JP2722572B2 - 防虫加工処理剤 - Google Patents

防虫加工処理剤

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ダニなどの住居衛生害虫を増殖抑制する防
虫加工処理剤に関する。
[従来の技術] ダニなどの住居衛生害虫の駆除には、古くはDDTやBHC
などの殺虫剤が使用されていたが、発癌性であることで
1971年に使用禁止となり、近年では、低毒性のピレスロ
イド系薬剤や有機燐系のフェニトロチオンやフェンチオ
ンなどが防虫剤として用いられている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、これらの防虫剤は揮散性や熱分解性があるた
め、6ヶ月〜2年で防虫効果が消失する上に、敷物や家
具などに使用して、皮フに接触したりすると、皮フ刺激
が強い欠点があった。
このような実情から安全性が高く、揮発性が無く、防
虫効果の持続性の高いものが望まれているのが実情であ
る。
本発明は、このような背景のもとに、より安全性が高
く、揮発性が無く、ダニ増殖抑制効果の持続性の高い防
虫加工処理剤の提供を目的とするものである。
[課題を解決するための手段] かかる目的を達成するために本発明は次の構成を有す
る。すなわち、 下記一般式(I)で示される第4級アンモニウム塩化
合物(A)と、下記一般式(II)で示されるアミン系の
化合物(B)を主成分としてなる防虫加工処理剤であ
る。
一般式(I) 式中 R1:C4〜18の飽和または不飽和のアルキル基 R2、R3:C1〜4のアルキル基、ヒドロキシアルキル基 R4:C1〜4のアルキル基または不飽和脂肪族炭化水素
基、ベンジル基 X:ハロゲン原子または硫酸エチル基、硫酸メチル基、
リン酸基を示す。
一般式(II) 式中 R:C2〜4のアルキレン基 N:窒素原子 Y1:C8〜18のアルキル基または −CH2COO−基、−CH2CH2COO−基、 −CH2CH2CH2COO−基 Y2、Y3、Y4:−CH2COO−基、−CH2CH2COO−基、−CH2C
H2CH2COO−基 X1:無もしくは、H、Na、K X2、X3、X4:HまたはNa、Kを示す。
なお、かかる防虫加工処理剤に、さらにポリエステル
・ブロック共重合体(C)を添加すると、洗濯やドライ
クリーニングに対する耐久性が向上するので、本発明の
防虫加工処理剤に好適である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明でいう、一般式(I)で示される第4級アンモ
ニウム塩化合物(A)は防虫作用を発揮するものである
が、かかる化合物としては、たとえば、下記一般式で示
される化合物があげられる。
(ここで、R1はC3〜C18のアルキル基または不飽和脂肪
族系炭化水素基、Xはハロゲン原子、硫酸メチル基、硫
酸エチル基、リン酸基を示す) (ここで、R2、R3はC8〜C18のアルキル基または不飽和
脂肪族系炭化水素基、Xはハロゲン原子、硫酸メチル
基、硫酸エチル基、リン酸基を示す) (ここで、R4はC8〜C18のアルキル基または不飽和脂肪
族系炭化水素基、m、nは1または2、Xはハロゲン原
子、硫酸メチル基、硫酸エチル基、リン酸基を示す) (ここで、R5はC8〜C18のアルキル基または不飽和脂肪
族系炭化水素基、Xはハロゲン原子、硫酸メチル基、硫
酸エチル基、リン酸基を示す) これらの一般式で示される第4級アンモニウム塩化合
物(A)の具体例を次に示す。
などがあげられる。
本発明では、かかる一般式(I)の化合物に配合され
る下記一般式(II)で示されるアミン系の化合物(B)
を配合するが、このアミン系化合物(B)は化合物
(A)の錆発生作用を、その防虫効果を低下させること
なく最も都合よく制御する性質を有する。
一般式(II) 式中 R:C2〜4のアルキレン基または −CH2COO−基、−CH2CH2COO−基、 −CH2CH2CH2COO−基 Y2、Y3、Y4:−CH2COO−基、−CH2CH2COO−基、−CH2C
H2CH2COO−基 X1:無もしくは、H、Na、K X2、X3、X4:HまたはNa、Kを示す。
かかる化合物(B)の具体的な例としては、たとえ
ば、次のようなものがあげられる。
ここで、Xはアルカリ金属(NaまたはK)を示す。
ここで、R1はC4〜18のアルキル基、R2はC2のアル
キレン基、Xはアルカリ金属(NaまたはK)を示す。
次に本発明でいうポリエステル・ブロック共重合体
