JP2713669B2 - データベース検索システムで用いられる端末 - Google Patents
データベース検索システムで用いられる端末Info
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- JP2713669B2 JP2713669B2 JP3288258A JP28825891A JP2713669B2 JP 2713669 B2 JP2713669 B2 JP 2713669B2 JP 3288258 A JP3288258 A JP 3288258A JP 28825891 A JP28825891 A JP 28825891A JP 2713669 B2 JP2713669 B2 JP 2713669B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信路で接続されるサ
ーバに対して、データベースの検索要求を発行するデー
タベース検索システムで用いられる端末に関し、特に、
長時間を要するデータベース検索結果の出力処理を排除
できるようにするデータベース検索システムで用いられ
る端末に関する。
ーバに対して、データベースの検索要求を発行するデー
タベース検索システムで用いられる端末に関し、特に、
長時間を要するデータベース検索結果の出力処理を排除
できるようにするデータベース検索システムで用いられ
る端末に関する。
【0002】データベースシステムの一形態として、デ
ータベースに対しての検索要求を発行する複数のクライ
アントと、この検索要求に応答してデータベースの検索
処理を実行するサーバとから構成されるものがある。こ
のようなデータベースシステムでは、検索データの件数
が予想を大きく上回るものになると、サーバとクライア
ントとの間の通信及びサードのCPUが特定のクライア
ントに長時間占有されるという不都合が起こる。これか
ら、このようなデータベースシステムを構築する場合に
は、長時間を要するデータベース検索結果の出力処理を
排除できるようにする手段を講じていく必要がある。
ータベースに対しての検索要求を発行する複数のクライ
アントと、この検索要求に応答してデータベースの検索
処理を実行するサーバとから構成されるものがある。こ
のようなデータベースシステムでは、検索データの件数
が予想を大きく上回るものになると、サーバとクライア
ントとの間の通信及びサードのCPUが特定のクライア
ントに長時間占有されるという不都合が起こる。これか
ら、このようなデータベースシステムを構築する場合に
は、長時間を要するデータベース検索結果の出力処理を
排除できるようにする手段を講じていく必要がある。
【0003】
【従来の技術】データベースに対しての検索要求を発行
する複数のクライアントと、この検索要求に応答してデ
ータベースの検索処理を実行するサーバとから構成され
るデータベースシステムでは、従来、サーバの検索デー
タを出力するか否かを判断する検索件数の判断値を極め
て大きな固定のものに設定する構成を採って、クライア
ントは、サーバの検索した検索データの検索件数がその
設定した判断値よりも小さいときには、サーバから検索
データを受け取ってディスプレイ画面に出力していくと
ともに、大きいときには、ディスプレイ画面にエラーメ
ッセージを出力することで新たな検索方法の指定を要求
していくという構成を採っていた。
する複数のクライアントと、この検索要求に応答してデ
ータベースの検索処理を実行するサーバとから構成され
るデータベースシステムでは、従来、サーバの検索デー
タを出力するか否かを判断する検索件数の判断値を極め
て大きな固定のものに設定する構成を採って、クライア
ントは、サーバの検索した検索データの検索件数がその
設定した判断値よりも小さいときには、サーバから検索
データを受け取ってディスプレイ画面に出力していくと
ともに、大きいときには、ディスプレイ画面にエラーメ
ッセージを出力することで新たな検索方法の指定を要求
していくという構成を採っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、検索データの出力処理の可否の判断値を極めて大
きな固定のものに設定していく方法を採ると、エラーメ
ッセージが出力される確率は低くなるものの、検索条件
の指定が適切でないがために、サーバの検索件数が上記
の判断値に近くなるような極めて大きな値を示すときに
も、エラーメッセージが出力されなくなる。これから、
このようなときに、サーバからクライアントに転送され
る検索データ量が極めて大きなものであるために、サー
バとクライアントとの間の通信及びサーバのCPUが特
定のクライアントに長時間占有されるという問題点が発
