JP2718736B2 - 多段通電電着塗装装置 - Google Patents
多段通電電着塗装装置Info
- Publication number
- JP2718736B2 JP2718736B2 JP1014380A JP1438089A JP2718736B2 JP 2718736 B2 JP2718736 B2 JP 2718736B2 JP 1014380 A JP1014380 A JP 1014380A JP 1438089 A JP1438089 A JP 1438089A JP 2718736 B2 JP2718736 B2 JP 2718736B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stage
- electrodes
- electrode
- electrodeposition
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D13/00—Electrophoretic coating characterised by the process
- C25D13/22—Servicing or operating apparatus or multistep processes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、多段通電電着塗装装置の改良に関するもの
であり、特に電着用電極板の電着防止を図る多段通電電
着塗装装置に係る。
であり、特に電着用電極板の電着防止を図る多段通電電
着塗装装置に係る。
(従来の技術) 従来、カチオン電着塗料を用いて行う電着塗装、特に
自動車用のボディの電着塗装においては、防錆性の向上
を図るため電着塗装印加電圧の高電圧化によって高膜厚
の確保を図ってきた。
自動車用のボディの電着塗装においては、防錆性の向上
を図るため電着塗装印加電圧の高電圧化によって高膜厚
の確保を図ってきた。
しかし、高電圧印加の電着塗装では、電着塗膜のクレ
ータリング現象(塗面に凸状塗膜、ブツ、ピンホールあ
るいは段付き等が発生する)問題となった。このクレー
タリング現象は、多成分系組成により構成される鋼板に
発生しやすく、特に、防錆性確保を目的として用いられ
る表面処理鋼板に発生しやすい。
ータリング現象(塗面に凸状塗膜、ブツ、ピンホールあ
るいは段付き等が発生する)問題となった。このクレー
タリング現象は、多成分系組成により構成される鋼板に
発生しやすく、特に、防錆性確保を目的として用いられ
る表面処理鋼板に発生しやすい。
このクレータリング現象の発生を防止するため、塗膜
形成の初期段階では低電圧を印加し、その後、高電圧を
印加する多段通電方式が採用されており、例えば特開昭
58−93894号公報では二段通電電着塗装装置が開示され
ている。
形成の初期段階では低電圧を印加し、その後、高電圧を
印加する多段通電方式が採用されており、例えば特開昭
58−93894号公報では二段通電電着塗装装置が開示され
ている。
この電着装置は第4図に示すように、電着槽101内
に、その入槽側から出槽側に亘って一段目電極102およ
び二段目電極103a,103bを配設し、一段目電極102の印加
電圧V1を二段目電極103a,103bの印加電圧V2より低く設
定するものである。
に、その入槽側から出槽側に亘って一段目電極102およ
び二段目電極103a,103bを配設し、一段目電極102の印加
電圧V1を二段目電極103a,103bの印加電圧V2より低く設
定するものである。
印加電圧V1,V2は、三相交流電源104をサイリスタ等で
構成した整流回路105a,105bで整流して得ており、サイ
リスタ等の導通位相を制御することで異なる印加電圧V
1,V2を発生させている。
構成した整流回路105a,105bで整流して得ており、サイ
リスタ等の導通位相を制御することで異なる印加電圧V
1,V2を発生させている。
各整流回路105a,105bのマイナス側端子は、それぞれ
バスバー106a,106bに接続され、自動車ボディ等の被塗
物107は集電器108を介してバスバー106a,106bと摺接し
ている。また、各バスバー106a,106bはコンダクタ109を
介して電気的に接続できるよう構成されている。
バスバー106a,106bに接続され、自動車ボディ等の被塗
物107は集電器108を介してバスバー106a,106bと摺接し
ている。また、各バスバー106a,106bはコンダクタ109を
介して電気的に接続できるよう構成されている。
電着槽101内には塗料110が満たされており、電着槽10
1自体は接地されている。また、高電圧印加段のバスバ
ー106bは接地されている。なお、図中の矢印Aは被塗物
107の搬送方向を示す。
1自体は接地されている。また、高電圧印加段のバスバ
ー106bは接地されている。なお、図中の矢印Aは被塗物
107の搬送方向を示す。
第4図に示す二段通電電着装置では、一段目電極102
の印加電圧V1と二段目電極103a,103bの印加電圧V2との
間に第5図および第6図に示すように電位差(V1<V2)
があることから、二段目電極103a,103bから一段目電極1
02への電流の流れが発生し、一段目電極102が徐々に電
着塗装される。
の印加電圧V1と二段目電極103a,103bの印加電圧V2との
間に第5図および第6図に示すように電位差(V1<V2)
があることから、二段目電極103a,103bから一段目電極1
02への電流の流れが発生し、一段目電極102が徐々に電
着塗装される。
電着塗装が行なわれると、塗装面は絶縁体となること
から、一段目電極102は電極としての機能を果たさなく
なる。このため、二段目電極103a,103bのみでしか電着
できなくなり、通電量が不足して塗装膜厚が薄くなった
り、前述のクレータリング現象が発生するという問題が
あった。
から、一段目電極102は電極としての機能を果たさなく
なる。このため、二段目電極103a,103bのみでしか電着
できなくなり、通電量が不足して塗装膜厚が薄くなった
り、前述のクレータリング現象が発生するという問題が
あった。
第5図は、コンダクタ109がオフ状態の場合の各電極
の電位を示したもので、一段目電極102と二段目電極103
a,103bとの電位差△V1は二段目電極の印加電圧V2と一段
目電極の印加電圧の差であり、この電圧に基づく電流が
電極板102に流れ込み、電極板102が電着塗装される。
の電位を示したもので、一段目電極102と二段目電極103
a,103bとの電位差△V1は二段目電極の印加電圧V2と一段
目電極の印加電圧の差であり、この電圧に基づく電流が
電極板102に流れ込み、電極板102が電着塗装される。
被塗物107がバスバー106bからバスバー106bへ乗り移
る際には、コンダクタ106をオン状態にして、各バスバ
ー106a,106b間の電位を同一としている。これはバスバ
ー106a,106b間に電位差があると集電器108を介してバス
バー106bとバスバー106aが短絡される時に、火花放電が
発生して集電器108やバスバー106a,106bが損傷されるの
を防止するためである。コンダクタ109がオン状態の場
合は、第6図に示すように、一段目電極102と二段目電
極103a,103bとの電位差△V2は各電極への印加電圧の差
(V2−V1)となり、電極102の電着塗装が促進される。
る際には、コンダクタ106をオン状態にして、各バスバ
ー106a,106b間の電位を同一としている。これはバスバ
ー106a,106b間に電位差があると集電器108を介してバス
バー106bとバスバー106aが短絡される時に、火花放電が
発生して集電器108やバスバー106a,106bが損傷されるの
を防止するためである。コンダクタ109がオン状態の場
合は、第6図に示すように、一段目電極102と二段目電
極103a,103bとの電位差△V2は各電極への印加電圧の差
(V2−V1)となり、電極102の電着塗装が促進される。
そこで、本出願人は、第7図に示すように、一段目電
極102(102a,102b)と一段目の電極105Aのプラス端子と
の間に、ダイオード111を順方向に接続して、二段目の
電源105Bから二段目電極103a,103b−塗料110−一段目電
極102a,102bを経て一段目の電源V1に至る電流グループ
をなくすことを提案した(特開昭62−156300公報参
照)。
極102(102a,102b)と一段目の電極105Aのプラス端子と
の間に、ダイオード111を順方向に接続して、二段目の
電源105Bから二段目電極103a,103b−塗料110−一段目電
極102a,102bを経て一段目の電源V1に至る電流グループ
をなくすことを提案した(特開昭62−156300公報参
照)。
ダイオード111を挿入することで前述した高電圧側電
源V2から低電圧側電源V1へまわり込む電流はなくなり、
一段目電極102a,102bが電着塗装される量は大幅に軽減
された。
源V2から低電圧側電源V1へまわり込む電流はなくなり、
一段目電極102a,102bが電着塗装される量は大幅に軽減
された。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、第7図に示したように、一段目電極が
複数枚の電極102a,102bから構成されている場合、二段
目電極103a,103bから、例えば一段目電極102b−一段目
電極102a−バスバー106aまたはバスバー106bというルー
トで電流が流れ、一段目電極板102bまたは102aが電着塗
装されて絶縁体になるという問題が残されている。
複数枚の電極102a,102bから構成されている場合、二段
目電極103a,103bから、例えば一段目電極102b−一段目
電極102a−バスバー106aまたはバスバー106bというルー
トで電流が流れ、一段目電極板102bまたは102aが電着塗
装されて絶縁体になるという問題が残されている。
これを第8図に示す等価回路に基づいて説明する。
電源105Aによる一段目電極102a,102bへの印加電圧をV
1、電源105Bによる二段目電極103a,103bへの印加電圧を
V2、各電極102a,102b,103a,103bの抵抗をそれぞれR1,R
2,R3,R4、被塗物107の抵抗をRb、一段目電極102aと被塗
物107との間の液抵抗をr1、同様にもう一方の一段目電
極102bと、二段目電極103a,103bと被塗物107との間の液
抵抗をそれぞれr2,r3,r4とする。また、電位差のある一
段目電極102a,102bと二段目電極103a,103bとの間にも電
流は流れるため、例えば、一段目電極103a,103bに近い
二段目電極103aと一段目の各電極103a,103bとの間の液
抵抗をそれぞれr13,r23とする。
1、電源105Bによる二段目電極103a,103bへの印加電圧を
V2、各電極102a,102b,103a,103bの抵抗をそれぞれR1,R
2,R3,R4、被塗物107の抵抗をRb、一段目電極102aと被塗
物107との間の液抵抗をr1、同様にもう一方の一段目電
極102bと、二段目電極103a,103bと被塗物107との間の液
抵抗をそれぞれr2,r3,r4とする。また、電位差のある一
段目電極102a,102bと二段目電極103a,103bとの間にも電
流は流れるため、例えば、一段目電極103a,103bに近い
二段目電極103aと一段目の各電極103a,103bとの間の液
抵抗をそれぞれr13,r23とする。
さらに、第7図に示したコンダクタ109がオン状態で
各電源105A,105Bのマイナス側端子が接続された状態、
あるいは、被塗物107が二段目のバスバー16bと電気的に
接続された状態にある場合は、例えば電源105Bのプラス
側からR3−r13−R1−R2−r2−Rbを介して電源105Bのマ
イナス側へ、あるいは電源105Bのプラス側からR3−r23
−R2−R1−r1−Rbを介して電源105Bのマイナス側への電
流ループが形成される。
各電源105A,105Bのマイナス側端子が接続された状態、
あるいは、被塗物107が二段目のバスバー16bと電気的に
接続された状態にある場合は、例えば電源105Bのプラス
側からR3−r13−R1−R2−r2−Rbを介して電源105Bのマ
イナス側へ、あるいは電源105Bのプラス側からR3−r23
−R2−R1−r1−Rbを介して電源105Bのマイナス側への電
流ループが形成される。
このため、一段目電極102aまたは102bが電着塗装され
てしまう。
てしまう。
そこで、本発明はこのような一段目電極を通過する不
必要な電流を阻止して、一段目電極の電着塗装を防止す
ることのできる多段通電電着塗装装置を提供するもので
ある。
必要な電流を阻止して、一段目電極の電着塗装を防止す
ることのできる多段通電電着塗装装置を提供するもので
ある。
(課題を解決するための手段) 前述の問題点を解決するため本発明は、複数段の電極
を備え、入槽側の電極より出槽側の電極に高電位の電圧
を印加する装置において、初段から最終段の前段までの
電極の各々に、電極電着防止用のダイオードを順方向に
接続して、このダイオードを介して電圧を印加すること
を特徴とする。
を備え、入槽側の電極より出槽側の電極に高電位の電圧
を印加する装置において、初段から最終段の前段までの
電極の各々に、電極電着防止用のダイオードを順方向に
接続して、このダイオードを介して電圧を印加すること
を特徴とする。
(作用) 初段から最終段の前段までの各電極にそれぞれ電極電
着防止用のダイオードを設けたので、例えば、高電位側
の電極から隣接する低電位側の電極を通り、さらに電源
接続線等を介して他の低電位側の電極を経て被塗物へ至
る電流はダイオードの逆方向特性で阻止される。よっ
て、電極が電着塗装されることはない。
着防止用のダイオードを設けたので、例えば、高電位側
の電極から隣接する低電位側の電極を通り、さらに電源
接続線等を介して他の低電位側の電極を経て被塗物へ至
る電流はダイオードの逆方向特性で阻止される。よっ
て、電極が電着塗装されることはない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は本発明に係る二段通電電着塗装装置の構成図
である。
である。
図において1は電着槽であって、電着槽1の上方には
搬送コンベア2を配設している。この搬送コンベア2は
ハンガー3を移動自在に吊設しており、このハンガー3
は自動車ボディ等の被塗物4を支持している。
搬送コンベア2を配設している。この搬送コンベア2は
ハンガー3を移動自在に吊設しており、このハンガー3
は自動車ボディ等の被塗物4を支持している。
電着槽1内には、その入槽側から出槽側(第1図にお
いて左から右)に亘って、一段目電極5a,5bおよび二段
目電極6a,6b,6c,6dが配設されている。一段目電極5a,5b
にはダイオードD1a,D1bのカソードがそれぞれ接続さ
れ、ダイオードD1a,D1bのアノードは一段目用の直流電
源7のプラス端子7aに接続されている。同様に、二段目
電極6a〜6dにはダイオードD2a〜D2dがそれぞれ接続さ
れ、ダイオードD2a〜D2dのアノードは二段目用の直流電
源8のプラス端子8aに接続されている。
いて左から右)に亘って、一段目電極5a,5bおよび二段
目電極6a,6b,6c,6dが配設されている。一段目電極5a,5b
にはダイオードD1a,D1bのカソードがそれぞれ接続さ
れ、ダイオードD1a,D1bのアノードは一段目用の直流電
源7のプラス端子7aに接続されている。同様に、二段目
電極6a〜6dにはダイオードD2a〜D2dがそれぞれ接続さ
れ、ダイオードD2a〜D2dのアノードは二段目用の直流電
源8のプラス端子8aに接続されている。
一段目用の直流電源7のマイナス端子7bは、搬送コン
ベア2に並設された集電レール9aへ接続されている。同
様に、二段目用の直流電源8のマイナス端子8bは、集電
レール9bへ接続されている。
ベア2に並設された集電レール9aへ接続されている。同
様に、二段目用の直流電源8のマイナス端子8bは、集電
レール9bへ接続されている。
ハンガー3の一部は、集電レール9a,9bに摺接されな
がら、第1図の矢印Aで示す方向に搬送される。したが
って、被塗物4は、ハンガー3を介して集電レール9a,9
bに電気的に接続された状態となり、被塗物4が負極と
して作用する構成としている。
がら、第1図の矢印Aで示す方向に搬送される。したが
って、被塗物4は、ハンガー3を介して集電レール9a,9
bに電気的に接続された状態となり、被塗物4が負極と
して作用する構成としている。
一段目ならびに二段目用の集電レール9a,9b間には、
コンダクタ10が設けられ、このコンダクタ10をオン状態
にすることで、二つの集電レール9a,9bを電気的に接続
することができる。
コンダクタ10が設けられ、このコンダクタ10をオン状態
にすることで、二つの集電レール9a,9bを電気的に接続
することができる。
直流電源7の出力電圧V1に対して、直流電源8の出力
電圧V2は高く設定されている(V1<V2)。
電圧V2は高く設定されている(V1<V2)。
また、電着槽1内にはカチオン電着塗料11が満たされ
ている。
ている。
なお、二段目電極6a〜6dの各々に対して、順方向に接
続したダイオードD2a〜D2dは、例えば直流電源8の出力
電圧V2が何らかの原因で低下した時等に、二段目電極6a
〜6dが電着塗装されるのを防止するためのものであり、
ダイオードD2a〜D2dは設けなくてもよい。
続したダイオードD2a〜D2dは、例えば直流電源8の出力
電圧V2が何らかの原因で低下した時等に、二段目電極6a
〜6dが電着塗装されるのを防止するためのものであり、
ダイオードD2a〜D2dは設けなくてもよい。
次に、第1図の装置の作用を第2図の等価回路を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
第2図において、直流電源7による一段目電極5a,5b
への印加電圧をV1、直流電源8による二段目電極6a〜6d
への印加電圧をV2、一段目ならびに二段目電極5a,5b,6a
〜6dの抵抗をそれぞれR1〜R6、被塗物4の抵抗をRb、一
段目電極5aと被塗物4との間の液抵抗をr1、同様に残り
の一段目電極5bと被塗物との間の液抵抗をr2、二段目電
極6a〜6dの各々と被塗物4の間の液抵抗をそれぞれr3〜
r6とする。
への印加電圧をV1、直流電源8による二段目電極6a〜6d
への印加電圧をV2、一段目ならびに二段目電極5a,5b,6a
〜6dの抵抗をそれぞれR1〜R6、被塗物4の抵抗をRb、一
段目電極5aと被塗物4との間の液抵抗をr1、同様に残り
の一段目電極5bと被塗物との間の液抵抗をr2、二段目電
極6a〜6dの各々と被塗物4の間の液抵抗をそれぞれr3〜
r6とする。
第1図に示すように、ハンガー3に支持された被塗物
4は、搬送コンベア2により矢印A方向へ搬送され、電
着槽1に入槽する。
4は、搬送コンベア2により矢印A方向へ搬送され、電
着槽1に入槽する。
ハンガー3は、集電レール9aと電気的に接続されて、
一段目の電流電源7のプラス端子7aからダイオードD1a
−R1−r1−Rb−集電レール9aを介して電流電源7のマイ
ナス端子7bの経路あるいは、ダイオードD1b−R2−r2−R
b−集電レール9aの経路で電流が流れ、被塗物4の電着
塗装が行なわれる。
一段目の電流電源7のプラス端子7aからダイオードD1a
−R1−r1−Rb−集電レール9aを介して電流電源7のマイ
ナス端子7bの経路あるいは、ダイオードD1b−R2−r2−R
b−集電レール9aの経路で電流が流れ、被塗物4の電着
塗装が行なわれる。
被塗物4は搬送コンベア2により一段目電極5a,5bを
進行する。被塗物4が集電レール9bに近づくと、被塗物
4の位置が図示しないリミットスイッチや光電検出手段
等により検知され、コンダクタ10がオン状態にされる。
ハンガー3に支持された被塗物4が、集電レール9bに完
全に乗り移ったことを図示しないリミットスイッチや光
電検出手段等が検知すると、コンダクタ10はオフ状態と
なる。
進行する。被塗物4が集電レール9bに近づくと、被塗物
4の位置が図示しないリミットスイッチや光電検出手段
等により検知され、コンダクタ10がオン状態にされる。
ハンガー3に支持された被塗物4が、集電レール9bに完
全に乗り移ったことを図示しないリミットスイッチや光
電検出手段等が検知すると、コンダクタ10はオフ状態と
なる。
コンダクタ10がオン状態で一段目と二段目の直流電源
7,8のマイナス端子7b,8b間が接続された状態であって
も、一段目電極5a,5bはそれぞれ順方向に接続されたダ
イオードD1a,D1bを介して低電位側の直流電源7に接続
されているので、例えば一段目電極5bと隣接する二段目
電極6aから、これらの電極5b,6a間の液抵抗r23を介して
各直流電源7,8の電位差(V2−V1)に基づく電流が流れ
ることはない。同様に、液抵抗r23を介して、直流電源
8のプラス端子8aからダイオードD2a−R3−r23−R2…R1
−r1−Rb−集電レール9b−マイナス端子8bへの廻り込み
電流径路は形成されないので、一段目電極5a,5bが電着
塗装されることはない。
7,8のマイナス端子7b,8b間が接続された状態であって
も、一段目電極5a,5bはそれぞれ順方向に接続されたダ
イオードD1a,D1bを介して低電位側の直流電源7に接続
されているので、例えば一段目電極5bと隣接する二段目
電極6aから、これらの電極5b,6a間の液抵抗r23を介して
各直流電源7,8の電位差(V2−V1)に基づく電流が流れ
ることはない。同様に、液抵抗r23を介して、直流電源
8のプラス端子8aからダイオードD2a−R3−r23−R2…R1
−r1−Rb−集電レール9b−マイナス端子8bへの廻り込み
電流径路は形成されないので、一段目電極5a,5bが電着
塗装されることはない。
二段目電極6a〜6d側へ進行した被塗物4は、直流電源
8により高電位の電圧V2が印加され、ダイオードD2a〜D
2d−R3〜R6−r3〜r6−Rb−集電レール9bの経路で電流が
流れ、電圧V2に基づく電着塗装が行なわれる。
8により高電位の電圧V2が印加され、ダイオードD2a〜D
2d−R3〜R6−r3〜r6−Rb−集電レール9bの経路で電流が
流れ、電圧V2に基づく電着塗装が行なわれる。
次に本発明の他の実施例を第3図に基づいて説明す
る。
る。
第3図は本発明に係る三段通電電着塗装装置の構成図
である。
である。
電着槽1内には、その入槽側から出槽側(第3図にお
いて左から右)に亘って、一段目電極50a,50b、二段目
電極60a,60bおよび三段目電極65a,65bが配設されてい
る。一段目電極50a,50bにはダイオードD1A,D2Aのカソー
ドがそれぞれ接続され、ダイオードD1A,D2Aのアノード
は一段目用の直流電源7のプラス端子70aに接続されて
いる。同様に、二段目電極60a,60bにはダイオードD2A,D
2Bのカソードがそれぞれ接続され、ダイオードD2A,D2B
のアノードは二段目用の直流電源80のプラス端子80aに
接続されている。三段目電極65a,65bはダイオード等を
介すことなく三段目用の直流電源85のプラス端子85aへ
直接接続されている。なお、三段目電極65a,65bとプラ
ス端子85aとの間にダイオードをそれぞれ順方向に設け
る構成であってもよい。
いて左から右)に亘って、一段目電極50a,50b、二段目
電極60a,60bおよび三段目電極65a,65bが配設されてい
る。一段目電極50a,50bにはダイオードD1A,D2Aのカソー
ドがそれぞれ接続され、ダイオードD1A,D2Aのアノード
は一段目用の直流電源7のプラス端子70aに接続されて
いる。同様に、二段目電極60a,60bにはダイオードD2A,D
2Bのカソードがそれぞれ接続され、ダイオードD2A,D2B
のアノードは二段目用の直流電源80のプラス端子80aに
接続されている。三段目電極65a,65bはダイオード等を
介すことなく三段目用の直流電源85のプラス端子85aへ
直接接続されている。なお、三段目電極65a,65bとプラ
ス端子85aとの間にダイオードをそれぞれ順方向に設け
る構成であってもよい。
搬送コンベア2に並設された一本の集電レール90は、
集電レール90の出槽側90aで接続線90bの一端に接続さ
れ、接続線90bの他端は各直流電源70,80,85のマイナス
端子70b,80b,85bへ接続されており、この集電レール90
に摺接しながら移動するハンガー3を介して、ハンガー
3に支持された被塗物4が負極として作用する構成とし
ている。
集電レール90の出槽側90aで接続線90bの一端に接続さ
れ、接続線90bの他端は各直流電源70,80,85のマイナス
端子70b,80b,85bへ接続されており、この集電レール90
に摺接しながら移動するハンガー3を介して、ハンガー
3に支持された被塗物4が負極として作用する構成とし
ている。
各直流電源70,80,85のマイナス端子70b,80b,85bおよ
び電着槽1は接地されている。電着槽1にはカチオン電
着塗料が満たされている。また、各直流電源70,80,85は
それぞれ異なる電圧VL,VM,VHを出力するもので、VL<VM
<VHとなるよう設定されている。
び電着槽1は接地されている。電着槽1にはカチオン電
着塗料が満たされている。また、各直流電源70,80,85は
それぞれ異なる電圧VL,VM,VHを出力するもので、VL<VM
<VHとなるよう設定されている。
以上の構成であるから、ハンガー3に支持された被塗
物4は、搬送コンベア2により矢印A方向へ搬送され、
電着槽1に入槽するとともに、ハンガー3の一部が集電
レール90と電気的に接続される。よって、被塗物4は矢
印A方向に搬送されるにしたがい、一段目電極50a,50b
では直流電源70の印加電圧VLにより、二段目電極60a,60
bでは直流電源80の印加電圧VM、そして三段目電極65a,6
5bでは直流電源85の印加電圧VHと順次高い電圧が印加さ
れて電着塗装が行なわれる。
物4は、搬送コンベア2により矢印A方向へ搬送され、
電着槽1に入槽するとともに、ハンガー3の一部が集電
レール90と電気的に接続される。よって、被塗物4は矢
印A方向に搬送されるにしたがい、一段目電極50a,50b
では直流電源70の印加電圧VLにより、二段目電極60a,60
bでは直流電源80の印加電圧VM、そして三段目電極65a,6
5bでは直流電源85の印加電圧VHと順次高い電圧が印加さ
れて電着塗装が行なわれる。
最終段である三段目電極65a,65bより前段の電極50a,5
0b,60a,60bには、高電位側VHから中あるいは低電位側V
M,VLへの電流の廻り込みをまたは、中電位側VMから低電
位側VLへの電流の廻り込みを防止するためのダイオード
D1A,D1B,D2A,D2Bがそれぞれ設けられているので、これ
らの各電極50a,50b,60a,60bが電着塗装されることはな
い。また、従来の電着塗装装置のように同一電圧を印加
している複数の電極(例えば60bから60aあるいは50bか
ら50a)を経由して廻り込み電流が流れることがないの
で、各電極50a,50b,60a,60bが電着塗装されることはな
い。
0b,60a,60bには、高電位側VHから中あるいは低電位側V
M,VLへの電流の廻り込みをまたは、中電位側VMから低電
位側VLへの電流の廻り込みを防止するためのダイオード
D1A,D1B,D2A,D2Bがそれぞれ設けられているので、これ
らの各電極50a,50b,60a,60bが電着塗装されることはな
い。また、従来の電着塗装装置のように同一電圧を印加
している複数の電極(例えば60bから60aあるいは50bか
ら50a)を経由して廻り込み電流が流れることがないの
で、各電極50a,50b,60a,60bが電着塗装されることはな
い。
また、本実施例では、各直流電源70,80,85のマイナス
側を共通接続したので、集電レール90は一本の連続した
レールでよく、第1図の実施例で示したコンダクタ10等
を設けなくてよい。
側を共通接続したので、集電レール90は一本の連続した
レールでよく、第1図の実施例で示したコンダクタ10等
を設けなくてよい。
さらに、集電レール90の出槽側90aで各電源70,80,85
のマイナス端子70b,80b,85bと接続しているので、電着
塗装に伴なう電流により集電レール90に電圧降下が発生
するような場合でも、被塗物4の進行に伴ない給電レー
ル90上で電圧降下を発生する部分の長さは徐々に短かく
なり、給電レール90での降下電圧は徐々に小さな値とな
ることになる。したがって、被塗物4の進行に伴ない、
被塗物4と各電極50a,50b,60a,60b,65a,65b間に実際に
印加される電圧値が減少することがなく、被塗物4に良
好な電着塗装を行なうことができる。
のマイナス端子70b,80b,85bと接続しているので、電着
塗装に伴なう電流により集電レール90に電圧降下が発生
するような場合でも、被塗物4の進行に伴ない給電レー
ル90上で電圧降下を発生する部分の長さは徐々に短かく
なり、給電レール90での降下電圧は徐々に小さな値とな
ることになる。したがって、被塗物4の進行に伴ない、
被塗物4と各電極50a,50b,60a,60b,65a,65b間に実際に
印加される電圧値が減少することがなく、被塗物4に良
好な電着塗装を行なうことができる。
なお、実施例は二段および三段の多段通電電着装置に
ついて説明したが、それ以上の多段通電形の装置にも適
用可能であるし、各電圧印加段毎に設ける電極の数が任
意であっても、各電極に塗料が電着されるのを防止でき
ることは言うまでもない。
ついて説明したが、それ以上の多段通電形の装置にも適
用可能であるし、各電圧印加段毎に設ける電極の数が任
意であっても、各電極に塗料が電着されるのを防止でき
ることは言うまでもない。
(発明の効果) 先に本出願人の開示した技術は、一段目電源と一段目
電極の間に単一のダイオードを介設するものであるた
め、一段目電極が複数ある場合、複数の電極間を廻り込
む電流を遮断できなかった。
電極の間に単一のダイオードを介設するものであるた
め、一段目電極が複数ある場合、複数の電極間を廻り込
む電流を遮断できなかった。
本発明は、各電圧印加段の複数の電極のそれぞれに、
ダイオードを順方向に接続し、このダイオードを介して
電圧を印加する構成としたので、これら複数の電極間を
廻り込む電流を遮断し、もって後段の電極から前段の電
極への電流の流入を遮断するので、電極板に塗料が電着
されるのを防止し、被塗物に設定された条件で安定した
電着塗装を行なうことができる。
ダイオードを順方向に接続し、このダイオードを介して
電圧を印加する構成としたので、これら複数の電極間を
廻り込む電流を遮断し、もって後段の電極から前段の電
極への電流の流入を遮断するので、電極板に塗料が電着
されるのを防止し、被塗物に設定された条件で安定した
電着塗装を行なうことができる。
第1図は本発明に係る二段通電電着塗装装置の構成図、
第2図は第1図の装置の等価回路図、第3図は本発明に
係る三段通電電着塗装装置の構成図、第4図は従来の二
段通電電着塗装装置の構成図、第5図は第4図の装置で
コンダクタがオフ状態の場合の各電極の電位を示す説明
図、第6図は同コンダクタがオン状態の場合の各電極の
電位を示す説明図、第7図は第4図の装置を改良した二
段通電電着塗装装置の構成図、第8図は第7図の装置の
等価回路図である。 なお、図面中、1は電着槽、2は搬送コンベア、3はハ
ンガー、4は被塗物、5a,5b,50a,50bは一段目(初段)
電極、6a,6b,6c,6d,60a,60bは二段面電極、65a,65bは三
段目電極、7、70は一段目用の直流電源、8,80は二段目
用の直流電源、85は三段目用の直流電源、9a,9b,90は集
電レール、D1a,D1b,D2a〜D2d,D1A,D1B,D2A,D2Bはダイオ
ードである。
第2図は第1図の装置の等価回路図、第3図は本発明に
係る三段通電電着塗装装置の構成図、第4図は従来の二
段通電電着塗装装置の構成図、第5図は第4図の装置で
コンダクタがオフ状態の場合の各電極の電位を示す説明
図、第6図は同コンダクタがオン状態の場合の各電極の
電位を示す説明図、第7図は第4図の装置を改良した二
段通電電着塗装装置の構成図、第8図は第7図の装置の
等価回路図である。 なお、図面中、1は電着槽、2は搬送コンベア、3はハ
ンガー、4は被塗物、5a,5b,50a,50bは一段目(初段)
電極、6a,6b,6c,6d,60a,60bは二段面電極、65a,65bは三
段目電極、7、70は一段目用の直流電源、8,80は二段目
用の直流電源、85は三段目用の直流電源、9a,9b,90は集
電レール、D1a,D1b,D2a〜D2d,D1A,D1B,D2A,D2Bはダイオ
ードである。
Claims (1)
- 【請求項1】電着槽の入槽側から出槽側に亘って複数段
の電極を配設し、少なくとも入槽側の電極より出槽側の
電極に高電位の電圧を印加する構成の多段通電電着塗装
装置において、少なくとも入槽側に位置する初段電極か
ら最終段の前段までの電極の各々に、電極電着防止用の
ダイオードを順方向に接続して、このダイオードを介し
て電圧を印加することを特徴とする多段通電電着塗装装
置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1014380A JP2718736B2 (ja) | 1989-01-24 | 1989-01-24 | 多段通電電着塗装装置 |
US07/342,522 US4959137A (en) | 1989-01-24 | 1989-04-24 | Electrocoating system with multistage voltage application to prevent electrode coating |
GB8909876A GB2227253B (en) | 1989-01-24 | 1989-04-28 | Electrocoating system with multistage voltage application |
CA000598264A CA1337983C (en) | 1989-01-24 | 1989-04-28 | Electrocoating system with multistage voltage application |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1014380A JP2718736B2 (ja) | 1989-01-24 | 1989-01-24 | 多段通電電着塗装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02197597A JPH02197597A (ja) | 1990-08-06 |
JP2718736B2 true JP2718736B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=11859439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1014380A Expired - Fee Related JP2718736B2 (ja) | 1989-01-24 | 1989-01-24 | 多段通電電着塗装装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4959137A (ja) |
JP (1) | JP2718736B2 (ja) |
CA (1) | CA1337983C (ja) |
GB (1) | GB2227253B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190101921A (ko) | 2019-08-09 | 2019-09-02 | 주식회사 케이씨씨 | 전착 도장 방법 및 전착 도장 장치 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69402939T2 (de) * | 1993-10-22 | 1997-10-23 | Renault | Anlage zur Oberflächenbehandlung von metallischer Werkstücken durch Kataphorese, insbesondere von Automobilkarosserien |
DE19606000C1 (de) * | 1996-02-17 | 1996-12-19 | Daimler Benz Ag | Elektrolytbad für eine kathodische Tauchlackierung von Fahrzeugkarosserien |
US6154355A (en) * | 1998-11-10 | 2000-11-28 | Illinois Tool Works Inc. | Apparatus and method for independently controlling multiple material applicators |
DE10215463C1 (de) * | 2002-03-28 | 2003-07-24 | Atotech Deutschland Gmbh | Durchlaufanlage und Verfahren zum elektrolytischen Metallisieren von Werkstück |
US20060051511A1 (en) * | 2004-08-13 | 2006-03-09 | Orosz Gary R | Apparatus and systems for coating objects |
EP2188418A2 (de) * | 2007-09-20 | 2010-05-26 | Siemens Aktiengesellschaft | Stromsteuerungsvorrichtung eines stromnetzes einer elektrochemischen beschichtungsanlage |
DE102008047704B4 (de) * | 2008-09-18 | 2017-03-30 | GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) | Vorrichtung zur Tauchlackierung eines Karosserieteils |
JP2012031437A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-16 | Kanto Auto Works Ltd | 電着塗装装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3355375A (en) * | 1962-10-09 | 1967-11-28 | Swift & Co | Apparatus for electrophoretic fractionation of ampholytes |
US3728242A (en) * | 1971-04-28 | 1973-04-17 | Ppg Industries Inc | Continuous electrodeposition process |
JPS5893894A (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-03 | Toyota Motor Corp | 電着塗装方法及びその装置 |
JPS62156300A (ja) * | 1985-12-26 | 1987-07-11 | Honda Motor Co Ltd | 多段通電電着塗装装置 |
US4851102A (en) * | 1987-08-12 | 1989-07-25 | Poly Techs Inc. | Electrodeposition coating system |
-
1989
- 1989-01-24 JP JP1014380A patent/JP2718736B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1989-04-24 US US07/342,522 patent/US4959137A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-04-28 CA CA000598264A patent/CA1337983C/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-04-28 GB GB8909876A patent/GB2227253B/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190101921A (ko) | 2019-08-09 | 2019-09-02 | 주식회사 케이씨씨 | 전착 도장 방법 및 전착 도장 장치 |
KR102215512B1 (ko) * | 2019-08-09 | 2021-02-16 | 주식회사 케이씨씨 | 전착 도장 방법 및 전착 도장 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA1337983C (en) | 1996-01-23 |
GB8909876D0 (en) | 1989-06-14 |
JPH02197597A (ja) | 1990-08-06 |
GB2227253B (en) | 1993-07-28 |
GB2227253A (en) | 1990-07-25 |
US4959137A (en) | 1990-09-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2718736B2 (ja) | 多段通電電着塗装装置 | |
CA2593705C (en) | Electrocoating plant with moving voltage control unit | |
US4396823A (en) | Method of electrode current control in welding apparatus having a plurality of electrodes | |
DE19913634A1 (de) | Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung abschaltbarer Halbleiterschalter eines netzseitigen Stromrichters eines Spannungszwischenkreis-Umrichters | |
US4824538A (en) | Method for electrodeposition coating | |
US20070166569A1 (en) | Electrophoretic dip painting installation | |
DE4029578A1 (de) | Leistungsversorgungseinheit fuer ein elektrisches entladungsbearbeitungsgeraet | |
US4486284A (en) | Method of electrodeposition coating and apparatus therefor | |
US5322614A (en) | Device for electrolytic deposition of metals on one or both sides of strips | |
CN1112470A (zh) | 放电加工装置 | |
JP3061515U (ja) | 電着塗装装置 | |
JP2000303200A (ja) | 感光層担体の電気化学式バフ磨き方法および装置 | |
US4251757A (en) | Power control system and apparatus thereof | |
JPH05261563A (ja) | 溶接装置 | |
DE2828593C2 (de) | Anordnung zum Orten und Steuern von elektrisch angetriebenen Fahrzeugen in einem Laufschienensystem | |
JPS6033133A (ja) | 電気鉄道用き電区分装置 | |
CN1156072A (zh) | 钢轨对接焊接方法及焊接设备 | |
DE1652430C3 (ja) | ||
JPH029119B2 (ja) | ||
RU94022116A (ru) | Способ шунтирования алюминиевого электролизера | |
JP3638001B2 (ja) | 電着塗装方法および装置 | |
DE2613007A1 (de) | Foerderanlage mit schienengebundenen foerderwagen, deren gleichstromantriebsmotoren in geneigten schienenabschnitten im sinne einer kurzschlussbremsung belastbar sind | |
DE181664C (ja) | ||
JPS62127179A (ja) | スポツト溶接方法 | |
JP2964708B2 (ja) | 並列トランジスタのベース駆動信号供給回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071114 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081114 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |