JP2716721B2 - 太陽光発電システム - Google Patents
太陽光発電システムInfo
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- JP2716721B2 JP2716721B2 JP63068118A JP6811888A JP2716721B2 JP 2716721 B2 JP2716721 B2 JP 2716721B2 JP 63068118 A JP63068118 A JP 63068118A JP 6811888 A JP6811888 A JP 6811888A JP 2716721 B2 JP2716721 B2 JP 2716721B2
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/56—Power conversion systems, e.g. maximum power point trackers
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、太陽電池を電源とし、太陽電池が発生する
直流電力を電力変換部により交流電力に変換し、これを
電力系統または負荷へ供給する太陽光発電システムに関
する。
直流電力を電力変換部により交流電力に変換し、これを
電力系統または負荷へ供給する太陽光発電システムに関
する。
(従来の技術) 従来技術では、特願昭61−201521号にも述べられてい
るように太陽電池の出力電力を効率よく利用するために
太陽電池の最適動作電圧附近に電圧基準設定器の値を設
定するのが一般的である。
るように太陽電池の出力電力を効率よく利用するために
太陽電池の最適動作電圧附近に電圧基準設定器の値を設
定するのが一般的である。
(発明が解決しようとする課題) 従来技術において、例えば第2図に示すごとく太陽電
池出力が経年劣化により著しく低下した場合、太陽電池
の最適動作電圧も、新設時のVop1から経年劣化時のvop2
へと低下する。
池出力が経年劣化により著しく低下した場合、太陽電池
の最適動作電圧も、新設時のVop1から経年劣化時のvop2
へと低下する。
Vop1がVop2へ低下したことにより、従来の太陽光発電
システムを示す第3図において、電圧基準設定器9を下
げた場合、電力変換部2の制御を司どる直流電圧信号13
を下げる方向となる。従って、電力変換部2の出力電圧
値である出力電圧検出信号6を低下し、電力系統の電圧
値である交流電圧検出信号5との差が発生し、電力変換
部2の制御を司どるもう一方の交流電圧信号8は、出力
電圧検出信号6と交流電圧検出信号5との差をなくすべ
く電力変換部2の出力電圧を上げる方向となる。
システムを示す第3図において、電圧基準設定器9を下
げた場合、電力変換部2の制御を司どる直流電圧信号13
を下げる方向となる。従って、電力変換部2の出力電圧
値である出力電圧検出信号6を低下し、電力系統の電圧
値である交流電圧検出信号5との差が発生し、電力変換
部2の制御を司どるもう一方の交流電圧信号8は、出力
電圧検出信号6と交流電圧検出信号5との差をなくすべ
く電力変換部2の出力電圧を上げる方向となる。
ところが、電力変換部2を制御する制御回路14にPWM
制御を採用している場合、電力変換部2の出力電圧値は
入力電圧値の (参考文献:半導体電力変換回路(電気学会)P124〜12
5)、電力系統の電圧値より低い設定になると電力変換
部2は制御不能となる問題が生じる。
制御を採用している場合、電力変換部2の出力電圧値は
入力電圧値の (参考文献:半導体電力変換回路(電気学会)P124〜12
5)、電力系統の電圧値より低い設定になると電力変換
部2は制御不能となる問題が生じる。
本発明は、上記のような問題点を解決するために成さ
れたものでその目的は電力変換部2の制御不能を生じる
ことなく電圧基準設定器の設定値を電力系統の電圧値よ
りも低い値に設定できる太陽光発電システムを提供する
ことにある。
れたものでその目的は電力変換部2の制御不能を生じる
ことなく電圧基準設定器の設定値を電力系統の電圧値よ
りも低い値に設定できる太陽光発電システムを提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明では、第1図に示
すように電圧基準設定器9の設定値に対応した電圧切換
器31の電力変換部2の出力側の変圧器3に設ける。
すように電圧基準設定器9の設定値に対応した電圧切換
器31の電力変換部2の出力側の変圧器3に設ける。
(作 用) 電圧基準設定器9は、日射量の変化や太陽電池の劣化
による、最適動作電圧の変化に応じてあらかじめ設定さ
れており、変圧器3に設けられた電圧切換器31の値も電
圧基準設定器9の設定値に対応してあらかじめ設定し、
電圧基準設定器9の設定値を切換える場合には、電圧基
準設定器9の設定値に対応した変圧器3の電圧切換器31
を同時に切換えることにより、電力系統の電圧値よりも
低い設定値に設定することができる。
による、最適動作電圧の変化に応じてあらかじめ設定さ
れており、変圧器3に設けられた電圧切換器31の値も電
圧基準設定器9の設定値に対応してあらかじめ設定し、
電圧基準設定器9の設定値を切換える場合には、電圧基
準設定器9の設定値に対応した変圧器3の電圧切換器31
を同時に切換えることにより、電力系統の電圧値よりも
低い設定値に設定することができる。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図を参照して説明する。電圧
基準設定器9は太陽電池1の出力電圧を最適動作電圧に
すべくあらかじめタップ9a,9b,9cのいずれかに設定され
ている。
基準設定器9は太陽電池1の出力電圧を最適動作電圧に
すべくあらかじめタップ9a,9b,9cのいずれかに設定され
ている。
一方、変圧器3に設けられた電圧切換器31のタップも
3a,3b,3cのいずれかに設定されており、タップ3aは前述
のタップ9aに、タップ3bはタップ9bにタップ3cはタップ
9cに各々対応した値となっている。
3a,3b,3cのいずれかに設定されており、タップ3aは前述
のタップ9aに、タップ3bはタップ9bにタップ3cはタップ
9cに各々対応した値となっている。
例えば、電圧基準設定器9のタップ9aを第2図に示す
Vop1に、タップ9bをVop2に設定してあるとする。新設時
には電圧基準設定器9のタップを9aに、変圧器3に設け
た電圧切換器31をタップ3aに、経年劣化後は、電圧基準
設定器9のタップを9bに切換える。この時、変圧器3に
設けた電圧切換器のタップが3aのままでは電力系統の電
圧値よりも設定値が低いため、電力変換部2は、前述の
通り制御不能となるが、タップ9bに対応したタップ3bに
切換えることにより、電力変換部2は、制御不能となる
ことなく運転可能となる。
Vop1に、タップ9bをVop2に設定してあるとする。新設時
には電圧基準設定器9のタップを9aに、変圧器3に設け
た電圧切換器31をタップ3aに、経年劣化後は、電圧基準
設定器9のタップを9bに切換える。この時、変圧器3に
設けた電圧切換器のタップが3aのままでは電力系統の電
圧値よりも設定値が低いため、電力変換部2は、前述の
通り制御不能となるが、タップ9bに対応したタップ3bに
切換えることにより、電力変換部2は、制御不能となる
ことなく運転可能となる。
尚、タップ9a、タップ3aは100%とした場合、タップ9
b,9c及びタップ3b,3cは例えば90%,80%等と太陽電池の
種類,予想劣化特性に合わせて設定しておくことはいう
までもない。
b,9c及びタップ3b,3cは例えば90%,80%等と太陽電池の
種類,予想劣化特性に合わせて設定しておくことはいう
までもない。
なお、上記の説明では便宜上三相PWM制御インバータ
を例にしているが、その他のインバータでも同様であ
る。
を例にしているが、その他のインバータでも同様であ
る。
以上のように本発明に係る太陽光発電システムによれ
ば電圧基準設定器の設定値に対応した電圧切換器を変圧
器に設けるので、例えば、電力系統や負荷から要求され
る交流電圧よりも低い値に電圧を設定した場合でも安定
した運転を行うことが可能になると同時に、太陽電池の
出力電圧を最適動作電圧に保つことが可能となる。
ば電圧基準設定器の設定値に対応した電圧切換器を変圧
器に設けるので、例えば、電力系統や負荷から要求され
る交流電圧よりも低い値に電圧を設定した場合でも安定
した運転を行うことが可能になると同時に、太陽電池の
出力電圧を最適動作電圧に保つことが可能となる。
第1図は本発明の実施例の太陽光発電システムの構成
図、第2図は太陽電池の出力特性曲線図、第3図は従来
技術による太陽光発電システムの構成図である。 1……太陽電池、2……電力変換部 3……変圧器、31……電圧切換器 4……電力系統、9……電圧基準設定器
図、第2図は太陽電池の出力特性曲線図、第3図は従来
技術による太陽光発電システムの構成図である。 1……太陽電池、2……電力変換部 3……変圧器、31……電圧切換器 4……電力系統、9……電圧基準設定器
Claims (1)
- 【請求項1】太陽エネルギーを直接直流電力に変換し直
流電力を発生する太陽電池と、この太陽電池が発生した
直流電力を交流電力に電力変換する電力変換部と、この
電力変換部の出力を電力系統または負荷へ電力供給する
ための変圧器と、前記電力変換部の電圧を所望の値に設
定するための電圧基準設定器と、この電圧基準設定器が
出力する電圧基準信号と電力変換部への入力電圧値であ
る入力電圧検出信号を比較する第1の電圧比較器と、電
力系統または負荷の電圧値である交流電圧検出信号を比
較する第2の電圧比較器と、前記各々の電圧比較器が出
力する直流電圧信号及び交流電圧信号により電力変換部
の制御を行う制御回路と、前記変圧器に付設され前記電
圧設定器の設定値に対応してタップ切換えを行う電圧切
換器とを備えたことを特徴とする太陽光発電システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63068118A JP2716721B2 (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 | 太陽光発電システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63068118A JP2716721B2 (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 | 太陽光発電システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01241609A JPH01241609A (ja) | 1989-09-26 |
JP2716721B2 true JP2716721B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=13364509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63068118A Expired - Fee Related JP2716721B2 (ja) | 1988-03-24 | 1988-03-24 | 太陽光発電システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2716721B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014049079A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Nagoya Electrical Educational Foundation | 太陽光発電用電力変換装置 |
JP5849034B2 (ja) * | 2012-09-05 | 2016-01-27 | 株式会社日立産機システム | 太陽光パワーコンディショナ及びその制御方法 |
-
1988
- 1988-03-24 JP JP63068118A patent/JP2716721B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01241609A (ja) | 1989-09-26 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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