JP2716100B2 - 水溶性トリアジン類の製造方法及びそれを有効成分とする肥料 - Google Patents

水溶性トリアジン類の製造方法及びそれを有効成分とする肥料

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水溶性トリアゾン類の新規な製造法、該製造
法によって製造される水溶性トリアゾン類を有効成分と
して含有する水溶性トリアゾン水溶液からなる肥料及び
その施用方法に関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題) 本発明以前に、本発明者は本発明と同様の主題すなわ
ち新規な水溶性トリアゾン組成物及びそれらの製造法に
関して1985年11月19日付及び1986年7月8日付でそれぞ
れ特許許可された米国特許第4,554,005号及び同第5,55
9,102号を特許取得した。
これまでに存在していない別の新規な水溶性トリアゾ
ン類を得ることが望まれていたが、そのような化合物を
製造できるか否かは全く不明であった。これらの事柄に
ついて不確実ではあるが、一つの特別な理由は、これら
の水溶性トリアゾン化合物類は乾燥状態では容易に単離
できないという事実に基づいている。これらの水溶性ト
リアゾン類の存在又は存在可能性及びそのような有効性
は水溶性トリアゾン類の特定の存在割合及び最終生成物
の数種の他の成分各々の特定の割合を含む多くの因子に
基づいている。
また、新規なトリアゾン類の葉に対する毒性は容易に
予測できず、従って同様に肥料として、特に葉用の肥料
としての有用性もこれまで予測できなかった。
前記の先行特許の水溶性トリアゾン組成物及び本発明
の新規な水溶性トリアゾン組成物の収率を実質的に増大
することもまた望まれている。なぜならば、従来の製造
法は水溶性トリアゾン類の収率が低いために好ましくな
いとみなされていたからである。
このことに関して、ホルムアルデヒドとアンモニアと
尿素との反応式に基づいて水溶性トリアゾン類を製造す
るためには、尿素とホルムアルデヒドとアンモニアのモ
ル比は1:2:1であることが当然に予期されるであろう。
また、そのような反応式に基づいて水溶性トリアゾン類
を製造するためには反応式に基づいてホルムアルデヒド
2当量に対する尿素1当量に関して尿素又はホルムアル
デヒド各々を相対量を増大させるにつれて収率が低下す
ることが当然に予期されるであろう。
(課題を解決するための手段、作用及び効果) すなわち、本発明の目的は新規な水溶性トリアゾン組
成物を製造し、従来知られているか又は可能であった方
法に比べて予想外に高い収率で反応生成物中の水溶性ト
リアゾン類を製造する新規な製造法を提供することにあ
り、また新規なトリアゾン類を肥料として新規な用途を
開発するにある。
本発明の他の目的は、肥料として使用が可能な水溶性
トリアゾン類を予想外に高い収率で得ることができるか
どうか、及び水溶性トリアゾン類の製造に均等とみられ
る原料としての反応剤が存在するかどうかを調査確認す
ること、水溶性トリアゾン類を肥料及び/又は他の用途
に使用できるかどうか調査確認すること、及び水溶性ト
リアゾン類の予想外に高い収率で製造し且つ低い収率を
避けるために水溶性トリアゾン類の製造法において受容
できるか又は好ましい因子を調査確認することにある。
本発明は、水溶性トリアゾン化合物の新規な高収率製
造法に関し、またこの新規な製造法によって製造される
新規な水溶性トリアゾン組成物に関する。さらに、本発
明はこれらの新規な水溶性トリアゾン組成物を茎葉処理
又は他の施用法によって肥料として施用する方法に関
し、茎葉処理が新規な水溶性トリアゾン類の水溶性によ
って可能になった。
特に、本発明の水溶性トリアゾン類の新規な製造法は
特定の苛性アルカリが1次加熱反応の間特定のpHを調整
し又は維持するのに利用されることを調査確認し、利用
したばかりではなく、原料としての反応剤を1次加熱
し、次いで以下のように2次加熱する2段階法において
新規な範囲、モル比、操作温度範囲及び反応の期間でそ
れらの各々が水溶性トリアゾン類の予想外に高くて改良
された収率をなし遂げ得ることを調査確認した。
原料反応剤として尿素系化合物、アルデヒド系化合物
及びアンモニア系化合物並びに前記の反応剤を溶解する
量の水を用い、この際にアルデヒド系化合物に対する尿
素系化合物のモル比が0.65〜1.6の範囲にあり且つアル
デヒド系化合物に対するアンモニア系化合物のモル比が
0.24〜0.40の範囲にあるような量関係で用い、前記の反
応剤及び水からなる混合物を20分〜55分の範囲の1次加
熱反応時間で1次加熱し、この1次加熱反応時間中に前
記混合物のpHを8.6〜9.3の範囲に維持するのに十分な量
の水酸化カリウムを0.75重量%〜2.5重量%添加しなが
ら、前記混合物を87℃〜92℃の温度に維持するように十
分に加熱して加熱処理された反応生成物を生成させ、次
いで実質的に直後に続けて、前記反応生成物を、前記の
水酸化カリウムの添加を実質的に終結しながら、前記の
温度(87℃〜92℃)で7分〜35分の2次加熱時間で2次
加熱を行い(但し、1次加熱反応時間と2次加熱処理時
間の合計時間が70分間以下であり且つ2次加熱処理時間
中は水酸化カリウムの補足的な添加が実質的に終結して
いることにより反応混合物のpHが種々変化することを許
容しながら2次加熱を行うものとする)、前記の1次加
熱反応時間と2次加熱処理時間にわたって前記の反応剤
を十分に反応させて次式 (式中、Rは水素原子、メチル基、エチル基、ヒドロキ
シメチル基又はヒドロキシエチル基を表わす)で示され
る水溶性トリアゾン化合物からなる群から選ばれる少な
くとも一つの水溶性トリアゾン化合物の水溶液を生成さ
せることからなる水溶性トリアゾン類を高収率で製造す
る方法である。
本発明及び前述の先行特許の水溶性トリアゾン組成物
の製造法は液性媒体中で尿素系化合遺物をアルデヒド系
化合物及びアンモニア系化合物及び/又はアミンを1次
加熱(反応)し、それと同時に1次加熱段階の間に特定
された範囲内の好ましくは水酸化カリウムを断続的に又
は連続的に添加することによって特定された範囲内のpH
を維持し、且つ第2段階の間に水酸化カリウムの添加を
やめることによってpHを変化させることを包含する。水
酸化カリウムの量は反応剤の総和の重量に対し0.8重量
%〜1.8重量%の広い範囲で原料反応剤の反応の間そのp
Hを8.6〜9.3に維持するのに十分な量で加えるのが特に
必要であり、好ましい結果は0.8重量%〜1.4重量%の特
定の狭い好ましい範囲で、特定の尿素/ホルムアルデヒ
ドモル比に応じて原料反応剤のpHを8.8〜9.1の範囲のpH
に維持するのに十分な量を加えることによって得られ
る。さらにこのpHの特定については、好ましい高収率は
通常は前記の好ましい特定されたpH範囲内で得られ、さ
らにまた他の因子もまた次のような狭い特定された範囲
内に維持するように注意しなければ低い収率が通常は続
くだろうということが実験によって確認された。
原料反応剤において、アルデヒド系化合物に対する尿
素系化合物のモル比は0.65〜1.6の範囲であり(すなわ
ち尿素系化合物:アルデヒド系化合物のモル比が0.65:1
〜1.6:1の範囲であり)、好ましくは0.72〜0.95の範囲
である。アルデヒド系化合物に対するアンモニア又はア
ミン系化合物のモル比は0.24〜0.40の範囲であり(すな
わち、アンモニア又はアミン系化合物:アルデヒド系化
合物のモル比が0.24:1〜0.40:1の範囲であり)、好まし
くは0.28〜0.36の範囲である。アンモニアを用いる場合
は、アンモニアは前述の全ての反応剤の全重量に基づい
て3.1〜5.6%の範囲、より好ましくは3.3%〜5%の範
囲の重量%で存在させるのが好ましい。
前述のアルデヒド系化合物に対する尿素系化合物のモ
ル比は8.6〜9.3好ましくは8.8〜9.1の範囲のpH範囲内で
用いられる。窒素源試剤は代表的には得られるトリアゾ
ン組成物中の全窒素が前述の全ての反応剤の全重量に基
づいて約22.5〜32重量%の範囲にあり、通常は26〜30重
量%の範囲にあるような量で用いられる。加熱は87〜92
℃好ましくは90.5〜91.5℃で1次加熱と2次加熱を合計
して70分以下、好ましくは60分以下の時間内である。
第1段階の間、反応剤のpHを維持するために添加され
る苛性アルカリは好ましくはKOH水溶液でありその濃度
は10〜55%、好ましくは40〜50%特に好ましくは45%で
ある。通常に市販されている標準的な溶液として、本発