生することになる。そして、クライアントを操作するユ
ーザは、予想もしないそれほど意味のない大量の検索デ
ータを受け取ることになるという問題点も発生すること
になるのである。
うに、検索データの出力処理の可否の判断値を極めて大
きな固定のものに設定していく方法を採ると、エラーメ
ッセージが出力される確率は低くなるものの、検索条件
の指定が適切でないがために、サーバの検索件数が上記
の判断値に近くなるような極めて大きな値を示すときに
も、エラーメッセージが出力されなくなる。これから、
このようなときに、サーバからクライアントに転送され
る検索データ量が極めて大きなものであるために、サー
バとクライアントとの間の通信及びサーバのCPUが特
定のクライアントに長時間占有されるという問題点が発
生することになる。そして、クライアントを操作するユ
ーザは、予想もしないそれほど意味のない大量の検索デ
ータを受け取ることになるという問題点も発生すること
になるのである。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、通信路で接続されるサーバに対して、データ
ベースの検索要求を発行する構成を採るときにあって、
長時間を要するデータベース検索結果の出力処理を排除
できるようにする新たなデータベース検索システムで用
いられる端末の提供を目的とする。
であって、通信路で接続されるサーバに対して、データ
ベースの検索要求を発行する構成を採るときにあって、
長時間を要するデータベース検索結果の出力処理を排除
できるようにする新たなデータベース検索システムで用
いられる端末の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理構成
を図示する。図中、1はデータベース、2は複数のクラ
イアントであって、データベース1に対しての検索要求
を発行するもの、3はサーバであって、データベース1
を管理するとともに、クライアント2の検索要求に応答
してデータベース1の検索処理を実行するもの、4はク
ライアント2に接続されるマンマシン・インタフェー
ス、5はクライアント2とサーバ3との間を接続する通
信路である。
を図示する。図中、1はデータベース、2は複数のクラ
イアントであって、データベース1に対しての検索要求
を発行するもの、3はサーバであって、データベース1
を管理するとともに、クライアント2の検索要求に応答
してデータベース1の検索処理を実行するもの、4はク
ライアント2に接続されるマンマシン・インタフェー
ス、5はクライアント2とサーバ3との間を接続する通
信路である。
【0007】各クライアント2は、データベース1に対
しての検索要求を発行する検索要求発行手段20と、検
索出力対象とする検索件数の最大値を設定する設定手段
21と、設定手段21の設定する最大検索件数とサーバ
3の検索した検索データの検索件数との大小を比較する
比較手段22と、サーバ3の検索した検索データをマン
マシン・インタフェース4に出力する出力手段23と、
設定手段21の設定した最大検索件数よりもサーバ3の
検索件数の方が大きいことを判断するときに、サーバ3
に対して、検索データの転送要求を発行するのか否かを
決定する決定手段24と、決定手段24が転送要求の非
発行を決定するときに、処理を終了させる終了手段25
と、設定手段21の設定した最大検索件数よりもサーバ
3の検索件数の方が小さいことを判断するときに、サー
バ3に対して、全検索データの転送要求を発行し、決定
手段24が転送要求の発行を決定するときに、サーバ3
に対して、設定手段21の設定した最大検索件数分の検
索データの転送要求を発行する発行手段26とを備え
る。
しての検索要求を発行する検索要求発行手段20と、検
索出力対象とする検索件数の最大値を設定する設定手段
21と、設定手段21の設定する最大検索件数とサーバ
3の検索した検索データの検索件数との大小を比較する
比較手段22と、サーバ3の検索した検索データをマン
マシン・インタフェース4に出力する出力手段23と、
設定手段21の設定した最大検索件数よりもサーバ3の
検索件数の方が大きいことを判断するときに、サーバ3
に対して、検索データの転送要求を発行するのか否かを
決定する決定手段24と、決定手段24が転送要求の非
発行を決定するときに、処理を終了させる終了手段25
と、設定手段21の設定した最大検索件数よりもサーバ
3の検索件数の方が小さいことを判断するときに、サー
バ3に対して、全検索データの転送要求を発行し、決定
手段24が転送要求の発行を決定するときに、サーバ3
に対して、設定手段21の設定した最大検索件数分の検
索データの転送要求を発行する発行手段26とを備え
る。
【0008】一方、サーバ3は、データベース1の検索
処理を実行する検索実行手段30と、検索実行手段30
の検索した検索データとその検索件数とをクライアント
2に通知する検索結果通知手段31とを備える。
処理を実行する検索実行手段30と、検索実行手段30
の検索した検索データとその検索件数とをクライアント
2に通知する検索結果通知手段31とを備える。
【0009】
【作用】本発明では、クライアント2の設定手段21
は、例えば検索要求の発行に先立って、マンマシン・イ
ンタフェース4と対話することで検索出力対象とする検
索件数の最大値を設定する。そして、検索要求発行手段
20は、マンマシン・インタフェース4と対話すること
で検索条件を決定するとともに、その決定した検索条件
を指定してサーバ3に対してデータベース1の検索要求
を発行する。
は、例えば検索要求の発行に先立って、マンマシン・イ
ンタフェース4と対話することで検索出力対象とする検
索件数の最大値を設定する。そして、検索要求発行手段
20は、マンマシン・インタフェース4と対話すること
で検索条件を決定するとともに、その決定した検索条件
を指定してサーバ3に対してデータベース1の検索要求
を発行する。
【0010】この検索要求を受け取ると、サーバ3の検
索実行手段30は、データベース1を検索することで指
定された検索条件を充足する検索データを抽出して作業
域に展開(この展開に先立って、作業域に展開されてい
る前回の検索データはクリアされることになる)し、こ
の検索処理の終了を受けて、検索結果通知手段31は、
先ず最初に、作業域に展開した検索データの検索件数を
クライアント2の比較手段22に通知する。
索実行手段30は、データベース1を検索することで指
定された検索条件を充足する検索データを抽出して作業
域に展開(この展開に先立って、作業域に展開されてい
る前回の検索データはクリアされることになる)し、こ
の検索処理の終了を受けて、検索結果通知手段31は、
先ず最初に、作業域に展開した検索データの検索件数を
クライアント2の比較手段22に通知する。
【0011】この検索件数の通知を受け取ると、クライ
アント2の比較手段22は、通知されてきた検索件数と
設定手段21の設定した最大検索件数との大小を比較
し、この比較結果を受けて、決定手段24は、設定手段
21の設定した最大検索件数よりもサーバ3の検索件数
の方が大きいことが判断されるときに、例えば対話処理
に従って、サーバ3に対して、検索データの転送要求を
発行するのか否かを決定する。 この決定手段24の決定
結果を受けて、クライアント2の終了手段25は、決定
手段24が転送要求の非発行を決定するときに、処理を
終了させる。 一方、クライアント2の発行手段26は、
設定手段21の設定した最大検索件数よりもサーバ3の
検索件数の方が小さいことが判断されるときには、サー
バ3に対して、全検索データの転送要求を発行し、そし
て、決定手段24が転送要求の発行を決定するときに
は、サーバ3に対して、設定手段21の設定した最大検
索件数分の検索データの転送要求を発行する。
アント2の比較手段22は、通知されてきた検索件数と
設定手段21の設定した最大検索件数との大小を比較
し、この比較結果を受けて、決定手段24は、設定手段
21の設定した最大検索件数よりもサーバ3の検索件数
の方が大きいことが判断されるときに、例えば対話処理
に従って、サーバ3に対して、検索データの転送要求を
発行するのか否かを決定する。 この決定手段24の決定
結果を受けて、クライアント2の終了手段25は、決定
手段24が転送要求の非発行を決定するときに、処理を
終了させる。 一方、クライアント2の発行手段26は、
設定手段21の設定した最大検索件数よりもサーバ3の
検索件数の方が小さいことが判断されるときには、サー
バ3に対して、全検索データの転送要求を発行し、そし
て、決定手段24が転送要求の発行を決定するときに
は、サーバ3に対して、設定手段21の設定した最大検
索件数分の検索データの転送要求を発行する。
【0012】この発行手段26の発行処理を受けて、サ
ーバ3の検索結果通知手段31は、全検索データの転送
要求が発行されるときには、作業域に展開された検索デ
ータの全てを取り出してクライアント2に転送し、設定
手段21の設定した最大検索件数分の検索データの転送
要求が発行されるときには、作業域に展開された検索デ
ータの中から、その最大検索件数分の検索データを取り
出してクライアント2に転送する。そして、転送要求が
発行されないときには、検索データの転送処理を行わず
に、そのまま処理を終了する。
ーバ3の検索結果通知手段31は、全検索データの転送
要求が発行されるときには、作業域に展開された検索デ
ータの全てを取り出してクライアント2に転送し、設定
手段21の設定した最大検索件数分の検索データの転送
要求が発行されるときには、作業域に展開された検索デ
ータの中から、その最大検索件数分の検索データを取り
出してクライアント2に転送する。そして、転送要求が
発行されないときには、検索データの転送処理を行わず
に、そのまま処理を終了する。
【0013】そして、この検索データを受け取ると、ク
ライアント2の出力手段23は、転送されてきた検索デ
ータをマンマシン・インタフェース4に出力して処理を
終了する。
ライアント2の出力手段23は、転送されてきた検索デ
ータをマンマシン・インタフェース4に出力して処理を
終了する。
【0014】このように、本発明では、検索データを出
力するか否かを判断する検索件数の判断値を従来のよう
に固定のものとして扱うのではなくて、設定手段21の
設定処理に従ってユーザ対応に可変的に設定していく構
成を採るものであることから、膨大な検索データの転送
により通信路5及びサーバのCPUが特定のクライアン
ト2に長時間占有されるというようなことがなくなると
ともに、ユーザがそれほど意味のない膨大な量の検索デ
ータを受け取ることになるということもなくなるのであ
る。
力するか否かを判断する検索件数の判断値を従来のよう
に固定のものとして扱うのではなくて、設定手段21の
設定処理に従ってユーザ対応に可変的に設定していく構
成を採るものであることから、膨大な検索データの転送
により通信路5及びサーバのCPUが特定のクライアン
ト2に長時間占有されるというようなことがなくなると
ともに、ユーザがそれほど意味のない膨大な量の検索デ
ータを受け取ることになるということもなくなるのであ
る。
【0015】そして、従来であれば、検索データの検索
件数が上記の判断値よりも大きいときには、全く検索デ
ータを出力していかないよう処理していたのに対して、
本発明では、その範囲内で出力していく方法を採ること
を可能にしていることから、効率的なデータベース1の
検索処理を実行できるようになるのである。
件数が上記の判断値よりも大きいときには、全く検索デ
ータを出力していかないよう処理していたのに対して、
本発明では、その範囲内で出力していく方法を採ること
を可能にしていることから、効率的なデータベース1の
検索処理を実行できるようになるのである。
【0016】
【実施例】以下、実施例に従って本発明を詳細に説明す
る。本発明を実装するクライアント2は、図1で説明し
たように、サーバ3の検索データを出力するか否かを判
断する最大検索件数の値を固定的に設定するのではなく
て、ユーザの希望する値に自由に設定していく構成を採
るものである。この最大検索件数の設定処理は、例え
ば、マンマシン・インタフェース4のディスプレイ画面
に図2に示すような動作環境の設定画面を表示して、こ
の設定画面の領域に従って「最大検索件数の設定」を
行うか否かをユーザと対話して設定するとともに、最大
検索件数の設定を行う旨の指示がある場合には、更に、
この設定画面の領域に従ってユーザの希望する「最大
検索件数」をユーザと対話して設定していくことで実行
することになる。
る。本発明を実装するクライアント2は、図1で説明し
たように、サーバ3の検索データを出力するか否かを判
断する最大検索件数の値を固定的に設定するのではなく
て、ユーザの希望する値に自由に設定していく構成を採
るものである。この最大検索件数の設定処理は、例え
ば、マンマシン・インタフェース4のディスプレイ画面
に図2に示すような動作環境の設定画面を表示して、こ
の設定画面の領域に従って「最大検索件数の設定」を
行うか否かをユーザと対話して設定するとともに、最大
検索件数の設定を行う旨の指示がある場合には、更に、
この設定画面の領域に従ってユーザの希望する「最大
検索件数」をユーザと対話して設定していくことで実行
することになる。
【0017】このような動作環境の設定画面の表示処理
は、例えば、図3に示すように、ディスプレイ画面に、
「検索条件の問合せ」や「補助処理」の実行を選択させ
る初期メニューを表示して、ユーザがこの初期メニュー
から「補助処理」を選択する場合には、続いて、「動作
環境の設定」とその「終了」の実行を選択させるディス
プレイ画面を表示して、ユーザがこのディスプレイ画面
から「動作環境の設定」を選択する場合には、この動作
環境の設定画面を表示していく方法を採ることで実現可
能である。また、例えば、初期メニューの「検索条件の
問合せ」の選択により表示させる図4(a)に示すよう
な検索条件の設定画面に、「動作環境の設定」の実行等
を選択させるプルダウンメニューを表示する構成を採っ
て、ユーザがこのプルダウンメニューから「動作環境の
設定(図中の*部分)」を選択する場合には、図4