(C)は、ポリエーテルポリエステル・ブロック共重合
体を意味するものであり、好ましくはテレフタル酸およ
びイソフタル酸から選ばれた少なくとも1種と、アルキ
レングリコールならびにポリアルキレングリコールとを
共重合したブロック共重合体があげられる。
アルキレングリコールとしては、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、テトラメチレングリコー
ル、デカメチレングリコールなどがあげられる。
ポリアルキレングリコールとしては、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、それらのモノエ
ーテルなどがあげられる。これらポリアルキレングリコ
ールおよびそのモノエーテルの分子量は400〜100,00の
範囲のものが好ましい。
なお、ブロック共重合体の組成比(重量)は、テレフ
タレート単位とイソフタレート単位に関しては任意であ
るが、テレフタレート単位+イソフタレート単位/ポリ
アルキレングリコール単位=1/1〜1/20の範囲であるの
が、防虫効果ならびに耐久性の点で好ましい。
本発明において、該化合物(A)は、住居衛生害虫で
あるダニなどに対し忌避性を示すとともに、増殖抑制効
果を有している。しかも皮フ刺激性などの危険性が極め
て小さいため、安全性の面でも好ましい化合物である。
また、該化合物(B)は、該化合物(A)の錆発生性
を抑制する力に極めて優れた化合物である。これにより
該化合物(A)の鉄などの金属に対する強力な錆発生特
性を防止するものである。
なお、かかる化合物(B)に、さらにオクチルホスフ
ェートカリ塩などのアルキルホスフェート系化合物や亜
硫酸ナトリウムを併用すると、該化合物(B)の効果は
さらに増強される。
またポリエステル・ブロック共重合体(C)は、ポリ
エステルや、ポリアミド系などの合成繊維に対し、該化
合物(A)、該化合物(B)の親和性を高め、水洗たく
やドライクリーニング、特に後者のドライクリーニング
に対し優れた耐久性を付与する。さらに、該化合物
(A)、該化合物(B)は、加工時の熱処理によりマイ
グレーション(移行)しやすく、加工むらが生じやすい
ものであるが、ポリエステル・ブロック共重合体(C)
を添加することにより、このマイグレーションを有効に
防止し均一に付着せしめる効果を有する。
本発明の防虫加工処理剤の配合組成は、前記化合物
(A)と化合物(B)、共重合体(C)とが、固形分重
量比にして、 (A):(B):(C)=99.5〜50.5:0.5〜20:0〜49 の範囲の比率で添加配合されているのが、防虫効果、錆
止めや耐久性の点で好ましい。
本発明の防虫加工処理剤の防虫効果は該化合物(A)
が主体であり、上記範囲より少ないと効果が低下する傾
向を示す。該化合物(B)、共重合体(C)は該化合物
(A)の錆発生性、マイグレーション性を防止したり、
親和性、耐久性を付与する作用を発揮するものである
が、共重合体(C)は好ましくは少なくとも3重量%、
特に好ましくは5〜40重量%の範囲で配合する。共重合
体(C)の存在が、該化合物(A)、(B)の作用効果
をバランスよく発揮させる。
かかる本発明の防虫加工処理剤は、プラチック製、木
製、金属製など各種の成形製品に適用可能であるが、特
に繊維製品、すなわち、合成繊維、半合成繊維、天然繊
維ならびにこれらを混合、混繊した混用繊維からなる繊
維製品、たとえば、ふとん綿やクッションなどの詰め
綿、畳やカーペット類のバッキングや下敷きあるいはパ
イルや、編織物、不織布などの布帛類に適用可能であ
る。
本発明の防虫加工処理剤を成形製品に塗布または含浸
する場合の加工方法としては、浸漬、パッド、スプレー
法、コーティング法などで防虫加工処理剤を付与した
後、乾燥あるいは熱処理を施こす通常の処理方法が適用
できる。
なお、本発明の防虫加工処理剤を成形製品の中に内在
させてもさしつかえない。その場合は、通常の成形用
(含塗膜用)のポリマーに混用して成型、製膜または紡
糸する通常の方法が適用され得る。
本発明の防虫加工処理剤の防虫効果の評価方法は飼料
誘引法を用いた。
すなわち、高さ30mm直径200mmのシャーレにダニ繁殖
中の粉末飼料(日本クレア(株)CE−2.)を出来るだけ
均一に拡げ、この上に1gの無処理の綿と防虫処理した綿
を、それぞれ8cm×8cmの大きさに拡げ、それを左右対称
に1枚づつ置いた。
この綿上の中央の高さ1.4cmのところに、ダニの全く
入っていない粉末飼料(水分15%)1.0gを入れた直径2.
8cmの容器を置き、室温25℃±2℃、湿度70〜80%の範
囲に調節したふ卵器に入れ40時間放置した後に、容器の
中の飼料中に這入したダニ数を食塩水浮遊法で数え忌避
率を求めて、防虫効果を評価した。忌避率とは、以下の
式で算出した。忌避率は数字が大きい程効果があること
を示すが、実用性の上から忌避率が40%以上であるのが
好ましい。
忌避率(%)=(A−B)/A×100 式中A:無処理の綿のダニ数 B:防虫処理綿のダニ数 以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1、比較例1〜2 化合物(A)として、ラウリルジメチルベンジルアン
モニウムクロライドを用い、化合物(B)として、エチ
レンジアミンテトラアセティックアシッドの2ナトリウ
ム塩を用い、ポリエステル・ブロック共重合体(C)と
して、次のものを用いて、これらを混合して防虫加工処
理剤を調整した。
各組成成分の割合は、Aを70重量%、Bを10重量%、
Cを20重量%配合した。
[ポリエステル・ブロック共重合体(C)] ジカルボン酸成分としてテレフタル酸が70モル%とイ
ソフタル酸が30モル%とからなる酸成分と、エチレング
リコールが80モル%、ジエチレングリコールが20モル%
からなるアルキレングリコール成分で構成されるポリエ
ステル系樹脂を30重量部と、分子量が3,000のポリエチ
レングリコールを70重量部とを反応させたものを用い
た。
この配合物を水に分散、希釈して、25%の水分散液と
して加工処理剤をつくった(実施例1)。
次に比較例として、上記実施例中、(A)成分が入っ
ていないもの(比較例1)、(B)成分が入っていない
もの(比較例2)の2種について、後は実施例1と同様
の方法で調整した。
これらの加工処理剤を6デニール、76mmのポリエステ
ル系繊維からなるふとん綿にスプレーで付与した。固形
分付着量は1.0重量%であった。このふとん綿を160℃で
熱処理した。
評価方法は次の通りである。
[耐ドライクリーニング性] JIS L−0860に準じた。表中の「洗たく」はドライク
リーニングの意味である。
[防錆性] 0.5%塩類水溶液(20℃)中で洗浄したカードマシン
針や布団縫製用針を、防虫加工処理剤原液に浸漬し、空
気中で3日間放置した後の錆発生度合いで評価した。
実施例2〜5 実施例1で用いたラウリルジメチルベンジルアンモニ
ウムクロライド[化合物(A)]の代りに、次の化合物
(A)を用い、後は実施例1と全く同様に防虫加工処理
剤を調整した。
これらの実施例の忌避性を評価した。
実施例6、比較例3〜5 セチルジメチルベンジルクロライド[化合物(A)]
が70重量%、実施例1で用いたものと同様のポリエステ
ル・ブロック共重合体[共重合体(C)]が20重量%、
下記化合物(B)が10重量%からなる固形分が25%の水
分散液を調整し、防虫加工処理剤をつくった(実施例
6)。
次に比較例として上記実施例中の化合物(B)成分の
代りに、トリメチルアミンを入れたもの(比較例3)、
アルケニルコハク酸カリ塩(比較例4)、リン酸グアニ
ジン(比較例5)を各々別個に入れ、あとは上記実施例
と同様にそれぞれ調整した。
これらの加工処理剤を実施例1と同様の条件でふとん
綿に付与し、忌避性を調べたところ、次表のとおりであ
った。
実施例7〜9 実施例6で用いた化合物(B)の代りに、次の化合物
を用い、後は実施例6と全く同様に防虫加工処理剤をそ
れぞれ調整した。
これらの防虫加工処理剤の忌避率ならびに防錆性は次
表のとおり、いずれも良好であった。
実施例10〜11 実施例6の化合物(A):(B):(C)の比率を、
次表の如く変更して、防虫加工処理剤を調整し、あとは
実施例1と同様にふとん綿に処理した(実施例10)。
この組成において共重合体(C)を入れないで、水分
散液の状態のものを調整し、これをふとん綿に付与した
ものを用意した(実施例11)。
これらの防虫加工処理剤について、防虫性、防錆性、
耐ドライクリーニング性を調べた結果、いずれもクリー
ニング前では同等の防虫性、防錆性を示したが、クリー
ニング後では実施例11の処理剤は防虫性が相対的に低下
し、ふとん綿から脱落したことが確認された。
実施例12 実施例1において、ポリエステル・ブロック共重合体
(C)を下記のものに変更する以外は、実施例1と同様
に防虫加工処理剤を調整したところ、実施例1と同様
に、忌避率(92%)、忌避性バラツキ(4%)、防錆性
ともに良好なものを得た。(ポリエステル・ブロック共
