JP2722669B2 - 鋳造金型装置 - Google Patents
鋳造金型装置Info
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- JP2722669B2 JP2722669B2 JP1136821A JP13682189A JP2722669B2 JP 2722669 B2 JP2722669 B2 JP 2722669B2 JP 1136821 A JP1136821 A JP 1136821A JP 13682189 A JP13682189 A JP 13682189A JP 2722669 B2 JP2722669 B2 JP 2722669B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、型開きの時の固定型への成形製品の貼り
付きを防止する鋳造金型装置に関するものである。
付きを防止する鋳造金型装置に関するものである。
従来、鋳造金型による成形製品の製造においては、第
9図に示す型開き時には、成形製品6が通常は可動型3
に残り、しかる後、第10図に示されるように、成形製品
6は押出し機構2により可動型3から離型される。とこ
ろが、成形製品6の形状によっては、型開き時に、第11
図に示すように、成形製品6が固定型1側に引っ張られ
て可動型3から落下したり、あるいは、第12図に示すよ
うに、成形製品6が可動型3に残らず、成形製品6が固
定型1に張り付く場合がある。
9図に示す型開き時には、成形製品6が通常は可動型3
に残り、しかる後、第10図に示されるように、成形製品
6は押出し機構2により可動型3から離型される。とこ
ろが、成形製品6の形状によっては、型開き時に、第11
図に示すように、成形製品6が固定型1側に引っ張られ
て可動型3から落下したり、あるいは、第12図に示すよ
うに、成形製品6が可動型3に残らず、成形製品6が固
定型1に張り付く場合がある。
また、第12図のように、成形製品6が固定型1に張り
付くのを防止するため、第13図のように、固定型1に押
出し機構8を設けて、型開き時に、成形製品6を可動型
3側に押しちけるようにしたり、第9図のXIV矢視部位
を拡大して示す第14図のように、可動型3にアンダカッ
ト9と称する逆抜け勾配等を設けて、型開き時に、成形
製品6が可動型3に残るように対策する技術が広く知ら
れている。
付くのを防止するため、第13図のように、固定型1に押
出し機構8を設けて、型開き時に、成形製品6を可動型
3側に押しちけるようにしたり、第9図のXIV矢視部位
を拡大して示す第14図のように、可動型3にアンダカッ
ト9と称する逆抜け勾配等を設けて、型開き時に、成形
製品6が可動型3に残るように対策する技術が広く知ら
れている。
また、第15図は、実開昭61−205652号公報に開示され
る「鋳抜ピンを有する鋳造金型の離型装置」であって、
『ホルダ10に基端部11が支承され、しかも、先端部12が
キャビティ内に向け突出して、成形面から製品13と一体
となって離型した以後は、キャビティ内で微小揺動する
ことが可能な揺動鋳抜ピン14が備えてある』ものであ
る。なお、第15図の符号15は可動型であり、符号16は固
定型である。
る「鋳抜ピンを有する鋳造金型の離型装置」であって、
『ホルダ10に基端部11が支承され、しかも、先端部12が
キャビティ内に向け突出して、成形面から製品13と一体
となって離型した以後は、キャビティ内で微小揺動する
ことが可能な揺動鋳抜ピン14が備えてある』ものであ
る。なお、第15図の符号15は可動型であり、符号16は固
定型である。
しかし、第13図の場合、固定型1に押出し機構8を設
けるため、固定型1の型構造が複雑となってコスト高、
作動不良等の難点がある上、第16図のように、成形製品
6に押出し用座17が残る。
けるため、固定型1の型構造が複雑となってコスト高、
作動不良等の難点がある上、第16図のように、成形製品
6に押出し用座17が残る。
また、第14図に示す可動型3にアンダカット9を設け
る場合、第17図のように成形製品6にカジリ18とか割れ
19等が生じる恐れがある。
る場合、第17図のように成形製品6にカジリ18とか割れ
19等が生じる恐れがある。
そこで、この発明は、上記問題点を解決するため、キ
ャビティ成形表面の成形製品離型抵抗を、固定型と可動
型とで変化させることにより、型開き時の成形製品の固
定型への引っ張られ張り付きを防止することにある。
ャビティ成形表面の成形製品離型抵抗を、固定型と可動
型とで変化させることにより、型開き時の成形製品の固
定型への引っ張られ張り付きを防止することにある。
そのため、この発明は上述の課題を、可動型と固定型
のキャビティ成形表面の成形製品離型抵抗を、固定型よ
り可動型を大とすることにより解決しようとするもので
ある。
のキャビティ成形表面の成形製品離型抵抗を、固定型よ
り可動型を大とすることにより解決しようとするもので
ある。
さらに詳しくは、この発明は、鋳造金型を構成する固
定型(1)と可動型(3)に製品成形用のキャビティが
形成してある鋳造金型装置において、可動型と固定型の
各キャビティ成形表面にショット玉を吹付けることによ
り、固定型(1)と可動型(3)の各キャビティ成形表
面(4a)、(4b)の成形製品離型抵抗は、可動型(3)
の成形製品離型抵抗が固定型(1)の成形製品離型抵抗
よりも大に設定してある。また、固定型(1)と可動型
(3)の各キャビティ成形表面(4a)、(4b)の前記成
形製品離型抵抗は、可動型と固定型の各キャビティ成形
表面にショット玉を吹付けることにより、可動型(3)
の表面粗さ(5b)が固定型(1)の表面粗さ(5a)より
も粗く形成してある。
定型(1)と可動型(3)に製品成形用のキャビティが
形成してある鋳造金型装置において、可動型と固定型の
各キャビティ成形表面にショット玉を吹付けることによ
り、固定型(1)と可動型(3)の各キャビティ成形表
面(4a)、(4b)の成形製品離型抵抗は、可動型(3)
の成形製品離型抵抗が固定型(1)の成形製品離型抵抗
よりも大に設定してある。また、固定型(1)と可動型
(3)の各キャビティ成形表面(4a)、(4b)の前記成
形製品離型抵抗は、可動型と固定型の各キャビティ成形
表面にショット玉を吹付けることにより、可動型(3)
の表面粗さ(5b)が固定型(1)の表面粗さ(5a)より
も粗く形成してある。
さらにまた、固定型(1)と可動型(3)の各キャビ
ティ成形表面(4a)、(4b)の前記成形製品離型抵抗
は、可動型と固定型の各キャビティ成形表面にショット
玉を吹付けることにより、可動型(3)のキャビティ成
形表面(4b)には、成形製品離型方向と直角方向に多数
の溝(7b)が形成してあり、固定型(1)のキャビティ
成形表面(4a)には、成形製品離型方向と平行に多数の
溝(7a)が形成してある。
ティ成形表面(4a)、(4b)の前記成形製品離型抵抗
は、可動型と固定型の各キャビティ成形表面にショット
玉を吹付けることにより、可動型(3)のキャビティ成
形表面(4b)には、成形製品離型方向と直角方向に多数
の溝(7b)が形成してあり、固定型(1)のキャビティ
成形表面(4a)には、成形製品離型方向と平行に多数の
溝(7a)が形成してある。
第1図および第2図に示すように、固定型(1)と可
動型(3)の各キャビティ成形表面(4a)、(4b)にシ
ョット玉の吹付けを行って吹付け時間、吹付け粒度を調
整することにより、可動型(3)の表面粗さ(5b)を固
定型(1)の表面粗さ(5a)よりも粗く形成して、成形
製品(6)の離型抵抗を固定型(1)よりも可動型
(3)の方が大きくなるようにし、型開き時の固定型
(1)への成形製品(6)の張り付きを防止する。
動型(3)の各キャビティ成形表面(4a)、(4b)にシ
ョット玉の吹付けを行って吹付け時間、吹付け粒度を調
整することにより、可動型(3)の表面粗さ(5b)を固
定型(1)の表面粗さ(5a)よりも粗く形成して、成形
製品(6)の離型抵抗を固定型(1)よりも可動型
(3)の方が大きくなるようにし、型開き時の固定型
(1)への成形製品(6)の張り付きを防止する。
また、第3図から第8図までの図面に示すように、可
動型(3)のキャビティ成形表面(4b)には、ショット
玉の吹付け方向を矢印イ,イで示すように成形製品離型
方向と直角方向に向けて第5図図示の多数の溝(7b)を
形成するとともに、固定型(1)のキャビティ成形表面
(4a)には、ショット玉の吹付け方向を矢印ロのように
成形製品離型方向と平行に受けて第7図図示の多数の溝
(7a)を形成することにより、型開き時の固定型(1)
への成形製品(6)の張付きを防止する。
動型(3)のキャビティ成形表面(4b)には、ショット
玉の吹付け方向を矢印イ,イで示すように成形製品離型
方向と直角方向に向けて第5図図示の多数の溝(7b)を
形成するとともに、固定型(1)のキャビティ成形表面
(4a)には、ショット玉の吹付け方向を矢印ロのように
成形製品離型方向と平行に受けて第7図図示の多数の溝
(7a)を形成することにより、型開き時の固定型(1)
への成形製品(6)の張付きを防止する。
以下、添付図面に基づいて、この発明の実施例を説明
する。
する。
第1図および第2図は、この発明の第1実施例を示し
ており、固定型1の製品部を構成するキャビティ成形表
面4aと、押出し機構2が設けてある可動型3の製品部を
構成するキャビティ成形表面4bに、それぞれ製品離型抵
抗を付加させるため、ショット玉の吹付けを行って、第
2図図示の表面粗さ5a及び5bを形成させるのであるが、
前記各キャビティ成形表面4a、4bへのショット玉の吹付
け時間、吹付け粒度を調整することにより、可動型3の
キャビティ成形表面4bの表面粗さ5bを15〜30μmRzに形
成し、固定型1のキャビティ成形表面4aの表面粗さ5aを
5〜10μmRzに形成することによって、可動型3の表面
粗さ5bを固定型1の表面粗さ5aよりも粗く形成し、従っ
て、第1図図示の成形製品6の製品離型抵抗を、固定型
1よりも可動型3の方がより大きくなるように設定する
のである。
ており、固定型1の製品部を構成するキャビティ成形表
面4aと、押出し機構2が設けてある可動型3の製品部を
構成するキャビティ成形表面4bに、それぞれ製品離型抵
抗を付加させるため、ショット玉の吹付けを行って、第
2図図示の表面粗さ5a及び5bを形成させるのであるが、
前記各キャビティ成形表面4a、4bへのショット玉の吹付
け時間、吹付け粒度を調整することにより、可動型3の
キャビティ成形表面4bの表面粗さ5bを15〜30μmRzに形
成し、固定型1のキャビティ成形表面4aの表面粗さ5aを
5〜10μmRzに形成することによって、可動型3の表面
粗さ5bを固定型1の表面粗さ5aよりも粗く形成し、従っ
て、第1図図示の成形製品6の製品離型抵抗を、固定型
1よりも可動型3の方がより大きくなるように設定する
のである。
このように、成形製品6の離型抵抗を、固定型1より
可動型3が大となるようにしたため、型開き時に、成形
製品6が固定型1に引っ張られて張付くことなく、可動
型3に確実に残すことができるのである。
可動型3が大となるようにしたため、型開き時に、成形
製品6が固定型1に引っ張られて張付くことなく、可動
型3に確実に残すことができるのである。
第3図から第8図までの図面は、この発明の第2実施
例を示しており、固定型1の製品部を構成するキャビテ
ィ成形面4aと、押出し機構2が設けてある可動型3の製
品部を構成するキャビティ成形表面4bに、それぞれ製品
離型抵抗を付加させるため、ショット玉の吹付けを行う
が、この第2実施例にあっては、第3図から分かるよう
に、可動型3のキャビティ成形表面4bには、成形製品離
型方向と直角方向(矢印イ,イ方向)にショット玉の吹
付けを行い、また、第4図から分かるように、固定型1
のキャビティ成形表面4aには、成形製品離型方向と平行
(矢印ロ方向)にショット玉の吹付けを行うことによ
り、可動型3のキャビティ成形表面4bには、第5図およ
び第6図に示されるように、成形製品離型方向と直角方
向に多数の溝7bを形成し、また、固定型1のキャビティ
成形表面4aには、第7図および第8図に示されるよう
に、成形製品離型方向と平行に多数の溝7aを形成するこ
とにより、第1図図示の成形製品6の製品離型抵抗を、
固定型1よりも可動型3の方がより大きくなるように設
定するのである。
例を示しており、固定型1の製品部を構成するキャビテ
ィ成形面4aと、押出し機構2が設けてある可動型3の製
品部を構成するキャビティ成形表面4bに、それぞれ製品
離型抵抗を付加させるため、ショット玉の吹付けを行う
が、この第2実施例にあっては、第3図から分かるよう
に、可動型3のキャビティ成形表面4bには、成形製品離
型方向と直角方向(矢印イ,イ方向)にショット玉の吹
付けを行い、また、第4図から分かるように、固定型1
のキャビティ成形表面4aには、成形製品離型方向と平行
(矢印ロ方向)にショット玉の吹付けを行うことによ
り、可動型3のキャビティ成形表面4bには、第5図およ
び第6図に示されるように、成形製品離型方向と直角方
向に多数の溝7bを形成し、また、固定型1のキャビティ
成形表面4aには、第7図および第8図に示されるよう
に、成形製品離型方向と平行に多数の溝7aを形成するこ
とにより、第1図図示の成形製品6の製品離型抵抗を、
固定型1よりも可動型3の方がより大きくなるように設
定するのである。
このように、成形製品6の離型抵抗を固定型1より可
動型3が大となるようにしたため、成形製品6は固定型
1から離型し易く、また、可動型3では離型し難くな
り、従って、型開き時に成形製品6が固定型1に引っ張
られ、成形製品6が固定型1に張付くことなく、可動型
3に確実に成形製品6を残すことができるのである。
動型3が大となるようにしたため、成形製品6は固定型
1から離型し易く、また、可動型3では離型し難くな
り、従って、型開き時に成形製品6が固定型1に引っ張
られ、成形製品6が固定型1に張付くことなく、可動型
3に確実に成形製品6を残すことができるのである。
なお、型のキャビティ成形表面の表面粗さを変更する
必要が生じた場合、再度、ショット玉の吹付けを行うこ
とにより、前記表面粗さを容易に変更することができ
る。
必要が生じた場合、再度、ショット玉の吹付けを行うこ
とにより、前記表面粗さを容易に変更することができ
る。
また、キャビティ成形表面に形成した溝形状とか、溝
方向を変更する必要が生じた場合、再度ショット玉の吹
付けを行うことにより、キャビティ成形表面の溝形状や
方向を容易に変更することができる。
方向を変更する必要が生じた場合、再度ショット玉の吹
付けを行うことにより、キャビティ成形表面の溝形状や
方向を容易に変更することができる。
この発明は上述のように、可動型と固定型のキャビテ
ィ成形表面の成形製品離型抵抗を、固定型より可動型を
大に設定するため、ショット玉の吹付け時間、吹付け粒
度を変えて、可動型のキャビティ成形表面の表面粗さを
固定型のそれより粗く形成したり、または、ショット玉
の吹付け方向を変えて、可動型のキャビティ成形表面に
成形製品離型方向と直角方向に多数の溝を形成し、固定
型のそれには、成形製品離型方向と平行に多数の溝を形
成したから、固定型に成形製品が引っ張られて張付くこ
となく可動型に成形製品を残すことができ、固定型に押
出装置を設けることなく、装置の複雑化、高コスト化を
防止できる。
ィ成形表面の成形製品離型抵抗を、固定型より可動型を
大に設定するため、ショット玉の吹付け時間、吹付け粒
度を変えて、可動型のキャビティ成形表面の表面粗さを
固定型のそれより粗く形成したり、または、ショット玉
の吹付け方向を変えて、可動型のキャビティ成形表面に
成形製品離型方向と直角方向に多数の溝を形成し、固定
型のそれには、成形製品離型方向と平行に多数の溝を形
成したから、固定型に成形製品が引っ張られて張付くこ
となく可動型に成形製品を残すことができ、固定型に押
出装置を設けることなく、装置の複雑化、高コスト化を
防止できる。
第1図および第2図は、この発明の第1実施例を示して
おり、第1図は鋳造金型の縦断側面図、 第2図は、第1図のII矢視部位の拡大断面図、 第3図から第8図までの図面は、この発明の第2実施例
を示しており、第3図は可動型へのショット玉の吹付け
方向を示す断面図、 第4図は、固定型へのショット玉の吹付け方向を示す断
面図、 第5図は、可動型に離型方向と直角方向に溝を形成した
状態を示す図面、 第6図は第5図のVI矢視図、 第7図は、固定型に離型方向に平行に溝を形成した状態
を示す断面図、 第8図は、第7図のVIII矢視図、 第9図から第12図までの図面は、一つの従来例の鋳造金
型の型開き時を示しており、第9図および第10図は型開
き時の成形製品の正常な離型過程を示す断面図、 第11図および第12図は、型開き時の成形製品の離型過程
の異常状態を示す断面図、 第13図は、他の従来例を示す断面図、 第14図は、さらに他の従来例を断面図、 第15図は、公開公報の従来例を示す断面図、 第16図は、第13図の鋳造金型より製造した成形製品の図
面、 第17図は、第14図の鋳造金型により製造した成形製品の
図面である。 1……固定型 3……可動型 4a,4b……キャビティ成形表面 5a,5b……粗面粗さ 7a,7b……溝
おり、第1図は鋳造金型の縦断側面図、 第2図は、第1図のII矢視部位の拡大断面図、 第3図から第8図までの図面は、この発明の第2実施例
を示しており、第3図は可動型へのショット玉の吹付け
方向を示す断面図、 第4図は、固定型へのショット玉の吹付け方向を示す断
面図、 第5図は、可動型に離型方向と直角方向に溝を形成した
状態を示す図面、 第6図は第5図のVI矢視図、 第7図は、固定型に離型方向に平行に溝を形成した状態
を示す断面図、 第8図は、第7図のVIII矢視図、 第9図から第12図までの図面は、一つの従来例の鋳造金
型の型開き時を示しており、第9図および第10図は型開
き時の成形製品の正常な離型過程を示す断面図、 第11図および第12図は、型開き時の成形製品の離型過程
の異常状態を示す断面図、 第13図は、他の従来例を示す断面図、 第14図は、さらに他の従来例を断面図、 第15図は、公開公報の従来例を示す断面図、 第16図は、第13図の鋳造金型より製造した成形製品の図
面、 第17図は、第14図の鋳造金型により製造した成形製品の
図面である。 1……固定型 3……可動型 4a,4b……キャビティ成形表面 5a,5b……粗面粗さ 7a,7b……溝
Claims (3)
- 【請求項1】鋳造金型を構成する固定型と可動型に製品
成形用のキャビティが形成してある鋳造金型装置におい
て、可動型と固定型の各キャビティ成形表面にショット
玉を吹付けることにより、可動型と固定型の各キャビテ
ィ成形表面の成形製品離型抵抗は、可動型の成形製品離
型抵抗が固定型の成形製品離型抵抗よりも大に設定して
あることを特徴とする鋳造用金型装置。 - 【請求項2】可動型と固定型の各キャビティ成形表面に
ショット玉を吹付けることにより、可動型と固定型の各
キャビティ成形表面の前記成形製品離型抵抗として、可
動型の表面粗さが固定型の表面粗さよりも粗く形成して
ある特許請求の範囲第1項記載の鋳造用金型装置。 - 【請求項3】可動型と固定型の各キャビティ成形表面に
ショット玉を吹付けることにより、可動型と固定型の各
キャビティ成形表面の前記成形製品離型抵抗として、可
動型のキャビティ成形表面には、成形製品離型方向とは
直角方向に多数の溝が形成してあり、固定型のキャビテ
ィ成形表面には、成形製品離型方向とは平行に多数の溝
が形成してある特許請求の範囲第1項記載の鋳造用金型
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1136821A JP2722669B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 鋳造金型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1136821A JP2722669B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 鋳造金型装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH035041A JPH035041A (ja) | 1991-01-10 |
JP2722669B2 true JP2722669B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=15184298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1136821A Expired - Fee Related JP2722669B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 鋳造金型装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2722669B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200483583Y1 (ko) | 2015-11-13 | 2017-05-31 | 안운상 | 몰드용 언더 컷 성형 도구 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62127151A (ja) * | 1985-11-26 | 1987-06-09 | Fuso Light Alloys Co Ltd | ダイカスト方法及びダイカスト機 |
-
1989
- 1989-05-30 JP JP1136821A patent/JP2722669B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH035041A (ja) | 1991-01-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |