JP2714818B2 - フアン装置 - Google Patents

フアン装置

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JP2714818B2
JP2714818B2 JP63148063A JP14806388A JP2714818B2 JP 2714818 B2 JP2714818 B2 JP 2714818B2 JP 63148063 A JP63148063 A JP 63148063A JP 14806388 A JP14806388 A JP 14806388A JP 2714818 B2 JP2714818 B2 JP 2714818B2
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JP
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side plate
boss
blade
vibration
fan device
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Inventor
登志之 片岡
Original Assignee
株式会社芝浦製作所
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電動機の軸にボスを固定し、このボスに径
方向へ延設される側板を固定し、この側板の外径側に羽
根を備えて形成されるフアン装置に関する。
[従来の技術] 電動機の軸にボスを固定し、このボスに径方向へ延設
される側板を固定し、この側板の外径側に羽根を備えて
形成されるフアン装置は、電動機の振動が側板を介して
羽根に伝達され、羽根から騒音が発生することがある。
さらに、羽根には、負荷によって発生する振動があ
り、これらの振動が干渉して時として大きな騒音を発生
することがあり、低騒音が望まれる室内で運転されるフ
アン装置では、対策が容易ではなかった。
「発明が解決しようとする問題点」 この様なフアン装置は、電動機の振動が羽根に伝達さ
れないようにと、電動機と羽根との間で振動を減衰させ
る緩衝ゴム等を介在するものであるが、構造が複雑にな
ると共に緩衝ゴムの体積を大きくすると外形が大きくな
るため、不都合であり、またゴムは、機械的強度が少な
く長期間のうちには劣化が起こるなどの欠点があるとい
った問題を有していた。
また、緩衝ゴムを軸との固定に使用できないため、緩
衝ゴムに固定のための金具を備えなければならず、構造
的に複雑なものになることが避けられなかった。
本発明は、この様な事情に鑑みてなされたものであ
り、構造が簡単になり、取付けが容易であると共に騒音
の少ないフアン装置を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、電動機の軸にボスを固定し、このボスに径
方向へ延設される側板を固定し、この側板の外径側に羽
根を備えた構成のフアン装置であって、前記側板が前記
ボスと前記羽根との間で略円形に分割され、一方のドー
ナツ状の側板にL字形に曲げられた突出部を複数個形成
し、他方のドーナツ状の側板に、前記突出部と係合する
複数の長角孔または長円孔を設け、前記一方の側板に他
方の側板を係合させ、前記係合された突出部を曲げ加工
により他方の側板に密着固定したことにより問題点を解
決している。
[作用] 側板の電動機側と羽根側との間に機械的接合部分が形
成されるため、この接合部分が振動伝達上の節となり、
伝達される振動が減衰することになる。そして、羽根と
電動機との間における振動の緩衝作用がある。
[実施例] 本発明を図面に示された一実施例に基づいて説明する
と、第1図は、本発明の一実施例によるフアン装置の要
部縦断面図であり、第2図は、その要部横断面図であ
る。
第1図において、フアン装置は、電動機の軸1にボス
2が備えられており、ボス2に側板3が固定されてい
る。
そして、側板3は、外径側に羽根4を備えており、羽
根4とボス2との間で分割部分5が形成され、さらにこ
の分割部分5は、カシメ6による機械的な接合部分7を
形成している。
また、ボス2は、止めネジ8によって軸1の切欠き9
に固定されており、側板3の取付けがカシメ10で行われ
ている。
第2図において、フアン装置は、接合部分7のカシメ
6が複数形成されており、側板3は、径方向に分割さ
れ、接合部分7を形成している。
この様な構成において、フアン装置は、軸1が回転す
るとボス2が軸1に固定されているため、側板3を回転
させ、側板3の回転によって羽根4が回転してフアンの
作用をする。
そして、軸1に発生する振動は、ボス2を介して側板
3に伝達され、側板3を介して羽根4に伝達される。
しかし、側板3は、接合部分7が形成されており、こ
の接合部分7が振動伝達上の節となり、振動の伝達が阻
止されることになる。
このため、軸1の振動は、側板3を介して羽根4に伝
達される際、接合部分7が伝達の障害となって減衰し、
羽根4の振動を軽減することができる。
この様な振動伝達部分における節は、伝達の経路上の
障害物となるため、伝達される振動が減衰する外、側板
3が共振することも少なくなり、結果として騒音が低減
する。
特に接合部分7を機械的に接合することによって大き
な効果が得られ、例えば、カシメ6によって分割部5を
接合すると、溶接などと異なり完全な一体構造とならな
いことから振動が遮断されることになる。
しかも、耳障りな500Hz以上の間振動が遮断され快適
なフアン装置を得ることができる。
すなわち、カシメ6によれば、点接合であり、この部
分を基準にして側板3が若干折れ曲がることができるた
め、振動が伝達されないで遮断されることになる。
したがって全体を溶接などによって完全に固定する場
合と異なり、カシメ6による接合部分によって振動が減
衰することになる。
[発明の効果] 本発明によれば、構造が簡単になり、取付けが容易で
あると共に騒音の少ないフアン装置を得ることができ、
その効果は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例によるフアン装置の要部縦
断面図であり、第2図は、その要部横断面図である。 1……軸、2……ボス、3……側板、4……羽根、5…
…分割部分、 6……カシメ、7……接合部分。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機の軸にボスを固定し、このボスに径
    方向へ延設される側板を固定し、この側板の外径側に羽
    根を備えた構成のフアン装置において、 前記側板が前記ボスと前記羽根との間で略円形に分割さ
    れ、 一方のドーナツ状の側板にL字形に曲げられた突出部を
    複数個形成し、 他方のドーナツ状の側板に、前記突出部と係合する複数
    の長角孔または長円孔を設け、 前記一方の側板に他方の側板を係合させ、前記係合され
    た突出部を曲げ加工により他方の側板に密着固定したこ
    とを特徴とするフアン装置。
JP63148063A 1988-06-17 1988-06-17 フアン装置 Expired - Lifetime JP2714818B2 (ja)

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JPH01318797A JPH01318797A (ja) 1989-12-25
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JPS5870095A (ja) * 1981-10-23 1983-04-26 Hitachi Ltd プラスチツク製フアン

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