JP2710881B2 - 面種切替え機能付き写真作製装置 - Google Patents

面種切替え機能付き写真作製装置

Info

Publication number
JP2710881B2
JP2710881B2 JP3236976A JP23697691A JP2710881B2 JP 2710881 B2 JP2710881 B2 JP 2710881B2 JP 3236976 A JP3236976 A JP 3236976A JP 23697691 A JP23697691 A JP 23697691A JP 2710881 B2 JP2710881 B2 JP 2710881B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface type
printing
photograph
processing
print
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3236976A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0553288A (ja
Inventor
喜一郎 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP3236976A priority Critical patent/JP2710881B2/ja
Publication of JPH0553288A publication Critical patent/JPH0553288A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2710881B2 publication Critical patent/JP2710881B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント写真の面種を
簡単に切り替えることができる面種切替え機能付き写真
作製装置に関し、更に詳しくは、印画紙自体から決まる
プリント写真の面種に対して、所望の面種加工を施して
本来の面種と異なった面種に仕上げるようにした写真作
製装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真プリントの面種には、例えば絹目,
微粒面,光沢面等があるが、これは使用する印画紙の面
種によって決まるものである。そこで、通常の写真プリ
ンタでは、プリント写真の面種に応じた印画紙を写真プ
リンタに装填したり、あるいはこの印画紙が装填された
マガシンと交換することが必要であった。また、面種が
異なった複種類の印画紙を写真プリンタに装填してお
き、プリント写真の面種に応じた印画紙を選択し、これ
を露光位置に給送するようにした写真プリンタも存在す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
では、面種が異なったプリント写真を作製する場合に
は、印画紙の交換が必要となるため、この交換作業が面
倒であるとともに、この交換中は焼付露光が中断される
から、全体の作業能率が低下することになる。また、印
画紙自動切替え機能を持った写真プリンタでは、印画紙
の交換が簡単であるが、装置が高価となってしまう。そ
して、いずれの場合にも、異なる面種の印画紙を揃えて
おくことが必要であるから、在庫経費の増大と、在庫管
理の負担の問題が発生する。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためのもの
であり、印画紙を交換することなく、また焼付露光を中
断することなく、簡単に所望の面種のプリント写真を得
ることができるようにした面種切替え機能付き写真作製
装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載した発明は、焼付露光された印画紙
を現像処理してプリント写真を作製するプロセサ部に加
えて、プリント写真の仕上げをするための乾燥部と面種
加工部とを備え、この面種加工部はプリント写真の表面
を所望の面種に加工する凹凸が表面に形成された加圧ロ
ーラと、この加圧ローラをプリント写真に押圧し得る状
態にセットするシフト機構とからなり、焼付露光に際し
て、1オーダ分毎又は所望のコマ毎の仕上がり面種を表
す面種マークを印画紙に記録し、この面種マークを読み
取って前記シフト機構を制御するようにしたものであ
る。
【0006】請求項2に記載した発明は、焼付露光され
た印画紙を現像処理してプリント写真を作製するプロセ
サ部に加えて、プリント写真の仕上げをするための乾燥
部と面種加工部とを備え、この面種加工部はプリント写
真の表面を光沢面に加工する平滑な表面の加熱ローラ
と、この加熱ローラをプリント写真に押圧し得る状態に
セットするシフト機構とで構成したものである。
【0007】請求項3に記載した発明は、焼付露光され
た印画紙を現像処理してプリント写真を作製するプロセ
サ部に加えて、プリント写真の仕上げをするための乾燥
部と面種加工部とを備え、この面種加工部はプリント写
真の表面を所望の面種に加工する凹凸が表面に形成され
た加圧ローラと、プリント写真の表面を光沢面に加工す
る平滑な表面の加熱ローラと、これらの加圧ローラと加
熱ローラとを選択的にプリント写真に押圧し得る状態に
セットするシフト機構とで構成したものである。
【0008】請求項4に記載した発明は、焼付露光され
た印画紙を現像処理してプリント写真を作製するプロセ
サ部に加えて、プリント写真の仕上げをするための乾燥
部と面種加工部とを備え、この面種加工部はプリント写
真の表面を所望の面種に加工する凹凸が表面に形成され
た加圧ローラと、プリント写真の表面を光沢面に加工す
る平滑な表面の加熱ローラと、プリント写真が加圧ロー
ラと加熱ローラの一方へ送られるようにする通路切替機
構とで構成したものである。
【0009】請求項5に記載した発明は、焼付露光され
た印画紙を現像処理してプリント写真を作製するプロセ
サ部に加えて、プリント写真の仕上げをするための乾燥
部と面種加工部とを備え、この面種加工部はプリント写
真の表面を光沢面に加工する平滑な表面の加熱ローラ
と、この加熱ローラの下流側でプリント写真を所望の面
種に加工する凹凸が表面に形成された加圧ローラと、こ
れらの加圧ローラ及び加熱ローラを協働的にプリント写
真に押圧し得る状態にセットするシフト機構とで構成し
たものである。
【0010】請求項6に記載した発明は、焼付露光に際
して、1オーダ分毎又は所望のコマ毎の仕上がり面種を
表す面種マークを印画紙に記録し、この面種マークを読
み取って前記シフト機構又は通路切替機構を制御するよ
うにしたものである。
【0011】
【作用】光沢面の仕上がりとなる印画紙を使用している
場合に、絹目又は微粒面等の凹凸面のプリント写真を得
たいときには、絹目又は微粒面等に加工するための凹凸
面が形成された加圧ローラをプリント写真に押し当て、
光沢面に仕上がるはずのプリント写真の表面を絹目又は
微粒面等に加工する。
【0012】絹目又は微粒の凹凸面に仕上がる印画紙を
使用している場合に、光沢面のプリント写真を得たいと
きには、表面が平滑な加熱ローラをプリント写真に押し
当て、加熱しながら加圧する。これにより、絹目又は微
粒等の面に仕上がるはずのプリント写真が、その表面の
凹凸が平滑化されて光沢面に仕上がる。
【0013】加熱ローラと、加圧ローラの両方が設置さ
れている場合には、プリント写真の表面仕上がりに応じ
ていずれ一方を選択し、この選択されたローラをプリン
ト写真に押し当てる。また、2種類のローラを併設した
場合には、通路切替機構によってプリント写真を一方の
ローラへ供給する。
【0014】プリント写真の表面の凹凸の程度を変える
場合、例えば、絹目から微粒面に変更する場合には、上
流側に配置した加熱ローラをプリント写真に当てて、い
ったん光沢面に加工し、次に下流側に配置した加圧ロー
ラをプリント写真に押し当てて、所望の凹凸面に仕上げ
る。
【0015】印画紙の焼付露光時に、1オーダ分又は所
望のコマに面種マークを記録し、面種加工の前に面種マ
ークを読み取ってシフト機構又は通路切替機構を制御
し、所望のローラをプリント写真に押し当て、自動的に
所望の面種に仕上げる。
【0016】
【実施例】ミニラボタイプのプリンタプロセサを示す図
2において、マガジン11内には、仕上がりが光沢面と
なる印画紙10がロール状に巻かれて収納されており、
これから引き出された印画紙10がプリント部12に送
られ、ネガフイルム13のコマが焼付露光される。プリ
ント部12は、周知のように、焼付光を放出する光源1
2a,3枚の色補正フイルタを備え、焼付光の強度とカ
ラーバランスとを調節するためのフイルタ調節部12
b,このフイルタ調節部12bを通過した焼付光を充分
に拡散するミキシングボックス12cを備えている。ま
た、プリント部12は、ネガフイルム13のコマを印画
紙10に投影するための焼付レンズ12d,印画紙10
の露光時間を調節するためのシャッタ部12eを備えて
いる。符号14は、印画紙10に面種マークやソートマ
ークを記録するためのパンチャである。
【0017】焼付露光された印画紙10は、プロセサ部
16に送られて現像処理される。このプロセサ部16
は、処理槽部17,乾燥部18,印画紙10の表面を加
工するための面種加工部19,プリント写真をコマ毎に
切り離すためのカッタ部22,切り離されたプリント写
真21が収納されるトレイ23から構成されている。前
記処理槽部17は、写真処理液を収納した複数の処理槽
が配列されており、露光済み印画紙10が各処理槽内を
浸漬しながら通過することにより、発色現像,漂白定
着,水洗が行われる。なお、符号20はカッタである。
【0018】図1に示すように、面種加工部19は、面
種マーク33を読み取る面種マークリーダ30と、加圧
ローラ31と、押さえローラ32とを備えている。面種
マーク33は、焼付露光時にパンチャ14によって、各
オーダーの区切り毎、又は面種が変化する最初のコマに
記録される。この実施例では、面種マーク33は、複数
の小孔33aからなり、2個のコマ34の間に形成され
た余白10aにコードデータとして記録されている。な
お、面種マーク33,ソートマーク35,カットマーク
36をパンチャ14で記録する代わりに、各コマの余白
部10aにこれらのマークを焼き込んでもよく、更には
印画紙10の裏面に印字等により記録してもよい。
【0019】前記加圧ローラ31は、印画紙10の幅の
約2倍の長さを有し、中央部を境として、一方側に細か
な凹凸の絹目用加工面31aが、そして他方側には微細
な凹凸の微粒面用加工面31bが形成されている。この
加圧ローラ31は、フレーム37に取り付けられてお
り、モータ38により回転駆動される。このモータ38
はドライバ39を介してコントローラ40により制御さ
れる。また、フレーム37は、シフト部41により上下
方向で移動自在とされており、光沢面のプリント写真を
作製する場合には、加圧ローラ31が印画紙10から離
れる。スライド部42は、加圧ローラ31を軸方向にス
ライドさせることにより、絹目加工面31aと微粒用加
工面31bの一方を印画紙10に対面させる。
【0020】次に、上記実施例の作用について説明す
る。先ず、図2に示すように、フイルムキャリア45に
ネガフイルム13をセットする。次に、注文票から希望
の面種情報を読み取り、キーボード(図示省略)で入力
する。コントローラ40は、入力された面種情報に基づ
き、パンチャ14を駆動して、図1に示すように、対応
する面種マーク33を、印画紙10の各オーダーの区切
りとなる先頭コマ、又は面種の区切の先頭コマの余白部
10aに記録する。その後、プリント部12を駆動し
て、ネガフイルム13の各コマを印画紙10に順次焼付
露光する。また、パンチャ14は、オーダーの区切を表
すソートマーク35と、各コマの切断位置を表すカット
マーク36も記録する。
【0021】プリント部12で焼付露光された印画紙1
0は、プロセサ部16に送られ、処理槽部17において
発色現像,漂白定着,水洗等が行われる。この後、乾燥
槽18で乾燥された後、面種加工部19に送られる。
【0022】面種加工部19では、先ず面種マークリー
ダー30により、印画紙10に記録された面種マーク3
3を読み取る。コントローラ40は、面種マーク33に
基づき、シフト部41及びスライド部42を駆動して、
所望の面種加工を施す。例えば、光沢面のプリント写真
を得る場合には、加圧ローラ31を受けローラ32から
離した状態に保ち、その間を現像済み印画紙10を通過
させる。この場合には、印画紙10の表面加工が行われ
ないから、プリント写真の表面が光沢面のままである。
【0023】また,絹目のプリント写真を得る場合に
は、図1に示すように、シフト部41によって加圧ロー
ラ31を下降させて、絹目用加工面31aを印画紙10
に押し当てる。印画紙10は、絹目加工面31aと受け
ローラ32との間を通過する際に加圧され、画像を記録
した面に細かな凹凸面が形成される。
【0024】微粒面のプリント写真を得る場合には、ス
ライド部42によって加圧ローラ31をスライドさせ、
微粒用加工面31bを印画紙10上にセットする。次
に、シフト部41を作動させ、選択された微粒用加工面
31bを印画紙10上に押し当て、微細な凹凸を印画紙
10に形成する。
【0025】前記面種加工部19で所望の面種に仕上げ
られた印画紙10は、カッタ部17に送られ、ここでカ
ットマーク19に基づいて各コマ毎に切断され、プリン
ト写真21として、トレイ41に排出される。
【0026】前記実施例では、面種加工部19が乾燥部
18の後に配置されているが、この面種加工部19を乾
燥部19内に設けたり、あるいは処理槽部17と乾燥部
18との間に設けてもよい。
【0027】図3は、通路切替によって印画紙を所望の
加圧ローラに供給するようにした実施例を示すものであ
る。印画紙10の搬送路に、搬送ローラ対50〜52が
配置されている。搬送ローラ対52の両側に、絹目用加
圧ローラ53と微粒面用加圧ローラ54とが設けられて
いる。搬送ローラ対50と51の間には、面種切替時に
印画紙10を切断するためのカッタ55が配置され、ま
た搬送ローラ対51と52の間には、印画紙10の送り
方向を変更するためのガイド板56が配置されている。
このガイド板56は、切換部57によって作動される。
なお、符号58,59は受けローラである。
【0028】この実施例では、光沢面の仕上がりとなる
印画紙10が用いられているから、光沢面のプリント写
真を得る場合には、ガイド板57が図示のように水平状
態となり、印画紙10が搬送ローラ対52に送られ、表
面加工が施されることなく、そのままカッタ部に送られ
る。
【0029】光沢面のプリント写真の作製中に、絹目仕
上がりのプリント写真を得る場合には、カッタ55を作
動して、光沢面仕上がりの最後のコマと、絹目仕上がり
の最初のコマとの間で切断する。このカット後に、搬送
ローラ対50を停止させ、光沢面仕上がりの最後のコマ
がガイド板56を通過するまで、絹目仕上がりの印画紙
を待機させる。次に、切換部57を作動させてガイド板
56を反時計方向に回動させ、印画紙10の送り方向を
加圧ローラ53側に切り替える。搬送ローラ対50の送
りを開始すると、絹目上がりの最初のコマが絹目用加圧
ローラ53に送られ、この絹目用加圧ローラ53と受け
ローラ58との間で加圧され、プリント写真が絹目仕上
がりに加工される。
【0030】また、微粒面仕上がりのプリント写真を作
製する場合には、ガイド板56を時計方向に回動させ、
印画紙10の送り方向を微粒面用加圧ローラ54側に切
り替えてから、搬送ローラ対50の送りを開始する。こ
れより、微粒面仕上がりの最初のコマが微粒面用加圧ロ
ーラ54と受けローラ59との間で加圧されるから、表
面が微粒面仕上がりに加工される。
【0031】図4に示す実施例は、印画紙72の搬送路
に沿って、ヒータが内蔵されかつ表面が平滑な加熱ロー
ラ65,絹目用加圧ローラ66,微粒面用加圧ローラ6
7が配置されている。これらのローラ65〜67は、シ
フト部68によって、受けローラ69〜71に押圧され
る。
【0032】印画紙72が光沢面仕上がりの場合に、光
沢面のプリント写真を得るには、シフト部68が各ロー
ラ65〜67を退避させ、印画紙72をそのまま通過さ
せる。絹目又は微粒面に仕上げる場合には、シフト部6
8は加圧ローラ66,67の一方を選択して、これを受
けローラに当てる。例えば、絹目用加圧ローラ66が選
択された場合には、プリント写真の表面に絹目加工が施
され、そして微粒面用加圧ローラ67が選択された場合
には、プリント写真の表面に微粒面加工が施される。
【0033】印画紙71が絹目又は微粒面の仕上がりの
場合に、各ローラ65〜67を退避させたままに保て
ば、プリント写真の表面は絹目又は微粒面のままであ
る。また、光沢面のプリント写真を得る場合には、加熱
ローラ65が選択され、印画紙71を加熱、加圧して光
沢面に仕上げる。更に、微粒面仕上がりの印画紙を用い
て、絹目のプリント写真を得る場合には、加熱ローラ6
5と絹目用加圧ローラ66とが選択される。これによ
り、微粒面の印画紙が加熱ローラ65で加熱され、いっ
たん光沢面に加工してから、絹目用加圧ローラ66で印
画紙72を加圧して絹目加工を施す。同様に、絹目仕上
がりの印画紙から、微粒面のプリント写真を得る場合に
は、加熱ローラ65と微粒面用加圧ローラ67とが用い
られる。
【0034】前記加熱ローラ65の上流に、蒸気吹きつ
けノズルを配置し、印画紙72に蒸気を当ててから、加
熱ローラ65で加圧すると、光沢面加工が容易となる。
また、受けローラ69〜71をシフト部68でシフトさ
せ、対応する加工ローラ65〜67に押し付けるように
してもよい。
【0035】上記実施例はミニラボタイプのプリンタプ
ロセサであるが、大ラボタイプのプロセサに対しても本
発明を適用することができる。また、面種情報はオペレ
ータがキーボードで入力しているが、ネガフイルムの検
定の際に、面種情報を入力して記録媒体例えばLSIカ
ードや紙テープ等に記録しておき、この記録媒体をプリ
ンタプロセサにセットすることで、面種切替えを自動的
に行ってもよい。更には、面種情報は、情報記録カメラ
を用いて、撮影時等にネガフイルムの磁気記録層や、パ
トローネのICメモリに記録してもよい。また、注文受
付け時に、受付機で磁気記録層やICメモリ更にはLS
Iカード等に、面種情報を記録してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、光沢
面に仕上がる印画紙に対して、表面に凹凸部が形成され
た加圧ローラで加圧することにより、プリント写真を例
えば絹目や微粒面等の所望の凹凸の面種に仕上げること
ができる。また、例えば絹目や微粒面等の凹凸の面種に
仕上がる印画紙に対しては、平滑な加熱ローラによって
加熱・加圧することにより、光沢面のプリント写真に仕
上げることができる。更に、絹目又は微粒面等に仕上が
る印画紙に対しては、加熱ローラでいったん光沢面にし
てから、所望の凹凸面が形成された加圧ローラで加圧す
ることにより、絹目から微粒面に、又は微粒面から絹目
に変更することができる。更に、焼付露光時に、面種マ
ークを印画紙に記録しておき、これを読み取ってシフト
機構又は通路切替部を作動させるようにしたから、自動
的に所望の面種に加工することができる。
【0037】更にまた、多種の印画紙を用意しなくて
も、一種類の印画紙を用意しておけば、所望の面種のプ
リント写真を作製することができるから、印画紙の在庫
管理や在庫費用の負担が軽減される。しかも、印画紙交
換やこれに伴う焼付露光作業の中断がなく、簡単に面種
の変更ができるから、作業能率が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の面種加工部を示す概略図である。
【図2】面種加工部を備えたプリンタプロセサの概略図
である。
【図3】面種に応じて通路を切り替えるようにした面種
加工部の実施例を示す概略図である。
【図4】加熱ローラと2種類の加圧ローラとを配置した
面種加工部の実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
10 印画紙 11 マガジン 12 プリント部 13 ネガフイルム 14 パンチャ 16 プロセサ部 19 面種加工部 30 面種マークリーダ 31 加圧ローラ 31a 絹目加工面 31b 微粒加工面 33 面種マーク 53,66 絹目用加圧ローラ 54,67 微粒面用加圧ローラ 65 加熱ローラ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼付露光された印画紙を現像処理してプ
    リント写真を作製するプロセサ部に加えて、プリント写
    真の仕上げをするための乾燥部と面種加工部とを備え、
    この面種加工部はプリント写真の表面を所望の面種に加
    工する凹凸が表面に形成された加圧ローラと、この加圧
    ローラをプリント写真に押圧し得る状態にセットするシ
    フト機構とからなり、焼付露光に際して、1オーダ分毎
    又は所望のコマ毎の仕上がり面種を表す面種マークを印
    画紙に記録し、この面種マークを読み取って前記シフト
    機構を制御することを特徴とする面種切替え機能付き写
    真作製装置。
  2. 【請求項2】 焼付露光された印画紙を現像処理してプ
    リント写真を作製するプロセサ部に加えて、プリント写
    真の仕上げをするための乾燥部と面種加工部とを備え、
    この面種加工部はプリント写真の表面を光沢面に加工す
    る平滑な表面の加熱ローラと、この加熱ローラをプリン
    ト写真に押圧し得る状態にセットするシフト機構とから
    なることを特徴とする面種切替え機能付き写真作製装
    置。
  3. 【請求項3】 焼付露光された印画紙を現像処理してプ
    リント写真を作製するプロセサ部に加えて、プリント写
    真の仕上げをするための乾燥部と面種加工部とを備え、
    この面種加工部はプリント写真の表面を所望の面種に加
    工する凹凸が表面に形成された加圧ローラと、プリント
    写真の表面を光沢面に加工する平滑な表面の加熱ローラ
    と、これらの加圧ローラと加熱ローラとを選択的にプリ
    ント写真に押圧し得る状態にセットするシフト機構とか
    らなることを特徴とする面種切替え機能付き写真作製装
    置。
  4. 【請求項4】 焼付露光された印画紙を現像処理してプ
    リント写真を作製するプロセサ部に加えて、プリント写
    真の仕上げをするための乾燥部と面種加工部とを備え、
    この面種加工部はプリント写真の表面を所望の面種に加
    工する凹凸が表面に形成された加圧ローラと、プリント
    写真の表面を光沢面に加工する平滑な表面の加熱ローラ
    と、プリント写真が加圧ローラと加熱ローラの一方へ送
    られるようにする通路切替機構とからなることを特徴と
    する面種切替え機能付き写真作製装置。
  5. 【請求項5】 焼付露光された印画紙を現像処理してプ
    リント写真を作製するプロセサ部に加えて、プリント写
    真の仕上げをするための乾燥部と面種加工部とを備え、
    この面種加工部はプリント写真の表面を光沢面に加工す
    る平滑な表面の加熱ローラと、この加熱ローラの下流側
    でプリント写真を所望の面種に加工する凹凸が表面に形
    成された加圧ローラと、これらの加圧ローラ及び加熱ロ
    ーラを協働的にプリント写真に押圧し得る状態にセット
    するシフト機構とからなることを特徴とする面種切替え
    機能付き写真作製装置。
  6. 【請求項6】 焼付露光に際して、1オーダ分毎又は所
    望のコマ毎の仕上がり面種を表す面種マークを印画紙に
    記録し、この面種マークを読み取って前記シフト機構又
    は通路切替機構を制御することを特徴とする請求項
    いし5いずれか記載の面種切替え機能付き写真作製装
    置。
JP3236976A 1991-08-23 1991-08-23 面種切替え機能付き写真作製装置 Expired - Lifetime JP2710881B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3236976A JP2710881B2 (ja) 1991-08-23 1991-08-23 面種切替え機能付き写真作製装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3236976A JP2710881B2 (ja) 1991-08-23 1991-08-23 面種切替え機能付き写真作製装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0553288A JPH0553288A (ja) 1993-03-05
JP2710881B2 true JP2710881B2 (ja) 1998-02-10

Family

ID=17008554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3236976A Expired - Lifetime JP2710881B2 (ja) 1991-08-23 1991-08-23 面種切替え機能付き写真作製装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2710881B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7175269B2 (en) 2003-03-19 2007-02-13 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method and apparatus for detecting an image and its surface quality and forming a corresponding copy

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6321648B1 (en) * 2000-02-14 2001-11-27 Xerox Corporation Systems and methods for unforgeable document tagging
JP3896388B2 (ja) 2002-11-18 2007-03-22 富士フイルム株式会社 表面処理装置及び画像形成装置
US7316474B2 (en) 2002-11-18 2008-01-08 Fuji Photo Film Co., Ltd. Surface treatment apparatus and image recording apparatus
JP2004170548A (ja) 2002-11-18 2004-06-17 Fuji Photo Film Co Ltd 表面処理装置及び画像形成装置
WO2007114032A1 (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Dai Nippon Printing Co., Ltd. エンボス加工装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6279453A (ja) * 1985-10-02 1987-04-11 Onda Shoji Kk プリント写真への保護膜形成方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7175269B2 (en) 2003-03-19 2007-02-13 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method and apparatus for detecting an image and its surface quality and forming a corresponding copy

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0553288A (ja) 1993-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060098071A1 (en) Cutting apparatus, cutting method, and printer
JP2710881B2 (ja) 面種切替え機能付き写真作製装置
JP2007065459A (ja) 画像形成システムおよび記録媒体
US7197271B2 (en) Printer and image forming method providing selectable path for recording medium
JP2007055077A (ja) 画像形成システムおよび方法
JP2005193547A (ja) プリンタおよびプリントシステム
US5751401A (en) Method of determining amount of exposure
JP2005134564A (ja) プリンタおよび画像形成方法
US6050733A (en) Typing method for a photographic printer and typing device for the same
JP2005114832A (ja) 画像形成装置
JPH0643600A (ja) 写真プリントの焼付・仕上げ方法
JP2891434B2 (ja) プリント写真の作成方法及びdp袋
JPH04314047A (ja) 写真処理方法
JPH05289182A (ja) 混在コマ写真プリンタ
JP2005165184A (ja) プリンタおよび定着条件設定方法
JP2611865B2 (ja) ロータリーカメラのデータ写し込み装置
JPS6242262B2 (ja)
JP2005112506A (ja) 画像プリントシステム、プリンタ、およびカッタ
US20040212137A1 (en) Print bonding apparatus, automatic bookbinding apparatus and image forming apparatus
JPH05289184A (ja) プリント写真の作成方法
JPH05323469A (ja) 画像合成プリンタ
JP2006215345A (ja) 写真作製装置及び写真作製方法
JPH04265967A (ja) 写真焼付方法
JPH0466930A (ja) 画像記録装置
JPH0993421A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071024

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071024

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101024

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term