JP2713957B2 - 自動焦点調節装置を備えたカメラ - Google Patents

自動焦点調節装置を備えたカメラ

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JP2713957B2 JP5450188A JP5450188A JP2713957B2 JP 2713957 B2 JP2713957 B2 JP 2713957B2 JP 5450188 A JP5450188 A JP 5450188A JP 5450188 A JP5450188 A JP 5450188A JP 2713957 B2 JP2713957 B2 JP 2713957B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動焦点調節装置を備えるとともにリモート
コントロール装置によって遠隔操作の可能なカメラに関
するものである。
(従来の技術) 近年、銀塩カメラ、電子カメラ、ビデオカメラ等を始
めとするカメラの発展は目覚ましく、殆どのカメラには
自動焦点調節装置(以下AFと称す)が装備されるように
なった。また一方では、このような機能の向上にともな
って、従来のように使用者が直接操作するだけでなく、
リモートコントロール装置(以下リモコンと称す)によ
る遠隔操作を可能とすることが機器の操作性及び機動性
の向上、さらに使用範囲の拡張という点で極めて有効で
あり、今後のカメラ製品においては重要な機能になるも
のと予想される。
(発明の解決しようとする問題点) ところで上述のAF装置には種々の方法があるが、現状
では赤外光を発光し、その被写体からの反射光を受光す
ることによって、被写体の測距をおこなうようにした所
謂アクティブAF方式用いたものが主流である。一方、リ
モコンにおいてもワイヤレス方式のものでは一般に赤外
光線を用いるタイプのものが多い。そして単にこれらの
装置を混在させると、リモコンの操作時、リモコンから
発信される赤外光線がAFのセンサーに混入することによ
ってAF装置を誤動作させる問題が生じる。
これらの赤外光線を用いるアクティブ方式のAFシステ
ムや、リモコンでは、それぞれ外来光の影響を受けにく
くするため、固有の周波数で変調された赤外光線を使用
している。
しかしながら、AFの測距に利用している光線は、発光
素子より出力されたものが、被写体に当たってはね返っ
てくる反射光であり、リモコン送信機からの直接光に比
べると、空間的に広がりと被写体の反射率によって微弱
なものになってしまうため、AFに対するリモコンの赤外
光の影響を取り除くことは困難である。
そしてもしリモコンの赤外光線がAFセンサーに入射し
た場合AF回路は合焦点をみつけることができず、殆どの
場合、無限遠または至近状態に行き着いたままになり、
極端なピントボケ状態となる。
このような問題は、アクティブAF方式だけに生じるも
のではなく、CCDラインセンサー等を用いた所謂パッシ
ブ方式のAF方式であっても、センサーの赤外域での感度
が可視光域に比べて高いため、十分に生じ得ることであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上述した問題点を解決することを目的として
なされたもので、自動焦点調節手段を有するとともに、
赤外光線を用いたリモートコントロール装置によって遠
隔操作の可能なカメラであって、前記リモートコントロ
ール装置から発せられた赤外光線信号を受光する受光手
段に前記赤外光線信号が入射されたとき制御信号を出力
する手段と、前記制御信号に応じて前記自動焦点調節手
段の動作を停止する手段とを備えたことにより、リモコ
ン操作時におけるAFの誤動作を防止得るようにしたもの
である。
また本発明によれば、自動焦点調節手段を有するとと
もに、赤外光線を用いたリモートコントロール装置によ
って遠隔操作の可能なカメラであって、前記リモートコ
ントロール装置から発せられた赤外光線信号が受光され
たことを検知して制御信号を出力する手段と、前記制御
信号が出力された場合には前記自動焦点調節手段の焦点
状態を直前の状態に保持する手段とを備えることによ
り、リモコン操作時における合焦点のずれを防止し得る
ようにしたものである。
さらに本発明によれば、自動焦点調節手段を有すると
ともに、赤外光線を用いたリモートコントロール装置に
よって遠隔操作の可能なカメラであって、前記リモート
コントロール装置から発せられた赤外光線信号が受光さ
れたことを検知しての制御信号を出力する手段と、前記
制御信号によって前記自動焦点調節手段を所定の焦点状
態に制御する手段とを備えることにより、上述のと同様
にリモコン操作時の自動焦点調節手段の誤動作を防止す
ることができる。
(実施例) 以下、本発明における自動焦点装置を備えたカメラ
を、図に示す一実施例について詳細に説明する。
図は本発明におけるカメラの要部のブロック図で、図
中1は赤外光線リモコン送信機で、各動作モードに応じ
た複数の操作釦が配されており、押圧された操作釦に応
じたデータに必要なコードを付加し、所定の周波数で変
調した赤外光線信号を発信するように構成されている。
2はカメラ側に配されリモコン1からの赤外光線信号を
受信するための受信ブロックで、リモコンから出力され
た赤外光線信号はホトダイオード等で構成された受光素
子3によって受光されて電気信号に変換される。受光素
子3により出力された信号はアンプ4によって所定のレ
ベルに増幅された後、復調器5によって復調されてパル
スコードに変換される。そしてパルスコードに復調され
たデータ信号はリモコン用マイクロコンピュータ6によ
って解読され、その内容に応じた命令を図示しない装置
全体を制御するシステムコントロール回路へと供給すべ
くコントロール信号C1を出力する。またマイクロコンピ
ュータ6は、リモコン1からの赤外光線信号を受信した
時、そのデータの内容にかかわらず後述するAF回路7を
制御するためのAFコントロール信号C2を出力する。この
AFコントロール信号C2はリモコン1からの赤外光線信号
を受光している間出力されるように構成されている。
7はビデオカメラ装置のAFブロック全体を示すもので
ある。
本実施例におけるカメラのAFはアクティブAF方式であ
り、アクティブAF方式自体は従来より周知であるので、
詳細な説明は省略するが、AF発光素子8より発光された
赤外光線の被写体による反射光をAF受光素子9a,9bによ
って受光しその受光素子の出力の差から測距を行ない、
撮影レンズ18の焦点を調節するものである。AF発光素子
8はAFブロック7全体を統括して制御するAF用マイクロ
コンピュータ15の指令(コントロール信号C3)にしたが
って動作する駆動回路10によって駆動され、被写体に向
かって所定の周波数で変調された赤外光線を発射する。
この赤外光線の被写体による反射光は、互いに近接して
配された受光素子9a,9bに受光され、その受光量に応じ
た電気信号に変換される。そしてそれぞれアンプ11a,11
bによって所定のレベルに増幅された後、検波器12a,12b
によって検波され、続いて積分器13a,13bによって直流
レベルに平滑される。積分器13a,13bの出力信号は比較
器14によって互いに直流レベルを比較され、レベル差に
応じたAF信号がAF用マイクロコンピュータ15へと供給さ
れ、そのAF信号のレベル、極性に基づいて被写体との距
離、撮影レンズ18の位置(前ピン,後ピン)等が検出さ
れる。そしてAF用マイクロコンピュータ15はこの測距結
果にしたがってAFモータ駆動回路17に指令(コントロー
ル信号C4)を出し、撮影レンズ18の焦点位置を調節する
AFモータ16を駆動して撮影レンズ18を合焦点へと移動す
る。
また図中CLRは積分器13a,13bの内容を所定の周期でク
リアし、受光素子9a,9b側それぞれの回路について同期
積分を行なうためのクリア信号である。
一方、AF用マイクロコンピュータ15にはそのAF動作を
制御するための制御端子15aが配されており、制御端子1
5aとアースとの間には、前述したりリモコン用マイクロ
コンピュータ6のAFコントロール信号C2によってON,OFF
されるアナログスイッチ19が接続されている。このアナ
ログスイッチ19は、AF用マイクロコンピュータ15よりAF
コントロール信号C2が出力されていない場合はON、出力
されている場合はOFFとなるように動作し、AF用マイク
ロコンピュータ15は、アナログスイッチ19がONすなわち
制御端子15aがアースレベルのとき通常のAF動作を行
い、アナログスイッチ15aがOFFすなわち制御端子15aが
高レベルとなったときAF機能を停止するように構成され
ている。そしてAF用マイクロコンピュータ15がAF機能を
停止すると、AFモータ駆動回路17もその動作を停止し、
AFモータ16も停止する。これによってAFロック状態な
る。
このようなAFコントロール信号C2は、リモコン1から
の赤外光線信号を受光している間中、リモコン用マイク
ロコンピュータ6から出力されているため、リモコン1
からの赤外光線信号を受信している間は撮影レンズ18の
焦点状態は、赤外光線信号の受信直前の状態に保持さ
れ、リモコン1からの信号がなくなった後、再び通常の
AF動作を回復するものである。
したがって、リモコンからの赤外光線によってAFブロ
ックが誤動作することを未然に防止することができる。
尚、上述の実施例によれば、リモコン1からの赤外光
線信号を受信すると同時に、AF動作を停止させる場合に
ついて説明したが、本発明の第2の実施例として、リモ
コンの信号を受信してアナログスイッチ19が閉成された
際、通常のAF動作から直ちにAFを停止するのではなく、
合焦確立の高い予め決められた中間位置にゆっくり焦点
を移動させてから停止させるようなプログラム動作に切
り替えるようにすることによっても安定した映像を得る
ことが出来る。
また第3の実施例として、リモコン操作に応じてAF動
作を一時停止した後、AF動作を再開する際、リモコンか
らの赤外光線が受光されなくなってただちにAFを再開す
ると、例えばリモコンから信号を送信中に人が前を横切
った場合等に、AF動作の停止、起動を短時間に繰り返す
ことになり、画面が見にくくなるため、AF動作を再開す
る際には、赤外光線が受光されなくなってから、所定の
時間遅延させてからAFを再起動させるようにしてもよ
い。
第2図はそのフローチャートを示すもので、STEP1で
リモコン1からの赤外光線が受光されているか否かが調
べられ、受光されていたならSTEP2へ進んでAFがすでに
停止されているか否かが調べられる。ここですでにAFが
停止されていたなら、STEP1にもどってその状態を保持
する。もしAFが停止(ここでAFの停止とは、合焦状態で
停止しているのではなく、アナログスイッチ19のOFFに
よって停止されている状態をさす)されていなければ、
STEP3へと進んでAFを停止してからSTEP1へと復帰する。
そしてSTEP1でリモコン1からの赤外光線が受光されな
くなった場合は、STEP4へと進み、AFが停止(アナログ
スイッチ19がOFF)されていたならば、STEP5へと進んで
所定時間経過した後、STEP6へと移行してAFを再起動し
てSTEP1へと戻る。またSTEP1でAFが停止されていない場
合(アナログスイッチ19がON)は、そのままSTEP1へと
復帰する。以上の動作を繰り返す。
尚、この実施例において、赤外光線が受光されたと
き、焦点状態を受光直前の状態で停止してもよいし、合
焦確立の高い所定の焦点位置に移動させるようにしても
よい。
尚、上述の実施例ではAF方式に赤外光線アクティブAF
方式を用いた場合を例にして説明したが、この方式に限
定されるものではなく、他のたとえばCCD等のラインセ
ンサーを用いた所謂パッシブ方式等のAF方式を備えた装
置であっても本発明を適用することができる またカメラは、たとえばビデオカメラ、電子カメラ、
銀塩カメラ、さらに特殊用途のカメラのいずれであって
も本発明を適用することは前述の通りである。
(発明の効果) 以上述べたように本発明におけるカメラによれば、赤
外光線を利用したリモコンを操作可能各カメラにおい
て、リモコンからの赤外光線信号を受信している間は、
AF動作を自動的に停止あるいは、特別に設定した状態へ
と強制的に移行するようにしたので、リモコンから発信
される赤外光線によるAFシステムの誤動作を確実に防止
することができ、常に安定した焦点調節動作の可能なAF
システムを備えたカメラを実現することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における自動合焦装置を備えたカメラの
要部のブロック図、第2図は本発明の他の実施例を説明
するためのフローチャートである。 1……リモコン 2……受信ブロック 3……リモコン用受光素子 7……AFブロック 8……AF発光素子 9a,9b……AF用受光素子 16……AFモータ 18……撮影レンズ 19……アナログスイッチ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動焦点調節手段を有するとともに、赤外
    光線を用いたリモートコントロール装置によって遠隔操
    作の可能なカメラであって、前記リモートコントロール
    装置から発せられた赤外光線信号を受光する受光手段に
    前記赤外光線信号が入射されたとき制御信号を出力する
    手段と、前記制御信号に応じて前記自動焦点調節手段の
    動作を停止する手段とを備えたことを特徴とする自動焦
    点調節装置を備えたカメラ。
  2. 【請求項2】自動焦点調節手段を有するとともに、赤外
    光線を用いたリモートコントロール装置によって遠隔操
    作の可能なカメラであって、前記リモートコントロール
    装置から発せられた赤外光線信号が受光されたことを検
    知して制御信号を出力する手段と、前記制御信号が出力
    された場合には前記自動焦点調節手段の焦点状態を直前
    の状態に保持する手段とを備えたことを特徴とする自動
    焦点調節装置を備えたカメラ。
  3. 【請求項3】自動焦点調節手段を有するとともに、赤外
    光線を用いたリモートコントロール装置によって遠隔操
    作の可能なカメラであって、前記リモートコントロール
    装置から発せられた赤外光線信号が受光されたことを検
    知しての制御信号を出力する手段と、前記制御信号によ
    って前記自動焦点調節手段を所定の焦点状態に制御する
    手段とを備えたことを特徴とする自動焦点調節装置を備
    えたカメラ。
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