JP2715188B2 - トラック用荷物重量測定システム - Google Patents
トラック用荷物重量測定システムInfo
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Description
システムに係り、特にコンベアにてトラックの荷台内に
荷物を搬送しながら自動的にその個々の荷物重量若しく
は該荷台内に積載された荷物の総重量が測定可能なトラ
ック用荷物重量測定システムに関する。
にはボンネットタイプ、キャブオーバタイプ、バンタイ
プ等種々存在するが、いずれも積載制限重量が定められ
ており、該制限重量を超えて搬送する事は法規制上問題
がある。
ング場等にトラック重量を測定する重量測定装置等を配
設し、車検証に記載された車両重量若しくは荷物積載前
車両重量と荷物積載後の車両重量の差より前記実際の積
載重量を算出していた。
測定方法においてはトラックの重量が測定可能な大型の
重量測定装置を必要とし設備コストが大になるのみなら
ず、全ての集積場にこの様な大型の重量測定装置を配す
る事は運送業者に過大の負担を強いるのみならず、引越
し用トラックや荷物集配トラックの様に客先で荷物の積
み込みを行う場合も多く、この様な場合は積載重量の検
査を行う事が全く出来ず、しばしば制限重量を超えて運
送している場合が多々あった。
荷物重量を計測した後、荷台内に積み込めばよいが、か
かる構成を取る事は積み込み作業が煩雑化し、運転者等
の労働負担が大になるのみならず、積み込み時間も大幅
に大になり特に制限された時間内しか駐車できない場合
にこのような積み込み作業を行う事は困難である。
の荷台上に重量計を組込み、該重量計に荷物を順次設置
して重量を測定した後、荷台内に収納するように構成す
る事も可能である。
利便性の面より荷台とほぼ面一にせねばならず、この様
な構成を取ると重量計の設置面より荷台底面が大な場合
に、正確な測定が不可能となり、尚問題がある。又トラ
ックの積み込み動作の中に重量計の設置面上に荷物を一
旦載せるという動作を加える事は尚労働者の負担が大に
なるのみならず、荷物集配業者の様に荷物積み込み動作
と荷物積み降ろし動作を混在させる場合にはその差分計
算を現場サイドで一々行わなければならず労働負担が大
になり易いのみならず、近年の様に人材不足の折にはこ
れを正確に行うだけの作業者を得るのが困難な場合もあ
る。
ラック内に荷物の重量測定装置を設置するも、単に荷物
積み込み若しくは積み降ろし動作をするのみで自動的に
且つ簡単に、而も積み込み積み降ろし時の速度変動等が
生じても精度よく荷台に積載された実際の総重量を又必
要に応じて個々の荷物の重量を計測可能にした重量測定
システムを提供する事にある。
沿って所定方向に延設する移動コンベアと、該移動コン
ベアの適宜部位を所定長さ離間させ、該離間させた部位
に配設した計測用コンベアと、該計測コンベア上を搬送
する荷物の通過速度と荷物通過方向を検出する検出部と
を具え、該検出部により検出された荷物通過速度に対応
する瞬時重量を前記荷物の通過が終了するまで積算して
実際の荷物重量を測定しそして前記荷物重量は該荷物通
過方向が積み込み方向の場合は直前の積載重量に加算
し、又積み降ろし方向の場合は前記直前の積載重量より
減算して正味の総和積載重量を得ることが出来るように
した事を特徴し、これにより前記荷台に積み込まれる若
しくは積み降ろされる夫々の荷物重量を計測可能に構成
したものである。
物検知重量 V:荷物通過速度 L:計測部位の幅長 (F1±F2±F3±F4±…): 前記計測部位を荷物が通過終了するまでにおける瞬時重
量Fの積算処理 M :実際の荷物重量
方向に延設する移動コンベアの適宜部位を所定長さ離間
させ、該離間させた部位に計測用コンベアを配設する理
由は、例えば一体化した移動コンベアをベルトコンベア
で構成し、該ベルト下面に配設されるローラの一部に荷
物計量を行うための計量ローラを介在させ搬送を行う固
定ローラと計量ローラとを混在させると、コンベアベル
トが一体であるために、固定ローラ側で発生した荷重変
化やベルト張力、硬さ、蛇行が計量ローラ側に伝達さ
れ、精度良い測定が困難になるが、本発明のように移動
コンベアと計測用コンベアを夫々独立して配設すると前
記の問題が解決される。この場合前記検出手段には、例
えば荷物の分布荷重を検出するロードセル、又前記荷物
の通過速度や通過方向を検出するエンコーダ等が上げら
れ、そしてこれらの検知手段全てが後記する計測用コン
ベア体内に配設する必要はなく、例えば前記ロードセル
は前記計測用コンベアには囲設されるが、前記コンベア
を駆動コンベアで構成する場合には駆動源側にエンコー
ダを配設し、その回転数や回転方向を検出可能に構成し
てもよい。
の場合に該積み降ろした荷物の重量を減算しなければ正
味の積載重量ΣMnを得る事が出来ない。そしてこの様
な荷物が積み込み状態であるか、積み降ろし状態である
かを判定するのは、本発明は荷台に積載したコンベアに
計測部位を介在させたが故に、単にその荷物通過方向を
検出する事により、容易に判定する事が出来、該検出値
に基づいて前記荷物重量を荷台の積算重量に加えるか、
減算する事により精度よく荷物積載重量ΣMnを算出出
来る。
明する。例えば図2に示すように、トラックの荷台積載
面上に配設された移動用コンベア1A、1B間に配設し
た計測用のベルトコンベア2上を荷物が通過する際にお
ける、前記コンベア2上の荷物の瞬時重量変化を時系列
的に調べてみると、先ず(A)に示すように、上流側に
位置する移動用コンベア1Aより荷物3の始端が前記計
測用コンベア上に侵入すると、該荷物3の侵入量に比例
して該計測用コンベア2上の前記瞬時重量が順次増大し
ていく。
に亙って前記計測用コンベア2上に載置された際にその
瞬時重量が最大となり((B)参照)、その後前記荷物
3が下流側コンベア1Bに移動するにつれ減少する。
((C)参照)
ア全長Lより小の場合は図1(a)及び(b)に示すよ
うに前記最大瞬時重量Fがそのまま実際の荷物重量Mに
対応するが、図1(c)に示すように、荷物全長Lwが
実際の計測用コンベア全長Lより大の場合は常に荷物3
の片側若しくは両側が前記移動用コンベア1Bに係止さ
れ、前記最大瞬時重量Fは実際の荷物重量Mより低い値
となってしまう。
によって設定されるものである為に、荷物通過速度Vが
変動した場合にも変化してしまい、例えば通過速度Vが
図1(a)の2倍になった場合は、前記瞬時重量Fも2
倍に増大する。
前記夫々の場合を示す瞬時重量Fの時系列分布図で、例
えば前記荷物全長Lwが計測コンベア2の幅長Lと同一
で且つ通過速度Vが1m/secの場合を示し、(b)
は荷物全長Lwが1/2の場合、(c)は逆に荷物全長
Lwが2倍の場合、又(d)は通過速度Vが2倍の場合
の瞬時重量Fの時系列分布図を示す。
〜dまでの各重量分布はいずれもその瞬時重量Fや通過
時間においてはバラツキを有するが、その瞬間重量Fの
積算値、言換えればグラフで囲まれる面積は一定である
事が理解できる。従って荷物重量Mが同一である限り通
過速度Vや荷物全長Lwが異なっても前記面積は同一で
あり、従って前記2)式に示すように瞬時重量Fを積算
する事により前記実際の荷物重量Mを精度よく検出する
事が出来、そして該荷物3の通過方向により前記荷物重
量Mを直前の荷台積載重量ΣMn-1に加えるか減算して
いけば常に最新の積載重量ΣMn-1を得る事が出来る。
的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている
構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に
特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
のキャブオーバトラックの概略構成を示し、該箱荷台4
の床面に、長手方向全長に亙って荷物3搬送用の移動コ
ンベア1Bが、その荷物3設置面が床面より僅かに高く
なるように配設されており、そして該移動コンベア1B
の入口端付近を分割し、入口側に配したコンベア1Aと
その奥側に位置するメインコンベア1B間を所定長さ離
間させ、該離間させた部位に計測用のベルトコンベア2
を配設する。
側に位置する一の支持ローラ21の軸端側にエンコーダ
6を配設し、該エンコーダ6を利用して前記コンベアベ
ルト23の周回速度と周回方向を検出可能に構成する。
一方前記ベルトコンベア2の下面側には受圧板5を介し
て一対のロードセル7が配設されている。
8上には前記両検知器6、7の検知信号に基づいて前記
1)及び2)式に基づいて演算処理を行う演算回路9が配置
されている。かかる実施例によれば前記演算回路9内の
クロックに基づいてロードセル7により検知される通過
荷重を順次検知し、そして該検知荷重と前記エンコーダ
6のベルト周回速度(荷物通過速度V)を演算回路9内
で積する事により、前記1)式に示す順次重量が算出さ
れ、そして該瞬時重量Fを前記荷物3の通過が終了する
まで積算して前記2)式に示す実際の荷物重量Mを測定
し得る。
が積み込み方向の場合は直前の積載重量ΣMn-1に加
え、又積み降ろし方向の場合は前記重量ΣMn-1より減
算して正味の総和積載重量ΣMnを得、そしてこれらの
データは例えば運転手側の表示器に常に表示されるよう
構成するのが好ましい。かかる実施例によれば前記した
本発明の作用を円滑に達成し得る。
ック内に荷物の重量測定装置を設置するも、単に荷物積
み込み若しくは積み降ろし動作をするのみで自動的に且
つ簡単に、而も積み込み積み降ろし時の速度変動等が生
じても精度よく荷台に積載された実際の荷物総重量を又
必要に応じて個々の荷物の重量を計測する事が出来る。
等の種々の著効を有す。
を通過する荷物の瞬間重量の時系列変化を示すグラフ図
で通過速度と荷物全長が異なる場合の夫々を示す。
を荷物が通過する荷物の瞬間重量の変化状態を示す作用
図。
視図。
Claims (2)
- 【請求項1】 荷台積載面上に沿って所定方向に延設す
る移動コンベアと、該移動コンベアの適宜部位を所定長
さ離間させ、該離間させた部位に配設した計測用コンベ
アと、 該計測コンベア上を搬送する荷物の通過速度と荷物通過
方向を検出する検出部とを具え、 該検出部により検出された荷物通過速度に対応する瞬時
重量を前記荷物の通過が終了するまで積算して実際の荷
物重量を測定しそして前記荷物重量は該荷物通過方向が
積み込み方向の場合は直前の積載重量に加算し、又積み
降ろし方向の場合は前記直前の積載重量より減算して正
味の総和積載重量を得ることが出来るようにした事を 特
徴とするトラック用荷物重量測定システム - 【請求項2】 前記計測用コンベアが駆動コンベアであ
るか若しくは荷物をコンベア上に移動させる際に生じる
摺擦力で回動する非駆動コンベアであることを特徴とす
る請求項1記載のトラック用荷物重量測定システム
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3096365A JP2715188B2 (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | トラック用荷物重量測定システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3096365A JP2715188B2 (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | トラック用荷物重量測定システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05302845A JPH05302845A (ja) | 1993-11-16 |
JP2715188B2 true JP2715188B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=14162956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3096365A Expired - Fee Related JP2715188B2 (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | トラック用荷物重量測定システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2715188B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3002684U (ja) * | 1994-04-01 | 1994-09-27 | 貴美男 葛西 | 貨物自動車に常備搭載する積算重量計 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59195129A (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-06 | Kawasaki Steel Corp | ベルトスケ−ル用積算計 |
JPS61271437A (ja) * | 1985-05-28 | 1986-12-01 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 搬送原料のサンプリング方法 |
-
1991
- 1991-04-02 JP JP3096365A patent/JP2715188B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05302845A (ja) | 1993-11-16 |
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