JP2720397B2 - 抗菌性繊維 - Google Patents

抗菌性繊維

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JP2720397B2 JP63255493A JP25549388A JP2720397B2 JP 2720397 B2 JP2720397 B2 JP 2720397B2 JP 63255493 A JP63255493 A JP 63255493A JP 25549388 A JP25549388 A JP 25549388A JP 2720397 B2 JP2720397 B2 JP 2720397B2
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雄三 横田
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Nippon Foil Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 本発明は、抗菌性に優れた繊維及びこの繊維を製造す
るために用いる紡糸用組成物に関するものである。
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
繊維製品は、主として衣料用として用いられている
が、近年各種の用途に用いられるようになってきてい
る。例えば、生魚の切身を載置するためのシートとし
て、編織物が用いられている。 生魚の切身を載置するための繊維シートは、切身から
生じる魚汁を吸収し、切身から魚汁を排除するために用
いられるものである。これにより、切身上に多量の魚汁
が付着するのを防止し、切身に清潔感が与えられる。 しかしながら、この繊維シートは魚汁を吸収するのみ
であり、積極的に切身の腐敗を防止するものではない。 そこで、本発明はこの繊維シートの繊維中にある特定
の物質を含有させ、この物質の作用によって載置される
切身の腐敗を防止しようというものである。
【課題を解決するための手段及び作用】
即ち、本発明は、放射性鉱物の粉末と銀鉱物粉末と無
機酸化物粉末との混合物を焼成して得られるセラミック
ス粉末を含有してなる抗菌性繊維に関するものである。
また、この抗菌性繊維を得るための原料である紡糸用組
成物に関するものである。 本発明において放射性鉱物としては、例えばフェルグ
ソン石,褐廉石,モナズ石等が用いられる。これらは天
然に産するものであり、例えば愛媛県波方地方,福島県
飯坂地方,長野県山口地方,京都府大呂地方,福島県阿
武隅地方,福島県石川地方,岐阜県苗木地方,福岡県小
峠地方,オーストラリア,インド,マレーシア等で産出
するものである。これらの放射性鉱物の組成は、酸化ラ
ジウム,酸化トリウム,酸化ニオビユム,酸化タンタ
ル,酸化イットリウム,酸化セリウム,珪酸,酸化鉄,
酸化アルミニウム,酸化チタニウム,酸化カルシウム,
酸化マンガン,酸化マグネシウム,酸化マンガン,酸化
エルビウム等よりなるものである。この組成中の酸化ト
リウム等から放射線が照射される。従って、放射性鉱物
としては特に酸化トリウム0,05〜2.0重量%を含有する
ものを用いるのが好ましい。酸化トリウムが2.0重量%
を超えると、照射される放射線の量が多くなり、本発明
に係る繊維や紡糸用組成物の製造現場の労働環境が悪く
なる傾向が生じる。また、酸化トリウムが0.05重量%未
満であると、照射される放射線の量が少なくなりすぎ
て、抗菌性が低下する傾向となる。なお、放射性鉱物の
粉末の粒径も細かいほど好ましく、一般的には0.5μ〜
3μ程度がよい。 本発明において銀鉱物としては、例えばキギン鉱,カ
クギン鉱,シルバニア鉱,ミアジル鉱,ペッツ鉱、アン
ギン鉱、ハリギン鉱,ノルコウギン鉱,タンコウギン
鉱,ポリバス鉱等が用いられる。また、前記の鉱物より
も銀の含有量の少ないものであっても使用しうる。即
