JP2002208136A - 光ディスクドライブ評価装置 - Google Patents

光ディスクドライブ評価装置

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JP2002208136A
JP2002208136A JP2001005217A JP2001005217A JP2002208136A JP 2002208136 A JP2002208136 A JP 2002208136A JP 2001005217 A JP2001005217 A JP 2001005217A JP 2001005217 A JP2001005217 A JP 2001005217A JP 2002208136 A JP2002208136 A JP 2002208136A
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waveform
optical disk
sequence
disk drive
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JP2001005217A
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Keizo Shinmen
恵三 新免
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 書き込み系光ディスクドライブの評価時間を
劇的に削減し、メディアに最適なライトストラテジが容
易に解析できるような光ディスク記録波形発生装置及び
光ディスクドライブ評価装置を提供する。 【解決手段】 パルス幅変調されたマークを記録する光
ディスク記録ヘッドに、マーク長に相当する記録波形を
出力する光ディスク記録波形発生装置において、書き込
み系光ディスクの記録波形の作成、再生信号の測定、及
び最適な記録波形の解析を自動で行えるものを1つの装
置で実現した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書き込み系の光デ
ィスク記録波形発生装置及び光ディスクドライブ評価装
置に関し、詳しくは記録ヘッドが符号干渉の少ない、ト
ラック間のクロストークの少ない最適な記録波形制御
(ライトストラテジ)が行われる、光ディスクドライブ
の開発を支援する光ディスク記録波形発生装置及び光デ
ィスクドライブ評価装置を提供することにある。
【0002】
【従来の技術】書き込み系の光ディスクドライブにおい
て、データ転送レートの高速化、メディアの多様化など
により、データ記録の制御が複雑になってきている。ま
た、ディスクの高密度化によりディスクのマーク長が短
くなりトラックピッチが狭くなることにより、データ間
の符号間干渉やトラック間のクロストーク/クロスイレ
ーズが発生し、正確なデータ書き込み/読み出しが難し
くなってきている。このため、データ記録波形の制御
(ライトストラテジ)の解析が非常に大きなテーマにな
っている。
【0003】図6に従来の書き込み系の光ディスクドラ
イブ評価システムの機能ブロック図を示す。図におい
て、細実線矢印は信号の流れ、太実線矢印はメモリの更
新、点線矢印はメモリの参照を意味する。光ディスクド
ライブ評価システムは、任意波形発生器1、タイムイン
ターバルアナライザ2及び光ディスクドライブ3から構
成される。任意波形発生器1は記録波形を出力する。光
ディスクドライブ3は、任意波形発生器1の記録波形を
元に記録メディア4にデータを記録する。タイムインタ
ーバルアナライザ2は、光ディスクドライブ3で読みと
られた再生信号を入力し、パルス幅測定することによっ
て記録マーク/スペースのジッタ、デビエーション(偏
位)を解析する。
【0004】任意波形発生器1は、パルス幅変調された
デジタルデータのシーケンスを設定するシーケンス設定
手段11、シーケンス設定手段11で設定されたシーケ
ンス内容を保持するシーケンスメモリ12、パルス変調
されたそれぞれのパルス幅についての記録波形を作成す
る記録波形作成手段13、記録波形作成手段13で作成
された波形を保持する複数の記録波形メモリ14、シー
ケンスメモリ12のシーケンス情報と記録波形メモリ1
4の記録波形から出力波形を出力波形メモリ16に展開
する出力波形作成手段15、出力波形メモリ16の内容
を一定クロックのタイミングで出力する波形出力回路か
ら構成される。
【0005】シーケンス設定手段11、記録波形作成手
段13、出力波形作成手段15はCPUによって実現さ
れ、シーケンス設定手段11はテキストエディタ、記録
波形作成手段13はマウスなどを使った波形エディタ、
出力波形作成手段15はメモリ転送、波形補間処理など
を行うソフトウエアに相当する。波形出力回路17は、
PLL、D/A変換器などから構成される。
【0006】光ディスクドライブ3はこの例にはおいて
は、相変化型(Phase Change)の書き込みディスクドライ
ブで例えばDVD−RWに相当する。任意波形発生器1
からの記録信号を入力し、アンプなどで増幅して最適な
記録信号に変換する記録信号処理回路31、レーザーダ
イオード、フォトダイオードで構成される記録ヘッド3
2、読み取りヘッド33、読み取り信号からリードクロ
ックの再生、波形等化、2値化などを行う再生信号処理
回路34から構成される。
【0007】タイムインターバルアナライザ2は光ディ
スクドライブで読みとられた2値化されたパルス幅変調
信号を入力する信号入力回路21、この入力された信号
をパルス幅測定する時間測定回路22、測定されたジッ
タ値、デビエーション値を格納するジッタ値メモリ2
3、デビエーションメモリ24から構成される。信号入
力回路21は入力アンプ、コンパレータなどで構成さ
れ、時間測定回路22はクロックジェネレータ、時間/
電圧変換回路、アクイジションメモリ、統計演算処理部
などから構成される。
【0008】次に図7〜図10を用いて従来の光ディス
クドライブ評価システムの動作を説明する。図7はシー
ケンスメモリ12、記録波形メモリ14、出力波形メモ
リ16の内容、図8はディスク上に記録されたマーク形
状を示す図、図9は記録波形メモリ14、出力波形メモ
リ16の内容、図10は従来例の動作を表すフローチャ
ートである。
【0009】図10のフローチャートの処理手順に従っ
て説明する。シーケンス設定手段11で書き込みデータ
のシーケンスを図7のシーケンスメモリ12のように定
義する(図10−)。
【0010】3T、11Tはパルス幅変調されたパルス
幅の長さを表し、ドライブのチャネルクロックの3倍、
11倍を意味する。DVD−RWの場合はEFM+変調
方式が採用されているため、3T〜11T、14Tのパ
ルス幅が存在する。Markはデータが記録される部
分、Spaceはデータが記録されない部分を表し、D
VD−RWの場合、Markがディスク上の記録膜の非
結晶状態(amorphous)、Spaceが記録膜の結晶状態
(crystal)に対応する。これと同時に記録波形作成手段
13で、3T、11Tの記録マークに相当する記録波形
を作成する。この例では図7の記録波形メモリ14のよ
うな波形が定義されているとする(図10−)。
【0011】次に出力波形作成手段15で、シーケンス
メモリ12、記録波形メモリ14の内容を参照して出力
波形メモリ16に出力波形を図7のように展開する。こ
こでPwは記録のためのパワーレベル、Peは消去のための
パワーレベル、Pbはバイアスレベルを示す。Space
部分はデータが記録されない部分なので、消去レベルの
パワーレベルで補間される(図10−)。
【0012】波形出力回路17によって記録波形が出力
されると、光ディスクドライブ3の記録信号処理回路3
1は最適な信号処理を行い、記録ヘッド32によって記
録メディアにデータが記録される(図10−、)。
【0013】この時にディスクに記録されたマークを図
8のtrack Nに示されているが、11Tのマーク形状が
レーザパワーの熱拡散で涙型になり、隣接トラックのマ
ーク形状がクロストーク/クロスイレーズの影響で変形
してしまう。また、トラック方向にもマークが長くな
り、次のスペースが干渉を受け短くなってしまう。この
記録データを読み取りヘッド33で読み取り、再生信号
処理回路34を介して出力されたパルス幅変調2値化信
号がタイムインターバルアナライザ2に入力されると、
信号入力回路21を通って、時間測定回路22でジッタ
値、デビエーション値が演算される(図10−、、
)。
【0014】この例の場合は、図8に示すような符号干
渉、クロストーク/クロスイレーズにより、ジッタ、デ
ビエーション(理想パルス長からの偏差)とも悪化す
る。これを解決するために、通常記録波形を図9に示す
ように櫛形パルスにして調整を行っている。記録メディ
ア、ドライブごとにこの記録波形の制御(以後ライトス
トラテジと呼ぶ)が異なるが、例えば櫛形パルスの第1
パルスの記録パワー時間を長くしたり、最終パルスのバ
イアスパワーを長くしたり、記録パワー自体を高めるこ
とも行われている。このようにタイムインターバルアナ
ライザ2で測定したジッタ値、デビエーション値の善し
悪しで記録波形を調整することを繰り返す(図10−
、〜)。
【0015】従来の光ディスクドライブ評価システムで
は、2台の測定器(任意波形発生器1とタイムインター
バルアナライザ2)を使って記録波形の作成、ジッタ
値、デビエーション値の評価を延々と繰り返すため、ラ
イトストラテジの解析に非常に時間を要していた。ま
た、符号干渉を考慮すると、数種類あるパルス幅長(D
VDでは10種類)の前後の組み合わせでテストパター
ンが数100種類となり、さらに、ディスクの特性がメ
ーカ毎に異なる点や、転送スピードを上げたとき(倍
速、4倍速など)にも制御が変わるため、書き込み光デ
ィスクドライブの評価には大変労力が必要であった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決するためのもので、書き込み系光ディスクドラ
イブの評価時間を劇的に削減し、メディアに最適なライ
トストラテジが容易に解析できるような光ディスク記録
波形発生装置及び光ディスクドライブ評価装置を提供す
ることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は次のとおりの構
成になった光ディスク記録波形発生装置及び光ディスク
ドライブ評価装置である。
【0018】(1)光ディスクドライブに記録波形を出
力する任意波形発生部と、光ディスクドライブで読み取
られた再生信号を入力し、解析を行う時間信号測定部と
を1つの装置に設けたことを特徴とする光ディスクドラ
イブ評価装置。
【0019】(2)前記任意波形発生部は、出力したい
パルス幅信号のシーケンスを定義するシーケンス設定手
段と、このシーケンス内容を保持するシーケンスメモリ
と、変調パルス幅ごとの記録波形を作成する記録波形作
成手段と、この記録波形作成手段で作成された記録波形
を変調パルス幅ごとに複数保持する記録波形メモリと、
この記録波形メモリと前記シーケンスメモリの内容から
出力する波形を展開する出力波形作成手段と、この出力
波形作成手段で展開された出力波形を保持する出力波形
メモリと、この出力波形メモリのデータを一定クロック
で出力する波形出力手段とを備えたことを特徴とする
(1)記載の光ディスクドライブ評価装置。
【0020】(3)M系列のランダムデータを発生する
ランダムデータ発生手段と、このランダムデータ発生手
段で発生したデータを保持するランダムデータメモリ
と、ディジタルデータのパルス幅変調方式を設定する変
調方式設定手段と、この変調方式設定手段で設定された
変調方式を保持する変調方式メモリと、この変調方式メ
モリの変調方式と、全ランダムデータメモリのデータ列
から符号化を行い、変調されたパルス幅の並びをシーケ
ンスデータとして前記シーケンスメモリに送出する変調
データ発生部とを備えたことを特徴とする(2)記載の
光ディスクドライブ評価装置。
【0021】(4)前記時間信号測定部は、光ディスク
ドライブのパルス幅変調された再生信号を入力する信号
入力回路と、この信号入力回路に入力された信号のパル
ス幅を測定し、そのジッタとデビエーションを測定する
時間測定回路と、この時間測定回路で測定されたジッタ
値及びデビエーション値を保持するジッタ値メモリとデ
ビエーションメモリとを備えたことを特徴とする(1)
乃至(3)のいずれかに記載された光ディスクドライブ
評価装置。
【0022】(5)変調パルスデータ列のシーケンス、
データの符号間のジッタ及びデビエーションから記録波
形の調整ルールが規定されたライトストラテジルールメ
モリと、このライトストラテジルールメモリ内のライト
ストラテジルール、前記シーケンスメモリ内のデータシ
ーケンス、及びジッタ値メモリ、デビエーションメモリ
に保持された、データシーケンスで記録された信号の再
生信号のジッタ、デビエーションを参照して調整された
記録波形を記録波形メモリに更新するとともに、前記出
力波形作成手段に出力波形の再展開の制御信号を与える
フィードバック制御手段とを備えたことを特徴とする
(2)乃至(4)のいずれかに記載された光ディスクド
ライブ評価装置。
【0023】(6)前記ジッタ値メモリ及び前記デビエ
ーションメモリは、変調パルス幅の組み合わせごとのマ
トリクス情報として保持することを特徴とする(4)及
び(5)のいずれかに記載の光ディスクドライブ評価装
置。
【0024】(7)前記ライトストラテジルールは制御
パルス幅、振幅レベルの少なくとも1つのパラメータを
有することを特徴とする(5)及び(6)のいずれかに
記載の光ディスクドライブ評価装置。
【0025】(8)再生信号のジッタ及びデビエーショ
ンの目標値を設定する目標値設定手段と、この目標値を
保持する目標値メモリとを備え、前記フィードバック制
御手段は、ジッタ及びデビエーションが目標値に到達す
るまで波形再構築、出力制御を継続することを特徴とす
る(5)乃至(7)のいずれかに記載の光ディスクドラ
イブ評価装置。
【0026】(9)前記記録波形メモリ内の記録波形を
記憶媒体に保存する波形保存手段を備えたことを特徴と
する(2)乃至(8)のいずれかに記載の光ディスクド
ライブ評価装置。
【0027】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図1は本発明の光ディスクドライブ評価装置100
の一実施例を示す機能ブロック図である。図1の点線部
の時間信号測定部及び任意波形発生部は、従来例の図6
のタイムインターバルアナライザ2、任意波形発生器1
に相当し同様の構成なので説明を省略する。
【0028】光ディスクドライブ評価装置100内に任
意波形発生部110と時間信号測定部120が設けられ
ている。ランダムデータ発生手段131は、実際に即し
たM系列のランダムデータを発生させる。M系列(M-seq
uence)とは最大長周期系列(Maximum length sequence)
で、シミュレーションや計測分野で利用される擬似雑音
系列である。ランダムデータメモリ132は、生成され
たランダムデータを保持する。このメモリには図2に示
すようなデータが格納されている。変調方式設定手段1
33は、CDに用いられる8−17変調、DVDに用い
られる8−16変調、MO、ハードディスクに用いられ
る1−7変調が選択できる。変調方式メモリ134は、
選択された変調方式が格納され、図2のようにDVD用
の8−16変調が選択されている。
【0029】変調データ発生部135は、ランダムデー
タメモリ132内のデータ及び変調方式メモリ134の
変調方式に従って、パルス幅変調をかけ、そのパルス幅
の並びを図2のシーケンスメモリ112のように格納す
る。ランダムデータ発生手段131、変調方式設定手段
133、及び変調データ発生部はCPUによって実現さ
れる。
【0030】目標値設定手段141は、ライトストラテ
ジを決定する上で目標となるジッタ値、デビエーション
値を定義する。目標値メモリ142は、上記目標値を保
持する。この目標値メモリには、例えば図2にような値
が設定されている。ライトストラテジルールメモリ14
3は、ライトストラテジを解析するための、記録波形の
制御ルールを格納する。このメモリには、例えば図3の
ような内容が格納されている。メモリ内容から、デビエ
ーションが目標値より小さい場合は記録波形の第1パル
ス幅を0.1ns長くし、目標値より大きい場合は最終パル
ス幅を0.1ns長くする。ジッタが目標値を越えていた場
合は、記録波形の記録パワーレベルを0.1mW下げること
を意味する。
【0031】フィードバック制御手段144は、測定し
たジッタ値、デビエーション値、目標値、シーケンス、
及びライトストラテジルールから記録波形を自動的に再
編集する。フィードバック制御手段144は、記録波形
編集後に出力波形作成手段115に対し波形再展開の制
御信号を送る。目標値設定手段及びフィードバック制御
手段はCPUによって実現される。
【0032】次に図1〜図5を用いて、本発明の動作を
説明する。この例では簡単のため従来例と同様のシーケ
ンスで説明する。シーケンス設定手段111で図2のシ
ーケンスメモリ112のようなシーケンスを定義する
(図5−)。目標値設定手段141で図2の目標値メ
モリ142に示すような値を設定する。この例ではジッ
タ5ns以下、デビエーション±1ns以下になるように目標
値を決める(図5−)。記録波形作成手段113で図
2に示すような記録波形(3Tと11T)を作成する
(図5−)。
【0033】出力波形作成手段115でシーケンスメモ
リ112と記録波形メモリ114を参照して、図3に示
すような出力波形を出力波形メモリ116に展開する
(図5−)。波形出力回路117はこの出力波形を一
定のクロックでサンプリングして出力し、評価したい光
ディスクドライブに入力される(図5−)。記録が終
了したあと記録信号の再生が行われ、信号入力回路12
1に2値化された再生信号が入力される。時間測定回路
はこのパルス幅変調された信号をパルス幅測定し、その
ジッタ値、デビエーション値をジッタメモリ123、デ
ビエーションメモリ124に格納する。この時のジッタ
値、デビエーション値を図3に示す(図5−〜)。
【0034】この時のデビエーションメモリ124を見
ると、すべてが目標値に到達していないことがわかり、
ジッタメモリ123は11Tマークが目標値を越えてい
る。フィードバック制御手段144は目標値に達成して
いないパラメータをライトストラテジルールメモリ14
3の規則に従い、記録波形メモリ114の記録波形を更
新する。この時に変更された記録波形を図3に示す。3
Tについては最終Pbのパルス幅が0.1ns長くなり、11
Tは最終Pbのパルス幅が0.1ns長くなりかつ記録パワーP
wが0.1mW小さくなる。図の点線が最初記録波形を示す
(図5−(10)、)。フィードバック制御手段14
4は記録波形114を編集後、出力波形作成手段115
に対し制御信号を送り出力波形メモリ116に再展開を
依頼する。図3にその時の出力波形を示す(図5−
)。
【0035】再びこの出力波形を出力し、データの記
録、再生信号の測定を行う。その時のジッタ値、デビエ
ーション値の結果を図4に示す。この結果からすべてが
目標値に達していることがわかり、フィードバック制御
手段144はここで評価を打ち切る(図5−(10)、
END)。これによって、実施例におけるシーケンス(3Tm
ark-3Tspace-11Tmark-3Tspace)におけるライトストラ
テジが確定する。図示していないが、ハードディスクな
ど波形を保存する機能を追加することによって、シーケ
ンスパターン毎に記録波形をメモリで管理することがで
きる。引き続き、シーケンスを変更しすべてのパルス幅
の組合せでライトストラテジを構築していく。すべての
記録波形が登録されたら、ランダムデータを使ってどん
なデータがきても最適な記録制御を行えることも最終的
に確認することが可能である。
【0036】なお、本発明においてはDVDを例に説明
したが、他の記録メディアまた他の変調方式(符号化方
式)に対しても同様に水平展開が可能となる。また、記
録波形メモリ内の記録波形を記憶媒体に保存する波形保
存手段を設けてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
書き込み系光ディスクの記録波形の作成、再生信号の測
定、及び最適な記録波形の解析を自動で行えるものを1
つの装置で実現したために、従来膨大な時間を要してい
たライトストラテジの解析を効率よく行うことが出来
る。
【0038】各請求項の効果は次のとおりである。請求
項1及び請求項2記載の発明によれば、任意波形発生部
と時間信号測定部とを1つの装置に設けたため、書き込
み系光ディスクドライブの評価時間を劇的に削減でき
る。また、ソース(波形発生部)とメジャー(時間信号
測定部)で双方向の解析が可能になる。請求項3記載の
発明によれば、ユーザ定義の固定パターンでなく、実際
の2値のランダムデータを使うことでよりリアルな解析
が可能になる。請求項4記載の発明によれば、ランダム
データを使ったソースとメジャー双方向の解析が可能に
なる。請求項5記載の発明によれば、測定した値から記
録波形を再構築する機構を付加しているため、ソースと
メジャーのフィードバックの解析が可能になる。また、
フィードバック制御手段を付加したため、ランダムデー
タを使ったソースとメジャー双方向のフィードバック解
析が可能になる。
【0039】請求項6及び請求項7記載の発明によれ
ば、デビエーションメモリと、ライトストラテジルール
メモリに解析に必要なデータを用意しておくことができ
る。請求項8記載の発明によれば、目標値を設定する手
段を付加したため、ソースとメジャーのフィードバック
解析の収束値をコントロールできる。これにより解析対
象のマージンを知ることができる。請求項9記載の発明
によれば、単体ユースでなく、コンピュータでの波形編
集や波形解析も可能になる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の動作説明図である。
【図3】本発明の動作説明図である。
【図4】本発明の動作説明図である。
【図5】本発明の動作説明図である。
【図6】従来の光ディスクドライブ評価システムの構成
例を示した図である。
【図7】図6のシステムの動作説明図である。
【図8】図6のシステムの動作説明図である。
【図9】図6のシステムの動作説明図である。
【図10】図6のシステムの動作説明図である。
【符号の説明】
100 光ディスクドライブ評価装置 110 任意波形発生部 111 シーケンス設定手段 112 シーケンスメモリ 113 記録波形作成手段 114 記録波形メモリ 115 出力波形作成手段 116 出力波形メモリ 117 波形出力回路 120 時間信号測定部 121 信号入力回路 122 時間測定回路 123 ジッタ値メモリ 124 デビエーションメモリ 131 ランダムデータ発生手段 132 ランダムデータメモリ 133 変調方式設定手段 134 変調方式メモリ 135 変調データ発生部 141 目標値設定手段 142 目標値メモリ 143 ライトストラテジルールメモリ 144 フィードバック制御手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクドライブに記録波形を出力す
    る任意波形発生部と、光ディスクドライブで読み取られ
    た再生信号を入力し、解析を行う時間信号測定部とを1
    つの装置に設けたことを特徴とする光ディスクドライブ
    評価装置。
  2. 【請求項2】 前記任意波形発生部は、 出力したいパルス幅信号のシーケンスを定義するシーケ
    ンス設定手段と、このシーケンス内容を保持するシーケ
    ンスメモリと、変調パルス幅ごとの記録波形を作成する
    記録波形作成手段と、この記録波形作成手段で作成され
    た記録波形を変調パルス幅ごとに複数保持する記録波形
    メモリと、この記録波形メモリと前記シーケンスメモリ
    の内容から出力する波形を展開する出力波形作成手段
    と、この出力波形作成手段で展開された出力波形を保持
    する出力波形メモリと、この出力波形メモリのデータを
    一定クロックで出力する波形出力手段とを備えたことを
    特徴とする請求項1記載の光ディスクドライブ評価装
    置。
  3. 【請求項3】 M系列のランダムデータを発生するラン
    ダムデータ発生手段と、このランダムデータ発生手段で
    発生したデータを保持するランダムデータメモリと、デ
    ィジタルデータのパルス幅変調方式を設定する変調方式
    設定手段と、この変調方式設定手段で設定された変調方
    式を保持する変調方式メモリと、この変調方式メモリの
    変調方式と、全ランダムデータメモリのデータ列から符
    号化を行い、変調されたパルス幅の並びをシーケンスデ
    ータとして前記シーケンスメモリに送出する変調データ
    発生部とを備えたことを特徴とする請求項2記載の光デ
    ィスクドライブ評価装置。
  4. 【請求項4】 前記時間信号測定部は、 光ディスクドライブのパルス幅変調された再生信号を入
    力する信号入力回路と、この信号入力回路に入力された
    信号のパルス幅を測定し、そのジッタとデビエーション
    を測定する時間測定回路と、この時間測定回路で測定さ
    れたジッタ値及びデビエーション値を保持するジッタ値
    メモリとデビエーションメモリとを備えたことを特徴と
    する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された光デ
    ィスクドライブ評価装置。
  5. 【請求項5】 変調パルスデータ列のシーケンス、デー
    タの符号間のジッタ及びデビエーションから記録波形の
    調整ルールが規定されたライトストラテジルールメモリ
    と、このライトストラテジルールメモリ内のライトスト
    ラテジルール、前記シーケンスメモリ内のデータシーケ
    ンス、及びジッタ値メモリ、デビエーションメモリに保
    持された、データシーケンスで記録された信号の再生信
    号のジッタ、デビエーションを参照して調整された記録
    波形を記録波形メモリに更新するとともに、前記出力波
    形作成手段に出力波形の再展開の制御信号を与えるフィ
    ードバック制御手段とを備えたことを特徴とする請求項
    2乃至請求項4のいずれかに記載された光ディスクドラ
    イブ評価装置。
  6. 【請求項6】 前記ジッタ値メモリ及び前記デビエーシ
    ョンメモリは、変調パルス幅の組み合わせごとのマトリ
    クス情報として保持することを特徴とする請求項4及び
    請求項5のいずれかに記載の光ディスクドライブ評価装
    置。
  7. 【請求項7】 前記ライトストラテジルールは制御パル
    ス幅、振幅レベルの少なくとも1つのパラメータを有す
    ることを特徴とする請求項5及び請求項6のいずれかに
    記載の光ディスクドライブ評価装置。
  8. 【請求項8】 再生信号のジッタ及びデビエーションの
    目標値を設定する目標値設定手段と、この目標値を保持
    する目標値メモリとを備え、 前記フィードバック制御手段は、ジッタ及びデビエーシ
    ョンが目標値に到達するまで波形再構築、出力制御を継
    続することを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれ
    かに記載の光ディスクドライブ評価装置。
  9. 【請求項9】 前記記録波形メモリ内の記録波形を記憶
    媒体に保存する波形保存手段を備えたことを特徴とする
    請求項2乃至請求項8のいずれかに記載の光ディスクド
    ライブ評価装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7529168B2 (en) 2002-11-21 2009-05-05 Panasonic Corporation Recording/reproduction method and recording/reproduction apparatus

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