JP2719513B1 - 傘の製造方法 - Google Patents

傘の製造方法

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Abstract

【要約】 【課題】 傘を開いたときに傘カバーの中央部分に生ず
るしわや、ゆるみを除くことのできる傘の製造方法を提
供する。 【解決手段】 よこ糸が伸縮可能性を有しないが、たて
糸がわずかな伸縮可能性を有する平坦な織布(12)で
作られた、傘カバー(16)の中央部のしわを除くこと
のできる傘の製造方法。傘布を切断して傘カバーにする
前に、傘カバーと主骨を10度の異なる角度に設置し、
主骨の末端と傘カバーの縫い付け箇所をたて糸またはよ
こ糸の平行線上に置かないようにし、縫い付け箇所から
骨の中央部分まで、種々の伸び箇所の張力を釣り合わせ
るように長さが異なっており、適当なしわ防止を与える
ために傘カバーの縁(29)を切り抜いて縫いつける。
傘を開くと、主骨がわずかな湾曲を有するため傘の中央
部分(23)にしわやゆるみがなく、斜めの織網目が伸
びた張力を釣り合わせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は傘の製造方法に関
し、特に単一の傘布片で作られた傘カバーの中央部分の
しわの状態を除くことのできる傘の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1〜図3に示したように、一般に知ら
れている傘は、複数の三角形片に切断される平坦な織布
で作られ、その織布のたて糸とよこ糸は互いに垂直に切
断される。それ故、三角形状片のよこ糸は伸縮可能性を
有しないが、たて糸はわずかな伸縮可能性を有する。す
べての三角形状片は縫い合わされて傘カバーを形成す
る。各主骨の末端は、二つの三角形状片の間の連結箇所
を端部さやによりまたは縫いつけ法により留めるために
用いられている。主骨上の傘カバーは、織網目か斜めで
あるため、わずかな伸縮可能性を有する。傘を開くとき
に、傘カバーの中央部分には、主骨の湾曲が小さいこと
と、織網目が斜めであることのため、しわが生じない。
しかしながら、傘布を縫うには多くの時間と人手を要
し、傘布を切断するときに正確度が必要であり、さらに
傘布には、統合した模様を印刷することができない。
【0003】図4と図5に示した一般に知られた単一の
布からなる傘カバーは台湾特許出願第7314261号
明細書に開示されており、平坦な織布片が八角形に切り
抜かれて主骨に取りつけられる。主骨の上の傘カバーに
は、適当な長さの間隙切込み41が設けられ、包み縫い
式縫合せ方法で一緒に縫い合わされる。傘カバーの縁
は、傘が開かれたときに、縁部分がしわやゆるみをもつ
のを阻止するために、包み縫い式縫合せ方法で縫い合わ
される。しわ防止のために、そのような間隙切込みを一
緒に縫い合わせることは周知技術である。従来技術によ
れば、傘布のたて糸とよこ糸の平行線上に設けられた間
隙切込み41に真っ直ぐな縁部42が付け加えられ、こ
の真っ直ぐな縁部42は、四つの主骨上にのみ設けられ
ていて、縫った縁の厚さを増加させ、かつ傘を開いたと
きに主骨の中央部分の張力により傘布が損傷されるのを
防止する。傘の湾曲は間隙切込み41の寸法と深さで決
められる。傘を開くと、傘の中央部分がわずかに湾曲し
て、それによって傘カバーの中央部分に張力を引起し、
かつ斜めの織網目に四つの主骨の不釣り合いな伸縮可能
性を引き起こす。すべての前記の因子により、傘カバー
の中央部分にしわやゆるみが引き起こされる。
【0004】図6と図7は、台湾特許出願第81205
935号明細書及び図面に記載された単一布からなる傘
カバーを有する他の公知の傘を示し、これは八角形の傘
布を有し、かつ八角形の各角度にたて糸とよこ糸方向に
間隙を備え、一緒に縫い合わされて傘カバーの縁にしわ
やゆるみが生ずるのを防止する。前記の公知の傘では、
四つの主骨がたて糸およびよこ糸と平行な方向に取付け
られ、かつ斜めの織網目の方向に他の四つの主骨が取り
