JP2712484B2 - 焦点誤差検出装置 - Google Patents

焦点誤差検出装置

Info

Publication number
JP2712484B2
JP2712484B2 JP1030545A JP3054589A JP2712484B2 JP 2712484 B2 JP2712484 B2 JP 2712484B2 JP 1030545 A JP1030545 A JP 1030545A JP 3054589 A JP3054589 A JP 3054589A JP 2712484 B2 JP2712484 B2 JP 2712484B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focus error
recording
output
correction coefficient
signal output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1030545A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02210622A (ja
Inventor
毅 岡田
一起 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1030545A priority Critical patent/JP2712484B2/ja
Publication of JPH02210622A publication Critical patent/JPH02210622A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2712484B2 publication Critical patent/JP2712484B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、追記型光ディスク、CD、ビデオディスク
等、媒体上に光を照射して、記録あるいは再生する装置
において、光の焦点位置からの媒体面のずれを検出する
焦点誤差検出装置に関する。
従来の技術 第4図は、従来の焦点誤差検出装置の構成図、第5図
は、第4図における焦点誤差検出の原理図、第6図は、
第4図における焦点誤差信号出力手段の構成図である。
第4図において、1は、焦点誤差検出光学系、2は光・
電気信号変換手段であり、これらは第5図に示すように
構成される。第5図において、11は、媒体記録面、12
は、対物レンズ、13は、光ビーム収束用凸レンズ、16
は、合焦点位置からずれた媒体記録面、21,22は太陽電
池等からなる2分割受光素子である。
第4図において、3は、第6図に示すように2分割受
光素子21,22の出力のそれぞれの差動をとり、各差動出
力の和を出力する焦点誤差信号出力手段である。4は、
各2分割受光素子の出力の和をとる和信号出力手段、5
は、焦点誤差信号出力手段3の出力を和信号出力手段4
で割った値を出力する割算補正手段である。
つぎに、第4図の従来の焦点誤差検出装置の動作を、
第5図を用いて説明する。
第5図(a)に示すように、光ディスク記録、再生用
の光ビームを対物レンズ12で収束し、媒体記録面11で反
射させる。反射した光は再び、対物レンズ12を通り、そ
のうちの一部、あるいは全部が光ビーム収束用凸レンズ
13に導かれる。光ビーム収束用凸レンズ13で光ビームは
焦点を結ぶが、その焦点の前側に2分割受光素子21を置
き、後側に2分割受光素子22を置く。あらかじめ、対物
レンズによって収束された光ビームの合焦点位置に媒体
記録面がきたときに、2分割受光素子21と2分割受光素
子22に同面積のスポットがあたるように調整しておく。
すなわち、媒体記録面11に光ビームが丁度、焦点を結ぶ
とき、二つの2分割受光素子21,22での光ビーム形状
は、第5図(b)のようになる。
ところが、合焦点から対物レンズ12に対し遠ざかる方
向にずれた媒体記録面16上に光ビームがあたると、第5
図(a)の点線で示すように光ビームの径路が変化し、
二つの2分割受光素子21,22での光ビーム形状に、第5
図(c)のような不均衡を生ずる。一方、合焦点から対
物レンズに対し近づく方向にずれた媒体記録面に光ビー
ムがあたると、第5図(d)のように(c)とは逆の不
均衡を生ずることになり、光ビームの媒体記録面11に対
する焦点位置ずれを二つの2分割受光素子21,22上での
光ビーム形状の不均衡としてとらえることができる。上
述したように、焦点誤差検出光学系1で得られる光ビー
ム形状の不均衡を光・電気信号変換手段2で電気信号に
変えて、これを第6図に示す焦点誤差信号出力手段3に
より焦点誤差信号を求めている。しかし、媒体記録面11
の反射率や記録ピットの深さ等のばらつきにより、検出
光量が変化し、その結果、焦点誤差信号の出力が変動し
てしまうことを防ぐために、和信号出力手段4により、
受光素子すべての受光量の和である和信号を出力し割算
補正手段5で、焦点誤差信号を上記和信号で割ることに
より、焦点誤差信号の出力の補正を行っている。
このように、従来の焦点誤差検出装置では、焦点誤差
検出光学系で得られる光ビーム形状の不均衡あるいは光
量変化を電気信号に変えることにより、焦点誤差信号を
得ることができ、さらに記録媒体の反射率や記録ピット
の深さのばらつきに強い構成をとることができた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の構成では、和信号と焦点誤差信号
の出力が比例するという前提で補正を行っているが、記
録媒体上の記録信号の記録長、記録間隔の変化がある場
合は上述の比例関係が成立しなくなる。例えば、第7図
(a)は従来の割算補正をした焦点誤差信号の出力(縦
軸)を焦点ずれ(横軸)との関係を示す。ここで実線は
記録媒体上に信号が記録してない場合、点線は光ディス
クの外周最密記録の場合、一点鎖線は内周最密記録の場
合の計算結果である。この図から、記録信号なしの時
(実線)は、比例関係が成立しているが、記録信号があ
る時(点線、一点鎖線)は、非直線性が増加してくるこ
とがわかる。このように、従来の割算補正だけでは記録
媒体上の記録長、記録間隔の変化がある場合は十分な補
正ができないという問題点を有していた。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の焦点誤差検出
装置は、割算補正手段で補正しきれない、記録信号の記
録長、記録間隔の変化による焦点誤差信号の変動補正の
ため、あらかじめ調べておいた和信号と補正係数の関係
から補正係数を計算する補正係数計算手段と上記補正係
数を割算後の焦点誤差信号に乗じる利得可変手段を設け
たものである。
作用 本発明は上記の構成によって、記録媒体上の記録信号
の記録長、記録間隔が変わることによる光量変化が生じ
ても、その光量変化に応じた補正係数を乗ずることによ
って、焦点誤差に比例した信号を取り出すことができ
る。
実施例 第1図は本発明の一実施例における焦点誤差検出装置
の構成図、第2図は第1図における補正係数計算手段の
具体例を示す図である。
