JP3185618B2 - 電波受信装置 - Google Patents

電波受信装置

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JP3185618B2
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    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/52Means for reducing coupling between antennas; Means for reducing coupling between an antenna and another structure
    • H01Q1/526Electromagnetic shields
    • HELECTRICITY
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    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/0407Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna

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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロストリッ
プアンテナ(以下、MSAともいう)を介して電波を受
信すると共にその電波を処理する電波受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、MSAと、そのMSAの接地
側に配設され、当該MSAの特性を安定させる板状部材
と、その板状部材と電気的に接続された接地電極を有す
るプリント基板と、そのプリント基板上に配設され、上
記MSAにて受信した電波を処理する電子部品と、を備
えた電波受信装置が知られている。このような構成を有
する電波受信装置としては、例えば、車両用ナビゲーシ
ョン装置に使用され、MSAによりGPS(Global Posi
tioning System) 用衛星からの送信電波を受信し、その
送信電波を電子部品にて処理して車両の現在位置を算出
するものがある。
【0003】また、この種の装置では、プリント基板と
板状部材とを間隔を開けて配設し、プリント基板の両面
に電子部品を装着(いわゆる両面実装)することが考え
られている。電子部品を両面実装するとプリント基板を
小さくして、延いては、装置全体を小型化することがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、プリント基
板と板状部材とを間隔を開けて配設する場合、プリント
基板の接地電極と板状部材とは、その周縁部にて電気的
に接続されることになる。すると、板状部材の中央とプ
リント基板の接地電極とで電位差が発生し、延いては、
MSAの接地側電位とプリント基板の接地電極の電位と
が一致しない場合が生じる。また、板状部材は有意のイ
ンピーダンスを有し、この板状部材の中央付近のインピ
ーダンスが高くなる。この場合、MSAの特性を充分に
引き出すことができない。
【0005】そこで、MSAとプリント基板とを同軸ケ
ーブルを介して接続し、内側の導体でMSAにて受信し
た電波をプリント基板に入力し、外側の導体でMSAの
接地側とプリント基板の接地電極とを接続することが考
えられている。しかしながら、この場合、コネクタなど
の複雑な機構をMSAおよびプリント基板に設けなけれ
ばならず、装置の構成が複雑化して製造コストが高くな
ってしまう。
【0006】そこで、本発明は、簡単な構成にして、M
SAの接地側に配設された板状部材のインピーダンスを
良好に低くすることのできる電波受信装置を提供するこ
とを目的としてなされた。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するために
なされた請求項1記載の発明は、マイクロストリップア
ンテナと、該マイクロストリップアンテナの接地側に配
設され、上記マイクロストリップアンテナの特性を安定
させる導体からなる板状部材と、該板状部材と電気的に
接続された接地電極を有するプリント基板と、該プリン
ト基板上に配設され、上記マイクロストリップアンテナ
にて受信した電波を処理する電子部品と、該電子部品の
少なくとも一部を覆うと共に、上記プリント基板の接地
電極と電気的に接続されたシールドケースと、を備えた
電波受信装置において、上記板状部材が上記プリント基
板の上記シールドケースを設けた側に配設され、上記シ
ールドケースと直接または導電部材を挟んで接触したこ
とを特徴とする電波受信装置を要旨としている。
【0008】請求項2記載の発明は、上記シールドケー
スが、上記マイクロストリップアンテナにて受信した電
波を上記電子部品に供給する給電手段を包囲して設けら
れたことを特徴とする請求項1記載の電波受信装置を要
旨としている。
【0009】請求項3記載の発明は、上記シールドケー
スが、上記板状部材を挟んで上記マイクロストリップア
ンテナと対向配置されたこを特徴とする請求項1または
2記載の電波受信装置を要旨としている。
【0010】
【発明の実施の形態および発明の効果】このように構成
された請求項1記載の発明は、電子部品の少なくとも一
部を覆うと共に、プリント基板の接地電極と電気的に接
続されたシールドケースを備えている。シールドケース
とは、例えば、LNA(低雑音増幅器)などを覆ってそ
のLNAなどの処理信号にノイズが重畳するのを防止す
るための導電性ケースであり、この種の電波受信装置で
は一般に使用されている。本発明では、板状部材をプリ
ント基板のシールドケースを設けた側に配設し、シール
ドケースと直接または導電部材を挟んで接触させてい
る。このため、板状部材はシールドケースを介してもプ
リント基板の接地電極と電気的に接続され、板状部材の
高周波に対するインピーダンスを良好に低くすることが
できる。従って、MSAの特性を充分に引き出すことが
できる。しかも、本発明では一般に使用されるシールド
ケースを利用しているので、新たな構成を設ける必要が
なく、装置の構成が複雑化することもない。従って、装
置の製造コストも低く抑えることができる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成に加え、シールドケースがMSAにて受信した電波を
電子部品に供給する給電手段を包囲して設けられたこと
を特徴としている。このため、MSAにて受信した電波
が電子部品に供給されるときに、周辺回路(特にデジタ
ル系回路)からの輻射ノイズが重畳するのも、シールド
ケースにより防止することができる。従って、請求項1
記載の発明の効果に加えて、MSAにて受信した電波を
一層正確に処理することができるといった効果が生じ
る。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の構成に加え、シールドケースが、板状部材を挟ん
でMSAと対向配置されたことを特徴としている。この
ため、MSAの接地側とプリント基板の接地電極とをき
わめて短い距離で短絡することができる。従って、板状
部材の、MSAの接地側に配設される部分のインピーダ
ンスを一層良好に低くすることができる。従って、請求
項1または2記載の発明の効果に加えて、MSAの特性
を一層良好に引き出すことができるといった効果が生じ
る。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図2は、第1実施例の電波受信装置1の構成を表す
斜視図であり、図1は、そのA−A線断面図である。な
お、本実施例の電波受信装置1は、GPS用衛星からの
送信電波を受信し、その電波に基づき車両現在位置を算
出するいわゆるGPS用の電波受信装置である。
【0014】図1に示すように、本実施例の電波受信装
置1は、アンプ・ICなどの電子部品3が両面に配設さ
れたプリント基板5を備えており、プリント基板5の片
面には、その面に配設された電子部品3を覆う形状の地
板7が配設されている。地板7は、良導体の板材に絞り
加工または曲げ加工を施すことにより形成され、厚さ
0.5〜1.6mmで一辺80mm程度の略正方形状に形成
されている。また、地板7は、四隅でビス9によりプリ
ント基板5に固定され、この固定部分でプリント基板5
の接地電極(図示せず)と電気的に接続されている。
【0015】地板7の上面(プリント基板5と反対側
面)には、放電電極11a,セラミック材よりなる誘電
体基板11b(共に図2),および接地電極(図示せ
ず)を順次積層してなるマイクロストリップアンテナ
(MSA)11が設けられ、その接地電極が地板7に半
田付けされている。また、プリント基板5の上面中央付
近にはLNA(低雑音増幅器)3aなどを含む電子部品
3が配設され、周囲をシールドケース13にて覆われて
いる。シールドケース13は、プリント基板5の接地電
極に接続された金属製の筐体で、内部に配設された電子
部品3等に外部からノイズ等が飛来するの防止してい
る。
【0016】地板7下面とシールドケース13上面との
間隙には、導電シート15が配設されている。導電シー
ト15は、クッション材の全周を金網で覆うことによっ
て構成され、片面がシールドケース13の上面に接着剤
で固定されている。導電シート15の他面は、ビス9を
締め付けることにより、地板7の下面に圧接される。ま
た、地板7,シールドケース13,導電シート15の中
央には小径の穴が形成され、その穴を貫通して給電ピン
17が配設されている。給電ピン17は、MSA11,
地板7,導電シート15,シールドケース13,および
プリント基板5を貫通すると共にプリント基板5下面に
設けたジャック19に嵌合するもので、MSA11にて
受信した電波をプリント基板5上のLNA3aに入力す
る。なお、給電ピン17は、黄銅などの良導体で構成さ
れ、MSA11の放電電極11aに半田付けされる。ま
た、ジャック19は内面にテーパが付けられ、給電ピン
17をワンタッチで着脱自在に構成されている。そし
て、MSA11にて受信した電波は給電ピン17,ジャ
ック19を介してLNA3aに入力されるのである。
【0017】このように構成された本実施例の電波受信
装置1では、MSA11にて受信した電波をLNA3a
等で増幅・復調し、他の電子部品3により車両の現在位
置に応じた緯度,経度を算出することができる。そし
て、電子部品3にて算出された緯度,経度は、車両の運
転席に設けられたCRT,LCDなどを駆動するナビゲ
ーション装置用のCPU(図示せず)に送信される。
【0018】また、本実施例では、地板7がMSA11
に対して充分に広い面積を有しており、かつ、良導体で
構成されている。このため、MSA11の下面に電気力
線の回り込みが発生するのを防止してMSA11の特性
を安定させることができる。ところが、地板7が大きい
ため、隣接するビス9の間隔L(図1)はGPSで使用
される電波の波長(λ=19cm)に対して無視できない
ものとなる。従って、仮にシールドケース13と地板7
とが導電シート15を介して導通していないと、次のよ
うな問題が発生する。すなわち、地板7が固有のインピ
ーダンスを持つようになる。理想的には地板7のインピ
ーダンスは0であるが、有意のインピーダンスを持ち、
地板7の中央付近のインピーダンスが高くなる。つま
り、MSA11の接地電極とプリント基板5の接地電極
とが等電位でなくなってしまう。すると、MSA11の
特性を充分に引き出すことができない。
【0019】これに対して、本実施例では、地板7が導
電シート15を介してシールドケース13と導通してい
る。しかも、シールドケース13は、地板7および導電
シート15を挟んでMSA11の接地電極と対向してい
る。このため、MSA11の接地電極とプリント基板5
の接地電極とを、きわめて短い距離で短絡することがで
きる。従って、両接地電極をほぼ等電位に保持すること
ができ、MSA11の特性を充分に引き出すことができ
る。以下、この状況を示す実験例を紹介する。
【0020】図3は、本実施例の電波受信装置1と、本
実施例における導電シート15およびシールドケース1
3を省略した比較例の電波受信装置とで、MSA11の
仰角−利得特性を比較したものである。図3に例示する
ように、本実施例では全ての仰角に渡って、比較例より
も良好な利得が得られる。なお、シールドケース13を
設けないと、LNA3a等の入出力信号に重畳するノイ
ズ(雑音)も増加するが、仰角−利得特性はMSA11
の性能のみに関する特性である。従って、シールドケー
ス13を有しているもののそのシールドケース13が地
板7と導通していない場合も、図3の比較例と同様の特
性曲線が得られる。また、この事情は、以下に述べるス
ミスチャートや周波数−反射係数特性についても同様で
ある。
【0021】図4は、本実施例のMSA11の各種周波
数に対応するスミスチャート上の軌跡を表す説明図であ
る。図4に例示するように、GPSの使用周波数帯であ
る1.575GHzでは、矢印Bで示すようにスミスチ
ャートのほぼ中心を通過する。また、図5は、本実施例
のMSA11の周波数−反射係数特性を表す説明図であ
る。図5に例示するように、GPSの使用周波数帯
(1.575GHz)では、ほぼ0に近い反射係数を示
すことが判る。これらの実験結果は、上記周波数帯に対
して地板7のインピーダンスが殆ど0であり、MSA1
1の接地電極とプリント基板5の接地電極とがほぼ等電
位に保持されることを立証している。
【0022】図6は、上記比較例のMSA11のスミス
チャート上の軌跡を表す説明図であり、図7はその周波
数−反射係数特性を表す説明図である。図6に例示する
ように、比較例では、どの周波数帯に対するスミスチャ
ート上の点も円の中心から比較的離れた位置に存在す
る。なお、図6では、GPSの使用周波数帯に対応する
スミスチャート上の点を矢印Cで指示した。また、図7
に例示するように、比較例では、どの周波数帯に対する
反射係数も比較的高く、特に、GPSの使用周波数帯
(1.5754GHz)近傍では、本実施例との差が大
きいことが判る。
【0023】以上の測定結果から、本実施例では、地板
7を導電シート15およびシールドケース13を介して
プリント基板5の接地電極と導通させることにより、地
板7のインピーダンスを飛躍的に小さくし、MSA11
の特性を充分に引き出すことができることが判る。特
に、GPSの使用周波数帯では、飛躍的な性能向上が見
られる。しかも、本実施例では、従来から使用されてい
る一般的なシールドケース13を用いて地板7のインピ
ーダンスを小さくしているので、新たな構成を設ける必
要がなく、装置の構成が複雑化することもない。従っ
て、装置の製造コストも低く抑えることができる。
【0024】また、本実施例では、シールドケース13
および導電シート15が給電ピン17の周囲を包囲して
いる。このため、MSA11にて受信した電波が電子部
品3に供給されるときにノイズが重畳するのも防止する
ことができる。従って、MSA11にて受信した電波を
一層正確に処理することができる。
【0025】また、上記実施例ではMSA11の誘導体
基板11bとしてセラミック材を用いたが、このセラミ
ック材と略同等の誘電率を有する他の材料を用いてもよ
い。なお、上記実施例において、地板7が板状部材に、
導電シート15が導電部材に、給電ピン17が給電部材
に、それぞれ相当する。また、本発明は上記実施例にな
んら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々の態様で実施することができる。例えば、
地板7とシールドケース13との導通が、導電シート1
5を設けなくても充分に確保できる場合は、導電シート
15は特に設けなくてもよい。
【0026】図8は、第2実施例の電波受信装置のシー
ルドケース31の構成を表す斜視図である。なお、本実
施例の電波受信装置は、シールドケース13および導電
シート15以外の部分は第1実施例と同様に構成されて
いる。シールドケース31は、金属により、下面が開口
した直方体状に形成され、その開口面の4辺には、プリ
ント基板5の図示しないアース電極に接続される突起3
5が形成されている。また、シールドケース31の上面
には、長方形の3辺に沿ってくり抜かれて板バネ状に突
出した突出片37が形成されている。なお、シールドケ
ース31の上面中央には、給電ピン17を貫通させるた
めの穴39も形成されている。
【0027】このように構成された第2実施例のシール
ドケース31では、プリント基板5に装着された後、地
板7がビス9によってプリント基板5に固定されると、
突出片37が自らの弾発力により地板7に圧接する。こ
のため、導電シート15を使用しなくても、第1実施例
と同様に、MSA11の特性を充分に引き出すことがで
きる。また、導電シート15が不要になるため、部品点
数を減らして一層製造コストを低く抑えることができ
る。但し、給電ピン17を伝達される信号にノイズが重
畳するのを防止するためには、前述の第1実施例のよう
に、導電シート15によって給電ピン17の周囲を完全
に包囲するのが望ましい。
【0028】図9は、第3実施例の電波受信装置51の
構成を表す断面図である。なお、本実施例では、第1実
施例と同様に構成した部分には、図9に図1で使用した
ものと同一の符号を付して構成の詳細な説明を省略す
る。本実施例の地板57の下面中央には断面正方形の筒
状の突出部59が形成されている。地板57をプリント
基板5に固定すると共に、突出部59の先端をプリント
基板5の接地電極に半田付けすると、突出部59によっ
てLNA3a等を覆うシールドケースが形成される。す
なわち、本実施例では、シールドケースが地板57と一
体化している。このため、前述の第1実施例と同様の作
用・効果が得られると共に、部品点数を減らして装置の
構成を簡略化することができる。
【0029】更に、上記各実施例では、MSA11の接
地電極を地板7,57に半田付けしているが、接地電極
は必ずしも地板7,57と接触していなくてもよいし、
地板7,57上に直接誘電体基板,放電電極を積層する
ことにより、地板7,57をそのままMSA11の接地
電極としてもよい。後者の場合、一層構成が簡略化し、
製造コストを一層低く抑えることができる。また、上記
各実施例で使用した各部材の材料は必要に応じて変更す
ることができ、上記各実施例で半田付けを行っている部
分も溶接,嵌合などの他の接続方法で代用することもで
きる。
【0030】また更に、上記各実施例では、シールドケ
ース13,31或いは突出部59を、給電ピン17を包
囲し、かつMSA11と対向する位置に設けているが、
シールドケースは、例えば地板7の片隅等、どの様な場
所に設けてもよい。この場合も、シールドケースと地板
7とが直接または導電部材を挟んで接触することによ
り、地板7のインピーダンスを低下させることができ
る。但し、MSA11の接地電極とプリント基板5の接
地電極とを等電位に保持するためには、前述のようにシ
ールドケースをMSA11と対向配置した方が一層有効
であり、給電ピン17におけるノイズの重畳を防止する
ためには、前述のようにシールドケースにより給電ピン
17を包囲した方が一層有効である。また、本発明はG
PS用以外の電波受信装置にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の電波受信装置の構成を表す断面図
である。
【図2】その電波受信装置の構成を表す斜視図である。
【図3】その電波受信装置の仰角−利得特性を比較によ
り表す説明図である。
【図4】その電波受信装置のMSAのスミスチャート上
の軌跡を表す説明図である。
【図5】そのMSAの周波数−反射係数特性を表す説明
図である。
【図6】比較例のMSAのスミスチャート上の軌跡を表
す説明図である。
【図7】そのMSAの周波数−反射係数特性を表す説明
図である。
【図8】第2実施例の電波受信装置のシールドケースの
構成を表す斜視図である。
【図9】第3実施例の電波受信装置の構成を表す断面図
である。
【符号の説明】
1…電波受信装置 3…電子部品 3
a…LNA 5…プリント基板 7…地板 1
1…MSA 13…シールドケース 15…導電シート 1
7…給電ピン

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロストリップアンテナと、 該マイクロストリップアンテナの接地側に配設され、上
    記マイクロストリップアンテナの特性を安定させる導体
    からなる板状部材と、 該板状部材と電気的に接続された接地電極を有するプリ
    ント基板と、 該プリント基板上に配設され、上記マイクロストリップ
    アンテナにて受信した電波を処理する電子部品と、 該電子部品の少なくとも一部を覆うと共に、上記プリン
    ト基板の接地電極と電気的に接続されたシールドケース
    と、 を備えた電波受信装置において、 上記板状部材が上記プリント基板の上記シールドケース
    を設けた側に配設され、上記シールドケースと直接また
    は導電部材を挟んで接触したことを特徴とする電波受信
    装置。
  2. 【請求項2】 上記シールドケースが、上記マイクロス
    トリップアンテナにて受信した電波を上記電子部品に供
    給する給電手段を包囲して設けられたことを特徴とする
    請求項1記載の電波受信装置。
  3. 【請求項3】 上記シールドケースが、上記板状部材を
    挟んで上記マイクロストリップアンテナと対向配置され
    たこを特徴とする請求項1または2記載の電波受信装
    置。
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