JP2712679B2 - トランスファ式搬送装置のケーブル案内装置 - Google Patents

トランスファ式搬送装置のケーブル案内装置

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JP2712679B2 JP34253189A JP34253189A JP2712679B2 JP 2712679 B2 JP2712679 B2 JP 2712679B2 JP 34253189 A JP34253189 A JP 34253189A JP 34253189 A JP34253189 A JP 34253189A JP 2712679 B2 JP2712679 B2 JP 2712679B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はプレーンシャトルコンベアあるいはリフト
アンドキャリーコンベア等のトランスファ式搬送装置の
ケーブル案内装置に関し、さらに詳しくはトランスファ
バーに付帯しているアクチュエータに所定のエネルギを
供給するためのケーブルを案内する装置に関する。
従来の技術 自動車の製造ラインなどでは、各工程にワークを搬送
するために往復移動するトランスファバー(シャトルバ
ーとも称される)を備えたトランスファ式搬送装置が備
えられている。このようなトランスファ式搬送装置で
は、搬送すべきワークを種別に応じてワーク受け部材を
切り換えるためのワーク受け装置や各工程でワークを上
下移動するためのリフタ装置などがトランスファバー上
に設けられる場合がある。この場合、それらの装置に含
まれる油空圧シリンダや電動モータなどのアクチュエー
タが往復移動するトランスファバー上にあるため、アク
チュエータに空気,油,電気等のエネルギを供給するた
めのケーブル(ホースなども含む)の処理が問題にな
る。
そこで従来は、たとえば第3図に示すように電動モー
タMの駆動により往復移動するトランスファバー50に、
受け面51の形状が異なる複数のフィンガー(ワーク受け
部材)52を備えたワーク受け装置53が設けられている場
合、床面Fとトランスファバー50とに支柱54,55をそれ
ぞれ設け、ワーク受け装置53にエネルギを供給するため
のケーブル56を支柱54,55間に懸架していた。つまり、
トランスファバー50が前進する前の原点位置にある状態
でトランスファバー50の移動ストロークに必要な分だけ
ケーブル56を両支柱54,55間でたるませておき、トラン
スファバー50の往復移動でケーブル56に張力がかからな
いようにしていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来例では、トランスファ
バー50の移動ストロークが長くなければなる程、ケーブ
ル56のたるみ量を多くしなければならず、それに伴って
支柱54,55の高さを高くする必要があり、そのスペース
を確保しなければならない問題があった。また、ケーブ
ル56のたるみ量が多くなると各支柱54,55にそれぞれか
かるケーブル56の荷重が増大するため、トランスファバ
ー50の移動時の衝撃によりケーブル56に大きな張力がか
かり、ケーブル56が破損しやすく、ケーブルの寿命が短
くなる。特にトランスファバー50の移動速度が高速の場
合、そのトランスファバー50の移動時の衝撃力がさらに
大きくなってケーブル56の破損時期が早まり、ケーブル
56の寿命がさらに短くなる問題があった。
そこで、この発明はトランスファバーの移動ストロー
クが長い場合でもケーブルを懸架する支柱の高さを低く
抑えることができるとともに、トランスファバーの移動
速度が高速の場合においてもケーブルの寿命が短くなら
ないようにすることができるトランスファ式搬送装置の
ケーブル案内装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この発明に係るトランスファ式搬送装置のケーブル案
内装置は、往復移動するトランスファバーに付帯するア
クチュエータに対し所定のエネルギを供給するためのケ
ーブルを、トランスファバーに設けた第1の支柱と、ト
ランスファバーの往復移動で前記第1の支柱が近接離間
する定位置に設けた第2の支柱とで懸架し案内する装置
において、トランスファバーの移動に伴って前記2つの
支柱間の中間位置に移動しつつ、前記2つの支持が近接
するとき余分になる長さの前記ケーブルを巻き取り、前
記2つの支柱が離間するとき必要な長さの前記ケーブル
を繰り出すケーブル巻取手段を備えたことを特徴とす
る。
なお、上記のアクチュエータとしては空圧シリンダや
油圧シリンダのほか電動モータ等も含むものとする。し
たがって、ケーブルとしても油空圧供給系のケーブル
(ホースも含む)のほか給電ケーブル等も含むものとす
る。
作用 トランスファバーが移動する前の原点位置にあるとき
は第1の支柱と第2の支柱とが最接近位置にあり、両支
柱間のケーブルはケーブル巻取手段により巻き取られて
いる。この状態からトランスファバーが往動するとき
は、ケーブル巻取手段は離間していく両支柱間の中間位
置に移動しつつ、巻き取られたケーブルを必要量だけ繰
り出していく。トランスファバーが全ストローク移動後
復動するときは、ケーブル巻取手段は近接していく両支
柱間の中間位置に移動しつつ、余分になる両支柱間のケ
ーブルを巻き取っていく。
実施例 第1図はこの発明をプレーンシャトルコンベアに適用
した一実施例の構成を示す斜視図、第2図はその要部の
拡大断面図である。
1は製造ラインの複数の工程間にまたがって配設され
たトランスファバーを示す。このトランスファバー1
は、トランスファバー1の下部に付設されたラック2に
噛み合うピニオン3が電動モータMによって回動駆動さ
れることにより、1ストローク間を直線往復移動され
る。
4は被搬送物であるワークを位置決め・支持する一対
のワーク受け装置を示す。この各ワーク受け装置4は、
トランスファバー1に直交して取り付けられた支持アー
ム5の両端部にそれぞれ配設され、ワークが載置される
一対のフィンガー4a,4bと、外部から与えられるワーク
種別信号に基づきフィンガー4a,4bを選択切り換えする
アクチュエータ4cとを含む。各フィンガー4a,4bには異
種のワークが位置決め可能なように各ワーク形状に応じ
たワーク受け面P1,P2がそれぞれ形成されていて、各フ
ィンガー4a,4bは搬送されるワークに合わせて、アクチ
ュエータ4cにより交互に上下動され、切り換えられる。
アクチュエータ4cは、空圧シリンダ,油圧シリンダ,電
動モータ等の駆動源と、各フィンガー4a,4bを上下動さ
せる機構とを含むものである。
6は図示しないエネルギ供給源から各アクチュエータ
4cに空気,油,電気等のエネルギを供給するケーブルを
示す。このケーブル6は、第1の支柱7と第2の支柱8
に両端部が固定され支柱7,8間に懸架されたケーブルベ
ア9内に挿通されている。第1の支柱7は、トランスフ
ァバー1のアクチュエータ4cの近傍位置に基部が取り付
けられ、トランスファバー1から水平方向に張り出され
ている。第2の支柱8は、トランスファバー1が矢印A
の方向に前進する前の原点位置にあるときの第1の支柱
7よりエネルギ供給源に近い位置で床面Fに立設されて
いる。
ケーブルベア9は、トランスファバー1の全移動スト
ロークにおいて張力がかからないようにケーブル6が案
内されるように、必要な長さだけたるませ支柱7,8間に
懸架されている。そして、支柱7,8間にはトランスファ
バー1の移動に伴い支柱7,8間の中間等分位置にたえず
移動するケーブル巻取手段10が設けられていて、このケ
ーブル巻取手段10により、ケーブルベア9の中間部は常
に懸架された状態にある。
ケーブル巻取手段10は、第2図に示すように、前記ラ
ック2とこのラック2に対向するように床面Fに立設さ
れたラック11とに噛み合うピニオン12と、このピニンオ
ン12の回動によりレール13,14上を往復移動する台車15
と、この台車15上に設けられピニオン12の回動によりケ
ーブルベア9を巻き取ったり繰り出したりするケーブル
ベア巻取機構16とを含む。
ピニオン12に取り付けられた回転軸17が台車15上に設
けられた一対の軸受部材18,19で支持されていて、台車1
5はトランスファバー1の往復移動でピニオン12がラッ
ク11上をころがることにより、トランスファバー1の移
動量の半分の移動量だけ同方向に移動する。
ケーブルベア巻取機構16は、回転軸17に取り付けられ
た駆動歯車20と、この歯車20に噛み合う減速歯車21と、
この歯車21に取り付けられ軸受部材18,19で支持される
回転軸22と、この回転軸22の一方端に取り付けられたケ
ーブル巻取部材23とで構成されている。ケーブル巻取部
材23は、回転軸22に直交して固設されたプレート23a
と、このプレート23aの両端部から回転軸22の軸方向に
それぞれ突き出された巻取アーム23b,23cとからなる。
トランスファバー1が往復移動してピニオン12が回動す
ることにより、回転軸22が回転軸17の回転速度より減速
されて回動され、ケーブル巻取部材23がピニオン12の回
動方向とは逆方向に比較的低速度で回動される。
トランスファバー1が全ストローク前進した状態で、
第2図に示すようにケーブルベア9の中間部をケーブル
巻取部材23の巻取アーム23b,23cの一方(図では23b)に
懸架することより、後述するように支柱7,8が近接する
とき余分になる長さのケーブルベア9がケーブル巻取部
材23に巻き取られ、支柱7,8が離間するとき必要な長さ
のケーブルベア9がケーブル巻取部材23に繰り出され
る。
次にこの実施例の動作について説明する。まず、トラ
ンスファバー1が前記原点位置にあるときは、第1の支
柱7と第2の支柱8とが最接近位置にあって、支柱7,8
間のケーブルベア9はケーブル巻取部材23に巻き取られ
ている。この状態で選択されたフィンガー4aまたは4bに
ワークが載置されると、トランスファバー1が原点位置
から前進される。そうすると、これに伴いピニオン12が
回転し、台車15が離間していく支柱7,8間の中間位置に
移動されつつ、ケーブル巻取部材23からケーブルベア9
が必要量だけ繰り出されていく。
トランスファバー1が全ストローク前進されて、ワー
クが次の工程に達し、その工程でワークがリフタで持ち
上げられると、トランスファバー1の後退移動が開始さ
れる。そうすると、台車15が近接していく支柱7,8間の
中間位置に移動されつつ、ケーブル巻取部材23にケーブ
ルベア9が余分の長さだけ巻き取られていく。トランス
ファバー1が原点位置に達すると、支柱7,8が元の最接
近位置に戻り、ケーブルベア9がケーブル巻取部材23に
元の量まで巻き取られる。
このような動作の繰り返しにより、ワークは1工程ず
つ歩進的に次工程へと搬送されていく。
以上のようにこの実施例では、ケーブルベア9を巻き
取ることによって、支柱7,8が近接するときに余分とな
るケーブル6を巻き取るので、トランスファバー1の移
動ストロークが長くなってもケーブルベア9を懸架する
支柱7,8の高さを高くする必要がないとともに、支柱7,8
間のケーブルベア9がケーブル巻取手段10によって懸架
支持されるのでケーブル6には大きな張力がかからず、
ケーブル6の寿命が長くなる。また、トランスファバー
1の移動速度が高速であっても、その速度に合わせてケ
ーブルベア9の巻き取り・繰り出し動作が行われるの
で、ケーブル6に大きな張力がかかることがなく、ケー
ブル6の長寿命化が図られる。
上述の実施例では、ケーブル6を保護するケーブルベ
ア9を巻き取り、繰り出すことにより、ケーブル6の巻
き取り・繰り出し動作を行っているが、この発明ではも
ちろん直接ケーブルを巻き取り、繰り出してもよい。ま
たケーブルは複数のケーブルを一体に形成したものでも
よい。
発明の効果 以上のようにこの発明によれば、トランスファバー動
きに伴って移動してケーブルを懸架する2つの支柱間の
中間位置にたえず位置し、両支柱が近接するときにケー
ブルを巻き取り、両支柱が離間するときにケーブルを繰
り出すケーブル巻取手段を設けたので、トランスファバ
ーの移動ストロークが長くなってもケーブルを大きくた
るませる必要がないため、両支柱の高さを低く抑えるこ
とができる。また、ケーブルがケーブル巻取手段によっ
ても支持されるのでケーブルに大きな張力がかからなく
なるため、ケーブルの寿命が長くなる。さらに、トラン
スファバーの移動速度が高速であっても、その速度に合
わせてケーブル巻取手段がケーブルの巻き取り・繰り出
し動作を行うので、ケーブルに大きな張力がかからず、
ケーブルの長寿命化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明をプレーンシャトルコンベアに適用し
た場合の一実施例の構成を示す斜視図、第2図はその要
部の拡大断面図、第3図は従来例の構成を示す斜視図で
ある。 1……トランスファバー、4c……アクチュエータ、6…
…ケーブル、7……第1の支柱、8……第2の支柱、10
……ケーブル巻取手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】往復移動するトランスファバーに付帯する
    アクチュエータに対し所定のエネルギを供給するための
    ケーブルを、トランスファバーに設けた第1の支柱と、
    トランスファバーの往復移動で前記第1の支柱が近接離
    間する定位置に設けた第2の支柱とで懸架し案内する装
    置において、 トランスファバーの移動に伴って前記2つの支柱間の中
    間位置に移動しつつ、前記2つの支柱が近接するとき余
    分になる長さの前記ケーブルを巻き取り、前記2つの支
    柱が離間するとき必要な長さの前記ケーブルを繰り出す
    ケーブル巻取手段を備えたことを特徴とするトランスフ
    ァ式搬送装置のケーブル案内装置。
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