JP2717585B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2717585B2
JP2717585B2 JP1329699A JP32969989A JP2717585B2 JP 2717585 B2 JP2717585 B2 JP 2717585B2 JP 1329699 A JP1329699 A JP 1329699A JP 32969989 A JP32969989 A JP 32969989A JP 2717585 B2 JP2717585 B2 JP 2717585B2
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disk
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勝義 木下
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Konica Minolta Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、例えばフロッピーディスク等のディスクカ
ートリッジに関するものである。
【発明の背景】
ジャケットがフレキシブルな例えば塩化ビニールシー
ト等からできているフロッピーディスクは広く用いられ
ている。ところが、このタイプのものは、ジャケットが
フレキシブルであるから、少しの外力が加わっただけ
で、折れ曲がったり、変形したりして、ディスクが変形
し、その結果磁気ヘッドとの接触が不安定となり、電磁
変換特性に悪影響を及ぼしている。 このような不都合を解決する為に、フレキシブルなジ
ャケットを使用せず、ハードケースを用い、かつ、ハー
ドケース内面にディスクをクリーニングするライナー
(クリーニング用シート)を貼付することが提案されて
いる。 しかしながら、このものは、ディスクとライナーとの
接触が不充分であり、充分なクリーニング効果が得られ
ていない。 この為、リフター(弾性押圧手段)を設けて、ライナ
ーを磁気ディスク側に付勢することが提案されており、
リフターの弾撥力によりライナーを磁気ディスク側に押
圧し、磁性面のクリーニング効果が図られており、この
ような技術は広く知られている。 ところで、この種のディスクカートリッジにあって
は、ライナーが、そしてよりクリーニング効果を発揮さ
せる為にリフターが設けられているにもかかわらず、記
録再生のエラー発生が目立っていた。 かかる事故の対策として各種の手段が提案されてお
り、その一つして第4図に示されるようなリフターが提
案(実開昭61−68372号公報)されている。 第4図中、51はディスク収納ケース本体の下ケース、
52はリフター、53はリフター52の下ケース51への固定
部、54は幅の狭い首部であって、この首部54は磁気ディ
スクの内周側の偏倚した位置にある。 すなわち、リフター52によるライナーの磁気ディスク
に押圧する力が、磁気ディスクの内周側においてより強
くなるように構成し、これによって記録再生のエラー発
生の防止を図ろうとしたのである。 しかしながら、このものにあっても記録再生のエラー
発生が目立っていた。
【発明の開示】
本発明の目的は、クリーニングを効果的に行え、エラ
ーの発生確率が低いディスクカートリッジを提供するこ
とである。 上記本発明の目的は、ディスク収納ケース本体部と、
このディスク収納ケース本体部内に配設されたディスク
と、リフターと、このリフターの作用により前記ディス
ク側に付勢されたディスククリーニング用シートとを備
えたディスクカートリッジであって、 前記リフターは、前記ディスククリーニング用シート
側の上シート部と、前記ディスク収納ケース本体部側の
下シート部とを有し、 前記上シート部には複数の切断ラインが形成され、上
シート部が少なくとも左右の側片部と中央片部とを有
し、 前記下シート部は、前記上シート部の左右の側片部に
対応して左右の側片部を有し、前記上シート部の中央片
部に対応した部分が切り欠かれてなり、 前記中央部より左右の側の弾撥力が大きなリフターの
左右の側片部が前記ディスクの内・外周側に位置するよ
う前記ディスク収納ケース本体部内に配設されてなるこ
とを特徴とするディスクカートリッジによって達成され
る。
【実施例】
第1図〜第3図は本発明に係るディスクカートリッジ
の1実施例を示すもので、第1図は全体の分解斜視図、
第2図は要部(リフター)の展開状態の平面図、第3図
(a)は要部(リフター)の平面図、同図(b)は側面
図、同図(c)は第3図(a)中C−C線での断面図、
同図(d)は第3図(a)中D−D線での断面図であ
る。 各図中、1はディスク収納ケース本体Aを構成するハ
ードな樹脂材料で構成された上ケース、2は上ケース1
と協同してディスク収納ケース本体Aを構成するハード
な樹脂材料で構成された下ケースである。 上ケース1及び下ケース2は、外周縁に沿って一定高
さの接合壁がほぼ全周にわたって周設された略浅皿状に
形成されており、これらの接合壁が互いに突き合わさ
れ、上ケース1と下ケース2とが超音波溶着等の手段で
一体化されている。 尚、上ケース1及び下ケース2は、例えば静電防止剤
を含むABS樹脂等の樹脂形成品である。 又、上ケース1及び下ケース2の内面には、磁気ディ
スク3のドロップアウト及び摩耗、静電気の発生を防ぐ
為のレーヨン等の不織布からなるライナー4a,4bがその
周辺部を熱溶着或いは超音波溶着させることで取り付け
られている。 上ケース1と下ケース2とが合体してなるケース内の
ライナー4aとライナー4bとの間に磁気ディスク3が収納
されている。この磁気ディスク3は、円板状の高分子フ
ィルムをベースとし、その表面に磁性層が均一に形成さ
れたフレキシブルな磁気ディスクである。 尚、磁気ディスク3の中央には円形の開口部が形成さ
れていて、この開口部にリング状のセンタープレート3a
が固着されている。そして、センタープレート3aの中央
部にモータ軸挿入孔が形成されている。 下ケース2の中央には円形の開口部5が形成されてい
て、この開口部に上記センタープレート3aを多少のガタ
を有する状態で配置される。 上ケース1には長孔6aが、又、下ケース2にも長孔6b
が形成され、これらの長孔6a,6bから磁気ディスク3が
露呈される。 長孔6a,6bが形成されている部分の上ケース1及び下
ケース2の外面に凹部7が形成され、この凹部7の部分
に断面略コ字状の金属製又は合成樹脂製のシャッター部
材8が摺動自在に取り付けられており、所定の案内手段
に案内されて摺動する。そして、この案内手段の作用に
より、磁気ディスク3が前記長孔6a,6bから外部に露呈
される記録再生使用状態と、長孔6a,6bがシャッター部
材8で閉塞され、磁気ディスク3の保護が図られると共
に、ゴミの侵入が防止されるよう磁気ディスク3が露呈
しない状態とをとりうるようにシャッター部材8は摺動
する。 又、下ケース2には、磁気ディスクをディスク記録再
生装置に装着する際の位置決めの為に、一対の位置決め
用孔が設けられている。尚、一方の位置決め用孔は長孔
とされていて、孔の位置に多少の誤差があっても許容で
きるようになされている。 さらに、ディスク収納ケース本体Aの所定の位置に
は、ライトプロテクタ(図示せず)が構成されていて、
収納ケース本体A内の磁気ディスク3への書込を可能と
したり、禁止するようになっている。すなわち、ライト
プロテクタが所定の位置にある場合には書込可能な状態
であり、ライトプロテクタが所定の位置から除去された
状態では書込禁止状態となるように構成されている。 9はリフターであり、このリフター9は1枚の金属シ
ート又は合成樹脂シート、例えばステンレスのような弾
撥材のシートを外形が第2図のような刑状に打ち抜き、
これを第2図中一点鎖線で示す仮想線を基準にして二つ
折りした場合に上シート部10と下シート部11とが構成さ
れ、そして下シート部11の中央部側には切欠部12が形成
されると共に、上シート部10には切断ライン13a,13bが
形成されていて、二つ折りした場合に、中央部側では第
3図(d)に示される如くシートが1枚(上シート部1
0)しかなく、両側(磁気ディスク3の記録部の内周側
及び外周側)では第3図(c)に示される如くシートが
2枚(上シート部10と下シート部11)あるようになって
いる。 従って、このリフター9は、その中央部側ではシート
が1枚しかないのに対して、磁気ディスク3の記録部の
内周側及び外周側に対応する両側部分ではシートが2枚
あるから、リフター9自体の弾撥力はその中央部側より
両側において大きなように構成されている。 上記のように構成させてなるディスクカートリッジ
は、リフターの作用によりライナーが磁気ディスクに接
触し、磁気ディスクに付着した塵や埃をクリーニングす
ることになるのであるが、これまでのものでは磁気ディ
スクの記録部の外周部(特に最外周部)や内周部(特に
最内周部)においては、クリーニング不足の傾向があっ
たのに対して、中央部側ではシートが1枚、磁気ディス
ク3の記録部の内周側及び外周側に対応する両側部分で
はシートが2枚あるから、リフター9自体の弾撥力は両
側においても大きなものであり、磁気ディスク3の記録
部の外周部(特に最外周部)や内周部(特に最内周部)
においても、ライナー4a,4bが磁気ディスク3に効果的
に接触させられ、磁気ディスク3の記録部の外周部(特
に最外周部)や内周部(特に最内周部)におけるクリー
ニング不足が起きることはなく、磁気ディスク3はその
全域にわたってクリーニングが効果的に行え、エラーの
発生確率が減少したのである。 そして、この発明にあっては、リフターの一部だけを
複数枚のものとするだけで、その他の部分はこれまでの
リフターの構成を大きく変える必要がないから、極めて
簡単に実施できる。
【効果】
本発明に係るディスクカートリッジは、ディスク収納
ケース本体部と、このディスク収納ケース本体部内に配
設されたディスクと、リフターと、このリフターの作用
により前記ディスク側に付勢されたディスククリーニン
グ用シートとを備えたディスクカートリッジであって、
前記リフターは、前記ディスククリーニング用シート側
の上シート部と、前記ディスク収納ケース本体部側の下
シート部とを有し、前記上シート部には複数の切断ライ
ンが形成され、上シート部が少なくとも左右の側片部と
中央片部とを有し、前記下シート部は、前記上シート部
の左右の側片部に対応して左右の側片部を有し、前記上
シート部の中央片部に対応した部分が切り欠かれてな
り、前記中央部より左右の側の弾撥力が大きなリフター
の左右の側片部が前記ディスクの内・外周側に位置する
よう前記ディスク収納ケース本体部内に配設されてなる
ので、リフターの作用によりライナーが磁気ディスクに
接触し、磁気ディスクに付着した塵や埃をクリーニング
することになるのであるが、これまでのものでは磁気デ
ィスクの記録部の外周部(特に最外周部)や内周部(特
に最内周部)においてはクリーニング不足の傾向があっ
たのに対して、中央部側より両側部分での弾撥力が大き
なようにリフターが構成されているから、ディスクの記
録部の外周部(特に最外周部)や内周部(特に最内周
部)においてもライナーがディスクに効果的に接触させ
られ、クリーニング不足が起きることはなく、ディスク
はその全域にわたってクリーニングが効果的に行えるか
ら、エラーの発生確率が減少し、そしてこの発明にあっ
ては、例えばリフターの一部だけを複数枚のものとする
だけで、その他の部分はこれまでのリフターの構成を大
きく変える必要がないから、極めて簡単に実施できる等
の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明に係るディスクカートリッジの
1実施例を示すもので、第1図は全体の分解斜視図、第
2図は要部(リフター)の展開状態の平面図、第3図
(a)は要部(リフター)の平面図、同図(b)は側面
図、同図(c)は第3図(a)中C−C線での断面図、
同図(d)は第3図(a)中D−D線での断面図であ
り、第4図は従来のディスクカートリッジの一部の概略
図である。 1……上ケース、2……下ケース、 3……磁気ディスク、3a……センタープレート、 4a,4b……ライナー、5……開口部、 6a,6b……長孔、7……凹部、 8……シャッター部材、9……リフター、 10……上シート部、11……下シート部、 12……切欠部、13a,13b……切断ライン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク収納ケース本体部と、このディス
    ク収納ケース本体部内に配設されたディスクと、リフタ
    ーと、このリフターの作用により前記ディスク側に付勢
    されたディスククリーニング用シートとを備えたディス
    クカートリッジであって、 前記リフターは、前記ディスククリーニング用シート側
    の上シート部と、前記ディスク収納ケース本体部側の下
    シート部とを有し、 前記上シート部には複数の切断ラインが形成され、上シ
    ート部が少なくとも左右の側片部と中央片部とを有し、 前記下シート部は、前記上シート部の左右の側片部に対
    応して左右の側片部を有し、前記上シート部の中央片部
    に対応した部分が切り欠かれてなり、 前記中央部より左右の側の弾撥力が大きなリフターの左
    右の側片部が前記ディスクの内・外周側に位置するよう
    前記ディスク収納ケース本体部内に配設されてなること
    を特徴とするディスクカートリッジ。
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