第1図において、1は、焦点誤差検出光学系、2は、
光・電気信号変換手段で、これらは第5図に示すように
構成される。3は、第6図に示すように2分割受光素子
21,22の出力のそれぞれの差動をとり、各差動出力の和
を出力する焦点誤差信号出力手段である。4は、各2分
割受光素子の総ての出力の和をとる和信号出力手段、5
は、焦点誤差信号出力手段3の出力を和信号出力手段4
で割った値を出力する割算補正手段で、これらは従来の
焦点誤差検出装置におけるものと同じである。
6は、和信号(これをIpとする)を入力して補正係数
Kを出力する補正係数計算手段である。ここでKは、焦
点誤差信号出力が焦点ずれに比例する様に出力を補正す
るための係数で、第2図(a)または(b)に示すよう
な式で表される。第2図においてa,b,cは定数で、あら
かじめ記録媒体について測定された値である。またIm
は、各記録媒体について反射率の変動を検出する基準領
域(例えば信号が記録されていない領域)を設け、その
領域で測定した和信号の値である。第2図(b)のよう
にIm/Ipを変数とすることにより、記録媒体反射率の個
体差があっても補正係数に影響しない様にできる。
7は、割算補正された焦点誤差信号に、補正係数計算
手段6で計算した補正係数を乗ずる可変増幅手段であ
る。
つぎに、第1図および第5図を用いて本発明の焦点誤
差検出装置の動作を説明する。焦点誤差検出光学系1の
焦点面11から反射した光は、対物レンズ12、収束レンズ
13を経て2分割受光素子21,22へ当たる。受光素子21,22
の出力は、焦点誤差信号出力手段3へ入り、その出力
は、媒体面11の移動量に応じて変化する。また、受光素
子21,22の出力は和信号出力手段4において、総ての受
光素子出力の和がとられ、その出力は割算補正手段5お
よび補正係数計算手段6に入る。焦点誤差信号出力は、
割算補正手段5において、和信号出力で割算補正され、
さらに可変増幅手段7において補正係数計算手段6の補
正を受けて出力される。なお、補正係数計算手段6にお
いて、第2図(a)に示すように、和信号Ipを与えて補
正係数を計算する方法と、第2図(b)に示すように、
Im/Ipを変数として補正係数を計算する方法がある。こ
の場合Imの値は、記録媒体交換時にあらかじめ記憶させ
ておく。
第3図は、本発明の第二の実施例における焦点誤差検
出装置の構成図である。
第3図において、8,9は、再生時に可変増幅器7を通
して出力し、記録時に可変増幅器7を通さず直接出力す
る様に切換える切換え手段である。この様に切換える理
由は、記録時は媒体の未記録部分へ記録するため、記録
長や記録間隔の補正を必要としないためである。
つぎに、第3図の第二の実施例の動作を説明する。ま
ず信号再生時は、上記第一の実施例と動作は全く同一で
ある。信号記録時は、切換え手段8,9が切り替わり可変
増幅器7を通さずに焦点誤差信号が出力される以外は、
上記第一の実施例と動作は全く同一である。
なお、ここで切換え手段8,9を用いる代わりに、信号
記録時は可変増幅手段7の増幅率を1とするように補正
係数計算手段6を制御してもよい。
発明の効果 以上のように本発明は、割算補正手段で補いきれなか
った分を補正する補正係数計算手段を設けることによ
り、記録信号の記録間隔、記録長の違いによる焦点誤差
信号の変動をおさえることができる。
例えば、第7図(b)は、本発明の補正を施した場合
の焦点誤差信号出力(縦軸)と焦点ずれ(横軸)との関
係を示す。ここで実線は記録媒体上に信号が記録してな
い場合、点線は光ディスクの外周最密記録の場合、一点
鎖線は内周最密記録の場合の計算結果である。また、第
7図(a)は従来の方法による結果である。
このように本発明の方法によれば焦点ずれが±1μm
以内では記録信号の有る場合でも直線関係が成立してい
ることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における焦点誤差検出装置の
構成図、第2図は補正係数計算手段の具体例を示す図、
第3図は本発明の第2の実施例を示す図、第4図は従来
の焦点誤差検出装置の構成図、第5図は焦点誤差検出光
学系の原理図、第6図は焦点誤差信号出力手段の構成
図、第7図は焦点ずれと焦点誤差信号出力との関係を示
す図である。 1……焦点誤差検出光学系、2……光・電気信号変換手
段、3……焦点誤差信号出力手段、4……和信号出力手
段、5……割算補正手段、6……補正係数計算手段、7
……可変増幅手段、8,9……切り替えスイッチ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焦点付近に置かれた記録媒体表面からの反
    射光を取り出す光学系と、前記光学系から取り出した光
    を複数の受光素子で受け、それらの出力から前記記録媒
    体が焦点位置から変位した量に比例するような出力電圧
    を発生する焦点誤差信号出力手段と、前記複数の受光素
    子にあたる全光量に比例する出力電圧を発生する和信号
    出力手段と、前記焦点誤差信号出力を前記和信号出力で
    割算する割算補正手段と、前記和信号出力に基づいて、
    前記記録媒体表面の記録状態に応じた補正係数を発生す
    る補正係数計算手段と、前記割算補正された出力に前記
    補正係数を掛ける可変増幅手段とを備えた焦点誤差検出
    装置。
  2. 【請求項2】記録媒体へ記録するとき、前記可変増幅手
    段の増幅率を1とすることを特徴とする請求項(1)記
    載の焦点誤差検出装置。
  3. 【請求項3】再生時に可変増幅手段を通して出力し、記
    録時に可変増幅手段を通さず直接出力する様に切換える
    切換え手段を備えたことを特徴とする請求項(1)記載
    の焦点誤差検出装置。
  4. 【請求項4】補正係数計算手段は、記録媒体の基準領域
    においてあらかじめ測定された和信号出力を基準値と
    し、その基準値で和信号を規格化したパラメータを用い
    て計算することを特徴とする請求項(1)または(2)
    または(3)記載の焦点誤差検出装置。
JP1030545A 1989-02-09 1989-02-09 焦点誤差検出装置 Expired - Lifetime JP2712484B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1030545A JP2712484B2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09 焦点誤差検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1030545A JP2712484B2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09 焦点誤差検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02210622A JPH02210622A (ja) 1990-08-22
JP2712484B2 true JP2712484B2 (ja) 1998-02-10

Family

ID=12306763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1030545A Expired - Lifetime JP2712484B2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09 焦点誤差検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2712484B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6032263A (ja) * 1983-07-31 1985-02-19 松下電工株式会社 コネクタ
JPH0656665B2 (ja) * 1984-05-21 1994-07-27 松下電器産業株式会社 フオ−カス制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02210622A (ja) 1990-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950010418B1 (ko) 광기록재생장치
EP0070408B1 (en) Optical signal reproducing system
JPH06243496A (ja) ディスク再生装置及びそのフォーカスバランス自動調整方法及び信号処理装置
US4661942A (en) Control apparatus for information storage and retrieval system
US20010055255A1 (en) Error signal detecting apparatus for optical recording/reproducing apparatus
JP2728222B2 (ja) 情報記録再生装置
US20040105361A1 (en) Disk apparatus and disk recording method, and data reproduction method
US7242648B2 (en) Tracking error signal generation device, optical disc apparatus, tracking error signal generation method and tracking control method
JP2712484B2 (ja) 焦点誤差検出装置
US6396780B1 (en) Information storage apparatus and method for storing data
JP3072767B2 (ja) 光学式ディスクプレーヤ
US5657312A (en) Optical disc having pits in multiple regions and signal processing circuit therefor
JPS63131334A (ja) 光学的情報再生装置
JPS63181126A (ja) 光学的情報再生装置
US4926407A (en) Optical data processor
JP2000076678A (ja) 光ピックアップ装置
JP2788141B2 (ja) 光ディスク装置のエラー検出装置
JPS59148148A (ja) 光学式情報記録再生装置
JPS6248300B2 (ja)
JP2000331355A (ja) トラッキング誤差信号生成装置及びトラッキング調整方法
JP2692060B2 (ja) 記録再生装置
JPH11175990A (ja) 記録情報再生装置におけるトラッキング制御方法及びトラッキング制御装置
JPH11161988A (ja) 光学ピックアップ装置
JP2743127B2 (ja) 光ディスク装置のエラー検出装置
JPS61153838A (ja) 光学式情報記録再生装置