JP2723729B2 - 光メモリー素子 - Google Patents

光メモリー素子

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JP2723729B2 JP3324720A JP32472091A JP2723729B2 JP 2723729 B2 JP2723729 B2 JP 2723729B2 JP 3324720 A JP3324720 A JP 3324720A JP 32472091 A JP32472091 A JP 32472091A JP 2723729 B2 JP2723729 B2 JP 2723729B2
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体としてフォト
クロミック材料を用いた光メモリー素子に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)のようにピ
ット(物理的凹凸)により予め情報を記録した読み出し
専用型光ディスクや、物理的な穴を明けることにより情
報を追記できる追記型光ディスクでは、レーザー光を透
明基板側から入射させ、光ディスクからの反射光の光量
変化を検出することにより情報の再生を行うようになっ
ており、これによって、再生装置の光学系の小型化を実
現している。
【0003】上記の読み出し専用型光ディスクや追記型
光ディスクの複製光ディスクの製造は、「’90年薄膜
応用電子デバイス−Markets & technology−」(平成2
年3月5日、プレスジャーナル社発行、第225〜22
6頁)に記載されているように、スタンパーを用いた射
出成形法により行われている。
【0004】この方法は、成形サイクルが短く、転写性
が良く、スタンパーの寿命も長いため、最も生産性に優
れた複製光ディスクの製造方法になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
光ディスクの複製方法では、スタンパーの交換を行う
際、調整および成形条件の設定にかなりの時間を要する
だけでなく、成形が安定するまで、100回程度の試し
打ちを必要とする。このため、10〜1000枚程度の
少量の複製光ディスクを生産する場合、生産効率が大幅
に低下し、複製光ディスク1枚当たりのコストが高くな
ってしまうという問題点を有している。
【0006】また、上記スタンパーはマスター原盤から
電鋳により製造されるので、ウェットプロセスを必要と
し、その製造工程がかなり煩雑であるという問題点を有
している。
【0007】これらの問題点を解決するため、フォトク
ロミック材料を記録膜に用いた光ディスクを使うと共
に、記録情報に対応したマスクパターンを有するフォト
マスクをこの光ディスクの記録膜上に重ね、フォトマス
ク側から光照射することにより、マスクパターンの情報
を光ディスクに転写するという複製方法が提案されてい
る。
【0008】この方法は、フォトマスクを作りさえすれ
ば、情報を簡単に複製できる点で優れている。また、複
製情報が不要になれば、これを消去し、新しいフォトマ
スクを用いて、異なる複製情報に書き換えることも可能
である。
【0009】しかしながら、上記の光ディスクは基板上
にフォトクロミック材料からなる記録膜を形成した構成
であるため、反射光による情報の再生を行えない。この
ため、再生装置の光学系を小型化できないという問題点
を有している。
【0010】なお、反射光による情報の再生を行うこと
ができるように、記録膜上に反射膜を形成することが考
えられるが、反射膜を設けると、上記のフォトマスクに
よる情報の複製ができなくなってしまう。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る光
メモリー素子は、上記の課題を解決するために、透光性
のある基体上に、フォトクロミック材料からなる記録膜
と、誘電体膜が順次形成されており、誘電体膜の屈折率
および膜厚は基体側から入射した再生光を反射しやす
く、誘電体膜側から入射した記録光を透過しやすいよう
に設定されていることを特徴としている。
【0012】請求項2の発明に係る光メモリー素子は、
上記の課題を解決するために、透光性のある基体上に、
フォトクロミック材料からなる記録膜と、複数の誘電体
層からなる誘電体膜が順次形成されており、各誘電体層
の屈折率および膜厚は基体側から入射した再生光を反射
しやすく、誘電体膜側から入射した記録光を透過しやす
いように設定されていることを特徴としている。
【0013】請求項3の発明に係る光メモリー素子は、
上記の課題を解決するために、透光性のある基体上に、
第1の誘電体膜と、フォトクロミック材料からなる記録
膜と、第2の誘電体膜が順次形成されており、第1の誘
電体膜の屈折率および膜厚は基体側から入射した再生光
を透過しやすいように設定されており、かつ、第2の誘
電体膜の屈折率および膜厚は基体側から入射した再生光
を反射しやすく、第2の誘電体膜側から入射した記録光
を透過しやすいように設定されていることを特徴として
いる。
【0014】
【作用】請求項1の構成によれば、透光性のある基体上
に、フォトクロミック材料からなる記録膜と、誘電体膜
を順次形成し、誘電体膜の屈折率および膜厚を基体側か
ら入射した再生光を反射しやすく、誘電体膜側から入射
した記録光を透過しやすいように設定したので、記録情
報に応じたパターンを有するフォトマスクを誘電体膜に
重ねて、誘電体膜側から記録光を照射すれば、記録情報
を記録膜に転写できる。これにより、容易に複製光メモ
リー素子が得られる。しかも、基体側から再生光を照射
し、その反射光から記録情報を再生できるので、再生装
置の光学系をコンパクトにできる。
【0015】請求項2の構成によれば、透光性のある基
体上に、フォトクロミック材料からなる記録膜と、複数
の誘電体層からなる誘電体膜を順次形成し、各誘電体層
の屈折率および膜厚を基体側から入射した再生光を反射
しやすく、誘電体膜側から入射した記録光を透過しやす
いように設定したので、請求項1の構成による作用に加
え、再生光の反射率と、記録光の透過率が高くなる。こ
れにより、記録情報の記録膜への転写および情報の再生
をより確実に行うことができる。
【0016】請求項3の構成によれば、透光性のある基
体上に、第1の誘電体膜と、フォトクロミック材料から
なる記録膜と、第2の誘電体膜を順次形成し、第1の誘
電体膜の屈折率および膜厚を基体側から入射した再生光
を透過しやすいように設定し、かつ、第2の誘電体膜の
屈折率および膜厚を基体側から入射した再生光を反射し
やすく、第2の誘電体膜側から入射した記録光を透過し
やすいように設定したので、請求項1の構成による作用
に加え、基体側からの再生光が記録膜により多く入射す
ると共に、その反射光がより多く戻る。これにより、情
報の再生をより確実に行うことができる。
【0017】
【実施例】本発明の第1実施例を図1ないし図3に基づ
いて説明すれば、以下のとおりである。
【0018】本実施例の光メモリー素子は、図1に示す
ように、ガラスの基板1(基体)と、基板1上に形成さ
れたフォトクロミック材料からなる記録膜2と、記録膜
2上に形成された誘電体膜3から構成されている。
【0019】記録膜2は、図3の分子構造を有するジア
リールエテン誘導体(有機合成化学協会誌、第49巻、
第11頁、1991年)をポリスチレン薄膜中に分散さ
せた構成になっている。記録膜2の膜厚は2μmであ
り、上記ジアリールエテン誘導体をポリスチレンと共に
溶剤に分散し、この分散液を基板1上にスピンコートす
ることにより形成されている。
【0020】このようにして得られた記録膜2は、波長
が440nm付近の光を照射すると着色し、波長が55
0nm以上の光を照射すると消色する。
【0021】誘電体膜3はAlNからなっている。膜厚
は100nmであり、記録膜2上にスパッタリング法に
より形成されている。
【0022】次に、上記の光メモリー素子を用いた情報
の複製方法を図2に基づいて説明する。
【0023】まず、光メモリー素子を初期化するため、
同図(a)に示すように、波長が550nm以上の消去
光9を基板1側から記録膜2の全面に照射し、記録膜2
を消色状態にする。
【0024】次に、同図(b)に示すように、誘電体膜
3にフォトマスク10を重ねる。そして、波長が440
nm付近の記録光11をフォトマスク10側から記録膜
2に照射する。
【0025】フォトマスク10は、透明基板10a上に
Ta等の金属膜からなる遮光部10b・10b…を記録
情報に応じたパターンになるように形成した構成になっ
ている。遮光部10b・10b…は記録光11を透過し
ないので、遮光部10b・10b…の直下の記録膜2に
は記録光11は照射されない。
【0026】記録光11が照射された記録膜2の部位1
2・12…は、同図(c)に示すように、消色状態から
着色状態に変化する。すなわち、フォトマスク10の情
報が着色パターンとして記録膜2に転写されたことにな
る。なお、部位12・12…の着色は光学顕微鏡の観察
により確認された。
【0027】以上のように、フォトマスク10の情報を
光メモリー素子に簡単に転写できるので、複製光メモリ
ー素子を簡単に製造できる。
【0028】上記の光メモリー素子に対して、波長が7
00nm付近の再生光13を対物レンズ14で収斂させ
(同図(c))、基板1側から記録膜2に照射し、その
反射光より、良好な再生信号が得られた。また、このと
きの反射率は約20%であった。因みに、誘電体膜3を
形成していない場合の反射率は約5%であった。
【0029】次に、消去光9を基板1側から記録膜2の
全面に照射したところ、記録膜2はすべて消色し、初期
状態に戻ることが確認された。そして、再度、誘電体膜
3にフォトマスク10を重ね、記録光11をフォトマス
ク10側から記録膜2に照射してから、記録膜2を光学
顕微鏡で観察したところ、記録光11が照射された記録
膜2の部位12・12…が再び着色していた。すなわ
ち、複製情報を書き換えることが可能であることが確認
できた。
【0030】本発明の第2実施例を図4に基づいて説明
すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前
記の実施例の図面に示した部材と同一の機能を有する部
材には、同一の符号を付記し、その説明を省略する。
【0031】本実施例の光メモリー素子と前記実施例の
光メモリー素子の相違点は、誘電体膜3が2種類の誘電
体層3a・3bで構成されていることにある。
【0032】誘電体層3a・3bは、それぞれ膜厚が6
0nmのTiO2 、膜厚が40nmのAlNからなって
おり、記録膜2上にスパッタリング法によって順次積層
されている。
【0033】本実施例の光メモリー素子も前記実施例と
同様に複製を簡単に製造でき、反射光により良好な再生
信号が得られた。また、このときの反射率は約30%で
あった。さらに複製情報を書き換えることが可能である
ことも確認できた。
【0034】本発明の第3実施例を図5に基づいて説明
すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前
記の実施例の図面に示した部材と同一の機能を有する部
材には、同一の符号を付記し、その説明を省略する。
【0035】本実施例の光メモリー素子と前記第1実施
例の光メモリー素子の相違点は、プラスチック・フィル
ム8上に形成された誘電体膜3が接着層7により記録膜
2上に貼り付けられていることと、この誘電体膜3が誘
電体多層膜で構成されていることにある。
【0036】接着層7には、紫外線硬化型樹脂が用いら
れているが、これに限る必要はない。
【0037】本実施例の光メモリー素子も前記実施例と
同様に複製を簡単に製造でき、反射光により良好な再生
信号が得られた。また、このときの反射率は約60%で
あった。さらに複製情報を書き換えることが可能である
ことも確認できた。
【0038】なお、本実施例の光メモリー素子では、複
製時、フォトマスク10(図2(b))は、プラスチッ
ク・フィルム8上に重ねられる。
【0039】本発明の第4実施例を図6に基づいて説明
すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前
記の実施例の図面に示した部材と同一の機能を有する部
材には、同一の符号を付記し、その説明を省略する。
【0040】本実施例の光メモリー素子と前記第2実施
例の光メモリー素子の相違点は、記録膜2上の誘電体膜
3(第1の誘電体膜)に加え、基板1と記録膜2の間に
も誘電体膜4(第1の誘電体膜)を形成したことにあ
る。
【0041】誘電体膜4は、2種類の誘電体層4a・4
bからなっており、誘電体層4a・4bは、それぞれ膜
厚が43nmのAlN、膜厚が40nmのZnSからな
っており、基板1上にスパッタリング法によって順次積
層されている。
【0042】なお、記録膜2はジアリールエテン誘導体
(図3)をポリスチレンと共に溶剤に分散し、この分散
液を誘電体層4上にスピンコートすることにより形成さ
れている。
【0043】本実施例の光メモリー素子も前記実施例と
同様に複製を簡単に製造でき、反射光により良好な再生
信号が得られた。また、このときの反射率は約50%で
あった。さらに複製情報を書き換えることが可能である
ことも確認できた。
【0044】以上の第1〜第4実施例では、基板1の材
料としてガラスを用いたが、基板1は透光性があれば良
く、例えば、ポリカーボネイト等のプラスチックを用い
てもよい。
【0045】また、記録膜2は、ジアリールエテン誘導
体(図3)をポリスチレンと共に溶剤に分散し、この分
散液を基板1(または、誘電体膜4)上にスピンコート
することにより形成されたが、これに限る必要はない。
【0046】例えば、スピロピラン誘導体やフルギド誘
導体等のフォトクロミック材料をPMMA(Polymethyl
methacrylate )やポリスチレン等の樹脂と共に溶剤に
溶解、または分散し、この混合液を基板1(または、誘
電体膜4)上にスピンコーティングしてもよい。
【0047】記録膜2上に形成される誘電体膜3は、記
録光11を透過しやすく、かつ、再生光13を反射しや
すいように設定されている。これにより、フォトマスク
10による情報の転写および反射光による情報の再生を
効率よく行うことができる。
【0048】これを実現するためには、誘電体膜3を屈
折率および膜厚の異なる複数の誘電体層(いわゆる、多
層膜)で構成する方が好ましい。各誘電体層の屈折率お
よび膜厚の設定は、既存の多層膜干渉フィルターの設計
技術を応用できる。
【0049】基板1上に形成される誘電体膜4は、再生
光13の透過率が高くなるように設定されている。これ
により、反射光による情報の再生を効率よく行うことが
できる。これを実現するためには、上記の誘電体膜3と
同様に、誘電体膜4を屈折率および膜厚の異なる複数の
誘電体層(いわゆる、多層膜)で構成する方が好まし
い。
【0050】誘電体膜3・4の各誘電体層には、Fe2
3 、TiO2 、CdS、ZnS、SiO、Si
3 4 、AlN、CaF2 、LiF、MgF2 、NaF
等の材料を使用できる。これらは、蒸着法、または、ス
パッタリング法によって容易に成膜できる。
【0051】また、以上の実施例では、記録光11に短
波長の光を用い、再生光13および消去光9に長波長の
光を用いたが、これとは逆に、記録光11に長波長の光
を用い、再生光13および消去光9に短波長の光を用い
てもよい。
【0052】上記の光メモリー素子は、具体的には例え
ば、光ディスク、光カード、光テープ等に応用できる。
なお、光テープに応用する場合、基板1の代わりに、フ
レキシブルなテープ・ベース(基体)を使用すればよ
い。テープ・ベース材料としては、例えば、ポリスチレ
ンテレフタレートがある。
【0053】
【発明の効果】請求項1の発明に係る光メモリー素子
は、以上のように、透光性のある基体上に、フォトクロ
ミック材料からなる記録膜と、誘電体膜が順次形成され
ており、誘電体膜の屈折率および膜厚は基体側から入射
した再生光を反射しやすく、誘電体膜側から入射した記
録光を透過しやすいように設定されているので、記録情
報に応じたパターンを有するフォトマスクを誘電体膜に
重ねて、誘電体膜側から記録光を照射すれば、記録情報
を記録膜に転写できる。これにより、容易に複製光メモ
リー素子が得られる。しかも、基体側から再生光を照射
し、その反射光から記録情報を再生できるので、再生装
置の光学系をコンパクトにできるという効果を奏する。
【0054】請求項2の発明に係る光メモリー素子は、
以上のように、透光性のある基体上に、フォトクロミッ
ク材料からなる記録膜と、複数の誘電体層からなる誘電
体膜が順次形成されており、各誘電体層の屈折率および
膜厚は基体側から入射した再生光を反射しやすく、誘電
体膜側から入射した記録光を透過しやすいように設定さ
れているので、請求項1の構成による効果に加え、再生
光の反射率と、記録光の透過率が高くなる。これによ
り、記録情報の記録膜への転写および情報の再生をより
確実に行うことができるという効果を奏する。
【0055】請求項3の発明に係る光メモリー素子は、
以上のように、透光性のある基体上に、第1の誘電体膜
と、フォトクロミック材料からなる記録膜と、第2の誘
電体膜が順次形成されており、第1の誘電体膜の屈折率
および膜厚は基体側から入射した再生光を透過しやすい
ように設定されており、かつ、第2の誘電体膜の屈折率
および膜厚は基体側から入射した再生光を反射しやす
く、第2の誘電体膜側から入射した記録光を透過しやす
いように設定されているので、請求項1の構成による効
果に加え、基体側からの再生光が記録膜により多く入射
すると共に、その反射光がより多く戻る。これにより、
情報の再生をより確実に行うことができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すものであり、光メモ
リー素子の概略の断面図である。
【図2】図1の光メモリー素子を用いた複製方法を示す
説明図である。
【図3】図1の光メモリー素子の記録層に用いられるジ
アリールエテン誘導体の分子構造である。
【図4】本発明の第2実施例を示すものであり、光メモ
リー素子の概略の断面図である。
【図5】本発明の第3実施例を示すものであり、光メモ
リー素子の概略の断面図である。
【図6】本発明の第4実施例を示すものであり、光メモ
リー素子の概略の断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 記録膜 3 誘電体膜(第2の誘電体膜) 3a 誘電体層 3b 誘電体層 4 誘電体膜(第1の誘電体膜) 4a 誘電体層 4b 誘電体層 7 接着層 8 プラスチック・フィルム 9 消去光 10 フォトマスク 10b 遮光部 11 記録光 12 部位 13 再生光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−251948(JP,A) 特開 昭62−109245(JP,A) 特開 昭57−195341(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透光性のある基体上に、フォトクロミック
    材料からなる記録膜と、誘電体膜が順次形成されてお
    り、誘電体膜の屈折率および膜厚は基体側から入射した
    再生光を反射しやすく、誘電体膜側から入射した記録光
    を透過しやすいように設定されていることを特徴とする
    光メモリー素子。
  2. 【請求項2】透光性のある基体上に、フォトクロミック
    材料からなる記録膜と、複数の誘電体層からなる誘電体
    膜が順次形成されており、各誘電体層の屈折率および膜
    厚は基体側から入射した再生光を反射しやすく、誘電体
    膜側から入射した記録光を透過しやすいように設定され
    ていることを特徴とする光メモリー素子。
  3. 【請求項3】透光性のある基体上に、第1の誘電体膜
    と、フォトクロミック材料からなる記録膜と、第2の誘
    電体膜が順次形成されており、第1の誘電体膜の屈折率
    および膜厚は基体側から入射した再生光を透過しやすい
    ように設定されており、かつ、第2の誘電体膜の屈折率
    および膜厚は基体側から入射した再生光を反射しやす
    く、第2の誘電体膜側から入射した記録光を透過しやす
    いように設定されていることを特徴とする光メモリー素
    子。
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