JP2714831B2 - ローラ矯正機に用いるロール交換装置 - Google Patents

ローラ矯正機に用いるロール交換装置

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JP2714831B2 JP31209688A JP31209688A JP2714831B2 JP 2714831 B2 JP2714831 B2 JP 2714831B2 JP 31209688 A JP31209688 A JP 31209688A JP 31209688 A JP31209688 A JP 31209688A JP 2714831 B2 JP2714831 B2 JP 2714831B2
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輝明 越智
義隆 江藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ローラ矯正機に用いられるロール交換装置
に関するものである。
〔従来の技術とその課題〕
一般に、形鋼に発生する曲がりは使用者にとって有害
となるので、連続式で高能率のローラ矯正機によって修
正される。そして、このローラ矯正機には各種の形鋼に
応じてロール交換が容易でかつ迅速にできるように片持
式のローラ矯正機が用いられている。
そして、次期使用する交換用の矯正ロールは、予めス
リーブにセットして待機させておき、使用済の矯正ロー
ルはスリーブとともに主軸から抜出した後、この待機し
ている新しい矯正ロールを直ちにロール主軸に組込むよ
うにしている。
ところで、一般のローラ矯正機のロール交換に際して
は、使用済の矯正ロールをロール主軸からある程度抜出
したり、新しい矯正ロールを主軸に挿入して最後の圧入
をする装置(実公昭54−3164号公報)はあるが、その前
後の作業は未だ矯正ロールがセットされたスリーブにワ
イヤを掛け、天井クレーンなどを使ってハンドリング操
作をしながら交換を行っている。
したがって、通常9本のロール主軸を備えているロー
ラ矯正機では、片持式としながら依然として、ロール交
換に多大の手間がかかるとともに安全性にも問題があっ
た。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本発明は、かかる問題点を解決するために創作
されたもので、その要旨とするところは、片持式ローラ
矯正機のパスラインに直交した1対のビームを有し、か
つ、前記パスラインに沿って走行可能なビーム走行装置
と、該ビーム走行装置のビームに沿って走行し、かつ、
ガイド板を吊設したトロリー装置と、該トロリー装置に
設けられた昇降装置により前記ガイド板を介して昇降可
能なロール掴持装置とを有することを特徴とするローラ
矯正機に用いられるロール交換装にある。
〔実施例〕
本発明の構成を作用するとともに、添付図面に示す実
施例により詳細に説明する。
第1図は本発明の実施例で、形鋼のパスライン下流側
からみた側面図、第2図は第1図の一部省略平面図、第
3図は第1図の一部省略左側面図、第4図は第1図に示
すロール掴持装置の拡大詳細図である。
先ず、ロール掴持装置Aを説明する。本実施例のロー
ル掴持装置Aが使用されるローラ矯正機Bには、片持状
に支持されたロール主軸2が9本設けられていて、これ
らのロール主軸2に矯正ロール1がそれぞれ組込まれて
いる。
この矯正ロール1をロール掴持装置Aに設けられた片
持式のマンドレル(心金)3に移換え、このロール掴持
装置Aを後述のようなオフラインに移動させてロール交
換を行う。
さて、このロール掴持装置Aは次のように構成されて
いる。このロール掴持装置Aの掴持装置本体11は、後述
のトロリー装置25から延出された2本のスクリュロッド
12,12により懸垂されている。
この掴持装置本体11の一端にはカウンターウエイト13
が固着され、前記マンドレル3と釣合うようになってい
る。このマンドレル3には、カラー体7、スリーブ4お
よびスリーブ先端リング6が嵌合されるようになってい
る。
なお、カラー体7は、ロール主軸2の先端に押えボル
ト8により取付けられた押え板9に凹凸嵌合されるよう
になっている。
また、マンドレル3の基端側にはスライドチョック16
が摺動自在に嵌合され、このスライドチョック16の上下
面にフック用エアシリンダ17,17が装着されている。こ
れらのフック用エアシリンダ17のピストンロッド17aの
先端には、ベルクランク18の一方のレバー端が枢着さ
れ、このベルクランク18はスライドチョック16に装着さ
れている。また、ベルクランク18の他方のレバーはフッ
ク用アーム18aを形成し、このフック用アーム18aの先端
にフック用アームピン10が突設されている。このフック
用アームピン10はスリーブ先端リング6の孔に係合する
ようになっている。また、掴持装置本体11の両側には、
シフト用エアシリンダ19が装着され、これらのシフト用
エアシリンダ19のピストンロッドの先端は、スライドチ
ョック16の側面に固着され、スライドチョック16を摺動
させるようになっている。
ここにおいて本実施例は、トロリー装置25、ビーム走
行装置24のそれぞれの走行により、ロール掴持装置Aを
移動させるロール交換装置Cから構成されている。
すなわち、第1図より第3図において、ローラ矯正機
Bの操作側(矯正ロール1の引抜方向側)に門型のスト
ラクチャ20が構築され、このストラクチャ20の平面視内
(後述するトロリー装置25の移動範囲内)に、セット済
待機ロール置台21aと使用済ロール置台21bとが設置され
ている。これらのロール置台21a,21bにはそれぞれ複数
の載置用凹部29が形成されている。また、ストラクチャ
20の天井には矯正機のパスラインLの方向にロール掴持
装置Aが走行できるように1対のI型のレール22,22が
設けられている。これらのレール22には、パスラインL
に直交した1対のビーム23がビーム走行装置24に吊下さ
れてレール22に沿って走行できるようになっている。こ
の1対のビーム23にはトロリー装置25が更に吊設されて
パスラインLに直交して走行するようになっている。こ
のトロリー装置25には2台の昇降ジャッキ30,30が立設
され、これらの昇降ジャッキ30のスクリュロッド12は、
図示しないモータにより正逆転されるジャッキナット28
に螺合されて昇降するようになっている。また、トロリ
ー装置25にはガイド板26が吊設され、このガイド板26は
掴持装置本体11のガイドローラ27,27に挟まれ、しかも
掴持装置本体11を貫通している。
したがって、本実施例のロール交換装置Cは、ロール
掴持装置A、トロリー装置25、ビーム走行装置24、スト
ラクチャ20などから構成されており、次に作用を述べ
る。
形鋼の形状が変更されて、矯正ロール1を交換する場
合、ロール掴持装置Aを第2図A1に示すように、ローラ
矯正機Bの所定のロール主軸2に対面させて芯合せを行
う。次いで、シフト用エアシリンダ19およびフック用エ
アシリンダ17を作動させフック用アームピン10をスリー
ブ先端リング6の孔に係合する。次いで、シフト用エア
シリンダ19およびフック用エアシリンダ17を前と逆に作
動させて矯正ロール1をロール主軸2よりスリーブ4と
一体で引抜き、マンドレル3へ摺動させて移転する。
そこで、トロリー装置25をビーム23に沿って後退させ
ながらロール掴持装置Aをガイド板26、ガイドローラ27
を介して昇降ジャッキ30により上昇させる。そのとき、
ロール掴持装置Aはガイドローラ27を介してガイド板26
に案内されているから姿勢を崩すことなく上昇すること
ができる。その後、トロリー装置25が懸垂されたビーム
23を、レール22に沿って走行させ、この矯正ロールを第
2図A2のように使用済ロール置台21bの所定の載置用凹
部29に対面させる。そこで、シフト用エアシリンダ19お
よびフック用エアシリンダ17を作動させ、マンドレル3
に装着された使用済の矯正ロールを載置用凹部29へ押込
む。このようにして、交換すべき矯正ロールを主軸群か
ら引抜き、使用済ロール置台21bに順次載置して行く。
その後、トロリー装置25をセット済待機ロール置台21
aへ走行させ、スリーブ4にセットされた新しい矯正ロ
ール1をマンドレス3に取込み、所定のロール主軸2の
所迄運び、ロール主軸2に組込む。
なお、本実施例ではロール掴持装置Aを1台で説明し
たが本発明はこれに限らず、2台のロール掴持装置Aを
設け、セット済待機ロール置台21aと使用済ロール置台2
1bとふり分けて使用してもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ロール掴持装置がトロリー装置に吊
設されたガイド板に案内されているから、走行・昇降な
どをする際、その姿勢を崩すようなことは起こらない。
したがって、使用済矯正ロールおよび交換用矯正ロール
をロール掴持装置が掴持したままでセット済待機ロール
置台および使用済ロール置台に搬送することができ、ロ
ール交換を可及的に自動化することができるとともに、
ロール交換を迅速化することができる。しかも、矯正ロ
ールが安定した状態で搬送できるとともに直接ロール交
換作業に人手が触れることがないので、安全性の面から
も効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例で、形鋼のパスライン下流側か
らみた側面図、第2図は第1図の一部省略平面図、第3
図は第1図の一部省略左側面図、第4図は第1図に示す
ロール掴持装置の拡大詳細図である。 1……矯正ロール、4……スリーブ、20……ストラクチ
ャ、21a,21b……ロール載置置台、29……凹部、A……
ロール掴持装置、B……ローラ矯正機。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】片持式ローラ矯正機のパスラインに直交し
    た1対のビームを有し、かつ、前記パスラインに沿って
    走行可能なビーム走行装置と、該ビーム走行装置のビー
    ムに沿って走行し、かつ、ガイド板を吊設したトロリー
    装置と、該トロリー装置に設けられた昇降装置により前
    記ガイド板を介して昇降可能なロール掴持装置とを有す
    ることを特徴とするローラ矯正機に用いられるロール交
    換装置。
JP31209688A 1988-12-12 1988-12-12 ローラ矯正機に用いるロール交換装置 Expired - Lifetime JP2714831B2 (ja)

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