JP2712318B2 - オンデマンド型インクジェットヘッド - Google Patents
オンデマンド型インクジェットヘッドInfo
- Publication number
- JP2712318B2 JP2712318B2 JP63165372A JP16537288A JP2712318B2 JP 2712318 B2 JP2712318 B2 JP 2712318B2 JP 63165372 A JP63165372 A JP 63165372A JP 16537288 A JP16537288 A JP 16537288A JP 2712318 B2 JP2712318 B2 JP 2712318B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- orifice
- ink film
- demand type
- particles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2/14201—Structure of print heads with piezoelectric elements
- B41J2/14233—Structure of print heads with piezoelectric elements of film type, deformed by bending and disposed on a diaphragm
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2002/14475—Structure thereof only for on-demand ink jet heads characterised by nozzle shapes or number of orifices per chamber
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は記録時のみインク粒子を噴射させて印字する
オンデマンド型インクジェットヘッドに関するものであ
る。
オンデマンド型インクジェットヘッドに関するものであ
る。
従来のオンデマンド型インクジェットヘッドを第５図
に示す。圧電素子34にパルス電圧を加えて隔壁33を変形
させ、インク室32内のインクの一部をオリフィス36より
インク粒子40として噴射させることにより印字するもの
である。
に示す。圧電素子34にパルス電圧を加えて隔壁33を変形
させ、インク室32内のインクの一部をオリフィス36より
インク粒子40として噴射させることにより印字するもの
である。
オリフィス面37の材質、面粗さまたは汚れ状態により
オリフィス面37にできるインク膜の状態が変化するとい
う問題がある。第６図に該インク膜とインク粒子40の関
係を簡単に示す。第６図Ａは非噴射時の平衡状態を示す
ものであり、メニスカスの釣合によりインク膜は窪んだ
状態でオリフィス36にできている。第６図Ｂ〜第６図Ｄ
はインク粒子噴射時のインク膜を示す。第６図Ｂは良好
な状態を示し、インク粒子が所定位置に向かって速い速
度で噴射される。第６図Ｃオリフィス面37に大きなイン
ク膜が形成され、インク粒子の速度が第６図Ｂより遅く
なる。第６図Ｄはインク膜がオリフィス36の下方に片寄
って形成されるため、インク粒子40がインク膜側に曲げ
られる。
オリフィス面37にできるインク膜の状態が変化するとい
う問題がある。第６図に該インク膜とインク粒子40の関
係を簡単に示す。第６図Ａは非噴射時の平衡状態を示す
ものであり、メニスカスの釣合によりインク膜は窪んだ
状態でオリフィス36にできている。第６図Ｂ〜第６図Ｄ
はインク粒子噴射時のインク膜を示す。第６図Ｂは良好
な状態を示し、インク粒子が所定位置に向かって速い速
度で噴射される。第６図Ｃオリフィス面37に大きなイン
ク膜が形成され、インク粒子の速度が第６図Ｂより遅く
なる。第６図Ｄはインク膜がオリフィス36の下方に片寄
って形成されるため、インク粒子40がインク膜側に曲げ
られる。
通常、これら第６図Ａ〜第６図Ｄの状態が所定の印字
条件において予測不可能な状態で変化しており、これが
着地精度を低下させる原因となっている。
条件において予測不可能な状態で変化しており、これが
着地精度を低下させる原因となっている。
このため、前記インク膜を安定した状態に保つ方法が
種々提案されている。すなわち、印字開始前にテスト印
字を行いオリフィス36周りを濡らしたり、クリーニング
液をオリフィス36目掛けて噴出させてオリフィス36周り
の汚れを落としてオリフィス面37を濡らす。または所定
時間毎にオリフィス面37を清掃する。更には第７図に示
す如く、オリフィス36の前にインク溝を形成し、オリフ
ィス面37を常に所定のインク膜で覆う等が提案されてい
る。
種々提案されている。すなわち、印字開始前にテスト印
字を行いオリフィス36周りを濡らしたり、クリーニング
液をオリフィス36目掛けて噴出させてオリフィス36周り
の汚れを落としてオリフィス面37を濡らす。または所定
