JP2002198725A - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置Info
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- JP2002198725A JP2002198725A JP2000398222A JP2000398222A JP2002198725A JP 2002198725 A JP2002198725 A JP 2002198725A JP 2000398222 A JP2000398222 A JP 2000398222A JP 2000398222 A JP2000398222 A JP 2000398222A JP 2002198725 A JP2002198725 A JP 2002198725A
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- resonance frequency
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Abstract
(57)【要約】
【課題】導電接地部材２８が略長方形であっても円偏波
信号の周波数に軸比の最良点を設定できるようにしたア
ンテナ装置３０を提供する。 【解決手段】誘電体板１０の表面に矩形の平面放射電極
３４が配設されるパッチアンテナ３２と、その裏面に略
長方形で辺が平面放射電極３４の辺と略平行に配設され
る導電接地部材２８を備えるアンテナ装置３０で、導電
接地部材２８が、パッチアンテナ３２の高い方の共振周
波数を定める平面放射電極３４の辺ＷＨ’の長さ方向に
長ければ、平面放射電極３４の４辺をより長くし、パッ
チアンテナ３２の低い方の共振周波数を定める平面放射
電極３４の辺ＷＬ’の長さ方向に長ければ、平面放射電
極３４の４辺の長さをより短くし、低い方の共振周波数
と高い方の共振周波数の周波数幅を最適なままとして、
軸比の最良点が送受信すべき円偏波信号の周波数に一致
するように調整する。
信号の周波数に軸比の最良点を設定できるようにしたア
ンテナ装置３０を提供する。 【解決手段】誘電体板１０の表面に矩形の平面放射電極
３４が配設されるパッチアンテナ３２と、その裏面に略
長方形で辺が平面放射電極３４の辺と略平行に配設され
る導電接地部材２８を備えるアンテナ装置３０で、導電
接地部材２８が、パッチアンテナ３２の高い方の共振周
波数を定める平面放射電極３４の辺ＷＨ’の長さ方向に
長ければ、平面放射電極３４の４辺をより長くし、パッ
チアンテナ３２の低い方の共振周波数を定める平面放射
電極３４の辺ＷＬ’の長さ方向に長ければ、平面放射電
極３４の４辺の長さをより短くし、低い方の共振周波数
と高い方の共振周波数の周波数幅を最適なままとして、
軸比の最良点が送受信すべき円偏波信号の周波数に一致
するように調整する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、パッチアンテナで
送受信する円偏波信号に対して軸比の最良点が円偏波信
号の周波数となるようにしたアンテナ装置に関するもの
である。
送受信する円偏波信号に対して軸比の最良点が円偏波信
号の周波数となるようにしたアンテナ装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】円偏波信号を送受信するための一般的な
構造のアンテナ装置を図３ないし図５を参照して説明す
る。図３は、一般的なアンテナ装置の平面図である。図
４は、図３のアンテナ装置の縦断面図である。図５は、
図３に示すアンテナ装置のアンテナ特性図である。
構造のアンテナ装置を図３ないし図５を参照して説明す
る。図３は、一般的なアンテナ装置の平面図である。図
４は、図３のアンテナ装置の縦断面図である。図５は、
図３に示すアンテナ装置のアンテナ特性図である。
【０００３】図３および図４において、略正方形の平面
形状を有する誘電体板１０の表面に、矩形の平面放射電
極１２が配設され、裏面全体に接地電極１４が配設さ
れ、給電端子１６が誘電体板１０と接地電極１４を貫通
して平面放射電極１２にオフセット位置で電気的接続さ
れて、パッチアンテナ１８が構成される。このパッチア
ンテナ１８の接地電極１４に重ねて、辺の方向を平面放
射電極１２の辺と略平行として、略正方形の大きな平面
形状を有する導電接地部材２０が配設されてアンテナ装
置２２が構成される。なお、給電端子１６は、接地電極
１４および導電接地部材２０に電気的接続されないこと
は勿論である。
形状を有する誘電体板１０の表面に、矩形の平面放射電
極１２が配設され、裏面全体に接地電極１４が配設さ
れ、給電端子１６が誘電体板１０と接地電極１４を貫通
して平面放射電極１２にオフセット位置で電気的接続さ
れて、パッチアンテナ１８が構成される。このパッチア
ンテナ１８の接地電極１４に重ねて、辺の方向を平面放
射電極１２の辺と略平行として、略正方形の大きな平面
形状を有する導電接地部材２０が配設されてアンテナ装
置２２が構成される。なお、給電端子１６は、接地電極
１４および導電接地部材２０に電気的接続されないこと
は勿論である。
【０００４】かかる構成からなるアンテナ装置２２は、
パッチアンテナ１８の矩形の平面放射電極１２の辺の長
さＷＬ，ＷＨにより２つの共振周波数ｆＬ，ｆＨが設定
される。すなわち、図５に示すごとく、長い方の辺の長
さＷＬにより低い方の共振周波数ｆＬが設定され、短い
方の辺の長さＷＨにより高い方の共振周波数ｆＨが設定
される。この２つの共振周波数ｆＬ、ｆＨの周波数幅
は、オフセットによる一点給電で円偏波信号を送受信す
るための最適値に設定され、２つの共振周波数ｆＬ、ｆ
Ｈの中央が送受信しようとする円偏波信号の周波数ｆＳ
となるように設定される。すると、円偏波信号を送受信
する軸比は、周波数ｆＳにて最良値となる。
パッチアンテナ１８の矩形の平面放射電極１２の辺の長
さＷＬ，ＷＨにより２つの共振周波数ｆＬ，ｆＨが設定
される。すなわち、図５に示すごとく、長い方の辺の長
さＷＬにより低い方の共振周波数ｆＬが設定され、短い
方の辺の長さＷＨにより高い方の共振周波数ｆＨが設定
される。この２つの共振周波数ｆＬ、ｆＨの周波数幅
は、オフセットによる一点給電で円偏波信号を送受信す
るための最適値に設定され、２つの共振周波数ｆＬ、ｆ
Ｈの中央が送受信しようとする円偏波信号の周波数ｆＳ
となるように設定される。すると、円偏波信号を送受信
する軸比は、周波数ｆＳにて最良値となる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のパッ
チアンテナ１８を小型の携帯機器などに搭載する場合に
は、上述のごとく、アンテナ装置２６の導電接地部材２
０を略正方形に設定できない場合もあり、略長方形とな
らざるを得ない場合がある。かかる場合の不具合につき
以下説明する。図６は、導電接地部材が略長方形のアン
テナ装置の平面図である。図７は、略長方形の導電接地
部材として作用する筐体に従来のパッチアンテナを配設
した一例を示す斜視図である。図８は、図６のアンテナ
装置のアンテナ特性図である。図６および図７におい
て、図３および図４の部材と同じまたは均等な部材には
同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
チアンテナ１８を小型の携帯機器などに搭載する場合に
は、上述のごとく、アンテナ装置２６の導電接地部材２
０を略正方形に設定できない場合もあり、略長方形とな
らざるを得ない場合がある。かかる場合の不具合につき
以下説明する。図６は、導電接地部材が略長方形のアン
テナ装置の平面図である。図７は、略長方形の導電接地
部材として作用する筐体に従来のパッチアンテナを配設
した一例を示す斜視図である。図８は、図６のアンテナ
装置のアンテナ特性図である。図６および図７におい
て、図３および図４の部材と同じまたは均等な部材には
同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
【０００６】小型で携帯用のデータ端末機器やＧＰＳ装
置などでは、一般的に掌で持てる大きさの偏平な筐体２
４を備え、その偏平な厚さ方向の面に、図７のごとく従
来のパッチアンテナ１８が配設されてアンテナ装置２６
が構成される場合がある。かかる場合おいて、筐体２４
が導電性金属などで形成されていると、この筐体２４が
導電接地部材２８として作用し、電気的には図６のごと
き構造のアンテナ装置２６が構成される。
置などでは、一般的に掌で持てる大きさの偏平な筐体２
４を備え、その偏平な厚さ方向の面に、図７のごとく従
来のパッチアンテナ１８が配設されてアンテナ装置２６
が構成される場合がある。かかる場合おいて、筐体２４
が導電性金属などで形成されていると、この筐体２４が
導電接地部材２８として作用し、電気的には図６のごと
き構造のアンテナ装置２６が構成される。
【０００７】かかるアンテナ装置２６のアンテナ特性
は、図８に示すごとく、平面放射電極１２の辺の長さＷ
Ｌ、ＷＨによって設定される２つの共振周波数は、略正
方形の導電接地部材２０を有するアンテナ装置２２と略
同じであるが、軸比の最良点が大幅にずれる。図６のア
ンテナ装置２６では、高い方の共振周波数ｆＨを設定す
る辺の長さＷＨ方向に導電接地部材２８が長く、低い方
の共振周波数ｆＬを設定する辺の長さＷＬ方向に導電接
地部材２８が短いために、軸比の最良点が高い方の共振
周波数側にずれている。そこで、２つの共振周波数ｆ
Ｌ、ｆＨの中間の周波数ｆＳでは、円偏波信号に対して
軸比が悪いものとなる。この結果、アンテナ装置２６の
向きを変えると利得が大幅に変化するなどの不具合が生
ずる。
は、図８に示すごとく、平面放射電極１２の辺の長さＷ
Ｌ、ＷＨによって設定される２つの共振周波数は、略正
方形の導電接地部材２０を有するアンテナ装置２２と略
同じであるが、軸比の最良点が大幅にずれる。図６のア
ンテナ装置２６では、高い方の共振周波数ｆＨを設定す
る辺の長さＷＨ方向に導電接地部材２８が長く、低い方
の共振周波数ｆＬを設定する辺の長さＷＬ方向に導電接
地部材２８が短いために、軸比の最良点が高い方の共振
周波数側にずれている。そこで、２つの共振周波数ｆ
Ｌ、ｆＨの中間の周波数ｆＳでは、円偏波信号に対して
軸比が悪いものとなる。この結果、アンテナ装置２６の
向きを変えると利得が大幅に変化するなどの不具合が生
ずる。
【０００８】本発明は、かかる従来技術の事情に鑑みて
なされたもので、導電接地部材が略長方形であっても円
偏波信号の周波数に軸比の最良点を設定できるようにし
たアンテナ装置を提供することを目的とする。
なされたもので、導電接地部材が略長方形であっても円
偏波信号の周波数に軸比の最良点を設定できるようにし
たアンテナ装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明のアンテナ装置は、誘電体板の表面に矩形
の平面放射電極が配設されて円偏波信号を送受信するパ
ッチアンテナと、このパッチアンテナの裏面に略長方形
であってその辺が前記平面放射電極の辺と略平行に配設
される導電接地部材とを備えるアンテナ装置において、
前記パッチアンテナの軸比の最良点が前記円偏波信号の
周波数と一致するように、前記平面放射電極の辺の長さ
を調整して構成されている。
めに、本発明のアンテナ装置は、誘電体板の表面に矩形
の平面放射電極が配設されて円偏波信号を送受信するパ
ッチアンテナと、このパッチアンテナの裏面に略長方形
であってその辺が前記平面放射電極の辺と略平行に配設
される導電接地部材とを備えるアンテナ装置において、
前記パッチアンテナの軸比の最良点が前記円偏波信号の
周波数と一致するように、前記平面放射電極の辺の長さ
を調整して構成されている。
【００１０】また、前記パッチアンテナの低い方の共振
周波数と高い方の共振周波数の周波数幅を最適化したま
まで、前記平面放射電極の辺の長さを調整して構成する
こともできる。
周波数と高い方の共振周波数の周波数幅を最適化したま
まで、前記平面放射電極の辺の長さを調整して構成する
こともできる。
【００１１】そして、前記導電接地部材が前記パッチア
ンテナの高い方の共振周波数を定める前記平面放射電極
の辺の長さ方向に長いならば、前記平面放射電極の４辺
の長さをより長くするように調整し、前記導電接地部材
が前記パッチアンテナの低い方の共振周波数を定める前
記平面放射電極の辺の長さ方向に長いならば、前記平面
放射電極の４辺の長さをより短くするように調整して構
成しても良い。
ンテナの高い方の共振周波数を定める前記平面放射電極
の辺の長さ方向に長いならば、前記平面放射電極の４辺
の長さをより長くするように調整し、前記導電接地部材
が前記パッチアンテナの低い方の共振周波数を定める前
記平面放射電極の辺の長さ方向に長いならば、前記平面
放射電極の４辺の長さをより短くするように調整して構
成しても良い。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図１ない
し図２を参照して説明する。図１は、本発明のアンテナ
装置の実施例の平面図である。図２は、図１のアンテナ
装置のアンテナ特性図である。図１において、図３と図
４および図６に示す部材と同じまたは均等な部材には同
じ符号を付けて重複する説明を省略する。
し図２を参照して説明する。図１は、本発明のアンテナ
装置の実施例の平面図である。図２は、図１のアンテナ
装置のアンテナ特性図である。図１において、図３と図
４および図６に示す部材と同じまたは均等な部材には同
じ符号を付けて重複する説明を省略する。
【００１３】図１に示すアンテナ装置３０において、パ
ッチアンテナ３２の基本的な構造は、従来のパッチアン
テナ１８と同じであるが、平面放射電極３４の辺の長さ
ＷＬ’、ＷＨ’の設定が相違する。例えば、導電接地部
材２８が、平面放射電極３４の高い方の共振周波数ｆ
Ｈ’を設定する一方の辺ＷＨ’方向に長いならば、まず
この辺の長さＷＨ’を従前よりも長く設定して、高い方
の共振周波数ｆＨ’を従来よりも低く設定する。また、
この低く設定された高い方の共振周波数ｆＨ’と適宜な
周波数幅を有するように低い方の共振周波数ｆＬ’が低
くなるように平面放射電極３４の他方の辺の長さＷＬ’
を従前よりも長く設定する。すると、２つの共振周波数
ｆＬ’、ｆＨ’は適宜な周波数幅を備えて、図８に示す
従来のアンテナ特性に対して、周波数が相対的に低い方
にずれたアンテナ特性が得られる。そこで、かかる調整
によって、軸比の最良点が送受信すべき円偏波信号の周
波数ｆＳとなるように設定する。
ッチアンテナ３２の基本的な構造は、従来のパッチアン
テナ１８と同じであるが、平面放射電極３４の辺の長さ
ＷＬ’、ＷＨ’の設定が相違する。例えば、導電接地部
材２８が、平面放射電極３４の高い方の共振周波数ｆ
Ｈ’を設定する一方の辺ＷＨ’方向に長いならば、まず
この辺の長さＷＨ’を従前よりも長く設定して、高い方
の共振周波数ｆＨ’を従来よりも低く設定する。また、
この低く設定された高い方の共振周波数ｆＨ’と適宜な
周波数幅を有するように低い方の共振周波数ｆＬ’が低
くなるように平面放射電極３４の他方の辺の長さＷＬ’
を従前よりも長く設定する。すると、２つの共振周波数
ｆＬ’、ｆＨ’は適宜な周波数幅を備えて、図８に示す
従来のアンテナ特性に対して、周波数が相対的に低い方
にずれたアンテナ特性が得られる。そこで、かかる調整
によって、軸比の最良点が送受信すべき円偏波信号の周
波数ｆＳとなるように設定する。
【００１４】また、導電接地部材２８が、平面放射電極
３４の低い方の共振周波数ｆＬ’を設定する他方の辺Ｗ
Ｌ’の方向に長いならば、まずこの辺の長さＷＬ’を従
前よりも短く設定して低い方の共振周波数ｆＬ’を従来
よりも高く設定する。また、この高く設定された低い方
の共振周波数ｆＬ’と適宜な周波数幅を有するように高
い方の共振周波数ｆＨ’が高くなるように平面放射電極
３４の一方の辺の長さＷＨ’を従前よりも短く設定す
る。このようにして、低い方の共振周波数ｆＬ’の方向
にずれている軸比の最良点が、送受信すべき円偏波信号
の周波数ｆＳとなるように設定する。
３４の低い方の共振周波数ｆＬ’を設定する他方の辺Ｗ
Ｌ’の方向に長いならば、まずこの辺の長さＷＬ’を従
前よりも短く設定して低い方の共振周波数ｆＬ’を従来
よりも高く設定する。また、この高く設定された低い方
の共振周波数ｆＬ’と適宜な周波数幅を有するように高
い方の共振周波数ｆＨ’が高くなるように平面放射電極
３４の一方の辺の長さＷＨ’を従前よりも短く設定す
る。このようにして、低い方の共振周波数ｆＬ’の方向
にずれている軸比の最良点が、送受信すべき円偏波信号
の周波数ｆＳとなるように設定する。
【００１５】なお、オフセットによる１点給電で円偏波
信号を送受信するのに最適な２つの共振周波数ｆＬ’、
ｆＨ’の間の周波数幅は、従来のパッチアンテナ１８と
同様に、誘電体板１０の誘電率などにより適宜に設定す
ることは勿論である。また、上記実施例では、導電性金
属で形成された筐体２４が導電接地部材２８として作用
する場合につき説明したが、これに限られず、導電接地
部材２８として作用する部材が略長方形であれば、本発
明を応用できることは容易に理解できるであろう。さら
に、パッチアンテナ１８、３２で、円偏波信号を送受信
するものに限られず、送信または受信のいずれか一方で
あっても良いことは勿論である。
信号を送受信するのに最適な２つの共振周波数ｆＬ’、
ｆＨ’の間の周波数幅は、従来のパッチアンテナ１８と
同様に、誘電体板１０の誘電率などにより適宜に設定す
ることは勿論である。また、上記実施例では、導電性金
属で形成された筐体２４が導電接地部材２８として作用
する場合につき説明したが、これに限られず、導電接地
部材２８として作用する部材が略長方形であれば、本発
明を応用できることは容易に理解できるであろう。さら
に、パッチアンテナ１８、３２で、円偏波信号を送受信
するものに限られず、送信または受信のいずれか一方で
あっても良いことは勿論である。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアンテナ
装置は構成されているので、以下のごとき格別な効果を
奏する。
装置は構成されているので、以下のごとき格別な効果を
奏する。
【００１７】請求項１記載のアンテナ装置は、平面放射
電極の辺の長さを調整して送受信すべき円偏波信号の周
波数に、軸比が最良点となる周波数を一致させるように
したので、アンテナ装置の向きを変えてもアンテナ利得
が大幅に変化するようなことがない。
電極の辺の長さを調整して送受信すべき円偏波信号の周
波数に、軸比が最良点となる周波数を一致させるように
したので、アンテナ装置の向きを変えてもアンテナ利得
が大幅に変化するようなことがない。
【００１８】請求項２記載のアンテナ装置は、平面放射
電極の２つの共振周波数の間の周波数幅を最適化したま
まで周波数をずらすようにしたので、オフセットによる
１点給電で円偏波信号を送受信できる。
電極の２つの共振周波数の間の周波数幅を最適化したま
まで周波数をずらすようにしたので、オフセットによる
１点給電で円偏波信号を送受信できる。
【００１９】請求項３記載のアンテナ装置にあっては、
長方形の導電接地部材の長い方向に応じて平面放射電極
の辺の長さを調整することで、簡単に軸比の最良点を送
受信する円偏波信号の周波数に一致させることができ
る。
長方形の導電接地部材の長い方向に応じて平面放射電極
の辺の長さを調整することで、簡単に軸比の最良点を送
受信する円偏波信号の周波数に一致させることができ
る。
【図１】本発明のアンテナ装置の実施例の平面図であ
る。
る。
【図２】図１のアンテナ装置のアンテナ特性図である。
【図３】一般的な構造のアンテナ装置の平面図である。
【図４】図３のアンテナ装置の縦断面図である。
【図５】図３に示すアンテナ装置のアンテナ特性図であ
る
る
【図６】導電接地部材が略長方形のアンテナ装置の平面
図である。
図である。
【図７】略長方形の導電接地部材として作用する筐体に
従来のパッチアンテナを配設した一例を示す斜視図であ
る。
従来のパッチアンテナを配設した一例を示す斜視図であ
る。
【図８】図６のアンテナ装置のアンテナ特性図である
【符号の説明】 １０ 誘電体板 １２，３４ 平面放射電極 １６ 給電端子 １８，３２ パッチアンテナ ２２，２６，３０ アンテナ装置 ＷＬ，ＷＨ，ＷＬ’，ＷＨ’ 辺の長さ ｆＬ，ｆＬ’ 低い方の共振周波数 ｆＨ，ｆＨ’ 高い方の共振周波数 ｆＳ 送受信する円偏波信号の周波数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山保 威 群馬県富岡市神農原1112番地 株式会社ヨ コオ富岡工場内 Ｆターム(参考） 5J045 AA15 CA04 DA10 EA07 HA06 NA01
Claims (3)
- 【請求項１】 誘電体板の表面に矩形の平面放射電極が
配設されて円偏波信号を送受信するパッチアンテナと、
このパッチアンテナの裏面に略長方形であってその辺が
前記平面放射電極の辺と略平行に配設される導電接地部
材とを備えるアンテナ装置において、前記パッチアンテ
ナの軸比の最良点が前記円偏波信号の周波数と一致する
ように、前記平面放射電極の辺の長さを調整して構成し
たことを特徴とするアンテナ装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のアンテナ装置において、
前記パッチアンテナの低い方の共振周波数と高い方の共
振周波数の周波数幅を最適化したままで、前記平面放射
電極の辺の長さを調整して構成したことを特徴とするア
ンテナ装置。 - 【請求項３】 請求項１または２記載のアンテナ装置に
おいて、前記導電接地部材が前記パッチアンテナの高い
方の共振周波数を定める前記平面放射電極の辺の長さ方
向に長いならば、前記平面放射電極の４辺の長さをより
長くするように調整し、前記導電接地部材が前記パッチ
アンテナの低い方の共振周波数を定める前記平面放射電
極の辺の長さ方向に長いならば、前記平面放射電極の４
辺の長さをより短くするように調整して構成したことを
特徴とするアンテナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000398222A JP4413419B2 (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000398222A JP4413419B2 (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | アンテナ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002198725A true JP2002198725A (ja) | 2002-07-12 |
| JP4413419B2 JP4413419B2 (ja) | 2010-02-10 |
Family
ID=18863233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000398222A Expired - Fee Related JP4413419B2 (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4413419B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6999029B2 (en) | 2003-03-31 | 2006-02-14 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Antenna apparatus including a flat-plate radiation element and improved in radiation characteristic |
| JP2006287452A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Digital Electronics Corp | アンテナ装置および電子機器 |
| US7129896B2 (en) | 2004-01-28 | 2006-10-31 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Compact antenna device |
| US8866678B2 (en) | 2011-08-12 | 2014-10-21 | Casio Computer Co., Ltd. | Patch antenna device and radio wave receiver |
| US9231306B2 (en) | 2012-09-20 | 2016-01-05 | Casio Computer Co., Ltd. | Patch antenna and wireless communications device |
-
2000
- 2000-12-27 JP JP2000398222A patent/JP4413419B2/ja not_active Expired - Fee Related
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