JP2724698B2 - ピット付きボックスカルバートの構築工法および該工法に用いる接合装置 - Google Patents
ピット付きボックスカルバートの構築工法および該工法に用いる接合装置Info
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- JP2724698B2 JP2724698B2 JP7347457A JP34745795A JP2724698B2 JP 2724698 B2 JP2724698 B2 JP 2724698B2 JP 7347457 A JP7347457 A JP 7347457A JP 34745795 A JP34745795 A JP 34745795A JP 2724698 B2 JP2724698 B2 JP 2724698B2
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- box culvert
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】地下貯水槽における底部ピッ
ト付きボックスカルバートの構築工法および該工法に用
いる接合装置。
ト付きボックスカルバートの構築工法および該工法に用
いる接合装置。
【0002】
【従来技術】従来の底部ピットを分離した底部ピット付
きボックスカルバートの構築工法は、まづ底部ピットを
構築現場の底部ピット穴に吊り下し、つぎに、ボックス
カルバート本体を構築現場に吊り下す。
きボックスカルバートの構築工法は、まづ底部ピットを
構築現場の底部ピット穴に吊り下し、つぎに、ボックス
カルバート本体を構築現場に吊り下す。
【0003】そして底部ピットとボックスカルバート本
体を接合緊締する工法がとられたいた。しかしながら、
このような工法では底部ピットの接合用鋼材と本体の接
合具の芯合せを構築現場で行なうため、場所が狭く、芯
合せに時間をとったり、やり難いという問題点を残して
いる。
体を接合緊締する工法がとられたいた。しかしながら、
このような工法では底部ピットの接合用鋼材と本体の接
合具の芯合せを構築現場で行なうため、場所が狭く、芯
合せに時間をとったり、やり難いという問題点を残して
いる。
【0004】
【発明の解決する課題】底部ピットと本体とを分離した
底部ピット付きボックスカルバートの構築工法におい
て、底部ピットと本体との接合作業を容易にすること。
底部ピット付きボックスカルバートの構築工法におい
て、底部ピットと本体との接合作業を容易にすること。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1に、ボックスカルバ
ート1と底部ピット2とを分離して、構築現場近傍に運
搬し、第2に、構築現場近傍において、底面に回転板3
aを回転自在に設けたピット接合装置3を据付けた後、
該ピット接合装置3の回転板3aに底部ピット2を載置
し、第3に、接合装置3本体3b上にボックスカルバー
ト1のピット穴1hと底部ピット2とを芯合せして載置
し、
ート1と底部ピット2とを分離して、構築現場近傍に運
搬し、第2に、構築現場近傍において、底面に回転板3
aを回転自在に設けたピット接合装置3を据付けた後、
該ピット接合装置3の回転板3aに底部ピット2を載置
し、第3に、接合装置3本体3b上にボックスカルバー
ト1のピット穴1hと底部ピット2とを芯合せして載置
し、
【0006】第4に、底部ピット2を回転板3を回転し
て、底部ピット2に埋設されたPC鋼材などの接合用鋼
材1nとボックスカルバート1に設けた接合用切欠き孔
Vとを芯合せし、
て、底部ピット2に埋設されたPC鋼材などの接合用鋼
材1nとボックスカルバート1に設けた接合用切欠き孔
Vとを芯合せし、
【0007】第5に、接合具2nを底部ピット2の接合
用鋼材1nに接合緊締して、ピット付きボックスカルバ
ートを構成し、第6に、前記構成されたピット付きボッ
クスカルバートを構築現場に吊り下す、ピット付きボッ
クスカルバートの構築工法。
用鋼材1nに接合緊締して、ピット付きボックスカルバ
ートを構成し、第6に、前記構成されたピット付きボッ
クスカルバートを構築現場に吊り下す、ピット付きボッ
クスカルバートの構築工法。
【0008】
【効果】▲a▼構築現場の近傍の平面地で、底部ピット
2とボックスカルバート本体1とを接合するので、接合
作業がやり易い。
2とボックスカルバート本体1とを接合するので、接合
作業がやり易い。
【0009】▲b▼接合装置3に回転板3aを設け、他
方ボックスカルバート本体の重量は装置本体3aに支持
させておくので、ボックスカルバート本体に対して底部
ピット2の接合のための芯合せを容易に行なうことがで
きる。
方ボックスカルバート本体の重量は装置本体3aに支持
させておくので、ボックスカルバート本体に対して底部
ピット2の接合のための芯合せを容易に行なうことがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明工法の実施の形態に
ついて説明する。図面において1はボックスカルバート
本体で、吸管投入口1a、ピット穴1hを有し、また接
合用切欠き孔vを設け接合具2nを螺入可能としてお
く。
ついて説明する。図面において1はボックスカルバート
本体で、吸管投入口1a、ピット穴1hを有し、また接
合用切欠き孔vを設け接合具2nを螺入可能としてお
く。
【0011】2は底部ピットで、接合用鋼材1nを埋設
し、内部にはPC鋼棒などを張設しておき、底部ピット
2の強度を補強する。
し、内部にはPC鋼棒などを張設しておき、底部ピット
2の強度を補強する。
【0012】3はピット接合装置で、3aは回転板で本
体3b内で回転自在である。3rは回転板3aを案内す
るボールベアリング(または摩擦を軽減するもの)で、
装置本体3bの底面および支持バー3cの内側面に設け
られる。
体3b内で回転自在である。3rは回転板3aを案内す
るボールベアリング(または摩擦を軽減するもの)で、
装置本体3bの底面および支持バー3cの内側面に設け
られる。
【0013】本発明工法を順を追って説明する。第1
に、本発明工法は底部ピット2とボックスカルバート本
体1とを分離してあるボックスカルバートに適用する。
したがって両者を分離したまま、構築現場近傍にまで運
搬する。
に、本発明工法は底部ピット2とボックスカルバート本
体1とを分離してあるボックスカルバートに適用する。
したがって両者を分離したまま、構築現場近傍にまで運
搬する。
【0014】第2に構築現場近傍において、ピット接合
装置3を据付け、その回転板3aに底部ピット2を載置
する。なお接合装置3は回転板3a上に底部ピット2を
載置したとき、底部ピット2が本体3b内に収まる高さ
である。
装置3を据付け、その回転板3aに底部ピット2を載置
する。なお接合装置3は回転板3a上に底部ピット2を
載置したとき、底部ピット2が本体3b内に収まる高さ
である。
【0015】第3にボックスカルバート本体1を接合装
置本体3b上に載置する。この際ボックスカルバート本
体1のピット穴1hと底部ピット2とは芯合せしてお
く。
置本体3b上に載置する。この際ボックスカルバート本
体1のピット穴1hと底部ピット2とは芯合せしてお
く。
【0016】第4に図5のように底部ピット2を回転板
3を回転して、底部ピット2の接合用鋼材1nと、本体
1の接合用切欠き孔vとを芯合せする。
3を回転して、底部ピット2の接合用鋼材1nと、本体
1の接合用切欠き孔vとを芯合せする。
【0017】第5に本体1の接合用切欠き孔vを介して
接合具2nを底部ピット2の接合用鋼材1nに接合し、
かつ緊締してピット付きボックスカルバートを構成す
る。
接合具2nを底部ピット2の接合用鋼材1nに接合し、
かつ緊締してピット付きボックスカルバートを構成す
る。
【0018】第6に、図2のようにこのように構成され
たピット付きボックスカルバートを構築現場に吊り下ろ
す。この際底部ピット2の位置を構築現場の基礎bのピ
ット穴hに芯合せすることは勿論である。
たピット付きボックスカルバートを構築現場に吊り下ろ
す。この際底部ピット2の位置を構築現場の基礎bのピ
ット穴hに芯合せすることは勿論である。
【図1】 本発明工法を用いる地下貯水槽の斜視図、
【図2】 同じくその断面図、
【図3】 ボックスカルバート1の斜視図、
【図4】 ピット接合装置3の平面図、
【図5】 同じく図4f5−f5断面図、
【図6】 底部ピット2とボックスカルバート1との接
合状態を示す断面図。
合状態を示す断面図。
1:ボックスカルバート、1h:ピット穴、1a:吸管
投入口、1n:接合用鋼材、2:底部ピット、2n:接
合具、3:ピット接合装置、3a:回転板、3b:装置
本体、3c:回転板支持バー、3r:ボールベアリング
(または摩擦を軽減するもの)、v:接合用切欠き孔、
b:基礎。
投入口、1n:接合用鋼材、2:底部ピット、2n:接
合具、3:ピット接合装置、3a:回転板、3b:装置
本体、3c:回転板支持バー、3r:ボールベアリング
(または摩擦を軽減するもの)、v:接合用切欠き孔、
b:基礎。
Claims (2)
- 【請求項1】 第1に、ボックスカルバート1と底部ピ
ット2とを分離して、構築現場近傍に運搬し、 第2に、構築現場近傍において、ピット接合装置3の回
転板3aに底部ピット2を載置し、 第3に、接合装置3本体3b上にボックスカルバート1
のピット穴1hと底部ピット2とを芯合せして載置し、 第4に、底部ピット2を回転板3aを回転して、底部ピ
ット2の接合用鋼材1nなどの結合部と、ボックスカル
バート1の接合用切欠き孔vとを芯合せし、 第5に、結合具を底部ピット2の結合部に結合して、ピ
ット付きボックスカルバートを構成し、 第6に、前記構成されたピット付きボックスカルバート
を構築現場に吊り下す、 ことを特徴とするピット付きボックスカルバートの構築
工法。 - 【請求項2】 分離したボックスカルバート1と底部ピ
ット2とを構築現場近傍で接合するために用いるボック
スカルバート1と底部ピット2とを接合する装置であっ
て、 本体3b底面に回転板3aを回転自在に設け、かつ本体
3bは底部ピット2の回転板3a上に載置されて、収ま
るだけの高さを有する接合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7347457A JP2724698B2 (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | ピット付きボックスカルバートの構築工法および該工法に用いる接合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7347457A JP2724698B2 (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | ピット付きボックスカルバートの構築工法および該工法に用いる接合装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09158267A JPH09158267A (ja) | 1997-06-17 |
JP2724698B2 true JP2724698B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=18390364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7347457A Expired - Fee Related JP2724698B2 (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | ピット付きボックスカルバートの構築工法および該工法に用いる接合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2724698B2 (ja) |
-
1995
- 1995-12-06 JP JP7347457A patent/JP2724698B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09158267A (ja) | 1997-06-17 |
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