4−2,…,
4−nの発生情報を一次的に格納し且つ該各n層の発生
情報量を検出する。この結果、該情報量検出部71により
検出されたn層の発生情報量及び各バッファメモリ5−
1,5−2,…,5−nの情報占有量に応じてn層の符号化部
4−1,4−2,…,4−nに対してn層のバッファメモリ5
−1,5−2,…,5−nを選択し、各バッファメモリ内にお
ける情報占有量を適正化せしめるものである。
さらに、第1A図、第1B図、第1C図、第1D図に示す可変
長符号化方式にそれぞれ対応する可変長復号化方式が後
述する実施例に示すごとく提供される。
〔作 用〕
上述の第1A図、第1B図に示す手段によれば、たとえば
情報占有量の大きいバッファメモリと情報占有量の小さ
いバッファメモリが存在する場合に、符号化部に対する
選択が変更される。これにより、各バッファメモリの情
報占有量の偏りが小さくなる。
さらに、第1C図、第1D図に示す手段によれば、符号化
部4−1,4−2,…,4−nからの発生情報量を予め検出す
る。これにバッファメモリ5−1,5−2,…,5−nの情報
占有量BOC1,BOC2,…,BOCnをも考慮して劣バッファメモ
リの情報占有量が適正となるように符号化部に対してバ
ッファメモリ5−1,5−2,…,5−nが選択されることに
なる。
〔実施例〕
第2図は本発明の第1の実施例としての可変長符号化
方式を示すブロック回路図である。第2図においては、
画像信号データを輝度信号データD1と色信号データD2と
に分けて2層で処理する。また、第2図においては、第
13図の構成要素に対して書込みバッファ選択部21、選択
状態記憶部22を付加し、多重化部11の代りに読出しバッ
ファ選択部23を設けてある。
書込みバッファ選択部21はバッファメモリ5−1の情
報占有量BOC1とバッファメモリ5−2の情報占有量BOC2
との偏差△を演算し、その偏差△に応じて符号化部4−
1,4−2の出力とバッファメモリ5−1,5−2の入力との
接続切替を行う。これにより、情報占有量の小さいバッ
ファメモリの情報占有量は増大するものと予想され、他
方、情報占有量の大きいバッファメモリの情報占有量は
減少するものと予想され、これにより、バッファメモリ
5−1,5−2間の情報占有量の偏りが小さくなると予想
される。なお、書込みバッファ選択部21の接続切替動作
間隔は所定時間以上で行うものとし、これにより、接続
切替のハンチングを防止する。
書込みバッファ選択部21によって書込まれたバッファ
メモリ5−1,5−2のデータをそのまま伝送路等へ送出
されると、輝度信号データD1と色信号データD2との識別
が不可能である。そこで、選択状態記憶部22に書込みバ
ッファ選択部21の選択状態を記憶させ、これを参照して
読出しバッファ選択部23は輝度信号データD1、色信号デ
ータD2の順序で伝送路等へ送出するようにする。
すなわち、バッファメモリ5−1,5−2に第3図に示
すごとく符号化部4−1,4−2のデータD1(輝度)、D2
(色)が書込まれたときには選択状態記憶部22はそれに
応じて“0"もしくは“1"を記憶する。この結果、選択状
態が“0"の場合には読出しバッファ選択部23はバッファ
メモリ5−1のデータを先に読出して伝送路等に送出
し、バッファメモリ5−2のデータを後に読出して伝送
路等に送出する。他方、選択状態が“1"の場合には読出
しバッファ選択部23はバッファメモリ5−2のデータを
先に読出して伝送路等に送出し、バッファメモリ5−1
のデータを後に読出して伝送路等に送出する。いずれの
場合にも、輝度信号D1が先に色信号D2が後に伝送路等に
送出され、送出データの同期がとれることになる。
なお、選択状態記憶部22への(選択)状態書込みは書
込みバッファ選択部21からの書込みポインタWPによって
行われ、この書込みポインタWPはバッファメモリ5−1,
5−2への書込み動作終了毎に+1アップされる。ま
た、選択状態記憶部22から(選択)状態読出しは読出し
バッファ選択部23からの読出しポインタRPによって行わ
れ、この読出しポインタRPはバッファメモリ5−1,5−
2からの読出し動作終了毎に+1アップされる。
第4図は本発明の第2の実施例としての可変長復号化
方式を示すブロック回路図であって、第2図に示す第1
の実施例を可変長復号化方式に適用したものである。第
4図において、書込みバッファ選択部41、バッファメモ
リ6−1,6−2、及び読出しバッファ選択部43は、それ
ぞれ、第2図の書込みバッファ選択部21、バッファメモ
リ5−1,5−2、及び読出しバッファ23に対応する。た
だし、書込みバッファ選択部41は伝送路等をバッファメ
モリ6−1の入力に接続する点で異なる。復号化部7−
1,7−2は第2図の符号化部4−1,4−2の逆変換を行
う。第4図の回路動作は第2図の回路動作とほぼ同一で
あるので省略する。
第5図は本発明の第3の実施例としての可変長符号化
方式を示すブロック回路図である。第5図においては、
第2図の選択状態記憶部22の代りに層識別符号付加部51
を付加してある。すなわち、層識別符号付加部51は符号
化部4−1,4−2からのデータに当該符号化部4−1も
しくは4−2である旨の符号を付加し、書込みバッファ
選択部21は層識別符号を含んだ輝度信号データD1′及び
色信号データD2′をバッファメモリ5−1,5−2に書込
むことになる。この結果、多重化部52は輝度信号データ
D1′、色信号データD2′に関係なくバッファメモリ5−
1,5−2に格納されたデータを伝送路等へ送出すること
になる。したがって、送出されたデータは輝度信号デー
タD1′及び色信号データD2′の同期はとれていないが、
層識別符号で識別可能である。
したがって、第5図のバッファメモリ5−1のデータ
はバッファメモリ6−1(もしくは6−2)に書込ま
れ、第5図のバッファメモリ5−2のデータはバッファ
メモリ6−2(もしくは6−1)に書込まれることにな
る。したがって、第5図におけるバッファメモリ5−1,
5−2間の情報占有量BOC1,BOC2に偏りがなければ、バッ
ファメモリ6−1,6−2間の情報占有量にも偏りがな
い。
読出しバッファ選択部62は、第4図の読出しバッファ
選択部43と異なり、バッファメモリ6−1,6−2から読
出されるデータのうち層識別符号を参照して当該データ
を復号化部7−1,7−2に選択切替える。これにより、
復号化部7−1では輝度信号データD1が復号化され、復
号化部7−2では色信号データD2が復号化される。
第6図は本発明の第4の実施例としての可変長復号化
方式を示すブロック回路図であって、第5図に示す第3
の実施例を可変長復号化方式に適用したものである。第
6図の構成要素は第4図の構成要素に対応するが、第4
図の書込みバッファ選択部41及び選択状態記憶部42の代
りに分離部61を設けている。分離部61は伝送路からのデ
ータを交互にバッファ6−1,6−2に書込むものであ
る。
第7図は本発明の第5の実施例としての可変長符号化
方式を示すブロック回路図である。第5図においては、
第2図の第1の実施例の構成要素に情報量検出部71を付
加し、さらに書込みバッファ選択部21が異なる。
情報量検出部71は、第8図に示すように、符号化部4
−1からの符号(第1表の符号長情報及び符号情報)の
情報量V1を計数するカウンタ711、当該符号を一時的に
記憶する一次記憶メモリ712、符号化部4−2からの符
号(第1表の符号長情報及び符号情報)の情報量V2を計
数するカウンタ713、及び当該符号を一時的に記憶する
一時記憶メモリ714よりなる。
書込みバッファ選択部21はバッファメモリ5−1,5−
2の情報占有量BOC1,BOC2と共に上記情報量V1,V2を考慮
して符号化部4−1,4−2(一時記憶メモリ712,714)の
バッファメモリ5−1,5−2への接続切替を行う。たと
えば、 BOC1>BOC2 V1>V2 もしくは BOC1<BOC2 V1<V2 の場合には、符号化部4−1のデータをバッファメモリ
5−2に書込み、また、符号化部4−2のデータをバッ
ファメモリ5−1に書込む。また、 BOC1>BOC2 V1≦V2 もしくは BOC1≦BOC2 V1>V2 の場合には、符号化部4−1のデータをバッファメモリ
5−1に書込み、また、符号化部4−2のデータをバッ
ファメモリ5−2に書込む。
第7図の第5の実施例によれば、第2図の第1の実施
例に比較して、さらにバッファメモリ5−1,5−2の偏
りを小さくでき、バッファメモリの使用効率が向上す
る。
第9図は本発明の第6の実施例としての可変長復号化
方式を示すブロック回路図であって、第7図に示す第5
の実施例を可変長復号化方式に適用したものである。第
9図においては、第4図の構成要素に第8図のカウンタ
及び一時記憶メモリを備えた情報量検出部91を付加した
ものである。
書込みバッファ選択部41はバッファメモリ6−1,6−
2の情報占有量BOC1′,BOC2′と共に前回の情報量V1、
今回の情報量V2を考慮して伝送路のバッファメモリ5−
1,5−2への接続切替を行う。たとえば、 BOC1′>BOC2′ V1>V2 もしくは BOC1′<BOC2′ V1<V2 の場合には、伝送路の前回データをバッファメモリ5−
2に書込み、また、伝送路の今回データをバッファメモ
リ5−1に書込む。また、 BOC1′>BOC2′ V1≦V2 もしくは BOC1′≦BOC2′ V1>V2 の場合には、伝送路の前回データをバッファメモリ5−
1に書込み、また、伝送路の今回のデータをバッファメ
モリ5−2に書込む。
第9図の第6の実施例によれば、第4図の第2の実施
例に比較して、さらにバッファメモリ6−1,6−2の偏
りを小さくでき、バッファメモリの使用効率が向上す
る。
第10図は本発明の第7の実施例としての可変長復号化
方式を示すブロック回路図である。第10図においては、
第5図の第3の実施例の構成要素に第7図の情報量検出
部71を付加してある。情報量検出部71及び書込みバッフ
ァ制御部21の動作は第7図の場合と同一である。第10図
の第7の実施例によれば、第5図の第3の実施例に比較
して、さらにバッファメモリ5−1,5−2の偏りを小さ
くでき、バッファメモリの使用効率が向上する。
なお、第10図の第7の実施例を可変長復号化方式に適
用した場合には、その復号化方式は第6図に示すものと
同一となる。
また、上述の実施例においては、2層化したバッファ
メモリ等を示したが、3以上のn層化したバッファメモ
リ等にも本発明を適用し得る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、n層化されたバ
ッファメモリの情報占有量の偏りを小さくでき、したが
って、バッファメモリの使用効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1A図、第1B図、第1C図、第1D図は本発明の基本構成を
示すブロック回路図、 第2図は本発明の第1の実施例としての可変長符号化方
式を示すブロック回路図、 第3図は第2図のバッファメモリ及び選択状態記憶部の
内容を示す図、 第4図は本発明の第2の実施例としての可変長復号化方
式を示すブロック回路図、 第5図は本発明の第3の実施例としての可変長符号化方
式を示すブロック回路図、 第6図は本発明の第4の実施例としての可変長復号化方
式を示すブロック回路図、 第7図は本発明の第5の実施例としての可変長符号化方
式を示すブロック回路図、 第8図は第7図の情報量検出部の詳細なブロック回路
図、 第9図は本発明の第6の実施例としての可変長復号化方
式を示すブロック回路図、 第10図は本発明の第7の実施例としての可変長符号化方
式を示すブロック回路図、 第11A図は一般的な符号器を示すブロック回路図、 第11B図は一般的な復号器を示すブロック回路図、 第12図、第13図は従来の符号化方式を示すブロック回路
図、 第14図、第15図は発明が解決しようとする課題を説明す
る図である。 4−1,4−2……符号化部、 5−1,5−2……バッファメモリ、 6−1,6−2……バッファメモリ、 7−1,7−2……復号化部、 21,41……書込みバッファ選択部、 22……選択状態記憶部、 23,43……読出しバッファ選択部、 52……多重化部、71……情報量検出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−146266(JP,A) 特開 昭61−107818(JP,A) 特開 昭63−211986(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n層(n≧2)の量子化された各ディジタ
    ルデータ(D1,D2,…,Dn)に所定変換テーブルにより符