時間毎にオリフィス面37を清掃する。更には第７図に示
す如く、オリフィス36の前にインク溝を形成し、オリフ
ィス面37を常に所定のインク膜で覆う等が提案されてい
る。
これらはいずれも有効な方法であるが、前１、２番は
オリフィス面37を清掃化するために特別な手段を設けな
ければならず、また第３番目は簡単な方法でインク粒子
40の方向性を良好にする効果は大きいが、溝部のインク
膜の厚さの変化によりインク粒子速度が変化するという
問題があるため、第１番目の方法と併用しなければなら
ず、またサテライトが発生しやすくなるという欠点があ
る。
オリフィス面37を清掃化するために特別な手段を設けな
ければならず、また第３番目は簡単な方法でインク粒子
40の方向性を良好にする効果は大きいが、溝部のインク
膜の厚さの変化によりインク粒子速度が変化するという
問題があるため、第１番目の方法と併用しなければなら
ず、またサテライトが発生しやすくなるという欠点があ
る。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、
インク粒子の速度と方向性を安定させ、着地精度の高い
オンデマンド型インクジェットヘッドを提供することで
ある。
インク粒子の速度と方向性を安定させ、着地精度の高い
オンデマンド型インクジェットヘッドを提供することで
ある。
本発明は、インク粒子を安定噴射させるための要因に
オリフィス面に形成されるインク膜があることに着目
し、インク膜が形成されるオリフィス面を極力小さくす
るよう工夫したものである。
オリフィス面に形成されるインク膜があることに着目
し、インク膜が形成されるオリフィス面を極力小さくす
るよう工夫したものである。
第１図は本発明を説明するためのヘッド１の断面図で
ある。該ヘッド１は、ステンレスまたはセラミック等の
剛性が大きくかつ耐蝕性を有する材料から成り、その一
部を例えばエッチング等により溝が形成された複数の剛
性板91〜9nを積層接合することにより構成されている。
該各剛性板９の溝は積層接合することにより、インク室
２、圧力室３及びインク供給路６を形成するように成
る。該インク室２は圧力室３と連通しており、また前記
インク供給路６及び剛性板91に穿設されたオリフィス７
にも連通している。剛性板9nには圧電素子４が接合また
は接着等の手段によって前記圧力室３と対向する位置に
密着して取付けられている（圧力室３を形成する剛性板
9nの部分を隔壁５とする）。８は前記インク供給路６へ
フィルタ11を介してインクを供給するためのインク供給
口である。オリフィス７の周りの剛性板91は外部に向か
って突出してオリフィス面10を形成している。
ある。該ヘッド１は、ステンレスまたはセラミック等の
剛性が大きくかつ耐蝕性を有する材料から成り、その一
部を例えばエッチング等により溝が形成された複数の剛
性板91〜9nを積層接合することにより構成されている。
該各剛性板９の溝は積層接合することにより、インク室
２、圧力室３及びインク供給路６を形成するように成
る。該インク室２は圧力室３と連通しており、また前記
インク供給路６及び剛性板91に穿設されたオリフィス７
にも連通している。剛性板9nには圧電素子４が接合また
は接着等の手段によって前記圧力室３と対向する位置に
密着して取付けられている（圧力室３を形成する剛性板
9nの部分を隔壁５とする）。８は前記インク供給路６へ
フィルタ11を介してインクを供給するためのインク供給
口である。オリフィス７の周りの剛性板91は外部に向か
って突出してオリフィス面10を形成している。
第２図Ａは非噴射時のオリフィス７の状態を示し、オ
リフィス７の口はメニスカスの釣合により中窪み状態に
なっている。
リフィス７の口はメニスカスの釣合により中窪み状態に
なっている。
第２図Ｂ、Ｃは夫々最小範囲及び最大範囲のインク膜
12の形成でインク粒子13を噴射している状態を示す。
12の形成でインク粒子13を噴射している状態を示す。
インク粒子13の速度はインク膜12の大きさと相関があ
り、インク膜12が大きい程インク粒子形成が難しくなる
ため、インク粒子速度が小さくなる。
り、インク膜12が大きい程インク粒子形成が難しくなる
ため、インク粒子速度が小さくなる。
オリフィス７を突出させたことにより、インク膜12の
形成範囲を、第２図Ａで示したａ寸法からｂ寸法に限定
できるため、インク粒子速度の範囲が定まる。またｂ寸
法を小さくとれば、インク粒子の速度差を小さくできる
上、インク膜12の片寄りも防止できるのでインク粒子13
の飛行方向も安定する。
形成範囲を、第２図Ａで示したａ寸法からｂ寸法に限定
できるため、インク粒子速度の範囲が定まる。またｂ寸
法を小さくとれば、インク粒子の速度差を小さくできる
上、インク膜12の片寄りも防止できるのでインク粒子13
の飛行方向も安定する。
前記寸法ａ、ｂ、ｃ、ｄを夫々0.05mm、0.15mm、0.05
mm及び0.05mmとした場合、本発明者等の実験によれば、
インク膜12の差による速度差は0.1m/S以下で押さえら
