JP2720878B2 - 光ディスクの記録方法 - Google Patents

光ディスクの記録方法

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JP2720878B2
JP2720878B2 JP33328996A JP33328996A JP2720878B2 JP 2720878 B2 JP2720878 B2 JP 2720878B2 JP 33328996 A JP33328996 A JP 33328996A JP 33328996 A JP33328996 A JP 33328996A JP 2720878 B2 JP2720878 B2 JP 2720878B2
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真司 久保田
和豊 広沢
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク装置の記
録方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に光ディスク装置においては、直径
1μm程度のレーザビームを光ディスク上に照射するこ
とにより高密度に信号を記録再生している。また、この
光ディスク装置において、一旦記録した信号をレーザ照
射により消去し、別のデータをレーザ照射によって記録
することにより、繰り返し信号を記録再生できる書き換
え可能な光ディスク装置がある。 【0003】光ディスク装置における記録は、記録区間
を示す信号と、記録データとにより、レーザ光強度を記
録データで強度変調して行なう。この種の光ディスク装
置の例を図5に示しており、図5において光ディスクか
ら再生したRF信号に基づき、アドレス再生回路1によ
りアドレス信号Adが取り出される。 【0004】2はアドレス検出回路で、このアドレス検
出回路2は、光ディスクの再生信号から得た前記アドレ
ス信号Adにより、記録される区間であるセクタ区間を
示すセクタパルスSPを出力する。このセクタパルスS
Pは、遅延回路3に送られ、そして遅延回路3からはあ
る所定の時間遅れが与えられたスタートパルスSTPが
出力される。 【0005】4はデータ発生回路で、前記スタートパル
スSTPの入力をトリガとして、光ディスクに記録され
る記録データWDT(後述の同期信号を含む)と、記録
区間を示す記録ゲートWGTを発生する。この記録デー
タWDTと記録ゲートWGTは、レーザー駆動回路5に
送られ、レーザ駆動回路5にてレーザ光を強度変調し
て、記録データWDTを光ディスクに記録する構成であ
る。 【0006】図6に、図5の光ディスク装置の動作タイ
ミングチャートを示し、図6において(a)は、前記ア
ドレス再生回路1でRF信号より作られるアドレス信号
Adである。(b)は、記録する区間を表すセクタパル
スSPで、前記アドレス信号Adより得られる。セクタ
パルスSPは、記録がセクタ区間内に入るよう、時間遅
れΔTを与えられ前記データ発生回路4に、(c)で示
すスタートパルスSTPとして送られる。スタートパル
スSTPは、前記データ発生回路4のトリガとなり、
(d)の記録ゲートWGT、(e)の記録データWDT
が同時に発生する。記録データWDTと記録ゲートWG
Tは、セクタ区間内に収まる範囲でオフになる。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】このような装置におい
ては、記録ゲートWGTと記録データWDTの開始点
が、スタートパルスSTPにより正確に決められるた
め、記録開始点が常に同じ場所になり、記録の繰り返し
で同じ場所が使用される。書き換え可能形の光ディスク
の性質として、同じ場所に何度も繰り返して記録する
と、記録マークおよびその周辺が熱的ストレスなどによ
って劣化し、次に異なる信号を記録した時には、マーク
が正確に記録できない。例えば、同じデータの記録の繰
り返し回数に比べ、繰り返し毎に異なるデータを記録す
ると、繰り返し回数は1ケタ程度良くなるという結果が
実験によって得られた。実際には、記録するデータが異
っても再生の際重要な同期信号部分の位置が固定になる
ので、従来の方法では繰り返し回数は改善されない。 【0008】すなわち、同一の信号パターンを有する同
期信号部分は、毎回同一の場所に記録されることとなる
ので、たとえ異なるデータを記録したとしても、ディス
ク材料の疲労を防ぐことはできない。本発明は、かかる
点に鑑み、セクタ内での記録開始点をランダムに可変に
し、同じ場所を繰り返して使用することを防ぐことによ
って、ディスク材料の疲労を平均化して軽減し、結果的
に繰り返し使用回数を向上させる光ディスク装置を提供
することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は、光ディスクの
セクタにおける記録開始点を、ランダムに変化させるも
のである。 【0010】 【発明の実施の形態】本発明は光ディスク上での記録開
始点を変化させることにより、セクタ内での同じ場所の
繰り返し使用による光ディスク材料の疲労が軽減され、
書き換え可能形の光ディスクの繰り返し使用回数が向上
する。 【0011】 【実施例】図1に本発明の第1の実施例における光ディ
スク装置の部分構成図を示す。図2に同装置の動作を説
明するタイムチャートを示す。まず、図1において、先
に説明した図5の従来例に追加した部分の説明を行な
う。 【0012】11はDタイプーフリップフロップ(以下
D−FFと省略する。)で、このD−FF11は、前記
遅延回路3からのパルスSPDをデータ入力としてラッ
チし、出力Qから前記スタートパルスSTPを前記デー
タ発生回路4に送る。D−FF11は、スタートパルス
STPに、データ入力パルスSPDとは非同期に発振す
るクロック入力CK1の周期でランダムな時間遅れを与
える。 【0013】データ発生回路4では、このランダムな時
間遅れをもったデータ発生回路4スタートパルスSTP
に基づき、ランダムな時間遅れをもった記録データWD
Tと記録ゲートWGTとを同時に発生し、セクタ内での
記録開始点を可変する。10はカウンタで、ある周期を
もつクロックCK2を分周して、データ入力パルスSP
Dとは非同期な適当な周期のクロックCK1を作り、前
記D−FF11に供給する。クロックCK1の周期はス
タートパルスSTPに与える時間遅れが最大でも記録デ
ータWDT、記録ゲートWGTがセクタ区間の範囲に入
るような値に選ばれている。 【0014】次に、図2を用いて、動作の説明を行な
う。従来例で示したように、(a)のアドレス信号か
ら、セクタ区間を示す(b)のセクタパルスSPが作ら
れる。セクタパルスSPは、前記遅延回路3で所定の時
間遅れΔTが与えられ、(c)のパルスSPDとなり、
前記D−FF11に入力される。(d)はD−FFのク
ロックCK1で、D−FF11のデータ入力パルスSP
Dとは非同期にある周波数で発振している。このためク
ロックCK1の発振周期の大きさで、D−FF11はラ
ンダムに(c)のSPDをデータとしてラッチし、
(e)のスタートパルスSTPを出力する。つまり
(e)のスタートパルスは、クロックCK1の周期で、
ランダムな時間遅れが与えられ変動している。 【0015】(e)のスタートパルスSTPは、前記デ
ータ発生回路4にトリガとして入り、ランダムな時間遅
れをもつ記録データWDTと記録ゲートWGTとを同時
に発生させる。記録データWDTと記録ゲートWGTと
は、前記レーザ駆動回路5に送られ、セクタ内の記録開
始点がランダムに変り、記録データWDTと記録ゲート
WGTとが全体にシフトして記録される。 【0016】以上のように本実施例によれば、データ発
生回路の前にD−FFを入れるだけで、セクタ内の記録
開始点をランダムに可変することができ、セクタ内での
同じ場所の繰り返し使用によるディスク材料の劣化を軽
減することができる。図3は本発明の第2の実施例にお
ける光ディスク装置の部分構成図を示す。図4に同装置
の動作を説明するタイムチャートを示す。 【0017】この第2の実施例では、記録開始点の可変
巾をディレイにより、所望の設定値でランダムに変えら
れるように構成している。最初に図3において、先に説
明した図5の従来例に追加した部分の説明を行なう。2
0はカウンタで、ある周波数で発振しているクロックC
3のカウント値が制御線ASによってコントロールさ
れる。カウンタ20の出力QAとQBは“H”と“L”と
で4通りの組み合わせがランダムに選択される。カウン
タ20は制御線ASにより、記録開始前にカウントを止
め、記録の間はランダムに選択されたQAとQBの値を保
持している。カウンタ20の出力QAとQBとは、選択回
路21の入力AとBとに入力される。 【0018】選択回路21は、データ入力DA〜DDに入
力される4つのアドレス信号Ad0〜Ad3のうちの1つ
を入力AとBとの組み合わせでランダムに選択する。2
2,23,24はアナログディレイ回路で、それぞれ入
力のアドレス信号に対して、時間遅れΔT,2ΔT,3
ΔTを与える。次に、図4を用いて動作の説明を行な
う。まず、前記カウンタ20の出力QA=L,QB=Lの
場合、前記選択回路21は、データ入力DAのディレイ
を通らないアドレス信号Ad0を選択する。この時の動
作は、従来例とまったく同じで、(a)のアドレス信号
Ad0は前記アドレス検出回路2で、(b)のセクタパ
ルスSP0となり、前記遅延回路3である一定の時間遅
れが与えられ、(c)のスタートパルスSTP0とな
る。(c)のスタートパルスSTP0は、前記データ発
生回路4にトリガとして入り、(d)の記録ゲートWG
0と記録データWDT0とを同じタイミングで発生させ
る。 【0019】ここで、前記カウンタ20の出力がQA
H,QB=Lの場合を考える。この時、前記選択回路2
1は、データ入力DBに入る時間遅れΔTをもつ(e)
のアドレス信号Ad1を選択する。(e)のアドレス信
号Ad1は前記アドレス検出回路2で(f)のセクタパ
ルスSP1となり、前記遅延回路3である一定の時間遅
れを与えられ、(g)のスタートパルスSTP1とな
る。(c)のスタートパルスSTP0に対して、(g)
のスタートパルスSTP1は、前記アナログディレイ2
2のΔTだけ時間遅れがあるため、(g)のスタートパ
ルスSTP1でトリガされる前記データ発生回路4は、
(d)の記録ゲートWGT0に対してΔTだけ時間遅れ
をもつ(h)の記録ゲートWGT1と記録データWDT1
とを発生する。 【0020】同様に、前記カウンタ20の出力がQA
L,QB=Hの場合は、時間遅れ2ΔTをもつ(i)の
アドレス信号Ad2が選択され、記録ゲートWGT2と記
録データWDT2とは、(d)の記録ゲートWGT0に対
し、2ΔTだけ時間遅れをもつ。また、前記カウンタ2
0の出力がQA=H,QB=Hの場合は、時間遅れ3ΔT
をもつ(j)のアドレス信号Ad3が選択され、記録ゲ
ートWGT3と記録データWGT3とは、(d)の記録ゲ
ートWGT0に対し、3ΔTだけ時間遅れをもつ。 【0021】以上のように本実施例によれば、アドレス
信号線にディレイ回路と選択回路とを設け、カウンタの
出力でアドレス信号をランダムに選択することにより、
セクタ内の記録開始点の可変巾をディレイにより所望の
設定値にして、ランダムに変えることができ、セクタ内
での同じ場所の繰り返し使用によるディスク材料の疲労
を軽減することができる。 【0022】なお本発明は、相変化形あるいは光磁気形
記録材料など熱を用いた書換え形の記録装置なら何でも
適用できる。特に、熱的なストレスを考慮すれば、相変
化形記録の場合は、その効果は絶大である。さらに第2
の実施例において、ディレイ22〜24と選択回路21
とはアドレス検出回路2の前においたが、アドレス検出
回路2,遅延回路3あるいはデータ発生回路4の後にお
いてもよい。また、3個のディレイを使用したが、少く
とも1個以上であれば何個でもかまわない。 【0023】さらに、本発明において、消去する区間
は、記録ゲート及び記録データによる記録区間より十分
に長くなるように設定すればよい。また、消去の開始点
も記録の開始点と同様、記録の開始点に応じてランダム
に時間遅れを与えて変化させるようにする。 【0024】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
セクタ内での記録開始点をランダムに変化させることに
より、セクタ内での同じ場所の繰り返し使用によるディ
スク材料の劣化を軽減し繰り返し回数を向上させること
ができ、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施例における光ディスク装置
の構成図 【図2】同実施例における動作を説明するためのタイミ
ングチャート 【図3】本発明の第2の実施例における光ディスク装置
の構成図 【図4】同実施例における動作を説明するためのタイミ
ングチャート 【図5】従来の光ディスク装置の構成図 【図6】従来の光ディスク装置の動作を説明するための
タイミングチャート 【符号の説明】 1 アドレス再生回路 2 アドレス検出回路 3 遅延回路 4 データ発生回路 5 レーザ駆動回路 10、20 カウンタ 11 D−フリップフロップ 21 選択回路 22、23、24 アナログディレイ回路

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.記録データの記録が可能な光ディスクに、レーザビ
    ームを照射して同期信号を含む記録データを記録する際
    に、記録区間を示す記録ゲートの開始点と記録データの
    開始点をランダムに変化させて記録することを特徴とす
    る光ディスクの記録方法。 2.光ディスクが相変化形光ディスクである特許請求の
    範囲第1項に記載の光ディスクの記録方法。 3.光ディスクが光磁気形光ディスクである特許請求の
    範囲第1項に記載の光ディスクの記録方法。
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