JP2719857B2 - 4線式バックファイヤヘリカルアンテナ - Google Patents

4線式バックファイヤヘリカルアンテナ

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JP2719857B2
JP2719857B2 JP3171077A JP17107791A JP2719857B2 JP 2719857 B2 JP2719857 B2 JP 2719857B2 JP 3171077 A JP3171077 A JP 3171077A JP 17107791 A JP17107791 A JP 17107791A JP 2719857 B2 JP2719857 B2 JP 2719857B2
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裕彦 山本
洋 中野
智三 太田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばGPS等の
ナビゲーションシステムで使用されるバックファイヤヘ
リカルアンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年情報化社会の発達とともに、移動体
通信、衛星通信が盛んになるとともに、人工衛星の電波
を受信し移動体の位置、速度を検出するGPS等のナビ
ゲーションシステムが実用化されている。GPSでは、
Lバンド帯の周波数の電波が使用され、受信アンテナと
してはバックファイヤヘリカルアンテナやスパイラルア
ンテナ等が実用化されている。
【0003】図4は、従来のバックファイヤヘリカルア
ンテナの斜視図ある。円筒形状をして、誘電体であるボ
ビン1の外周にはフレキシブル基板フィルム3が巻付け
られている。ボビン1はフレキシブル基板フィルム3を
円筒状に保持する役目を有する。フレキシブル基板フィ
ルム3の表面には、螺旋状をした4本の放射導体5、
7、9、11がエッチングによって形成されている。
【0004】ボビン1の円筒の中心軸の位置には、同軸
ケーブル38が配置されている。同軸ケーブル38は、
同軸中心導体39と、同軸中心導体39の周囲に設けら
れた絶縁体41と、絶縁体41の周囲に設けられた同軸
外導体43とを備えている。
【0005】同軸中心導体39の第1端部には、アーム
13が半田45によって半田付けされている。アーム1
3の第1端部15には、放射導体5の第1端部23が半
田19によって半田付けされている。アーム13の第2
端部17には、放射導体7の第1端部25が半田(図示
せず)によって半田付けされている。
【0006】同軸外導体43の第1端部には、アーム2
7が半田47によって半田付けされている。アーム27
の第1端部29には、放射導体9の第1端部35が半田
33によって半田付けされている。アーム27の第2端
部31には、放射導体11の第1端部37が半田(図示
せず)によって半田付けされている。
【0007】同軸外導体43には、後部接続片49が半
田によって半田付けされている。後部接続片49の第1
接続部51、第2接続部53、第3接続部55、第4接
続部57には、それぞれ、放射導体11の第2端部5
9、放射導体7の第2端部61、放射導体5の第2端部
63、放射導体9の第2端部65が半田付けされてい
る。67、69は半田である。放射導体5、7、9、1
1は1/4〜1/2周ボビン1のまわりを巻くように形
成されている。
【0008】図4に示すヘリカルアンテナの動作を以下
説明する。放射導体5、11、アーム13、27および
後部接続片49により構成される第1のループの全長が
使用する波長よりやや長く設定されるとともに、放射導
体7、9、アーム13、27および後部接続片49によ
り構成される第2のループの全長が使用する波長よりも
やや短く設定されており、使用波長において、長い方の
第1のループが容量性インピーダンスを呈するととも
に、短い方の第2のループが誘導性インピーダンスを呈
する。
【0009】このため、両ループの全長の長さに適宜の
差を設けることにより、両ループが並列に給電されてい
るにもかかわらず、互いに隣接する放射導体5、7、
9、11に流れる各電流の間に互いに90度の位相差を
もたせることができ、円偏波が効率よく放射される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の4線式
バックファイヤヘリカルアンテナにおいては、放射導体
5、7、9、11、アーム13、27、後部接続片49
は独立の部品だったので、組立の際に半田付けの箇所が
多くなり作業工数が多いという問題があった。
【0011】この発明はかかる従来の問題点を解決する
ためになされたものである。この発明の目的は、作業工
数を減らすことが可能な構造をした4線式バックファイ
アヘリカルアンテナを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に従った4線式
バックファイヤヘリカルアンテナは、第1放射導体と、
第1放射導体と間をあけて並べて配置された第2放射導
体と、第1放射導体の第1端部と第2放射導体の第1端
部とを接続する第1端部接続部と、第1放射導体の第2
端部と第2放射導体の第2端部とを接続する第2端部接
続部と、が導体板を打ち抜くことにより一体形成された
第1および第2放射部材と、同軸中心導体と、同軸中心
導体の周囲に形成された絶縁体と、絶縁体の周囲に形成
された同軸外導体と、を有する同軸線路とを備えてい
る。
【0013】第1および第2放射部材はそれぞれ折曲げ
て屈曲部を有する螺旋状にされている。第1放射部材の
第1端部接続部は同軸中心導体に接続され、第1放射部
材の第2端部接続部は同軸外導体に接続されている。第
2放射部材の第1および第2端部接続部は同軸外導体に
接続されている。
【0014】
【作用】第1および第2放射部材は、第1放射導体、第
2放射導体、第1端部接続部、第2接続部が一体形成さ
れた構造をしている。このため組立の際の接続箇所は、
第1放射部材の第1端部接続部と同軸中心導体、第1放
射部材の第2端部接続部と同軸外導体、第2放射部材の
第1および第2端部接続部と同軸外導体の4カ所で済
む。すなわち、従来独立の部品だったのを一体形成して
いるので、部品点数を少なくでき組立の際の接続箇所を
少なくすることができる。
【0015】
【実施例】図1は、この発明に従った4線式バックファ
イヤヘリカルアンテナの一実施例の斜視図である。第1
放射部材14は、放射導体5、7、アーム13、後部接
続片49が一体形成した構造をしている。第2放射部材
16は放射部材9、11、アーム27、後部接続片50
が一体形成した構造をしている。第1および第2放射部
材14、16は厚さ0.5〜2mm程度の冷間圧延鉄
板、アルミニウム板、真鍮板等の適度の剛性を有する導
体板である。
【0016】第2放射部材16は図2に示す形状に板金
プレスの打抜き加工によって形成され、A〜Dの2点破
線部分を約90度折曲げることによって放射部材9、1
1、アーム27、後部接続片50の各部が形成される。
アーム27の2つの腕の長さは異なる長さとする。A〜
Dは必ずしも直角に折曲げる必要がなく、角に丸みがつ
くように折曲げてもよい。44は貫通孔であり、貫通孔
44に同軸ケーブル38が挿入される。第1放射部材1
4も第2放射部材16と同じようにして形成される。
【0017】折曲げられた第1および第2放射部材1
4、16は図3に示すように、互いに向かい合うように
した状態で貫通孔44、48を同軸ケーブル38に挿入
し、貫通孔44、48を同軸外導体48の半田付け部6
0に半田付けし、アーム13を同軸中心導体39の半田
付け部56に半田付けし、アーム27を同軸外導体43
の半田付け部58に半田付けする。この状態が図1であ
る。45、47、54は半田である。
【0018】
【発明の効果】この発明に従った4線式バックファイヤ
ヘリカルアンテナは、部品点数を少なくしているので、
組立の際の接続箇所を少なくでき、したがって、作業工
数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従った4線式バックファイヤヘリカ
ルアンテナの一実施例の斜視図である。
【図2】この発明に従った4線式バックファイヤヘリカ
ルアンテナの一実施例に用いられる第2放射部材16の
平面図である。
【図3】この発明に従った4線式バックファイヤヘリカ
ルアンテナの一実施例の組立を説明するための斜視図で
ある。
【図4】従来の4線式バックファイヤヘリカルアンテナ
の斜視図である。
【符号の説明】
5、7、9、11 放射導体 13、27 アーム 49、50 後部接続片 14 第1放射部材 16 第2放射部材 38 同軸ケーブル 39 同軸中心導体 41 絶縁体 43 同軸外導体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1放射導体と、前記第1放射導体と間
    をあけて並べて配置された第2放射導体と、前記第1放
    射導体の第1端部と前記第2放射導体の第1端部とを接
    続する第1端部接続部と、前記第1放射導体の第2端部
    と前記第2放射導体の第2端部とを接続する第2端部接
    続部と、が導体板を打ち抜くことにより一体形成された
    第1および第2放射部材と、 同軸中心導体と、前記同軸中心導体の周囲に形成された
    絶縁体と、前記絶縁体の周囲に形成された同軸外導体
    と、を有する同軸線路と、を備え、 前記第1および第2放射部材をそれぞれ折曲げて屈曲部
    を有する螺旋状にし、 前記第1放射部材の第1端部接続部を前記同軸中心導体
    に接続し、前記第1放射部材の第2端部接続部を前記同
    軸外導体に接続し、 前記第2放射部材の第1および第2端部接続部を前記同
    軸外導体に接続した、4線式バックファイヤヘリカルア
    ンテナ。
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EP92111263A EP0521511B1 (en) 1991-07-05 1992-07-03 Back fire helical antenna
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JP6906863B2 (ja) * 2017-10-03 2021-07-21 日本アンテナ株式会社 円偏波アンテナおよびダイバーシティ通信システム

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FR2624656B1 (fr) * 1987-12-10 1990-05-18 Centre Nat Etd Spatiales Antenne de type helice et son procede de realisation

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