重合体(C)) ジカルボン酸成分:テレフタル酸50モル%、イソフタ
ル酸50モル%とアルキレングリコール成分:プロピレン
グリコール100モル%からなるポリエステル系樹脂が40
重量部と分子量が6,000のポリエチレングリコールと分
子量が3,000のポリプロピングリコールが重量比にして
1:1で混合したものを60重量部用いて製造したものであ
る。
実施例13 防虫加工の対象素材を天然の木綿ふとん綿ならびに羊
毛ふとん綿に代えて、それぞれ下記防虫加工処理剤を用
いて、スプレー法により固形分付着量にして1.5重量%
付与し、しかる後140℃で20分間熱処理した。
その結果、ダニの忌避率は木綿ふとん綿で76%、羊毛
ふとん綿で90.5%であった。
これらのダニ忌避率は、ラウリルジメチルベンジルア
ンモニウムクロライドをラウリルトリメチルアンモニウ
ムホスフェートに代えてみたところ、木綿で71.5%、羊
毛で87.8%という結果を示し、いずれも防ダニ性を付与
することがわかった。
(防虫加工処理剤組成:固形分20%) ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロライド56
% 実施例1の共重合体(C) 16% オクチルホスフェートカリ塩 18% ステアリン酸アミン塩 10% 実施例14〜47、比較例6〜19 実施例1において、化合物Aの代りに、下記一般式
(I)で示される化合物の内、R1、R2、R3、R4、Xがそ
れぞれ第1〜3表で示されるものからなる化合物を用い
て防虫加工処理剤をそれぞれ調整した。
これらの防虫加工処理剤のダニの忌避率の評価をし
た。
一般式(I) 表から明らかなように、本発明の一般式(I)を満足
する化合物は高い忌避率を示したが、それ以外の化合物
は忌避率が低くかった。
なお、表中の忌避率は次のように表示した。
◎:忌避率70%以上 ○:忌避率40〜70%未満 △:忌避率20〜40%未満 ×:忌避率20%未満 実施例48〜71、比較例20〜38 実施例9において、化合物Bの代りに、下記一般式
(II)で示される化合物の、X1、Y1、X2、Y2、X3、Y3、
X4、Y4、Rがそれぞれ第4〜6表で示されるものからな
る化合物を用いて防虫加工処理剤をそれぞれ調整した。
これらの防虫加工処理剤の防錆性を評価した。
一般式(II) 表から明らかなように、本発明の一般式を満足する化
合物は錆の発生はみられなかったが、それ以外の化合物
は錆が発生した。
なお、表中 ○:錆の発生なし ・・・防錆性良好 △:少し錆が発生する ・・・やや不十分 ×:全面に錆が発生する ・・・不良 (発明の効果) 本発明の防虫加工処理剤はダニなどの住居衛生害虫に
対して優れた忌避性あるいは増殖抑制性を発揮し、かつ
耐ドライクリーニング性に優れているが、皮フ刺激性が
なく、ふとん綿やクッションなどの詰め綿、カーペット
やバッキング、シーツなどに用として極めて有効であ
る。しかもふとん綿などの場合、カードマシンの錆発生
を防止し得るという特徴も発揮する。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(I)で示される第4級アンモ
    ニウム塩化合物(A)と、下記一般式(II)で示される
    アミン系の化合物(B)を主成分としてなる防虫加工処
    理剤。 一般式(I) 式中 R1:C4〜18の飽和または不飽和のアルキル基 R2、R3:C1〜4のアルキル基、ヒドロキシアルキル基ま
    たは−CH2CH2O−CH2CH2OH基 R4:C1〜4のアルキル基または不飽和脂肪族炭化水素
    基、ベンジル基 X:ハロゲン原子または硫酸エチル基、硫酸メチル基、リ
    ン酸基を示す。 一般式(II) 式中 R:C2〜4のアルキレン基 N:窒素原子 Y1:C8〜18のアルキル基または−CH2COO−基、−CH2CH2
    COO−基、−CH2CH2CH2COO−基、 Y2、Y3、Y4:−CH2COO−基、−CH2CH2COO−基、−CH2CH2
    CH2COO−基 X1:無もしくは、H、Na、K X2、X3、X4:HまたはNa、Kを示す。
  2. 【請求項2】前記防虫加工処理剤が、該化合物(A)な
    らびに該化合物(B)に、さらにポリエステル・ブロッ
    ク共重合体(C)を添加配合したものである請求項
    (1)記載の防虫加工処理剤。
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