JP2715507B2 - 電子ビームを用いた基板検査装置 - Google Patents
電子ビームを用いた基板検査装置Info
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- JP2715507B2 JP2715507B2 JP1005156A JP515689A JP2715507B2 JP 2715507 B2 JP2715507 B2 JP 2715507B2 JP 1005156 A JP1005156 A JP 1005156A JP 515689 A JP515689 A JP 515689A JP 2715507 B2 JP2715507 B2 JP 2715507B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子ビームを用いた基板検査装置、特に、絶
縁物の内部および表面に形成した導体の配線パターンの
電気的特性を非接触測定する、電子ビームを用いた基板
検査装置に関する。
縁物の内部および表面に形成した導体の配線パターンの
電気的特性を非接触測定する、電子ビームを用いた基板
検査装置に関する。
〔従来の技術〕 従来の技術としては、例えば、特開昭61−170669号公
報に示されているような、検査技術がある。
報に示されているような、検査技術がある。
次に従来の電子ビームを用いた基板検査装置について
図面を参照して詳細に説明する。
図面を参照して詳細に説明する。
第2図は従来の電子ビームを用いた基板検査装置の一
例を示す模式図である。
例を示す模式図である。
第2図に示す電子ビームを用いた基板検査装置は、 (A)被検査基板10を収容する真空槽1、 (B)被検査基板10を照射する電子ビームを発生する電
子光学鏡筒2、 (C)電子光学鏡筒2に接続しており、ビームオン・オ
フ回路と、X方向の走査回路と、集束制御回路とを有す
る制御部23、 (D)2次電子検出器25、 (E)2次電子検出器25の検出信号を処理する信号処理
部26、 (F)被検査基板10を搭載し、X,Y,Z方向に移動するテ
ーブル27、 (G)制御部23と、信号処理部26と、テーブル27とを制
御する中央制御部30、 とを含んで構成される。
子光学鏡筒2、 (C)電子光学鏡筒2に接続しており、ビームオン・オ
フ回路と、X方向の走査回路と、集束制御回路とを有す
る制御部23、 (D)2次電子検出器25、 (E)2次電子検出器25の検出信号を処理する信号処理
部26、 (F)被検査基板10を搭載し、X,Y,Z方向に移動するテ
ーブル27、 (G)制御部23と、信号処理部26と、テーブル27とを制
御する中央制御部30、 とを含んで構成される。
被検査基板10に電子光学鏡筒2から照射したビーム
は、被検査基板10上の導電体に当った際に、2次電子を
放出させる。
は、被検査基板10上の導電体に当った際に、2次電子を
放出させる。
この2次電子は被検査基板10の上部であって真空槽1
の側面に取り付けられた2次電子検出器25によって検知
される。
の側面に取り付けられた2次電子検出器25によって検知
される。
電子ビームを当る位置は、電子光学鏡筒2の制御部23
によって、X−Y方向に偏向して決めるが、被検査基板
10の寸法が大きい場合には、テーブル27を動かすことに
よって、電子ビームを当てる位置を定める。
によって、X−Y方向に偏向して決めるが、被検査基板
10の寸法が大きい場合には、テーブル27を動かすことに
よって、電子ビームを当てる位置を定める。
上述した従来の電子ビームを用いた基板検査装置は、
電子ビームを当てる位置と2次電子検出器との位置関係
が一定とならず、とくに電子ビームが被検査基板に照射
する角度によって、2次電子の放出方向が異なる2次電
子を検出することは困難であり、検査精度が悪いという
欠点があった。
電子ビームを当てる位置と2次電子検出器との位置関係
が一定とならず、とくに電子ビームが被検査基板に照射
する角度によって、2次電子の放出方向が異なる2次電
子を検出することは困難であり、検査精度が悪いという
欠点があった。
本発明の電子ビームを用いた基板検査装置は、 (A)被検査基板を収容する真空槽、 (B)前記被検査基板に照射する電子ビームを発生する
電子光学鏡筒、 (C)前記電子光学鏡筒に接続しており、ビームオン・
オフ回路と、X方向の走査回路と、集束制御回路とを有
する制御部、 (D)前記被検査基板と前記電子光学鏡筒との間に位置
し、前記電子光学鏡筒からのX方向に走査した電子ビー
ムを照射する部分にスリットを設けたコントロールグリ
ッド、 (E)前記電子光学鏡筒と前記コントロールグリッドと
の間にあって、前記スリットを挟んだ両側に位置し、前
記X方向に複数個整列した2次電子検出器、 (F)前記2次電子検出器の検出信号を処理する信号処
理部、 (G)前記被検査基板を搭載し、前記電子光学鏡筒から
発生するX方向に走査した前記電子ビームに対して直交
するY方向に移動するテーブル、 (H)前記制御部と、前記信号処理部と、前記テーブル
とを制御する中央制御部、 とを含んで構成される。
電子光学鏡筒、 (C)前記電子光学鏡筒に接続しており、ビームオン・
オフ回路と、X方向の走査回路と、集束制御回路とを有
する制御部、 (D)前記被検査基板と前記電子光学鏡筒との間に位置
し、前記電子光学鏡筒からのX方向に走査した電子ビー
ムを照射する部分にスリットを設けたコントロールグリ
ッド、 (E)前記電子光学鏡筒と前記コントロールグリッドと
の間にあって、前記スリットを挟んだ両側に位置し、前
記X方向に複数個整列した2次電子検出器、 (F)前記2次電子検出器の検出信号を処理する信号処
理部、 (G)前記被検査基板を搭載し、前記電子光学鏡筒から
発生するX方向に走査した前記電子ビームに対して直交
するY方向に移動するテーブル、 (H)前記制御部と、前記信号処理部と、前記テーブル
とを制御する中央制御部、 とを含んで構成される。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例を示す模式図である。
第1図に示す電子ビームを用いた基板検査装置は、 (A)被検査基板10を収容する真空槽1、 (B)被検査基板10に照射する電子ビームを発生する電
子光学鏡筒2、 (C)電子光学鏡筒2に接続しており、ビームオン・オ
フ回路と、X方向の走査回路と、集束制御回路とを有す
る制御部3、 (D)被検査基板10と電子光学鏡筒2との間に位置し、
電子光学鏡筒2からのX方向に走査した電子ビームを照
射する部分にスリット5を設けたコントロールグリッド
6、 (E)電子光学鏡筒2とコントロールグリッド6との間
にあって、スリット5を挟んだ両側に位置し、前記X方
向に複数個整列した2次電子検出器7a〜7n、 (F)2次電子検出器7a〜7nの検出信号を処理する信号
処理部8、 (G)被検査基板10を搭載し、電子光学鏡筒2から発生
するX方向に走査した前記電子ビームに対して直交する
Y方向に移動するテーブル9、 (H)制御部3と、信号処理部8と、テーブル9とを制
御する中央制御部11、 とを含んで構成される。
子光学鏡筒2、 (C)電子光学鏡筒2に接続しており、ビームオン・オ
フ回路と、X方向の走査回路と、集束制御回路とを有す
る制御部3、 (D)被検査基板10と電子光学鏡筒2との間に位置し、
電子光学鏡筒2からのX方向に走査した電子ビームを照
射する部分にスリット5を設けたコントロールグリッド
6、 (E)電子光学鏡筒2とコントロールグリッド6との間
にあって、スリット5を挟んだ両側に位置し、前記X方
向に複数個整列した2次電子検出器7a〜7n、 (F)2次電子検出器7a〜7nの検出信号を処理する信号
処理部8、 (G)被検査基板10を搭載し、電子光学鏡筒2から発生
するX方向に走査した前記電子ビームに対して直交する
Y方向に移動するテーブル9、 (H)制御部3と、信号処理部8と、テーブル9とを制
御する中央制御部11、 とを含んで構成される。
X方向に走査する電子ビームは、コントロールグリッ
ド6のスリット5を通過して被検査基板10に照射され
る。
ド6のスリット5を通過して被検査基板10に照射され
る。
電子ビームが被検査基板10の導体に当ると、2次電子
を放出する。
を放出する。
この2次電子は、コントロールグリッド6を通過し、
2次電子検出器7a〜7nによって検出される。
2次電子検出器7a〜7nによって検出される。
コントロールグリッド6は、前述の2次電子が再び被
検査基板10へ付着することを防ぐものである。
検査基板10へ付着することを防ぐものである。
X方向に走査した電子ビームに対して、直交する方向
に移動するテーブル9によって、被検査基板10を全面に
渡って検査する。
に移動するテーブル9によって、被検査基板10を全面に
渡って検査する。
〔発明の効果〕 本発明の電子ビームを用いた基板検査装置は、真空槽
の側面に2次電子検出器を設ける代りに、被検査基板の
上部にX方向に走査する電子ビームが通過するスリット
を有するコントロールグリッドと、コントロールグリッ
ドと電子光学鏡筒との間であって、スリットを挟んだ両
側にX方向に複数個整列した2次電子検出器と、Y方向
に被検査基板を動かすテーブルとを設けることにより、
電子ビームを当る位置と2次電子検出器との位置関係が
一定となるため、検査位置によって2次電子検出率が異
なることを無くすることができるので、検査精度を良く
できるという効果がある。
の側面に2次電子検出器を設ける代りに、被検査基板の
上部にX方向に走査する電子ビームが通過するスリット
を有するコントロールグリッドと、コントロールグリッ
ドと電子光学鏡筒との間であって、スリットを挟んだ両
側にX方向に複数個整列した2次電子検出器と、Y方向
に被検査基板を動かすテーブルとを設けることにより、
電子ビームを当る位置と2次電子検出器との位置関係が
一定となるため、検査位置によって2次電子検出率が異
なることを無くすることができるので、検査精度を良く
できるという効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示す模式図、第2図は従来
の一例を示す模式図である。 1……真空槽、2……電子光学鏡筒、3……制御部、5
……スリット、6……コントロールグリッド、7……2
次電子検出器、8……信号処理部、9……テーブル、10
……被検査基板、11……中央処理部。
の一例を示す模式図である。 1……真空槽、2……電子光学鏡筒、3……制御部、5
……スリット、6……コントロールグリッド、7……2
次電子検出器、8……信号処理部、9……テーブル、10
……被検査基板、11……中央処理部。
Claims (1)
- 【請求項1】(A)被検査基板を収容する真空槽、 (B)前記被検査基板に照射する電子ビームを発生する
電子光学鏡筒、 (C)前記電子光学鏡筒に接続しており、ビームオン・
オフ回路と、X方向の走査回路と、集束制御回路とを有
する制御部、 (D)前記被検査基板と前記電子光学鏡筒との間に位置
し、前記電子光学鏡筒からのX方向に走査した電子ビー
ムを照射する部分にスリットを設けたコントロールグリ
ッド、 (E)前記電子光学鏡筒と前記コントロールグリッドと
の間にあって、前記スリットを挟んだ両側に位置し、前
記X方向に複数個整列した2次電子検出器、 (F)前記2次電子検出器の検出信号を処理する信号処
理部、 (G)前記被検査基板を搭載し、前記電子光学鏡筒から
発生するX方向に走査した前記電子ビームに対して直交
するY方向に移動するテーブル、 (H)前記制御部と、前記信号処理部と、前記テーブル
とを制御する中央制御部、 とを含むことを特徴とする電子ビームを用いた基板検査
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1005156A JP2715507B2 (ja) | 1989-01-11 | 1989-01-11 | 電子ビームを用いた基板検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1005156A JP2715507B2 (ja) | 1989-01-11 | 1989-01-11 | 電子ビームを用いた基板検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02184748A JPH02184748A (ja) | 1990-07-19 |
JP2715507B2 true JP2715507B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=11603400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1005156A Expired - Fee Related JP2715507B2 (ja) | 1989-01-11 | 1989-01-11 | 電子ビームを用いた基板検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2715507B2 (ja) |
-
1989
- 1989-01-11 JP JP1005156A patent/JP2715507B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02184748A (ja) | 1990-07-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |