JP2721330B2 - ステムシール - Google Patents

ステムシール

Info

Publication number
JP2721330B2
JP2721330B2 JP8064591A JP6459196A JP2721330B2 JP 2721330 B2 JP2721330 B2 JP 2721330B2 JP 8064591 A JP8064591 A JP 8064591A JP 6459196 A JP6459196 A JP 6459196A JP 2721330 B2 JP2721330 B2 JP 2721330B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stem
stem seal
seal according
seal
loop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8064591A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0968282A (ja
Inventor
テレンス・ピーター・ニコルソン
マイケル・ジョン・カズウェル・トーザー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH0968282A publication Critical patent/JPH0968282A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2721330B2 publication Critical patent/JP2721330B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K41/00Spindle sealings
    • F16K41/10Spindle sealings with diaphragm, e.g. shaped as bellows or tube
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/50Sealings between relatively-movable members, by means of a sealing without relatively-moving surfaces, e.g. fluid-tight sealings for transmitting motion through a wall
    • F16J15/52Sealings between relatively-movable members, by means of a sealing without relatively-moving surfaces, e.g. fluid-tight sealings for transmitting motion through a wall by means of sealing bellows or diaphragms

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)
  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Lift Valve (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はステムシールに関す
る。本発明は、特に(それに限られるわけではない
が)、弁を開閉する弁棒(ステム)の周囲に流体密のシ
ールを確保するためのステムシールに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】在来のステムシールは、流体の流れを阻
止するために弁棒の周囲にアスベスト又はPTFE(ポ
リ四フッ化エチレン)を詰めるようになっている装置を
含む。そのようなシールの耐火性は、普通は、弁箱の耐
火性よりは相当劣る。このことは、安全性の点からは全
く望ましくない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このことを考慮して、
本発明の目的は、弁箱及びその仕様と同等の耐火性を有
するステムシールを提供することである。このことは全
金属製のシールの使用を意味するけれども、金属/金属
シールには実用上の問題がある。
【0004】ステムシールは下記の特性を有することが
望ましい。即ち、 i) 低流体圧力及び高流体圧力の双方における耐流体
漏洩性; ii) 低運転トルク; iii) 長寿命; iv) ステムの動作が往復運動をするか、回転運動をす
るか、それとも両方の運動をするかに関係無く均一な高
シール特性である。
【0005】本発明の目的は、このような基準を満たす
シールを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のステムシール
は、1以上のほぼ円筒状の封止メンブレンと、それぞれ
のステムの周囲で該ステムに接触する位置に該封止メン
ブレンを支持するメンブレン支持手段とからなり、該封
止メンブレンは、使用時に該ステムを取り囲んでその半
径方向内面の接触面と接する一つ以上のループ状通路を
備えており、前記ループ状通路は、該封止メンブレンの
長手方向軸線に垂直な平面に関して傾斜している経路に
沿って延びる
【0007】このステムシールは、金属から製作可能で
あり、従って所望の程度の耐火性を持つことができる。
更に、該ループ状通路は封止メンブレンの半径方向内面
とステムの半径方向外面との間の面接触に中断箇所を生
じさせるので、該ループ状通路で圧力の低下が生じ、従
って漏れに抵抗して優れたシールを提供する。更に、封
止された圧力流体が該メンブレンの外面に作用しうるの
で該シールは自己付勢的であり、従って高圧でも低圧で
も優れた封止が行われる。
【0008】該ループ状通路が傾斜し、その結果、接触
面に対する境界が傾斜するため、該ループ状通路が封止
メンブレンの長手方向軸線に対して垂直に向いていると
仮定した場合ほどフープ強度抵抗(the hoop-strength
resistance)が大きくないので、締まり嵌めでもステム
を封止メンブレンに挿入するのは比較的に簡単である。
更に、このために、高いシール性を維持しながらステム
を往復又は回転運動させることが可能となる。このシー
ルは波形の長手方向形状を有することが理解されよう。
管の口に対して直角をなす波形を持った波形管の形態の
シールは、ステムの周りへの締まり嵌めに強く抵抗し、
また、締まり嵌めした後は該ステムの封止メンブレン内
での運動に強く抵抗するということを知見した。実際
に、該封止メンブレンは、「巻き上げられて」ステムに
巻き付こうとして、ステムの運動を困難又は不可能にす
る。
【0009】しかし、波形が長手方向軸線に対して傾斜
している場合には、シールとステムとの締まり嵌めによ
り与えられる封止性を損なうことなく、封止メンブレン
が巻き上がってステムに巻き付く傾向が無くなるので、
そのようなシールを比較的に容易に嵌めることができ、
該シールは該シール内のステムの運動を大して妨げない
ことが、思いがけなく知見された。
【0010】半径方向に対する波形の傾斜角は約5゜以
下ではないことが好ましい。好ましくは、その角度は約
10゜以上ではないことである。
【0011】本発明の好ましい一実施形態では、該シー
ルは、前記メンブレン支持手段からそれぞれ反対の方向
に延在する2個の同軸の封止メンブレンを備える。これ
は、海中で使用し得る完全可逆のシールを提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
の実施形態を単なる例として説明する。図1は、本発明
の金属製シール(ステムシール)2の第1実施形態を示
す。シール2は、環状のカラー4(メンブレン支持手
段)と、一体の波形封止メンブレンもしくは封止膜6と
からなる。封止メンブレン6はほぼ円筒状であり、カラ
ー4と同軸である。カラー4は、封止メンブレン6の内
側と直接連通する中央開口部5と、半径方向外方に向け
られたフランジ7とからなる。カラー4は多数の機能を
もつ。
【0013】第1に、カラー4の半径方向内方の壁8
は、開口部5を画定すると共に、弁ステムもしくは弁棒
9(図2、3)のための主支持軸受として作用する軸受
面として役立つ。このことは、カラー4がステムシール
を装着すべき装置の本体である弁箱12(図3を参照)
の半径方向内面に対向する半径方向外面10を持ってい
て、該シール全体を着座させると共に横方向の運動に抵
抗することから、可能となっている。開口部5の内径
は、所望の程度の相対運動を可能にするために、弁棒の
外径より僅かに大きい。
【0014】第2に、カラー4は、半径方向外方に向け
られたフランジ7により該シールを弁箱12の中で軸方
向に位置決めし、弁箱内の適当な構造(即ち環状の溝1
5)と共同して、それを弁棒9(図3を参照)に関して
軸方向に拘束する。
【0015】第3に、該カラーは、封止メンブレン6の
取付台又は支持体として作用することにより、その軸方
向及び半径方向の位置を制御する。
【0016】封止メンブレン6は、ループ状の三つの内
側通路(ループ状通路)11a,11b,11cを備え
ており、これらの通路は、実質的に一定の厚みを有する
該メンブレンの壁の波形で画定されるループ状の内側接
触面もしくはシール面13a〜13dと境を接してい
る。
【0017】接触面13a〜13dは、弁棒と締まり嵌
めすることにより該弁棒を囲む複数の封止領域を形成す
るように半径方向内方に突出している。その嵌合度合い
は、流体を通さないシールを確保するために望ましい着
座荷重をステムに対して生じさせるように計算される。
従って、使用時には、ループ状通路は互いに絶縁される
ことになる。
【0018】使用時に該シールが嵌合する弁棒9の主要
部は、該シールのシール面13a〜13dにおける弛緩
状態での内径より大きい直径を有するので、使用時には
該シールのこれらの領域と弁棒とは締まり嵌めしてい
る。弁棒へのシールの装着を容易にすると共に該シール
を弁棒上で正確に心合わせするために、該弁棒は、該シ
ールの軸方向の長さを上回る軸方向長さにわたって細い
導入領域14を持っており、この領域の直径は該シール
の自然穴径より僅かに小さい。該シールは初めは縮径し
た導入領域14の上に容易に嵌められ、これにより該シ
ールの軸に対する正しい心合わせが得られる。ステムの
テーパ付き領域18は導入領域14からステムの完全直
径領域20への漸進的移行の領域となっている。該シー
ルをそのテーパ付き領域に、そして完全直径領域20
に、押し込むことができ、領域20において該シールは
ステムと前述のように締まり嵌めする。
【0019】このシールをステム領域20に嵌め込むと
きに該シールの損傷や歪みを防止するために、該シール
が該ステムに自由に嵌合する程度まで初めにシールを熱
して半径方向に膨張させ且つ/又はステムを冷やして収
縮させるのが好ましい。これらの部材が通常の温度に戻
るとき、熱による収縮又は膨張により該部材同士は締ま
り嵌めする。
【0020】連続する接触面13a〜13dは、自己付
勢式接触シールを形成する。これらの接触シール間のル
ープ状通路11a〜11cはラビリンス型シール作用を
する。これにより、該シールを経由する滲出の可能性は
完全になくなる。その理由は、即ち、流体がステムに沿
って通路から通路へと滲みてゆくとき、各段階で圧力の
降下があり、その降下が数回あった後には流体の圧力は
次の接触面を通って漏れ出すのには最早不十分となるか
らである。
【0021】ループ状通路11a〜11c及び接触面1
3a〜13dが長手方向軸線に対して垂直な平面に対し
て或る角度をなして傾斜していることが図1から明らか
に分かる。このために、実際上、ループ状通路11a〜
11c及び接触面13a〜13dの各々は、円形ではな
くて長円形又は楕円形となる。このために封止メンブレ
ン6が撓み易くなる。
【0022】該シール及び接触面が円形で封止メンブレ
ンの長手方向軸線に対して垂直であれば、該シールは大
きなフープ強度と剛性とを持つことになって、フープ
と、該シールに作用する圧力荷重とにより該シールはス
テムの往復運動にしか役立たず、しかも過度に磨耗し易
くなる。
【0023】図示の実施形態では、接触面13a〜13
dとその間のループ状通路11a〜11cとは、半径方
向に対して、即ちシール及びステムの長手方向軸線に垂
直な平面に対して、実質的に6.5゜の角度をなしてい
る。
【0024】内側の(即ち、シールの自由端から離れて
いる)三つの接触面13b〜13dは、概して平らな接
触面で、ステムと現実に面接触する。軸方向外方の接触
面13aは弓形の輪郭を持っていて、従って、実質的に
線接触をする。接触面13aは単なる封止要素ではない
のでこのような形態が設けられている。その主要な機能
は、該シールをステム上の定位置に嵌め込むときに先導
端又はガイドとして作用して偶発的な損傷の可能性を防
止することである。接触面と溝とが該シールの長手方向
軸線に垂直ではないために損傷の危険性が大きくなって
いるので、このようなガイド作用は重要である。
【0025】封止メンブレンは、初めはカラー4と一体
に、しかし真っ直ぐな側部を有する円筒として、形成さ
れる。次に、圧延工程によりループ状通路と接触面とが
形成される。その後、封止メンブレンの内面にラップ仕
上げが施されて、所定寸法とされ且つ研磨される。
【0026】この結果、非常に良好で軽量であり、しか
も費用対効果比の非常に優れたシールが得られる。しか
し、圧延工程により波形が形成され、その側壁22はシ
ールの縦方向及び半径方向に対して斜めになっている。
その結果、このシールに極めて大きな圧力がかかった場
合には、波形がゆっくりと平たくなって、ついには漏れ
が生じる可能性がある。それは明らかに望ましくないこ
とである。従って、本発明の別の実施形態は、中実材料
から完全に切削加工され、接触面及びループ状通路は遥
かに矩形に近い輪郭を持つ。この実施形態は図5及び6
に示されている。
【0027】原理は同じであるけれども、本発明のシー
ルの第2実施形態の製造に使用される切削行程の結果と
して、極端な圧力のもとでも遥かに平たくなりにくい城
郭状の輪郭となり、これにより顕著な性能と長い寿命と
が保証されることになる。このような特性は、例えば海
面下での使用においては決定的に重要である。
【0028】所望の封止性能を確実に得るためには、シ
ールの内側封止面及びステムの面は、共に、直径の製造
公差と研磨仕上げとが2〜3マイクロインチとなる程度
に、最高の品質でなければならない。このことは、窒素
やヘリウム等のいわゆる「希薄」気体を封止する場合に
特に重要である。
【0029】部分的には該シールの自己付勢特性により
良好なシールが得られる。このことは図4及び6を参照
すれば容易に理解できる。図4及び6は、それぞれ、高
圧の媒体がその荷重をどのようにして封止メンブレンの
外側の全面積に作用させて漏れの発生を防止するのかを
示している。次々に配置されているループ状通路11a
〜11cは、上記したように滲出を防止するのに役立
つ。ステムがシール内で回転及び往復の複合運動を行う
と内径がごく僅かに変化することによりステムに対する
把持の堅さを緩めるので、接触面及び溝の楕円形の形態
によってステムを回転させ得る能力が維持されることに
なる。
【0030】試験の際に、図3に示されている構造に類
似する試験リグにシールを搭載し、大気圧から109
5.3Kg/cm2(17,000psi)までの範囲の窒素
ガスの圧力のもとでステムに往復及び回転の複合運動を
行わせた。完全なシールが維持されたことが分かった。
ステムを回転させるのに要する回転トルクが増大したけ
れども、それは手動で操作し得る範囲内であった。
【0031】使用の際には、本ステムシールを例えばゲ
ート弁、ボール弁、バタフライ弁、又はプラグ弁に組み
込んで弁棒を封止することができ、また、割合に低い速
度で縦方向に且つ/又は回転運動するステム又はシャフ
トを封止する必要のある如何なる用途にも本ステムシー
ルを使用することができる。逆に、本シールは、回転す
る外側部材と不動のステム又はシャフトとの間を封止す
ることもできる。
【0032】図3は、例示の目的で、弁ステム9を備え
た弁の弁箱12に組み込まれた図1のステムシールを示
しており、このステムの、該シールが装着されているス
テム領域より下の下側領域24は弁箱の雌ねじ穴26と
かみ合う雄ねじ山を持っていて、弁棒を回転させると弁
を操作する運動が生じるようになっている。弁箱の上側
部分は円柱状の室28を含んでいて、弁棒の周囲とシー
ルの外面の周囲とに隙間がある。シールはこの室の上端
に位置していて、シールのフランジ7を弁箱に固定する
固定板30により保持されており、これらの部材の間に
適当なシールが生じている。
【0033】使用の際には、加圧流体が弁から室28に
入ることができ、その中で該流体は波形封止メンブレン
の外面に作用して上記の自己付勢作用を提供する。
【0034】前記の試験の結果は、特別のコーティング
をシール又はステムに設けることなく得られたものであ
る。しかし、低摩擦コーティングを付加すれば、回転ト
ルクの記録された増加を打ち消すのに役立つであろう。
【0035】図7は、軸方向にそれぞれ逆向きに延在す
る二つの封止メンブレン6、16を有する本発明の別の
実施形態を示す。
【0036】図7から分かるように、このシールは、例
えばガスやオイルの1方向への漏出を封止することがで
きると共に、他の方向からの海水の圧力などの外圧に抗
して封止を行うことができるので、特に海中で使用する
のに有効である。
【0037】アルミ青銅、ステンレススチール、及びニ
ッケル合金、特に米国防蝕技術協会規格適合のインコネ
ル718(“インコネル”は商標)は本シールの製造に
用いるのに特に適していることが分かっている。
【0038】図示の実施形態ではループ状通路と封止メ
ンブレンの長手方向軸線に垂直な平面との間に6.5゜
の傾斜角が設けられているけれども、他の角度でも完全
に満足できるということが分かっている。或る程度ま
で、この角度はシールの直径に依存する可能性がある。
しかし、この角度が5゜以上で且つ10゜以下であれば
特に有益な結果が得られるということが分かった。しか
し、その他の角度でも本発明が追求した利益が得られる
ので、本発明はこの範囲内の角度を有するシールに限定
されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシールの第1実施形態の断面図であ
る。
【図2】 図1に対応する図であるが、シールはステム
に締まり嵌めされている。
【図3】 図2に類似する図であり、完全に装着された
シールとステムとの弁装置に対する位置をより小さなス
ケールで示す。
【図4】 図1に類似する図であるが、使用時に高圧の
流体からシールに作用する荷重の分布を更に示してい
る。
【図5】 図1に類似する図であるが、本発明の第2実
施形態を示す。
【図6】 図4に対応する図であるが、本発明の第2実
施形態を示す。
【図7】 本発明の第3実施形態の断面図であり、弁棒
に装着され使用されているシールを示す。
【符号の説明】
2…ステムシール(金属製シール)、4…メンブレン支
持手段(カラー)、6…封止メンブレン、7…フランジ
(ステムシールの位置決め手段)、8…カラーの半径方
向内方の壁(支持軸受)、9…ステム(弁棒)、11a
〜11c…ループ状通路、12…ステムシールを装着す
べき装置の本体(弁箱)、13a〜13d…接触面、1
6…封止メンブレン。
フロントページの続き (73)特許権者 596043368 BURSWELL HOUSE, LE AZES LANE, HEXHAM, NORTHUMBERLAND NE 46 3BA, UNITED KING DOM (72)発明者 マイケル・ジョン・カズウェル・トーザ ー イギリス国、ノーサンバーランド・エヌ イー43・7イーユー、ストックスフィー ルド、ニュー・リドリー・ロード、クレ イグミラー(番地なし)

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の封止メンブレンと、ステムの周
    囲で該ステムに接触する所定位置で該封止メンブレンを
    支持するメンブレン支持手段とからなっており、前記封
    止メンブレンは、使用時に前記ステムを取り囲んでその
    半径方向内面にある接触面と接する一つ以上のループ状
    通路を備えており、該ループ状通路は、前記封止メンブ
    レンの長手方向軸線に垂直な平面に関して傾斜している
    経路に沿って延びるステムシール。
  2. 【請求項2】 前記封止メンブレンの半径方向内面と、
    その中に配置されたステムの半径方向外面との間から漏
    れようとする流体のためにラビリンスシール通路を画定
    する複数の前記ループ状通路が軸方向に間隔を置いて設
    けられている請求項1に記載のステムシール。
  3. 【請求項3】 前記ステムのための支持軸受を更に備え
    る請求項1又は2に記載のステムシール。
  4. 【請求項4】 前記支持軸受は前記メンブレン支持手段
    に設けられている請求項3に記載のステムシール。
  5. 【請求項5】 前記ステムシールを組み込むべき装置の
    本体内において前記ステムシールを位置決めするための
    位置決め手段を更に備える請求項1乃至4のいずれかに
    記載のステムシール。
  6. 【請求項6】 前記位置決め手段は、半径方向外方に向
    けられたフランジからなる請求項5に記載のステムシー
    ル。
  7. 【請求項7】 前記ループ状通路溝前記平面に関して5
    ゜以上の角度をなして傾斜している請求項1乃至6のい
    ずれかに記載のステムシール。
  8. 【請求項8】 該ループ状通路は前記平面に関して10
    ゜以下の角度をなして傾斜している請求項1乃至7のい
    ずれかに記載のステムシール。
  9. 【請求項9】 少なくとも一つの前記ループ状通路はほ
    ぼ弓形の軸断面を有する請求項1乃至8のいずれかに記
    載のステムシール。
  10. 【請求項10】 少なくとも一つの前記ループ状通路は
    ほぼ矩形の軸断面を有する請求項1乃至9のいずれかに
    記載のステムシール。
  11. 【請求項11】 ステムを挿入することのできる前記封
    止メンブレンの口部に湾曲した舌状部が設けられている
    請求項1乃至10のいずれかに記載のステムシール。
  12. 【請求項12】 前記封止メンブレンは、少なくとも数
    個の前記ループ状通路を画成するように、軸方向長さの
    少なくとも一部分にわたって波形を呈している請求項1
    乃至11のいずれかに記載のステムシール。
  13. 【請求項13】 該波形は、該波形の輪郭を形成するよ
    うに圧延する工程により形成される請求項12に記載の
    ステムシール。
  14. 【請求項14】 前記波形は、該波形の輪郭を切削する
    工程により形成される請求項12に記載のステムシー
    ル。
  15. 【請求項15】 前記封止メンブレンのステムを挿入す
    る口部は、該封止メンブレンの長手方向軸線に垂直な平
    面に関して傾斜している請求項1乃至14のいずれかに
    記載のステムシール。
  16. 【請求項16】 共通の前記メンブレン支持手段からそ
    れぞれ反対方向に同軸状に延在する二つの前記封止メン
    ブレンを備える請求項1乃至15のいずれかに記載のス
    テムシール。
  17. 【請求項17】 金属から形成されている請求項1乃至
    16のいずれかに記載のステムシール。
  18. 【請求項18】 アルミ青銅、ステンレススチール又は
    ニッケル合金から形成されている請求項17に記載のス
    テムシール。
  19. 【請求項19】 低摩擦コーティングを備えている請求
    項1乃至18に記載のステムシール。
JP8064591A 1995-03-21 1996-03-21 ステムシール Expired - Fee Related JP2721330B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9505717.0 1995-03-21
GB9505717A GB2299149B (en) 1995-03-21 1995-03-21 Stem seal

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0968282A JPH0968282A (ja) 1997-03-11
JP2721330B2 true JP2721330B2 (ja) 1998-03-04

Family

ID=10771596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8064591A Expired - Fee Related JP2721330B2 (ja) 1995-03-21 1996-03-21 ステムシール

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5577742A (ja)
EP (1) EP0733840B1 (ja)
JP (1) JP2721330B2 (ja)
AT (1) ATE193105T1 (ja)
CA (1) CA2172188C (ja)
DE (1) DE69608344T2 (ja)
GB (1) GB2299149B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997041939A1 (de) * 1996-05-02 1997-11-13 Knecht Filterwerke Gmbh Endscheibe für ein ringfilterelement mit radial wirkender dichtung
WO2002032543A1 (de) 2000-10-18 2002-04-25 Argo Gmbh Für Fluidtechnik Filtervorrichtung
JP3999616B2 (ja) * 2002-09-24 2007-10-31 本田技研工業株式会社 差し込み構造体
US8348236B2 (en) * 2007-10-31 2013-01-08 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation Butterfly valve with a rigid seal
FR2922984B1 (fr) 2007-10-31 2013-09-27 Saint Gobain Performance Plast Vanne ayant un joint rigide
FR2922988B1 (fr) 2007-10-31 2012-10-12 Saint Gobain Performance Plast Assemblages de tuyaux
DE202008010025U1 (de) * 2008-07-25 2008-10-02 Reinz-Dichtungs-Gmbh Metallische Dichtung, insbesondere Abgaskrümmerdichtung
US20100264600A1 (en) * 2009-04-21 2010-10-21 Richard Lee Willms Pneumatic mechanical seal
DE102014102794B4 (de) 2014-03-03 2018-05-03 Fsp Fluid Systems Partners Holding Ag Filtervorrichtung zum Filtrieren einer Hydraulikflüssigkeit

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE494703A (ja) *
GB186594A (en) * 1921-09-30 1923-04-26 Vickers Electrical Co Ltd Improved packing for shafts
US1773749A (en) * 1926-11-10 1930-08-26 Petersen Anker Piston ring
US1840312A (en) * 1928-02-21 1932-01-12 Russell P Dunmire Threadless connecter
US2064235A (en) * 1932-03-21 1936-12-15 Harley T Wheeler Packing
US2356947A (en) * 1941-04-11 1944-08-29 Guiberson Corp Packer for pressure drilling head
US3331608A (en) * 1963-03-13 1967-07-18 Euratom Tightness joint for shaft with liquid sealing medium solidifying at ambient temperature
US3427034A (en) * 1964-09-21 1969-02-11 Robbins Aviat Inc Dynamic shaft seal
US3595588A (en) * 1969-07-14 1971-07-27 Temper Corp Static seal with foil laminate
US4135723A (en) * 1974-12-09 1979-01-23 F.B.J. Engineering Services Pty, Ltd. Piston rod seal
DE2913022A1 (de) * 1979-03-31 1980-10-09 Klein Schanzlin & Becker Ag Metallischer faltenbalg
DE3126716C2 (de) * 1981-07-07 1983-04-14 Klinger AG, 6301 Zug Abdichtanordnung
US4462422A (en) * 1982-03-11 1984-07-31 Kerotest Manufacturing Corp. Bellows sealed stem for rotary valve
US4751965A (en) * 1987-04-30 1988-06-21 Cameron Iron Works Usa, Inc. Wellhead seal assembly
ATE78567T1 (de) * 1988-03-23 1992-08-15 Cooper Ind Inc Ventilschaftdichtung.
DE9002032U1 (de) * 1989-08-09 1990-06-21 Richter Chemie-Technik GmbH, 4152 Kempen PTFE-Faltenbalgabdichtung in Hubventilen
GB2239929A (en) * 1990-01-09 1991-07-17 Grace W R & Co Improved seal

Also Published As

Publication number Publication date
GB2299149A (en) 1996-09-25
GB9505717D0 (en) 1995-05-10
CA2172188A1 (en) 1996-09-22
DE69608344T2 (de) 2001-01-04
JPH0968282A (ja) 1997-03-11
CA2172188C (en) 2000-06-20
EP0733840A1 (en) 1996-09-25
US5577742A (en) 1996-11-26
ATE193105T1 (de) 2000-06-15
GB2299149B (en) 1998-11-18
EP0733840B1 (en) 2000-05-17
DE69608344D1 (de) 2000-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3680874A (en) Flexible pneumatic duct connectors assembled with internal seals
US6279965B1 (en) Pipe joint
JP2721330B2 (ja) ステムシール
US5685520A (en) Butterfly valve
US6283478B1 (en) Piston ring structural body and method of mounting the piston ring structural body
JPH0765708B2 (ja) シ−ルした流体スイベルジヨイント
JPH0465267B2 (ja)
JPS5877974A (ja) 防火バタフライ弁装置
US6769698B2 (en) Seal ring and seal structure at flange joint used for composite tanks and pipes
JPS6245436B2 (ja)
JPH0792167B2 (ja) 設置済み管路の鎖錠手段
US4576387A (en) Rotary joint device with floating seal ring for a cryogenic fluid
JP3427992B2 (ja) コネクターとパイプの接続構造体
CN114294488A (zh) 一种轴向长度可调的密封接头
JPH0432541Y2 (ja)
JPH0619879Y2 (ja) 船尾管軸封装置
US4430788A (en) Repair of double shell heat exchangers
JPH0710136Y2 (ja) ボールバルブ
JP2005030503A (ja) 分水栓
JP2509724Y2 (ja) ポリテトラフルオロエチレン樹脂被覆ガスケット
EP0949409B1 (en) Combination of pipes and gasket for connection thereof
GB2080474A (en) Fuel pipes
JPS6349111B2 (ja)
JP2581284Y2 (ja) キャップシール
JP2537201Y2 (ja) シールリング

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees