JP2711306B2 - コンバータ - Google Patents

コンバータ

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JP2711306B2
JP2711306B2 JP27255388A JP27255388A JP2711306B2 JP 2711306 B2 JP2711306 B2 JP 2711306B2 JP 27255388 A JP27255388 A JP 27255388A JP 27255388 A JP27255388 A JP 27255388A JP 2711306 B2 JP2711306 B2 JP 2711306B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は高周波信号を受け入れて、それを中間周波
信号に変換するようにしたコンバータに関する。
〔従来の技術〕
高周波回路と中間周波回路を平面的に並べて設け、前
者から後者へ至る線路の途中にミキサを介設すると共
に、そのミキサに局部発振信号を与える為の局部発振器
を該ミキサの側方に配設した構造のものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来のコンバータでは、上記各部材の配列面積が
大きくなり、その為それらを納める為のケースは極めて
大型のものが必要となる問題点があった。その上上記の
ような構造のものは上記局部発振器から外部へ向けて局
部発振信号が漏洩して、局部発振信号と同じ周波数帯に
ある他の無線業務へ電波妨害を与え易い問題点があっ
た。更に上記局部発振器における調整部を調整操作する
場合、その作業を行う手や調整棒等が高周波回路に影響
を及ぼして、調整が不正確となる問題点もあった。
本発明は以上のような点に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、平面的な形態を小さくすること
ができて、ケースの小型コンパクト化を図ることができ
ると共に、局部発振器からの漏洩信号による近隣への妨
害を予め防止でき、その上局部発振器の調整操作を高周
波回路に影響を与えずして正確に行うことができるよう
にしたコンバータを提供することである。
〔課題を解決する為の手段〕
上記目的を達成する為に、本願発明は前記請求の範囲
記載の通りの手段で講じたものであって、その作用は次
の通りである。
〔作用〕
高周波回路の出力信号はミキサ回路に与えられると共
に、そのミキサ回路には局部発振回路からの局部発振信
号も与えられる。そしてそこで周波数変換がなされ、中
間周波信号がミキサから出力される。該中間周波信号は
第2基板における中間周波回路に至る。上記局部発振器
の調整はその調整部を第2基板の側から操作して行う。
従って調整操作を行う手や調整棒の影響が高周波回路に
及ぶことは防止される。又局部発振器から局部発振信号
の漏洩がある場合、その漏洩信号は第1基板と第2基板
の夫々のシールド部材によって外へ漏れることが遮断さ
れる。
〔実施例〕
以下本願の実施例を示す図面について説明する。1は
ケース、2,3は上記ケースに取付けた第1基板及び第2
基板を示し、相互に間隔を隔てて投影的に略重合する状
態に並置されている。4は両基板2,3間に存置させた局
部発振器を示す。
次に上記ケース1は基枠6とそれに被せ付けた蓋7と
から成る。これらは何れも導電性の良好な例えばアルミ
ニウムを用いて形成されて、後者にあっては内部の良好
なシールド効果が発揮できるようになっている。8は基
枠6の一端に備えられたフランジ面で、一次放射器に接
続される。9は高周波信号の入力部として示される矩形
導波管で、プローブ10が備わっている。尚11はプローブ
取付用のスペーサで、絶縁材で形成してある。12は防水
パッキンを示す。次に13は基枠6の他端に備えられた出
力端子である。14は蓋7を基枠6に取付ける為のビス、
15は防水パッキン、16は蓋7の開口端と基枠6との間に
設けた防水パッキンである。次に17,18は第1及び第2
基板2,3をシールドする為のシールドカバーを示し、導
電性の良好な金属板を用いて形成され、基枠6に着脱自
在に被せ付けてある。
次に上記第1基板2は、その一面に高周波回路20と、
ミキサ回路21と、定電流回路22(第4図参照)とが備え
られ、他面にはそれらの回路をシールドする為のシール
ド部材23が備わっている。上記高周波回路20は第1基板
2における絶縁板2a(例えばマイクロ波帯域での誘電損
失が極めて低い4フッ化エチレン樹脂)の一面に備えら
れた種々のストリップ導体24に対して種々の回路素子25
を半田26により取付けて構成してある。又ミキサ回路21
も同様で、ストリップ導体に種々の回路素子を取付けて
構成してある。尚27はミキサ回路のシールドケースを示
す。上記高周波回路20は本例では高周波増幅回路を示す
が、フィルタ回路その他高周波信号を取り扱う回路を含
む場合もある。上記シールド部材23は上記絶縁板2aの他
面の全面に備えられた接地導体を用いて構成してある。
尚28は該基板2における中間周波信号の出力部、29は接
続板取付用の透孔を夫々示す。
次に第2基板3は、一面に中間周波回路30、電源分離
濾波回路31を備えており、又他面にはそれらの回路をシ
ールドする為のシールド部材32を備えている。上記中間
周波回路30や電源分離濾波回路31は前記高周波回路20と
同様に構成されており、33はストリップ導体、34は回路
素子を夫々示す。又シールド部材32も第2基板3におけ
る絶縁板3aの他面の全面に備えられた接地導体をもって
構成してある。上記中間周波回路30は本例では中間周波
増幅回路を示すが、フィルタ回路その他中間周波信号を
取り扱う回路を含む場合もある。尚36は放熱の為に前記
基枠6に取付けられ、ストリップ導体33に接続した定電
圧回路である。37は第2基板3における出力部で、出力
端子13に接続されている。38は接続板取付用の透孔、39
は後述の調整操作用の透孔である。
次に40は接続板を示し、第1基板2と第2基板3とを
電気的に接続する為のものであり、絶縁板の一面に中間
周波信号伝送路41と、電源供給路42とを備えると共に、
他面には接地回路43を備えている。
次に局部発振器4について説明する。44はシールドケ
ースで、第1基板2のシールド部材23に半田付けの手段
によって機械的に固定並びに電気的に接続してある。45
はケース44に固定して回路基板で、種々の回路素子46や
誘電体共振器47が取付けられ、局部発振回路が構成され
ている。48は局部発振信号出力用のピンで、前記ミキサ
回路21に接続してある。49はシールドケース44に付設し
た周波数調整要素で、導電材例えば金属製のビスが用い
られ、前記誘電体共振器47と対向する位置においてシー
ルドケース44に螺合させてある。50は該調整要素におけ
る調整部を示し、調整棒嵌合用の凹部50aが形成されて
いると共に、前記透孔39に表出させてある。
次に上記コンバータの第3図の状態からの組み立てを
説明する。第1基板2及び第2基板3を夫々基枠6に取
付ける。又接続板40を透孔29,38に挿通し、符号41,42,4
3で示される部材を各基板の所定の回路導体に夫々半田
付けによって接続する。次にシールドカバー17を被せ付
ける。次にこの状態において局部発振器4の発振周波数
の調整を行う。この調整は、誘電体共振器47は製造時の
ばらつきが大きくそれによる周波数変動幅が例えば±1
7.5MHz程度あり、また誘電体共振器47の取付精度にもば
らつきがあり、その上局部発振回路を構成する増幅素子
(FET)のドレイン電流にもばらつきがあるからであ
る。その調整操作は次のように行う。即ち、各回路を動
作させ(その動作は出力端子13を介して後述のように電
源を供給する)、調整棒によって局部発振器4における
調整部50を第2基板3の透孔39を通して調整操作(調査
要素49を回すことにより、それと誘電体共振器47との距
離を調整する)し、局部発振器4が所定周波数の局部発
振信号を出力するようにする。調整完了後、シールドカ
バー18を被せ付け、更に基枠6に蓋7を被せてビス14で
固定することによってコンバータの組み立てが完了す
る。
次に上記コンバータの動作を説明する。出力端子13か
ら作動用の電源が供給されると、それは電源分離濾波回
路31を通して定電圧回路36に与えられ、そこから中間周
波回路30に動作用電源が与えられてそれが動作すると共
に、接続板40における回路42を通して局部発振器4に、
また更に定電流回路22を介して高周波回路20に与えら
れ、それら局部発振器4や高周波回路20が動作を行う。
上記動作状態において、導波管9に入来する電波(例
えば衛星放送の11.71398〜12.00950GHz)はプローブ10
によって検出され、検出された信号は高周波回路20に与
えられて増幅される。増幅された高周波信号はミキサ回
路21に与えられる。ミキサ回路21には又、局部発振器4
からの局部発振信号(例えば10.678GHz)が与えれ、周
知の周波数変換作用が行われて中間周波信号(例えば10
35〜1335MH)が出力される。該信号は出力部28から伝送
路41を通して第2基板3の中間周波回路30に与えられ、
そこで増幅される。増幅された中間周波信号は電源分離
濾波回路31を通して出力端子13から出力される。
上記のような動作が行われる場合、局部発振器4から
局部発振信号が漏洩しても、その信号が第1基板2にお
いて高周波回路20が備わっている側や、第2基板3にお
いて中間周波回路30が備わっている側へ至ることは、夫
々シールド部材23,32によって阻止される。従って従来
のコンバータの問題点、即ち上記漏洩した局部発振信号
が例えば高周波回路においてプローブが接続されている
ストリップ導体に入り込み、それがプローブを通して外
部に放出され、局部発振信号と同じ周波数帯にある他の
無線業務へ電波妨害を及ぼすという問題を未然に解決で
きる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明にあっては、局部発振器4を備え
るものであっても、局部発振器4は第1基板2と重合し
ているから、第1基板2の面と直交する方向から見た面
積は小さく保され、その点においてケース1を小型コン
パクト化できる効果がある。
その上第2基板3を備えるものでも、それは第1基板
2と重合しているから、上記方向から見た面積はやはり
小さく保たれ、小型化に役立つ効果がある。
しかも上記局部発振器4は第1基板2におけるシール
ド部材23と、第2基板3におけるシールド部材32の間に
位置するから、該局部発振器4から局部発振信号の漏洩
があっても、その漏洩信号は上記両シールド部材でもっ
て外へ漏れることが遮断され、近隣への妨害を予め防止
できる効果もある。
その上上記局部発振器4は第1基板2と第2基板3と
の間にあっても、その局部発振器4の調整部50を操作し
て調整を行なう場合、第2基板3に設けた透孔39を通し
て調整できる効果があるは勿論のこと、 その調整の場合、上記第2基板3の側から行なえるか
ら、一般に影響を敏感に受け易い性質の高周波回路20に
は影響を与えずして、正確な調整を行ない得る効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は縦断面図、
第2図は蓋を破断すると共にシールドカバーを除去して
示す平面図、第3図は分解斜視図、第4図はブロック回
路図。 2……第1基板、3……第2基板、4……局部発振器、
20……高周波回路、21……ミキサ回路、23……シールド
部材、30……中間周波回路、32……シールド部材、39…
…透孔、50……調整部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一面に高周波回路とミキサ回路とを備え他
    面にそれらの回路をシールドする為のシールド部材を備
    える第1基板と、一面に中間周波回路を備え他面にその
    中間周波回路をシールドする為のシールド部材を備える
    第2基板とを、相互に間隔を隔てて投影的に略重合しか
    つ両者のシールド部材相互が対向する状態に並置し、上
    記両基板の間には上記ミキサ回路に局部発振信号を与え
    る為の局部発振器を存置させると共に、該局部発振器に
    おける調整部は上記第2基板に設けた調整操作用の透孔
    に表出させたコンバータ。
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