JPH09179643A - 太陽光発電用電力変換装置 - Google Patents

太陽光発電用電力変換装置

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JPH09179643A
JPH09179643A JP7350797A JP35079795A JPH09179643A JP H09179643 A JPH09179643 A JP H09179643A JP 7350797 A JP7350797 A JP 7350797A JP 35079795 A JP35079795 A JP 35079795A JP H09179643 A JPH09179643 A JP H09179643A
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JP
Japan
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power
voltage
solar cell
characteristic curve
certain range
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JP7350797A
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English (en)
Inventor
Koji Owada
晃司 大和田
Takuo Itami
卓夫 伊丹
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/56Power conversion systems, e.g. maximum power point trackers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転可能電圧範囲を拡げ、太陽電池1からの
直流電力を効率的に交流電力に変換することが出来る太
陽電池発電用電力変換装置を得ることである。 【解決手段】 太陽電池1の直流電圧が一定の範囲にあ
るときは、最大電力追従制御回路7は太陽電池特性曲線
に基づいて太陽電池1の直流電圧を一定の範囲内で増減
させ電力系統への交流電力が最大になるように制御し、
太陽電池1の直流電圧が一定の範囲未満であるときは、
直流電圧一定制御回路15は太陽電池特性曲線に基づい
て太陽電池1の直流電圧が一定の範囲の下限値になるよ
うに制御する。そして、太陽電池1の直流電圧が一定の
範囲を越え太陽電池特性曲線が変換電力上限曲線と2点
で交わる状態になったときは、運転可能ポイント探索制
御回路16は2点のうちの電圧の低い点が運転点になる
ように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池からの直
流電力を交流電力に変換し電力系統に供給する太陽光発
電用電力変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に太陽光発電は、太陽光の日射量に
応じて太陽電池により発電するものであり、その発電電
力は直流電力である。したがって、太陽電池で発電した
直流電力を電力変換装置により交流電力に変換して交流
の電力系統に供給するようにしている。
【0003】図3に電力系統に連系する従来の太陽光発
電用電力変換装置の構成例を示す。電力系統13に連系
する太陽光発電用電力変換装置は、太陽電池1から発生
する直流電力を電力変換装置2で商用周波数の交流電力
に変換し、この交流電力を電力系統13に連系して使用
するものである。すなわち、太陽電池1から発生する直
流電力は電力変換装置2で交流電力に変換され、負荷1
2に供給されると共に、太陽電池1から発生する電力が
負荷12より大きい場合には、その余った電力は電力系
統13に逆潮流される。
【0004】このような太陽光発電用電力変換装置にお
いては、太陽電池1からの出力電力(直流電力)が最大
となるように太陽電池1の出力電圧(直流電圧)を制御
し、太陽電池1の発生する電力を無駄なく利用すること
を可能としている。すなわち、太陽光の日射量で定まる
太陽電池特性曲線上の最大電力出力ポイントで運転され
るように太陽電池1の出力電圧(直流電圧)を制御す
る。このような制御を最大電力追従制御と言う。
【0005】電力変換装置2のスイッチング部3は、太
陽電池1からの直流電力を交流電力に変換するものであ
り、トランジスタ等の半導体スイッチング素子で構成さ
れ、ゲートドライブ回路4からのゲートパルスで制御さ
れる。
【0006】このスイッチング部3により変換された交
流電力の電圧レベルは交流電圧検出器10で検出され、
また、電流レベルは交流電流検出器11で検出される。
そして、検出された交流電圧及び交流電流は出力電力演
算回路8に入力され、ここで交流電力が計算される。最
大電力追従制御回路7は、この交流電力、すなわち電力
変換器2としての出力電力を入力し、その出力電力が太
陽電池特性曲線上の最大電力出力ポイントでの直流電力
に相当するように、直流電圧制御回路6に太陽電池1の
直流電圧の制御指令を出力する。
【0007】直流電圧制御回路6は、直流電圧検出器9
で検出された太陽電池1の直流電圧の値が、予め定めら
れた一定の範囲にあるとき、その一定の範囲で直流電圧
の増減を行い最大電力追従制御を行う。すなわち、太陽
電池特性曲線上の最大電力出力ポイントでの直流電圧に
調整し、その時の最大出力電力となるような電流指令を
電流制御回路5に出力し、ゲートドライブ回路4はその
電流指令に基づいてスイッチング部3のゲートを制御す
る。
【0008】図4は、太陽電池1の運転特性を示す特性
図である。太陽電池特性曲線はSは、太陽項の日射量に
より変化し、図4に示すように日射強度が大きくなる
程、その特性曲線はS1〜S7に変化する。そして、各
々の太陽電池特性曲線S1〜S7には、最大電力出力ポ
イントM1〜M7を有しており、その最大電力出力ポイ
ントMでの運転が最も効率の良い運転点である。
【0009】上述の最大電力追従制御が行われる直流電
圧の一定の範囲は、図4のV1〜V2であり、その一定
の範囲での下限値V1は電力系統13の交流電圧を維持
することが可能な直流電圧の下限値である。したがっ
て、太陽電池特性曲線がS2以上の特性曲線でなけれ
ば、最大電力追従制御を行うことが出来ない。
【0010】一方、直流電圧の一定の範囲の上限値V2
はスイッチング部3の変換電力上限曲線Kと太陽電池特
性曲線S6とが接する接点での直流電圧である。したが
って、太陽電池特性曲線がS6以下の特性曲線でなけれ
ば、最大電力追従制御を行うことが出来ない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の太
陽光発電用電力変換装置では、太陽電池1の出力電圧
(直流電圧)が予め定めた一定の範囲内でない場合には
最大電力追従制御をすることが出来ないものであった。
【0012】例えば、気温が低くかつ日射強度が大きい
ときに、太陽電池特性曲線Sが図4の特性曲線S7のよ
うになったとした場合、その特性曲線S7は電力変換装
置2の出力電力の増減として決定される変換電力上限曲
線K(電圧×電流=一定の曲線)と2点(A1点及びA
2点)で交わる状態になってしまう。この場合、太陽電
池1の最大電力出力ポイントM7は最大電力追従制御の
上限値を越えることになる。この際には、最大電力出力
ポイントM7での運転は出来ないので、変換電力上限曲
線Kを越えない範囲の太陽電池特性曲線S7の上のいず
れかの点で、出力を絞って運転することになる。
【0013】また、スイッチング部3には、上述したよ
うに電力系統13の交流電圧を維持することが可能な直
流電圧以上の電圧を印加する必要があり、さらに、スイ
ッチング部3に印加される直流電圧は運転可能な値以下
でなければならないと言う制約がある。
【0014】したがって、日射強度によって決定される
太陽電池特性曲線上の最大電力出力ポイントMが、電力
系統13の交流電圧を維持することが可能な直流電圧未
満である場合や、スイッチング部3の入力として許容で
きる直流電圧の値よりも大きい場合には、その電圧では
運転ができないことになる。このように、従来の太陽電
池発電用電力変換装置は運転範囲が狭いものであった。
【0015】本発明の目的は、運転可能電圧範囲を拡
げ、太陽電池からの直流電力を効率的に交流電力に変換
することが出来る太陽電池発電用電力変換装置を得るこ
とである。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、太陽
光の日射強度により定まる太陽電池特性曲線及び直流電
力を交流電力に変換するスイッチング部の変換電力上限
曲線に基づいて、太陽電池からの直流電力を交流電力に
変換し電力系統に供給する太陽光発電用電力変換装置で
あって、太陽電池の直流電圧が一定の範囲あるか否かを
判定する直流電圧判別回路と、太陽電池の直流電圧が一
定の範囲にあるときは太陽電池特性曲線に基づいて太陽
電池の直流電圧を一定の範囲内で増減させ電力系統への
交流電力が最大になるように制御する最大電力追従制御
回路と、太陽電池の直流電圧が一定の範囲未満であると
きは太陽電池特性曲線に基づいて太陽電池の直流電圧が
一定の範囲の下限値になるように制御する直流電圧一定
制御回路とを備えたものである。
【0017】請求項1の発明では、太陽電池の直流電圧
が一定の範囲にあるときは、最大電力追従制御回路は太
陽電池特性曲線に基づいて太陽電池の直流電圧を一定の
範囲内で増減させ電力系統への交流電力が最大になるよ
うに制御し、太陽電池の直流電圧が一定の範囲未満であ
るときは、直流電圧一定制御回路は太陽電池特性曲線に
基づいて太陽電池の直流電圧が一定の範囲の下限値にな
るように制御する。これにより、太陽電池の直流電圧が
電力系統の交流電圧を維持することが可能な直流電圧以
下の場合であっても運転が可能となる。
【0018】請求項2の発明は、太陽光の日射強度によ
り定まる太陽電池特性曲線及び直流電力を交流電力に変
換するスイッチング部の変換電力上限曲線に基づいて、
太陽電池からの直流電力を交流電力に変換し電力系統に
供給する太陽光発電用電力変換装置であって、太陽電池
の直流電圧が一定の範囲あるか否かを判定する直流電圧
判別回路と、太陽電池の直流電圧が一定の範囲にあると
きは太陽電池特性曲線に基づいて太陽電池の直流電圧を
一定の範囲内で増減させ電力系統への交流電力が最大に
なるように制御する最大電力追従制御回路と、太陽電池
の直流電圧が一定の範囲を越え太陽電池特性曲線が変換
電力上限曲線と2点で交わる状態になったときは2点の
うちの電圧の低い点が運転点になるように制御する運転
可能ポイント探索制御回路とを備えている。
【0019】請求項2の発明では、太陽電池の直流電圧
が一定の範囲にあるときは、最大電力追従制御回路は太
陽電池特性曲線に基づいて太陽電池の直流電圧を一定の
範囲内で増減させ電力系統への交流電力が最大になるよ
うに制御し、太陽電池の直流電圧が一定の範囲を越え太
陽電池特性曲線が変換電力上限曲線と2点で交わる状態
になったときは、運転可能ポイント探索制御回路は2点
のうちの電圧の低い点が運転点になるように制御する。
これにより、太陽電池の出力電力を絞る際にもスイッチ
ング部の変換電力上限曲線に沿って絞り効率の向上を図
る。
【0020】請求項3の発明は、太陽光の日射強度によ
り定まる太陽電池特性曲線及び直流電力を交流電力に変
換するスイッチング部の変換電力上限曲線に基づいて、
太陽電池からの直流電力を交流電力に変換し電力系統に
供給する太陽光発電用電力変換装置であって、太陽電池
の直流電圧が一定の範囲あるか否かを判定する直流電圧
判別回路と、太陽電池の直流電圧が一定の範囲にあると
きは太陽電池特性曲線に基づいて太陽電池の直流電圧を
一定の範囲内で増減させ電力系統への交流電力が最大に
なるように制御する最大電力追従制御回路と、太陽電池
の直流電圧が一定の範囲未満であるときは太陽電池特性
曲線に基づいて太陽電池の直流電圧が一定の範囲の下限
値になるように制御する直流電圧一定制御回路と、太陽
電池の直流電圧が一定の範囲を越え太陽電池特性曲線が
変換電力上限曲線と2点で交わる状態になったときは2
点のうちの電圧の低い点が運転点になるように制御する
運転可能ポイント探索制御回路とを備えている。
【0021】請求項3の発明では、太陽電池の直流電圧
が一定の範囲にあるときは、最大電力追従制御回路は太
陽電池特性曲線に基づいて太陽電池の直流電圧を一定の
範囲内で増減させ電力系統への交流電力が最大になるよ
うに制御し、太陽電池の直流電圧が一定の範囲未満であ
るときは、直流電圧一定制御回路は太陽電池特性曲線に
基づいて太陽電池の直流電圧が一定の範囲の下限値にな
るように制御する。そして、太陽電池の直流電圧が一定
の範囲を越え太陽電池特性曲線が変換電力上限曲線と2
点で交わる状態になったときは、運転可能ポイント探索
制御回路は2点のうちの電圧の低い点が運転点になるよ
うに制御する。これにより、太陽電池の直流電圧が電力
系統の交流電圧を維持することが可能な直流電圧以下の
場合であっても運転が可能となり、また、太陽電池の最
大電力出力ポイントが変換電力上限曲線を越え、太陽電
池の出力電力を絞る際にもスイッチング部の変換電力上
限曲線に沿って絞るので効率の向上が図れる。
【0022】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
の発明において、直流電圧判別回路で判定する一定の範
囲の下限値は、電力系統の交流電圧を維持することが可
能な直流電圧の下限値としたものである。これにより、
電力系統の交流電圧を維持することが出来る範囲で最大
電力追従制御を行う。
【0023】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項3
の発明において、直流電圧判別回路で判定する一定の範
囲の上限値は、太陽電池特性曲線が変換電力上限曲線と
接した場合のその接点での直流電流の値としたものであ
る。これにより、太陽電池特性曲線の最大電力出力ポイ
ントが変換電力上限曲線の範囲内で最大電力追従制御を
行う。
【0024】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項3
の発明において、太陽電池からの直流電力の一部を消費
し太陽電池の直流電圧をスイッチング部の運転可能な値
にまで引き下げるための抵抗器と、太陽電池からの直流
電圧がスイッチング部の運転可能な値を越えるときは太
陽電池を抵抗器に接続するための開閉器とを備えたもの
である。これにより、太陽電池の直流電圧がスイッチン
グ部の入力として許容できる直流電圧の値よりも大きい
場合であっても運転が可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態を示す構成図で
ある。この第1の実施の形態は、図3に示す従来に対
し、太陽電池1の直流電圧が一定の範囲あるか否かを判
定する直流電圧判別回路14と、太陽電池1の直流電圧
が一定の範囲未満であるときは太陽電池特性曲線に基づ
いて太陽電池1の直流電圧が一定の範囲の下限値になる
ように制御する直流電圧一定制御回路15と、太陽電池
1の直流電圧が一定の範囲を越え太陽電池特性曲線が変
換電力上限曲線と2点で交わる状態になったときは2点
のうちの電圧の低い点が運転点になるように制御する運
転可能ポイント探索制御回路16とを備えている。その
他の構成は図3に示した従来例と同一であるので、同一
要素には同一符号を付しその説明は省略する。
【0026】この第1の実施の形態では、太陽電池1の
直流電圧が一定の範囲にあるときは、最大電力追従制御
回路7は太陽電池特性曲線Sに基づいて太陽電池1の直
流電圧を一定の範囲内で増減させ電力系統13への交流
電力が最大になるように制御する。すなわち、図4の特
性曲線S2〜S6の範囲であるときには、太陽電池1の
直流電圧を一定の範囲V1〜V2の範囲内で調整し、最
大電力出力ポイントMでの運転を行う。
【0027】そして、太陽電池1の直流電圧が一定の範
囲未満であるときは、直流電圧一定制御回路15は太陽
電池特性曲線に基づいて太陽電池1の直流電圧が一定の
範囲の下限値になるように制御する。例えば、太陽電池
特性曲線Sが図4の特性曲線S2未満の特性曲線S1に
なったときは、最大電力出力ポイントMはM1である
が、運転点をN点に移動させ、太陽電池1の直流電圧が
一定の範囲の下限値であるV1になるように制御する。
これにより、太陽電池1の直流電圧が電力系統13の交
流電圧を維持することが可能な直流電圧以下の場合であ
っても運転が可能となる。
【0028】次に、太陽電池1の直流電圧が一定の範囲
を越え太陽電池特性曲線Sが変換電力上限曲線Kと2点
で交わる状態になったときは、運転可能ポイント探索制
御回路16は2点のうちの電圧の低い点A2が運転点に
なるように制御する。例えば、図4に示すように、太陽
電池特性曲線Sが一定の範囲を越えた特性曲線S7にな
ったときは、特性曲線S7が変換電力上限曲線KとA1
及びA2で交わることになる。この場合、特性曲線S7
上の電圧の低い方のA2点で運転することになる。これ
により、太陽電池1の最大電力出力ポイントMが変換電
力上限曲線Kを越え、太陽電池1の出力電力を絞る際に
もスイッチング部3の変換電力上限曲線Kに沿って絞る
ことになるので効率の向上が図れることになる。
【0029】この第1の実施の形態では、直流電圧の電
圧レベルを判別する直流電圧判別器14と、電力系統1
3の交流電圧を供給可能な直流電圧の下限値で制御する
直流電圧一定制御回路15と、太陽電池特性曲線Sがス
イッチング部3の変換電力上限曲線Kによって決定され
る電圧×電流=一定の曲線と2点で交わる状態になった
場合に、2点のうちの電圧の低い点に制御する運転可能
ポイント探索制御回路16とを備えており、電力変換装
置2は直流電圧の電圧レベルに応じて運転モードを変え
て運転を行うので、その結果として、運転可能電圧範囲
を拡げ総合的なエネルギー変換効率を上げるように制御
することが可能となる。
【0030】すなわち、運転可能電圧範囲を拡げ、なお
かつ、外的条件(日照強度)により太陽電池1の特性曲
線Sがスイッチング部3の変換電力上限曲線Kによって
決定される電圧×電流=一定の曲線と2点で交わる状態
になった場合に、太陽電池1の出力電力を絞る際にもそ
の変換電力上限曲線Kに沿って絞るように制御するの
で、より多くの発電量を負荷12及び電力系統13に供
給できる。
【0031】次に、本発明の第2の実施の形態を図2に
示す。この第2の実施の形態は、図1に示した第1の実
施の形態に対し、太陽電池1からの直流電力の一部を消
費し太陽電池1の直流電圧をスイッチング部3の運転可
能な値にまで引き下げるための抵抗器17と、太陽電池
1からの直流電圧がスイッチング部3の運転可能な値を
越えるときは太陽電池1を抵抗器17に接続するための
開閉器18とを備えたものである。
【0032】これにより、太陽電池1の直流電圧がスイ
ッチング部3の入力として許容できる直流電圧の値より
も大きい場合であっても運転が可能となる。その他の構
成は図1に示した第1の実施の形態と同一であるので、
同一要素には同一符号を付しその説明は省略する。
【0033】図2において、太陽電池1と電力変換装置
2との間に、抵抗器17と開閉器18とを備える。そし
て、例えば、気温が低くかつ日射強度が強いときには、
太陽電池1の開放電圧(直流電圧)の値が電力変換装置
2のスイッチング部3への入力許容電圧を越える場合が
ある。この場合、太陽電池1の直流電圧が入力許容電圧
を越えると電力変換装置2が起動しなくなる。そのよう
なときに、開閉器18をONにし、適当な値の抵抗器1
7に太陽電池1の直流電力を供給することによって、太
陽電池1の直流電圧を開放電圧の値から、太陽電池特性
曲線に沿ってシフトするようにし、その後は、図1西目
舌代1の実施の形態と同様に運転ができるように制御す
る。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、太
陽光発電用電力変換装置に直流電圧一定制御回路や運転
可能ポイント探索制御回路とを備えたので、運転可能電
圧範囲を拡げることが出来る。これにより、より多くの
発電量を負荷および電力系統に供給することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す構成図。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す構成図。
【図3】従来例の構成図。
【図4】太陽電池の運転特性を示す特性図。
【符号の説明】
1 太陽電池 2 電力変換装置 3 スイッチング部 4 ゲートドライブ回路 5 電流制御回路 6 直流電圧制御回路 7 最大電力追従制御回路 8 出力電力演算回路 9 直流電圧検出器 10 交流電圧検出器 11 交流電流検出器 12 負荷 13 電力系統 14 直流電圧判別回路 15 直流電圧一定制御回路 16 運転可能ポイント探索制御回路 17 抵抗器 18 開閉器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽光の日射強度により定まる太陽電池
    特性曲線及び直流電力を交流電力に変換するスイッチン
    グ部の変換電力上限曲線に基づいて、前記太陽電池から
    の直流電力を交流電力に変換し電力系統に供給する太陽
    光発電用電力変換装置において、前記太陽電池の直流電
    圧が一定の範囲あるか否かを判定する直流電圧判別回路
    と、前記太陽電池の直流電圧が前記一定の範囲にあると
    きは前記太陽電池特性曲線に基づいて前記太陽電池の直
    流電圧を一定の範囲内で増減させ前記電力系統への交流
    電力が最大になるように制御する最大電力追従制御回路
    と、前記太陽電池の直流電圧が前記一定の範囲未満であ
    るときは前記太陽電池特性曲線に基づいて前記太陽電池
    の直流電圧が前記一定の範囲の下限値になるように制御
    する直流電圧一定制御回路とを備えたことを特徴とする
    太陽光発電用電力変換装置。
  2. 【請求項2】 太陽光の日射強度により定まる太陽電池
    特性曲線及び直流電力を交流電力に変換するスイッチン
    グ部の変換電力上限曲線に基づいて、前記太陽電池から
    の直流電力を交流電力に変換し電力系統に供給する太陽
    光発電用電力変換装置において、前記太陽電池の直流電
    圧が一定の範囲あるか否かを判定する直流電圧判別回路
    と、前記太陽電池の直流電圧が前記一定の範囲にあると
    きは前記太陽電池特性曲線に基づいて前記太陽電池の直
    流電圧を一定の範囲内で増減させ前記電力系統への交流
    電力が最大になるように制御する最大電力追従制御回路
    と、前記太陽電池の直流電圧が前記一定の範囲を越え前
    記太陽電池特性曲線が前記変換電力上限曲線と2点で交
    わる状態になったときは前記2点のうちの電圧の低い点
    が運転点になるように制御する運転可能ポイント探索制
    御回路とを備えたことを特徴とする太陽光発電用電力変
    換装置。
  3. 【請求項3】 太陽光の日射強度により定まる太陽電池
    特性曲線及び直流電力を交流電力に変換するスイッチン
    グ部の変換電力上限曲線に基づいて、前記太陽電池から
    の直流電力を交流電力に変換し電力系統に供給する太陽
    光発電用電力変換装置において、前記太陽電池の直流電
    圧が一定の範囲あるか否かを判定する直流電圧判別回路
    と、前記太陽電池の直流電圧が前記一定の範囲にあると
    きは前記太陽電池特性曲線に基づいて前記太陽電池の直
    流電圧を一定の範囲内で増減させ前記電力系統への交流
    電力が最大になるように制御する最大電力追従制御回路
    と、前記太陽電池の直流電圧が前記一定の範囲未満であ
    るときは前記太陽電池特性曲線に基づいて前記太陽電池
    の直流電圧が前記一定の範囲の下限値になるように制御
    する直流電圧一定制御回路と、前記太陽電池の直流電圧
    が前記一定の範囲を越え前記太陽電池特性曲線が前記変
    換電力上限曲線と2点で交わる状態になったときは前記
    2点のうちの電圧の低い点が運転点になるように制御す
    る運転可能ポイント探索制御回路とを備えたことを特徴
    とする太陽光発電用電力変換装置。
  4. 【請求項4】 前記直流電圧判別回路で判定する前記一
    定の範囲の下限値は、前記電力系統の交流電圧を維持す
    ることが可能な前記直流電圧の下限値であることを特徴
    とする請求項1乃至請求項3に記載の太陽光発電用電力
    変換装置。
  5. 【請求項5】 前記直流電圧判別回路で判定する前記一
    定の範囲の上限値は、前記太陽電池特性曲線が前記変換
    電力上限曲線と接した場合のその接点での前記直流電流
    の値であることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記
    載の太陽光発電用電力変換装置。
  6. 【請求項6】 前記太陽電池からの直流電力の一部を消
    費し太陽電池の直流電圧をスイッチング部の運転可能な
    値にまで引き下げるための抵抗器と、太陽電池からの直
    流電圧が前記スイッチング部の運転可能な値を越えると
    きは前記太陽電池を前記抵抗器に接続するための開閉器
    とを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記
    載の太陽光発電用電力変換装置。
JP7350797A 1995-12-26 1995-12-26 太陽光発電用電力変換装置 Pending JPH09179643A (ja)

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