れ、オリフィス７を突出させることが極めて有効である
ことが分かった。通常インク粒子13の飛行方向に影響を
及ぼすインク膜12の径は、オリフィス面10の濡れ性によ
る影響も多いにあるが、0.2mm以上の場合である。ｂ寸
法が0.4mm以上ある場合には直径0.2mmのインク膜12が片
寄って発生しやすく、そのためインク粒子13の方向精度
が良くない。インク粒子発生状況の観測結果によれば、
前記ｂ寸法は0.3mm（ａ寸法が0.05mmの場合）以下が望
ましい。
mm及び0.05mmとした場合、本発明者等の実験によれば、
インク膜12の差による速度差は0.1m/S以下で押さえら
れ、オリフィス７を突出させることが極めて有効である
ことが分かった。通常インク粒子13の飛行方向に影響を
及ぼすインク膜12の径は、オリフィス面10の濡れ性によ
る影響も多いにあるが、0.2mm以上の場合である。ｂ寸
法が0.4mm以上ある場合には直径0.2mmのインク膜12が片
寄って発生しやすく、そのためインク粒子13の方向精度
が良くない。インク粒子発生状況の観測結果によれば、
前記ｂ寸法は0.3mm（ａ寸法が0.05mmの場合）以下が望
ましい。
第８図は本発明ヘッドの他の実施例を示すものであ
り、最前面の剛性板91のオリフィス27外周に例えばエッ
チングによって窪み20を形成したものである。該窪み20
は剛性板91の板厚の半分以上を掘って形成される。第９
図は非噴射時のオリフィス27の状態を示す。第10、11図
はインク粒子噴射時のオリフィス27の状態を示し、第10
図はオリフィス27の突出量を何ら規制しない場合のイン
ク膜の形成状況を示すものである。直径Ｄのインク膜12
でオリフィス27を覆うように形成されている。この場
合、インク粒子速度はインク膜12の存在により低下す
る。
り、最前面の剛性板91のオリフィス27外周に例えばエッ
チングによって窪み20を形成したものである。該窪み20
は剛性板91の板厚の半分以上を掘って形成される。第９
図は非噴射時のオリフィス27の状態を示す。第10、11図
はインク粒子噴射時のオリフィス27の状態を示し、第10
図はオリフィス27の突出量を何ら規制しない場合のイン
ク膜の形成状況を示すものである。直径Ｄのインク膜12
でオリフィス27を覆うように形成されている。この場
合、インク粒子速度はインク膜12の存在により低下す
る。
これに対し、オリフィス27の突出量ｄ及びその外径ｄ
を次に示すように定めれば、インク膜12の形成範囲を制
限することができ、インク膜12がオリフィス27の外径の
よりも大きくなることはない。
を次に示すように定めれば、インク膜12の形成範囲を制
限することができ、インク膜12がオリフィス27の外径の
よりも大きくなることはない。
d2＋Ddcotψ＋b2/4≧D2/4 ただし、Ｄをインク膜12の許容できる直径、ψをイン
ク膜12の接触角とする。
ク膜12の接触角とする。
ここで、インク膜12の成長を規制できれば（実際イン
ク粒子の噴射不良が無ければ、インク粒子噴射中にイン
ク膜12が大きくなることはないが）、前記数式を基にオ
リフィス突起部の設計が可能である。以下に一例を示
す。
ク粒子の噴射不良が無ければ、インク粒子噴射中にイン
ク膜12が大きくなることはないが）、前記数式を基にオ
リフィス突起部の設計が可能である。以下に一例を示
す。
ステンレスと純水との接触角は通常90〜100゜であ
り、極めて濡れ性が悪い。そこでインクに濡れ性を良く
する添加剤を加え、かつ剛性板９を化学処理することに
より、接触角ψを30゜以下にすることができる。またイ
ンク膜12の直径Ｄを0.4mm以下に抑えておくと、インク
粒子の偏りを抑える上からも有効である。その場合の
ｂ、ｄ寸法はｂ＝0.27mm、ｄ＝0.03mm以上あれば良い。
その場合には、第11図に示すように、インク粒子に影響
を及ぼすインク膜形成の範囲はｂ寸法内に制限され、そ
れ以上にインク膜12が大きくなろうとすると、窪み20の
方にインク膜12が拡散排除されてしまう。特にヘッド１
を縦型とした場合、オリフィス27に付着したインク膜12
は自重により、極めて効率良く下方の窪み20から外部へ
排出される。また窪み20はオリフィス27の外径に対し、
十分の幅を有しており、かつエッチング加工により粗面
と成っているため、常時薄いインク膜12が形成されてお
りオリフィス27周りのインクの乾燥の防止にも役立って
いる。
り、極めて濡れ性が悪い。そこでインクに濡れ性を良く
する添加剤を加え、かつ剛性板９を化学処理することに
より、接触角ψを30゜以下にすることができる。またイ
ンク膜12の直径Ｄを0.4mm以下に抑えておくと、インク
粒子の偏りを抑える上からも有効である。その場合の
ｂ、ｄ寸法はｂ＝0.27mm、ｄ＝0.03mm以上あれば良い。
その場合には、第11図に示すように、インク粒子に影響
を及ぼすインク膜形成の範囲はｂ寸法内に制限され、そ
れ以上にインク膜12が大きくなろうとすると、窪み20の
方にインク膜12が拡散排除されてしまう。特にヘッド１
を縦型とした場合、オリフィス27に付着したインク膜12
は自重により、極めて効率良く下方の窪み20から外部へ
排出される。また窪み20はオリフィス27の外径に対し、
十分の幅を有しており、かつエッチング加工により粗面
と成っているため、常時薄いインク膜12が形成されてお
りオリフィス27周りのインクの乾燥の防止にも役立って
いる。
次にオリフィス面10の面形状の影響について説明す
る。第３図及び第４図は夫々オリフィス面10が臼状に窪
んでいる場合及び円錐状にとがっている場合である。第
３図ではオリフィス中心のインク膜厚が厚く、インク容
積が大きくなるため、第２図のオリフィスに比べインク
粒子が大きく変化することとなる。第４図では、円錐角
θを180゜より小さく採ることにより、発生するインク
膜の厚さがオリフィス中心部で薄くなり、同一インク膜
量に対し、インク粒子発生に関するインク膜の影響を小
さく抑えることが可能となる。
る。第３図及び第４図は夫々オリフィス面10が臼状に窪
んでいる場合及び円錐状にとがっている場合である。第
３図ではオリフィス中心のインク膜厚が厚く、インク容
積が大きくなるため、第２図のオリフィスに比べインク
粒子が大きく変化することとなる。第４図では、円錐角
θを180゜より小さく採ることにより、発生するインク
膜の厚さがオリフィス中心部で薄くなり、同一インク膜
量に対し、インク粒子発生に関するインク膜の影響を小
さく抑えることが可能となる。
上述したように、本発明では、オリフィスを突出形状
としたときの形状寸法と、オリフィス前面に形成される
インク膜の許容最大値径及びインク膜の接触角との間に
特定の関係を見出し、以ってインク膜の成長を最適制御
するようにしたので、インク膜の形成が安定し、インク
粒子速度の変化が少なくかつ飛行方向精度の高いオンデ
マンド型インクジェットヘッドを安価に提供できるよう
になる。
としたときの形状寸法と、オリフィス前面に形成される
インク膜の許容最大値径及びインク膜の接触角との間に
特定の関係を見出し、以ってインク膜の成長を最適制御
するようにしたので、インク膜の形成が安定し、インク
粒子速度の変化が少なくかつ飛行方向精度の高いオンデ
マンド型インクジェットヘッドを安価に提供できるよう
になる。
第１図は本発明ヘッドの一実施例を示す断面図、第２図
は第１図の要部拡大図、第３図、第４図は本発明ヘッド
の他の実施例を示す第２図対応の要部拡大図、第５図は
従来ヘッドの一例を示す断面図、第６、７図は第５図の
動作説明用拡大断面図、第８図は本発明ヘッドの他の実
施例を示す断面図、第９図〜第11図は第８図の動作説明
用拡大断面図である。図において、１はインクジェット
ヘッド、２はインク室、３は加圧室、４は圧電素子、５
は隔壁、６はインク供給路、７はオリフィス、８はイン
ク供給口、９は剛性板、10はオリフィス面、12はインク
膜、13はインク粒子である。
は第１図の要部拡大図、第３図、第４図は本発明ヘッド
の他の実施例を示す第２図対応の要部拡大図、第５図は
従来ヘッドの一例を示す断面図、第６、７図は第５図の
動作説明用拡大断面図、第８図は本発明ヘッドの他の実
施例を示す断面図、第９図〜第11図は第８図の動作説明
用拡大断面図である。図において、１はインクジェット
ヘッド、２はインク室、３は加圧室、４は圧電素子、５
は隔壁、６はインク供給路、７はオリフィス、８はイン
ク供給口、９は剛性板、10はオリフィス面、12はインク
膜、13はインク粒子である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−1548（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−113650（ＪＰ，Ｕ)
Claims (2)
- 【請求項１】溝が形成された金属、セラミック等から成
る複数の剛性板を積層接合することによりインク室、圧
力室、インク供給路等を形成すると共に、前記インク室
前方であって、最前面の剛性板にオリフィスを形成し、
かつ前記圧力室に面する隔壁に圧電素子を取り付けたオ
ンデマンド型インクジェットヘッドであって、 前記オリフィスをインク粒子の飛行方向に突出させ、 d2＋Ddcotψ＋b2/4≧D2/4 を満足するように、前記オリフィスの突出量ｄ及び突出
部外径ｂを定めたことを特徴とするオンデマンド型イン
クジェットヘッド。 ただし、Ｄをオリフィス前面に形成されるインク膜の許
容最大値径、ψをオリフィス前面に形成されるインク膜
の接触角とする。 - 【請求項２】前記突出されたオリフィス面を円錐状に形
成したことを特徴とする請求項１記載のオンデマンド型
インクジェットヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63165372A JP2712318B2 (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | オンデマンド型インクジェットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63165372A JP2712318B2 (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | オンデマンド型インクジェットヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0214151A JPH0214151A (ja) | 1990-01-18 |
| JP2712318B2 true JP2712318B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=15811124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63165372A Expired - Fee Related JP2712318B2 (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | オンデマンド型インクジェットヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2712318B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07164315A (ja) * | 1993-12-10 | 1995-06-27 | Toyoda Mach Works Ltd | 研削装置 |
| JP2587905B2 (ja) * | 1994-04-12 | 1997-03-05 | 株式会社松村組 | 鉄筋籠製造装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS621548A (ja) * | 1985-06-28 | 1987-01-07 | Nec Home Electronics Ltd | インクジエツト記録用ヘツド |
-
1988
- 1988-07-01 JP JP63165372A patent/JP2712318B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0214151A (ja) | 1990-01-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20020180827A1 (en) | Ink jet head | |
| JP2712318B2 (ja) | オンデマンド型インクジェットヘッド | |
| JP3269618B2 (ja) | シリコンプロセスを利用したノズルプレートの製造方法及びそのノズルプレートを用いたインクジェットプリンタヘッド | |
| JPH043306B2 (ja) | ||
| JP2007182002A (ja) | インクジェットヘッドおよびその製造方法ならびにインクジェット式記録装置 | |
| JPH07195686A (ja) | インクジェットプリントヘッド | |
| JP2000177119A (ja) | インクジェット式記録ヘッド | |
| JP2001287361A (ja) | インクジェット式記録ヘッド | |
| EP0775579B1 (en) | Laminated ink jet recording head and method of driving therefor | |
| JP4649762B2 (ja) | インクジェットヘッド | |
| EP1157841B1 (en) | Ink jet recording device | |
| JP2006088491A (ja) | ノズルプレート及びその製造方法 | |
| JP2939388B2 (ja) | インクジェットヘッドの製造方法 | |
| JP3296391B2 (ja) | インクジェット式記録ヘッド | |
| JPH066378B2 (ja) | インクジェットヘッドにおけるノズル端面形成方法 | |
| JP2005014618A (ja) | インクジェットヘッドの製造方法並びにインクジェット装置 | |
| JPH0858085A (ja) | インクジェット記録ヘッド | |
| JP2937523B2 (ja) | インクジェットヘッド | |
| JP3324652B2 (ja) | インクジェット記録ヘッド | |
| JPH10315458A (ja) | プリンタヘッド | |
| JP2003175597A (ja) | 液滴吐出ヘッドの製造方法、液滴吐出ヘッド及びインクジェット記録装置 | |
| JPH0825620A (ja) | インクジェットヘッド | |
| KR100413680B1 (ko) | 버블 젯 방식의 잉크 젯 프린트 헤드 | |
| JPH07117224A (ja) | インクジェットヘッド | |
| JPH02111550A (ja) | インクジェット記録ヘッド |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |