JPS641055Y2 - - Google Patents

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JPS641055Y2
JPS641055Y2 JP7498984U JP7498984U JPS641055Y2 JP S641055 Y2 JPS641055 Y2 JP S641055Y2 JP 7498984 U JP7498984 U JP 7498984U JP 7498984 U JP7498984 U JP 7498984U JP S641055 Y2 JPS641055 Y2 JP S641055Y2
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JP
Japan
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mold
sprue
slope
cavity
injection nozzle
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JP7498984U
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JPS60187020U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は射出成形金型用スプルーの改良に関す
るものである。
(従来技術) 従来射出成形金型用のスプルーは第3図に示す
如く入口(射出ノズル側)から出口(金型内キヤ
ビテイ側)までを同一勾配に形成している。
(従来技術の問題点) このため、抜き勾配を大きくして抜き抵抗を小
さくしようとするとパーテイング部(キヤビテイ
側)のスプルー径が大きくなり、冷却、固化が不
良になる。
逆にパーテイング部のスプルー径を小さくする
と抜き勾配も大きくとることができないため十分
に冷却、固化して離型しなければならず、いずれ
にしても成形サイクルを短縮する障害となつてい
た。
(構成) 本考案は上記の不具合を解決するためになされ
たものであつて、射出ノズルと金型内キヤビテイ
とを接続するスプルーの勾配をノズル側を大き
く、キヤビテイ側を小さくして途中で交叉させた
二段勾配として上記の不具合を解決したものであ
る。
〔実施例) 第1図は本考案装置を実施した射出成形金型を
示すもので、1は図示しない射出成形機本体に装
着した固定プラテン、2は同じく型締シリンダ或
はトグル機構を介して射出成形機本体に装着した
可動プラテン、3は前記固定プラテン1に装着し
た固定側金型取付板、4は該取付板3に装着した
固定側金型、5は前記可動プラテン2に装着した
可動側金型取付板、6は該取付板5に装着した可
動側金型で、前記固定側金型4に対向して設けら
れている。7はスプルーブツシユで、前記固定側
金型取付板3及び固定側金型4を貫通して設けら
れている。8はスプルーブツシユ7を射出ノズル
11側で保持するロケートリングである。
10は前記可動側金型取付板5及び可動側金型
8を貫通して設けられたセンターピンで、該ピン
10の反金型側にはエジエクタロツド11が連設
されている。12は金型4,6により形成された
キヤビテイである。13は前記スプルーブツシユ
7に形成されたスプルーで、該スプルー13は第
2図に示す如く、射出ノズル9側の冷却され難い
細径部14の勾配を略従来公知のスプルーと同様
約2゜の抜き勾配とし、金型サイズにより異なるが
約5〜10m/mの長さ設けており、残りのキヤビ
テイ側の大径部15は射出ノズル側の勾配の約1/
2の勾配に形成し、途中で交叉させた2段勾配ス
プルー13が形成されている。
(作用) 第1図は型締状態を示すもので、この状態で図
示しない射出装置を作動して射出ノズル9及びス
プルー13を介してキヤビテイ12内に材料樹脂
を充填(射出)した後保圧、冷却して成形品の形
状を固定して図示しない型締(開)シリンダを作
動して型開きし、成形品を離型する。
以上の工程で一成形サイクルを完了する。
この成形工程は従来公知の工程であるが本考案
ではスプルー13の形状を第2図に示す如く、射
出ノズル側の勾配とキヤビテイ側の勾配を異なら
しめた2段勾配とし、射出ノズル側の勾配をキヤ
ビテイ側の勾配に比較して大きく形成している。
従つて、細径部14は射出ノズルに近く、かつ
金型4からの冷却もされ難いが、十分な抜き勾配
が与えられているので難型上の問題はない。
また、大径部15は金型4に隣接しているので
金型4の冷却により十分に冷却、固化されるので
難型上の問題はない。
(効果) 以上の通り本考案によればスプルーの形状を射
出ノズルに近く、金型からの冷却の影響も受け難
く冷却され難い細径部の抜き勾配が大きくし、キ
ヤビテイ側の冷却され易い大径部の抜き勾配は小
さくしているので、スプルー径は必要以上に大き
くしたり、いたずらに小さくすることなく成形品
の成形サイクルに合つたスプルーの冷却、固化が
可能となり離型時にスプルー部が障害となること
もないから成形サイクルも速くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した金型の正断面図、第
2図は本考案のスプルーの正面図、第3図は従来
のスプルーの正面図である。 9……射出ノズル、12……キヤビテイ、13
……スプルー、14……細径部、15……大径
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 射出ノズルと金型内キヤビテイとを接続するス
    プルーの勾配をノズル側を大きくキヤビテイ側を
    小さくして途中で交叉させた二段勾配としたこと
    を特徴とする射出成形金型用スプルー。
JP7498984U 1984-05-22 1984-05-22 射出成形金型用スプル− Granted JPS60187020U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7498984U JPS60187020U (ja) 1984-05-22 1984-05-22 射出成形金型用スプル−

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7498984U JPS60187020U (ja) 1984-05-22 1984-05-22 射出成形金型用スプル−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60187020U JPS60187020U (ja) 1985-12-11
JPS641055Y2 true JPS641055Y2 (ja) 1989-01-11

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ID=30615789

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7498984U Granted JPS60187020U (ja) 1984-05-22 1984-05-22 射出成形金型用スプル−

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JP (1) JPS60187020U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5638916B2 (ja) * 2010-11-05 2014-12-10 古河電気工業株式会社 射出部とスプールブッシュとの接触構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60187020U (ja) 1985-12-11

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