JP2724495B2 - 長尺材の自動供給装置 - Google Patents

長尺材の自動供給装置

Info

Publication number
JP2724495B2
JP2724495B2 JP7587089A JP7587089A JP2724495B2 JP 2724495 B2 JP2724495 B2 JP 2724495B2 JP 7587089 A JP7587089 A JP 7587089A JP 7587089 A JP7587089 A JP 7587089A JP 2724495 B2 JP2724495 B2 JP 2724495B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
long
long material
disk
groove
hopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7587089A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0230341A (ja
Inventor
文彦 志村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd filed Critical Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
Priority to JP7587089A priority Critical patent/JP2724495B2/ja
Publication of JPH0230341A publication Critical patent/JPH0230341A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2724495B2 publication Critical patent/JP2724495B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
  • Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はホッパ内に供給された例えば熱処理後でそ
の後の所望の加工前の真直度のよくない「うねり」のあ
る長尺材の束から1本のみ取出し、その先端を自動的に
次の加工装置、例えば矯正機等に送り込む自動供給装置
に関するものである。
(従来の技術) 従来、このような分野の技術として、50〜100本で束
になった長尺材(太さ約20mm以下)の中から1本のみを
自動で取出す装置としては、束内でのからみ等のために
矯正された「うねり」のない全長が3m程度以下のものを
対象としたものしかなかった。従って「うねり」のある
長尺材を例えば矯正機へ送り込む場合などは、1人の作
業者が1台の機械しか動作させられなかった。
又、次の加工装置への送り出しは実際上は人手に頼る
のが現状であった。
(発明が解決しようとする課題) 従来の技術では、矯正前の「うねり」のある全長7mも
ある長尺材を例えば矯正機へ送り込む場合等は、束内で
のからみ合い等により円滑に取出すことができず、作業
者が常時監視して不具合を補正しながら操作し、次の矯
正機へ人手により送り込む必要があった。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みなされたもので、その目的とするところは「うねり」
のある矯正前の長尺材を、自動的に1本ずつ取出すとと
もに、次の加工装置へ自動的に供給できる装置であっ
て、更に1台の供給装置で複数の加工装置へ供給するこ
とができ且つ1人の作業員が多数の機械をも同時に動作
し得る装置を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の長尺材自動供給装
置はV字形の切込みとその下部が開放されたホッパを有
する壁部と、このホッパ内に先端を壁部より適当な長さ
だけ突出させた長尺材の束を供給した時、その最下部に
ある長尺材の突出部が1本のみ落ち込む溝を少くとも1
つ有し、この溝に入った長尺材を回動させる円板と、回
動された長尺材を円板の溝よりはずして横方向に移動せ
しめるローラと、横方向に移動した長尺材を挾持して前
方に送り出す上下動する一対のロールとを設けたことを
要旨とし、更に、前記円板がホッパのV字形切込みを起
点として片側にほぼ90度若くは該切込みを中心として左
右にほぼ90度往復回動するか、又は円板の円周にほぼ等
間隔に溝を設けて一方向回動又は往復回動するよう構成
し、又、好ましくは前記円板が長尺材なしで空転したこ
とを検知して作動する、長尺材の束を上下させる突き上
げ棒を設けたものである。
(作 用) 上記のように構成された長尺材の自動供給装置におい
て、ホッパ内の最下部の長尺材は、その突出部が円板の
溝に1本ずつ落ち込み、その衝撃により束内のせり合い
を解き、次いで円板がほぼ90度ずつ往復又は一方向に回
動し、その後横方向へ移動させるローラによって一対の
ロールの一方幅内に1本ずつ位置決され、さらに前記一
対のロールを昇降せしめてロール間に長尺材を挾持する
と共に、次の挿入方向へ送り出すようになる。しかし若
し長尺材同志が束のなかでしっかりとせり合い、円板の
溝に落ち込まないで空転した場合は、検知器で検知し、
長尺材の束を突き上げ棒でくずして溝に落とすように働
く。したがって長尺材は1本ずつ自動的に取出され次の
加工装置に送り込むことができる。
(実施例) 第1図は本発明長尺材の自動供給装置の一実施例を示
す斜視図である。図に示すように、1はホッパで前壁1a
と後壁(図示せず)よりなり、前壁1aにはV字形の切込
み1bとその下部が開放され、後壁は平坦な下部が前壁1a
のV字形切込み1bより若干下方にあるようにした凹形の
切込みを有し、長尺材3の束を、この前壁1aより或る長
さ突出させるように供給する。2は前記ホッパ1の前壁
1aの切込み1bの前方に設けた円板で、ほぼ90度の間を往
復回動し、その円周上の一部には長尺材3が1本のみ落
ち込む溝2aが設けられ、通常は前壁1aのV字形切込み1b
の下部と相対する位置にある。なお、ほぼ90度の回動は
図においては左回転となる。4aは移動ローラで、左右に
往復動し、第2図に示すように、前記溝2aに落ち込んだ
長尺材3の前部がほぼ90度回動したとき、長尺材3をこ
の溝2aよりはずし、固定ローラ4bに当接させ、常時回転
している駆動ロール5aの幅内に位置せしめる(第3図参
照)。5bは駆動ロール5aと略同一幅を有しかつ長尺材3
を挾持するよう駆動ロール5aの上方に対向して位置した
フリーロールであって、前記ローラ4aが動作し終るとフ
リーロール5bが下降し、同時に駆動ロール5aが上昇し
て、長尺材3を上下方向より前記ロール5a,5bで挾持し
て、第4図に示すように、次の加工装置へ送り出すよう
になっている。
次に、第1図乃至第4図実施例では円板2をほぼ90度
往復回動させるとともに、ローラ4a,4b及びロール5a,5b
等をホッパ1の片側に配置して構成したが、次の加工装
置への送り出しの効率を上げるため第5図のような構成
をとることもできる。
即ち、第5図においては円板2の回動軸に関してロー
ラ4a,4b及びロール5a,5bと対称的に移動ローラ4a′、固
定ローラ4b′及び駆動ロール5a′、フリーロール5b′
(これらロールを支持する支柱は省略されている)とを
配置し且つ円板2の円周にほぼ90度の角度をもって2つ
の溝2a,2a′を設ける。
このように構成した第5図の実施例では、まずホッパ
1の切込み1bより円板2の一方の溝2aに落し込まれた長
尺材3は、円板2の左回転によりほぼ90度回動した後、
溝2aからはずされてローラ4a,4b及びロール5a,5bに挾持
される。この際円板2の他方の溝2a′は第5図に示すよ
うにホッパ1の切込み1bの下部と相対する位置にあり次
の長尺材3′を落し込む。
一方、ローラ4a,4b及びロール5a,5bにより挾持された
先の長尺材3は次の加工装置へ送り出されるが、この際
円板2は右回転をしてほぼ90度回動され、前記実施例及
び相対する側のローラ4a,4b及びロール5a,5bの動作と同
様に次の長尺材3′を溝2a′よりはずしてローラ4a′,4
b′及びロール5a′,5b′により挾持して次の加工装置へ
送り出す。そしてこのような動作を繰り返して行うもの
である。
第5図実施例では2つの溝2a,2a′をほぼ90度の間隔
をもって設けたが、単一の溝2aを設けた円板2を用いる
こともできる。この場合、円板2はホッパ1の切込み1b
を中心として左右にほぼ90度づつ回動するよう構成す
る。
尚第1図に示した次の加工装置への長尺材3の送り出
しを案内するラッパ状の入口を有するガイド8は、第5
図のみならず他の図面でも省略されている。又、上記各
実施例では円板2は往復回動するよう動作するが、円板
2の円周にほぼ等間隔に4つの溝2aを設けて円板2を一
方向にのみ或いは長尺材を次の加工装置に供給し終った
側に回動するよう構成することもできる。
本発明ではV字形切込み1bから円板2の溝2aへの長尺
材3の落ち込みによる衝撃により長尺材3の束内のせり
合いを解き1本づつ溝2aに長尺材を落し込むことができ
る。
しかし円板2が回動しても溝2aに長尺材3が入ってい
ない場合や、円板2の溝2aに長尺材3が落ち込みきれず
に空転した時、又は長尺材3同志がホッパ1内でしっか
りとせり合ってしまった時は、第6図に示すように、長
尺材3が回動する途中に設けた検知器例えば触覚スイッ
チの触覚針7により、長尺材3が溝2aに落ち込んでいな
いことを検知し、この信号により円板2が元に戻った
時、例えばエアシリンダ(図示せず)により突き上げ棒
6を動作させ、長尺材3の束を上下させ、相互の運動と
衝撃により長尺材3同志をほぐして円板2の溝2aに落ち
込むようにすることもできる。
したがって、円板2によって回動させられた長尺材3
は、ローラ4aによって溝2aからはずされ、上部から下降
してきたフリーロール5bと上昇してきた回転する駆動ロ
ール5aとで挾持され(第4図参照)、前方に引張り出さ
れる。しかし例え長尺材同志がホッパ1内でしっかりと
せり合って円板2の溝2aに落ち込まない場合でも、ホッ
パ1内の長尺材3の束を突き上げて上下させるので(第
6図参照)、最後の1本まで次々に取り出し、次の加工
装置へ自動的に送り込むことができる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、ホッパへ供給された長尺
材は、多少の「うねり」があっても支障なく、かつ確実
に、1本ずつ取出され、自動的に次の加工装置に送り込
むことができるので、常時監視の必要なく1人作業で何
台もの機械を動作させることができると共に、1台の供
給装置で複数の加工装置に自動供給が可能となるという
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明長尺材の自動供給装置の一実施例を示す
斜視図、第2図〜第4図はそれぞれの動作を示す説明
図、第5図及び第6図は他の実施例を示す斜視図であ
る。 1……ホッパ、2……円板、3……長尺材、4a,4b……
ローラ、5a,5b……ロール、6……突き上げ棒、7……
触覚針
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 57/14 B65H 57/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】V字形の切込みとその下部が開放されたホ
    ッパを有する壁部と、このホッパ内に先端を壁部より適
    当な長さだけ突出させた長尺材の束を供給した時、その
    最下部にある長尺材の突出部が1本のみ落ち込む溝を少
    くとも1つ有し、この溝に入った長尺材を回動させる円
    板と、回動された長尺材を円板の溝よりはずして横方向
    に移動せしめるローラと、横方向に移動した長尺材を挾
    持して前方に送り出す上下動する一対のロールとを設け
    たことを特徴とする長尺材の自動供給装置。
  2. 【請求項2】前記円板はポッパのV字形切込みを起点と
    して片側にほぼ90度、若くは該切込みを中心として左右
    にほぼ90度往復回動することを特徴とする請求項1記載
    の長尺材の自動供給装置。
  3. 【請求項3】前記円板はその円周にほぼ等間隔に4つの
    溝を有し且つ一方向回動又は往復回動することを特徴と
    する請求項1記載の長尺材の自動供給装置。
  4. 【請求項4】長尺材の束を上下させる突き上げ棒を更に
    設けたことを特徴とする請求項1記載の長尺材の自動供
    給装置。
  5. 【請求項5】前記突き上げ棒は前記円板が長尺材なしで
    空転したことを検知する手段により作動することを特徴
    とする請求項4記載の長尺材の自動供給装置。
JP7587089A 1988-04-14 1989-03-28 長尺材の自動供給装置 Expired - Fee Related JP2724495B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7587089A JP2724495B2 (ja) 1988-04-14 1989-03-28 長尺材の自動供給装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-92342 1988-04-14
JP9234288 1988-04-14
JP7587089A JP2724495B2 (ja) 1988-04-14 1989-03-28 長尺材の自動供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0230341A JPH0230341A (ja) 1990-01-31
JP2724495B2 true JP2724495B2 (ja) 1998-03-09

Family

ID=26417036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7587089A Expired - Fee Related JP2724495B2 (ja) 1988-04-14 1989-03-28 長尺材の自動供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2724495B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109081192A (zh) * 2018-07-06 2018-12-25 芜湖博康机电有限公司 一种汽车线束压接用导向装置
CN108821019B (zh) * 2018-07-06 2020-10-16 芜湖市智行天下工业设计有限公司 一种改进型汽车线束压接用导向装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0230341A (ja) 1990-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108127405B (zh) 注射针自动组装系统
GB2057402A (en) Fiberising sheets of pulp
GB2184704A (en) Apparatus for the removal of baling wires from waste paper or pulp bales
US4369962A (en) Apparatus for feeding sheets
JP2724495B2 (ja) 長尺材の自動供給装置
US2335064A (en) Sheet feeding apparatus
US4688857A (en) Automatic feeding arrangement for fibre magazine and/or fibre cassattes of brush-making machines
US4255993A (en) Angle iron cutting
US4263708A (en) Machine for automatically inserting parallel lead electronic components into a printed circuit board
KR930000800B1 (ko) 긴부재의 자동 공급장치
US4106380A (en) Angle iron cutting
JPS6331981A (ja) ボビンチュ−ブマガジン及びマガジンからボビンチュ−ブを引抜くための装置
JPS59103608A (ja) スライドフアスナ−の自動仕上げ方法及びその装置
KR20020024489A (ko) 상품화를 위한 자동 밴드스트링 묶음장치 및 그 방법
JPH068110Y2 (ja) プラスチック容器の取り出しフィーダ
USRE23181E (en) Check feeding machine
US1479623A (en) Machine for cutting blanks
JPH0556558B2 (ja)
JP2001071028A (ja) スクラップ巻取装置
JPH0235431Y2 (ja)
EP0310630A1 (en) Yarn remover
JPS61295967A (ja) スタツカ装置
US4256228A (en) Apparatus for removing roving or the like from textile bobbins or the like
JPS5854440Y2 (ja) マ−クテ−プ切断送り込み器
JPS6240730Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees