JP2718726B2 - ヒト組織型プラスミノーゲン活性化因子の製法 - Google Patents

ヒト組織型プラスミノーゲン活性化因子の製法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヒト正常細胞の産する組織型プラスミノー
ゲン活性化因子(以後tPAと略す)の製法に関する。
tPAは、血管内皮細胞および種種の組織細胞から生
産、分泌されるもので、血栓の本体であるフィブリンを
溶解し、血栓症の治療薬として有効である。
〔従来の技術〕
tPAは1本鎖のものと2本鎖のものとがあるのが知ら
れている。これらの血栓溶解活性は、2本鎖のものが1
本鎖に比べて大きい。従来、いわゆるtPAと言われるも
のは、2本鎖単独のものまたは2本鎖に1本鎖が混合し
た状態のものが開発されてきた。
2本鎖tPAは、血栓の溶解活性が大きく、フィブリン
溶解効果を必要とする血栓部分ではなく、血流中でプラ
スミノーゲンを活性化させる可能性が非常に高く、臨床
的に出血傾向が高い(特開昭59−118717号)。
しかしながら、2本鎖tPAの前駆体と考えられる1本
鎖tPAは、フィブリンにはより高い親和性を有し、フィ
ブリンに吸着されると直ちに早い速度で2本鎖tPAに転
換される。
したがって、1本鎖tPAは凝血部分でプラスミノーゲ
ン活性を最大に発揮することができる。
このように血栓溶解活性が比較的不活性とされていた
1本鎖tPAは、血流中で作用することがないとされ、臨
床的には多く望まれるようになっている状況であり、1
本鎖tPAのみを効率良く生産する方法が強く望まれてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
1本鎖tPAのみを生産させる方法としてアプロチニン
の存在下に培養または後処理を行う方法(ヨーロッパ特
許公開公報第41766号)、トリプシン阻害剤またはアプ
ロチニンを使用する方法(特開昭59−118717号)、アプ
ロチニンまたはベンズアミジンを添加した培地で培養も
しくは誘導生産させる方法(特開昭61−19486号)、精
製時にアプロチニン、6−アミノカプロン酸を添加して
1本鎖のみを生産させる方法(Biochem.Biophys.Acta 1
982,719(2)318〜328),または血清由来の高価なア
プロチニンに代えて低分子量の化学物質を添加する方
法、すなわち、ε−アミノカプロン酸、トラネキサム酸
などの抗プラスミン剤を培地中に添加する方法(特開昭
62−4233号)、p−アミノメル安息香酸を培地中に添加
する方法(特願昭63−122644号)などが知られている。
しかしながら、アプロチニンを低分子量の抗プラスミ
ン剤またはp−アミノメチル安息香酸類に代えても、1
本鎖tPAの大幅な生産性向上は達成することは出来なか
った。
本発明の課題は、1本鎖tPAを、その生産性を大幅に
向上させて製造する方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討の
結果、tPA生産においてその培地の浸透圧を重炭酸イオ
ンを用いて350ミリオスモル以上とした培地に低分子量
の抗プラスミン剤またはP−アミノメチル安息香酸を添
加することにより、一本鎖tPAの生産性を大きく向上さ
せることができるの見出し、本発明を完成するに到っ
た。
すなわち、本発明は、細胞を使ってヒト組織型プラス
ミノーゲン活性化因子を製造する方法において、重炭酸
イオンを用いて培地中の浸透圧を350ミリオスモル/
以上とした培地に低分子量の抗プラスミン剤またはP−
アミノメチル安息香酸類を加えることを特徴とする1本
鎖tPAの生産性を大幅に向上させる方法である。
本発明の方法において使用される重炭酸イオンは、重
炭酸ナトリウム(NaHCO3)などの塩酸として、または炭
酸ガスの形態で使用される。
本発明の方法において、重炭酸イオンの使用量は、通
常、基本培地に添加される無機塩、アミノ酸、ビタミン
などに起因する浸透圧と重炭酸イオンに起因する浸透圧
の合計が350ミリオスモル/以上となるような量であ
る。
例えば、培地に添加される無機塩、アミノ酸、ビタミ
ンなどに起因する浸透圧が280ミリオスモル/である
ときはさらに70ミリオスモル/の浸透圧分の炭酸イオ
ンを加え、合計350ミリオスモル/以上となるように
する。
培地の浸透圧を上記のように調節するには、通常、例
えば、重炭酸ナトリウム(NaHCO3)を約3g/以上、好
ましくは3〜10g/基本培地に添加する。
重炭酸イオンの供給方法、供給形態については培養方
法により選択されるが、例えば、T−フラスコ、ローラ
ーボトルなどを使用する場合には、予め培地中に重炭酸
ナトリウムを培地浸透圧が350〜500ミリオスモル/と
なるように加えるのが好ましい。
また細胞の培養、tPAの生産は密閉系もしくは開放系
の場合には、炭酸ガスインキュベーター中で行うのがよ
い。なお、5%炭酸ガス雰囲気中で培地中に溶解する炭
酸ガスの量は、最大でも0.001M程度で浸透圧換算約1ミ
リオスモル/であり、実際の培養pH6.5〜7.5の範囲で
は全体に対する影響は無視できる。
さらに、培養方法をスピンナーもしくはジャー形式を
使用する方法の場合では、予め培地中に重炭酸ナトリウ
ムの形で重炭酸イオンを供給するとともに炭酸ガスを系
内に吹き込むことにより、その重炭酸イオンの和によっ
て系内の浸透圧を350〜500ミリオスモル/の間で一定
にすることができる。
また、本発明において使用する低分子量の抗プラスミ
ン剤としては、4−アミノブタン酸、5−アミノペンタ
ン酸、6−アミノヘキサン酸、トランス−4−アミノメ
チルシクロヘキサンカルボン酸等が挙げられる。これら
の化合物はそのアルカリ金属、あるいはエステル、塩酸
塩の形でも使用できる。
本発明における低分子量の抗プラスミン剤の培地への
添加量は、10-4〜10-1Mであり、更に好ましくは、10-3
〜10-2である。
本発明において使用するP−アミノメチル安息香酸類
としては、P−アミノメチル安息香酸、3−メトキシ−
4−アミノメチル安息香酸、3−エトキシ−4−アミノ
メチル安息香酸、3−ヒドロキシ−4−アミノメチル安
息香酸、3−フルオロ−4−アミノメチル安息香酸、3
−クロロ−4−アミノメチル安息香酸、3−メチル−4
−アミノメチル安息香酸、2−アミノ−4−アミノメチ
ル安息香酸等が挙げられる。これらのP−アミノメチル
安息香酸類は、そのエステル化合物、そのアルカリ金属
塩、あるいは塩酸塩の型で使用できる。
抗プラスミン剤及びP−アミノメチル安息香酸類は、
基本培地調整時または重炭酸イオンで高張化させた後に
添加してもよい。
本発明の方法において、使用されるtPA生産細胞とし
ては、例えば、ヒト正常細胞由来ヒト組織型プラスミノ
ーゲン活性化因子をコードするDNA配列をヒト由来メタ
ロチオネインのプロモーターに接続し、BPA由来プラス
ミドの一部及びpBR322プラスミドの一部及び転写停止に
必要なDNA配列などを組み込んで構築したプラスミドを
マウスC−127細胞に転換して得られたtPA生産株、hT−
382株などが使用できる(特開昭62−126978号)。
また、例えば、ヒト正常細胞由来ヒト組織型プラスミ
ノーゲン活性化因子をコードするDNA配列をSV−40の初
期プロモーターを接続したDNA配列とジヒドロ葉酸還元
酵素をコードするDNA配列からなるプラスミドで、CHO
(チャイニーズハムスター卵巣)細胞を形質転換し、更
にメソロキサートを含む培地で遺伝子の増幅した細胞を
選択して得られたtPA生産株、SV−21−M2.5 K7株などが
使用できる(特開昭62−126978号)。もちろん、突然変
異、馴化などの手段を併用したもの、またはウイルム等
により形質転換された細胞などで、いずれもtPA生産株
であればよい。
使用する培地は、DMEM、EMEM、199培地などに、予め
不活性化させた牛胎児血清(FCSギブコ社製)を10%程
度添加した物が使用されるが、成分濃度などは必要に応
じて変更できる。
また、必要に応じて界面活性剤などの成分を添加して
もよい。
生産培地を使用する場合、tPAの生産を誘導する物質
として亜鉛、カドミウムもしくはその塩を1〜100μg/
である。
培養方法は、特に限定されるものではなく、例えば、
次のような方法で行われる。
すなわち、ルーフラスコに培地及び必要ならばtPA誘
導物質を仕込み、細胞の適切量を植えつけて、適温、適
切な時間、炭酸ガスインキュベーター中で増殖させ、コ
ンフレントに達した後、生産培地と切り換え、同じく炭
酸ガスインキュベーター中で、適時tPAの生産を行う。
例えば75cm2ルーフラスコを使用して、細胞を0.5〜2.
0×105ケ/mlを植えつけ、37℃、3〜4日間増殖と同時
にtPA生産を行う。または、例えば、75cm2のルーフラス
コを使用して、細胞を1〜2×105ケ/mlを植付け、37
℃、1〜3日間tPA生産を行う。
このような方法で生産されたtPAの全体に占める1本
鎖の比率は95%以上であった。
〔効果〕 本発明の方法によれば、培地中に添加された炭酸イオ
ンと低分子の抗プラスミン剤またはP−アミノメチル安
息香酸類の相乗的効果により一本鎖tPAの生産量を大幅
に向上させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明により本願発明を具体的に説明する。
なお、実施例において、培地中の1本鎖及び2本鎖tP
Aの分析法は次の方法によった。
ELISA専用プレート(コーニング社96well)を1本鎖t
PAに対するモノクロナール抗体(PAM−1アメリカンダ
イアゴノテイカ社)、1本鎖+2本鎖tPAに対するモノ
クロナール抗体(PAM−2アメリカンダイアゴノテイカ
社)をコート溶液で希釈して10μg/mlとし、各プレート
のwellに50μずつ加えて室温で2時間放置後、well内
の液を捨てる。
洗浄液で洗浄後、各wellをブロッキング溶液で満た
し、室温で30分以上放置する。
1000〜2000倍に希釈したサンプル及びスタンダード
(0、1、2、4、8ng/ml)を各50μずつ各wellに加
えて2時間放置する。
洗浄液で洗浄した後、抗tPAウサギ抗体を添加する。
洗浄液で洗浄後、Goat Anti Rabbit IgG,Alkaline Ph
osphate Conjugate(シグマ社)を500倍に希釈して各we
llに50μずつ添加し、1時間放置する。
洗浄液で洗浄後、基質溶液(P−Nitrophenylphosuph
ateシグマ社)を各50μずつ加えて30分間放置する。
各wellに50μずつ3N NaOHを加えて酵素反応を停止
する。
405nmにおける吸収を市販のELISA READERで読み取
る。
スタンダードより検量線を作成し、サンプル中のtPA
濃度を測定する。
計算法 1本鎖tPA量=PAM−1測定値(mg/) 2本鎖tPA量=PMA−2−PAM−1測定値(mg/) また、浸透圧の測定は液をサンプリング後、島津浸透
圧計OSM−1で行った。
実施例1 tPAの生産に用いた細胞は、ヒトメタロチオネインを
プロモーターとしてBPV由来プラスミドの一部及び転写
停止に必要なDNA配列などを組み込んで構築したプラス
ミドをマウスC−127細胞に形質転換して得られたhT−3
82株を使用した。
75cm2のルーフラスコにDMEMに予め不活性化させた牛
胎児血清を10%、アプロチニンを40KIU添加したもの、
トラネキサム酸を10M添加したもの及びP−アミノメチ
ル安息香酸を10-2M添加したものをそれぞれについて20m
l仕込み、塩化亜鉛を10μMになるように、および表1
に掲げる濃度で重炭酸ナトリウムを添加した培地を作成
し、それぞれに上記細胞を1.0×105ケ/mlとなるように
植付けた。5%炭酸ガスインキュベーター中で37℃、4
日間培養し、コンフレント(細胞数10×105ケ/ml)に達
した時点で培養液中の1本鎖tPA濃度をの分析法で定量
し、表1のような結果を得た。
実施例2 実施例1と同じ細胞を使用し、75cm2のルーフラスコ
にDMEMに予め不活性化させた牛胎児血清を10%添加した
ものを20ml仕込み、1.0×105ケ/mlとなるように植え
た。
炭酸ガスインクベータ中で37℃、4日間培養し、コン
フレント(細胞数10×105ケ/ml)に達した時点で培地を
捨て、同一の組成で塩化亜鉛を10μM,アプロチニン40KI
Uとなるように、トラネキサム酸を10-3M,またはP−ア
ミノメチル安息香酸を10-2Mを添加して表2に掲げる各
濃度で重炭酸ナトリウムを添加した培地を20mlずつ加え
て炭酸ガスインキュベーター中で37℃、2日間tPAを生
産させ、その時点での生産培地中でのtPA濃度を実施例
と同様に分析し、表2の結果を得た。
実施例3 tPAの生産に用いた細胞は、tPAをコードするDNA配列
をSV−40の初期プロモーターを接続したDNA配列と、ジ
ヒドロ葉酸還元酵素をコードするDNA配列から成るプラ
スミドでCHO(チャイニーズハムスター卵巣)細胞を軽
質転換し、更にメソトロキサートを含む培地で遺伝子の
増幅した細胞を選択して得られたSV−21−M2.5K7株を使
用した。
実施例1と同様な培地(ただし塩化亜鉛は添加せず)
で同様な方法で行い、表3の結果を得た。
実施例4 tPAの生産に用いた細胞は、実施例1と同様なものを
用いた。PH電極、DO電極及びガス吹き込み管をセットし
た撹拌羽根付きの実容量1(全容量約1.5)のスピ
ンナーフラスコにDMEMに予め不活性化させた牛胎児血清
を10%添加したものを1仕込み、上記と同組成の培地
でローラーボトルに培養した細胞を108細胞(105ケ/m
l)を植付け、37℃で4日間培養後細胞濃度が106ケ/ml
に達した時点で上記培地を抜きだしてDMEMに予め不活性
化させた牛胎児血清を5%、アプロチニン40KIU,または
トラネキサム酸を10-2M,またはP−アミノ安息香酸10-2
M及びそれぞれに塩化亜鉛を10μM添加した培地1を
仕込みtPAを生産させる。
5%炭酸ガスを適時吹き込み浸透圧が表4のようにな
るようにコントロールした。また、NaOHでPHを7.0に調
整した。更に、DOを1PPM、温度を37℃でコントロールし
た。1日1回培地交換を行い5回まで生産させた。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】細胞を使ってヒト組織型プラスミノーゲン
    活性化因子を製造する方法において、重炭酸イオンを用
    いて培地中の浸透圧を350ミリオスモル/l以上とした培
    地に低分子量の抗プラスミン剤を加えることを特徴とす
    るヒト組織型プラスミノーゲン活性化因子の製法。
  2. 【請求項2】細胞を使ってヒト組織型プラスミノーゲン
    活性化因子を製造する方法において、重炭酸イオンを用
    いて培地中の浸透圧を350ミリオスモル/l以上とした培
    地にP−アミノメチル安息香酸類を加えることを特徴と
    するヒト組織型プラスミノーゲン活性化因子の製法。
  3. 【請求項3】低分子量の抗プラスミン剤が、4−アミノ
    ブタン酸、5−アミノペンタン酸、6−アミノヘキサン
    酸、トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボ
    ン酸またはトランス−4−アミノエチルシクロヘキサン
    カルボン酸である特許請求の範囲第1項記載の製法。
  4. 【請求項4】培地中の浸透圧を350〜520ミリオスモル/l
    とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3
    項記載の製法。
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