JP2716483B2 - 時計用バンドの取付け構造並びに該構造に用いる中留部材 - Google Patents

時計用バンドの取付け構造並びに該構造に用いる中留部材

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、腕の太さに自由に適応し、簡単に着脱が可
能な時計バンドの取付け構造並びに該構造に用いる中留
部材に関するものである。
〔従来の技術〕 従来の腕時計に付いているバンドは、人間の腕に直接
腕時計を装着するものとして、その長さはある程度一定
である。それでも、人間の体型のバラツキを考慮して、
普通の人が、使用するのに充分な長さの約1.2倍の長さ
に成っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、通常時には腕首に直接時計を装着して
いて、たとえばスキーをするような時にはスキー用グロ
ーブの上から時計を装着してスキーをしながらでも時刻
をみたいという様な時、スキー用グローブを腕に装着す
るため腕首の周囲長さは通常腕首に装着する時の約1.3
倍以上になってしまう。このような時には少し長めのバ
ンドを用意すればスキー用グローブの上からも装着可能
であるが、通常携帯時には普通の長さのバンドでないと
余分の部分がありすぎて装着しづらいという欠点や、バ
ンドが時計に重なってしまって時刻を見づらくするとい
う欠点も有している。
一方、通常携帯時とスキー遊技中とで長さの異なるバ
ンドを使用するとなるといちいち取り替えなければなら
ず、非常に面倒となる欠点も有している。又、通常の時
計バンド長さは人間の最大公約数的に設定しているた
め、通常は少々長め(1.2倍程度)にして腕首の太い人
にほゞちょうど良いようにしてあるが、もし腕首の太い
人が更にグローブを装着し、その上に時計をはめるため
の長さのバンドとして販売すると、こんどは腕首の細い
人が通常時にはめるとバンドが長くなりすぎ、商品とし
ての市場性を損なってしまうという課題を有している。
本発明は上記課題を解決するために、腕へグローブを
はめる等によって腕の太さが極端に変わっても、それに
対応して快適な装着ができ、又時計の着脱時にも簡単に
バンドの着脱が可能となる時計用バンド並びに操作性が
良く、安定した固定が得られる中留部材を提供すること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は時計を腕に装着す
るための時計用バンドの取付け構造において、一端にバ
ネ棒と他端に時計用バンドを折り返すためのスリットを
有する着脱コマがそれぞれ装着された時計ケースと、一
端に時計用バンドの一部に係合するバンド係合部を備え
た中留部材が固定された時計用バンドと、サンの両サイ
ドにスリットが形成され前記時計用バンドが挿通される
バックルとより成り、前記バネ棒と前記着脱コマのスリ
ットのそれぞれに前記時計用バンドを挿通し、前記着脱
コマのスリットと前記バックルとのそれぞれにより、前
記時計用バンドの腕に巻き付く長さを調整すると共に、
前記中留部材のバンド係合部で時計用バンドの一端を固
定したことを特徴としている。
また、中留部材は、バンド長手方向の側面に突出部
と、該突出部より下側でバンド短手方向に開口し、前記
バンドの中間部に係合するバンド係合溝及びバンド係合
凸部とを有し、前記突出部には、バンドの一端の先端に
可動に取付けるため上下方向に貫通するスリットを有
し、前記バンド係合溝は、先端が狭く奥が巾広の段付き
バンド係合溝となっており、前記バンド係合凸部は、バ
ンド短手方向の先端に案内部とバンド長手方向の一端に
操作用突出部が形成されている。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。第1
図〜第7図は本発明の第一実施例であり、第8図と第9
図は中留部材をかえた第二実施例、第10図と第11図は第
三実施例、第12図と第13図は第四実施例を示す。
第1図は本実施例の時計の平面図であり、第2図は腕
に装着した状態の時計の側面図である。第3図は第1図
に示す時計のA−A断面図であり、第4図は同じく第1
図及び第2図に示すB−B断面図である。第5図は同じ
く第1図に示すC−C断面図である。第6図は第1図に
示す矢視D−Dから見た着脱コマの作動状態を示す説明
図である。第7図は第1図及び第6図における着脱コマ
10が(ウ)の状態にある時のE−E断面図である。第1
図〜第7図を用いて構成部材の構造について説明する。
1はバンドであり、バンド1の一端1aの先端は第3図
に示すごとく、中留部材3のバンド長手方向の側面の突
出部に有するスリット3aを通って折り曲げられ、バンド
を二重に重ねた状態で、糸1bによって縫製され、中留部
材3を取付けている。又、バンド1の他端1cは第5図に
示すごとく、バックル4のスリット4bと4cを通過し、バ
ンド先端約5m/mを折り曲げ二重に重ねた状態で、糸1dに
より縫製されている。スリット4bと4cの巾はバンド2本
分を通し、3本分は通さない巾に設定してあり、従って
バンドの他端1cはスリット4cを通過できないのでバック
ル4からはずれることはない。又、バンド1の中間部に
は、後述する着脱コマ10が自由に移動できる状態で配置
されている。
2はバネ棒であり、時計ケース5に固定されている。
バネ棒2と時計ケース5の間のスリットには、バンド1
が自由に移動できる状態で挿通されている。
3は中留部材であり、中留部材3は第3図及び第4図
において示すごとく、バンド長手方向の側面に突出部
と、該突出部より下側でバンド短手方向に開口し、前記
バンド1の中間部に係合するバンド係合溝3b及びバンド
係合凸部3cとを有し、前記突出部には、バンド1の一端
1aの先端に可動に取付けるため上下方向に貫通するスリ
ット3aを有している。中留部材3の材質は合成樹脂など
のバネ性のある材料を使用し、バンド係合凸部3cのみで
バンド1を固定する構造となっている。
4はバンド1の長さを調整するためのバックルであ
り、バックル4は第1図、第2図、第5図に示すごと
く、中央部のサン4aと、その両サイドにバンド1を挿通
するためのスリット4bと4cが形成され、スリット4b、4c
を形成するためのブリッジ4d、4eと、それぞれを支える
基部4fとより成っている。
5は時計ケースであり、時計ケース5には、バネ棒2
を固定するためのバネ棒穴5aと、反対側には着脱コマ10
の係合部を備えており、時計ケース5の側面には着脱コ
マ10と係合するための着脱コマ係合溝5bが2ケ配設して
ある。この着脱コマ係合溝5bは、第6図に示すごとく時
計ケース5の上面から溝状に錠穴のような形状に掘り込
まれている。
又着脱コマ係合溝5bは第7図に示すごとく、深さは時
計ケース5の上面方向が浅く掘られた部分5b1と、溝の
下方部により深く掘られた部分5b2とから成っている。
10は着脱コマであり、着脱コマ10は、第1図及び第6
図に示すごとく、バンド1を通すためのバンド通過スリ
ット10aを形成するための2本のブリッジであるブリッ
ジI部10bとブリッジII部10c、及びそれぞれを支える基
部10dとから成っていて、さらに基部10dの先端には、時
計ケース5の着脱コマ係合溝5bと係合するための突起状
のケース係合突起10eが、内側に向かって2ケ形成して
ある。又、ケース係合突起10eは、第6図に示すごとく
長円状になっていて、時計ケース5の着脱コマ係合溝5b
の溝幅hに対して、長手方向の幅は大きく、短手方向の
幅は小さく設定してある。
第2図に示す8は、腕首の断面とする。
まず、第1図、第2図を用いて本実施例の時計の腕への
装着状態について説明する。
バンド1は着脱コマ10のバンド通過スリット10aを通
過し、一端1aには中留部材3が固定されている。着脱コ
マ10は当初は時計ケース5に固定されている。この状態
で腕8をバンド1の内側に差し込み、腕8の上に時計ケ
ース5を置く。時計ケース5のバネ棒2を通ってバック
ル4に挿通され、更に、着脱コマ10に挿通されたバンド
1を、腕8の周囲に巻きつけるために、腕8の太さに応
じてバンド1の一端1a側を引っ張って、巻きつけ長さを
決める。
次に着脱コマ10で折り返し、残った部分をすでに巻き
ついているバンド1の外側に巻きつけ、一端1aに固着し
ている中留部材3によって、すでに巻きついているバン
ド1にネクタイ止めの如く、横方向よりスライドさせて
係合させることで時計ケース5は腕8に装着される。
又、腕8の太さに応じてバンド1の長さを調整すると
きに、バックル4を着脱コマ10の方向にずらすことによ
りバンド1は短く調整され、逆にバックル4をバネ棒2
の方向にずらすことにより、バンド1を長く調整するこ
とができる。
以上のようにして、腕8の径に応じて中留部材3を適
当なバンド1の位置に係合させることとバックル4の位
置をかえることで、腕8の径が太くなろうが、細くなろ
うが簡単に且つ自由にバンド1の長さを調整できる。
これから明らかなように、バンド1の巻き付き長さの
調整幅は最小巻き付き長さに対して、2倍以上の長さを
用意できることとなる。
ところで腕8に装着されている状態から時計をはずし
たい時、その都度中留部材3をバンド1からはずして、
腕8から手の甲を通して時計を離脱させることになる
が、これでは面倒である。そこでより簡単に腕8に装着
位置で時計を離脱できる手段も同時に本実施例には織り
込まれている。
第1図、第2図に示すように二点鎖線で図示した着脱
コマ10は時計ケース5から離脱(矢印F方向)された様
子を示している。
第6図は第1図の矢視D−Dから見た着脱コマの作動
状態を示す説明図であり、第7図は同じく第1図のE−
E断面図である。
第6図及び第7図を用いて着脱コマ10の動作について
説明する。
第6図において、バンド1は前述のごとく着脱コマ10
の2本のブリッジ、すなわちブリッジI部10bとブリッ
ジII部10cとでかこまれたバンド通過スリット10aを通り
折り返されている。
着脱コマ10の先端にあるケース係合突起10eは時計ケ
ース5に形成されている着脱コマ係合溝5bに係合してお
り、時計ケース5の着脱コマ係合溝5bの上面側の溝幅h
はケース係合突起10eの長径より小さいため、着脱コマ1
0が(ア)の位置では時計ケース5から脱落することは
ない。
又、着脱コマ10が矢印Gの方向へ回転して図示(イ)
の状態になると、ブリッジI部10b′が時計ケース5の
壁面5eにぶつかることによって回転が規制される。した
がって、通常状態では(ア)の状態と(イ)の状態を自
由に回転することができるようになっている。
次に着脱コマ10を時計ケース5から取外したい時につ
いて説明すると、第6図に示すごとく、着脱コマ10を矢
印Hの方向に回転し、上方にもち上げるのであるが、ま
ず着脱コマ10を上方へ回転させると、着脱コマ10のケー
ス係合突起10e″の短径が時計ケース5の着脱コマ係合
溝5bの上面側溝幅h方向と一致し、ケース係合突起10
e″の方が巾が狭いため、着脱コマ係合溝5bの上面側溝
幅hの部分から容易に取外しできる状態となる。しか
し、回転しただけで容易にはずれることを防止するため
に、第7図に示すごとく時計ケース5の着脱コマ係合溝
5bは深サが異り、上面側溝として浅く掘られた部分5b1
が浅くなっている。
そこで、着脱コマ10を上方まで回転させ、上方へ力を
加えて引き上げることによって第7図に示すごとく、両
側にあるケース係合突起10eは矢印Jの方向に拡がり二
点鎖線で示すごとく10e″の状態になり、時計ケース5
から離脱していく。このようにして着脱コマ10を上方ま
で回転させ、多少の力を加えて引き上げると、着脱コマ
10は時計ケース5からはずされ、第1図、第2図の二点
鎖線で示す状態の着脱コマ10′になる。取付ける時は、
逆に多少の力を加えて着脱コマ10を時計ケース5の着脱
コマ係合溝5bに挿入した後、第6図図示の矢印G方向に
回転させれば良い。
本実施例の着脱コマ10の着脱方式は、着脱コマ10を上
方まで回転させて引上げる時に力を加えて引きぬくとい
うものである。もちろん着脱コマ係合溝5bを段付きとし
なくても着脱コマ10を取り付け取り外しすることは可能
である。
第8図と第9図は中留部材70の操作性を向上させた本
発明の第二実施例である。
中留部材70の一部であるバンド係合溝70b及びバンド
係合凸部70cの形状が異なる以外はすべて第一実施例と
同様である。中留部材70は、バンド長手方向の側面の突
出部に有するスリットにバンド1が挿通され、可動に取
付けられ、更に、突出部の下側でバンド短手方向に開口
し、バンド1の中間部に係合するバンド係合溝70b及び
バンド係合凸部70cとを有している。バンド係合溝70b
は、先端が狭く奥が巾広の段付きバンド係合溝70dとな
っており、中留部材70を横方向よりスライドさせてバン
ド1の中間部に係合させバンド1を固定する時に、バン
ド係合凸部70cにバネ柱が良く働くようにしてある。そ
して、万一バンド1が外側にズレたとしても固定力はバ
ンド係合凸部70cのバネの働きで同じ力であるため容易
にはずれる心配がない。バンド係合凸部70cの先端には
案内部70eが設けられていて中留部材70をバンド1にネ
クタイ止めの如く、横方向よりスライドさせて、容易に
取り付ける事ができる。さらにバンド係合凸部70cのバ
ンド長手方向の一端には操作用突出部70fが形成されて
おり、中留部材70の両サイドを親指と中指ではさみ、人
指し指で操作用突出部70fを押し広げる事によりバンド
1の材料が布などの様に柔らかい場合でも取り付けられ
る。
次に、第10図、第11図は本発明の第三実施例で、着脱
コマの着脱方式をかえたもので、第10図は着脱コマの平
面図であり、第11図は第10図に示すF−F断面から見た
着脱コマの作動状態を示す説明図である。
まず構造的には、第二実施例とほぼ同等である。本実
施例は時計ケース5に対して着脱コマ10の係合サイドの
断面形状に特徴を有している。
第11図に示すごとく、時計ケース5に2個の突起部51
と52が配設されている。
51は着脱コマ10が乗りこえられないような高い突起で
あり、第1回転規制突起とする。52は着脱コマ10の回転
に力を加えなければ乗りこえられない程度の突起であ
り、第2回転規制突起である。
53は前出同様に着脱コマ10を係合するための着脱コマ
係合溝である。
本実施例では深さが一定であり、形状についても、上
面側から同一幅で両側に掘りさげられている。10は前出
同様の着脱コマであり、11は前出同様のブリッジI部で
ある。
12もブリッジII部を示す。第9図から明らかなよう
に、通常状態では着脱コマ10は矢印Kの範囲、つまり、
着脱コマ10が時計ケース5の第1回転規制突起51と第2
回転規制突起52との間で回転規制された範囲をケース係
合突起13を中心に自由に回転する。
次に着脱コマ10を時計ケース5からはずしたい時は、
回転力に力を加えて、矢印Lの方向へ回転させると、着
脱コマ10のブリッジI部11は第2回転規制突起52を乗り
こえて矢印Kの範囲から外れ、矢印Mの方向へ引き上げ
ると、着脱コマ10は時計ケース5から離脱する。着脱コ
マ10を取り付ける時は反対の操作を行なえば良い。
次に第12図、第13図は本発明の第四実施例で、中留部
材の構造をかえたもので、その他の構造は第一実施例と
ほぼ同等である。バンド14と中留部材30との係合状態に
ついて説明する。
まず、バンド14の一端14aは、中留部材30のバンド収
納部30aにさし込まれ2本のネジ40を図示のごとくバン
ド収納部30a内にネジ込むことにより、ネジ40の先端が
バンド14の一端14aを圧縮することで、一端14aはバンド
収納部30aに固定される。そして、中留部材30のバンド
係合部30bには、バンド14がさし込まれバネ60によって
挾持される。したがって、中留部材30をバンド14からは
ずす時は、第1図に示す矢印Pの方向へずらすことによ
りはずすことができる。
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかなように、本発明によればバンド
の長さは腕のみの太さでも、又は腕にグローブ等の別物
を装着したことによって一時的に太くなった太さでも、
その太さに充分適応できるだけ長く用意でき、又、その
調整についても中留部材3をバンドの適当な位置にさし
込むだけで調整できることで、無段階にでき、又非常に
操作が簡単である。
さらに、バンドにバックルを取付けたことにより、ど
んな太さの腕に対してでも最も使いやすい長さに調節す
ることができ、腕が細いからといって、バンドの長さが
あまってしまうことはない。
また、時計を腕からはずしたい時は、着脱コマを軽く
力を加え上方に回転させる等の操作で、非常に簡単には
ずせるし、又逆に簡単に装着できるという効果がある。
また、中留部材には、突出部のスリットにバンドの一
端の先端が可動に取付けられていること、バンド係合溝
及びバンド係合凸部がバンドの先端に取付けられている
突出部より下側にあること、バンド係合凸部のバンド短
手方向の先端に案内部及びバンド長手方向の一端に操作
用突出部が設けられていることとから、バンドの先端に
ついた中留部材をバンドの中間部に容易に係合させるこ
とができ、極めて良好な操作性が得られた。その上、バ
ンド係合溝が段付きバンド係合溝となっているので、常
に安定した固定力が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の第一実施例を示し、第1図は
本実施例の時計の平面図、第2図は第1図に示す時計を
腕に装着した状態を示す側面図であり、第3図は第1図
のA−A断面図、第4図は同じく第1図及び第2図のB
−B断面図、第5図は第1図のC−C断面図、第6図は
第1図のD−D側面から見た着脱コマの作動状態を示す
説明図、第7図は第1図及び第6図のE−E断面図であ
り、第8図〜第9図は中留部材をかえた本発明の第二実
施例を示すそれぞれ説明図、第10図〜第11図は本発明の
第三実施例を示し、第10図は着脱コマの平面図、第11図
は第10図のF−F断面から見た着脱コマの作動状態を示
す説明図であり、また第12図、第13図は本発明の第四実
施例を示し、第12図は第1図のA−A断面に相当する断
面図、第13図は第1図のB−B断面に相当する断面図で
ある。 1、14……バンド、2……バネ棒、3、30、70……中留
部材、4……バックル、5、50……時計ケース、5b、53
……着脱コマ係合溝、10……着脱コマ、10a……バンド
通過スリット、10e、13……ケース係合突起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−55819(JP,U) 実開 昭49−90169(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時計を腕に装着するための時計用バンドの
    取付け構造において、一端にバネ棒と他端に時計用バン
    ドを折り返すためのスリットを有する着脱コマがそれぞ
    れ装着された時計ケースと、一端に時計用バンドの一部
    に係合するバンド係合部を備えた中留部材が固定された
    時計用バンドと、サンの両サイドにスリットが形成され
    前記時計用バンドが挿通されるバックルとより成り、前
    記バネ棒と前記着脱コマのスリットのそれぞれに前記時
    計用バンドを挿通し、前記着脱コマのスリットと前記バ
    ックルとのそれぞれにより前記時計用バンドの腕に巻き
    付く長さを調整すると共に、前記中留部材のバンド係合
    部で時計用バンドの一端を固定したことを特徴とする時
    計用バンドの取付け構造。
  2. 【請求項2】中留部材は、バンド長手方向の側面に突出
    部と、該突出部より下側でバンド短手方向に開口し、前
    記バンドの中間部に係合するバンド係合溝及びバンド係
    合凸部とを有し、前記突出部には、バンドの一端の先端
    に可動に取付けるため上下方向に貫通するスリットを有
    し、前記バンド係合溝は、先端が狭く奥が巾広の段付き
    バンド係合溝となっており、前記バンド係合凸部は、バ
    ンド短手方向の先端に案内部とバンド長手方向の一端に
    操作用突出部が形成されていることを特徴とする時計用
    バンドの取付け構造に用いる中留部材。
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