JP2719199B2 - 自動風呂装置における基準圧力検出機能を有する圧力センサ保護装置 - Google Patents

自動風呂装置における基準圧力検出機能を有する圧力センサ保護装置

Info

Publication number
JP2719199B2
JP2719199B2 JP1220247A JP22024789A JP2719199B2 JP 2719199 B2 JP2719199 B2 JP 2719199B2 JP 1220247 A JP1220247 A JP 1220247A JP 22024789 A JP22024789 A JP 22024789A JP 2719199 B2 JP2719199 B2 JP 2719199B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure sensor
chamber
water level
pressure
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1220247A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0384428A (ja
Inventor
雅博 安西
Original Assignee
株式会社ガスター
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ガスター filed Critical 株式会社ガスター
Priority to JP1220247A priority Critical patent/JP2719199B2/ja
Publication of JPH0384428A publication Critical patent/JPH0384428A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2719199B2 publication Critical patent/JP2719199B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Control For Baths (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、器具本体から循環追焚き管路を経由して浴
槽への湯張りを行ない、かつ、浴槽中の水位を圧力セン
サにより検出し、浴槽水位が設定水位に達したことを検
出すると湯張りを自動的に停止させるようにした自動風
呂装置における基準圧力検出機能を有する圧力センサ保
護装置に関するものである。
〔従来の技術〕
前記の如き自動風呂装置の従来例を第5図に示す。こ
の装置は、器具本体内に給湯用熱交換器1と追焚き用熱
交換器2とを具備し、給湯用熱交換器1の出湯管3から
分岐された注湯電磁弁4を有する分岐管路を循環追焚き
管路5に接続し、その循環追焚き管路には追焚電磁弁6
とポンプ7および圧力センサ8とを有し、浴槽への湯張
りは、追焚電磁弁6を閉じると共に注湯電磁弁4を開い
て循環追焚き管路の一方を介して行なっている。
すなわち、従来は、自動スイッチをオンすると、電磁
弁4,6を開いて配管内のエア抜きを行なうための注湯
(水)を行ない、次いで電磁弁4,6を一旦閉じ、次いで
追焚電磁弁6を閉じたまま注湯電磁弁4を開き、この状
態で圧力センサ8により浴槽9中の水位を検出しつつ設
定水位までの注湯を行なって湯張りし、浴槽中の水位が
設定水位に達したことを検出すると電磁弁4,6を閉じ、
次いで注湯電磁弁4を閉じたまま追焚電磁弁6を開き、
ポンプ7を駆動して追焚き運転を行ない、浴槽中の湯温
が設定温度に達したことを検出するとポンプ7を停止さ
せると共に追焚電磁弁6を閉じるように構成されてい
る。なお、この種の自動風呂装置は、図示を省略したマ
イコン制御部により自動的に前記の如く運転されるので
あるが、その湯張り水位の制御は、器具設置時に第6図
に示す水位(P)−水量(Q)グラフを記憶させてお
き、そのP−Qグラフと湯張り中の圧力センサ8によっ
て検出した浴槽水位に対応する圧力P(実際には電圧と
して検出される)とを比較し、圧力センサ8が設定水位
に達した圧力を検出すると自動的に湯張りを停止させ
る。
なお、前記P−Qグラフは、浴槽の循環口までは検出
値が一定で、それより水位が上昇すると検出値が上昇す
ることを利用し、浴槽循環口の高さを基準点とするもの
である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、浴槽中の水位を検出する圧力センサは、浴
槽水位という微小な圧力(例えば0.2〜0.75kg)を検出
しようとする精密電子部品であって、耐圧性は非常に低
いのに対し、水道の給水圧は通常3kg、高いところでは5
kgもあり、また、器具内に配設されている電磁弁の開閉
による衝撃波が器具内に発生するので、圧力センサにこ
のような過大な圧力が加わると測定精度がずれたり、破
壊されたりするおそれがある。
また、圧力センサの出力は、同一水位を測定しても経
時的に変化するという特性がある。例えば、第6図に示
すように、浴槽水位から圧力センサ8までの高さH2のと
き、器具設置時にはV0と検出したものが、6ヶ月後には
V1と変化することがある。このため、同一の水位を検出
しても、6ヶ月後にはαだけ出力が上って浴槽に対する
設定水位がずれてくるという問題がある。なお、前記圧
力センサの経時変化は、同一水位に対する検出値が変化
するだけで、水位の変化量に対する出力変化は殆んどな
い。
本発明は、前記の如き従来技術の問題点を改善し、圧
力センサに過大な圧力が加わることがないように保護す
ると共に、特に基準水位(圧力)検出機能を具備させ
て、圧力センサの検出値が経時変化しても設定された正
しい水位の湯張りを行なうことができる自動風呂装置に
おける圧力センサ保護装置を提供せんとするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前記の如き目的を達成せんがため、給湯用
熱交換器により加熱された湯を浴槽水の循環追焚き管路
を介して浴槽へ湯張りし、かつ、浴槽内の水位を圧力セ
ンサにより検出し、浴槽水位が設定水位に達したことを
検出すると湯張りを自動的に停止させるようにした自動
風呂装置における基準圧力検出機能を有する圧力センサ
保護装置であって、前記湯張り管路の途中に介装される
管路室と、該管路室と連通してその上方に位置する圧力
センサ室と、該圧力センサ室と連通してその上方に位置
する大気開放室とを具備し、かつ、前記管路室と圧力セ
ンサ室とは第1の弁体により連通または遮断し得るよう
に構成され、前記圧力センサ室と大気開放室とは第2の
弁体により互いに連通または遮断し得るように構成さ
れ、浴槽への湯張り時には前記第1と第2の弁体を遮断
し、浴槽水位検出時には第2の弁体を閉じると共に第1
の弁体を開き、基準圧力検出時には第1の弁体を閉じる
と共に第2の弁体を開くように構成したことを特徴とす
る。
〔作 用〕
本発明の圧力センサ保護装置は、前記の如く構成され
ているから、第1と第2の弁体を閉じた状態で湯張りす
ると、圧力センサは湯張り管路と完全に遮断されて圧力
センサを保護することができる。そして、浴槽の水位検
出時には、第2の弁体を閉じると共に第1の弁体を開く
ことにより浴槽水位を検出することができ、さらに、第
1の弁体を閉じると共に第2の弁体を開くと、圧力セン
サ室の上方は大気と連通して圧力センサ室にある水位を
基準圧力として検出することができる。従って、器具設
置時の基準圧力をマイコン制御部に記憶させておき、そ
の後の器具の運転に際し、そのときの基準圧力を測定
し、その検出値を器具設置時の記憶されている基準圧力
と比較し、両者の間に差があったときにはその差分だけ
を補正することにより正しい水位の湯張り制御を行なう
ことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第4図につい
て説明する。
第1図は本発明にかかる圧力センサ保護装置100を使
用した自動風呂装置の水系統を示す概要図で、1は給湯
用熱交換器、2は浴槽水の追焚き用熱交換器、3は出湯
管、4は注湯電磁弁、5は循環追焚き管路、7は循環追
焚き用ポンプ、9は浴槽を示す。本発明の圧力センサ保
護装置100は、第1図の実施例の場合、出湯管3より分
岐して循環追焚き管路5に至る管路に介装接続されてい
るが、その配設位置は必ずしもこの位置に限定されるも
のではなく、循環追焚き管路5に配設することもでき
る。
本発明にかかる圧力センサ保護装置は第2図ないし第
4図に示すように構成されている。すなわち、本発明の
圧力センサ保護装置は、そのボディ101に、湯張り管路
の途中に介装される管路室101aと、その管路室と連通し
てその上方に位置する圧力センサ室101bと、該圧力セン
サ室と連通してその上方に位置する大気開放室101cとを
具備し、そのボディ101の下端はシールキャップ102によ
り密封され、上端は大気連通孔103aを有するシールキャ
ップ103により閉塞されている。
前記管路室101aの上端には弁座が形成されており、そ
の弁座に対しスプリング104により上方に付勢された第
1弁体105を圧接されて常態においては管路室101aと圧
力センサ室101bとを遮断している。また、大気開放室10
1cの底部には弁座が形成されており、その弁座に対しス
プリング106により下方に付勢された第2弁体107を圧接
させて常態においては大気開放室101cと圧力センサ室10
1bとを遮断している。そして、前記第1弁体105および1
06には、ギヤモータ108を駆動することにより上下方向
に移動するシャフト109が摺動自在に貫通されており、
かつ、該シャフトに、第1弁体押下げ用の突起109aと、
第2弁体押上げ用の突起109bとが形成されている。な
お、シャフト109は下端のシールキャップ102にも貫通さ
れており、そのシールキャップ102、第1弁体105、第2
弁体107とシャフト109との間はオーリングによりそれぞ
れ封止されている。
圧力センサ室101bの一側には、圧力センサ8が気密を
保って取付けられており、その圧力センサ室101bの他側
には、圧力センサ室内の圧力が上昇するとこれを緩和す
るためのダイヤフラム110が配設されている。なお、111
はダイヤフラムキャップ、112はスプリングである。
なお、管路室101aの両端は図に示すように湯張り管路
との接続口113が形成されている。
第2図は湯張り位置を示すもので、シャフト109の突
起109aおよび109bが第1弁体105の上面および第2弁体1
07の下面と接触せずに管路室101aと圧力センサ室101bと
の間および圧力センサ室101bと大気開放室101cとの間を
遮断している状態を示している。
第3図は基準圧力検出位置を示すもので、第2図の状
態からギヤモータ108を駆動してシャフト109を上昇させ
ると、突起109bにより第2弁体107を押上げ、第1弁体1
05は閉じたままで第2弁体107を開いて圧力センサ室101
bを大気開放室101cと連通させた状態を示している。
第4図は浴槽内の水位測定位置を示すもので、第2図
の状態からギヤモータ108を駆動してシャフト109を加工
させると、突起109aにより第1弁体105を押下げ、第2
弁体107は閉じたままで管路室101aと圧力センサ室101b
とを連通させた状態を示している。
本発明の圧力センサ保護装置は、前記の如く構成され
ているから、第4図に示すように第1弁体105を開いた
状態で所定量の注湯を行なって圧力センサ室まで湯を満
し、しかる後、第2図に示す湯張り位置にすると、圧力
センサ室101bには湯水が封入されてはいるが、圧力セン
サ室101bと管路室101aとは完全に遮断されているので、
この状態で湯張りを行なえば圧力センサ8に過大な圧力
が掛るおそれは全くなくなり、必要に応じ第4図に示す
浴槽水位検出位置にすれば、浴槽内の水位を確実に検出
することができる。
そして、第3図に示す如く、圧力センサ室101bを大気
開放室101cと連通させた状態においては、圧力センサ8
は圧力センサ室内の水位に基づく圧力を検出するので、
器具設定時に圧力センサ室内の水位に基づく圧力を記憶
させておき、経時後の器具の運転に際し、そのときの圧
力センサ室内の水位に基づく圧力を検出して前記憶圧力
と比較すれば、圧力センサの経時変化を検出することが
でき、その変化量に応じてP−Qグラフをシフトするこ
とにより、圧力センサの検出値が経時変化しても常に正
しい水位の湯張りを行なうことができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、自動風呂装置に
おける湯張り水位制御用の圧力センサを保護すると共
に、その圧力センサの検出値が経時変化しても、常に正
しい水位の湯張りを行なうことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の圧力センサ保護装置を用いた自動風呂
装置の水系統を示す概要図、第2図は圧力センサ保護装
置の具体例を示す湯張り時の状態を示す断面図、第3図
は同じく基準圧力検出時の状態を示す断面図、第4図は
同じく浴槽水位検出時の状態を示す断面図である。第5
図は従来の自動風呂装置の一例を示す水系統図、第6図
は圧力センサの経時変化の説明図である。 1……給湯用熱交換器、2……追焚用熱交換器、4……
注湯電磁弁、5……循環追焚き管路、7……ポンプ、8
……圧力センサ、9……浴槽、100……圧力センサ保護
装置、101……ボディ、101a……管路室、101b……圧力
センサ室、101c……大気開放室、105……第1弁体、107
……第2弁体、108……ギヤモータ、109……シャフト、
110……ダイヤフラム。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給湯用熱交換器により加熱された湯を浴槽
    水の循環追焚き管路を介して浴槽へ湯張りし、かつ、浴
    槽内の水位を圧力センサにより検出し、浴槽水位が設定
    水位に達したことを検出すると湯張りを自動的に停止さ
    せるようにした自動風呂装置における基準圧力検出機能
    を有する圧力センサ装置であって、前記湯張り管路の途
    中に介装される管路室と、該管路室と連通してその上方
    に位置する圧力センサ室と、該圧力センサ室と連通して
    その上方に位置する大気開放室とを具備し、かつ、前記
    管路室と圧力センサ室とは第1の弁体により連通または
    遮断し得るように構成され、前記圧力センサ室と大気開
    放室とは第2の弁体により互いに連通または遮断し得る
    ように構成され、浴槽への湯張り時には前記第1と第2
    の弁体を遮断し、浴槽水位検出時には第2の弁体を閉じ
    ると共に第1の弁体を開き、基準圧力検出時には第1の
    弁体を閉じると共に第2の弁体を開くように構成したこ
    とを特徴とする自動風呂装置における基準圧力検出機能
    を有する圧力センサ保護装置。
JP1220247A 1989-08-29 1989-08-29 自動風呂装置における基準圧力検出機能を有する圧力センサ保護装置 Expired - Lifetime JP2719199B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1220247A JP2719199B2 (ja) 1989-08-29 1989-08-29 自動風呂装置における基準圧力検出機能を有する圧力センサ保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1220247A JP2719199B2 (ja) 1989-08-29 1989-08-29 自動風呂装置における基準圧力検出機能を有する圧力センサ保護装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0384428A JPH0384428A (ja) 1991-04-10
JP2719199B2 true JP2719199B2 (ja) 1998-02-25

Family

ID=16748202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1220247A Expired - Lifetime JP2719199B2 (ja) 1989-08-29 1989-08-29 自動風呂装置における基準圧力検出機能を有する圧力センサ保護装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2719199B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0384428A (ja) 1991-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0478900B2 (ja)
JP2719199B2 (ja) 自動風呂装置における基準圧力検出機能を有する圧力センサ保護装置
CN206656336U (zh) 一种智能蒸汽产生器
JP2839292B2 (ja) 自動風呂装置における湯張り制御方法および湯張り制御用データの書き込み方法
JP3048367B2 (ja) 自動風呂装置の湯張り方法および装置
JPH0228358Y2 (ja)
JP2721544B2 (ja) 給湯器付自動風呂装置における圧力センサ保護装置
JP2503168Y2 (ja) 給湯器付自動風呂装置の圧力センサ保護装置
JPH0332927Y2 (ja)
JPS63153032A (ja) 浴槽水位センサ
JP2766498B2 (ja) 給湯器付自動風呂装置の湯張り制御方法
JP3017891B2 (ja) 温水暖房システムにおける水漏れ検査装置
JPH0612242Y2 (ja) バルブボディの回路検査装置
JP2774578B2 (ja) 給湯器付自動風呂装置の圧力センサ保護方法
JPH0424355Y2 (ja)
JPS59150915A (ja) 自動給油装置
JPH0252945A (ja) 給湯器付自動風呂釜の湯張り制御方法
JPH0714757Y2 (ja) 給湯追焚式風呂装置に於ける浴槽水循環機構
JP3777013B2 (ja) 燃焼装置
JP3736919B2 (ja) 複合式給湯器
JP2595021B2 (ja) 圧力センサーを内蔵する浴槽用追焚付き自動給湯器
JPH0212533Y2 (ja)
JPH06101904A (ja) 給湯風呂装置
JPH07121249B2 (ja) 風呂装置
JPH05141783A (ja) 給湯風呂装置