JP2720734B2 - ボンダー用ボンディングツールのクリーニング装置 - Google Patents

ボンダー用ボンディングツールのクリーニング装置

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JP2720734B2
JP2720734B2 JP31309592A JP31309592A JP2720734B2 JP 2720734 B2 JP2720734 B2 JP 2720734B2 JP 31309592 A JP31309592 A JP 31309592A JP 31309592 A JP31309592 A JP 31309592A JP 2720734 B2 JP2720734 B2 JP 2720734B2
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幸喜 小野
誠道 谷
講平 原薗
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子部品の内部リード接
合、外部リード接合、ペレット接合等を行う際に使用さ
れるボンダーに付随して使用されるボンダー用ボンディ
ングツールのクリーニング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より周知の如く、電子部品の内部リ
ード接合に使用されるボンダーは、フィルムキャリアの
内部リードと半導体ペレットの電極とを一括して接合す
るものであり、また外部リード接合に使用されるボンダ
ーは、前記のようにフィルムキャリアの内部リードに接
合された半導体ペレットを外部リードと共に打ち抜き、
この半導体ペレットを取付けられた外部リードをリード
フレーム等に一括して接合するものであり、また、ペレ
ット接合ボンダーは、半導体ペレットのみをリードフレ
ーム等に接合するものである。
【0003】以下、内部リード接合に使用されるボンダ
ーの場合について図3を用いて説明する。
【0004】内部リード接合ボンダー(図示せず)に用
いるボンディングツール41はカートリッジヒーター等
で常に高温に加熱されているために接合の際に種々の異
物がその表面に付着すると付着した異物は非常に早く硬
化し、硬化した異物はもろく、またボンディングツール
41の熱を内部リード、半導体ペレットに伝えにくくす
る性質を持っている。
【0005】このように、内部リード接合ボンダーで
は、接合を繰り返すことによってボンディングツール4
1の表面に酸化物等の汚れが堆積し、この硬化した異物
をクリーニングせずにそのまま接合を続けるとボンディ
ングツール41の表面の熱伝導効率が悪化して内部リー
ドと半導体ペレットとの接合状態が悪くなるものであっ
た。そのために、一般には50〜200回の接合作業毎
にボンディングツール41の表面を定期的にクリーニン
グすることが行われていた。
【0006】従来のボンディングツール41のクリーニ
ング装置としては、図3に示すように内部リード接合ボ
ンダーに装着された砥石42を図中A方向に回転させ、
この砥石42の上面にボンディングツール41の下面を
押し当てて密着させてボンディングツール41の接合面
を研磨することによりボンディングツール41のクリー
ニングを行っているものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の砥石42を回転させることによるボンディングツール
のクリーニング装置においては、砥石42の回転中心と
回転中心から離れた外周方向の位置とでは、ボンディン
グツール41に対する砥石42面の回転速度に差ができ
るためにボンディングツール41の下面のクリーニング
状態にばらつきが出やすく、均一なクリーニングが保証
できないという問題があった。
【0008】また、砥石42の同一の場所を使用してで
のクリーニングのため、砥石42の上面に段差がおきや
すくい、そのためにボンディングツール41のエッジを
削り込んでしまうというおそれがあり、このような状態
になると砥石42を取外して段差を修正するか、あるい
は新しい砥石42に取替えることが必要となり、コスト
アップと同時に生産性の悪いものであった。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決し、クリー
ニングのばらつきをなくし、安定したクリーニングが行
えるボンダー用ボンディングツールのクリーニング装置
を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明によるボンダー用ボンディングツールのクリー
ニング装置は、固定フレームに摺動可能に取付けられた
スライドベースと、このスライドベースに結合され巻装
されたクリーニングテープを供給する供給リールと、同
じくスライドベースに結合され上記供給リールから供給
されるクリーニングテープを巻取る巻取りリールと、上
記クリーニングテープの搬送経路に設けられスライドベ
ースに上下動可能に取付けられたスライドブロックと、
このスライドブロックに上記クリーニングテープの搬送
方向と直交する方向に摺動可能に取付けられ上部にクリ
ーニングテープと密着するクリーニングテーブルを有し
たテーブル台からなり、上記密着したクリーニングテー
プと連動してクリーニングテーブルが摺動することによ
りボンダーのボンディングツールのクリーニングを行う
構成としたものである。
【0011】
【作用】この構成によりクリーニングテープがクリーニ
ングテーブルと共に水平方向に摺動してボンディングツ
ールをクリーニングすることができ、ボンディングツー
ルの下面に対するクリーニングテーブルの摺動速度が常
に、どの場所でも一定であることからボンディングツー
ルのクリーニングのばらつきが出にくくなり、均一なク
リーニングが保証できる。
【0012】また、クリーニングテープを順次送ること
により、常に水平なクリーニング面を提供することが可
能となり、ボンディングツールのエッジを削り込んでし
まうというおそれがなくなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例によるボンダー用ボ
ンディングツールのクリーニング装置について図1及び
図2を用いて説明する。図1は本発明のボンダー用ボン
ディングツールのクリーニング装置を示す斜視図、図2
は同装置の要部正面図である。
【0014】図1において1はスライドベースであり、
ボンダー(図示せず)に結合された固定フレーム2の側
面にスライドレール3を介して図中矢印B方向に摺動可
能に取りつけられている。このスライドベース1は固定
フレーム2に取りつけられたシリンダ4とスライドベー
ス1に取りつけられたノッチ5により連結されている。
【0015】前記スライドベース1上には、研磨テープ
あるいはラッピングテープなどと呼ばれるクリーニング
テープ18を巻装した供給リール6と、これを巻取る巻
取りリール7が取りつけられており、各リール6,7は
ベベルギア8,9を介して駆動モータ10,11によっ
てそれぞれ駆動される。
【0016】またスライドベース1上の各リール6,7
の近傍にはレバー12,13によって上下動可能のロー
ラ14,15が取りつけられており、前記レバー12,
13は引張バネ16,17によって引っぱられクリーニ
ングテープ18に一定の張力を与えている。
【0017】前記供給リール6及びローラ14から供給
されたクリーニングテープ18は、クリーニングテーブ
ル19上を通った後スライドベース1上に取りつけられ
た送りローラ20によって定寸送りされる。送りローラ
20はレバー21を介したシリンダ22によって回転す
ることができ、またクリーニングテープ18は押えロー
ラ23によって送りローラ20に押しつけられており、
送りローラ20の回転によってクリーニングテープ18
が送り出される機構となっている。
【0018】次にクリーニングテーブル19の近傍につ
いて図2を用いて説明する。クリーニングテーブル19
はボンディングツール29の下方向に位置し、圧縮バネ
24を介してテーブル台25に取りつけられており、ク
リーニング時にボンディングツール29の下面に平行に
当るようになっている。
【0019】25はテーブル台であり、スライドブロッ
ク27にスライドシャフト26およびシリンダ28を介
して図1の矢印C方向に摺動可能なように取りつけら
れ、シリンダ31によって摺動される。前記スライドブ
ロック27はユニット取付ブラケット30に取付けら
れ、このユニット取付ブラケット30は図1におけるス
ライドベース1に固定されており、スライドベース1の
摺動時に共に摺動することができる。
【0020】次に以上のように構成されたボンダー用ボ
ンディングツールのクリーニング装置の動作について説
明する。クリーニングを行う時はボンディングツール2
9が下降すると共に、シリンダ31によりクリーニング
テーブル19が上昇し、ボンディングツール29の下面
とクリーニングテーブル19の上面に張られたクリーニ
ングテープ18が密着状態となる。この時クリーニング
テーブル19の上面は、前記構成によりボンディングツ
ール29の下面に沿う様になっている。
【0021】次にシリンダ28を出し入れすることによ
り、クリーニングテーブル19を図1の矢印C方向に摺
動させ、さらにシリンダ4を出し入れすることにより、
クリーニングテーブル19を図1の矢印B方向に摺動さ
せ、この動作によって、ボンディングツール29の下面
のクリーニングを行うものである。
【0022】また、クリーニング終了後はシリンダ31
によりクリーニングテーブル19を下降させた後、送り
ローラ20をシリンダ22でレバー21を介して回転さ
せることにより、クリーニングテープ18を一定量送る
ことができる。なお、送りローラ20の内部の保持はワ
ンウェイクラッチを使用することにより逆回転しない構
造となっている。
【0023】また、クリーニングテープ18の供給はレ
バー12に取りつけられたセンサ(図示せず)にて駆動
モータ10を駆動し供給リール6を回転させることによ
り行い、同様にクリーニングテープ18の巻取りレバー
13に取りつけられたセンサ(図示せず)によって駆動
モータ11を駆動し巻取りリール7を回転させることに
より行う。さらに、スレイドベース1はノッチ5をはず
し、取手32を手前に引っぱって装置全体を引き出すこ
とにより、クリーニングテープ19の交換を容易に行え
るようになっている。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によればクリーニングテープを水平方向に移動させるこ
とによってボンディングツールのクリーニングを行うこ
とが可能となり、安定したクリーニングが行える。ま
た、クリーニングテープの取りかえが大変容易な構成で
あり、従来必要であった研磨砥石の取りかえあるいは再
加工などのメンテナンスも不要であるため、生産性を向
上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるボンダー用ボンディン
グツールのクリーニング装置の構成を示す斜視図
【図2】図1の要部正面図
【図3】従来のボンダー用ボンディングツールのクリー
ニング装置の構成を示す要部斜視図
【符号の説明】
1 スライドベース 2 固定フレーム 3 スライドレール 4,22,28,31 シリンダ 5 ノッチ 6 供給リール 7 巻取りリール 8,9 ベベルギア 10,11 駆動モータ 12,13,21 レバー 14,15 ローラ 16,17 引張バネ 18 クリーニングテープ 19 クリーニングテーブル 20 送りローラ 23 押えローラ 26 スライドシャフト 27 スライドブロック 29 ボンディングツール 30 ユニット取付ブラケット 32 取手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原薗 講平 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 別所 義夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−367242(JP,A) 特開 昭63−16956(JP,A) 特開 昭63−250829(JP,A) 特開 平3−64937(JP,A) 特開 平3−150853(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定フレームに摺動可能に取付けられた
    スライドベースと、このスライドベースに結合され巻装
    されたクリーニングテープを供給する供給リールと、同
    じくスライドベースに結合され上記供給リールから供給
    されるクリーニングテープを巻取る巻取りリールと、上
    記クリーニングテープの搬送経路に設けられスライドベ
    ースに上下動可能に取付けられたスライドブロックと、
    このスライドブロックに上記クリーニングテープの搬送
    方向と直交する方向に摺動可能に取付けられ上部にクリ
    ーニングテープと密着するクリーニングテーブルを有し
    たテーブル台からなり、上記密着したクリーニングテー
    プと連動してクリーニングテーブルが摺動することによ
    りボンダーのボンディングツールのクリーニングを行う
    ボンダー用ボンディングツールのクリーニング装置。
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CN115458341B (zh) * 2022-09-01 2023-06-20 深圳市鑫思源电子有限公司 一种电容器焊接装置

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