ち、銀鉱物の銀の含有量が0.005重量%以上であれば本
発明において使用しうるものである。銀と他の物とを接
触させることにより、その物に対して抗菌効果が得られ
ることは知られているが、銀鉱物中の銀の含有量が0.00
5重量%未満になると、銀の抗菌効果が低下する傾向と
なる。なお、銀鉱物粉末の粒径も細かいほど好ましく、
一般的には0.5μ〜3μ程度がよい。 セラミックス粉末を得る際に用いる無機酸化物粉末と
しては、二酸化珪素,酸化アルミニウム,酸化鉄(II
I),酸化カルシウム、酸化マグネシウム,酸化ナトリ
ウム、酸化カリウム,酸化チタン(IV),三酸化二ホウ
素等の粉末が挙げられる。また、この無機酸化物粉末と
して酸化亜鉛を用いてもよい。この無機酸化物粉末の粒
径も細かいほど好ましく、一般的には1〜10μ程度がよ
い。 そして、上記した放射性鉱物の粉末と、銀鉱物粉末
と、無機酸化物粉末とを混合し、焼成してセラミックス
粉末を得る。セラミックス粉末を得る際における、放射
性鉱物の粉末と銀鉱物粉末と無機酸化物粉末との配合割
合は、以下のとおりであるのが好ましい。即ち、無機酸
化物粉末100重量部に対して、放射性鉱物の粉末5〜100
重量部程度、銀鉱物粉末5〜100重量部程度が好まし
い。放射性鉱物の粉末等が5重量部未満になると、照射
される放射線の量が少なくなる等によって抗菌効果が低
下する傾向となる。また、放射性鉱物の粉末等の量が10
0重量部を超えると、連結剤である無機酸化物粉末の量
が相対的に低下し、セラミックス粉末が得られにくくな
る傾向が生じる。 セラミックス粉末を、従来公知の繊維本体中に含有さ
せて、本発明に係る抗菌性繊維を得る。セラミックス粉
末の含有量は、抗菌性繊維中に1〜50重量%程度である
のが好ましい。セラミックス粉末の含有量が1重量%未
満であると、照射される放射線の量等が少なくなる傾向
が生じる。また、セラミックス粉末の含有量が50重量%
を超えると、抗菌性繊維の引張強度が低下する傾向とな
る。 本発明に係る抗菌性繊維を得るためには、まず、合成
樹脂にセラミックス粉末を添加してなる紡糸用組成物を
準備する。セラミックス粉末を合成樹脂に添加する方法
は、合成樹脂を液体状にしてその中にセラミックス粉末
を投入すればよい。 本発明において合成樹脂という語は、広義の意味で用
いられており、合成樹脂を得る際に用いるポリアミド系
樹脂,ポリビニルアルコール系樹脂,ポリエステル系樹
脂,ポリオレフィン系樹脂,ポリ塩化ビニリデン系樹
脂,ポリ塩化ビニル系樹脂,ポリアクリロニトリル系樹
脂,ポリウレタン系樹脂等はもとより、再生繊維や半合
成繊維を得る際に用いるセルロース系のものも包含して
いる。これらの合成樹脂を液体状にするためには、加熱
して溶融させてもよいし、有機溶媒等に溶解させてもよ
い。 本発明に係る紡糸用組成物は、液体状のままであって
もよいし、冷却し又は有機溶媒を蒸発させて固体状にし
てもよい。液体状の紡糸用組成物は、そのまま公知の方
法で紡糸装置を用いて紡糸すれば、抗菌性繊維が得られ
る。また、固体状の紡糸用組成物の場合には、それを液
体状にして公知の方法で紡糸装置を用いて紡糸すれば、
抗菌性繊維が得られる。 なお、以上主に、本発明に係る抗菌性繊維が生魚の切
身を載置するための繊維シートに用いられる場合を説明
したが、本発明に係る抗菌性繊維はその他の包装袋,靴
下,手術用白衣等を製造する際にも用いられるものであ
る。
【実施例】
実施例1 まず、下記の組成及び配合からなる組成物を準備し
た。 無機酸化物(粒径2μ) 100重量部 褐廉石(粒径5μ) 40重量部 ハリギン鉱(粒径5μ) 20重量部 なお、前記の無機酸化物は二酸化珪素(シリカ)及び
酸化アルミニウム(アルミナ)を主体とするものであ
る。 この組成物を約1000℃で2日間焼成して、セラミック
スを得、これを粉砕して粒径2μのセラミックス粉末を
得た。 このセラミックス粉末を用いて下記の組成及び配合よ
りなる紡糸用組成物を得た。 ポリプロピレン樹脂 100重量部 セラミックス粉末(粒径2μ) 50重量部 この紡糸用組成物を、公知の紡糸方法により紡糸し
て、抗菌性繊維である360d/78fのマルチフィラメントを
得た。このマルチフィラメントを編成して編物を得た。 この編物を、陶器製皿の上に敷き、更にその上にマグ
ロの切身を置いた。そして、それを常温で放置した。3
時間経過後において切身には殆ど変化が見られなかっ
た。 比較のため、編物を敷いていない陶器製皿に直接マグ
ロの切身を置き、常温で放置した。3時間経過後におい
て切身はほぼ全体に亙って変色していた。 実施例2 まず、下記の組成及び配合からなる組成物を準備し
た。 無機酸化物(粒径2μ) 100重量部 褐廉石(粒径5μ) 40重量部 ハリギン鉱(粒径5μ) 20重量部 なお、前記の無機酸化物は二酸化珪素(シリカ),酸
化アルミニウム(アルミナ)及び酸化亜鉛(亜鉛華)を
主体とするものである。 この組成物を約1000℃で2日間焼成して、セラミック
スを得、これを粉砕して粒径2μのセラミックス粉末を
得た。 このセラミックス粉末を用いて下記の組成及び配合よ
りなる紡糸用組成物を得た。 ポリプロピレン樹脂 100重量部 セラミックス粉末(粒径2μ) 50重量部 この紡糸用組成物を、公知の紡糸方法により紡糸し
て、抗菌性繊維である360d/78fのマルチフィラメントを
得た。このマルチフィラメントを編成して編物を得た。 この編物を用いて実施例1と同様の試験をしたとこ
ろ、抗菌効果を奏することが判った。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る抗菌性繊維は、そ
の中に放射性鉱物の粉末と銀鉱物粉末と無機酸化物粉末
との混合物から得られるセラミックス粉末を含有してい
るので、放射性鉱物より放射線が照射されたり又は銀鉱
物等が外気と接触する。従って、この抗菌性繊維より得
られた繊維製品を、例えば飲食品と接触せしめて使用す
ると、この飲食品に放射線が照射されたり又は飲食品と
銀鉱物等とが接触する。依って、飲食品の菌の生長が抑
制され又は菌が殺滅されるので、飲食品の腐敗を防止し
うるという効果を奏する。 また、本発明に係る抗菌性繊維よりなる繊維製品は飲
食品と共に用いられるのみでなく、例えば靴下等として
使用した場合にも、足に発生しやすい水虫の菌の生長が
抑制され又は菌が殺滅されるので、水虫に罹りにくいと
いう効果を奏するものであり、或いは手術用白衣として
使用した場合には、白衣に付着した菌の生長が抑制され
又は菌が殺滅されるので、患者や医師に対する予期しな
い感染を防止しうるという効果を奏するものであり、衣
料用等種々の用途に用いられるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D01F 6/90 301 D01F 6/90 301 6/92 301 6/92 301M

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射性鉱物の粉末と銀鉱物粉末と無機酸化
    物粉末との混合物を焼成して得られるセラミックス粉末
    を含有してなる抗菌性繊維。
  2. 【請求項2】放射性鉱物として、酸化トリウム0.05〜2.
    0重量%含有するものを用いる請求項(1)記載の抗菌
    性繊維。
  3. 【請求項3】合成樹脂に、放射性鉱物の粉末と銀鉱物粉
    末と無機酸化物粉末との混合物を焼成して得られるセラ
    ミックス粉末を添加してなる紡糸用組成物。
  4. 【請求項4】放射性鉱物として、酸化トリウム0.05〜2.
    0重量%を含有するものを用いる請求項(3)記載の紡
    糸用組成物。
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