    号を割当てることにより情報を発生するn層の符号化部
    (4−1,4−2,…)と、 該n層の符号化部の発生情報を順次格納して送出するn
    層のバッファメモリ(5−1,5−2,…)と を具備し、該バッファメモリの情報占有量(BOC1,BOC2,
    …)の和に応じて前記各符号化部の前記変換テーブルを
    変更して発生情報量をフィードバック制御する多層構造
    の可変長符号化方式において、 前記各バッファメモリの情報占有量に応じて前記n層の
    符号化部に対して前記n層のバッファメモリを選択し、
    各バッファメモリ内における情報占有量を適正化せしめ
    る書込みバッファメモリ選択部(21)と、 該バッファメモリ選択部の選択状態を記憶する選択状態
    記憶部(22)と、 前記選択状態記憶部の選択状態に応じて前記n層のバッ
    ファメモリから読出されるディジタルデータを所定の層
    の順序に再配列して送出する読出しバッファメモリ選択
    部(23)と を具備することを特徴とする可変長符号化方式。
  2. 【請求項2】請求項1の可変長符号化方式により送出さ
    れたディジタルデータ(D1,D2,…)を順次格納して送出
    するn層のバッファメモリ(6−1,6−2,…)と、 該各n層のバッファメモリの情報占有量に応じて前記デ
    ィジタルデータに対する該n層のバッファメモリを選択
    し、各バッファメモリ内における情報占有量を適正化せ
    しめる書込みバッファメモリ選択部(41)と、 該バッファメモリ選択部の選択状態を記憶する選択状態
    記憶部(42)と、 前記選択状態記憶部の選択状態に応じて前記n層のバッ
    ファメモリから読出されるディジタルデータを所定の層
    別に再配列して送出する読出しバッファメモリ選択部
    (43)と、 前記層別に送出されたディジタルデータを復号化するn
    層の復号化部(7−1,7−2,…)と を具備する可変長復号化方式。
  3. 【請求項3】n層(n≧2)の量子化された各ディジタ
    ルデータ(D1,D2,…,Dn)に所定変換テーブルにより符
    号を割当てることにより情報を発生するn層の符号化部
    (4−1,4−2,…)と、 該n層のバッファメモリの発生情報を順次格納して送出
    するn層のバッファメモリ(5−1,5−2,…)と を具備し、該バッファメモリの情報占有量(BOC1,BOC2,
    …)の和に応じて前記各符号化部の前記変換テーブルを
    変更して発生情報量をフィードバック制御する多層構造
    の可変長符号化方式において、 前記n層のディジタルデータに各n層を識別する符号を
    付加する層識別符号付加部(51)と、 前記各バッファメモリの情報占有量に応じて前記n層の
    符号化部に対して前記n層のバッファメモリを選択し、
    各バッファメモリ内における情報占有量を適正化せしめ
    る書込みバッファメモリ選択部(21)と、 前記n層のバッファメモリから読出されるデータを交互
    に多重化して送出する多重化部(52)と を具備することを特徴とする可変長符号化方式。
  4. 【請求項4】請求項3の可変長符号化方式により送出さ
    れたディジタルデータ(D1′,D2′,…)を順次格納し
    て送出するn層のバッファメモリ(6−1,6−2,…)
    と、 前記ディジタルデータを交互に分離して前記n層のバッ
    ファメモリに送出する分離部(61)と、 前記n層のバッファメモリから読出されるディジタルデ
    ータを該データに付随する層識別符号に応じて所定の層
    別に再配列して送出する読出しバッファメモリ選択部
    (62)と、 前記層別に送出されたディジタルデータを復号化するn
    層の復号化部(7−1,7−2,…)と を具備する可変長復号化方式。
  5. 【請求項5】n層(n≧2)の量子化された各ディジタ
    ルデータ(D1,D2,…,Dn)に所定変換テーブルにより符
    号を割当てることにより情報を発生するn層の符号化部
    (4−1,4−2,…)と、 該n層のバッファメモリの発生情報を順次格納して送出
    するn層のバッファメモリ(5−1,5−2,…)と を具備し、該バッファメモリの情報占有量(BOC1,BOC2,
    …)の和に応じて前記各符号化部の前記変換テーブルを
    変更して発生情報量をフィードバック制御する多層構造
    の可変長符号化方式において、 該各n層の符号化部の発生情報を一時的に格納し且つ該
    各n層の発生情報量を検出する情報量検出部(71)と、 該情報量検出部により検出されたn層の発生情報量及び
    前記各バッファメモリの情報占有量に応じて前記n層の
    符号化部に対して前記n層のバッファメモリを選択し、
    各バッファメモリ内における情報占有量を適正化せしめ
    る書込みバッファメモリ選択部(21)と、 該バッファメモリ選択部の選択状態を記憶する選択状態
    記憶部(22)と、 前記選択状態記憶回路の選択状態に応じて前記n層のバ
    ッファメモリから読出されるディジタルデータを所定の
    層の順序に再配列して送出する読出しバッファメモリ選
    択部(23)と を具備することを特徴とする可変長符号化方式。
  6. 【請求項6】請求項5の可変長符号化方式により送出さ
    れたディジタルデータ(D1,D2,…)を順次格納して送出
    するn層のバッファメモリ(6−1,6−2,…)と、 前記ディジタルデータを一時的に格納し且つ該各データ
    の発生情報量を検出する情報検出部(91)と、 該情報検出部の発生情報量及び該各n層のバッファメモ
    リの情報占有量に応じて前記ディジタルデータに対する
    該n層のバッファメモリを選択し、各バッファメモリ内
    における情報占有量を適正化せしめる書込みバッファメ
    モリ選択部(41)と、 該書込みバッファメモリ選択部の選択状態を記憶する選
    択状態記憶部(42)と、 前記選択状態記憶部の選択状態に応じて前記n層のバッ
    ファメモリから読出されるディジタルデータを所定の層
    別に再配列して送出する読出しバッファメモリ選択部
    (43)と、 前記層別に送出されたディジタルデータを復号化するn
    層の復号化部(7−1,7−2,…)と を具備する可変長復号化方式。
  7. 【請求項7】n層(n≧2)の量子化された各ディジタ
    ルデータ(D1,D2,…,Dn)に所定変換テーブルにより符
    号を割当てることにより情報を発生するn層の符号化部
    (4−1,4−2,…)と、 該n層のバッファメモリの発生情報を順次格納して送出
    するn層のバッファメモリ(5−1,5−2,…)と を具備し、該バッファメモリの情報占有量(BOC1,BOC2,
    …)の和に応じて前記各符号化部の前記変換テーブルを
    変更して発生情報量をフィードバック制御する多層構造
    の可変長符号化方式において、 前記n層のディジタルデータに各n層を識別する符号を
    付加する層識別符号付加部(51)と、 該各n層の符号化部の発生情報を一時的に格納し且つ該
    各n層の発生情報量を検出する情報量検出部(71)と、 該情報量検出部により検出されたn層の発生情報量及び
    前記各バッファメモリの情報占有量に応じて前記n層の
    符号化部に対して前記n層のバッファメモリを選択し、
    各バッファメモリ内における情報占有量を適正化せしめ
    る書込みバッファメモリ選択部(21)と、 前記n層のバッファメモリから読出されるデータを交互
    に多重化して送出する多重化部(52)と を具備することを特徴とする可変長符号化方式。
  8. 【請求項8】請求項7の可変長符号化方式により送出さ
    れたディジタルデータ(D1′,D2′,…)を順次格納し
    て送出するn層のバッファメモリ(6−1,6−2,…)
    と、 前記ディジタルデータを交互に分離して前記n層のバッ
    ファメモリに送出する分離部(41)と、 前記n層のバッファメモリから読出されるディジタルデ
    ータを該データに付随する層識別符号に応じて所定の層
    別に再配列して送出する読出しバッファメモリ選択部
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