(b)に示すようにこの動作環境の設定画面を表示して
いく方法を採ることでも実現可能である。
は、例えば、図3に示すように、ディスプレイ画面に、
「検索条件の問合せ」や「補助処理」の実行を選択させ
る初期メニューを表示して、ユーザがこの初期メニュー
から「補助処理」を選択する場合には、続いて、「動作
環境の設定」とその「終了」の実行を選択させるディス
プレイ画面を表示して、ユーザがこのディスプレイ画面
から「動作環境の設定」を選択する場合には、この動作
環境の設定画面を表示していく方法を採ることで実現可
能である。また、例えば、初期メニューの「検索条件の
問合せ」の選択により表示させる図4(a)に示すよう
な検索条件の設定画面に、「動作環境の設定」の実行等
を選択させるプルダウンメニューを表示する構成を採っ
て、ユーザがこのプルダウンメニューから「動作環境の
設定(図中の*部分)」を選択する場合には、図4
(b)に示すようにこの動作環境の設定画面を表示して
いく方法を採ることでも実現可能である。
【0018】図5及び図6に、クライアント2の実行す
る処理フローの一実施例、図7に、サーバ3の実行する
処理フローの一実施例を図示する。次に、これらの処理
フローに従って、本発明に係るデータベース検索出力処
理について詳細に説明する。
る処理フローの一実施例、図7に、サーバ3の実行する
処理フローの一実施例を図示する。次に、これらの処理
フローに従って、本発明に係るデータベース検索出力処
理について詳細に説明する。
【0019】クライアント2は、最大検索件数の設定処
理を実行するときには、図5の処理フローに示すよう
に、先ず最初に、ステップ1で、マンマシン・インタフ
ェース4のディスプレイ画面上に図2の動作環境の設定
画面を表示する。次に、ステップ2で、ユーザがこの動
作環境の設定画面の「最大検索件数の設定(図2の領
域)」を行うことを指示するか否かを判断する。このス
テップ2の判断で、「最大検索件数の設定」を行うこと
を指示する場合には、続くステップ3で、ユーザがこの
動作環境の設定画面の「最大検索件数(図2の領
域)」を介して入力してくる最大検索件数の値の受付処
理を実行する。
理を実行するときには、図5の処理フローに示すよう
に、先ず最初に、ステップ1で、マンマシン・インタフ
ェース4のディスプレイ画面上に図2の動作環境の設定
画面を表示する。次に、ステップ2で、ユーザがこの動
作環境の設定画面の「最大検索件数の設定(図2の領
域)」を行うことを指示するか否かを判断する。このス
テップ2の判断で、「最大検索件数の設定」を行うこと
を指示する場合には、続くステップ3で、ユーザがこの
動作環境の設定画面の「最大検索件数(図2の領
域)」を介して入力してくる最大検索件数の値の受付処
理を実行する。
【0020】そして、続いて、ステップ4で、この動作
環境の設定画面上に表示される他のパラメータの受付処
理を実行していって、ステップ5で、この動作環境の設
定画面の最下段に設けられる「実行」欄か「取消」欄の
いずれの方が指示されるか否かを判断して、「実行」欄
が指示される場合には、ステップ6に進んで、受付処理
した新たな値を設定登録していくことで新たな動作環境
を設定し、「取消」欄が指示される場合には、ステップ
7に進んで、受け付けた値をキャンセルしていくことで
元の動作環境を維持していく。
環境の設定画面上に表示される他のパラメータの受付処
理を実行していって、ステップ5で、この動作環境の設
定画面の最下段に設けられる「実行」欄か「取消」欄の
いずれの方が指示されるか否かを判断して、「実行」欄
が指示される場合には、ステップ6に進んで、受付処理
した新たな値を設定登録していくことで新たな動作環境
を設定し、「取消」欄が指示される場合には、ステップ
7に進んで、受け付けた値をキャンセルしていくことで
元の動作環境を維持していく。
【0021】このようにして、クライアント2は、動作
環境の設定画面を用いて、ユーザの希望する最大検索件
数の設定処理を実行するものである。一方、サーバ3
は、クライアント2からの検索要求に応答してデータベ
ース1の検索処理を実行するときには、図6の処理フロ
ーに示すように、先ず最初に、ステップ10で、クライ
アント2から指定された検索条件に従ってデータベース
1を検索することで、その検索条件を充足する検索デー
タを抽出する。次に、ステップ11で、この抽出した検
索データを作業域に展開することで検索データの作業表
を作成し、続くステップ12で、作業表の作成が終了す
ることを判断すると、ステップ13で、作成した作業表
をオープンしてクライアント2に対して検索件数を通知
する。
環境の設定画面を用いて、ユーザの希望する最大検索件
数の設定処理を実行するものである。一方、サーバ3
は、クライアント2からの検索要求に応答してデータベ
ース1の検索処理を実行するときには、図6の処理フロ
ーに示すように、先ず最初に、ステップ10で、クライ
アント2から指定された検索条件に従ってデータベース
1を検索することで、その検索条件を充足する検索デー
タを抽出する。次に、ステップ11で、この抽出した検
索データを作業域に展開することで検索データの作業表
を作成し、続くステップ12で、作業表の作成が終了す
ることを判断すると、ステップ13で、作成した作業表
をオープンしてクライアント2に対して検索件数を通知
する。
【0022】続いて、ステップ14で、この検索件数の
通知に応答してクライアント2から検索データの転送要
求があるか否かを判断して、転送要求があることを判断
するときには、続くステップ15で、この転送要求が最
大検索件数分の検索データの転送要求を指定しているの
か否かを判断する。そして、このステップ15の判断に
より指定がない場合には、ステップ16に進んで、作業
表に展開されるすべての検索データをクライアント2に
転送し、指定がある場合には、ステップ17に進んで、
作業表に展開される検索データの中から最大検索件数分
の検索データを選択してクライアント2に転送して処理
を終了する。
通知に応答してクライアント2から検索データの転送要
求があるか否かを判断して、転送要求があることを判断
するときには、続くステップ15で、この転送要求が最
大検索件数分の検索データの転送要求を指定しているの
か否かを判断する。そして、このステップ15の判断に
より指定がない場合には、ステップ16に進んで、作業
表に展開されるすべての検索データをクライアント2に
転送し、指定がある場合には、ステップ17に進んで、
作業表に展開される検索データの中から最大検索件数分
の検索データを選択してクライアント2に転送して処理
を終了する。
【0023】このようにして、サーバ3は、クライアン
ト2からの要求に応答してデータベース1を検索するこ
とで検索データを抽出するとともに、要求される件数分
の検索データをクライアント2に転送していくよう処理
するものである。
ト2からの要求に応答してデータベース1を検索するこ
とで検索データを抽出するとともに、要求される件数分
の検索データをクライアント2に転送していくよう処理
するものである。
【0024】一方、クライアント2は、データベース1
の検索処理を実行するときには、図7の処理フローに示
すように、先ず最初に、ステップ20で、サーバ3に対
して検索条件を指定して検索要求を発行する。この検索
条件情報は、上述の初期メニューで「検索条件の問合
せ」が選択されるときに表示する図4(a)の検索条件
の設定画面を介してユーザと対話することで入手するこ
とになる。次に、ステップ21で、この検索要求に応答
して通知されてくることになるサーバ3からの検索結果
の検索件数の通知を待ち、この通知を受け取ると、続く
ステップ22で、通知されてきた検索件数と最大検索件
数の設定値とを比較してどちらが大きいのか判断する。
の検索処理を実行するときには、図7の処理フローに示
すように、先ず最初に、ステップ20で、サーバ3に対
して検索条件を指定して検索要求を発行する。この検索
条件情報は、上述の初期メニューで「検索条件の問合
せ」が選択されるときに表示する図4(a)の検索条件
の設定画面を介してユーザと対話することで入手するこ
とになる。次に、ステップ21で、この検索要求に応答
して通知されてくることになるサーバ3からの検索結果
の検索件数の通知を待ち、この通知を受け取ると、続く
ステップ22で、通知されてきた検索件数と最大検索件
数の設定値とを比較してどちらが大きいのか判断する。
【0025】このステップ23の判断で、通知されてき
た検索件数が最大検索件数を超えないと判断するときに
は、ステップ24に進んで、サーバ3に対してすべての
検索データの転送要求を発行する。一方、通知されてき
た検索件数が最大検索件数を超えると判断するときに
は、ステップ25に進んで、マンマシン・インタフェー
ス4のディスプレイ画面上に図8に示すようなエラーメ
ッセージを表示するとともに、このエラーメッセージの
最下段に設けられる「続行」欄か「打切り」欄のいずれ
の方が指示されるか否かを判断して、「打切り」欄が指
示される場合には、そのまま処理を終了していくことで
検索データの出力処理を実行しないように処理し、「続
行」欄が指示される場合には、ステップ27に進んで、
サーバ3に対して最大検索件数分の検索データの転送要
求を発行していく。そして、ステップ24及びステップ
27の発行処理に応答してサーバ3から検索データが転
送されてくると、ステップ28で、この転送されてくる
検索データをマンマシン・インタフェース4のディスプ
レイ画面上に出力して処理を終了する。
た検索件数が最大検索件数を超えないと判断するときに
は、ステップ24に進んで、サーバ3に対してすべての
検索データの転送要求を発行する。一方、通知されてき
た検索件数が最大検索件数を超えると判断するときに
は、ステップ25に進んで、マンマシン・インタフェー
ス4のディスプレイ画面上に図8に示すようなエラーメ
ッセージを表示するとともに、このエラーメッセージの
最下段に設けられる「続行」欄か「打切り」欄のいずれ
の方が指示されるか否かを判断して、「打切り」欄が指
示される場合には、そのまま処理を終了していくことで
検索データの出力処理を実行しないように処理し、「続
行」欄が指示される場合には、ステップ27に進んで、
サーバ3に対して最大検索件数分の検索データの転送要
求を発行していく。そして、ステップ24及びステップ
27の発行処理に応答してサーバ3から検索データが転
送されてくると、ステップ28で、この転送されてくる
検索データをマンマシン・インタフェース4のディスプ
レイ画面上に出力して処理を終了する。
【0026】このようにして、クライアント2は、サー
バ3の検索した検索件数が設定されている最大検索件数
よりも小さい場合には全検索データを出力し、そうでな
い場合には、ユーザの希望に応じて、その最大検索件数
分の検索データを出力していくか、全く検索データを出
力していかないよう処理していく。この検索データの出
力処理に従って、ユーザは、新たな検索条件を指定して
いくか否かを判断してデータベース1を効率的に検索で
きるようになるのである。
バ3の検索した検索件数が設定されている最大検索件数
よりも小さい場合には全検索データを出力し、そうでな
い場合には、ユーザの希望に応じて、その最大検索件数
分の検索データを出力していくか、全く検索データを出
力していかないよう処理していく。この検索データの出
力処理に従って、ユーザは、新たな検索条件を指定して
いくか否かを判断してデータベース1を効率的に検索で
きるようになるのである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データベースに対しての検索要求を発行する複数のクラ
イアントと、この検索要求に応答してデータベースの検
索処理を実行するサーバとから構成されるデータベース
システムにおいて、検索データを出力するか否かを判断
する検索件数の判断値を従来のように固定のものとして
扱うのではなくて、ユーザ対応に可変的に設定していく
構成を採るものであることから、膨大な検索データの転
送によりサーバとクライアントとの間の通信路及びサー
バのCPUが特定のクライアントに長時間占有されると
いうようなことがなくなるとともに、ユーザがそれほど
意味のない膨大な量の検索データを受け取ることになる
ということもなくなる。
データベースに対しての検索要求を発行する複数のクラ
イアントと、この検索要求に応答してデータベースの検
索処理を実行するサーバとから構成されるデータベース
システムにおいて、検索データを出力するか否かを判断
する検索件数の判断値を従来のように固定のものとして
扱うのではなくて、ユーザ対応に可変的に設定していく
構成を採るものであることから、膨大な検索データの転
送によりサーバとクライアントとの間の通信路及びサー
バのCPUが特定のクライアントに長時間占有されると
いうようなことがなくなるとともに、ユーザがそれほど
意味のない膨大な量の検索データを受け取ることになる
ということもなくなる。
【0028】そして、従来であれば、検索データの検索
件数が上記の判断値よりも大きいときには、全く検索デ
ータを出力していかないように処理していたのに対し
て、本発明では、その範囲内で出力していく方法を採る
ことを可能にしていることから、効率的なデータベース
の検索処理を実行できるようになるのである。
件数が上記の判断値よりも大きいときには、全く検索デ
ータを出力していかないように処理していたのに対し
て、本発明では、その範囲内で出力していく方法を採る
ことを可能にしていることから、効率的なデータベース
の検索処理を実行できるようになるのである。
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】最大検索件数の設定処理の説明図である。
【図3】最大検索件数の設定処理の説明図である。
【図4】最大検索件数の設定処理の説明図である。
【図5】クライアントの実行する処理フローの一実施例
である。
である。
【図6】サーバの実行する処理フローの一実施例であ
る。
る。
【図7】クライアントの実行する処理フローの一実施例
である。
である。
【図8】エラーメッセージの説明図である。
1 データベース 2 クライアント 3 サーバ 4 マンマシン・インタフェース 5 通信路 20 検索要求発行手段 21 設定手段 22 比較手段 23 出力手段 30 検索実行手段 31 検索結果通知手段
Claims (1)
- 【請求項1】 通信路で接続されるサーバに対して、デ
ータベースの検索要求を発行するデータベース検索シス
テムで用いられる端末において、 検索出力対象とする検索件数の最大値を設定する設定手
段と、 検索要求の発行に応答してサーバから通知される検索件
数と、上記設定手段の設定する最大検索件数との大小を
比較する比較手段と、 上記比較手段が上記最大検索件数よりもサーバの検索件
数の方が大きいことを判断するときに、サーバに対し
て、検索データの転送要求を発行するのか否かを決定す
る決定手段と、 上記決定手段が転送要求の非発行を決定するときに、処
理を終了させる終了手段と、 上記比較手段が上記最大検索件数よりもサーバの検索件
数の方が小さいことを判断するときに、サーバに対し
て、全検索データの転送要求を発行し、上記決定手段が
転送要求の発行を決定するときに、サーバに対して、上
記最大検索件数分の検索データの転送要求を発行する発
行手段と、 上記発行手段の発行する転送要求に応答してサーバから
送られてくる検索データを入手して出力する出力手段と
を備えることを、 特徴とするデータベース検索システムで用いられる端
末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3288258A JP2713669B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | データベース検索システムで用いられる端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3288258A JP2713669B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | データベース検索システムで用いられる端末 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05128161A JPH05128161A (ja) | 1993-05-25 |
JP2713669B2 true JP2713669B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=17727870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3288258A Expired - Fee Related JP2713669B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | データベース検索システムで用いられる端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2713669B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5817679A (en) | 1993-04-01 | 1998-10-06 | University Of Virginia | 7-Azabicyclo 2.2.1!-heptane and -heptene derivatives as cholinergic receptor ligands |
JP2004005015A (ja) * | 2002-05-30 | 2004-01-08 | Canon Inc | 探索方法、探索プログラム及び情報処理装置 |
JP4853047B2 (ja) * | 2006-03-01 | 2012-01-11 | 株式会社ニコン | 画像撮影システム、撮像装置、および情報提供装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02151975A (ja) * | 1988-12-02 | 1990-06-11 | Toshiba Corp | 情報検索システム |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP3288258A patent/JP2713669B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05128161A (ja) | 1993-05-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |