JP2714726B2 - 生産ラインのコンベア装置 - Google Patents

生産ラインのコンベア装置

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JP2714726B2
JP2714726B2 JP3115601A JP11560191A JP2714726B2 JP 2714726 B2 JP2714726 B2 JP 2714726B2 JP 3115601 A JP3115601 A JP 3115601A JP 11560191 A JP11560191 A JP 11560191A JP 2714726 B2 JP2714726 B2 JP 2714726B2
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JP
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production line
chain belt
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bent portion
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教太郎 田中
昇 八木
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Hino Motors Ltd
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Hino Motors Ltd
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  • Special Conveying (AREA)
  • Reciprocating Conveyors (AREA)
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  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大量生産を行う生産ライ
ンに利用する。本発明は自動車または自動車の部品の生
産ラインに実施するものとして発明されたが、他の生産
ラインについても実施することができる。。
【0002】
【従来の技術】生産ラインに沿って軌道を設け、この軌
道の上をあるいはこの軌道に懸垂されて台車が走行し、
その台車に被作業物を載置するとともに、この台車を所
定速度で牽引するチェーンベルトを備えた生産ラインが
広く知られている。この生産ラインに沿って多数の作業
位置が設定され、その作業位置には所定の工具および作
業者が配置され、その作業位置にはそれぞれ定められた
作業が割付けられ、その作業位置に必要な部品類が生産
ライン外から供給され、台車に載置された被作業物はこ
の作業位置を順次経由するにしたがって次第に完成する
ように設計される。
【0003】このような生産ラインでは、そのチェーン
ベルトの駆動は微速で連続的に行う連続駆動の場合と、
一定の時間間隔で周期的に高速で駆動する間欠駆動の場
合とがある。連続駆動の場合には、各作業位置では作業
者あるいは工具はチェーンベルトの駆動とともにその守
備範囲を移動することになり、その守備範囲内で作業が
完了するように作業内容が割付けられる。間欠駆動の場
合には、被作業物は停止している状態で作業をすること
ができるとともに、その駆動周期内にその作業位置にお
ける作業を完了するように作業内容が割付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自動車の製造組立ライ
ンあるいはエンジンその他部品の組立ラインは、一般に
連続駆動で行われ、例えば7〜8分で一つの作業の守備
範囲を通過するように構成されている。しかし、作業内
容によっては移動しながら作業をすることが不都合であ
る場合があり、特定の作業についてはその作業位置で被
作業物の移動を停止させ、作業が完了したらまた継続し
て移動させることが能率的である場合がある。
【0005】また、一時被作業物をチェーンベルトから
切り離し停止させて作業をするとともに、その作業が完
了したときには一時停止前に係止されていたチェーンベ
ルトの位置に連結することが、その他の工程に及ぼす影
響を小さくするうえで便利である。
【0006】本発明はこのような背景に行われたもので
あって、チェーンベルトが連続駆動される製造ラインに
おいて、特定の作業内容にかぎり被作業物を一時停止さ
せて作業を行うことができる装置を提供することを目的
とする。また、一時停止させて行う作業が完了したとき
に、その被作業物を連続駆動されるチェーンベルトの前
の位置に係止することができるように設定された装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、生産ラインに
沿って設けられた軌道と、被作業物が載置され前記軌道
にその重量を支持されて走行する台車と、前記軌道に沿
って配置され所定速度で駆動されるチェーンベルトと、
前記台車をこのチェーンベルトに連結して牽引する係止
具とを備えた生産ラインのコンベア装置において、前記
軌道の一部に前記チェーンベルトと軌道とが離れる屈曲
部分を設け、前記係止具は前記台車がこの屈曲部分の入
口にさしかかると前記台車と前記チェーンベルトとの連
結が自動的に解離される構造であり、前記屈曲部分に
は、前記台車を前記屈曲部分の出口まで前記所定速度よ
り高速度で移動させる高速搬送手段を備えたことを特徴
とする。
【0008】前記屈曲部分は前記チェーンベルトが鉛直
方向に降下するように形成され、前記高速搬送手段は油
圧または空気圧により台車の停止位置から前記出口まで
押すプッシャであり、かつ駆動タイミングおよび速度が
前記出口で連結が解離される前のチェーンベルトの位置
と同じ位置に連結されるように制御する制御手段を含む
ことが望ましい。
【0009】
【作用】所定速度で駆動するチェーンベルトに係止され
た台車がチェーンベルトの屈曲する部分にさしかかる
と、チェーンベルトがその屈曲部分に沿って下降するた
めに台車の係止具とチェーンベルトとの連結を自動的に
解離し台車の移動を停止する。停止した台車上の被作業
物に対する作業が完了すると、次工程への搬入「可」状
態が確認され台車をチェーンベルトの移動速度よりも速
い速度で屈曲部分が立ち上がる位置まで強制的に押し出
し、上昇してきたチェーンベルトのリンク間に係止具が
挿入されて台車を次の工程に移動させる。チェーンベル
トへのリンクの係止は乗り移った時点でどの位置であっ
ても連結するように制御される。
【0010】これにより、チェーンベルトの移動を停止
しないと実施できない作業内容がある場合に、チェーン
ベルトから台車を切り離して停止させて作業を実施する
ことができ、工程間に不等ピッチがあっても一つのチェ
ーンコンベアでラインバランスを保ちながら被作業物を
タクト搬送することができる。
【0011】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例に係わる生産ラインの構成を示
す一部側面図、図2は本発明実施例に係わるチェーンベ
ルトと係止具との係合状態を示す図、図3は本発明実施
例に係わる生産ラインの移動方向からみた正面図、図4
は本発明実施例に係わる高速搬送手段の側面図、図4は
本発明実施例に係わる生産ライン全体を示す平面図であ
る。
【0012】本発明実施例は、生産ライン1に沿って設
けられた軌道2と、被作業物3が載置され軌道2にその
重量を支持されて走行する台車4と、軌道2に沿って配
置され所定速度で駆動されるチェーンベルト5と、台車
4をチェーンベルト5のリンク間に連結して牽引する係
止具6とを備え、さらに、本発明の特徴として、軌道2
の一部にチェーンベルト5と軌道2とが離れる屈曲部分
7を設け、係止具6は台車4がこの屈曲部分7の入口に
さしかかると台車4とチェーンベルト5との連結が自動
的に解離される構造であり、屈曲部分7には、台車4を
屈曲部分7の出口まで所定速度より高速度で移動させる
高速搬送手段8を備え、屈曲部分7はチェーンベルト5
が鉛直方向に降下するように形成される。
【0013】高速搬送手段8は油圧または空気圧により
生産ライン1の移動方向に高速に往復動するプッシャ11
と、このプッシャ11に連結して台車4を停止位置から出
口まで押し出すフィーダ12とにより構成され、台車4を
高速に駆動するタイミングおよび出口で台車4の係止具
6がチェーンベルト5のどのリンクに乗り移っても連結
されるように制御する制御手段を含む。プッシャ11の駆
動速度はこの制御手段の制御により任意の速度に調整す
ることができる。
【0014】また、台車4にはフィーダ12が押し出す力
を受けるブラケット13を備え、フィーダ12はこのブラケ
ット13に係合する第一のつめ14a とブラケット13の移動
を所定位置で停止させるための第二のつめ14b とを備え
る。
【0015】次に、このように構成された本発明実施例
の動作について説明する。
【0016】チェーンベルト5のリンク間に図2に示す
ように台車4の係止具6を係合して生産ライン1上を搬
送方向に移動して屈曲部分7の入口にさしかかると、チ
ェーンベルト5が下降を開始する。このチェーンベルト
5の下降に伴って台車4の係止具6がはずれ台車4は移
動を停止する。
【0017】台車4が移動を停止するまでの過程では、
台車4に設けられたブラケット13がフィーダ12の第一の
つめ14a に当接し、第一のつめ14a はその力を受けて台
車4の進行方向に倒れてブラケット13を通過させる。ブ
ラケット13が通過した後は図外の戻りばねによってもと
の位置に復帰する。ブラケット13は図4に示すようにあ
らかじめ定められた台車4の停止位置範囲に対応する第
一のつめ14a と第二のつめ14b との間で停止する。
【0018】台車4を停止させる位置は、生産ライン1
上に固定的に設置されたロボットによって作業が行われ
るセクションで、これは作業者により実施される作業の
場合には被作業物3が移動中であってもその移動に沿っ
て作業を進めることができるが、固定されたロボットの
場合には被作業物の移動を一たん停止させないと作業を
行うことができない場合などに設置される。
【0019】ここで、そのようなセクションを図5に示
すAの位置にあるものとすると、移動を停止した台車4
上の被作業物3に対する作業がロボット21または22によ
って行われ、その作業が終了したときに、高速搬送手段
8に設けられた図外の制御手段がプッシャ11を駆動す
る。
【0020】プッシャ11が駆動するとフィーダ12は、図
4に示す生産ラインの流れに沿った矢印方向に高速で押
し出される。このフィーダ12の押し出しによって第一の
つめ14aがブラケット13に当接し、台車4をチェーンベ
ルト5の屈曲部分7の出口まで高速で移動させる台車
4を押し出す作業が完了するとフィーダ12は図4の二点
鎖線で示す位置に先端を下降させて停止し、ブラケット
12が通過するときに接触しない姿勢で待機する。ブラケ
ット13が通過するとプッシャ11はフィーダ12を引き戻し
もとの位置に復帰させる。
【0021】押し出された台車4は図1の二点鎖線で示
す位置に移動し、屈曲部分7の出口にさしかかり上昇を
はじめたチェーンベルト5のリンク間に台車4の係止具
6が図2に示すように係合して被作業物3の移動を再開
する。プッシャ11を駆動させるタイミングおよび駆動速
度は内蔵された制御回路によって制御される。
【0022】本実施例では自動車の生産ラインを対象と
して説明したが、その他の生産ラインにおいても台車を
チェーンベルトで移動させる形態のものであればいずれ
も利用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、移
動が継続される生産ライン上で被作業物が停止状態にな
ければ作業を実施することができない場合に、移動して
いるチェーンコンベアから被作業物が載置された台車を
自動的に一時解離し、作業完了後に解離した台車をチェ
ーンベルトのもとの位置に係合することができ、そのた
めに工程間に不等ピッチがあっても一つのチェーンコン
ベア上でラインバランスを保ちながら被作業物をタクト
方式で搬送することができる効果がある。
【0024】さらに、既設の生産ラインに多くの費用を
要することなく不等ピッチを有する工程を適用すること
ができ、また、生産ラインを新設する場合においても複
雑な構成を要しないために設備費を低減するとこができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施例に係わる生産ラインの構成を示
す一部側面図。
【図2】 本発明実施例に係るチェーンベルトと係止具
との係合状態を示す図。
【図3】 本発明実施例に係わる生産ラインの移動方向
からみた正面図。
【図4】 本発明実施例に係わる高速搬送手段の側面
図。
【図5】 本発明実施例に係わる生産ライン全体を示す
平面図。
【符号の説明】
1 生産ライン 2 軌道 3 被作業物 4 台車 5 チェーンベルト 6 係止具 7 屈曲部分 8 高速搬送手段 11 プッシャ 12 フィーダ 13 ブラケット 14a 第一のつめ 14b 第二のつめ 21、22 ロボット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 35/06 B65G 35/06 C // B62D 65/00 B62D 65/00 L

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産ラインに沿って設けられた軌道と、
    被作業物が載置され前記軌道にその重量を支持されて走
    行する台車と、前記軌道に沿って配置され所定速度で駆
    動されるチェーンベルトと、前記台車の下面に取付けら
    前記チェーンベルトのリンク間に係合した状態で連結
    し前記台車を牽引する係止具とを備えた生産ラインのコ
    ンベア装置において、 前記軌道の一部に前記チェーンベルトが鉛直方向に降下
    し前記チェーンベルトの降下によって前記台車とチェー
    ンベルトとが解離する屈曲部分が設けられ、 前記係止具は前記台車がこの屈曲部分の入口にさしかか
    と前記チェーンベルトの降下により連結が自動的に解
    離される構造であり、 前記屈曲部分には、前記台車を前記屈曲部分の出口まで
    前記所定速度より高速度で移動させる高速搬送手段を備
    えたことを特徴とする生産ラインのコンベア装置。
  2. 【請求項2】 前記高速搬送手段は油圧または空気圧に
    より台車の停止位置から前記出口まで押すプッシャであ
    り、前記屈曲部分の出口で前記係止具を前記チェーンベ
    ルトに連結させる請求項1記載の生産ラインのコンベア
    装置。
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JP2001518044A (ja) * 1997-03-20 2001-10-09 マンネスマン・アクチエンゲゼルシャフト 収納用カルーセル及びそれを取扱う方法
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CN109279283B (zh) * 2018-08-28 2023-10-13 浙江德耀节能科技股份有限公司 间歇输送装置及电石运输线

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JP2597162B2 (ja) * 1988-09-20 1997-04-02 三田工業株式会社 組立用台車搬送システム

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