JP2722912B2 - アラーム信号調整回路 - Google Patents

アラーム信号調整回路

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JP2722912B2
JP2722912B2 JP1084492A JP1084492A JP2722912B2 JP 2722912 B2 JP2722912 B2 JP 2722912B2 JP 1084492 A JP1084492 A JP 1084492A JP 1084492 A JP1084492 A JP 1084492A JP 2722912 B2 JP2722912 B2 JP 2722912B2
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alarm
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義文 檜垣
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアラーム信号の信号状態
が変化する際に生ずる一時的に不安定な信号状態を調整
するようにしたアラーム信号調整回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来から使用されている信号処理
システムの概要を表わしたものである。この信号処理シ
ステムでは光信号伝送装置11から第1および第2の信
号処理ユニット121 、122 に対して光信号13が伝
送されるようになっている。第1および第2の信号処理
ユニット121 、122 では、これらの光信号を第1あ
るいは第2の光・電気信号(O/E)変換モジュール1
1 、142 に入力し、電気信号に変換する他、図示し
ない信号源から送られてきた信号を多重化する。そし
て、データ151 、152 としてそれぞれ信号処理系1
6に伝送するようになっている。
【0003】ここで光・電気信号変換モジュール1
1 、142 は、光信号13が送られてくるかどうかを
判別する回路部分を備えている。そして、光信号13が
送られてこなくなると、それぞれアラーム信号171
172 を信号処理系16に対して送出するようになって
いる。
【0004】図5はこのような光・電気信号変換モジュ
ールの構成を更に具体的に表わしたものである。光・電
気信号変換モジュール14は、光信号13を入力してそ
れを電気信号18に変換する一方、光信号13の送信が
断となると、信号状態をH(ハイ)レベルからL(ロ
ー)レベルに変化させたアラーム信号17を出力するこ
とになる。
【0005】図6は、このアラーム信号の出力波形を表
わしたものである。アラーム信号17は正常な状態すな
わち光信号13(図5)が送られている状態(以下非ア
ラーム状態という。)では前記したようにHレベルであ
る。光信号13の送信が行われなくなると、この図6に
示したように一時的に短い区間tA の間、LレベルとH
レベルの変化が繰り返され、その後Lレベルに落ち着
く。反対にアラーム信号17が非アラーム状態からアラ
ーム状態になるときには、一時的に短い区間tB の間、
HレベルとLレベルの変化が繰り返され、その後Hレベ
ルに落ち着くようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4に示し
たような二重化された信号処理システムでは、例えば第
1の信号処理ユニット121 がメインの処理ユニットの
役割をもっている。そして、通常の場合には信号処理系
16はこの第1の信号処理ユニット121 から送られて
くるデータ151 の処理のみを行っている。そして、こ
の第1の信号処理ユニット121 のアラーム信号171
がアラーム状態に変更されたときだけ第2の信号処理ユ
ニット122 に切り換え、データ152 の処理を行うよ
うになっている。
【0007】したがって、図6に示したような過渡的な
区間tA あるいはtB において、信号処理系16はデー
タ151 、152 をそれぞれ極めて短い時間ずつ交代で
受け入れることになり、処理が煩雑となり、また処理系
に大きな負担をかけることになった。以上、光通信に使
用されるある種の光・電気信号変換モジュールを例に挙
げて説明したが、この他、多くの素子でもアラーム信号
のオン・オフ時に信号が一時的に不安定な状態となるこ
とがある。
【0008】そこで本発明の目的は、このようなアラー
ム状態と非アラーム状態の切り換え時に信号状態の不安
定さを除去するようにしたアラーム信号調整回路を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、アラーム状態と非アラーム状態を2値信号のそれぞ
れの信号状態で表わし、かつ一方の信号状態から他方の
信号状態に切り換わる際には、所定の周期よりも短い周
期で一時的にこれらの信号状態の変更が繰り返されるよ
うな信号形態のアラーム信号を入力するアラーム信号入
力手段と、アラーム信号が非アラーム状態に変化するた
びに前記した所定の周期よりも長い期間だけパルスを発
生させる一安定マルチバイブレータと、アラーム信号が
アラーム状態の区間と前記パルスが出力されている区間
の双方でアラーム状態を保ち、いずれの区間にも該当し
ない区間で非アラーム状態となるような信号をアラーム
信号の調整後の信号として出力する信号調整手段とをア
ラーム信号調整回路に具備させる。
【0010】すなわち請求項1記載の発明では、アラー
ム信号がアラーム状態となっているときには文句無くア
ラーム状態と特定する一方で、アラーム信号がアラーム
状態から非アラーム状態に変化した場合にも直ちに調整
後のアラーム信号を非アラーム状態に変化させず、前記
した所定の周期よりも長い期間だけアラーム状態を保持
させるようにした。この結果として、アラーム状態と非
アラーム状態が前記した所定の周期よりも短い周期で繰
り返されている不安定な状態ではアラーム状態として処
理されることになり、このような不安定な信号状態がア
ラーム信号として出力される事態を防止することができ
る。
【0011】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0012】図1は本実施例のアラーム信号調整回路の
原理的な構成を表わしたものである。この回路は、アラ
ーム信号21を入力するリセット信号発生回路22と、
このリセット信号発生回路22から出力されるリセット
信号23をそのクロック入力端子Cに入力するフリップ
・フロップ回路24とから構成されている。フリップ・
フロップ回路24のデータ入力端子Dとリセット端子R
* (ただしこの明細書でアスタリスク* は負論理で動作
することを表わす)にはアラーム信号21が入力される
ようになっている。また、フリップ・フロップ回路24
の出力端子Qからは調整後のアラーム信号25が出力さ
れるようになっている。
【0013】図2は、このようなアラーム信号調整回路
を更に具体的に表わしたものである。リセット信号発生
回路22は、アラーム信号21を入力端子Aに入力する
一安定マルチバイブレータ31を備えている。一安定マ
ルチバイブレータ31はその端子T1 を接地すると共
に、端子T1 と端子T2 の間にコンデンサCを接続して
おり、端子T2 は抵抗Rを介して図示しない+5Vの電
源ラインに接続されている。ここで一安定マルチバイブ
レータ31に外付けされたコンデンサCと抵抗Rは、一
安定マルチバイブレータ31の出力端子Q* から出力さ
れるパルス状のリセット信号23の時間幅Tを所望の値
に設定するためのものである。
【0014】図3は、このようなアラーム信号調整回路
の動作を説明するためのものである。このうち同図
(a)はアラーム信号が非アラーム状態からアラーム状
態に変化して再び非アラーム状態に復旧するまでの信号
変化を表わしたものであり、図6に対応するものであ
る。すなわち、アラーム信号17は区間tA でHレベ
ルの非アラーム状態となっており、次の区間tB では
アラーム状態と非アラーム状態が短周期で繰り返される
不安定な信号状態となっている。そして、この後の区
間tC ではアラーム状態に保持されている。この後、所
定の時点で図5に示した光・電気信号変換モジュール1
4に光信号13が入力を開始する。これから所定の区
間tD の間、再び非アラーム状態とアラーム状態が短周
期で繰り返される不安定な信号状態となる。そして、
最後に区間tE ではHレベルの非アラーム状態に保持さ
れる。
【0015】アラーム信号17がこのような変化を示す
とする。区間tB の始まりでアラーム信号17がHレベ
ルからLレベルに立ち下がると、このアラーム信号17
を端子R* に入力するフリップ・フロップ回路24がリ
セットされる。この結果、図3(c)に示したようにフ
リップ・フロップ回路24の出力端子Qから出力される
調整後のアラーム信号25がHレベルからLレベルに変
化する。この後、同図(a)のアラーム信号17がHレ
ベルに立ち上がり、一安定マルチバイブレータ31がト
リガされる。この結果、図3(b)に示したように出力
端子Q* からLレベルのリセット信号23が出力され
る。
【0016】このパルス状のリセット信号23の時間幅
Tは、区間tB におけるアラーム状態と非アラーム状態
の繰り返し周期よりも2倍程度長くなっている。このた
め、この区間tB では一安定マルチバイブレータ31の
出力するパルスが実質的に延長されることになり、リセ
ット信号23はLレベルに保持されることになる。そし
て、この区間tB におけるアラーム信号17の最後の立
ち上がりから時間幅Tだけ経過した時刻にリセット信号
23がHレベルに変化する。この信号レベルの変化は区
間tC 内で生じることはもちろんである。
【0017】この後、区間tD の初期で再びアラーム信
号17がHレベルに変化して一安定マルチバイブレータ
31がLレベルのリセット信号23を出力する。この区
間t D でも同様にリセット信号23はLレベルに保持さ
れる。そしてアラーム信号17が最後にHレベルに変化
した区間tE の開始時点から時間幅Tだけ経過するとリ
セット信号23がHレベルに変化する。この時点でフリ
ップ・フロップ回路24がセットされ、その出力端子Q
から出力されるアラーム信号25がLレベルからHレベ
ルに変化することになる。
【0018】以上のような回路動作によって、アラーム
信号調整回路から出力される調整後のアラーム信号25
は、そのオン・オフ時にアラーム状態と非アラーム状態
が一時的に繰り返すような不安定な信号変化を示さない
ことになる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ラーム信号がアラーム状態となっているときには文句無
くアラーム状態と特定する一方で、アラーム信号がアラ
ーム状態から非アラーム状態に変化した場合にも直ちに
調整後のアラーム信号を非アラーム状態に変化させず、
一安定マルチバイブレータによって前記した所定の周期
よりも長い期間だけアラーム状態を保持させるようにし
た。このため、アラーム状態と非アラーム状態が前記し
た所定の周期よりも短い周期で繰り返されている不安定
な状態ではアラーム状態として画一的に処理されること
になる。したがって、後続の回路部分がアラーム信号に
よって繰り返し対応措置を採る必要がなくなり、信号処
理が容易になったり経済的なシステムを構成することが
できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるアラーム信号調整回
路の概略を示すブロック図である。
【図2】本実施例のアラーム信号調整回路の具体的な回
路構成を示すブロック図である。
【図3】本実施例のアラーム信号調整回路の各部の信号
変化を示した波形図である。
【図4】従来から使用されている信号処理システムの概
要を表わしたシステム構成図である。
【図5】図4のシステムで使用された光・電気信号変換
モジュールの入出力する信号を表わした説明図である。
【図6】図4で示した光・電気信号変換モジュールから
出力されるアラーム信号の波形図である。
【符号の説明】
21 (調整前の)アラーム信号 22 リセット信号発生回路 23 リセット信号 24 フリップ・フロップ回路 25 (調整後の)アラーム信号 31 一安定マルチバイブレータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アラーム状態と非アラーム状態を2値信
    号のそれぞれの信号状態で表わし、かつ一方の信号状態
    から他方の信号状態に切り換わる際には、所定の周期よ
    りも短い周期で一時的にこれらの信号状態の変更が繰り
    返されるような信号形態のアラーム信号を入力するアラ
    ーム信号入力手段と、 このアラーム信号が非アラーム状態に変化するたびに前
    記所定の周期よりも長い期間だけパルスを発生させる一
    安定マルチバイブレータと、 前記アラーム信号がアラーム状態の区間と前記パルスが
    出力されている区間の双方でアラーム状態を保ち、これ
    らの区間のいずれにも該当しない区間で非アラーム状態
    となるような信号を前記アラーム信号の調整後の信号と
    して出力する信号調整手段とを具備することを特徴とす
    るアラーム信号調整回路。
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