JP2725294B2 - 電子写真用転写紙 - Google Patents
電子写真用転写紙Info
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- JP2725294B2 JP2725294B2 JP63193424A JP19342488A JP2725294B2 JP 2725294 B2 JP2725294 B2 JP 2725294B2 JP 63193424 A JP63193424 A JP 63193424A JP 19342488 A JP19342488 A JP 19342488A JP 2725294 B2 JP2725294 B2 JP 2725294B2
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- polyvinyl alcohol
- transfer paper
- calcium carbonate
- electrophotography
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G7/00—Selection of materials for use in image-receiving members, i.e. for reversal by physical contact; Manufacture thereof
- G03G7/0006—Cover layers for image-receiving members; Strippable coversheets
- G03G7/002—Organic components thereof
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- G03G7/004—Organic components thereof being macromolecular obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真方式の複写機やプリンターに使用
される転写紙に関する。
される転写紙に関する。
従来の技術 近年、製紙業界では、インディアン紙、ライスペーパ
ー等の薄葉紙や、金属台紙、防錆紙、電気絶縁紙、写真
印画紙等の特殊紙の分野で実施されてきた中性抄紙技術
を、印刷及び筆記用の上質紙の製造に応用する動きが顕
著になっている。この中性抄紙は、pH7.0以上の水媒体
を用いて抄紙するもので、サイズ剤として中性サイズを
使用し、填料を配合する場合には、主に炭酸カルシウム
を使用するものである。上質紙の中性紙化は、資源豊富
で安価な炭酸カルシウムを填料として使用して、製造コ
ストを低減することが大きなねらいであり、その他、用
紙製造上の省エネルギー、省資源、生産性向上、設備の
汚損改善、廃水の浄化等の利得をねらいとするものであ
る。（例えば、特開昭59−191068号及び同59−162560号
公報） 現在、電子写真方式の複写機やプリンターに使用され
ている電子写真用転写紙は、上記中性上質紙の表面にデ
ンプン、及び導電剤として塩化ナトリウム、塩化カリウ
ム、スチレン−マレイン酸共重合体、第４級アンモニウ
ム塩等をサイズプレスで塗布して製造されている。
ー等の薄葉紙や、金属台紙、防錆紙、電気絶縁紙、写真
印画紙等の特殊紙の分野で実施されてきた中性抄紙技術
を、印刷及び筆記用の上質紙の製造に応用する動きが顕
著になっている。この中性抄紙は、pH7.0以上の水媒体
を用いて抄紙するもので、サイズ剤として中性サイズを
使用し、填料を配合する場合には、主に炭酸カルシウム
を使用するものである。上質紙の中性紙化は、資源豊富
で安価な炭酸カルシウムを填料として使用して、製造コ
ストを低減することが大きなねらいであり、その他、用
紙製造上の省エネルギー、省資源、生産性向上、設備の
汚損改善、廃水の浄化等の利得をねらいとするものであ
る。（例えば、特開昭59−191068号及び同59−162560号
公報） 現在、電子写真方式の複写機やプリンターに使用され
ている電子写真用転写紙は、上記中性上質紙の表面にデ
ンプン、及び導電剤として塩化ナトリウム、塩化カリウ
ム、スチレン−マレイン酸共重合体、第４級アンモニウ
ム塩等をサイズプレスで塗布して製造されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の公報に記載されているような、
中性上質紙を電子写真方式の複写機やプリンターに用い
た場合、電子写真複写機やプリンター内部の用紙摺動部
において、用紙摺動部材と中性上質紙が摩擦帯電により
静電吸着し、紙送り性を大きく低下させるという重大な
欠点がある。この現象は、特に、シュート部材として、
摩擦帯電列で負帯電性の強い材料を用いた場合に顕著で
ある。
中性上質紙を電子写真方式の複写機やプリンターに用い
た場合、電子写真複写機やプリンター内部の用紙摺動部
において、用紙摺動部材と中性上質紙が摩擦帯電により
静電吸着し、紙送り性を大きく低下させるという重大な
欠点がある。この現象は、特に、シュート部材として、
摩擦帯電列で負帯電性の強い材料を用いた場合に顕著で
ある。
特開昭59−191068号には、ポリビニルアルコールを表
面に塗布することが記載されているが、摺動部材に摩擦
帯電列で負帯電性の強い材料を用いた場合には、やはり
摺動部材との間で静電吸着の現象が生じるという問題が
あった。
面に塗布することが記載されているが、摺動部材に摩擦
帯電列で負帯電性の強い材料を用いた場合には、やはり
摺動部材との間で静電吸着の現象が生じるという問題が
あった。
本発明は、上記した従来使用されている炭酸カルシウ
ムを含有する転写紙の欠点を除去し、改良することを目
的としてなされたものである。したがって、本発明の目
的は、良好な紙送り性能を発揮する炭酸カルシウム含有
電子写真用転写紙を提供することにある。
ムを含有する転写紙の欠点を除去し、改良することを目
的としてなされたものである。したがって、本発明の目
的は、良好な紙送り性能を発揮する炭酸カルシウム含有
電子写真用転写紙を提供することにある。
本発明者等は、従来の炭酸カルシウムを含む電子写真
用転写紙を用いると、電子写真方式の複写機またはプリ
ンター内の用紙摺動部材、例えば、感光体へのシュー
ト、定着機へのシュート等と、炭酸カルシウムを含む転
写紙との間に摩擦帯電が生じ、特に帯電列で負帯電の強
い摺動部材を用いた場合には、炭酸カルシウムが帯電列
で正帯電の強い材料であるため、摩擦帯電による静電吸
着が強く生じることを見出だし、この知見に基づいて本
発明を完成した。
用転写紙を用いると、電子写真方式の複写機またはプリ
ンター内の用紙摺動部材、例えば、感光体へのシュー
ト、定着機へのシュート等と、炭酸カルシウムを含む転
写紙との間に摩擦帯電が生じ、特に帯電列で負帯電の強
い摺動部材を用いた場合には、炭酸カルシウムが帯電列
で正帯電の強い材料であるため、摩擦帯電による静電吸
着が強く生じることを見出だし、この知見に基づいて本
発明を完成した。
課題を解決するための手段 本発明は、填料として、炭酸カルシウムを含有する電
子写真用転写紙において、内添サイズ剤としてアルケニ
ル無水コハク酸またはアルキルケテンダイマーを含有
し、表面にポリビニルアルコールを、塗布量が100〜200
0mg/m2になるように塗布してなることを特徴とする。
子写真用転写紙において、内添サイズ剤としてアルケニ
ル無水コハク酸またはアルキルケテンダイマーを含有
し、表面にポリビニルアルコールを、塗布量が100〜200
0mg/m2になるように塗布してなることを特徴とする。
電子写真方式の複写機やプリンター内の摺動部材は、
表面強度に優れ、潤滑性、耐熱性、トナーの剥離性に優
れたプラスチック材料が使用されている。特に、定着機
へのシュート材の被覆材料としては、従来、フッ素樹脂
が使用されている。フッ素樹脂としては、ポリテトラフ
ルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−パーフルオ
ロアルキルビニルエーテル共重合体、ポリクロロトリフ
ルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−ヘキサフル
オロプロピレン共重合体、エチレン−テトラフルオロエ
チレン共重合体、エチレン−クロロトリフルオロエチレ
ン共重合体、ポリビニリデンフルオライド、ポリビニル
フルオライド等があげられる。その他、帯電列で負帯電
の下位にあるプラスチック材料としては、ポリアミド、
ポリ塩化ビニル、ポリエステル等が知られている。
表面強度に優れ、潤滑性、耐熱性、トナーの剥離性に優
れたプラスチック材料が使用されている。特に、定着機
へのシュート材の被覆材料としては、従来、フッ素樹脂
が使用されている。フッ素樹脂としては、ポリテトラフ
ルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−パーフルオ
ロアルキルビニルエーテル共重合体、ポリクロロトリフ
ルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−ヘキサフル
オロプロピレン共重合体、エチレン−テトラフルオロエ
チレン共重合体、エチレン−クロロトリフルオロエチレ
ン共重合体、ポリビニリデンフルオライド、ポリビニル
フルオライド等があげられる。その他、帯電列で負帯電
の下位にあるプラスチック材料としては、ポリアミド、
ポリ塩化ビニル、ポリエステル等が知られている。
帯電列は、物質固有の性質に基づくと考えられてお
り、誘電率の大きいもの、吸湿率の大きいものは正に帯
電し易く、また電気陰性度、すなわち、電子受容性の強
いものは負に帯電しやすく、電子供与性の強いものは正
に帯電しやすいことが知られている。
り、誘電率の大きいもの、吸湿率の大きいものは正に帯
電し易く、また電気陰性度、すなわち、電子受容性の強
いものは負に帯電しやすく、電子供与性の強いものは正
に帯電しやすいことが知られている。
本発明者等は、上記したポリテトラフルオロエチレン
（PTFE）のフィルムと、各種転写紙とを摩擦帯電させ、
その際のPTFEフィルム上に発生する帯電電位を測定した
ところ、下記表に示す結果が得られた。
（PTFE）のフィルムと、各種転写紙とを摩擦帯電させ、
その際のPTFEフィルム上に発生する帯電電位を測定した
ところ、下記表に示す結果が得られた。
この表に示される結果から、電子写真用転写紙に炭酸
カルシウムを使用すると、PTFEシートを強く負に帯電さ
せるが、ポリビニルアルコールを表面に塗布すると、驚
くべきことにPTFEシートの帯電電位が大きく減少するこ
とが判明し、本発明を完成するに至った。
カルシウムを使用すると、PTFEシートを強く負に帯電さ
せるが、ポリビニルアルコールを表面に塗布すると、驚
くべきことにPTFEシートの帯電電位が大きく減少するこ
とが判明し、本発明を完成するに至った。
本発明において、ポリビニルアルコールが塗布される
中性上質紙は、炭化カルシウムを填料として含有するも
のである。使用される炭酸カルシウムとしては、石灰
石、白亜等を粉砕した重質炭酸カルシウム、化学的に製
造した沈降性炭酸カルシウム等があげられる。
中性上質紙は、炭化カルシウムを填料として含有するも
のである。使用される炭酸カルシウムとしては、石灰
石、白亜等を粉砕した重質炭酸カルシウム、化学的に製
造した沈降性炭酸カルシウム等があげられる。
また、内添サイズ剤として、アルキルケテンダイマー
またはアルケニル無水コハク酸を含有させるが、その他
の公知のサイズ剤も使用可能である。
またはアルケニル無水コハク酸を含有させるが、その他
の公知のサイズ剤も使用可能である。
上記炭酸カルシウム含有中性上質紙の表面には、ポリ
ビニルアルコールが塗布される。ポリビニルアルコール
としては、通常20％程度のポリ酢酸ビニルのメタノール
溶液をアルカリけん化して得られるものが使用される
が、必ずしもこれに限定されるものではない。ポリビニ
ルアルコールのけん化度は、70mol％以上、好ましくは9
0mol％以上のものが用いられる。重合度は、500〜300
0、好ましくは1000〜2000の範囲のものが使用される。
ビニルアルコールが塗布される。ポリビニルアルコール
としては、通常20％程度のポリ酢酸ビニルのメタノール
溶液をアルカリけん化して得られるものが使用される
が、必ずしもこれに限定されるものではない。ポリビニ
ルアルコールのけん化度は、70mol％以上、好ましくは9
0mol％以上のものが用いられる。重合度は、500〜300
0、好ましくは1000〜2000の範囲のものが使用される。
ポリビニルアルコールを中性上質紙の表面に塗布する
場合には、通常、表面サイズ剤中にポリビニルアルコー
ルを含有させるか、あるいはポリビニルアルコール単独
で、サイズプレス、ゲートロールコーター等周知の塗工
法により、ポリビニルアルコールを含有する水溶液を塗
布することによって行われる。ポリビニルアルコールを
添加する表面サイズ剤は、周知の物が使用される。表面
サイズ剤は、コピー適性、走行性、カール性等の複写機
やプリンター適性を付与するために塗布されるものであ
って、例えば、適当なコピー画像濃度を維持し、バック
グラウンド（白紙部分）の汚れを防ぐために転写紙の表
面電気抵抗（JIS C−2111）を109〜1010Ω（湿度65％R
H、温度20℃）に調整するものとして、塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、スチレン−マレイン酸共重合体、第
４級アンモニウム塩等の導電剤が使用される。また、コ
ピー画像部の鮮鋭度を向上させるために表面の凹凸を少
なくして転写紙の平滑度（JIS P−8119）を20秒以上に
する。
場合には、通常、表面サイズ剤中にポリビニルアルコー
ルを含有させるか、あるいはポリビニルアルコール単独
で、サイズプレス、ゲートロールコーター等周知の塗工
法により、ポリビニルアルコールを含有する水溶液を塗
布することによって行われる。ポリビニルアルコールを
添加する表面サイズ剤は、周知の物が使用される。表面
サイズ剤は、コピー適性、走行性、カール性等の複写機
やプリンター適性を付与するために塗布されるものであ
って、例えば、適当なコピー画像濃度を維持し、バック
グラウンド（白紙部分）の汚れを防ぐために転写紙の表
面電気抵抗（JIS C−2111）を109〜1010Ω（湿度65％R
H、温度20℃）に調整するものとして、塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、スチレン−マレイン酸共重合体、第
４級アンモニウム塩等の導電剤が使用される。また、コ
ピー画像部の鮮鋭度を向上させるために表面の凹凸を少
なくして転写紙の平滑度（JIS P−8119）を20秒以上に
する。
本発明において、ポリビニルアルコールの塗布量は、
100〜2000mg/m2の範囲にあることが必要であり、好まし
くは200〜1000mg/m2の範囲に設定される。ポリビニルア
ルコールの塗布量が100mg/m2よりも少ないと、ポリビニ
ルアルコールを塗布したことにより摩擦帯電電位の低下
効果が発揮されなくなる。また、2000mg/m2よりも多く
なると、ブロッキングの発生や、カールが大きくなり、
紙送り性能に重大な欠陥を生じる。第１図は、ポリビニ
ルアルコールの塗布量と摩擦帯電電位との関係を説明す
るものであって、炭酸カルシウム10重量％含有する中性
上質紙に、ポリビニルアルコールの塗布量を変化させて
塗布した場合の、PTFEフィルム上に発生する帯電電位を
測定した結果を示している。尚、ポリビニルアルコール
の塗布量は、塗布紙の熱水抽出液のホルマール化沈澱法
により、ポリビニルアルコールの定量分析を行うことに
よって測定した。
100〜2000mg/m2の範囲にあることが必要であり、好まし
くは200〜1000mg/m2の範囲に設定される。ポリビニルア
ルコールの塗布量が100mg/m2よりも少ないと、ポリビニ
ルアルコールを塗布したことにより摩擦帯電電位の低下
効果が発揮されなくなる。また、2000mg/m2よりも多く
なると、ブロッキングの発生や、カールが大きくなり、
紙送り性能に重大な欠陥を生じる。第１図は、ポリビニ
ルアルコールの塗布量と摩擦帯電電位との関係を説明す
るものであって、炭酸カルシウム10重量％含有する中性
上質紙に、ポリビニルアルコールの塗布量を変化させて
塗布した場合の、PTFEフィルム上に発生する帯電電位を
測定した結果を示している。尚、ポリビニルアルコール
の塗布量は、塗布紙の熱水抽出液のホルマール化沈澱法
により、ポリビニルアルコールの定量分析を行うことに
よって測定した。
本発明の電子写真用転写紙は、転写紙の部分的吸着に
よる膨潤やカールが発生すると、転写時に複写機の感光
体と転写紙との密接度が低下し、コピー画像濃度の低下
やコピーの部分的な抜けが発生するので、これを防止す
るために紙の水分を4.5〜5.5％にして、保管時に吸脱湿
が発生しないように防湿包装紙で包装するのが好まし
い。
よる膨潤やカールが発生すると、転写時に複写機の感光
体と転写紙との密接度が低下し、コピー画像濃度の低下
やコピーの部分的な抜けが発生するので、これを防止す
るために紙の水分を4.5〜5.5％にして、保管時に吸脱湿
が発生しないように防湿包装紙で包装するのが好まし
い。
実施例 次に、本発明を実施例及び比較例によって説明する。
実施例１〜５及び比較例１〜３ 第１表に示すように、表面サイズ剤の配合量、内添サ
イズ剤、填料、パルプ配合を変えて、６種の転写紙を調
製した（実施例１〜５及び比較例１）。同時に市販の中
性上質紙（比較例２及び３）についても、ポリビニルア
ルコールを含有しない表面サイズ剤で表面サイズを行っ
た。これ等の転写紙を用い、定着機用シュートを使用し
ている電子写真方式の複写機によって、紙送り性能テス
トを行った。結果を第１表に示す。なお、ポリビニルア
ルコールの塗布量は、前記した通り、紙試料の熱水抽出
液をホルマール化沈澱法により定量して求めた。
イズ剤、填料、パルプ配合を変えて、６種の転写紙を調
製した（実施例１〜５及び比較例１）。同時に市販の中
性上質紙（比較例２及び３）についても、ポリビニルア
ルコールを含有しない表面サイズ剤で表面サイズを行っ
た。これ等の転写紙を用い、定着機用シュートを使用し
ている電子写真方式の複写機によって、紙送り性能テス
トを行った。結果を第１表に示す。なお、ポリビニルア
ルコールの塗布量は、前記した通り、紙試料の熱水抽出
液をホルマール化沈澱法により定量して求めた。
発明の効果 本発明の転写紙は、炭酸カルシウムを含有する転写紙
に、ポリビニルアルコールを所定量塗布してなるもので
あり、それにより、従来の炭酸カルシウム含有の電子写
真用転写紙にみられたような問題、即ち、電子写真方式
の複写機やプリンターにおける帯電列で負極性の強い摺
動部材との摩擦帯電による紙送り不良現象が、多数枚通
紙しても極めて少なくなり、紙送り性能に優れた効果を
示す。
に、ポリビニルアルコールを所定量塗布してなるもので
あり、それにより、従来の炭酸カルシウム含有の電子写
真用転写紙にみられたような問題、即ち、電子写真方式
の複写機やプリンターにおける帯電列で負極性の強い摺
動部材との摩擦帯電による紙送り不良現象が、多数枚通
紙しても極めて少なくなり、紙送り性能に優れた効果を
示す。
【図面の簡単な説明】 第１図は、ポリビニルアルコール表面塗布量と摩擦帯電
電位との関係を示すグラフである。
電位との関係を示すグラフである。
Claims (1)
- 【請求項１】填料として、炭酸カルシウムを含有する電
子写真用転写紙において、内添サイズ剤としてアルケニ
ル無水コハク酸またはアルキルケテンダイマーを含有
し、表面にポリビニルアルコールを塗布量が100〜2000m
g/m2になるように塗布してなることを特徴とする電子写
真用転写紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63193424A JP2725294B2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 電子写真用転写紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63193424A JP2725294B2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 電子写真用転写紙 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0243562A JPH0243562A (ja) | 1990-02-14 |
| JP2725294B2 true JP2725294B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=16307739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63193424A Expired - Lifetime JP2725294B2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 電子写真用転写紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2725294B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2751767B2 (ja) * | 1992-11-06 | 1998-05-18 | 王子製紙株式会社 | 非塗工型印刷用紙を製造する方法 |
| CA2210623A1 (en) * | 1995-01-17 | 1996-07-25 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Method for making and using an improved durable printable sheet |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01144059A (ja) * | 1987-12-01 | 1989-06-06 | Azona Kk | 修正可能な電子複写用紙 |
| JPH01271763A (ja) * | 1988-04-25 | 1989-10-30 | Oji Paper Co Ltd | 電子写真用転写用紙 |
-
1988
- 1988-08-04 JP JP63193424A patent/JP2725294B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0243562A (ja) | 1990-02-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071205 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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