明の方法で使用する水酸化カリウムについて前述した量
(範囲)のものは慣用の45%水溶液がある。従って、水
酸化カリウムの他の希釈%水溶液をそれに代えて用いる
場合には、水性水酸化カリウムの前記に特定した範囲の
使用量(範囲)は、本発明の性格を変えないで、種々の
均等の範囲に変えられる。他の苛性アルカリ例えば代表
的には水酸化ナトリウム(NaOH水溶液)が使用し得る
(水酸化ナトリウムは約40〜60%の範囲の水溶液であ
る)ことが実験的に確認されている。しかしながら、水
溶性トリアゾン類の予想外に高い収率は前記に特定した
範囲内の水酸化カリウムの好ましい使用によって得られ
る。予期しない劣った収率を与える他の苛性アルカリは
通常に理解されている均等物、例えば水酸化ナトリウム
及び/又は水酸化リチウム及び/又は炭酸ナトリウム又
は他の強苛性アルカリが挙げられるであろう。水酸化ナ
トリウムは水酸化カリウムの置換物として最も近似の均
等物であると期待されるが、実例及び実験は水性水酸化
カリウムの好ましい範囲内で得られた予想外にすぐれた
結果に匹敵する結果は得られなかった。本発明者の前述
の先のトリアゾン特許を用いた場合のように、本発明の
新規な製造法も同様にメチレンジウレアが予想外に少な
くしかも十分に最少に保持され、最終反応生成物中のメ
チレンジウレアの割合が多く、トリアゾン組成物溶液最
終反応生成物の総重量の一部分としてトリアゾン化合物
の割合が少ないということは前述の複数の特定の因子の
内で本発明の新規な方法を行なうことからは得られなか
った。
前記の新規な製造法において、その反応剤及び均等物
は次の通りである。尿素系化合物は尿素及び/又は置換
尿素である。アンモニア系化合物は好ましくは無水アン
モニア、水性アンモニア、及び/又は第1級アミンであ
る。アルデヒド系化合物はホルムアルデヒド、アセトア
ルデヒド又は置換アルデヒド等である。1次加熱期間は
20〜55分、好ましくは40〜50分であり、2次加熱期間は
7〜35分好ましくは10〜20分である。
前記の新規な製造法の生成物はトリアゾン組成物とし
て示されるが、それは一種のトリアゾン化合物のみから
成るのではなく、複数の異なる化合物、少なくとも1種
の本発明の新規な製造法で製造される特定のトリアゾン
化合物の混合物又は水溶液から成る。従って、この改良
された新規な発明の範囲内のトリアゾン組成物は示した
広範で且つ好ましい範囲の以下の生成物が挙げられる。
前述のように前記の新規な製造法の最終反応生成物の成
分は水溶液の全部又は一部分であり、それは固体(乾
燥)ではないので、トリアゾン化合物及びその割合を分
離し、同定する従来の代表的な又は公知の方法では分析
できない。なぜならば本発明の組成物を乾燥することは
不安定及び/又は不溶の未所望の生成物を生成し、本発
明のトリアゾン組成物の利用をだめにするために必要と
される百分率バランス及び平衡を破壊するからである。
すなわち、本発明者の先の特許第4,599,129号明細書の
第8欄の第21行〜第50行の実施例に挙げたような、高性
能液体クロマトグラフィー(HPLCと言う)を利用する分
析法があり、そしてトリアゾン化合物を単離するのに利
用され、又、ペーパークロマトグラフィー分離法も使用
される。
本発明の方法によって製造される新規なトリアゾン組
成物の一部として新しく製造される新規な水溶性トリア
ゾン化合物類は次のものが挙げられる。
下記の反応式 に従って反応量のジメチル尿素、ホルムアルデヒド及び
モノエタノールを用いて製造される、実験式C7H15O
2N3、分子量173.21及び元素分析値N24.26%を有する1,3
−ジメチル−5−ヒドロキシエチルトリアゾン;及び下
記の反応式 に従って反応量の尿素、アセトアルデヒド及びモノエタ
ノールを用いて製造される、実験式C7H15O2N3、分子量1
73.21及び元素分析値N24.26%を有する4,6−ジメチル−
5−ヒドロキシエチルトリアゾン;及び同様にして下記
の反応式 に従って製造される、実験式C9H19O2N3、分子量201.27
及び元素分析値N19.9%を有する4,6−ジエチル−5−ヒ
ドロキシエチルトリアゾン;下記の反応式 に従って製造される、実験式C5H11O2N3、分子量145.1
6、元素分析値N28.95%及び融点166℃を有する5−ヒド
ロキシエチルトリアゾン;下記の反応式 に従ってジメチル尿素、ホルムアルデヒド及びモアンモ
ニアから製造される、実験式C5H11ON3、分子量129.16及
び元素分析値N32.53%を有する1,3−ジメチルトリアゾ
ン;及び下記の反応式 に従って尿素、アセトアルデヒド及びアンモニアから製
造される、実験式C5H11ON3、分子量129.16及び元素分析
値N32.53%を有する4,6−ジメチルトリアゾン;下記の
反応式 に従って尿素、プロピオンアルデヒド及びアンモニアか
ら製造される、実験式C7H15ON3、分子量157.22及び元素
分析値N26.73%を有する4,6−ジエチルトリアゾン;及
び同様にして製造される1,3,4,5,6−ペンタエチルトリ
アゾン;及び下記の反応式 に従ってジメチル尿素、ホルムアルデヒド及びメチルア
ミンから製造される、実験式C8H17ON3、分子量171.24及
び元素分析値N24.54%を有する1,3,4,5,6−ペンタメチ
ルトリアゾン;及び同様にして下記の反応式 に従って製造される、実験式C6H13ON3、分子量143.19及
び元素分析値N29.35%を有する1,3,5−トリメチルトリ
アゾン;並びに下記の反応式 に従って尿素、ホルムアルデヒド及びエチルアミンから
製造される、実験式C5H11ON3、分子量129.16及び元素分
析値N32.53%を有するエチルトリアゾンが挙げられる。
本発明者による実際の広範囲にわたる実験までこれら
の不溶性トリアゾン化合物類を製造し得ることは調査確
認することはできず、また製造し得る場合でもこれらの
水溶性トリアゾン化合物類が水溶性であり且つ安定であ
る(安定性及び他の化合物類の沈澱を生成するための分
解に対して)ことも調査確認することはできず、例えば
貯蔵寿命や種々の貯蔵温度及び期間での安定性について
は前述の同定法や調製したその溶液の観察によってのみ
識別される。
本発明の方法によって製造される他の一般的な新規ト
リアゾン類は次の通りである。
(式中、Rはメチル基、エチル基、置換メチル基、置換
エチル基又は水素原子である。) 高収率での製造は他の製造法の特定の限定及び因子と
共に、1次加熱段階の間pH調整を維持するために用いら
れる特定の苛性アルカリに基づくようだということを先
に述べてきた。しかしながら、さらに水溶性トリアゾン
化合物類の本発明による高収率については、本発明者に
よる実験に基づいてpH調整の開始時期が本発明の方法の
一つの実施態様において好ましい結果を得るためには非
常に重要であることが見出された。本発明者による実験
はその因子によって調整されるような傾向を確認した。
本発明の新規な方法は土壌、芝生、作物又は他の植物
に意図した方法で施用する場合には、慣用の施用法又は
所望の施用法に従って、本発明の反応生成物を適当に水
で希釈し、その後それを適当に定着させるか又は施用す
ることを包含する。
しかしながら、高い水溶性及び安定性によって生ずる
有利な適用は葉への噴霧によって、他の噴霧可能な畑地
用機械(ground mathine)によって、又は噴霧機を備え
た飛行機によってその使用を容易にすることができる。
本発明の前記の機構によって肥料を施用する新規な方
法は前述の1つ又はそれ以上の新規な水溶性トリアゾン
化合物を含有する前記の新規な水溶性トリアゾン組成物
の施用に限定される。
先の特許及び本発明の種々の前記したトリアゾン類を
含有するトリアゾン組成物の製造における先の新規な方
法においては、ホルムアルデヒド(そこではアルデヒド
から生成されるトリアゾン生成物に使用される)の代わ
りに、部分的に又は全部が置換アルデヒド例えばアセト
アルデヒド及び/又はプロピオンアルデヒドで置換し得
る。前記のアルデヒドは水又は当該分野で公知の所望の
又は慣用的な性格を有する適当な非反応性有機溶剤に溶
解される(溶解する)ことが理解される。アンモニアに
ついては、その一部又は全部の置換には第1級アミン又
は置換第1級アミン、例えばメチルアミン、モノメタノ
ールアミン、ジメチルアミン、アミノメチルプロパノー
ル等が使用し得る。
これらの化合物及びそれらの特に葉の施用における使
用が従来技術と異なることは葉に直接施用した時に葉枯
れの発生が低い傾向と共に本発明の新規な高水溶性、溶
液中の高安定性の組み合せにある。葉枯れを生ずる傾向
は容易に予見できない。
実験によって本発明の製造法の収率及びより好ましい
収率は以下に述べた実験によって立証したようにpH調整
の時期及び方法によって臨界的に影響されることを見出
し、収率の増減の傾向についてはアンモニアの低減(反
応剤全ての総重量に対して)の効果を立証した。本発明
の実験において、代表的にはKOHは市販の45%KOH水溶液
を使用した。
第1番目の実験においては、添加する苛性アルカリの
量を少なくした以外はpH調整はちょうどよい時点で種々
の時点で始めた。苛性アルカリの添加を尿素/尿素−ホ
ルムアルデヒド溶液(85%溶液)の添加開始時に始めた
実験においては水溶性トリアゾンの収率は、加える苛性
アルカリの当量を1次加熱の開始時に急速に添加した実
験に比べてより高かった。pHを調査確認された特定のpH
範囲に維持するのに必要とされる程度までの限定された
量でのみ苛性アルカリを添加することが重要であるこ
と、そしてあまりにも多くて、あまりにも早い苛性アル
カリの添加は反対に最終生成物中の水溶性トリアゾンの
収率に影響を及ぼすことがはっきりした。この最初の実
験系においては特定の範囲内でアンモニア及び/又はア
ミン反応剤の使用量がより少ない場合はアンモニア及び
/又はアミン反応剤の量を多く使用した場合に比べて水
溶性トリアゾンの収率が低いこともまた認められた。さ
らに特定の範囲内で水溶性トリアゾンの収率は使用する
苛性アルカリの量を高いpHを維持するために増大するに
つれて増大することが認められた。180ポンド量の製造
規模での他の実験は先の観察結果は大規模な工場規模で
の製造についても依然として当てはまることを立証する
のに役立った。
第2番目の実験においてはトリアゾン化合物を高収率
で製造するためにはpH、反応剤の量、比率等について特
定のパラメーター内である場合1次加熱及び2次加熱時
間の各々について特定の加熱時間が存在すること、及び
特定の範囲内で全部の反応剤重量の総和に対するアンモ
ニア及び/又はアミン反応剤の重量を増大することは水
溶性トリアゾンの収率を増大させる結果になることが認
められ且つ実証された。最適pHを維持するために必要と
される適度な量を徐々に添加することによりKOHを添加
することは水溶性トリアゾンの収率を向上させる結果を
生ずることもまた認められた。
方法のパラメーターが第2番目の実験系で調査確認し
た最適条件と実質的に同じである第3番目の実験系では
次のような成分及び条件を利用した。すなわち、アンモ
ニア/ホルムアルデヒドモル比−0.3;反応剤及び水の総
重量に対する無水アンモニアの割合−4.9%;1次加熱−4
5分;第2段階又は2次加熱−10分;1次及び2次加熱の
温度−90℃±1℃;pH−9.0±0.3;苛性アルカリ−水酸化
カリウムである。42〜48%の範囲の高収率が得られた。
しかしこの特定のアンモニア及びモル比では主に47〜48
%であった。
HPLCを使用してこれらの高収率を確認した。また前記
のようにして、本発明のトリアゾン化合物及びその溶液
中濃度の同定にHPLCを使用した。例えば、前記の方法に
よって製造したトリアゾン化合物水溶液の一つであり、
実験式C3H7N3O、分子量101.107、元素分析値N28%及び
下記の化学構造式 を有する5−S−テトラヒドロトリアゾン水溶液のHPLC
分析により、水溶性トリアゾンの濃度が47.68%である
ことが確認された。
第3番目の実験と同じ基本反応剤及び方法パラメータ
ーを使用する別の第4番目の実験においては、反応剤全
部の総重量に対してアンモニアをさらに量を多く使用し
た場合(アンモニア/ホルムアルヒデド・モル比−0.3
0、0.32及び0.34)、水溶性トリアゾンのかなり高い収
率(それぞれ49.5%、53.3%及び53.7%)が得られた。
第5番目と第6番目の実験においては、反応剤の量及
び反応条件は他にことわらない限りは次の通りである。
すなわち、アンモニア/ホルムアルデヒドモル比−0.3;
無水アンモニアの割合−4.9%;1次及び2次加熱温度−9
0℃;1次及び2次加熱時間並びにpHは変化させ、そして
使用した苛性アルカリは水酸化カリウムだった。pH8.5
及びpH9.5で1次加熱時間15分では収率25.3%であり、p
H9.0、1次加熱時間30分且つ2次加熱時間15分の場合
(収率37.9%)と比べてトリアゾンの収率はかなり低か
った。pH9.5の非常に高いpHは同等の加熱時間でも収率
が低かった。
第7番目の実験においては、苛性アルカリとして水酸
化ナトリウムを使用する実験と水酸化カリウムを使用す
る他の実験の比較を行なった。水酸化カリウムを使用し
た場合には尿素/ホルムアルデヒドモル比が0.9で及び
低いアンモニア/ホルムアルデヒドモル比0.32及び0.31
でKOHの重量割合が1.6%を超えない場合収率の向上が得
られた。
第8番目の実験においては、水酸化カリウムのさらに
高い水準2.1%の場合(収率21.8〜23.5%)、2.2%の場
合(収率25.3%)及び2.4%の場合(収率23.1%)それ
ぞれでは水酸化カリウムの低い水準0.9%の場合(収率3
3.4%)及び1.4%の場合(収率35.4%)での実験に比べ
てトリアゾンの収率が低かった。アンモニアの限定され
た多い方の量では水溶性トリアゾンの収率が高いけれど
も、アンモニアの量が過度に多い量ではトリアゾンの収
率が低いこともまた認められた。
第9番目の実験系においては、ホルムアルデヒドに対
するアンモニアモル比が許容される最大特定限界0.4を
かなり超える場合(0.45の場合)は、上限のpH範囲近辺
でかなり低い尿素/ホルムアルデヒドモル比(0.6)と
共に非常に低いトリアゾン収率(18.1%)を与えた。
第10番目の実験系においては、反応剤の全部の重量に
基づいて63.7%での大量の尿素の使用は短かい2次加熱
時間でも1.5の多量のKOHで反対に影響を及ぼされたよう
に水溶性トリアゾンは45.8%と高収率であった。しかし
ながら、アンモニア/ホルムアルデヒドモル比が最小の
0.34に対しより低いモル比0.31では水溶性トリアゾン収
率は不十分であった。尿素の高水準は、本発明の特定の
パラメーターの範囲内の他の条件では高い水溶性トリア
ゾン収率を与えた。
第11番目の実験系においては好ましい水溶性トリアゾ
ンの収率(45.8%)は91℃の加熱温度で得られ、他の本
発明の特定のパラメーター及び条件が観察された場合に
は90.5℃〜91.5℃の範囲の好ましい特定の温度であっ
た。
前述したように、水溶性トリアゾン生成物が、もし製
造されるならば、植物生命に対し有害であるか否か、特
に葉用の肥料として(本発明の水溶性トリアゾン類の主
な用途)、を予測することはできなかった。それらの事
実の確認においては、同一の分子量を有する次のトリア
ゾン類、すなわち1,3−ジメチルトリアゾンと4,6−ジメ
チルトリアゾン、の間には農学的相異が存在することが
認められた。すなわち、1,3−ジメチルトリアゾンと4,6
−ジメチルトリアゾンの両方をフロリダ(米国)で芝
草、聖オーグスチン草(St.Augustine)とギョウギシバ
(Burmuda419)について葉枯れ、色の評価について評価
試験を行ない、そして他の試験でAllentown(米国ニュ
ージャージー州)でイチゴツナギ(bleugrass)に対し
窒素源として評価試験を行なった。試験は尿素を比較に
おいて種々の施用量で、90〜95゜Fの間の最高温度で行な
い、1985年5月5日から1985年5月20日迄晴天下で毎日
(聖オーグスチン草とギョウギシバに対し)40インチ×
30フィート(100平方フィート)の区画で4ガロン/100
平方フィートの噴霧量で施用した。
これらの試験から4,6−ジメチルトリアゾンは安全
で、葉枯れもなく、有効な芝用窒素源であることが認め
られた。これに対し、1,3−ジメチルトリアゾンは高度
の葉枯れを示すので芝用の窒素源としては好ましくな
い。1,3−ジメチルトリアゾンは窒素源肥料としてより
はむしろ葉の乾燥剤に似た特性を有し、役に立たなかっ
た。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原料反応剤として尿素系化合物、アルデヒ
    ド系化合物及びアンモニア系化合物並びに前記の反応剤
    を溶解する量の水を用い、この際にアルデヒド系化合物
    に対する尿素系化合物のモル比が0.65〜1.6の範囲にあ
    り且つアルデヒド系化合物に対するアンモニア系化合物
    のモル比が0.24〜0.40の範囲にあるような量関係で用
    い、前記の反応剤及び水からなる混合物を20分〜55分の
    範囲の1次加熱反応時間で1次加熱し、この1次加熱反
    応時間中に前記混合物のpHを8.6〜9.3の範囲に維持する
    のに十分な量の水酸化カリウムを0.75重量%〜2.5重量
    %添加しながら、前記混合物を87℃〜92℃の温度に維持
    するように十分に加熱して加熱処理された反応生成物を
    生成させ、次いで実質的に直後に続けて、前記反応生成
    物を、前記の水酸化カリウムの添加を実質的に終結しな
    がら、前記の温度(87℃〜92℃)で7分〜35分の2次加
    熱時間で2次加熱を行い(但し、1次加熱反応時間と2
    次加熱処理時間の合計時間が70分間以下であり且つ2次
    加熱処理時間中は水酸化カリウムの補足的な添加が実質
    的に終結していることにより反応混合物のpHが種々変化
    することを許容しながら2次加熱を行うものとする)、
    前記の1次加熱反応時間と2次加熱処理時間にわたって
    前記の反応剤を十分に反応させて次式 (式中、Rは水素原子、メチル基、エチル基、ヒドロキ
    シメチル基又はヒドロキシエチル基を表わす)で示され
    る水溶性トリアゾン化合物からなる群から選ばれる少な
    くとも一つの水溶性トリアゾン化合物の水溶液を生成さ
    せることからなる水溶性トリアゾン類を高収率で製造す
    る方法。
  2. 【請求項2】前記のアルデヒド系化合物に対する尿素系
    化合物のモル比が0.72〜0.95であり、前記のアルデヒド
    系化合物に対するアンモニア系化合物のモル比が0.28〜
    0.36であり、前記の1次加熱反応時間が40分〜50分であ
    り、前記の2次加熱処理時間が10分〜20分であり、前記
    の1次加熱反応時間と2次加熱処理時間の合計が60分以
    下であり、前記の1次加熱反応時間中に添加される水酸
    化カリウムが前記の反応混合物のpHを8.7〜9.1に維持す
    るのに十分な量であり、そして前記の1次加熱反応時間
    を90.5℃〜91.5℃の範囲で行なう請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】前記の1次加熱反応時間中の水酸化カリウ
    ムの添加を、前記の尿素系化合物及びアルデヒド系化合
    物に対するアンモニア系化合物の実質的な添加終了時に
    開始し、前記の水酸化カリウム添加を前記のpH(8.6〜
    9.3)を維持するのに十分な量になるまで合計で1回又
    はそれ以上の回数で添加する請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】前記のアンモニア系化合物が少なくとも大
    部分がアンモニアからなり、且つ前記のアンモニアを反
    応時の全ての反応剤及び水の総重量に基づいて3.1重量
    %〜5.6重量%の範囲の重量%で用いる請求項1記載の
    方法。
  5. 【請求項5】前記のアルデヒド系化合物に対するアンモ
    ニア系化合物のモル比が0.25〜0.3である請求項1記載
    の方法。
  6. 【請求項6】前記の1次加熱の間に添加する前記の水酸
    化カリウムの量が0.8重量%〜1.8重量%の範囲の量であ
    る請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】前記の1次加熱の間に添加する前記の水酸
    化カリウムの量が0.8重量%〜1.4重量%の範囲の量であ
    る請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】有効成分として請求項1の方法によって製
    造される水溶性トリアゾン類を少なくとも40重量%含有
    する水溶性トリアゾン水溶液からなる肥料。
  9. 【請求項9】前記の水溶性トリアゾン類を少なくとも42
    重量%含有する請求項8記載の肥料。
  10. 【請求項10】請求項8記載の肥料を葉に噴霧すること
    からなる請求項8記載の肥料の施用方法。
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