つけられている。傘が開かれると、副主骨と上方の骨ハ
ブとの間の主骨の部分がわずかに湾曲して、傘カバーの
中央部分にわずかな湾曲を生じさせ、そのため不釣り合
い張力が引き起こされ、結果として、しわやゆるみが傘
カバーの中央部分に生ずることになる。
【0005】図8に示したように、公知の傘11の握り
棒22の頂部には、連結骨14のための上方の骨ハブ2
0が取りつけられており、上方の骨ハブ20は放射状の
各主骨17の一端を連結するために使われる。各主骨1
7の中央部分は、副圭骨21と枢着するための連結箇所
27を備えている。副主骨21の他端は、押しハンドル
25上の下方の骨ハブ24と連結されている。傘カバー
16は公知の単一布片である。傘の中心13には、握り
棒22の上端部に固定された、鞘キャップ26が取りつ
けられており、上方の骨ハブ20に密接している。傘カ
バー16の縁は、縁部のゆるみを除くために適宜なしわ
防止法で処理される。しかしながら、主骨17上の連結
箇所27と上方の骨ハブ20との間の中央部分23は、
傘を開くと、しわとゆるみがある。なぜなら、不釣り合
いな張力により引き起こされる、副主骨と上方の骨ハブ
との間にわずかな湾曲が生ずるからである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、傘を
開いたときに傘カバーの中央部分に生ずるしわやゆるみ
を取り除くことのできる傘の製造方法を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、傘カバーが平
坦な織布で作られ、平坦な織布のよこ糸が少しも伸縮可
能性をもたないが、そのたて糸がわずかな伸縮可能性を
有する、傘カバーの中央部のしわを除くことができる傘
の製造方法を提供する。主骨方向は、たて糸またはよこ
糸の方向から10度の角度偏位した位置に設置されてい
る。主骨の末端上の縫いつけ箇所は、布のたて糸または
よこ糸の平行線上に当たらない。縫いつけ箇所から主骨
の中央まで、各伸び箇所での張力を釣り合わせるために
長さが異なっている。傘カバーの縁は、しわやゆるみが
縁部に沿って生ずるのを阻止するようにしわ防止のため
の切断と縫いつけで処理される。
【0008】本発明は、主骨の末端上の縫いつけ箇所
が、傘布のたて糸またはよこ糸の平行線上に当たらない
で、その代わりに、縫いつけ箇所が、異なる伸び張力を
有する斜めの織網目上に当たる。傘が開かれると、主骨
の末端の縫いつけ箇所からの張力は傘カバーの中央部分
へ広がって、副主骨から握り棒までの湾曲を釣り合わ
せ、かつ不釣り合い伸びの結果として中央の傘カバーの
しわが除かれる、傘カバーの中央のしわを除くことので
きる傘の製造方法を提供する。
【0009】本発明は、傘カバーの中央に生ずるしわを
除くために、主骨およびたて糸とよこ糸が、主骨の末端
の縫いつけ箇所の与えられた長さを得るように、10度
の角度偏位した位置で設置される、傘カバーの中央のし
わを除くことができる傘の製造方法を提供する。少しの
しわやゆるみも生ずるのを阻止するために適切に傘の縁
が切断されて縫いつけられる。換言すれば、傘が開かれ
るかまたは閉じられたときに、傘カバーと主骨の末端の
縫いつけ箇所との間の張力が釣り合わされる。さらに、
主骨と傘カバーの間の衝撃が除かれる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、傘カバーの中央のしわ
を除く方法に関する。図8に示したように、傘カバー1
6は単一の布片で作られている。傘カバー16を傘の骨
に取りつける前に、回動継手27と上方の骨ハブ20と
の間の中央部分23がたるみ防止処理され、また傘カバ
ー16の周辺部がたるみ防止のための切断及び縫合せ処
理される。傘カバー16は単一の布片で作られているの
で、中央部分23と傘カバー16の縁部分は、傘を開い
たときに主骨17の末端18が釣り合った引っ張り力を
与えるためゆるまないし、かつしわが寄らない。
【0011】本発明の傘カバーは、二組の糸が垂直に織
られている平坦な織布で作られている。切断して単一の
傘カバーにする前に、布にはシルクスクリーン印刷機に
より色模様が印刷され、それから防水法で処理される
が、この防水法は公知の単一片の傘カバーに適用される
処理方法と同じ方法である。
【0012】図8から図10に示したように、傘布には
統合した模様を印刷し、それから布を、模様の位置、た
て糸とよこ糸の方向および傘カバーの大きさに従って切
り取って単一片の傘カバー15にする(図9に示す)。
平坦な織布12で作られた単一片の傘カバー15のよこ
糸は伸縮可能性はないが、たて糸はわずかな伸縮可能性
を有する。傘カバー16の縁部分と中央部分に釣合い張
力をもたせるために、傘布15を八角形の縁にする。主
骨のうちで、一組の主骨を基準線として交差形状に配置
し、それからそれを与えられた角度回す。すべての主骨
は、たて糸またはよこ糸の平行線上に設置されない(図
10に示す)。
【0013】図10に示したように、傘カバー16は八
角形の傘カバーであり、縁29の連結箇所は1から8ま
での数字で示してあるが、傘カバーの中央は「0」で示
してあり、主骨の張力方向と長さは01,02,・・
・,08で規則的に示してある。八角形傘カバー16の
縁29はすべて斜めの織網目にあり、すなわち主骨17
の伸び方向はたて糸またはよこ糸の平行線上に設置され
てない。縁29は、しわ防止法により(図11に示した
ように)切断されて縫いつけられている。縁29と主骨
17の端部との間の連結箇所には、(図8に示したよう
に)それぞれ端部鞘19が取りつけられるかまたは縫い
つけられている。傘が開かれると、主骨17から傘カバ
ー16への張力は斜めの織布網目の伸びと相殺される。
【0014】本発明により、主骨17から傘カバーへの
伸び方向が、たて糸またはよこ糸の平行線と整合されな
いで、わずかな伸縮可能性の網目を有する斜めの織りと
整合されている。主骨17の方向はたて糸とよこ糸の織
構造で、すなわち傘カバー上に異なる伸び長さを有する
たて糸とよこ糸の織構造で変えられる。そのとき、傘カ
バーを伸びた長さに従って切断し、縁29をしわ防止法
で処理する。傘が開かれたときに、傘カバーの中央部分
23が主骨17の張力および斜めの織網目のため伸ばさ
れて、傘を開いたときの衝撃を緩衝する。それ故、中央
部分23にはしわやゆるみがない。単一片の傘布15で
作られた傘11の中央部分23が本発明による方法で処
理される場合に、縁29もしわ防止法で処理されて、中
央部分23と縁29にはしわやゆるみが生じない。
【0015】本発明により縁29を処理するための第一
の実施例は、図8から図12までに示してある。図10
は、しわ防止法で処理されてない傘布15の縁を示し、
図10の傘布の01と05はよこ糸の方向から10度の
角度だけ偏位しており、すなわち、よこ糸の平行線上に
設置されておらず、かつ非常に小さい伸縮可能性を有す
る。非常にわずかな伸縮可能性は、角度10度の範囲内
のたて糸とよこ糸の間の斜めの織網目により得られる。
箇所01と05で主骨17が伸ばされたときに、斜めの
織網目が非常にわずかに延びるので、主骨17のわずか
な湾曲により引き起こされた張力を相殺することができ
る。箇所01と05における斜めの織網目の伸び長さ
は、単に傘カバーの伸びを緩衝するために使われるにす
ぎず、伸び長さは傘11の直径に対する基準単位であ
る。例えば、傘が120cmの直径を有する場合に、箇
所01と05の長さはそれぞれ60cmになる。図11
に示すように、傘カバー16と縁29をしわ防止法で処
理した後、箇所01と05の長さは01’と05’の長
さ(すなわち、カバー16の中心から、間隙切込み30
の箇所01’と05’の外側角度までの長さ)に等し
く、前記長さは、図12に示したように、一緒に縫われ
たときの箇所01と05の長さでもある。
【0016】箇所02と06における傘布は、よこ糸の
方向から55度の角度を有し、かつたて糸の方向から3
5度の角度を有し、斜めの織網目はたて糸に向かって1
0度の角度を有する。たて糸は非常に小さい伸縮可能性
を有し、箇所02と06における傘布はより長い伸びを
有する。箇所02および06と主骨17との間の張力を
釣り合わせるために、箇所02と06の傘布をより短く
切断しなければならないが、それは傘の直径より小さく
なければならない。箇所02と06は傘布の最も短い箇
所である。例えば、箇所01と05の長さが60cmで
あれば、箇所02’と06’の長さは58.5cmにな
る。箇所02と06は、傘を開いたときに、より大きな
伸縮可能性を受けやすい斜めの織網目の範囲である。そ
れ故、主骨17のわずかな湾曲により引き起こされる張
力は、斜めの織網目によりしわとゆるみを相殺すること
ができる。
【0017】傘布の箇所03および07とたて糸方向の
間には、10度の角度がある。たて糸の平行線上にない
ので、たて糸は小さい伸縮可能性を有し、かつそれらは
伸縮可能である斜めの織布網目の方向にある。それ故、
その箇所の傘布は箇所01と05の伸縮可能性よりいっ
そう大きい伸縮可能性を有し、かつそれらはわずかに切
り落とさなければならない。箇所03と07の長さは箇
所01と05の長さより短い。例えば、箇所01と05
の長さが60cmであれば、箇所03’と07’の長さ
は59.5cmになる。
【0018】箇所04および08とたて糸方向との間に
55度の角度、およびよこ糸方向から35度の角度があ
り、すなわち伸びがないよこ糸方向に付勢されている
が、それらは伸びた長さの箇所02と06より短い長さ
を有し、かつわずかに切り落とさなければならない。例
えば、箇所01と05の長さが60cmであれば、箇所
04’と08’の長さは59.0cmになる。
【0019】図11に示すように、半径方向主骨17上
の傘カバー16は八つの等しい縁部29を有し、そのす
べての連結箇所はたて糸またはよこ糸の平行線上に当た
らず、縁は与えられた伸縮可能性を有する。傘中心と連
結箇所の間の長さは、斜めの織網目の伸び長さに従って
切り落とされる。二つの縁29の間の連結箇所には、適
当な幅と深さをもった間隙切込み30を備えている。幅
と深さは傘を開いたときの傘カバーの形状に従って変え
られる。傘カバーがより大きな曲線を有する場合には、
間隙切込み30の幅と深さは、それに応じて増加させな
ければならないし、傘カバーがより小さな曲線を有する
場合には、間隙切込みの幅と深さは減少させなければな
らない。
【0020】図8、11および12に示したように、傘
カバー16は八つの扇形を有し、その縁29はすべて斜
めの織網目である。傘カバーを取りつけるための主骨1
7の末端18は適当な長さに切断される。傘カバー16
を主骨17に取り付けるための箇所は、適当な幅と深さ
を有する間隙切込み30を備えている。傘カバーの内側
の連結線は縁飾り縫い法により縫われるのが普通であ
る。縁29は、縁29がしわやゆるみを生ずるのを阻止
するためにパイピング法で縁飾り縫いされる。縁の角部
分には、端部鞘19を取りつけるか、または縫いつける
ことによって主骨17と一緒にしっかり留められる。こ
れにより傘が開かれたときに、傘カバー16には少しも
しわやゆるみが生じない。
【0021】傘カバーは平坦な織布で作られているの
で、そのよこ糸は伸縮可能性を有しないが、そのたて糸
は非常に小さい伸縮可能性を有する。主骨とたて糸また
はよこ糸との間に、傘カバーの伸び方向が、たて糸また
はよこ糸の平行線上に当たらないように10度の角度が
ある。それから、傘の中央部分と縁のしわや、ゆるみを
除くために、主骨方向の傘カバーを切断して縫う。傘カ
バーの中央部分におけるしわや、ゆるみの間題を克服し
た後、八角形の傘カバー44を図13と図14に示した
ように容易に得ることができる。伸縮可能な縁に沿っ
て、しわ防止のための付加的な布片45を縫いつけて、
傘中心と縁との間の張力を釣り合わせる。図15と図1
6は、主骨がたて糸とよこ糸の平行線上に当たらないよ
うに10度の角度回された四角な旗布46を示す。引っ
張るべき傘布の外縁に沿って、付加的な布片47を切断
して斜めの織網目に縫いつけて、傘の中央部分23にし
わや、ゆるみが生じるのを阻止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般に知られている傘用原料布の平面図。
【図2】公知の傘を製造するために用いる三角形状傘布
を示す平面図。
【図3】公知の傘布を用いて完成した傘面の平面図。
【図4】公知の傘に用いられる八角形状に切られた単一
傘布を示す平面図。
【図5】図4に示した傘布を縫いつけた状態を示す平面
図。
【図6】公知の単一傘布にたて糸とよこ糸方向に間隙切
込みを形成した状態を示す平面図。
【図7】図6に示した傘布の間隙切込みを縫いつけた状
態を示す平面図。
【図8】図8は本発明による傘表面と傘骨の間の関係を
示す側断面図。
【図9】本発明による単一傘布における、たて糸とよこ
糸の配置を示す平面図。
【図10】本発明による傘カバーとたて糸およびよこ糸
との間の角度偏差を示す平面図。
【図11】本発明による傘カバーを八角形状に切断した
状態を示す平面図。
【図12】上記本発明による傘カバーの八角形の縁が縫
い付けられている状態を示す平面図。
【図13】本発明による第二の実施形態に係る傘カバー
の平面図。
【図14】図13に示した傘カバーが縫い付けられてい
る状態を示す平面図。
【図15】本発明による第三の実施形態に係る傘カバー
の平面図。
【図16】図15に示した傘カバーが縫い付けられてい
る状態を示す平面図。
【符号の説明】
12 織布 16 傘カバー 17 主骨 23 傘カバーの中央部分 29 傘カバーの縁 30 間隙切込み 45,47 付加的な布

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】傘カバーの中央部分のしわを除くための傘
    の製造方法において、 一枚の平坦な織布を、基準線として用いられる十字形に
    配置された一組の主骨が、織布のたて糸またはよこ糸と
    平行する方向にならないように、たて糸またはよ糸の方
    向に対し10度の角度偏位した位置に来るように切断し
    て八角形の傘カバーを形成し、 前記主骨上の前記傘布の余剰の長さ部分を異なる斜めの
    織網目に従って切り落とし、 前記傘が開かれたときにわずかな湾曲により必要とされ
    る長さになるように前記傘布の前記主骨方向にある長さ
    を残して置き、 八角形の傘に従ってしわやゆるみをもつのを阻止するた
    めに前記傘カバーの縁を切断して縫いつけ、 前記傘カバーと前記主骨との間の中央連結部分は、前記
    傘が開かれたときに前記主骨により引き起こされる前記
    斜めの織網目の釣り合った張力によりしわを有しないこ
    とを特徴とする傘の製造方法。
  2. 【請求項2】前記八角形の傘カバーを前記傘カバーより
    大きい傘布で作り、前記傘カバーと前記主骨を異なる1
    0度の角度で配置して、前記主骨を前記斜めの織網目と
    整合させ、前記傘布を起こり得る伸び長さに従って切断
    して適当な幅と深さの間隙切込みを作り、前記間隙切込
    みを縁飾り縫い法により前記傘布の内側から一緒に縫い
    合わせ、前記傘布の縁をパイピング法で縫い、前記傘カ
    バーの前記縁と中央部分がしわやゆるみをもたないよう
    にしたことを特徴とする請求項1の傘カバーの中央部分
    のしわを除くための傘の製造方法。
  3. 【請求項3】前記八角形の傘カバーを、前記傘カバーよ
    り小さい傘布で作り、前記主骨を前記傘カバーの斜めの
    織網目と整合させるために傘布のたて糸またはよこ糸の
    方向に対し10度の角度偏位した位置に設置し、前記斜
    めの織網目の起こり得る伸び長さに従って、前記傘布の
    縁に、しわ防止のために切断して縫いつけるべき付加的
    な布を取付け、前記傘カバーを中央部分とその縁にしわ
    をもたない八角形に形成したことを特徴とする請求項1
    の傘カバーの中央部分のしわを除くための傘の製造方
    法。
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